JPH0891240A - 電動パワ−ステアリング装置の制御装置 - Google Patents
電動パワ−ステアリング装置の制御装置Info
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Abstract
できる電動パワ−ステアリング装置の制御装置を提供す
る。 【構成】 イグニツシヨンキ−のONにより、所定時間
Tだけモ−タ電流指令値Iがフイ−ドバツク制御回路に
与えられ、モ−タ電流が流れる。所定時間T0 (T0 <
T)経過時点で、モ−タ電流検出器42により検出され
たモ−タ電流値iがフイ−ドバツク制御回路の比較器2
3に入力される。故障検出器32はモ−タ電流指令値I
に基づいて予測されるPWM信号のデユ−テイ比の予測
値Ds と、モ−タ電流検出値iがフイ−ドバツクされた
フイ−ドバツク制御回路の加算器27から出力されるP
WM信号のデユ−テイ比の実測値Dm とを比較する。比
較の結果、差の絶対値が所定の許容値ΔDよりも大きい
場合、モ−タ電流検出器42が故障であると判定する。
Description
ング装置の制御装置に関し、特にそのモ−タ電流検出手
段の故障を検出できる電動パワ−ステアリング装置の制
御装置に関するものである。
は、操向ハンドルの操作によりステアリングシヤフトに
発生する操舵トルクと車速を検出し、その検出信号に基
づいてモ−タを駆動して操向ハンドルの操舵力を補助す
るものである。このような電動式パワ−ステアリング装
置の制御は電子制御回路で実行されるが、その制御の概
要は、トルクセンサで検出された操舵トルクと車速セン
サで検出された車速に基づいてモ−タに供給すべき電流
の大きさを演算し、その演算結果に基づいてモ−タに供
給する電流を制御する。
作されて操舵トルクが発生しているときに、検出された
車速が零あるいは低速の場合は大きな操舵補助力を供給
し、検出された車速が速い場合は小さな操舵補助力を供
給するように操向ハンドルの操舵力と車速に応じてモ−
タに供給する電流を制御することで、走行状態に応じた
最適の操舵補助力を与えることができるものである。
電流が、操舵トルクや車速に基づいて演算されたモ−タ
電流の制御目標値に一致するようフイ−ドバツク制御を
行なつており、このためにモ−タに流れる電流を検出す
るモ−タ電流検出手段を備えている。
たモ−タ電流検出手段が故障した場合は正確なモ−タ電
流を測定することができず、この結果、必要以上の電流
がモ−タに流れて過大な操舵補助力を供給したり、或い
はモ−タに必要なだけの電流が流れず、十分な操舵補助
力を供給できないという不都合が発生することになる。
検出手段の動作を確認するときにモ−タが回転してしま
うと、モ−タ軸とステアリング機構が結合している状態
では操向ハンドルが回転してしまい、不測の事故が発生
するおそれがある。この発明は、上記課題を解決するこ
とを目的とする。
決するもので、少なくともステアリングシヤフトに発生
する操舵トルク信号に基づいてステアリング機構に操舵
補助力を与えるモ−タの出力を制御する制御手段を備え
た電動パワ−ステアリング装置の制御装置において、モ
−タ電流検出手段を備え、前記制御手段は、電流フイ−
ドバツク回路の時定数よりも十分に大きく、且つモ−タ
の機械的時定数よりも十分に小さい所定の時間だけモ−
タ電流指令値を設定してモ−タ電流を流し、その時のバ
ツテリ電圧の変動を補正した電流制御値の予測値と、モ
−タ電流検出手段により検出した定常状態におけるモ−
タ電流値に基づくモ−タ電流制御値の実測値とを比較す
ることにより前記モ−タ電流検出手段の故障を判定する
ことを特徴とする。
テアリング機構の静止摩擦トルクに対応する電流値以下
に設定するとよい。
分に大きく、且つモ−タの機械的時定数Tm よりも十分
に小さい所定の時間T(Tf <<T<<Tm だけモ−タ
電流指令値を設定してモ−タ電流を流し、モ−タの角速
度ωが殆ど零、即ちモ−タが殆ど回転しない状態で、そ
の時のバツテリ電圧の変動を補正した電流制御値の予測
値と、モ−タ電流検出手段により検出した定常状態にお
けるモ−タ電流値に基づくモ−タ電流制御値の実測値と
を比較し、その差が所定値を越えているとき、モ−タ電
流検出手段の故障と判定する。このとき、設定される電
流指令値をステアリング機構の静止摩擦トルクに対応す
る電流値以下に設定すれば、モ−タが回転しない条件を
完全に満たすことができる。
図1は、この発明を実施するに適した電動パワ−ステア
リング装置の構成の概略を説明する図で、操向ハンドル
1の軸2は減速ギア4、ユニバ−サルジョイント5a、
5b、ピニオンラツク機構7を経て操向車輪のタイロツ
ド8に結合されている。軸2には操向ハンドル1の操舵
トルクを検出するトルクセンサ3が設けられており、ま
た、操舵力を補助するモ−タ10がクラツチ9、減速ギ
ア4を介して軸2に結合している。
御回路13は、バツテリ14からイグニツシヨンキ−1
1を経て電力が供給される。電子制御回路13は、トル
クセンサ3で検出された操舵トルクと車速センサ12で
検出された車速に基づいて電流指令演算を行い、演算さ
れた電流指令値に基づいてモ−タ10に供給する電流i
を制御する。
される。クラツチ9は通常の動作状態では結合してお
り、電子制御回路13によりパワ−ステアリング装置の
故障と判断された時、及び電源がOFFとなつている時
に切離される。
ある。この実施例では電子制御回路13は主としてCP
Uから構成されるが、ここではそのCPU内部において
プログラムで実行される機能を示してある。例えば、位
相補償器21は独立したハ−ドウエアとしての位相補償
器21を示すものではなく、CPUで実行される位相補
償機能を示す。なお、電子制御回路13をCPUで構成
せず、これらの機能要素をそれぞれ独立したハ−ドウエ
ア(電子回路)で構成できることは言うまでもない。
明する。トルクセンサ3から入力された操舵トルク信号
は、位相補償器21で操舵系の安定を高めるために位相
補償され、電流指令演算器22に入力される。また、車
速センサ12で検出された車速も電流指令演算器22に
入力される。
信号と車速信号に基づいて所定の演算式によりモ−タ1
0に供給する電流の制御目標値である電流指令値Iを決
定する。
25及び積分演算器26から構成される回路は、実際の
モ−タ電流値iが電流指令値Iに一致するようにフイ−
ドバツク制御を行う回路である。
のモ−タ電流値iとの差に比例した比例値が出力され
る。さらに比例演算器25の出力信号はフイ−ドバツク
系の特性を改善するため積分演算器26において積分さ
れ、差の積分値の比例値が出力される。
で演算された電流指令値Iに対する実際にモ−タに流れ
るモ−タ電流値iの応答速度を高めるため、電流指令値
Iの微分値が出力される。
Iの微分値、比例演算器25から出力された電流指令値
と実際のモ−タ電流値との差に比例した比例値、及び積
分演算器26から出力された積分値は、加算器27にお
いて加算演算され、演算結果である電流制御値がモ−タ
駆動信号としてモ−タ駆動回路41に出力される。
示す。モ−タ駆動回路41は加算器27から入力された
電流制御値をPWM信号と電流方向信号とに分離変換す
る変換部44、FET1 〜FET4 、及びそれ等のゲ−
トを開閉駆動するFETゲ−ト駆動回路45等からな
る。なお、昇圧電源46はFET1 、FET2 のハイサ
イド側を駆動する電源である。
リツジ接続されたFET(電界効果トランジスタ)スイ
ツチング素子FET1 〜FET2 のゲ−トを駆動する信
号で、加算器27において演算された電流制御値の絶対
値によりPWM信号のデユ−テイ比(FETのゲ−トを
ON/OFFする時間比)が決定される。
方向を指示する信号で、加算器27において演算された
電流制御値の符号(正負)により決定される信号であ
る。
のデユ−テイ比に基づいてゲ−トがON/OFFされる
スイツチング素子で、モ−タに流れる電流の大きさを制
御するためのスイツチング素子である。また、FET3
とFET4 は前記した電流方向信号に基づいてゲ−トが
ON或いはOFFされる(一方がONの時、他方はOF
Fとなる)スイツチング素子で、モ−タに流れる電流の
方向、即ちモ−タの回転方向を切り換えるスイツチング
素子である。
FET1 、モ−タ10、FET3 、抵抗R1 を経て流
れ、モ−タ10に正方向の電流が流れる。また、FET
4 が導通状態にあるときは、電流はFET2 、モ−タ1
0、FET4 、抵抗R2 を経て流れ、モ−タ10に負方
向の電流が流れる。
端における電圧降下に基づいて正方向電流の大きさを検
出し、また、抵抗R2 の両端における電圧降下に基づい
て負方向電流の大きさを検出する。検出された実際のモ
−タ電流値は比較器23にフイ−ドバツクして入力され
る(図2参照)。
ルが操作されて操舵トルクが発生しているときに、検出
された操舵トルクが大きく、また検出された車速が零あ
るいは低速の場合は電流指令値Iを大きく設定し、検出
された操舵トルクが小さく、また検出された車速が速い
場合は電流指令値Iを小さく設定するから、走行状態に
応じた最適の操舵補助力を与えることができる。
の故障の判定、及び検出結果に基づくフエ−ルセ−フ処
理について説明する。
的時定数Tm はモ−タの慣性モ−メントJをモ−タの粘
性抵抗Bで割つた値で、Tm =J/Bで表され、また、
モ−タの電気的時定数Te はモ−タのインダクタンスL
をモ−タの抵抗Rで割つた値で、Te =L/Rで表され
る。また、電流フイ−ドバツク制御系の時定数Tf はモ
−タの電気的時定数Te よりも小さいから、モ−タの機
械的時定数Tm 、モ−タの電気的時定数Te 、及び電流
フイ−ドバツク制御系の時定数Tf の間には、 Tf <Te <<Tm の関係がある。
に小さく、電流フイ−ドバツク制御系の時定数Tf より
も十分に大きい時間Tを設定し(Tf <<T<<Tm
)、時間Tだけステツプ状のモ−タ電流指令値Iを与
える場合、モ−タ電流iの実測値とモ−タの角速度ωの
過渡特性、及びモ−タ電流を検出するサンプリング時期
を図4により説明する。
値Iを与える時間を示すもので、時間Tだけステツプ状
のモ−タ電流指令値Iを与えることを示している。
と時間の関係を示すもので、モ−タ電流指令値Iが与え
られてモ−タ電流が流れ始めると、モ−タ電流は早い時
期に立上がり、定常電流iが流れることを示している。
係を示すもので、モ−タ電流指令値Iが与えられてモ−
タ電流が流れ始めても、時間Tの範囲ではモ−タ角速度
ωは殆ど零、即ちモ−タは殆ど回転しないことを示して
いる。更に、モ−タ電流指令値Iの値を、ステアリング
機構の静止摩擦トルクに対応した値以下になるようにモ
−タ印加電圧を設定すれば、モ−タが回転しないという
条件を完全に満たすことができる。
故障の判定のためにモ−タ電流を検出するサンプリング
時期を示すもので、モ−タ電流指令値Iを与えた後、モ
−タ電流が定常電流となり、且つモ−タが殆ど回転して
いない時期であるT0 時間後からサンプリングを開始す
ることを示している。
電流フイ−ドバツク制御系の時定数Tf はモ−タの電気
的時定数Te よりも十分に小さいから、上記時間幅T
は、 Tf <<T<<Tm の関係にあり、電流フイ−ドバツク制御を行わない場合
の設定可能な時間幅よりも広いから、最適の時間幅Tを
設定することができる。
御系の構成要素を伝達関数で表したブロツク線図であ
り、Iは電流指令値、iは実際のモ−タ電流、ωはモ−
タの角速度である。また、要素aは比例演算器、積分演
算器で構成された制御器PI、要素bはモ−タの電気的
特性(モ−タのインダクタンスをL、内部抵抗をRとす
る)、要素cはモ−タのトルク定数KT 、要素dはモ−
タの機械的特性(モ−タの慣性モ−メントをJ、粘性抵
抗をBとする)、要素eはモ−タの逆起電力定数Ke を
表す。なお、sはラプラス演算子である。
系のブロツク線図を等価変換し、制御器PIを適宜調整
することにより、図5(a)のフイ−ドバツク制御系の
ブロツク線図は図5(b)のブロツク線図のように近似
的な線図に書直すことができる。ここで、Tf は電流フ
イ−ドバツク回路の時定数である。
指令値Iと実際のモ−タ電流iの関係は以下の式(1)
で表すことができる。
ドバツク制御系の時定数Tf よりも大きく、モ−タの機
械的時定数Tm よりも小さい時間Tだけ、電流指令値I
をステツプ状に印加すると、モ−タ電流iの実測値とモ
−タの角速度ωの応答特性は、それぞれ図4(b)及び
図4(c)に示す特性を示すから、時間Tが経過するよ
りも早い時間T0 が経過した時点では、モ−タの角速度
ω、及びモ−タ電流iの実測値の微分値は、それぞれ以
下の式(2)、及び式(3)で表すことができ、その値
は近似的に零である。
係は、式(1)及び式(3)から、以下の式(4)で表
すことができる。
は定常値となり電流指令値Iと一致する。
モ−タ電流値iは定常値となるので、モ−タを駆動する
電流制御値であるPWM信号のデユ−テイ比もバツテリ
電圧の変動が補正された定常値となる。したがつて、電
流指令値Iに基づいて予測したモ−タを駆動する電流制
御値であるPWM信号のデユ−テイ比の予測値Ds と、
実際にモ−タ電流iが流れたときのモ−タを駆動するP
WM信号のデユ−テイ比の実測値Dm の差が、許容値範
囲ΔDにあるか否かを判定することで、モ−タ電流検出
手段の故障を判定することができる。
タ電流検出手段の故障の判定、及び検出結果に基づくフ
エ−ルセ−フ処理の構成と動作について説明する。
図示しないタイマTMにより予め設定された所定時間T
だけ電流指令値Iがフイ−ドバツク制御回路に与えら
れ、モ−タ電流が流れ始める。このとき、イグニツシヨ
ンキ−11のONはI.G.キ−ON検出器31により
検出され、検出信号は故障検出器32に入力されて故障
検出器32は動作を開始する。
た所定時間T0 (T0 <T)だけ経過した時点で、モ−
タ電流検出器42により検出されたモ−タ電流値iがサ
ンプル値として検出され、検出されたモ−タ電流値iは
フイ−ドバツク制御回路の比較器23に入力され、フイ
−ドバツク制御回路の出力の電流制御値であるPWM信
号のデユ−テイ比Dに反映されて、加算器27から出力
される。
入力され、モ−タ電流指令値Iに基づいて予測されるP
WM信号のデユ−テイ比の予測値Ds を演算する。ま
た、故障検出器32は、所定時間T0 が経過した時点
で、モ−タ電流の検出値iがフイ−ドバツクされたフイ
−ドバツク制御回路の加算器27から出力されるPWM
信号のデユ−テイ比の実測値Dm の差を求め、比較す
る。
許容値ΔDよりも大きい場合、モ−タ電流検出器42が
故障であると判定する。
されたときは、フエ−ルセ−フ処理器33を作動させ、
フエ−ルリレ−34をOFFとして接点34aを開き、
モ−タ10への給電を断ち、電動パワ−ステアリング装
置を不作動とする。
出された後の故障検出器32の制御動作を説明するフロ
−チヤ−トである。まず初期化を行い、タイマTMの計
時を開始する(ステツプP1)。モ−タ電流指令値Iを
設定してモ−タに電流を流し、PWM信号のデユ−テイ
比の予測値Ds を演算し(ステツプP2)、タイマTM
による所定時間T0 の計時終了を待つ(ステツプP
3)。所定時間T0 の計時が終了したときは、モ−タ電
流iがフイ−ドバツクされたフイ−ドバツク制御回路か
ら出力されるPWM信号のデユ−テイ比の実測値Dm を
読み込む(ステツプP4)。モ−タ電流指令値Iに基づ
いて予測されるPWM信号のデユ−テイ比の予測値Ds
とPWM信号のデユ−テイ比の実測値Dm の差の絶対値
が所定の許容値ΔDよりも大きいか否かを判定し(ステ
ツプP5)、差の絶対値が所定の許容値ΔDよりも大き
い場合は、モ−タ電流検出器42が故障であると判定
し、フエ−ルセ−フ処理を実行して(ステツプP6)、
処理を終了する。ステツプP5の判定で否定的な場合
は、故障なしと判定して通常の処理に移る。
ワ−ステアリング装置の制御装置は、イグニツシヨンキ
−をONにした直後にモ−タ電流検出手段の故障を調べ
るものであり、モ−タの機械的時定数Tm よりも十分に
小さく、電流フイ−ドバツク制御系の時定数Tf よりも
十分に大きい時間T(Tf <<T<<Tm )だけ、モ−
タ電流指令値Iを設定してモ−タに電流を流し、モ−タ
の角速度ωが零、即ち殆どモ−タが回転しない状態にお
いて、モ−タ電流指令値Iに基づいて予測されるPWM
信号のデユ−テイ比の予測値Ds とPWM信号のデユ−
テイ比の実測値Dm とを比較してモ−タ電流検出手段が
故障か否かを判定するものであるから、特別な故障検出
のための構成部材を使用することなく故障の検出がで
き、電動パワ−ステアリング装置のモ−タ電流検出手段
の故障による操舵の支障を未然に防止することが可能と
なる。
検出手段の故障を検出するが、イグニツシヨンキ−をO
Nにした直後にモ−タの角速度ωが零、即ち殆どモ−タ
が回転しない状態において検出することができるから、
操向ハンドルが回転してしまう危険性もない。
説明する図。
図。
図。
及びモ−タ電流iのサンプリング時期を説明する図。
ロツク線図。
−チヤ−ト。
Claims (2)
- 【請求項1】 少なくともステアリングシヤフトに発生
する操舵トルク信号に基づいてステアリング機構に操舵
補助力を与えるモ−タの出力を制御する制御手段を備え
た電動パワ−ステアリング装置の制御装置において、 モ−タ電流検出手段を備え、 前記制御手段は、電流フイ−ドバツク回路の時定数より
も十分に大きく、且つモ−タの機械的時定数よりも十分
に小さい所定の時間だけモ−タ電流指令値を設定してモ
−タ電流を流し、その時のバツテリ電圧の変動を補正し
た電流制御値の予測値と、モ−タ電流検出手段により検
出した定常状態におけるモ−タ電流値に基づくモ−タ電
流制御値の実測値とを比較することにより前記モ−タ電
流検出手段の故障を判定することを特徴とする電動パワ
−ステアリング装置の制御装置。 - 【請求項2】 前記設定される電流指令値は、ステアリ
ング機構の静止摩擦トルクに対応する電流値以下である
ことを特徴とする請求項1記載の電動パワ−ステアリン
グ装置の制御装置。
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JP25271194A JP3284786B2 (ja) | 1994-09-22 | 1994-09-22 | 電動パワ−ステアリング装置の制御装置 |
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JPH0891240A true JPH0891240A (ja) | 1996-04-09 |
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