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JP4715302B2 - 電動パワーステアリング装置の制御装置 - Google Patents

電動パワーステアリング装置の制御装置 Download PDF

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JP4715302B2 JP2005147761A JP2005147761A JP4715302B2 JP 4715302 B2 JP4715302 B2 JP 4715302B2 JP 2005147761 A JP2005147761 A JP 2005147761A JP 2005147761 A JP2005147761 A JP 2005147761A JP 4715302 B2 JP4715302 B2 JP 4715302B2
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Description

本発明は、操舵系に対して操舵補助力を付与する電動機を有する操舵補助制御機構と、前記操舵系に伝達される操舵トルクを検出する操舵トルク検出部と、前記電動機の駆動電流を検出するモータ電流検出回路と、前記操舵トルク検出部で検出した操舵トルク及前記モータ電流検出回路で検出した駆動電流検出値とに基づいて操舵補助指令値を算出し、当該操舵補助指令値に基づいて前記電動機を駆動制御する駆動制御部とを備えた電動パワーステアリング装置の制御装置に関する。
従来の電動パワーステアリング装置の制御装置としては、例えばコントロールユニットで、モータの巻線温度を推定し、この温度推定値に基づいて前記モータ温度保護動作を行うことが記載されている(例えば、特許文献1参照)。
特開平10−100913号公報(第1頁、図8,図9)
しかしながら、上記特許文献1に記載の従来例にあっては、モータの温度推定値tを、下記(1)式で表されるように、モータ端子間電圧Vをモータ電流iで除したモータの端子間抵抗(巻線抵抗)Rと20℃におけるモータ端子間抵抗R20とに基づいて算出するようにしている。
t=(R−R20)/α+20 …………(1)
ここで、αはモータ巻線の温度係数である。
このため、モータ電流を認識するコントロールユニットに設けた電流検出回路の構成部品が故障した場合には、モータ電流iを検出することができず、正常な温度推定を行うことができないという未解決の課題があり、この影響によりコントロールユニットやモータに悪影響を与える可能性がある。
そこで、本発明では、上記従来例の未解決の課題に着目してなされたものであり、モータ電流検出回路の異常を確実に検出して、電動機の温度を正確に推定することができる電動パワーステアリング装置の制御装置を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、請求項1に係る電動パワーステアリング装置の制御装置は、車両の操舵系に対して操舵補助力を付与する電動機を備えた操舵補助制御機構と、前記操舵系に伝達される操舵トルクを検出する操舵トルク検出部と、前記電動機の駆動電流を検出するモータ電流検出回路と、前記操舵トルク検出部で検出した操舵トルクに基づいて操舵補助指令値を算出し、当該操舵補助指令値及び前記モータ電流検出回路で検出した駆動電流検出値に基づいて前記電動機を駆動制御する駆動制御部とを備えた電動パワーステアリング装置の制御装置であって、前記モータ電流検出回路の異常を検出する異常検出部と、該異常検出回路でモータ電流検出回路の異常を検出したときに、前記操舵補助指令値に基づいて前記電動機のモータ電流推定値を算出するモータ電流推定部と、該モータ電流推定部で推定したモータ電流推定値に基づいて前記操舵補助指令値を抑制して過熱保護しながら電動機を駆動制御する異常制御部とを備え、前記駆動制御部は、前記操舵補助指令値及び前記駆動電流検出値に基づくデューティ比のパルス幅変調信号によって前記電動機を駆動制御するように構成され、前記異常検出部は、前記操舵トルク検出部で検出した操舵トルクと前記パルス幅変調信号のデューティ比とに基づいて前記モータ電流検出回路の異常を検出するように構成されていることを特徴としている。
また、請求項2に係る電動パワーステアリング装置の制御装置は、請求項1に係る発明において、前記異常検出、前記操舵トルクが低トルク設定値以下であり、且つ前記パルス幅変調信号のデューティ比が設定値以上であるときに、前記モータ電流検出回路異常であると判断することを特徴としている。
さらに、請求項3に係る電動パワーステアリング装置の制御装置は、請求項1又は2に係る発明において、車両の車速を検出する車速検出部を有し、前記駆動制御部が、前記操舵トルク検出値と前記車速とをもとに操舵補助指令値を算出する制御マップを参照して操舵補助指令値を算出するように構成されていることを特徴としている。
さらにまた、請求項4に係る電動パワーステアリング装置の制御装置は、請求項1乃至3の何れか1つ発明において、前記異常制御部は、前記モータ電流推定部で推定したモータ電流推定値、前記前記デューティ比及びバッテリ電圧に基づいて前記電動モータの端子間抵抗を算出し、算出した端子間抵抗に基づいてモータ温度を推定し、推定したモータ温度に基づいて指令値制限値を算出し、算出した指令値制限値に基づいて前記操舵補助指令値を制限するように構成されていることを特徴としている。
なおさらに、請求項5に係る電動パワーステアリング装置の制御装置は、請求項1乃至3の何れか1つの発明において、前記駆動制御部は、操舵補助指令値に制御ゲインを乗算した値を補正操舵補助指令値として算出し、当該補正操舵補助指令値に基づいて前記電動機を駆動制御するように構成され、前記異常制御部は、前記モータ電流推定部で推定したモータ電流推定値、前記デューティ比及びバッテリ電圧に基づいて前記電動モータの端子間抵抗を算出し、算出した端子間抵抗に基づいてモータ温度を推定し、算出したモータ温度に基づいて前記制御ゲインを減少設定するように構成されていることを特徴としている。
本発明によれば、モータ電流検出回路の異常を異常検出部で検出したときに、モータ電流推定部で推定したモータ電流推定値に基づいて異常制御部で操舵補助指令値を抑制して加熱保護しながら電動機を駆動制御するので、モータ電流検出回路に異常が発生しても電動機の温度を正確に推定することができるという効果が得られる。
また、モータ電流検出回路の異常を、操舵トルク検出部で検出した操舵トルクと駆動制御部から出力されるパルス幅変調信号のデューティ比とに基づいて検出することにより、モータ電流がハンチング状態となっていることを正確に検出することができるという効果が得られる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の一実施形態を示す概略構成図であって、図中、1は、ステアリングホイールであり、このステアリングホイール1に運転者から作用される操舵力が入力軸2aと出力軸2bとを有するステアリングシャフト2に伝達される。このステアリングシャフト2は、入力軸2aの一端がステアリングホイール1に連結され、他端は操舵トルク検出手段としての操舵トルクセンサ3を介して出力軸2bの一端に連結されている。
そして、出力軸2bに伝達された操舵力は、ユニバーサルジョイント4を介してロアシャフト5に伝達され、さらに、ユニバーサルジョイント6を介してピニオンシャフト7に伝達される。このピニオンシャフト7に伝達された操舵力はステアリングギヤ8を介してタイロッド9に伝達され、図示しない転舵輪を転舵させる。ここで、ステアリングギヤ8は、ピニオンシャフト7に連結されたピニオン8aとこのピニオン8aに噛合するラック8bとを有するラックアンドピニオン形式に構成され、ピニオン8aに伝達された回転運動をラック8bで直進運動に変換している。
ステアリングシャフト2の出力軸2bには、操舵補助力を出力軸2bに伝達する操舵補助機構10が連結されている。この操舵補助機構10は、出力軸2bに連結した減速ギヤ11と、この減速ギヤ10に連結された操舵補助力を発生する電動機としての電動モータ12とを備えている。
操舵トルクセンサ3は、ステアリングホイール1に付与されて入力軸2aに伝達された操舵トルクを検出するもので、例えば、操舵トルクを入力軸2a及び出力軸2b間に介挿した図示しないトーションバーの捩れ角変位に変換し、この捩れ角変位をポテンショメータで検出するように構成されている。このトルクセンサ3は、図2に示すように、入力される操舵トルクが零のときには、所定の中立電圧となるオフセットトルクT0 となり、この状態から右切りすると、操舵トルクの増加に応じてオフセットトルクT0 より増加し、操舵トルクが零の状態から左切りすると操舵トルクの増加に応じてオフセットトルクT0 より減少する操舵トルク検出値Tを出力するように構成されている。
このトルクセンサ3から出力される操舵トルク検出値Tは、コントローラ14に入力される。このコントローラ14には、操舵トルク検出値Tの他に車速センサ15で検出した車速検出値V及び電動モータ12に流れる駆動電流検出値IMDも入力され、入力される操舵トルク検出値T及び車速検出値Vに応じた操舵補助力を電動モータ12で発生する操舵補助指令値IM *を算出し、算出した操舵補助指令値IM *とモータ電流検出値IMDとにより、電動モータ12に供給する駆動電流をフィードバック制御する。
コントローラ14は、図3に示すように、電動モータ12の制御処理を実行するマイクロコンピュータ16と、マイクロコンピュータ16から出力されるモータ駆動電流IM に基づいて電動モータ12に供給する駆動電流を制御するモータ駆動回路18と、電動モータ12に流れる駆動電流を検出するモータ電流検出回路19と、モータ電流とモータ駆動回路18から電動モータ12に供給する駆動電圧VM とに基づいてモータ角速度ωを推定するモータ角速度推定回路20とを備えている。
ここで、モータ駆動回路18は、図4に示すように、FET1〜FET4で成るHブリッジ回路、マイクロコンピュータ16から出力される電流制御値Eに基づいて電界効果トランジスタ(FET)FET1〜FET4の各ゲートを駆動するFETゲート駆動回路181等で構成されている。FET1及びFET2は、電流制御値Eに基づいて決定されるデューティ比D1のPWM(パルス幅変調)信号によってON/OFFされ、実際にモータ12に流れる電流Irの大きさが制御される。FET3及びFET4は、デューティ比D1の小さい領域では所定1次関数式(a,bを定数としてD2=a・D1+b)で定義されるデューティ比D2のPWM信号で駆動され、デューティ比D1の大きい領域ではPWM信号の符号により決定されるモータの回転方向に応じてON/OFFされる。例えばFET3が導通状態にあるときは、電流はFET1、電動モータ12、FET3、抵抗R1を経て流れ、電動モータ12に正方向の電流が流れる。また、FET4が導通状態にあるときは、電流はFET2、電動モータ12、FET4、抵抗R2を経て流れ、電動モータ12に負方向の電流が流れる。従って、マイクロコンピュータ16から出力される電流制御値EもPWM出力となっている。
さらに、モータ電流検出回路19はFET3と接地との間に接続された抵抗R1の両端における電圧降下に基づいて正方向電流の大きさを検出すると共に、FET4と接地との間に接続された抵抗R2の両端における電圧降下に基づいて負方向の電流の大きさを検出する。
また、電動モータ12には一方の入力側が抵抗R3及びダイオードDOを介して電源Vigが接続されると共に、他方の入力側が抵抗R4を経て接地されている。抵抗R3,R4は電動モータ12の端子間抵抗Rmに比べ非常に大きな値に設定されており、電動モータ12の入力側端子とダイオードDOとの接続点からモータ端子電圧Vmが得られる。
さらに、マイクロコンピュータ16には、トルクセンサ3で検出したトルク検出値T、モータ電流検出回路19で検出したモータ電流検出値IMD、モータ端子電圧Vm及びモータ角速度推定回路20で推定したモータ角速度ωが夫々A/D変換器21、22、23及び24でデジタル値に変換されて入力される。
このマイクロコンピュータ16は、トルク検出値T、車速検出値V、モータ電流検出値IMD及びモータ角速度ωが入力される入力インタフェース回路31と、操舵トルク検出値T、モータ電流検出値IMD及びモータ角速度ωに基づいて電動モータ12を駆動制御して操舵トルクに応じた操舵補助力を発生する操舵補助制御処理、モータ電流検出回路19の異常を検出する異常検出処理及びモータ温度を推定して電動モータ12を過電流から保護するモータ保護処理を実行する中央処理装置(CPU)32と、この中央処理装置32で実行する操舵補助制御処理プログラム等を格納するROM(リードオンリメモリ)33と、操舵トルク検出値T、モータ電流検出値IMD及びモータ角速度ω等の検出データ、中央処理装置32で実行する操舵補助制御処理の処理過程で必要とするデータや処理結果を記憶するRAM(ランダムアクセスメモリ)34と、モータ駆動回路18及び警報を発する警報装置26が接続された出力インタフェース回路35とを有する。
また、中央処理装置32で実行する操舵補助制御処理は、図5に示すように、先ず、ステップS1で、操舵トルクセンサ3で検出した操舵トルク検出値Tを読込み、次いでステップS2に移行して、操舵トルク検出値TからオフセットトルクT0 を減算して実際の操舵トルクTs(=T−T0 )を算出する。次いで、ステップS3に移行して、車速センサ15で検出した車速検出値Vを読込み、次いでステップS4に移行して、トルク検出値及び車速検出値Vに基づいて図6に示す操舵補助指令値算出マップを参照して、モータ電流指令値となる操舵補助指令値IM *を算出する。
ここで、操舵補助指令値算出マップは、図6に示すように、横軸に操舵トルク検出値Tをとり、縦軸に操舵補助指令値IM *をとり、車速検出値Vをパラメータとした特性線図で構成され、操舵トルクTsが“0”から正方向に増加して第1の設定値Ts1に達するまでの間は車速検出値Vにかかわらず比較的緩い勾配で延長する直線部L1と、操舵トルクTsが第1の設定値Ts1より増加したときに、車速検出値Vが比較的速い状態では、比較的緩やかな勾配で延長する直線部L2及びL3と操舵トルク検出値Tsが第1の設定値Ts1より大きい第2の設定値Ts2に近傍で横軸と平行となる直線部L4及びL5と、車速検出値Vが遅い状態では、比較的勾配の大きい直線部L6及びL7と、これら直線部L6及びL7より勾配の大きい直線部L8及びL9と、直線部L8より勾配の大きい直線部L10と、直線部L9及びL10の終端から横軸と平行に延長する直線部L11及びL12とで構成される4本の特性線が形成され、同様に操舵トルクTsが負方向に増加する場合には、上記と原点を挟んで点対象となる4本の特性線が形成された構成を有する。
次いで、ステップS5に移行して、ステップS4で算出した操舵補助指令値IM *が後述するモータ保護処理によって設定される指令値制限値ILIM を超えているか否かを判定し、IM *>ILIM であるときにはステップS6に移行して、操舵補助指令値IM *を指令値制限値ILIM に制限してからステップS7に移行し、IM *≦ILIM であるときには直接ステップS7に移行する。
ステップS7では、モータ角速度推定回路20で推定したモータ加速度ωを読込み、次いでステップS8に移行して、モータ角速度ωに慣性ゲインKi を乗算して、モータ慣性を加減速させるトルクを操舵トルクTsから排除し、慣性感のない操舵感覚を得るための慣性補償制御用の慣性補償値Ii (=Ki ・ω)を算出すると共に、操舵補助指令値IM *の絶対値に摩擦係数ゲインKf を乗算して、動力伝達部や電動モータの摩擦が操舵力に影響することを排除するため摩擦補償制御用の摩擦補償値If (=Kf ・IM *)を算出する。ここで、摩擦補償値If の符号は操舵トルクTsの符号とこの操舵トルクTsにより操舵の切り増し/切り戻しを判定する操舵方向信号とに基づいて決定する。
次いで、ステップS9に移行して、操舵トルクTsを微分演算処理してアシスト特性不感帯での安定性確保、静摩擦の補償を行うセンタ応答性改善指令値Ir を算出し、ステップS10に移行して、算出した慣性補償値Ii 、摩擦補償値If 及びセンタ応答性改善指令値Ir を操舵補助指令値IM *に加算して操舵補助補償値IM *′(=IM *+Ii +If +Ir )を算出し、次いでステップS11に移行して、操舵補助補償値IM *′を微分してフィードフォワード制御用の微分値Idを算出する。
次いで、ステップS12に移行して、モータ電流検出値IMDを読込み、次いでステップS13に移行して、モータ電流検出値IMDを減算して電流偏差ΔIを算出し、次いでステップS14に移行して、電流偏差ΔIを比例演算処理して比例補償制御用の比例値ΔIpを算出し、次いでステップS15に移行して、電流偏差ΔIを積分演算処理して積分補償制御用の積分値ΔIiを算出する。
次いで、ステップS16に移行して、微分値Id、比例値ΔIp及び積分値ΔIiを加算してモータ駆動電流IM (=Id+ΔIp+ΔIi)を算出し、次いでステップS17に移行して、前記ステップS16で算出したモータ駆動電流IM をパルス幅変調(PWM)信号に変換して形成した電流制御値Eをモータ駆動回路18に出力してから前記ステップS1に戻る。
また、中央処理装置32で実行するモータ電流検出回路19の異常を検出する異常検出処理は、図7に示すように、先ず、ステップS21で、操舵トルクセンサ3で検出した操舵トルク検出値Tを読込み、次いでステップS22に移行して、操舵トルク検出値TからオフセットトルクT0 を減算して実際の操舵トルクTs(=T−T0 )を算出し、次いでステップS23に移行して、モータ駆動回路18に対して出力するパルス幅変調(PWM)信号のデューティ比Dを読込んでからステップS24に移行する。
このステップS24では、操舵トルクTsの絶対値|Ts|が予め設定した低トルク設定値TL以下であるか否かを判定し、|Ts|>TLであるときにはモータ電流の診断を行う必要がないものと判断してステップS25に移行し、異常判定フラグAFを“0”にリセットしてから異常判定処理を終了し、|Ts|≦TLであるときにはモータ電流の診断を行う必要があるものと判断してステップS26に移行する。
このステップS26では、パルス幅変調信号のデューティ比Dが例えば100%に近い設定値Ds以上であるか否かを判定し、D<Dsであるときには、モータ電流検出回路19が正常であると判断して、前記ステップS25に移行し、D≧Dsであるときにはモータ電流検出回路19が異常であると判断してステップS27に移行する。
このステップS27では、異常判定フラグAFを“1”にセットしてから異常検出処理を終了する。
さらに、中央処理装置32で実行するモータ保護処理は、図8に示すように、所定のメインプログラムに対する所定時間毎のタイマ割込処理として実行され、先ず、ステップS31で異常検出処理によって異常判定フラグAFが“0”にリセットされているか否かを判定し、モータ電流検出回路19が正常で異常判定フラグAFが“0”にリセットされているときには、ステップS32に移行して、モータ電流検出回路19で検出したモータ電流検出値IMDを読込み、次いでステップS33に移行して、バッテリ電圧Vb及びパルス幅変調信号のデューティ比Dを読込み、次いでステップS34に移行して、下記(2)式の演算を行って電動モータ12の端子間抵抗(巻線抵抗)Rを算出してからステップS39に移行する。
R=D・Vb/IMD …………(2)
一方、前記ステップS31の判定結果が、モータ電流検出回路19が異常であって異常判定フラグAFが“1”にセットされているときにはステップS35に移行して、前述した操舵補助制御処理で算出した補助操舵指令値IM *を読込み、次いでステップS36に移行して、読込んだ操舵補助指令値IM *をモータ電流推定値IMPとして設定してからステップS37に移行し、バッテリ電圧Vb及びパルス幅変調信号のデューティ比Dを読込み、次いでステップS38に移行して、下記(3)式の演算を行って端子間抵抗(巻線抵抗)Rを算出してからステップS39に移行する。
R=D・Vb/IMP …………(3)
ステップS39では、ステップS34又はステップS38で算出された端子間抵抗Rに基づいて下記(4)式の演算を行ってモータ温度tを推定する。
t=(R−R20)/α+20 …………(4)
ここで、R20は20℃におけるモータ端子間抵抗値、αはモータ巻線の温度係数である。
次いでステップS40に移行して、ステップS39で算出したモータ温度推定値tが予め設定した第1の設定値ts1以上であるか否かを判定し、t<ts1であるときには、モータ温度が低いものと判断して指令値制限値ILIM を最大値IMAX に設定してからタイマ割込処理を終了して所定のメインプログラムに復帰する。
また、前記ステップS40の判定結果が、t≧ts1であるときにはモータ温度が高いものと判断してステップS42に移行し、モータ温度推定値tが予め設定した第1の設定値ts1より高い値の過熱状態と判断できる第2の設定値ts2以上であるか否かを判定し、t<ts2であるときにはステップS43に移行して、指令値制限値ILIM を電動モータ12を保護して必要最低限の操舵補助力を発生させる電流値IH に設定してからタイマ割込処理を終了して所定のメインプログラムに復帰する。
さらに、前記ステップS42の判定結果が、t≧ts2であるときには電動モータ12が過熱状態であるものと判断して指令値制限値ILIM を“0”に設定してからタイマ割込処理を終了して所定のメインプログラムに復帰する。
この図5、図7及び図8の処理において、図5の処理と操舵補助機構10とで駆動制御部が構成され、図7の処理が異常検出部に対応し、図5のステップS5及びS6の処理と図8の処理とが異常制御部に対応している。
次に、上記実施形態の動作を説明する。
今、車両の使用を開始するために、キースイッチをオン状態とすることにより、コントローラ14に電源が投入されて、マイクロコンピュータ16の中央処理装置32で図5、図7及び図8の処理が実行開始される。
このとき、図7の異常検出処理で、モータ電流検出回路19が正常であると判断されて異常判定フラグAFが“0”にリセットされているときには、図8のモータ保護処理でステップS31からステップS32〜S33を経てステップS34に移行して、モータ電流検出回路19から出力されるモータ電流検出値IMDに基づいて前記(1)式の演算を行ってモータ端子間抵抗Rを算出し、算出したモータ端子間抵抗Rに基づいて前記(3)式の演算を行ってモータ温度推定値tを算出する。
そして、算出されるモータ温度推定値tが第1の設定値ts1未満であるときには電動モータ12の温度が低く正常状態であるものと判断してステップS41に移行して指令電流制限値ILIM として最大電流値IMAX が設定される。
このため、図5の操舵補助制御処理が実行されたときに、ステップS4で算出される操舵補助指令値IM *が最大電流値IMAX まで出力可能となり、通常の操舵補助制御が可能となる。
したがって、図5の操舵補助制御処理で、操舵トルクセンサ3で検出した操舵トルク検出値TからオフセットトルクT0 を減算して操舵トルクTsを算出し(ステップS2)、次いで車速センサ14から車速検出値Vを読込み(ステップS3)、操舵トルクTsと車速検出値Vとに基づいて図6に示す操舵補助指令値算出マップを参照して操舵補助指令値IM *を算出する(ステップS4)。
一方、モータ角速度推定回路20で推定したモータ角速度ωを読込み(ステップS7)、このモータ角速度ωに基づいて慣性補償制御用の慣性補償値Ii を算出すると共に、摩擦補償制御用の摩擦補償値If を算出し(ステップS8)、さらに操舵トルクTsを微分演算してセンタ応答性改善指令値Ir を算出し(ステップS9)、これら慣性補償値Ii、摩擦補償値If 及びセンタ応答性改善補償値Ir を操舵補助指令値IM *に加算して操舵補助補償値IM *′を算出する(ステップS10)。
そして、操舵補助補償値IM *′を微分演算処理してフィードフォワード制御における微分補償制御用の微分値Idを算出し(ステップS11)、次いで、モータ電流検出値IMDを減算して電流偏差ΔIを算出し(ステップS12)、算出した電流偏差ΔIを比例演算処理して比例補償制御用の比例値ΔIpを算出すると共に、積分演算処理して積分補償制御用の積分値ΔIiを算出し(ステップS13,S14)、次いで、微分値Id、比例値ΔIp及び積分値ΔIiを加算してモータ駆動電流IM を算出する(ステップS15)。
そして、算出したモータ駆動電流IM をパルス幅変調信号に変換した電流制御値Eをモータ駆動回路18に出力することにより、モータ駆動回路18から電動モータ12に駆動電流を供給して、この電動モータ12でステアリングホイール1に作用された操舵トルクに応じた操舵補助力を発生させ、これを減速ギヤ11を介して出力軸2bに伝達する。
このとき、車両が停車している状態でステアリングホイール1を操舵する所謂据え切り状態では、図6に示す操舵補助指令値算出マップの特性線の勾配が大きいことにより、小さい操舵トルクTsで大きな操舵補助指令値IM *を算出するので、電動モータ12で大きな操舵補助力を発生して軽い操舵を行うことができる。
一方、車両が発進して、所定車速以上となると、図6に示す操舵補助指令値算出マップの特性線の勾配が小さくなることにより、大きな操舵トルクTsでも小さな操舵補助指令値IM *を算出するので、電動モータ12で発生する操舵補助力が小さくなり、ステアリングホイール1の操舵が軽くなりすぎることを抑制して最適な操舵を行うことができる。
このモータ電流検出回路19が正常な状態から図9の時点t1でモータ電流検出回路19に異常が発生すると、時点t1までの間では図9(a)に示すように操舵トルクが増加すると、これに応じてパルス幅変調信号のデューティ比Dが図9(b)に示すように大きな値となり、これによってモータ電流IM も図9(c)に示すようにデューティ比Dに応じて変化するが、時点t1でモータ電流検出回路19に地絡等の異常が発生すると、操舵補助制御処理で算出される操舵補助指令値IM *に対してモータ電流検出値IMDが“0”となることにより、モータ駆動電流IM が大きな値となり、これに応じてデューティ比Dが100%に近い状態となり、この状態が維持される。このため、電動モータ12で過大な操舵補助力を発生することから操舵トルクは図9(a)に示すように低下するが、モータ電流は図9(c)に示すように正負の大きな値を交互に繰り返すハンチング状態となる。
この状態となると、図7の異常検出処理で操舵トルクTsの絶対値|Ts|が所定値TL以下に低下したときにデューティ比Dが設定値Ds以上となることにより、モータ電流検出回路19の異常であると判断されて異常判定フラグAFが“1”にセットされる。
このように異常判定フラグAFが“1”にセットされると、図8のモータ保護処理で、モータ電流検出回路19のモータ電流検出値IM に代えて操舵補助指令値IM *をモータ電流推定値IMPとして設定し、このモータ電流推定値IMPとバッテリ電圧Vbとデューティ比とに基づいて前記(2)式の演算を行ってモータ端子間抵抗Rを算出し、算出したモータ端子間抵抗Rに基づいて前記(3)式の演算を行うことにより、モータ温度推定値tを算出する。
そして、このモータ温度推定値tが第1の設定値ts1未満であるときには、モータ温度が低いものと判断して指令値制限値ILIM が最大電流値IMAX に設定されて通常と同様の操舵補助力を発生することができるが、モータ温度推定値tが第1の設定値ts1以上となると、指令値制限値ILIM が必要最低限の操舵補助力を発生する電流値IH と小さい値に設定されることにより、図5の操舵補助制御処理におけるステップS6で操舵補助指令値IM *が指令値制限値ILIM に制限されて電動モータが過熱状態となることを抑制する必要最低限の操舵補助力を発生する。このため、モータ電流検出回路19に異常が発生した場合でも電動モータ12を過熱させることなく必要最低限の操舵補助力を発生するので、車両を修理工場等の修理場所まで確実に走行させることができる。
但し、モータ推定温度tが第2の設定値ts2以上となった場合には過熱状態にあるものと判断されて指令値制限値ILIM が“0”に設定されることにより、操舵補助指令値IM *が“0”となって、デューティ比Dも“0”%となって、電動モータ12の駆動が停止され操舵補助力が“0”となる。
なお、上記実施形態においては、モータ推定温度tに基づいて指令値制限値ILIM を設定する場合について説明したが、これに限定されるものではなく、操舵補助指令値IM *に制御ゲインGiを乗算した値を補正操舵補助指令値IMAとして算出し、この補正操舵補助指令値IMAに基づいて電流フィードバック制御(図5のステップS7以降の処理)を行うと共に、電流制御ゲインGiを電動モータ12が過熱状態ではないときに100%とし、電動モータ12が過熱状態であるときにそのときの最大値が指令値制限値ILIM 又はその近傍の値となるように制御ゲインGiを減少設定するようにしてもよい。この場合には、モータ電流全体が制限されることになるので、電動モータ12の過熱を大幅に抑制することができる。
また、上記実施形態においては、モータ駆動電流IM を中央処理装置32で実行するソフトウェア処理によって算出する場合について説明したが、これに限定されるものではなく、操舵補助指令値演算器、センタ応答性改善回路、慣性補償器、摩擦補償器、微分補償器、減算器、比例演算器、積分演算器、加算器等を組み合わせたハードウェアによってモータ駆動電流IM を算出するようにしてもよい。同様に、図7の異常検出処理及び図8のモータ保護処理もハードウェアで構成することもできる。
本発明の一実施形態を示す概略構成図である。 操舵トルクセンサで検出されるトルク検出信号の特性線図である。 図1のコントローラの具体的構成を示すブロック図である。 モータ駆動回路の一例を示すブロック図である。 マイクロコンピュータの中央処理装置で実行する操舵補助制御処理手順の一例を示すフローチャートである。 操舵補助指令値算出マップを示す特性線図である。 マイクロコンピュータの中央処理装置で実行する異常検出処理手順の一例を示すフローチャートである。 マイクロコンピュータの中央処理装置で実行するモータ保護処理手順の一例を示すフローチャートである。 本発明の動作の説明に供するタイムチャートである。
符号の説明
1…ステアリングホイール、2…ステアリングシャフト、3…操舵トルクセンサ、8…ステアリングギヤ、12…電動モータ、14…コントローラ、15…車速センサ、16…マイクロコンピュータ、18…モータ駆動回路、19…モータ電流検出回路、31…入力インタフェース回路、32…中央処理装置、33…ROM、34…RAM、35…出力インタフェース回路

Claims (5)

  1. 車両の操舵系に対して操舵補助力を付与する電動機を備えた操舵補助制御機構と、前記操舵系に伝達される操舵トルクを検出する操舵トルク検出部と、前記電動機の駆動電流を検出するモータ電流検出回路と、前記操舵トルク検出部で検出した操舵トルクに基づいて操舵補助指令値を算出し、当該操舵補助指令値及び前記モータ電流検出回路で検出した駆動電流検出値に基づいて前記電動機を駆動制御する駆動制御部とを備えた電動パワーステアリング装置の制御装置であって、
    前記モータ電流検出回路の異常を検出する異常検出部と、該異常検出回路でモータ電流検出回路の異常を検出したときに、前記操舵補助指令値に基づいて前記電動機のモータ電流推定値を算出するモータ電流推定部と、該モータ電流推定部で推定したモータ電流推定値に基づいて前記操舵補助指令値を抑制して過熱保護しながら電動機を駆動制御する異常制御部とを備え
    前記駆動制御部は、前記操舵補助指令値及び前記駆動電流検出値に基づくデューティ比のパルス幅変調信号によって前記電動機を駆動制御するように構成され、前記異常検出部は、前記操舵トルク検出部で検出した操舵トルクと前記パルス幅変調信号のデューティ比とに基づいて前記モータ電流検出回路の異常を検出するように構成されていることを特徴とする電動パワーステアリング装置の制御装置。
  2. 前記異常検出部は、前記操舵トルクが低トルク設定値以下であり、且つ前記パルス幅変調信号のデューティ比が設定値以上であるときに、前記モータ電流検出回路異常であると判断することを特徴とする請求項1に記載の電動パワーステアリング装置の制御装置。
  3. 車両の車速を検出する車速検出部を有し、前記駆動制御部は、前記操舵トルク検出値と前記車速とをもとに操舵補助指令値を算出する制御マップを参照して操舵補助指令値を算出するように構成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の電動パワーステアリング装置の制御装置。
  4. 前記異常制御部は、前記モータ電流推定部で推定したモータ電流推定値、前記前記デューティ比及びバッテリ電圧に基づいて前記電動モータの端子間抵抗を算出し、算出した端子間抵抗に基づいてモータ温度を推定し、推定したモータ温度に基づいて指令値制限値を算出し、算出した指令値制限値に基づいて前記操舵補助指令値を制限するように構成されていることを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の電動パワーステアリング装置の制御装置。
  5. 前記駆動制御部は、操舵補助指令値に制御ゲインを乗算した値を補正操舵補助指令値として算出し、当該補正操舵補助指令値に基づいて前記電動機を駆動制御するように構成され、前記異常制御部は、前記モータ電流推定部で推定したモータ電流推定値、前記デューティ比及びバッテリ電圧に基づいて前記電動モータの端子間抵抗を算出し、算出した端子間抵抗に基づいてモータ温度を推定し、算出したモータ温度に基づいて前記制御ゲインを減少設定するように構成されていることを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の電動パワーステアリング装置の制御装置。
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