JPH0888820A - マルチパネル表示システム - Google Patents
マルチパネル表示システムInfo
- Publication number
- JPH0888820A JPH0888820A JP6225260A JP22526094A JPH0888820A JP H0888820 A JPH0888820 A JP H0888820A JP 6225260 A JP6225260 A JP 6225260A JP 22526094 A JP22526094 A JP 22526094A JP H0888820 A JPH0888820 A JP H0888820A
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- JP
- Japan
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- unit
- video
- master unit
- master
- video signal
- Prior art date
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- Transforming Electric Information Into Light Information (AREA)
- Control Of Indicators Other Than Cathode Ray Tubes (AREA)
- Controls And Circuits For Display Device (AREA)
- Control Of Gas Discharge Display Tubes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 複数の入力映像信号から任意の映像信号を選
んで任意の位置に表示できる、容易にセッテングできる
マルチパネル表示システムを提供する。 【構成】 各ＰＤＰユニットに単独での表示機能と、マ
ルチパネル表示のための映像拡大機能と、複数の映像信
号を切換えて表示する機能とを備えたものでマルチパネ
ル表示システムを構成する。システムは１つのマスタユ
ニット２とその他のスレーブユニット３から成り、外部
のシステム制御器１でマスタユニット２を制御し、マス
タユニット２はそれ自身及びスレーブユニット３を制御
して、各ユニットは複数の入力映像信号Ｓ０の中の任意
の部分を表示する。複数の入力映像信号は各ユニットに
個別に入力するか、又はマスタユニットで選択してスレ
ーブユニットに渡す。さらに、スレーブユニットの幾つ
かをサブマスタユニットとして映像選択機能を持たせ、
ユニット間の接続線数を低減する。
んで任意の位置に表示できる、容易にセッテングできる
マルチパネル表示システムを提供する。 【構成】 各ＰＤＰユニットに単独での表示機能と、マ
ルチパネル表示のための映像拡大機能と、複数の映像信
号を切換えて表示する機能とを備えたものでマルチパネ
ル表示システムを構成する。システムは１つのマスタユ
ニット２とその他のスレーブユニット３から成り、外部
のシステム制御器１でマスタユニット２を制御し、マス
タユニット２はそれ自身及びスレーブユニット３を制御
して、各ユニットは複数の入力映像信号Ｓ０の中の任意
の部分を表示する。複数の入力映像信号は各ユニットに
個別に入力するか、又はマスタユニットで選択してスレ
ーブユニットに渡す。さらに、スレーブユニットの幾つ
かをサブマスタユニットとして映像選択機能を持たせ、
ユニット間の接続線数を低減する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、各種イベント、コンサ
ート会場等で大衆表示用ディスプレイなどとして使用す
る、大画面映像を表示するマルチパネル表示システムに
関する。
ート会場等で大衆表示用ディスプレイなどとして使用す
る、大画面映像を表示するマルチパネル表示システムに
関する。
【０００２】
【従来の技術】多画面表示装置として、特開平４−３２
９５９３号に記載されているように、ほぼ図１０に示す
ような構成になっている。図１０において、１００は多
画面表示装置、１０６はその内の１部を表示する表示ユ
ニット、１０１は映像信号源、１０２は外部制御装置、
１０３は拡大処理回路、１０４は拡大制御回路、１０５
は表示ユニット１０６の表示部、１０７は表示ユニット
番号プリセット用スイッチである。映像信号源１０１か
らの映像信号及び外部制御装置１０２からの制御信号は
表示ユニット１０６等に並列供給されるように、各表示
ユニット間をチェーン結合される。このような構成にお
いて、外部制御装置１０２からの制御信号と表示ユニッ
ト番号プリセット用スイッチ１０７で予めプリセットさ
れた表示ユニット番号により、各ユニット内の拡大制御
回路１０４等で拡大処理回路１０３等を制御して、拡大
表示位置の部分を拡大し、表示部１０５等に表示するこ
とで、多画面表示を行っている。この場合、各表示ユニ
ット毎に表示ユニット番号をセットし、外部制御装置で
各表示ユニットにチェーン結合された制御ラインを通し
て拡大位置の指定等の制御を行う必要があり、設定、操
作が煩雑となる。また複数の入力映像信号から任意の映
像信号を選んで任意の位置に表示することは考慮されて
いない。またここで使用される表示ユニットは、前記の
ように多画面表示装置専用として設計されたものとな
り、汎用性を欠くこととなる。
９５９３号に記載されているように、ほぼ図１０に示す
ような構成になっている。図１０において、１００は多
画面表示装置、１０６はその内の１部を表示する表示ユ
ニット、１０１は映像信号源、１０２は外部制御装置、
１０３は拡大処理回路、１０４は拡大制御回路、１０５
は表示ユニット１０６の表示部、１０７は表示ユニット
番号プリセット用スイッチである。映像信号源１０１か
らの映像信号及び外部制御装置１０２からの制御信号は
表示ユニット１０６等に並列供給されるように、各表示
ユニット間をチェーン結合される。このような構成にお
いて、外部制御装置１０２からの制御信号と表示ユニッ
ト番号プリセット用スイッチ１０７で予めプリセットさ
れた表示ユニット番号により、各ユニット内の拡大制御
回路１０４等で拡大処理回路１０３等を制御して、拡大
表示位置の部分を拡大し、表示部１０５等に表示するこ
とで、多画面表示を行っている。この場合、各表示ユニ
ット毎に表示ユニット番号をセットし、外部制御装置で
各表示ユニットにチェーン結合された制御ラインを通し
て拡大位置の指定等の制御を行う必要があり、設定、操
作が煩雑となる。また複数の入力映像信号から任意の映
像信号を選んで任意の位置に表示することは考慮されて
いない。またここで使用される表示ユニットは、前記の
ように多画面表示装置専用として設計されたものとな
り、汎用性を欠くこととなる。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、以上の問題
点に鑑みなされたもので、複数の入力映像信号から任意
の映像信号を選んで任意の位置に表示できる、薄型軽量
なパネルディスプレイで容易にセッテングできる経済的
なマルチパネル表示システムを提供することにある。
点に鑑みなされたもので、複数の入力映像信号から任意
の映像信号を選んで任意の位置に表示できる、薄型軽量
なパネルディスプレイで容易にセッテングできる経済的
なマルチパネル表示システムを提供することにある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】単独での表示機能と、マ
ルチパネル表示のための映像拡大機能と、複数の映像信
号を切換えて表示する機能とを備えたＰＤＰユニットで
マルチパネル表示システムを構成する。システムは１つ
のマスタユニットとその他のスレーブユニットから成
り、外部のシステム制御器でマスタユニットを制御し、
マスタユニットはそれ自身及びスレーブユニットを制御
して、各ユニットは複数の入力映像信号の中の任意の映
像信号の任意の部分を表示する。複数の入力映像信号は
各ユニットに個別に入力するか、又はマスタユニットで
選択してスレーブユニットに渡す。さらに、スレーブユ
ニットの幾つかをサブマスタユニットとして映像選択機
能を持たせ、ユニット間の接続線数を低減する。拡大表
示のための映像処理部に必要となるフレームメモリは、
アスペクト比変換用のフレームメモリ又は階調表示用の
フレームメモリと共用化する事もできる。
ルチパネル表示のための映像拡大機能と、複数の映像信
号を切換えて表示する機能とを備えたＰＤＰユニットで
マルチパネル表示システムを構成する。システムは１つ
のマスタユニットとその他のスレーブユニットから成
り、外部のシステム制御器でマスタユニットを制御し、
マスタユニットはそれ自身及びスレーブユニットを制御
して、各ユニットは複数の入力映像信号の中の任意の映
像信号の任意の部分を表示する。複数の入力映像信号は
各ユニットに個別に入力するか、又はマスタユニットで
選択してスレーブユニットに渡す。さらに、スレーブユ
ニットの幾つかをサブマスタユニットとして映像選択機
能を持たせ、ユニット間の接続線数を低減する。拡大表
示のための映像処理部に必要となるフレームメモリは、
アスペクト比変換用のフレームメモリ又は階調表示用の
フレームメモリと共用化する事もできる。
【０００５】各ユニットの順番を特定するために、各ユ
ニットにＩＤを設定し、システム設置時に予め定めたＩ
Ｄの順番にユニットを配置するか、またはシステム初期
設定時に各ユニットに表示したテストパターンをみて配
置を設定し、そのデータにより任意の位置に任意の映像
を表示するようにする。
ニットにＩＤを設定し、システム設置時に予め定めたＩ
Ｄの順番にユニットを配置するか、またはシステム初期
設定時に各ユニットに表示したテストパターンをみて配
置を設定し、そのデータにより任意の位置に任意の映像
を表示するようにする。
【０００６】
【作用】汎用性の有る単独でも映像表示可能なＰＤＰ
（プラズマディスプレイパネル）ユニットでマルチパネ
ル表示システムを構成するので、任意の大きさの画面を
有するディスプレイが容易に構築できる。また複数の入
力映像信号の切り換え機能をもっているので、自由な映
像の組み合わせによる表示が可能となる。
（プラズマディスプレイパネル）ユニットでマルチパネ
ル表示システムを構成するので、任意の大きさの画面を
有するディスプレイが容易に構築できる。また複数の入
力映像信号の切り換え機能をもっているので、自由な映
像の組み合わせによる表示が可能となる。
【０００７】
【実施例】以下、本発明によるマルチパネル表示システ
ムについて、図を用いて詳細に説明する。図１は、本発
明によるマルチパネル表示システムの１実施例の概要ブ
ロック図で１はシステム制御器、２はマスタユニット、
３はスレーブユニット、Ｓ０は複数の例えば４つの映像
信号ならなる入力映像信号、Ｃ０は制御器１からの制御
信号、Ｃ１は制御信号バスである。図２はマスタユニッ
ト２の詳細ブロック図で、２１は映像選択部、２２は映
像処理部、２３はＰＤＰ、２４は制御部、Ｓ１、Ｓ２、
Ｓ３、Ｓ４は各々４つの入力映像信号Ｓ０の１つであ
る。スレーブユニット３は図２のマスタユニットから制
御信号Ｃ０を除いた構成となる。
ムについて、図を用いて詳細に説明する。図１は、本発
明によるマルチパネル表示システムの１実施例の概要ブ
ロック図で１はシステム制御器、２はマスタユニット、
３はスレーブユニット、Ｓ０は複数の例えば４つの映像
信号ならなる入力映像信号、Ｃ０は制御器１からの制御
信号、Ｃ１は制御信号バスである。図２はマスタユニッ
ト２の詳細ブロック図で、２１は映像選択部、２２は映
像処理部、２３はＰＤＰ、２４は制御部、Ｓ１、Ｓ２、
Ｓ３、Ｓ４は各々４つの入力映像信号Ｓ０の１つであ
る。スレーブユニット３は図２のマスタユニットから制
御信号Ｃ０を除いた構成となる。
【０００８】システム制御器１から表示したい映像入力
と表示位置と画面の大きさを指定すると、マスタユニッ
ト２の制御部２４は前記指定に応じて映像選択部２１で
入力映像を選択し、映像処理部２２で指定位置の拡大等
の映像処理を行い、ＰＤＰ２３に表示する。マスタユニ
ット２の制御部２４はさらに、制御バスＣ１を通じて、
前記制御信号に基づいた各スレーブユニットの制御信号
を伝送する。各スレーブユニットでは制御部で前記制御
信号を受け、制御信号に応じた映像信号を映像信号選択
部で選択し、指定の映像の部分を拡大処理等を映像処理
部で行いＰＤＰに表示する。このようにして、外部から
指定する任意の映像が任意の場所に任意の大きさで表示
すことができる。
と表示位置と画面の大きさを指定すると、マスタユニッ
ト２の制御部２４は前記指定に応じて映像選択部２１で
入力映像を選択し、映像処理部２２で指定位置の拡大等
の映像処理を行い、ＰＤＰ２３に表示する。マスタユニ
ット２の制御部２４はさらに、制御バスＣ１を通じて、
前記制御信号に基づいた各スレーブユニットの制御信号
を伝送する。各スレーブユニットでは制御部で前記制御
信号を受け、制御信号に応じた映像信号を映像信号選択
部で選択し、指定の映像の部分を拡大処理等を映像処理
部で行いＰＤＰに表示する。このようにして、外部から
指定する任意の映像が任意の場所に任意の大きさで表示
すことができる。
【０００９】図３は本発明によるマルチパネル表示シス
テムの他の実施例の概要ブロック図で、１はシステム制
御器、４はマスタユニット、５はスレーブユニット、Ｓ
０は複数の例えば４つの映像信号からなる入力映像信
号、Ｓ４０は入力映像信号Ｓ０からマスタユニット４で
選択された１つの映像信号、Ｃ４０は制御器１の出力制
御信号、Ｃ４１はスレーブユニットの制御バスである。
図４はマスタユニット４の詳細ブロック図で４１は映像
選択部、４２は映像処理部、４３はＰＤＰ、４４は制御
部、Ｓ１、Ｓ２、Ｓ３、Ｓ４は各々入力映像信号Ｓ０の
１つである。図５はスレーブユニットの詳細ブロック図
で５２は映像処理部、５３はＰＤＰ、５４は制御部であ
る。
テムの他の実施例の概要ブロック図で、１はシステム制
御器、４はマスタユニット、５はスレーブユニット、Ｓ
０は複数の例えば４つの映像信号からなる入力映像信
号、Ｓ４０は入力映像信号Ｓ０からマスタユニット４で
選択された１つの映像信号、Ｃ４０は制御器１の出力制
御信号、Ｃ４１はスレーブユニットの制御バスである。
図４はマスタユニット４の詳細ブロック図で４１は映像
選択部、４２は映像処理部、４３はＰＤＰ、４４は制御
部、Ｓ１、Ｓ２、Ｓ３、Ｓ４は各々入力映像信号Ｓ０の
１つである。図５はスレーブユニットの詳細ブロック図
で５２は映像処理部、５３はＰＤＰ、５４は制御部であ
る。
【００１０】システム制御器１から表示したい映像入力
と表示位置と画面の大きさを指定すると、マスタユニッ
ト４の制御部４４は前記指定に応じて映像選択部４１で
入力映像を選択し、映像処理部４２で指定位置の拡大等
の映像処理を行い、ＰＤＰ４３に表示する。マスタユニ
ット２の制御部４４はさらに、映像選択器４１で選択し
た信号Ｓ４０をスレーブユニットに出力すると共に、制
御バスＣ４１を通じて、前記制御信号に基づいた各スレ
ーブユニットの制御信号を伝送する。各スレーブユニッ
トでは制御部で前記制御信号を受け、前記選択された映
像信号の指定された部分を拡大処理等を映像処理部で行
いＰＤＰに表示する。このようにして、外部から指定す
る任意の映像が任意の場所に任意の大きさで表示すこと
ができる。このシステムでは全ユニットで同一の映像信
号を表示するマルチパネル表示システムをユニット間を
結ぶ信号ケーブロ数を低減して構築できる。
と表示位置と画面の大きさを指定すると、マスタユニッ
ト４の制御部４４は前記指定に応じて映像選択部４１で
入力映像を選択し、映像処理部４２で指定位置の拡大等
の映像処理を行い、ＰＤＰ４３に表示する。マスタユニ
ット２の制御部４４はさらに、映像選択器４１で選択し
た信号Ｓ４０をスレーブユニットに出力すると共に、制
御バスＣ４１を通じて、前記制御信号に基づいた各スレ
ーブユニットの制御信号を伝送する。各スレーブユニッ
トでは制御部で前記制御信号を受け、前記選択された映
像信号の指定された部分を拡大処理等を映像処理部で行
いＰＤＰに表示する。このようにして、外部から指定す
る任意の映像が任意の場所に任意の大きさで表示すこと
ができる。このシステムでは全ユニットで同一の映像信
号を表示するマルチパネル表示システムをユニット間を
結ぶ信号ケーブロ数を低減して構築できる。
【００１１】図６は本発明によるマルチパネル表示シス
テムの別の実施例の概要ブロック図で、１はシステム制
御器、６０はマスタユニット、７０、８０は各々サブマ
スタユニット、６１、６２、７１、７２、８１、８２は
各々スレーブユニット、Ｓ０は複数例えば４つの映像信
号からなる入力映像信号、Ｓ６１は入力映像信号Ｓ０か
らマスタユニット６０で選択されたスレーブユニット６
１に表示する映像信号、Ｓ６２は同じくスレーブユニッ
ト６２に表示する映像信号、Ｃ６０は制御器１の出力制
御信号、Ｃ６１はスレーブユニットの制御バスである。
図７はマスタユニット６０の詳細ブロック図で６０１は
映像選択部、６０２は映像処理部、６０３はＰＤＰ、６
０４は制御部、Ｓ１、Ｓ２、Ｓ３、Ｓ４は各々入力映像
信号Ｓ０の１つである。図８はサブマスタユニットの１
つ７０の詳細ブロック図で７０１は映像選択部、７０２
は映像処理部、７０３はＰＤＰ、７０４は制御部、Ｓ
１、Ｓ２、Ｓ３、Ｓ４は各々入力映像信号Ｓ０の１つで
ある。サブマスタユニット８０も同様の構造とする。図
９はスレーブユニットの１つ６１の詳細ブロック図で６
１２は映像処理部、６１３はＰＤＰ、６１４は制御部で
ある。この実施例ではマスタユニット６０とスレーブユ
ニット６１、６２からなる第一のグループと、サブマス
タユニット７０とスレーブユニット７１、７２からなる
第二のグループと、サブマスタユニット８０とスレーブ
ユニット８１、８２からなる第三のグループとから構成
されており、各スレーブユニットに表示する信号はグル
ープ内のマスタまたはサブマスタユニットで各スレーブ
ユニット毎宛に選択供給される。
テムの別の実施例の概要ブロック図で、１はシステム制
御器、６０はマスタユニット、７０、８０は各々サブマ
スタユニット、６１、６２、７１、７２、８１、８２は
各々スレーブユニット、Ｓ０は複数例えば４つの映像信
号からなる入力映像信号、Ｓ６１は入力映像信号Ｓ０か
らマスタユニット６０で選択されたスレーブユニット６
１に表示する映像信号、Ｓ６２は同じくスレーブユニッ
ト６２に表示する映像信号、Ｃ６０は制御器１の出力制
御信号、Ｃ６１はスレーブユニットの制御バスである。
図７はマスタユニット６０の詳細ブロック図で６０１は
映像選択部、６０２は映像処理部、６０３はＰＤＰ、６
０４は制御部、Ｓ１、Ｓ２、Ｓ３、Ｓ４は各々入力映像
信号Ｓ０の１つである。図８はサブマスタユニットの１
つ７０の詳細ブロック図で７０１は映像選択部、７０２
は映像処理部、７０３はＰＤＰ、７０４は制御部、Ｓ
１、Ｓ２、Ｓ３、Ｓ４は各々入力映像信号Ｓ０の１つで
ある。サブマスタユニット８０も同様の構造とする。図
９はスレーブユニットの１つ６１の詳細ブロック図で６
１２は映像処理部、６１３はＰＤＰ、６１４は制御部で
ある。この実施例ではマスタユニット６０とスレーブユ
ニット６１、６２からなる第一のグループと、サブマス
タユニット７０とスレーブユニット７１、７２からなる
第二のグループと、サブマスタユニット８０とスレーブ
ユニット８１、８２からなる第三のグループとから構成
されており、各スレーブユニットに表示する信号はグル
ープ内のマスタまたはサブマスタユニットで各スレーブ
ユニット毎宛に選択供給される。
【００１２】システム制御器１から表示したい映像入力
と表示位置と画面の大きさを指定すると、マスタユニッ
ト６０の制御部６０４は前記指定に応じて映像選択部６
０１で入力映像を選択し、映像処理部６０２で指定位置
の拡大等の映像処理を行い、ＰＤＰ６０３に表示する。
マスタユニット６０の制御部６０４はさらに、前記のよ
うに各スレーブユニット毎宛の映像信号を映像選択器６
０１で選択し、信号Ｓ６１、Ｓ６２としてスレーブユニ
ット６１、６２に出力すると共に、制御バスＣ６１を通
じて、前記制御信号に基づいて各サブマスタユニット及
び各スレーブユニットの制御信号を伝送する。各スレー
ブユニットでは制御部で前記制御信号を受け、前記選択
された映像信号の指定された部分を拡大処理等を映像処
理部で行いＰＤＰに表示する。各サブマスタユニット７
０、８０においてもマスタユニットと同様に映像選択を
し、各々のグループ内のスレーブユニットに供給する。
このようにして、外部から指定する任意の映像が任意の
場所に任意の大きさで表示すことができる。このシステ
ムでは各ユニットに任意の入力映像信号を表示すること
ができ、しかもユニット間を結ぶ信号ケーブル数を大幅
に低減できる。
と表示位置と画面の大きさを指定すると、マスタユニッ
ト６０の制御部６０４は前記指定に応じて映像選択部６
０１で入力映像を選択し、映像処理部６０２で指定位置
の拡大等の映像処理を行い、ＰＤＰ６０３に表示する。
マスタユニット６０の制御部６０４はさらに、前記のよ
うに各スレーブユニット毎宛の映像信号を映像選択器６
０１で選択し、信号Ｓ６１、Ｓ６２としてスレーブユニ
ット６１、６２に出力すると共に、制御バスＣ６１を通
じて、前記制御信号に基づいて各サブマスタユニット及
び各スレーブユニットの制御信号を伝送する。各スレー
ブユニットでは制御部で前記制御信号を受け、前記選択
された映像信号の指定された部分を拡大処理等を映像処
理部で行いＰＤＰに表示する。各サブマスタユニット７
０、８０においてもマスタユニットと同様に映像選択を
し、各々のグループ内のスレーブユニットに供給する。
このようにして、外部から指定する任意の映像が任意の
場所に任意の大きさで表示すことができる。このシステ
ムでは各ユニットに任意の入力映像信号を表示すること
ができ、しかもユニット間を結ぶ信号ケーブル数を大幅
に低減できる。
【００１３】次に各ユニットの配置位置を認識する方法
を説明する。最も一般的な方法は各ユニットにディップ
スイッチ等のユニット番号プリセット用スイッチを取付
け、その設定内容を各ユニットの制御部を通じて制御バ
スから読み取れるようにしておき、予め定めたユニット
の位置コードを前記ディップスイッチに設定する。マス
タユニットの制御部はこの位置コードを読み取ることで
所定の位置に所定の表示を行うことが出来る。
を説明する。最も一般的な方法は各ユニットにディップ
スイッチ等のユニット番号プリセット用スイッチを取付
け、その設定内容を各ユニットの制御部を通じて制御バ
スから読み取れるようにしておき、予め定めたユニット
の位置コードを前記ディップスイッチに設定する。マス
タユニットの制御部はこの位置コードを読み取ることで
所定の位置に所定の表示を行うことが出来る。
【００１４】各ユニットの配置位置を認識する他の方法
としては、各ユニットの製造番号等の重複しない記号を
ＩＤとして各ユニットの制御部にＲＯＭ化して搭載して
おき、ユニット設置時に予め決まったＩＤの順番例えば
ＩＤコードの昇順にユニットを配置し、システムリセッ
ト時にマスタユニットの制御部が制御バスを通じて各ユ
ニットのＩＤを読み取りＩＤテーブルを作成すること
で、各ユニットの配置が特定出来、所定の位置に所定の
表示を行うことが出来る。
としては、各ユニットの製造番号等の重複しない記号を
ＩＤとして各ユニットの制御部にＲＯＭ化して搭載して
おき、ユニット設置時に予め決まったＩＤの順番例えば
ＩＤコードの昇順にユニットを配置し、システムリセッ
ト時にマスタユニットの制御部が制御バスを通じて各ユ
ニットのＩＤを読み取りＩＤテーブルを作成すること
で、各ユニットの配置が特定出来、所定の位置に所定の
表示を行うことが出来る。
【００１５】各ユニットの配置位置を認識する他の方法
としては、各ユニットの製造番号等の重複しない記号を
ＩＤとして各ユニットの制御部にＲＯＭ化して搭載して
おき、ユニット設置時には任意の位置にユニットを配置
し、システム制御器からユニット配置コマンドを発する
ことでマスタユニットの制御部は各ユニットのＰＤＰに
例えばＩＤコードの昇順に１、２、３、・・、９（９は
全ユニット数）等と番号を表示する。システム制御器か
らユニットの配置の順に前記の表示された番号を入力す
ることで、マスタユニットの制御部はユニットの配置順
にＩＤのテーブルを作成できる。以下このテーブルを元
に所定の位置に所定の表示を行うことが出来る。
としては、各ユニットの製造番号等の重複しない記号を
ＩＤとして各ユニットの制御部にＲＯＭ化して搭載して
おき、ユニット設置時には任意の位置にユニットを配置
し、システム制御器からユニット配置コマンドを発する
ことでマスタユニットの制御部は各ユニットのＰＤＰに
例えばＩＤコードの昇順に１、２、３、・・、９（９は
全ユニット数）等と番号を表示する。システム制御器か
らユニットの配置の順に前記の表示された番号を入力す
ることで、マスタユニットの制御部はユニットの配置順
にＩＤのテーブルを作成できる。以下このテーブルを元
に所定の位置に所定の表示を行うことが出来る。
【００１６】大型ＰＤＰにおいては、一般に単体でも画
像のアスペクト比を替えて表示する機能を持つ。アスペ
クト比の変換にはフレームメモリが使用されるが、この
フレームメモリをマルチパネル表示システムの映像処理
部で必要となるフレームメモリと共用する事で部品数、
部品スペースの低減を図ることができる。
像のアスペクト比を替えて表示する機能を持つ。アスペ
クト比の変換にはフレームメモリが使用されるが、この
フレームメモリをマルチパネル表示システムの映像処理
部で必要となるフレームメモリと共用する事で部品数、
部品スペースの低減を図ることができる。
【００１７】ＰＤＰにおいては、一般に階調表示方法と
して所謂サブフィールド法が使用されるが、このサブフ
ィールド法ではフレームメモリが使用される。このフレ
ームメモリをマルチパネル表示システムの映像処理部で
必要となるフレームメモリと共用する事で部品数、部品
スペースの低減をはかることができる。
して所謂サブフィールド法が使用されるが、このサブフ
ィールド法ではフレームメモリが使用される。このフレ
ームメモリをマルチパネル表示システムの映像処理部で
必要となるフレームメモリと共用する事で部品数、部品
スペースの低減をはかることができる。
【００１８】
【発明の効果】以上説明したように本発明によると、大
衆表示用ディスプレイなどとして使用する大画面映像を
表示するマルチパネル表示システムが、容易にセッテン
グできる薄型軽量なパネルディスプレイとして経済的に
構築できる。即ち、汎用性の有る単独でも映像表示可能
なＰＤＰユニットでマルチパネル表示システムを構成し
ているので、任意の大きさの画面を有するディスプレイ
が容易に設定できる。また複数の入力映像信号の切換機
能をもっているので、自由な映像の組み合わせでの表示
が可能となる。また各ユニットの順番を特定するため
に、各ユニットにＩＤを設定し、システム設置時に予め
定めたＩＤの順番にユニットを配置するか、またはシス
テム初期設定時に各ユニットに表示したテストパターン
をみて配置を設定して、そのデータにより任意の位置に
任意の映像を表示するようしてあるため、システムの設
定が容易となる。マルチパネル表示のための映像処理部
で使用するフレームメモリは、アスペクト比変換用また
は階調表示用を使用することで、部品数、部品スペース
を低減できる。
衆表示用ディスプレイなどとして使用する大画面映像を
表示するマルチパネル表示システムが、容易にセッテン
グできる薄型軽量なパネルディスプレイとして経済的に
構築できる。即ち、汎用性の有る単独でも映像表示可能
なＰＤＰユニットでマルチパネル表示システムを構成し
ているので、任意の大きさの画面を有するディスプレイ
が容易に設定できる。また複数の入力映像信号の切換機
能をもっているので、自由な映像の組み合わせでの表示
が可能となる。また各ユニットの順番を特定するため
に、各ユニットにＩＤを設定し、システム設置時に予め
定めたＩＤの順番にユニットを配置するか、またはシス
テム初期設定時に各ユニットに表示したテストパターン
をみて配置を設定して、そのデータにより任意の位置に
任意の映像を表示するようしてあるため、システムの設
定が容易となる。マルチパネル表示のための映像処理部
で使用するフレームメモリは、アスペクト比変換用また
は階調表示用を使用することで、部品数、部品スペース
を低減できる。
【図１】本発明によるマルチパネル表示システムの１実
施例の概要ブロック図である。
施例の概要ブロック図である。
【図２】本発明によるマルチパネル表示システムの１実
施例のマスタユニットの詳細ブロック図である。
施例のマスタユニットの詳細ブロック図である。
【図３】本発明によるマルチパネル表示システムの他の
実施例の概要ブロック図である。
実施例の概要ブロック図である。
【図４】本発明によるマルチパネル表示システムの他の
実施例のマスタユニットの詳細ブロック図である。
実施例のマスタユニットの詳細ブロック図である。
【図５】本発明によるマルチパネル表示システムの他の
実施例のスレーブユニットの詳細ブロック図である。
実施例のスレーブユニットの詳細ブロック図である。
【図６】本発明によるマルチパネル表示システムの他の
実施例の概要ブロック図である。
実施例の概要ブロック図である。
【図７】本発明によるマルチパネル表示システムの他の
実施例のマスタユニットの詳細ブロック図である。
実施例のマスタユニットの詳細ブロック図である。
【図８】本発明によるマルチパネル表示システムの他の
実施例のサブマスタユニットの詳細ブロック図である。
実施例のサブマスタユニットの詳細ブロック図である。
【図９】本発明によるマルチパネル表示システムの他の
実施例のスレーブユニットの詳細ブロック図である。
実施例のスレーブユニットの詳細ブロック図である。
【図１０】従来の多画面表示装置の概要ブロック図であ
る。
る。
１ システム制御器 ２ マスタユニット ３ スレーブユニット ４ マスタユニット ５ スレーブユニット ２１ 映像選択部 ２２ 映像処理部 ２３ ＰＤＰ ２４ 制御部 Ｓ０ 入力映像信号 Ｓ１〜Ｓ４ 入力映像信号 １００ 多画面表示装置 １０６ 表示ユニット １０１ 映像信号源 １０２ 外部制御装置 １０３ 拡大処理回路 １０４ 拡大制御回路 １０５ 表示部 １０７ 番号プリセット用スイッチ
Claims (7)
- 【請求項１】 複数個のプラズマディスプレイ（ＰＤ
Ｐ）ユニットを縦横に連結して大画面表示を行うシステ
ムにおいて、前記ユニットの１つをマスタユニットとし
マスタユニット以外のユニットをスレーブユニットとし
た各ユニットと、システム制御器を備え、前記各ユニッ
トは複数の映像信号を入力してその１つを選択する映像
選択部と映像信号の一部を拡大して表示する映像処理部
を有し、前記マスタユニットは前記システム制御器から
の制御信号で選択された映像信号の選択された部分を表
示すると共に、スレーブユニットへ制御信号を出力し、
スレーブユニットは、前記マスタユニットからの制御信
号により指定された映像信号の指定された部分を表示す
ることを特徴とするマルチパネル表示システム。 - 【請求項２】 マスタユニットは複数の映像信号を入力
してその１つを選択する映像選択部と映像信号の一部を
拡大して表示する映像処理部を有し、システム制御器か
らの制御信号で指定された映像信号の指定された部分を
表示すると共に、スレーブユニットへ前記選択された映
像信号とスレーブユニットの制御信号を出力し、スレー
ブユニットは映像信号の一部を拡大して表示する映像処
理部を有し、前記マスタユニットからの制御信号により
前記映像信号の指定された部分を表示することを特徴と
する請求項１記載のマルチパネル表示システム。 - 【請求項３】 スレーブユニットを任意のグループ数に
グループ分けし、マスタユニットを前記グロープの１つ
の入れ、マスタユニットの無いグループの中のスレーブ
ユニットの１つをサブマスタユニットとし、マスタユニ
ット及びサブマスタユニットは複数の映像信号を入力
し、マスタユニットは制御器からの制御信号により、サ
ブマスタユニットはマスタユニットからの制御信号によ
り選択されたグロープ内の各ユニットで表示する映像信
号を選択する映像選択部と映像信号の一部を拡大して表
示する映像処理部を有し、グループ内の各スレーブユニ
ットに前記選択された映像信号を個別に出力すると共
に、マスタユニット及びサブマスタユニットにおいて各
制御信号で選択された映像信号の部分を表示し、スレー
ブユニットは映像信号の一部を拡大して表示する映像処
理部を有し、前記マスタユニット又はサブマスタユニッ
トからの映像信号の内のマスタユニットからの制御信号
で選択された部分を表示するようにしてなる請求項１記
載のマルチパネル表示システム。 - 【請求項４】 各ユニットは映像信号のフレームメモリ
を備え、単体でも表示画面のアスペクト比を替えて映像
表示ができるのもとし、該フレームメモリを映像信号の
一部を拡大して表示する映像処理部のフレームメモリと
して使用することを特徴とした請求項１、請求項２又は
請求項３記載のマルチパネル表示システム。 - 【請求項５】 各ユニットは階調表示を行うためのフレ
ームメモリを備え映像信号の階調表示を行うものとし、
該フレームメモリを映像信号の一部を拡大して表示する
映像処理部のフレームメモリとして使用することを特徴
とした請求項１、請求項２又は請求項３記載のマルチパ
ネル表示システム。 - 【請求項６】 各ユニットにＩＤを記憶した記憶部を備
え、システムの設置時に予め定めたＩＤの順番にユニッ
トを配置し、システム初期設定時に各ユニットの前記Ｉ
Ｄを読み取り、そのデータによりシステム選択器により
選択された任意の位置に任意の映像を表示するようにし
てなる請求項１、請求項２、請求項３、請求項４又は請
求項５記載のマルチパネル表示システム。 - 【請求項７】 システム内に書き換え可能な記憶部を設
け、システム設置時に任意のＩＤを持ったユニットを任
意の位置に配置し、システム初期設定時に各ユニットに
試験パターンを表示し、該試験パターンにより各ユニッ
トの配置位置をシステムに入力し、該入力データにより
ＩＤと該ＩＤを有するユニットの関係を前記記憶部に記
憶し、以後該記憶内容によりシステム制御器により選択
された任意の位置に任意の映像を表示するようにしてな
る請求項６記載のマルチパネル表示システム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6225260A JPH0888820A (ja) | 1994-09-20 | 1994-09-20 | マルチパネル表示システム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6225260A JPH0888820A (ja) | 1994-09-20 | 1994-09-20 | マルチパネル表示システム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0888820A true JPH0888820A (ja) | 1996-04-02 |
Family
ID=16826533
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6225260A Pending JPH0888820A (ja) | 1994-09-20 | 1994-09-20 | マルチパネル表示システム |
Country Status (1)
| Country | Link |
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