JPH0858089A - インクジェット記録装置 - Google Patents
インクジェット記録装置Info
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- JPH0858089A JPH0858089A JP6201088A JP20108894A JPH0858089A JP H0858089 A JPH0858089 A JP H0858089A JP 6201088 A JP6201088 A JP 6201088A JP 20108894 A JP20108894 A JP 20108894A JP H0858089 A JPH0858089 A JP H0858089A
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- Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)
Abstract
る、信頼性の高いインクジェットヘッドを提供すること
にある。 【構成】 インク供給絞り4を基板の積層方向より見て
圧力室5の外側に配置し、インク供給絞り4を供給連通
路38の一方の端部近傍に接続し、供給連通路38の他
方の端部を基板の積層方向から見て圧力室5の端部に重
ね圧力室5に接続し、インク供給絞り4が供給連通路3
8を隔てて圧力室5と対向しないよう配置する。
Description
た時点で、インク滴を飛翔させ、このインク滴により記
録用紙にドットを形成させるオンデマンド型インクジェ
ット記録装置に関する。
ク滴を噴射し文字や図形を出力するオンデマンド型イン
クジェット記録装置は、低騒音、低ランニングコストで
普通紙や再生紙に高印字品質の記録書き込みができる点
で他の方式のものに比べて優れている。
3に示す従来技術が特開平6−40030号公報に開示
されている。このインクジェットヘッドは以下に示すよ
うに、それぞれ異なる機能を有する複数のプレートを積
層して構成されている。即ち、平面状に配列された細長
い圧力室5を確定する圧力室形成基板32は、その一方
の面を圧力室5に対応して配設された圧電素子34を持
つ振動板33で封止され、他方の面を連通流路38,3
9を有する封止基板43で覆蓋されて、インク滴吐出に
必要な圧力を生成する個別に区画された圧力室5を構成
する。更に封止基板31上にはインク供給絞り4を有す
るインク供給絞り形成基板43が積層され、この基板上
に積層されたインクリザーバ室形成基板42に穿孔形成
されたインクリザーバ室6と連通路38との間のインク
流れを制限している。
板を積層する構造であるため容易に製造でき、特にアク
チュエータ部分をセラミクスの一体焼成で構成した場合
においても、接合部材間におけるインク流路のシール性
を容易に且つ安定して確保できるため、量産性と信頼性
の高いインクジェット記録装置を提供できる。
ドでは、インク流路中に気泡が滞留すると、気泡がイン
ク供給を妨げたり、インクを吐出させるための圧力を吸
収し、インクの吐出不良を発生させる。このような気泡
は、インクを補給するインクタンクから初めてインクを
充填する場合にインク流路内に残留したり、インクの消
耗によりインクタンクを交換する時にインクタンクとの
接続部から進入したり、振動等によりノズルのインクメ
ニスカスが破壊しノズルから進入したりするため、この
気泡を排出させるための手段をインクジェット記録装置
が備えていなければならない。一般には、インクジェッ
ト記録装置にポンプを設置し、インクタンクの交換時や
インク吐出不良が発生した時に、ポンプを駆動してノズ
ルよりインクを強制的に排出させ、その時の流れで気泡
を取り除く方法が採られる。
は、インク供給絞りの狭い開口部から連通流路部にイン
クが噴出する部分では、連通流路部の角にインク流れの
淀みが生じ、ポンプのインク排出力を高めても気泡が排
出できない。このような淀み部は、基板を積層して接合
する時の組立誤差によって非常に大きくなる場合があ
り、例えば、図14に示す流路構造ではC部とD部に、
図15に示す流路構造ではD部とE部に淀みが生じ、イ
ンクジェットヘッドの製造上の歩留まりを著しく低下さ
せる。
は、ポンプを用いて強く長い時間インクを排出しなけれ
ばならず、インクが無駄に消費され印字コストが高くな
ると言う問題点も有している。
を解決するものであって、その目的とするところは、圧
力室と、供給連通路と、インク供給絞りと、インクリザ
ーバ室とを順に積層配置したインク流路中の気泡と容易
に排出できる流路構造を提供することで、気泡滞留によ
るインク吐出不良が発生せず、不必要に無駄なインク消
費の無い、信頼性の高いインクジェット記録装置を提供
することである。
低下しない、歩留まりの高いインクジェット記録装置を
提供することである。
に本発明のインクジェット記録装置は、インクを加圧す
る圧力発生手段を有する圧力室と、供給連通路と、イン
ク供給絞りと、インクリザーバ室とを順に積層配置し、
互いに接続するインク流路を形成したインクジェット記
録装置において、インク供給絞りを積層方向より見て圧
力室の外側に配置し供給連通路の一方の端部近傍に接続
し、供給連通路の他方の端部を積層方向から見て圧力室
の端部に重ね圧力室に接続し、インク供給絞りが供給連
通路を隔てて圧力室と対向しないよう配置したことを特
徴とする。
給絞りから供給連通路へ噴出する噴流が対向する壁面と
の間に渦を発生する。この渦はインク供給絞りから対向
する壁面までの距離が長くなるほど大きくなる。また、
この渦が発生する部分に構造上の段部があると、気泡が
滞留し、インク流量を増加させても排出不可能である。
供給連通路を長くしその両端に流路を接続し、インク供
給絞りの開口部と圧力室が対向しないように構成するこ
とにより、渦を小さくすることと構造上の段部を無くす
ことを両立できる。従って、インク供給絞りから圧力室
まで滑らかな流れが作られ、気泡が容易に排出できる流
路となる。
詳細に説明する。
の実施例を示す斜視図である。図1においてインクジェ
ットヘッドカートリッジ2はキャリッジ80上に位置決
め固定されており、キャリッジ80はキャリッジモータ
81によって主走査方向である矢印Aの方向に移動する
ことができる。また印字紙等の被記録媒体82はプラテ
ン83に巻き付けられ、紙送りモータ84によって副走
査方向である矢印Bの方向に移動することができる。キ
ャリッジ80上に搭載されたインクジェットヘッドカー
トリッジ2は主走査方向に移動しながら、印字信号に応
じてインク滴を吐出し、被記録媒体の副走査方向の移動
と組み合わせて、2次元面内に画像を形成する。また、
印字が一定時間以上行なわれない場合にはインク吸引手
段85のある待機位置86に移動する。インク吸引手段
85は、キャップ87と、不図示のキャップ進退機構と
を有し、インクジェットヘッドカートリッジ2のインク
吐出面にキャップ87を当接させた状態と、当接させな
い状態とを実現することができる。インクカートリッジ
の交換に伴い新規インクをインクジェットヘッド内に導
入する場合や、インクの吐出不良が発生した場合には、
このインク吸引手段を用いてインクジェットヘッド内の
インクを吸引し、吐出不良の原因となるインクジェット
内の気泡や劣化したインクをノズルより排出させる。
2の断面図である。図2においてインクジェットヘッド
カートリッジ2はヘッドユニット10と、固定部材20
と、インク収納部70とによって構成されている。ヘッ
ドユニット10は固定部材20に位置決めされ、接着剤
によって接合されている。インク収納部70は、そのイ
ンク排出部72に固定部材20のインク導入路21を挿
入して、固定部材20に固定される。インク導入路21
とインク排出部72の嵌合はOリング71によってシー
ルされている。インク収納部70に蓄えられているイン
クは、固定部材20のインク導入路21を通ってヘッド
ユニット10に供給される。インク収納部70は内部に
多孔質体74を収納しており、この多孔質体74にイン
クが含浸されている。多孔質体74はインクによって侵
されずかつインクを変質させない材質からなる発泡材な
どが好適である。またインク収納部70のインク排出部
72の対向面には通気性を有するフィルム77に覆われ
た連通孔76が設けられており、インクの蒸発を抑さえ
ながら内部の圧力をインクの消費量に関係なく大気圧に
保っている。
トリッジ2は一体に接合されており、インク収納部のみ
の交換は出来ない構成となっているが、インク導入路2
1に外部からごみが入らないようにするフィルタ75
や、インク排出部から外部にインクが漏れない構造等を
設けることにより、インク収納部70が交換出来る構成
にすることも可能である。
せず、インクジェット記録装置内の固定された位置にイ
ンク収納部を設け、キャリッジと共に往復移動するイン
クジェットヘッドとの間を、フレキシブルチューブで接
続する構成も可能である。
0をノズルプレート側から見た外観斜視図である。ま
た、図4はヘッドユニット10を固定部材側から見た外
観斜視図である。ヘッドユニット10は板状のアクチュ
エータユニット30と、アクチュエータユニット30を
表面に実装するのに十分な面積を持つ同じく板状の流路
ユニット40とを積層して構成されている。また、アク
チュエータユニット30の一方の面には、圧力発生素子
への駆動信号を印加するための配線手段26が接続され
ている。
を、図5を用いて説明する。図5は説明のために各構成
部品を分解し、相対的な寸法を変えて示してある。
ト40はそれぞれ複数のプレートを積層して構成されて
いる。
する。アクチュエータユニット30は封止基板31と圧
力室形成基板32と振動板33とを順次積層して構成さ
れている。また、振動板33上にはそれぞれの圧力室5
に対応した下部電極35が形成されており、更に下部電
極35上にはそれぞれの圧力室5に対応した圧力発生手
段が形成されている。本実施例の圧力発生手段は圧電素
子34より成り、この圧電素子34に駆動電圧を供給す
るため下部電極35とで圧電素子34を挟むように上部
電極36が複数の圧電素子34に股がって形成されてい
る。即ち、下部電極35には個別の圧電素子34を選択
的に駆動するための個別駆動信号が加えられる。共通電
極である上部電極36と個別電極である下部電極35
は、振動板33上に形成された接続端子37とフレキシ
ブルプリント基板(FPC)26とを接続して、外部の
駆動回路に接続される。インク滴吐出に必要なインク圧
力を発生する圧力室5は、圧力室形成基板32に細長く
形成された通孔により平面内の配列が確定され、通孔の
周囲が側壁となり複数の圧力室に区画されている。封止
基板31は圧力室5を封止すべく側壁と気密的に接合さ
れ圧力室底壁をなす。この封止基板31には、各圧力室
毎にアクチュエータユニット外からインクを供給するた
めの細長い供給連通路38と、インク滴を吐出するノズ
ル3と接続するためのノズル連通路39が穿孔されてお
り、各圧力室5は一方の端部近傍でノズル連通路39に
接続し、他方の端部で供給連通路38の一方の端部に接
続している。
ニット40はノズルプレート41とリザーバ室形成基板
42とインク供給絞り形成基板43とを順次積層して構
成されている。リザーバ室形成基板42には、リザーバ
室6を確定する通孔が形成されており、通孔の一方をノ
ズルプレート41で、他方をインク供給絞り形成基板4
3で封止することでリザーバ室6を構成している。この
リザーバ室6は、インク収納部からのインクを各圧力室
に分岐させるマニフォールドとしての機能を有し、基板
面から見て、各供給連通路38と平面的に重なる部分か
らアクチュエータユニット30と平面的に重ならない部
分に渡って形成されている。このリザーバ室6にあっ
て、インク供給絞り形成基板43にはリザーバ室6と細
長い各供給連通路38の一方の端部を接続するインク供
給絞り4が穿孔されており、アクチュエータユニット3
0と平面的に重ならない部分のインク供給絞り形成基板
43には、インク収納部からのインクをリザーバ室6に
導くリザーバ口8が穿孔されている。また、ノズルプレ
ート41にはインク滴を吐出するノズル3が、圧力室5
に対応して穿孔されている。このノズル3と対応する圧
力室5とを接続するため、インク供給絞り形成基板43
とリザーバ室形成基板42にはノズル3に対応してノズ
ル連通路44、45が形成されている。
ット30に対向した2列の圧力室5が形成されており、
相互に圧力室配列間隔の2分の1だけ配列方向にずらし
て配置されている。また、対応するノズル3も相互にノ
ズル配列間隔の2分の1だけずらして2列に配設されて
いる。従って、主走査方向Aから見たノズルの配列間隔
は圧力室間隔の2分の1となり、実質的なノズル密度を
倍にしている。
ンク供給絞り4とノズル連通路44は、それぞれ一対一
に対応するアクチュエータユニット30の供給連通路3
8とノズル連通路39に重なる位置に形成されており、
アクチュエータユニット30を流路ユニット40上に、
対応する開口を重ねて接合することにより、両ユニット
間の流路が接続される。
を以下に説明する。厚さ50乃至150μmのステンレ
ス板よりなるノズルプレート41には開口径30乃至5
0μmのテーパノズル3が、列内の間隔が564μm
で、2列に形成されている。リザーバ形成基板42は厚
さ150μmのステンレス板を打ち抜いてリザーバ室6
を確定する通孔とノズル連通路45とを形成した。ノズ
ル連通路45の直径は板材と同じ150μm程度が好ま
しい。インク供給絞り形成基板43は50乃至150μ
mステンレス板に打ち抜きによりインク供給絞り4とノ
ズル連通路44を穿孔した。インク供給絞り4は圧力室
の圧力によって発生するインク流れが、リザーバ室6側
へ逃げるのを制限しノズル3側へ効率良く向けるため、
ノズルの流体的なインピーダンスより等しいか大きく設
定することが好ましい。本実施例ではノズル3と同じ寸
法とし、断面が厚さ方向に拡大するテーパ部を持つよう
に穿孔した。テーパを持たせたため、最狭部の直径を板
厚より小さくでき、また精度良く形成することが可能と
なった。ノズル連通路44の直径は、リザーバ室形成基
板42のノズル連通路45より等しいか若干大きく、圧
力室5の幅より小さく設定し、本実施例では150乃至
300μmとした。このように設定することにより、圧
力室5からノズル3への流路中に気泡が滞留するのを防
止できる。これら3枚のプレートは、相互に関連付けら
れた通孔が連通するように積層される。プレート間の接
合は、ろう接合、拡散接合、接着剤、型抜きされた接着
シート等が採用でるが、ここではインクに腐食されない
エポキシ樹脂からなる接着剤を用いた。各プレートに
は、本実施例では全てステンレス板を用いたが、インク
に腐食されない素材であれば、セラミクス、硝子等の無
機材料や、シリコン、ニッケル等の金属材料や、ポリイ
ミド、ポリカーボネート、ポリサルフォン等のプラスチ
ック材料から適宜選択して組み合わせることも可能であ
る。また、それぞれの素材に適した加工方法として、エ
ッチングや、YAGレーザ、炭酸ガスレーザ、エキシマ
レーザ等を用いたレーザ加工等の除去加工方法の他に、
電鋳法や樹脂成型等の直接形状を形成する方法も採用で
きる。
絞り形成基板43は比較的基板が薄く、形成される穴の
直径が小さくかつ高精度に形成する必要があるため、プ
ラスチックプレートをエキシマレーザで加工する方法
や、ニッケルの電鋳で形成する方法も適している。
詳細な構成を以下に説明する。圧力室形成基板32は厚
さ150μmのジルコニアの焼成体で、複数の圧力室5
がノズル3と同じく列内の間隔が564μmで、2列に
形成されている。圧力室5の幅は350乃至450μm
で長さは1乃至3mmである。これらの寸法は、必要な
インク滴重量やノズル配列密度等により、最適に設計さ
れる。封止基板31は厚さ150μmのジルコニアの焼
成体で、圧力室5の一方の側壁上を封止して接合され
る。封止基板31のノズル連通路39は300μmの直
径で形成した。供給連通路は幅が200μmで長さが3
00μm乃至1mmの長穴に形成した。振動板33は厚
さ10乃至20μmのジルコニアの焼成体で、圧力室5
の他方の側壁上を封止して接合される。振動板33上に
圧力室5に対応して形成した下部電極35の上には幅が
圧力室5の幅の80乃至90%で厚さが20乃至40μ
mのチタン酸ジルコン酸鉛からなる圧電セラミクスを積
層する。また、ジルコニアの代わりにアルミナ、窒化ア
ルミ、チタン酸ジルコン酸鉛等も用いることが出来る。
て、焼成によって一体に形成した。即ち、図12(A)
において振動板33と、予め圧力室5を確定する通孔を
打ち抜いて形成した圧力室形成基板32と、予め連通路
を打ち抜いて形成した封止基板31とをセラミックス材
料であるグリーンシートの状態で加圧し、その後800
℃から1000℃の温度で一体に焼成する。次に図12
(B)で下部電極35として白金、パラジウム、銀−パ
ラジウム、銀−白金、白金−パラジウムからなる合金の
うち少なくとも1種類以上を主成分とする材料を印刷に
よって圧力室5に対応する部分に形成し焼成する。更に
図12(C)で圧電材料34を同じく印刷によって形成
し、焼成してアクチュエータユニットを一体に仕上げ、
最後に複数の圧電素子に股がってクロム、金、ニッケ
ル、銅等からなる共通電極をスパッタリングで形成す
る。このように一体焼成によって形成されたアクチュエ
ータは、非常に微細な構造を持つ圧力室形成基板32と
薄い振動板33とが焼成で強固に接合されるため、イン
ク密封性と耐インク腐食性に優れたものとなる上に、そ
の製造過程は印刷技術によってペースト状の電極あるい
は圧電素子を塗布し焼成するだけで済むため極めて簡単
であるという利点がある。封止基板31は、流路ユニッ
トとの接合面積を増やすことができること、従って両ユ
ニットの接続部のインクシールを容易に行える特徴を持
つ。特に、アクチュエータユニット30をセラミックス
の一体焼成で形成する場合には、先に述べたように圧力
室5の気密性を十分に確保できるという特徴を持つ。
非常に優れているが、従来行われているように、金属や
樹脂からなる基板を接着や溶着や融着で接合する方法、
硝子やシリコン基板をエッチングで加工する方法や、プ
ラスチックの成型で形成する方法や、振動板上にチップ
状の圧電素子を実装する方法等を組み合わせて、アクチ
ュエータユニットを形成することも可能である。
ユニット30からなるヘッドユニット10の流路構成と
インク流れを細長い圧力室に沿った断面図6と、流路の
輪郭で重なり状態を示した平面図7を用いて説明する。
インク格納部から導かれたインクはリザーバ口8、イン
クリザーバ室6、インク供給絞り4、供給連通路38を
経由して圧力室5に供給される。インクの供給力は、流
路へ初めてインクを充填する場合や流路内に気泡や塵や
粘度が増加した変質インク等が存在する場合にはインク
吸引手段85を用いて、インクジェットヘッド外部より
強制的に与えられる。また、インクジェットヘッドの動
作時には、ノズル3に形成されるメニスカスの毛細管力
によって与えられる。圧力発生素子として圧電素子34
を用いた本実施例では、圧電素子34と振動板33によ
りユニモルフアクチュエータが構成され、圧電素子34
への電圧印加により圧電素子34は面内方向に収縮し、
振動板33は圧力室5を収縮する方向にたわみ変形す
る。この時発生する流体圧力により、圧力室5からノズ
ル連通路39、44、45を経てノズル3につながるイ
ンク流れが発生し、ノズル開口よりインク滴が吐出す
る。
圧力室5の長手方向外側に配置され、細長い供給連通路
38の一方の端部の下壁に開口している。従って、イン
ク吸引手段85を用いてインクを排出した時、インク供
給絞り4から供給連通路内に流入したインク噴流は、イ
ンク供給絞り4に対向する供給連通路の上壁、即ち圧力
室形成基板面に衝突し、供給連通路の他方の端部、即ち
圧力室端部との接続部の方向に向きを変えて、供給連通
路に沿って流れる。本発明の構成にすることで、インク
噴流が供給連通路に大きな渦を発生させることなく滑ら
かに向きを変え、更に流れの淀みを作る段部が構造上無
くなるため、気泡が滞留する事が皆無となった。しか
し、供給連通路38の長さによっては、供給連通路の圧
力室側の端部Fに気泡が滞留する可能性が予測された。
そこで、図8に示すように、供給連通路38の寸法L
1,L2を変えて、端部Fに気泡が滞留するかを観察し
た。観察を可能にするためガラスの振動板を用いた。イ
ンク供給絞りの寸法は、インク供給絞りの最小部の直径
が30μm,円筒部の長さが20μm,テーパ部のテー
パ角度が全角で35度,インク供給絞りの全長(基板厚
さ)が60μmである。供給連通路の他の寸法は、幅が
200μm,高さ(基板厚さ+接着層厚さ)が180μ
mである。
用いてその気泡が排出できるかを実験により確認したと
ころ、以下に示す結果を得た。
であった実施例、△は一部の気泡は排出できた実施例、
○は気泡が完全に排出できた実施例である。この結果よ
り寸法L1が重要であり、この寸法が流路の断面の寸法
(180μm)より等しいかそれ以上とすることで、供
給連通路の流れが圧力室形成基板側に偏ることなく、イ
ンク供給絞り形成基板側にも均等に流れるようになるこ
とが確かめられた。
0、図11に示す。
給絞り形成基板43には、各供給連通路(各圧力室)毎
にインク供給絞り104,105が2個形成されてい
る。図10の断面図に示すように、第1のインク供給絞
り104は先の実施例と同様に、圧力室5の長手方向外
側に配置され、細長い供給連通路38の一方の端部の下
壁に開口している。また、第2のインク供給絞り105
は、図11の平面図に示すように、圧力室5と供給連通
路38の開口が重なり、相互を接続している端部に開口
するように配置し、従って、第2のインク供給絞り10
5が供給連通路38を挟んで圧力室5の端部と対向して
いる。第2のインク供給絞り105を設けることによ
り、図10のF部とG部の気泡を容易に排出することが
でき、より少ないインク排出量でインクジェット記録装
置を正常な状態に回復させることが可能となった。ま
た、本実施例の副次的な効果として、インクリザーバ室
6側の流れが2つのインク供給絞りに分散されるため、
インクの流れが均一になり、インクリザーバ室6の気泡
排出性が向上した。
室の圧力によって発生するインク流れが、リザーバ室6
側へ逃げるのを制限しノズル3側へ効率良く向ける役割
を持っている。従って、インク供給絞りを2個配置させ
ると、ノズル側への流れが少なくなり、駆動電圧を高く
しなければならないなど効率が低下する。この効率を低
下させることなく、効果的に気泡を排出させるには、第
2のインク供給絞り105から流入する流れを、第1の
インク供給絞り104から圧力室5に流れ込む流れより
小さくすることが有効であることが解った。第2のイン
ク供給絞り105からの流れは、供給連通路38と圧力
室5の接続部に渦を発生させるため、過度の流れは逆に
気泡の排出性を低下させた。従って、第1のインク供給
絞り104からの流量より少なく、好ましくは半分程度
の流量になるように、第1のインク供給絞り104の流
体抵抗より、第2のインク供給絞り105の流体抵抗を
大きくすることが有効である。流体抵抗はインク供給絞
りの最小部の直径の4乗に概ね反比例するため、第1の
インク供給絞り104の最小部の直径を35μm、第2
のインク供給絞り105の最小部の直径を30μmとす
ることで、両者のインク流量は2対1に設定できる。
いインク流れで効果的に気泡を排出させるために重要で
あるが、そのためには、第2のインク供給絞り105の
テーパの方向を、連通供給路38に向かって広がる方向
に取ると良いことが明らかになった。
は、インク供給絞りを積層方向より見て圧力室の外側に
配置し供給連通路の一方の端部近傍に接続し、供給連通
路の他方の端部を積層方向から見て圧力室の端部に重ね
圧力室に接続し、インク供給絞りが供給連通路を隔てて
圧力室と対向しないよう配置しすることで、供給連通路
から圧力室への流路の気泡を確実に排出させることがで
き、信頼性の高く、無駄なインク消費の無い経済的なイ
ンクジェット記録装置を提供することが可能となった。
また、流路中にインクの淀みを発生させる段部が無くな
り、積層の位置誤差等の製造ばらつきで、信頼性が著し
く低下することのない、製造歩留まりの高いインクジェ
ット記録装置を提供することが可能となった。
を隔てて圧力室と対向する位置に配置したことにより、
気泡の排出性を可及的に高められるという効果を有す
る。
た斜視図である。
断面図である。
る。
る。
明する分解斜視図である。
説明する断面図である。
説明する平面図である。
説明する断面図である。
明する分解斜視図である。
を説明する断面図である。
を説明する平面図である。
を説明する図である。
る断面図である。
る断面図である。
る断面図である。
Claims (7)
- 【請求項1】 インクを加圧する圧力発生手段を有する
圧力室と、供給連通路と、インク供給絞りと、インクリ
ザーバ室とを順に積層配置し、互いに接続するインク流
路を形成したインクジェット記録装置において、前記イ
ンク供給絞りを積層方向より見て前記圧力室の外側に配
置し前記供給連通路の一方の端部近傍に接続し、前記供
給連通路の他方の端部を積層方向から見て前記圧力室の
端部に重ね前記圧力室に接続し、前記インク供給絞りが
前記供給連通路を隔てて前記圧力室と対向しないよう配
置したことを特徴とするインクジェット記録装置。 - 【請求項2】 前記供給連通路と、前記インク供給絞り
は、それぞれ封止基板と、インク供給絞り形成基板とに
穿孔した空所として区画され、これらの基板を前記圧力
室上に順次積層して前記インク流路を形成したことを特
徴とする請求項1記載のインクジェット記録装置。 - 【請求項3】 前記圧力室を、振動板と前記圧力室を区
画する窓を有する圧力室形成基板と前記封止基板とをグ
リーンシートで積層し一体焼成したセラミクス体に構成
し、前記振動板の外面に前記圧力室に対応して圧電素子
からなる圧力発生手段を設けたことを特徴とする請求項
2記載のインクジェット記録装置。 - 【請求項4】 前記供給連通路の、前記インク供給絞り
との接続位置から前記圧力室との接続位置までの長さ
が、前記供給連通路の断面の寸法と等しいかそれ以上で
あることを特徴とする請求項1記載のインクジェット記
録装置。 - 【請求項5】 第2のインク供給絞りを有し、この第2
のインク供給絞りを前記供給連通路を隔てて前記圧力室
と対向する位置に配置したことを特徴とする請求項1記
載のインクジェット記録装置。 - 【請求項6】 前記第2のインク供給絞りの流体抵抗
を、前記インク供給絞り(第1のインク供給絞り)の流
体抵抗より大きくしたことを特徴とする請求項5記載の
インクジェット記録装置。 - 【請求項7】 前記第2のインク供給絞りはテーパ部を
有し、このテーバ部が前記供給連通路側に広がる方向で
あることを特徴とする請求項5記載のインクジェット記
録装置。
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