JPH0838141A - 紙巻たばこを製造する方法および機械 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 中心にコアを有する紙巻たばこのための紙巻
たばこロッドを形成するための紙巻たばこフィラー流れ
を形成するため合流される同じ幅の２つのタバコ部分流
れを形成する方法および装置を提供する。 【構成】 側壁６１４Ａ、６１４Ｂおよび６１６Ａ、６
１６Ｂによってそれぞれ限定された２つの独立した通路
６１４、６１６を通じてタバコをシャワー状に供給され
る漸集する吸引バンド６１０、６１２が設けられ、それ
らの上に形成された幅広のタバコ層は側壁６１４Ｂ、６
１６Ｂと補助壁６１４Ｃ、６１６Ｃとの間の空間に設け
たトリミング装置６１１、６１３によって摘断される。
前記通路６１４と６１６との間にシャワー通路６２２が
存在し、該通路を通じて追加粒状材料が前記２つの吸引
バンドに対し供給される。追加粒状材料層を担持したタ
バコ層はプーリ６１０Ａと６１２Ａとの間の合流点で合
体してコアを形成する。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は単一紙巻たばこフィラー
流れを形成するため合流される２つのタバコ部分流れを
形成するためにタバコを２つの漸集する吸引バンドに向
かってシャワー状に供給することによって紙巻たばこフ
ィラー流れが形成される本出願人の米国特許第５，１９
９，４４６号に記載されている紙巻たばこ製造機械概念
に関する多数の改良および修正に関するものである。

【０００２】この関係において、さらに、本出願人の米
国特許第５，１４１，００３号および英国特許明細書第
２，２６９，９７５Ａ号が参照される。

【０００３】本発明の一局面は、タバコまたはタバコと
は異なるその他の粒状材料であって紙巻たばこフィルタ
の残部を構成しかつコアを包囲するものから成るコアを
有する紙巻たばこを製造する方法および機械に関する。

【０００４】

【課題を解決するための手段】本発明のこの局面に従っ
て紙巻たばこを製造する方法によれば、タバコは、連続
した紙巻たばこロッド（すなわち棒状紙巻たばこ）を形
成するのに使用される紙巻たばこフィラー流れを形成す
るため爾後合流される同様の幅の２つのタバコ部分流れ
を形成するため、２つの吸引バンド上にシャワー状に供
給され、前記部分流れの少なくとも１つの上に前記部分
流れのタバコとは異なる粒状材料の連続したまたは実質
的に連続した層を形成または供給する、またはそのよう
な層を前記部分流れの間にそれらが合流するときまたは
合流する直前に供給する、過程を有し、前記層または複
数の層は前記部分流れのおのおのより狭くかつそれに対
して中心に配置され、したがって前記部分流れのおのお
のは前記層または複数の層を越えて横方向に延び、か
つ、したがって前記層または複数の層はタバコによって
包囲された完成紙巻たばこフィラー流れ内のコアを形成
する。

【０００５】本発明の他の一局面はより稠密な端部分を
有する紙巻たばこを製造する方法および機械に関する。

【０００６】本発明の様々の局面を実施する紙巻たばこ
を製造する機械の例は添付した概略的図面に示されてい
る。

【０００７】

【実施例】図１はその上にタバコがシャワー通路５１４
から実質的に水平にシャワー状に供給される漸集吸引バ
ンド５１０、５１２を有する機械を示している。タバコ
部分流れ（ｓｕｂ−ｓｔｒｅａｍ）（図示されていな
い）が吸引バンド５１０、５１２上に形成され、これら
吸引バンドが合流帯域５１６から出発する平行進路に沿
って運動するにつれて、互いに結合するすなわち合流す
る。このようにして形成された合流した紙巻たばこフィ
ラー（充填葉）流れは事実上標準形の付属紙巻装置（ｇ
ａｒｎｉｔｕｒｅ）において巻紙内に包囲される。

【０００８】タバコ通路５１４の概ね中央に沿ってシャ
ワー状に供給されるタバコは、バンド５２０上において
タバコ稠密終端部分５１８を形成するのに使用される。
この目的のため、固定壁５２２とバンド５２０の平行走
行部との間に通路が形成されており、タバコは部分的に
通路５１４の底壁に形成された過給機ルーバ５２４の作
用によって前記通路内に引入れられる。吸引力はバンド
５２０を通じて供給されて稠密終端部分５１８をそれら
がバンド５１０上にまさに釈放されるまでバンド５２０
上に保持する。前記通路内に引入れられるタバコの量
は、ルーバ５２４へ供給される吸引力のレベルを制御す
ることによって、かつ、またはバンド５２０を通じて供
給される吸引力のレベルを制御することによって制御さ
れ得る。

【０００９】ローラ５２６、５２８は表示された方向へ
回転し、したがって、そうでなければ隣接固定壁５３
０、５３２の縁に捕捉されるであろうタバコは、図示の
ように導かれる。

【００１０】バンド５２０はその全長に沿って透気性で
あるように織られたナイロンから作られている。しか
し、前記ナイロンバンドの内側の非透気性キャリヤバン
ドは稠密終端タバコがナイロンバンド上において集めら
れる区域を限定する複数の穴を定間隔で形成されてい
る。前記キャリヤバンドはプーリ５３４によって緊張さ
せられており、プーリ５３６を回って戻り、一方、ナイ
ロンバンドはさらに延びてプーリ５３８を回って戻る。
ナイロンバンドはまた別個の緊張装置を有しており、キ
ャリヤバンドから独立して駆動され得る。

【００１１】図２は稠密終端タバコがプーリ５４２、５
４４を回って通るように配置されたバンド５４０の上に
直接にシャワー状に供給されることにおいて異なる一代
替構造を示している。図１におけるがごとく、タバコ稠
密終端部分５４６はバンド５４０上に形成されて、吸引
バンド５１０によって運搬される部分流れの上に供給さ
れ、その後、吸引バンド５１０、５１２によって運搬さ
れるタバコ部分流れは完全な紙巻たばこフィラー流れを
形成するように互いに結合するすなわち合流する。図１
におけるローラ状のローラ５２６または５２８は２つの
固定壁５４８、５５０の接続点に配置され得る。バンド
５４０はもし望まれるならば増大され得る角度αによっ
てタバコのシャワーに対して傾斜されている。

【００１２】バンド５４０はタバコの稠密終端部分を捕
捉するための多孔区域を有する無孔性材料から形成され
得る。代替的に、図１に関して言及されたように、２つ
のバンドが設けられ得、内側のバンドは無孔性であるが
定間隔をもって複数の穴を有し、一方、外側のバンドは
おそらく織られたナイロンから成り得る。

【００１３】図３は中心にコアを有する紙巻たばこを製
造するのに使用される機械を示している。前と同様に、
該機械は、この場合、平行する上壁および下壁によって
限定されかつ側壁６１４Ａ、６１４Ｂおよび６１６Ａ、
６１６Ｂによってそれぞれ限定された２つの独立したシ
ャワー通路６１４、６１６を通じてその上にタバコがシ
ャワー状に供給される漸集吸引バンド６１０、６１２を
有する。このタバコはバンド６１０、６１２のおのおの
にタバコの広くて浅い層を形成する。図４は吸引バンド
６１２上に形成されて吸引室６２０から該バンドを通じ
て供給される吸引力によって該バンド上に保持されるタ
バコ層６１８を示している。同様の構成が吸引バンド６
１０に対しても適用される。

【００１４】吸引バンド６１０、６１２上に形成された
幅広の層は側壁６１４Ｂ、６１６Ｂと補助壁６１４Ｃ、
６１６Ｃとによって形成された空間に取付けられたトリ
ミング装置６１１、６１３によって摘断され得る。代替
的に、幅広のタバコ層の厚さは、例えば英国特許願第
９，４２２，５８１号に記載されるごときその他の手段
によって制御されるまたは均等化され得る。

【００１５】シャワー通路６１４と６１６との間にはシ
ャワー通路６２２が存在しており、該通路を通じて追加
粒状材料（タバコおよび、または、その他の材料）が吸
引バンド６１０、６１２の双方に向かってシャワー状に
供給され得る。前記追加粒状材料が吸引バンド６１２に
到達する領域内において、前記シャワー通路は、タバコ
層６１８の中心領域に沿って生じる追加粒状材料の層６
２８の幅を限定する内面６２４Ａ、６２６Ａを有するレ
ール６２４、６２６（図５参照）によって幅を減じられ
ている。同じことが吸引バンド６１０の領域において機
械の他の半分に対しても当てはまる。

【００１６】かくして各タバコ層６１８は中心に位置さ
れる追加粒状材料層を担持してプーリ６１０Ａと６１２
Ａとの間の合流点に到達する。２つの前記材料層は一緒
にされて、タバコによって包囲された完成紙巻たばこフ
ィラー流れのなかにコアを形成するように合体される。
余剰粒子材料は水平軸線を中心として回転するピン担持
ホイール６３０によって除去される。前記ホイール６３
０はシャワー状に供給される粒状材料からＶ形カバー６
３１によって防護されている。

【００１７】プーリ６１０Ａ、６１２Ａからさらなるプ
ーリ６１０Ｂ、６１２Ｂ（凹面円周横断面を有する）へ
運動するにつれて、前記吸引バンドは、前記コアの側面
に沿ったタバコ層６１８の側縁部分を包むとともに、紙
巻たばこフィラー流れを円形横断面に形づくるように、
漸次凹面の横断面になる。プーリ６１０Ｂ、６１２Ｂを
通過した後、前記吸引バンドはそれらがさらなるプーリ
６１０Ｃ、６１２Ｃに接近するにつれて再び漸次平坦な
横断面になり、次いでそれらがプーリ６１０Ｃ、６１２
Ｃからさらなるプーリ６１０Ｄ、６１２Ｄまで運動する
とき依然として平坦のままである。

【００１８】このようにして形成された紙巻たばこフィ
ラー流れは在来の付属紙巻装置内へ運搬されて、そこに
おいて連続した紙ウェブを巻かれて連続した紙巻たばこ
ロッドを形成し、その後、該ロッドは切断されて分離し
た特定の長さにされる。

【００１９】代替的に、コア層全体が吸引バンド６１０
または６１２の一つにおいて形成され得る。

【００２０】さらなる一代替方式として、追加粒状材料
は漸集吸引バンド６１０、６１２の間に位置する分離し
た吸引バンド（例えば、図１に示されたバンド５２０の
ごときもの）の上にシャワー状に供給されて狭い追加粒
状材料層を形成し、次いで該層は、タバコ流れが合流帯
域６３０に到達する前に、吸引バンド６１０または６１
２上のタバコ流れの１つの上に配置される。もう１つの
可能な方式は、追加粒状材料が吸引バンド６１０、６１
２の上または下に位置される２つの漸集バンドの上にシ
ャワー状に供給されて流れを形成し、該流れが吸引ホイ
ールによってまたは案内管を通じて、プーリ６１０Ａ、
６１２Ａの領域においてタバコ流れの間に供給されるこ
とである。

【００２１】前記追加粒状材料は、例えば、完成した紙
巻たばこからタバコの端部が脱落するのを防止すること
を補助する低品質のタバコまたはその他の材料の比較的
長いものないしスタンド（ｓｔａｎｄ）を含み得る。こ
れに代えて、または加えて、それはタバコ層を形成する
ため使用されるタバコからふるい分けられたタバコの茎
およびその他のより重い細片、または任意の所望追加物
質であって完成紙巻たばこの１つまたはそれ以上の特徴
を修正するためのものを含み得る。

【００２２】図６はタバコが水平のシャワー通路８１
４、８１６を通じて吸引バンド８１０、８１２上にシャ
ワー状に供給されることにおいて似ている機械を示して
いる。吸引バンド上にかようにして形成されたタバコ層
は、トリミング装置８１１、８１３によって摘断された
後、２つの吸引バンドのための案内部材８３８、８４０
に沿って運動する間に合体され得る。

【００２３】本例が図３から主として異なる点は、追加
粒状材料が追加漸集吸引バンド８４２、８４４へ向かっ
て延びている水平通路８２２を通じてシャワー状に供給
されて前記２つの吸引バンド上に粒状材料の２つの分離
した部分流れであって前記吸引バンドが合流点８４６を
越えて平行する進路に沿って運動するにつれて合流する
ものを形成することである。かようにして形成された完
全なコア流れは次いでノズル８４８を通過して吸引バン
ド８１０、８１２上に形成されたタバコ層の間のギャッ
プに進入する。図９の例におけるがごとく、前記ギャッ
プ内へのコア材料の流れは、吸引マニホルド８３４、８
３６から吸引バンド８１０、８１２を通じて引かれる空
気によって生じる軸方向空気流によって補助される。

【００２４】図６に示された機械の構造は好ましくは図
７に示されている通りである。図７は吸引バンド８１
０、８１２上に形成されたタバコ層８１０Ａ、８１２Ａ
であってそれらの間にコア流れが、吸引バンド８１０、
８１２が案内プーリ８１０Ｂ、８１２Ｂを越えて前進す
るにつれて、注入されるものを図示している。

【００２５】コア材料が前記タバコ層の間のギャップに
進入する前に通過する部材８４８は、両端部におけるそ
の外面が比較的鋭い縁として終端するように漸集してい
る（先程狭くないし細くなっている）管の形になってい
る。コア材料の合体した流れを運搬するバンド８４２、
８４４は、それらが管状の部材８４８の反対両側に位置
する案内プーリ８４２Ｂ、８４４Ｂに接近するにつれ
て、８４２Ａ、８４４Ａにおいて漸開するように好適に
形づくられた案内部材（図示されない）によって強いら
れている。

【００２６】部材８４８の中心孔は正方形または矩形の
横断面を有する。

【００２７】もう１つの可能性は、粒状コア材料層が吸
引バンド上に形成され、次いで（おそらくトリミングの
後に）タバコ部分流れの１つの上に供給されることであ
る。代替的に、コア材料の２つの部分流れは、例えば、
２つの漸開吸引バンド上に粒状材料をシャワー状に供給
することによって形成され得る。前記２つのコア部分流
れはそれぞれタバコ部分流れの上に（好ましくはこれら
の摘断後に）堆積され、かくして、これらはコアを中心
に配置した完全な紙巻たばこフィラー流れを形成するよ
うに合流される。図６と比較すると、後の方の代替方式
は漸集吸引バンド８４２、８４４上に代えて、２つの短
い漸開吸引バンド上に通路８２２を通じてコア材料をシ
ャワー状に供給することを事実上含んでおり、したがっ
て各コア部分流れは合流点の前でそのそれぞれのタバコ
部分流れの上に堆積され得る。合流点の直前における各
主たる吸引バンドの横断面はしたがって図５におけるそ
れと同様であり得る。

【００２８】図８は同じ符号の使用によって示されるよ
うに、図６に示したそれと似ている機械を図示してい
る。追加符号８１４Ａ、８１４Ｂ、８２２Ａ、８２２
Ｂ、８１６Ａ、８１６Ｂはシャワー通路８１４、８２
２、８１６の側壁を示している。

【００２９】図８は、コア流れを形成するための追加漸
集吸引バンド８４２、８４４に代えて、通路８２２を通
じてシャワー状に供給される粒状材料の部分流れを形成
する追加漸開吸引バンド８５０、８５２が存在すること
において異なっている。各部分流れは場合に応じて吸引
バンド８１０または８１２によって運搬される対応タバ
コ部分流れ上に配置される。追加トリミング装置８５
４、８５６がコア部分流れを摘断するために設けられて
いる。しかし、これらトリミング装置またはトリミング
装置８１１、８１３は省除され得る。

【００３０】この例におけるさらなる相違点は、吸引バ
ンド８１０、８１２が固定案内８５８、８６０によって
限定された緩いカーブに沿って運動する間に互いに接近
することである。これら固定案内は多数の孔を形成され
ておりすなわち多孔性でありしたがって空気がそれらを
通じて吸引マニホルド８３４、８３６によって引かれ
て、吸引バンド８１０、８１２上の部分流れを、それら
が吸引バンド８１０、８１２が直線平行案内部材８３
８′、８４０′に沿って運動するところで合体される前
に、保持し得る。この例においては吸引力は、コア部分
流れが固定案内８５８、８６０に沿って運動するにつれ
てコア部分流れを妨害するおそれのある空気のいかなる
有意の軸方向空気流の存在も意図されないから、案内部
材８３８′、８４０′の領域においては前記吸引バンド
を通じて及ぼされない。さらに、いかなるそのような軸
方向空気流をも防止するまたは最小にするため、前記固
定８５８、８６０の上方または下方（および間）におい
て機械の頂壁および、または、底壁に１つまたはそれ以
上の開口が設けられ、したがって固定案内８５８、８６
０の領域において吸引バンド８１０、８１２を通じて引
かれる空気は実質的に垂直に吸引バンドを通過する。

【００３１】コア材料のための追加吸引バンド８５０は
吸引バンド８５２より長く、したがってコア部分流れは
互いに僅かに異なった厚さを有することが注目さるべき
である。代替的に、吸引バンド８５０、８５２は同一の
コア部分流れがそれらの上に形成されるように異なる態
様で配列され得る。

【００３２】既に言及されたように、トリミング装置８
１１、８１３は省除され得る。その場合は、通路８２２
を通じてシャワー状に供給されるすべての粒状材料を受
取るために、側壁８２２Ａ、８２２Ｂは省除され、か
つ、吸引バンド８５０、８５２はより長くされて配列し
直されるであろう。

【００３３】図９はコアを中心に配置された紙巻たばこ
を製造するための異なる形式の機械を示している。タバ
コは図３の例の場合と同様に漸集吸引バンド７１０、７
１２上に同じタバコ層を形成するために水平シャワー通
路７１４、７１６を通じて吸引バンド７１０、７１２上
にシャワー状に供給される。やはり前と同様に、タバコ
層はトリミング装置７１１、７１３によって摘断された
後、追加粒状材料から成るコアを中心として合体され
る。

【００３４】この例においては、コア材料の流れは水平
の頂壁および底壁によって、かつ、漸集する側壁７２２
Ａ、７２２Ｂによって形成されたシャワー通路７２２を
通じてシャワー状に供給される。かくして通路７２２を
通じてシャワー状に供給される粒状材料は、側壁７２２
Ａ、７２２Ｂの下流端においてコア流れを形成するよう
に漸集し、このコア流れは吸引バンド７１０、７１２に
よって担持されたタバコ層の間のギャップに進入する。

【００３５】吸引バンド７１０、７１２上に到達するタ
バコは、吸引マニホルド７３０、７３２から前記吸引バ
ンドを通じて伝達される吸引力によって前記吸引バンド
上に保持される。吸引力は前記吸引バンドが少し漸集し
ている進路に沿って、次いで、案内壁７３８、７４０に
沿って延びている平行進路に沿って運動するにつれてさ
らなる吸引マニホルド７３４、７３６から前記吸引バン
ドをへ供給され続ける。案内壁７３８、７４０は空気
が、空気流矢印によって示されるように、マニホルド７
３４、７３６によってそれらを通じて引かれ得るよう
に、多数の孔を形成されている。この領域において前記
吸引バンドを通じて引かれる空気は軸方向空気流を生じ
させ、該空気流は追加粒状材料をシャワー通路７２２を
通じて吸引バンド７１０、７１２上に形成されたタバコ
層の間のギャップ内に引入れる。

【００３６】案内壁７３８、７４０は、図３を参照して
説明されたように、コアのまわりにタバコ層の側縁部分
を折り重ねるため、その横断面において凹面形状であり
得、または漸次的に凹面形状になり得る。かようにして
形成されたコアを中心に配置された紙巻たばこフィラー
流れは、前の例の場合と同様に、該紙巻たばこフィラー
流れが連続した巻紙内に封入されることを可能にするた
めさらなる吸引バンド（図示されない）によって在来形
の付属紙巻装置内へ運搬され得る。

【図面の簡単な説明】

【図１】より稠密な端部分を有する紙巻たばこを製造す
るのに使用される一機械の平面図。

【図２】図１に示された機械の一修正型を示す平面図。

【図３】コアを中心に配置された紙巻たばこを形成する
機械の概略平面図。

【図４】図３における線Ａ−Ａに沿った断面図。

【図５】図３における線Ｂ−Ｂに沿った断面図。

【図６】もう一つの機械の概略平面図。

【図７】図６に示した機械の一部分のより大きい縮尺に
よる一修正形式の平面図。

【図８】もう一つの機械の概略平面図。

【図９】コアを中心に配置された紙巻たばこを製造する
機械の異なる一形式を示した概略断面図。

【符号の説明】

５１０ 吸引バンド ５１２ 吸引バンド ５１４ シャワー通路 ５１６ 合流帯域 ５２０ ナイロンバンド ５４０ バンド ６１０ 吸引バンド ６１２ 吸引バンド ６１４ シャワー通路 ６１６ シャワー通路 ６２０ 吸引室 ６２２ 吸引バンド ８１０ 吸引バンド ８１２ 吸引バンド ８１４ シャワー通路 ８１６ シャワー通路 ８２２ 水平通路 ８３４ 吸引マニホルド ８３６ 吸引マニホルド

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジョン ドーソン イギリス国バックス，ハイ ウィコウム, サウンダートン，ホウ レーン（番地な し) (72)発明者 デレック ヘンリー ディエット イギリス国バックス，ハイ ウィコウム, サウンダートン，ホウ レーン（番地な し)

Claims (19)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 紙巻たばこを製造する方法であって、連
   続した紙巻たばこロッドを形成するのに使用される紙巻
   たばこフィラー流れを形成すべく爾後合流される同様の
   幅の２つのタバコ部分流れを形成するため、タバコが２
   つの吸引バンド上にシャワー状に供給される方法におい
   て、該方法が、前記部分流れの少なくとも１つの上に前
   記部分流れのタバコとは異なる粒状材料の連続したまた
   は実質的に連続した層を形成または供給する、またはそ
   のような層を前記部分流れの間にそれらが合流するとき
   または合流する直前に供給する、過程を有し、前記部分
   流れのおのおのが前記層または複数の層の横縁を越えて
   横方向に延びるように、且つ前記層または複数の層がタ
   バコによって包囲された完成紙巻たばこフィラー流れ内
   のコアを形成するように、前記層または複数の層が前記
   部分流れのおのおのより狭くかつそれに対して中心に配
   置される方法。
2. 【請求項２】 請求項１に記載の方法において、前記部
   分流れおよび層が、連続した紙巻たばこロッドを形成す
   るため連続した巻紙に包まれる前に、一緒に運搬される
   につれて前記コア形成層の側面のまわりに前記タバコ部
   分流れの側部分を折り重ねる過程を有する方法。
3. 【請求項３】 請求項１または請求項２に記載の方法に
   おいて、実質的に前記部分流れの中心に沿ってかつより
   狭い幅を以て前記層を形成するため、シャワー状に供給
   されたコア材料を限定する案内手段の間において前記タ
   バコ部分流れの１つの上に粒状コア材料をシャワー状に
   供給することによって前記層またはその一部分が形成さ
   れる方法。
4. 【請求項４】 請求項１または請求項２に記載の方法に
   おいて、前記または各層が１つ以上の別個のコンベヤの
   上にコア材料をシャワー状に供給することによって形成
   される方法。
5. 【請求項５】 請求項１または請求項２に記載の方法に
   おいて、前記コア材料を前記タバコ部分流れの間のギャ
   ップへ案内するための漸集する壁を有する通路を通じて
   粒状コア材料をシャワー状に供給することによって前記
   層が形成される方法。
6. 【請求項６】 請求項１、請求項２および請求項５の何
   れか一つの項に記載の方法において、完成紙巻たばこの
   コアを形成する粒状材料が、前記タバコ部分流れの間の
   ギャップ内に、少なくとも部分的に、前記部分流れが実
   質的に平行の進路に沿って前記ギャップを形成するよう
   に互いに離れて運搬される領域において前記吸引バンド
   を通じて供給される吸引力によって生じる空気流の作用
   によって引き入れられる方法。
7. 【請求項７】 紙巻たばこフィラー流れを形成すべく爾
   後合流される同様の幅のタバコ部分流れ（６１８）を後
   記各吸引バンド上に形成するためタバコを２つの吸引バ
   ンド（６１０、６１２；７１０、７１２；８１０、８１
   ２）の上にシャワー状に供給するための手段（６１４、
   ６１８；７１４、７１６；８１４、８１６）を有し、か
   つ、連続する紙巻たばこロッドを形成するため紙巻たば
   こフィラー流れを連続する巻紙に包むロッド形成手段、
   および前記部分流れの少なくとも１つの上に、または前
   記部分流れの間に、それらが合流するときまたは直前
   に、各部分流れより狭くてそれに対して中心に配置され
   るコア形成用粒状材料（６２８）の層を形成または供給
   する手段（６２２；７２２；８２２、８４２、８４４；
   ８５０、８５２）であってそれによりコア形成材料が完
   成紙巻たばこロッド内でタバコによって包囲されるもの
   を有する紙巻たばこを製造する機械。
8. 【請求項８】 請求項７に記載の機械において、前記コ
   ア形成用粒状材料の層を形成する手段が前記粒状材料を
   シャワー状に供給するための手段（６２２；７２２；８
   ２２、８４２、８４４；８５０、８５２）を有する機
   械。
9. 【請求項９】 請求項８に記載の機械において、シャワ
   ー状に供給されたコア材料がタバコ部分流れ（６１８）
   の少なくとも１つの上に直接に層（６２８）を形成する
   ように構成されている機械。
10. 【請求項１０】 請求項８に記載の機械において、シャ
    ワー状に供給されたコア材料が少なくとも１つの追加吸
    引バンド（８４２、８４４、８５０、８５２）の上に層
    を形成するように構成されている機械。
11. 【請求項１１】 請求項１０に記載の機械において、シ
    ャワー状に供給されたコア材料が２つの漸集吸引バンド
    （８４２、８４４）の上に層を形成するように配置さ
    れ、これら層が前記タバコ部分流れの間のギャップ（８
    ４６）内に供給される前に合流するように構成されてい
    る機械。
12. 【請求項１２】 請求項１０に記載の機械において、シ
    ャワー状に供給されたコア材料が２つの漸開吸引バンド
    （８５０、８５２）の上に層を形成するように配置さ
    れ、前記層のおのおのが前記タバコ部分流れの１つの上
    に供給されるように構成されている機械。
13. 【請求項１３】 請求項８に記載の機械において、シャ
    ワー状に供給されたコア材料が前記タバコ部分流れの間
    のギャップ内に直接に供給されるように配置される粒状
    材料の流れを形成するように漸集固定壁（７２２Ａ、７
    ２２Ｂ）の間を通過するように構成されている機械。
14. 【請求項１４】 請求項１３に記載の機械において、少
    なくとも部分的に、前記タバコ部分流れが前記ギャップ
    を形成するように互いに離されている間に実質的に平行
    する進路に沿って運搬される領域において前記吸引バン
    ド（７１０、７１２）を通じて供給される吸引力によっ
    て生じる空気流の作用によって、前記粒状材料が前記タ
    バコ部分流れの間のギャップ内に引き入れられるように
    構成されている機械。
15. 【請求項１５】 紙巻たばこを製造する方法であって、
    連続した紙巻たばこロッドを形成するのに使用される紙
    巻たばこフィラー流れを形成すべく爾後合流される同様
    の幅の２つのタバコ部分流れを形成するためタバコが２
    つの吸引バンド上にシャワー状に供給される方法におい
    て、前記部分流れの少なくとも１つの上に、タバコまた
    はその他の粒状材料の連続または断続層を、追加吸引バ
    ンド上に前記粒状材料をシャワー状に供給することによ
    って、かつ次ぎに、最初に言及した２つの吸引バンドの
    １つの上に形成されたタバコ部分流れの上に前記粒状材
    料の層を移転することによって形成するまたは供給する
    過程を有する方法。
16. 【請求項１６】 請求項１５に記載の方法において、前
    記追加吸引バンドが完成紙巻たばこの端部分に対応する
    部分においてのみそれに前記粒状材料を引付けるように
    構成されている方法。
17. 【請求項１７】 紙巻たばこフィラー流れを形成すべく
    爾後合流される同様の幅のタバコ部分流れを後記各吸引
    バンド上に形成するためタバコを２つの吸引バンド（５
    １０、５１２；７１０、７１２；８１０、８１２）の上
    にシャワー状に供給するための手段（５１４；７１４、
    ７１６；８１４、８１６）を有し、かつ、連続する紙巻
    たばこロッドを形成するため紙巻たばこフィラー流れを
    連続する巻紙内に包囲するロッド形成手段、および前記
    部分流れの少なくとも１つの上に、タバコまたはその他
    の粒状材料の連続または断続層を、追加吸引バンド（５
    ２０；５４０；８４２、８４４；８５０、８５２）の上
    に前記粒状材料をシャワー状に供給することによって、
    かつ次ぎに、最初に言及した２つの吸引バンドの１つの
    上に形成された前記タバコ部分流れの上に前記粒状材料
    の層を移転することによって供給する手段（７２２；８
    ２２）を有する紙巻たばこを製造する機械。
18. 【請求項１８】 請求項１７に記載の機械において、前
    記追加吸引バンド（５２０；５４０）が完成紙巻たばこ
    の端部分に対応する部分においてのみそれに前記粒状材
    料を引付けるように構成されている機械。
19. 【請求項１９】 請求項１８に記載の機械において、前
    記追加吸引バンドが、第１の吸引バンド（５２０）であ
    ってその全長に沿った様々の位置において均等な空気透
    過性を有するもの、および第２の吸引バンドであってシ
    ャワー状に供給された粒状材料が受取られる領域におい
    て前記第１の吸引バンドに沿ってかつそれに隣接して走
    行し、かつ、前記粒状材料を引付けるべき長手方向に離
    間された複数の位置に孔を形成されているものを有する
    機械。