JPH083857Y2 - 香り供給装置 - Google Patents
香り供給装置Info
- Publication number
- JPH083857Y2 JPH083857Y2 JP1990110451U JP11045190U JPH083857Y2 JP H083857 Y2 JPH083857 Y2 JP H083857Y2 JP 1990110451 U JP1990110451 U JP 1990110451U JP 11045190 U JP11045190 U JP 11045190U JP H083857 Y2 JPH083857 Y2 JP H083857Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- air
- scent
- nozzle
- connecting pipe
- room
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Central Air Conditioning (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、オフィス,一般居室また集会室等の室内
に対して、その室内の使用目的に適した香りを供給する
香り供給装置に関する。
に対して、その室内の使用目的に適した香りを供給する
香り供給装置に関する。
従来、室内の空気に特定の香りを混入することで、そ
の室内を使用する者に生理的な快感を発生させたり、該
室内のタバコ等に異臭に対するマスクとしたりすること
がある。その室内に香りを供給する方法及びその装置と
しては、例えば特開平1−127828号公報及び特開平1−
302047号公報に記載されたものがある。これらはいずれ
も、空調機が空調ダクトを介して、吹出口より室内に調
和空気を供給する空調装置に対して、空調ダクトを通過
する調和空気にミスト状の香料液を混入する供給装置を
備えたものである。
の室内を使用する者に生理的な快感を発生させたり、該
室内のタバコ等に異臭に対するマスクとしたりすること
がある。その室内に香りを供給する方法及びその装置と
しては、例えば特開平1−127828号公報及び特開平1−
302047号公報に記載されたものがある。これらはいずれ
も、空調機が空調ダクトを介して、吹出口より室内に調
和空気を供給する空調装置に対して、空調ダクトを通過
する調和空気にミスト状の香料液を混入する供給装置を
備えたものである。
なお、前記ミスト状にした香料液の粒径を微細化する
機構として、従来、香料液を噴霧するノズル前方に、そ
れに直交する方向から別のノズルで空気を噴出して該香
料液に空気を衝突させたり、香料液を噴霧するノズルに
隣接させて超音波発進振動子を配置して、該超音波発進
振動子からの超音波により、香料液の粒径を微細化して
いた。
機構として、従来、香料液を噴霧するノズル前方に、そ
れに直交する方向から別のノズルで空気を噴出して該香
料液に空気を衝突させたり、香料液を噴霧するノズルに
隣接させて超音波発進振動子を配置して、該超音波発進
振動子からの超音波により、香料液の粒径を微細化して
いた。
しかしながら、従来の香り供給装置を使用した場合に
は、一つの空調装置の受け持つ空調対象室に対して、ど
の部屋にも同じ香りしか供給されない。このため、それ
ぞれの室内に、その使用目的や使用者の嗜好に適した香
りを選択して供給することができないという問題があ
る。
は、一つの空調装置の受け持つ空調対象室に対して、ど
の部屋にも同じ香りしか供給されない。このため、それ
ぞれの室内に、その使用目的や使用者の嗜好に適した香
りを選択して供給することができないという問題があ
る。
また、空調ダクトを通過する調和空気に混入されて香
りが室内に供給されるため、ある室内の使用者がその香
りを不快に感じてとめようとすると、該室内に臨む吹出
口を閉じる必要がある。しかし、吹出口を閉じると室内
に調和空気が供給されずに前記室内の換気を悪くすると
いう問題もある。
りが室内に供給されるため、ある室内の使用者がその香
りを不快に感じてとめようとすると、該室内に臨む吹出
口を閉じる必要がある。しかし、吹出口を閉じると室内
に調和空気が供給されずに前記室内の換気を悪くすると
いう問題もある。
さらに、噴霧した香料液の粒径を微細にするために、
香料液を噴霧するノズル前方に空気噴出用の別のノズル
を直交さて配置したり、前記香料液を噴霧するノズルの
近傍に超音波振動子を配置する必要があるなど、香料液
の粒径を微細化する機構が複雑になるという問題があ
る。
香料液を噴霧するノズル前方に空気噴出用の別のノズル
を直交さて配置したり、前記香料液を噴霧するノズルの
近傍に超音波振動子を配置する必要があるなど、香料液
の粒径を微細化する機構が複雑になるという問題があ
る。
本考案は、前記のような問題点に着目してなされたも
ので、その部屋を使用する者の嗜好や目的に合った香り
を選択して適当な条件のときに供給することを可能に
し、且つ、供給する香料液の粒径を簡単な機構で微細化
する香り供給装置を目的にしている。
ので、その部屋を使用する者の嗜好や目的に合った香り
を選択して適当な条件のときに供給することを可能に
し、且つ、供給する香料液の粒径を簡単な機構で微細化
する香り供給装置を目的にしている。
上記目的を達成するために、本考案の香り供給装置
は、香料液を封入した香料液タンクと、その香料液タン
クに接続されて、香料液を、該タンクから流量調節を行
いつつ送り出す送出装置と、前記送出装置に一端を接続
する第1の接続管と、該第1の接続管の他端に接続され
て、先端部が香りの供給先に臨むノズルと、前記ノズル
に第2の接続管を介して接続される空気圧縮機と、前記
第1の接続管と第2の接続管とに夫々設けられて、その
管の開閉を行う電磁弁と、自動運転と手動運転とを切換
える切換手段を有し、前記電磁弁,送出装置及び空気圧
縮機を制御する制御装置と、前記香料タンク,送出装
置,空気圧縮機,電磁弁及び制御装置を収納するケース
とを備えたことを特徴としている。
は、香料液を封入した香料液タンクと、その香料液タン
クに接続されて、香料液を、該タンクから流量調節を行
いつつ送り出す送出装置と、前記送出装置に一端を接続
する第1の接続管と、該第1の接続管の他端に接続され
て、先端部が香りの供給先に臨むノズルと、前記ノズル
に第2の接続管を介して接続される空気圧縮機と、前記
第1の接続管と第2の接続管とに夫々設けられて、その
管の開閉を行う電磁弁と、自動運転と手動運転とを切換
える切換手段を有し、前記電磁弁,送出装置及び空気圧
縮機を制御する制御装置と、前記香料タンク,送出装
置,空気圧縮機,電磁弁及び制御装置を収納するケース
とを備えたことを特徴としている。
ノズルの先端を香り供給先である空調ダクト,吹出
口,空気清浄器内等に臨ませて配置し、該ノズルに連続
する香料液タンク,送出装置,空気圧縮器、電磁弁及び
制御装置を収納するケースを前記香り供給先の近傍の天
井裏等に設置する。
口,空気清浄器内等に臨ませて配置し、該ノズルに連続
する香料液タンク,送出装置,空気圧縮器、電磁弁及び
制御装置を収納するケースを前記香り供給先の近傍の天
井裏等に設置する。
そして、香り供給先に香りを供給するときには、第2
の接続管に設けられた電磁弁が開状態になると共に、圧
縮された空気が、空気圧縮機より第2の接続管を経由し
てノズルに向かって送られ、該ノズルの先端部より香り
供給先に吹き出す。
の接続管に設けられた電磁弁が開状態になると共に、圧
縮された空気が、空気圧縮機より第2の接続管を経由し
てノズルに向かって送られ、該ノズルの先端部より香り
供給先に吹き出す。
一方、第1の接続管の電磁弁も開状態になると共に、
香料液タンク内の香料液が送出装置により、該タンクか
ら第1の接続管を経由してノズルに送られる。その送ら
れてきた香料液は、前記ノズル内で前記空気圧縮装置よ
り送られてきた空気と衝突することでその粒径を微細に
されて、該空気と共に香り供給先である前記空調ダクト
等に噴霧され、該空調ダクト等を流れる調和空気に混入
して、該調和空気と共に所定の室内に供給される。
香料液タンク内の香料液が送出装置により、該タンクか
ら第1の接続管を経由してノズルに送られる。その送ら
れてきた香料液は、前記ノズル内で前記空気圧縮装置よ
り送られてきた空気と衝突することでその粒径を微細に
されて、該空気と共に香り供給先である前記空調ダクト
等に噴霧され、該空調ダクト等を流れる調和空気に混入
して、該調和空気と共に所定の室内に供給される。
ここで、空気を送りだす空気圧縮機,香料液タンクか
ら香料を送出する送出装置,及び第1接続管と第2の接
続管とにそれぞれ設けられた電磁弁は制御装置に制御さ
れて、適当な条件のときに電磁弁が開状態になったり空
気圧縮機や送出装置が作動して、ミスト状になった適当
な量の香料液を香りの供給先に供給し、部屋を使用する
者に生理的な快感を生じさせたり、異臭に対するマスク
となったりする。
ら香料を送出する送出装置,及び第1接続管と第2の接
続管とにそれぞれ設けられた電磁弁は制御装置に制御さ
れて、適当な条件のときに電磁弁が開状態になったり空
気圧縮機や送出装置が作動して、ミスト状になった適当
な量の香料液を香りの供給先に供給し、部屋を使用する
者に生理的な快感を生じさせたり、異臭に対するマスク
となったりする。
なお、本考案の香り供給装置は、ユニット化して一つ
のケースに納められているために、そのケースごと必要
な場所に設置するだけでよい。
のケースに納められているために、そのケースごと必要
な場所に設置するだけでよい。
以下、この考案の実施例を図面に基づいて説明する。
本実施例は、香り供給装置のノズルの先端部を、各部屋
の天井から室内に臨む吹出口に設置している例である。
本実施例は、香り供給装置のノズルの先端部を、各部屋
の天井から室内に臨む吹出口に設置している例である。
まず構成を説明すると、第1図に示すように、香料液
を封入した香料液タンク1に、吸入管2を介してポンプ
3が接続され、該吸入管2とポンプ3により送出装置4
を構成している。また、前記ポンプ3は第1の接続管5
を介してノズル6に接続され、該第1の接続管5の途中
には、管5内を流通する香料液の開閉を行う電磁弁7が
設けられている。また、前記構成と同様に、別の香料液
を封入した香料液タンク1aが別のポンプ3a,第1の接続
管5a及び電磁弁7aを介して別のノズル6aに接続されてい
る。
を封入した香料液タンク1に、吸入管2を介してポンプ
3が接続され、該吸入管2とポンプ3により送出装置4
を構成している。また、前記ポンプ3は第1の接続管5
を介してノズル6に接続され、該第1の接続管5の途中
には、管5内を流通する香料液の開閉を行う電磁弁7が
設けられている。また、前記構成と同様に、別の香料液
を封入した香料液タンク1aが別のポンプ3a,第1の接続
管5a及び電磁弁7aを介して別のノズル6aに接続されてい
る。
さらに、前記ノズル6,6aには、夫々別の第2の接続管
8,8aを介して一つの空気圧縮機10に接続され、該第2の
接続管8,8aには、管8,8a内を流通する空気の開閉を行う
電磁弁9,9aが設けられている。なお、前記二本の第2の
接続管9,9aは空気圧縮機10近傍で一本になり、送り出さ
れた空気をクリーンにするためにフィルタ11が設けられ
ている。
8,8aを介して一つの空気圧縮機10に接続され、該第2の
接続管8,8aには、管8,8a内を流通する空気の開閉を行う
電磁弁9,9aが設けられている。なお、前記二本の第2の
接続管9,9aは空気圧縮機10近傍で一本になり、送り出さ
れた空気をクリーンにするためにフィルタ11が設けられ
ている。
さらに、前記香料液タンク1,1a,送出装置4,空気圧縮
機10は一つのケース12内に収容されていて、前記送出装
置4及び空気圧縮機10に連通される第1の接続管5,5aと
第2の接続管8,8aは、前記ケース12に形成されている穴
14を通ってケース12外に突出し、該ケース12の外で前記
ノズル6,6aに接続されている。
機10は一つのケース12内に収容されていて、前記送出装
置4及び空気圧縮機10に連通される第1の接続管5,5aと
第2の接続管8,8aは、前記ケース12に形成されている穴
14を通ってケース12外に突出し、該ケース12の外で前記
ノズル6,6aに接続されている。
また、前記ケース12には、空気圧縮機10やポンプ3の
作動を制御したり、電磁弁7,7a,9,9aの開閉状態を制御
する制御装置13が設けられている。
作動を制御したり、電磁弁7,7a,9,9aの開閉状態を制御
する制御装置13が設けられている。
制御装置には、自動運転と手動運転とを切換える切換
スイッチが設けられている。
スイッチが設けられている。
また、前記二本のノズル6,6aの先端は、第2図に示す
ように、吹出口16の筒部16a内に臨んでいる。前記吹出
口16は天井15裏に設けられた給気チャンバー17に連通し
て目的の室内Rに臨んでいる。なお、前記チャンバー17
には図示していない空調機から調和空気が送られてく
る。
ように、吹出口16の筒部16a内に臨んでいる。前記吹出
口16は天井15裏に設けられた給気チャンバー17に連通し
て目的の室内Rに臨んでいる。なお、前記チャンバー17
には図示していない空調機から調和空気が送られてく
る。
前記構成の香り供給装置を使用して室内Rに香りを供
給するときには、第4図に示すように、図示しない空調
機を作動させて(ステップ1)吹出口へ調和空気を送
る。また、制御装置13を自動運転にすると(ステップ
2)、前もって設定したタイムスケジュールに合わせて
制御装置13内のタイマスケジュール回路が作動する(ス
テップ3)。そして、前以って設定した香り供給時間に
なると、空気圧縮機10が作動し(ステップ4)、且つ二
本の香料液タンク1,1aのうち、現在の室内Rの使用目的
に合った香料液を封入しているタンク1に連通するポン
プ3が作動され、さらに電磁弁7,9.開状態になる。
給するときには、第4図に示すように、図示しない空調
機を作動させて(ステップ1)吹出口へ調和空気を送
る。また、制御装置13を自動運転にすると(ステップ
2)、前もって設定したタイムスケジュールに合わせて
制御装置13内のタイマスケジュール回路が作動する(ス
テップ3)。そして、前以って設定した香り供給時間に
なると、空気圧縮機10が作動し(ステップ4)、且つ二
本の香料液タンク1,1aのうち、現在の室内Rの使用目的
に合った香料液を封入しているタンク1に連通するポン
プ3が作動され、さらに電磁弁7,9.開状態になる。
すると、圧縮された空気が、空気圧縮機10より第2の
接続管8を経由してノズル6に送られ、また、作動した
ポンプ3により香料液タンク1内の香料液が第1の接続
管5を経由して前記ノズル6に送られる。前記ノズル6
内で、送られてきた空気に香料液が衝突して該香料液の
粒径が微細化されて前記吸気に混入する。該ミスト状の
香料液を混入した空気は、ノズル6の先端から吹出口16
の筒部16a内に吹きつけられ(ステップ6)、該筒部16a
内を流れる調和空気と混合して、天井15より室内Rに臨
む吹出口16から吹き出し、もって香りが室内Rに供給さ
れて該室内Rに香りが漂い、使用者に生理的な快感を生
じせしめたり、タバコ等の異臭に対するマスクとなる。
接続管8を経由してノズル6に送られ、また、作動した
ポンプ3により香料液タンク1内の香料液が第1の接続
管5を経由して前記ノズル6に送られる。前記ノズル6
内で、送られてきた空気に香料液が衝突して該香料液の
粒径が微細化されて前記吸気に混入する。該ミスト状の
香料液を混入した空気は、ノズル6の先端から吹出口16
の筒部16a内に吹きつけられ(ステップ6)、該筒部16a
内を流れる調和空気と混合して、天井15より室内Rに臨
む吹出口16から吹き出し、もって香りが室内Rに供給さ
れて該室内Rに香りが漂い、使用者に生理的な快感を生
じせしめたり、タバコ等の異臭に対するマスクとなる。
そして、所定の時間、例えば5秒間香料液を噴霧する
と制御装置13のタイマスケジュールリレー回路により電
磁弁5,9が閉状態になる。すると、ノズルから香料液を
混入した空気が調和空気に混合されなくなり、もって室
内Rに香りが供給されなくなる(ステップ7)。
と制御装置13のタイマスケジュールリレー回路により電
磁弁5,9が閉状態になる。すると、ノズルから香料液を
混入した空気が調和空気に混合されなくなり、もって室
内Rに香りが供給されなくなる(ステップ7)。
制御装置を手動運転にすると、予め設定した前記スケ
ジュールと関係なく任意に運転することができる。
ジュールと関係なく任意に運転することができる。
前記二本の香料タンク1,1a内には、例えば一本のタン
クにリフレッシュ用のレモン系の香料液を、もう一本の
タンクにリラックス用のローズマリー系の香料液を封入
しておいて、作業中にはレモン系の香りを間欠的に供給
し、休憩時間にはローズマリー系の香りを間欠的に供給
するなど目的に合わせて供給するとよい。また、二本の
タンク1,1aに同一の香りを封入しておいて、一本のタン
ク1が空になったら別のタンク1aに自動的に切り換える
ようにしておいてもよい。
クにリフレッシュ用のレモン系の香料液を、もう一本の
タンクにリラックス用のローズマリー系の香料液を封入
しておいて、作業中にはレモン系の香りを間欠的に供給
し、休憩時間にはローズマリー系の香りを間欠的に供給
するなど目的に合わせて供給するとよい。また、二本の
タンク1,1aに同一の香りを封入しておいて、一本のタン
ク1が空になったら別のタンク1aに自動的に切り換える
ようにしておいてもよい。
なお、本実施例では一つのケース12内に香料液タンク
1,1aを二本収納して、該タンク1,1aに対応するそれぞれ
のノズル6,6aから香り供給先に香りを供給しているが、
使用する場所や目的等の合わせて、前記ケース12内の香
料液タンク1は一本だけでもよいし、また、3本以上あ
っても構わない。
1,1aを二本収納して、該タンク1,1aに対応するそれぞれ
のノズル6,6aから香り供給先に香りを供給しているが、
使用する場所や目的等の合わせて、前記ケース12内の香
料液タンク1は一本だけでもよいし、また、3本以上あ
っても構わない。
また、前記説明では、香り供給装置のノズル6の先端
部を吹出口16内に臨ませているが、第5図に示すよう
に、空調装置20に該ノズル6の先端部を臨ませたり、第
6図に示すように、空調ダクト21に該ノズル6の先端部
を臨ませてもよい、この場合には、該空調装置20または
空調ダクト21の全ての空調対象室Rに対して空調ダクト
21や給気チャンバ17を介して同じ香りを供給できる。ま
た、第7図に示すように、室内Rに設置してある空気清
浄器22内に香り供給装置のノズル6を臨ませてもよい
し、また、該ノズル6を天井15等から直接目的の室内R
に臨ませても構わない。なお、本実施例の香り供給装置
は、一つのケース12内に納められているために可搬性に
富み、もって必要な場所に簡単に設置できる。
部を吹出口16内に臨ませているが、第5図に示すよう
に、空調装置20に該ノズル6の先端部を臨ませたり、第
6図に示すように、空調ダクト21に該ノズル6の先端部
を臨ませてもよい、この場合には、該空調装置20または
空調ダクト21の全ての空調対象室Rに対して空調ダクト
21や給気チャンバ17を介して同じ香りを供給できる。ま
た、第7図に示すように、室内Rに設置してある空気清
浄器22内に香り供給装置のノズル6を臨ませてもよい
し、また、該ノズル6を天井15等から直接目的の室内R
に臨ませても構わない。なお、本実施例の香り供給装置
は、一つのケース12内に納められているために可搬性に
富み、もって必要な場所に簡単に設置できる。
第3図は第2の実施例で、香料液タンク1内の香料液
を送り出す送出装置4としてポンプ3を使用せずに、空
気圧縮機10から第2の接続管8とは別に空気供給管18を
分岐して、該空気供給管18によって空気圧縮機10と香料
液タンク1とを接続している。その空気供給管18には、
管内を流通する空気の開閉をする電磁弁19が設けられ
て、該空気供給管18とその管内を通過する加圧された空
気によって送出装置4を構成している。
を送り出す送出装置4としてポンプ3を使用せずに、空
気圧縮機10から第2の接続管8とは別に空気供給管18を
分岐して、該空気供給管18によって空気圧縮機10と香料
液タンク1とを接続している。その空気供給管18には、
管内を流通する空気の開閉をする電磁弁19が設けられ
て、該空気供給管18とその管内を通過する加圧された空
気によって送出装置4を構成している。
この場合には、空気圧縮機10により圧縮された空気
が、第2の接続管8を介してノズル6に送られると共
に、該圧縮された空気の一部が空気供給管18を介して香
料液タンク1に送られ、もって該タンク1内の圧力が高
くなる。すると、その内圧でタンク内の香料液が、第1
の接続管5を介してノズル6に送られ、該ノズル6内で
空気と衝突して該空気に混入し、もってミスト状の状態
で該空気と共に所定の香り供給先に供給される。
が、第2の接続管8を介してノズル6に送られると共
に、該圧縮された空気の一部が空気供給管18を介して香
料液タンク1に送られ、もって該タンク1内の圧力が高
くなる。すると、その内圧でタンク内の香料液が、第1
の接続管5を介してノズル6に送られ、該ノズル6内で
空気と衝突して該空気に混入し、もってミスト状の状態
で該空気と共に所定の香り供給先に供給される。
以上、説明してきたように、本考案の香り供給装置
は、一つのノズル内において、空気圧縮機から送られて
くる空気に香料液を衝突させることで該香料液の粒径を
微細にした後に噴霧しているため、該香料液の粒径を微
細にする機構が簡単になるという効果がある。
は、一つのノズル内において、空気圧縮機から送られて
くる空気に香料液を衝突させることで該香料液の粒径を
微細にした後に噴霧しているため、該香料液の粒径を微
細にする機構が簡単になるという効果がある。
また、本考案の香り供給装置は、一つのケースに収納
したために可搬性に富み、必要な箇所に容易に設置でき
るという効果もある。
したために可搬性に富み、必要な箇所に容易に設置でき
るという効果もある。
さらに、制御装置の切換手段を切換えることにより、
予め設定したスケジュールに合わせて香りの供給を行う
他、スケジュールで設定されたとき以外にも任意に適当
な条件で香りを供給することができる。
予め設定したスケジュールに合わせて香りの供給を行う
他、スケジュールで設定されたとき以外にも任意に適当
な条件で香りを供給することができる。
【図面の簡単な説明】 第1図は本実施例の香り供給装置の構成を示す図、第2
図は同装置を吹出口に設置した側面図、第3図は第2の
実施例の構成を示す図、第4図は第1の実施例の制御装
置の制御手順を示す図、第5図は香り供給装置の設置の
第2の実施例を示す図、第6図は同第3の実施例を示す
図、第7図は同第4図の実施例を示す図である。 1,1a……香料液タンク、4……送出装置、5,5a……第1
の接続管、6.6a……ノズル、7,7a,9,9a……電磁弁、8,8
a……第2の接続管、10……空気圧縮機、12……ケー
ス、13……制御装置
図は同装置を吹出口に設置した側面図、第3図は第2の
実施例の構成を示す図、第4図は第1の実施例の制御装
置の制御手順を示す図、第5図は香り供給装置の設置の
第2の実施例を示す図、第6図は同第3の実施例を示す
図、第7図は同第4図の実施例を示す図である。 1,1a……香料液タンク、4……送出装置、5,5a……第1
の接続管、6.6a……ノズル、7,7a,9,9a……電磁弁、8,8
a……第2の接続管、10……空気圧縮機、12……ケー
ス、13……制御装置
Claims (1)
- 【請求項1】香料液を封入した香料液タンクと、該香料
液タンクに接続されて、香料液を香料液タンクから流量
調節を行いつつ送り出す送出装置と、該送出装置に一端
を接続する第1の接続管と、該第1の接続管の他端に接
続されて、先端部が香りの供給先に臨むノズルと、該ノ
ズルに第2の接続管を介して接続される空気圧縮機と、
前記第1の接続管と第2の接続管とに夫々設けられて、
管の開閉を行う電磁弁と、自動運転と手動運転とを切換
える切換手段を有し、前記電磁弁,送出装置及び空気圧
縮機を制御する制御装置と、前記香料タンク,送出装
置,空気圧縮機,電磁弁及び制御装置を収納するケース
とを備えたことを特徴とする香り供給装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990110451U JPH083857Y2 (ja) | 1990-10-22 | 1990-10-22 | 香り供給装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990110451U JPH083857Y2 (ja) | 1990-10-22 | 1990-10-22 | 香り供給装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0468931U JPH0468931U (ja) | 1992-06-18 |
JPH083857Y2 true JPH083857Y2 (ja) | 1996-01-31 |
Family
ID=31857790
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1990110451U Expired - Fee Related JPH083857Y2 (ja) | 1990-10-22 | 1990-10-22 | 香り供給装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH083857Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20220166660A (ko) * | 2021-06-10 | 2022-12-19 | 심을섭 | 공기 주입식 다종의 향기 발산장치 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010019479A (ja) * | 2008-07-10 | 2010-01-28 | Sanyo Electric Co Ltd | 空気調和システム |
KR102300115B1 (ko) * | 2020-04-24 | 2021-09-09 | 에어그린 주식회사 | 스프레이 펌프 조립체 및 스프레이 장치 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3100725U (ja) * | 2003-09-26 | 2004-05-27 | 秀明 小祝 | グリーンスロープセンサー |
-
1990
- 1990-10-22 JP JP1990110451U patent/JPH083857Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20220166660A (ko) * | 2021-06-10 | 2022-12-19 | 심을섭 | 공기 주입식 다종의 향기 발산장치 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0468931U (ja) | 1992-06-18 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4601886A (en) | Air treatment apparatus | |
US8491843B2 (en) | Scent nebulizer for air handling systems | |
JPH083857Y2 (ja) | 香り供給装置 | |
JPH055370Y2 (ja) | ||
JP3495124B2 (ja) | 消臭システム | |
JP2889614B2 (ja) | 芳香供給装置 | |
JP2737431B2 (ja) | 調香装置 | |
KR0157375B1 (ko) | 향기발생장치 | |
JPH03236531A (ja) | 芳香発生装置の香料噴霧制御方法 | |
JPH0626280Y2 (ja) | 芳香吹込装置 | |
KR200278217Y1 (ko) | 향 공조장치 | |
JPH0530762Y2 (ja) | ||
JP2533256Y2 (ja) | 香り供給装置 | |
JP2575555Y2 (ja) | 香り制御装置 | |
JPH0573424U (ja) | 香り発生装置 | |
JP2557255Y2 (ja) | 香り空調用の香料噴霧装置 | |
JPH04261663A (ja) | 香り発生装置および香り空調装置 | |
JPH05272787A (ja) | 空気加湿装置 | |
JPH09103471A (ja) | エアコン用消臭防カビ装置及びその制御方法 | |
KR100553521B1 (ko) | 향 공조장치 | |
JPH05506298A (ja) | 換気空気または空調空気に香料を添加する方法および装置 | |
JP2527577Y2 (ja) | 空調用気液混入装置 | |
KR200329652Y1 (ko) | 향 공조장치 | |
KR20030075217A (ko) | 향 공조방법 및 장치 | |
JP4809588B2 (ja) | 芳香供給装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |