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JPH08276803A - 無人搬送車のバンパー装置 - Google Patents

無人搬送車のバンパー装置

Info

Publication number
JPH08276803A
JPH08276803A JP7082201A JP8220195A JPH08276803A JP H08276803 A JPH08276803 A JP H08276803A JP 7082201 A JP7082201 A JP 7082201A JP 8220195 A JP8220195 A JP 8220195A JP H08276803 A JPH08276803 A JP H08276803A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bumper
arm
guided vehicle
roller
automated guided
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7082201A
Other languages
English (en)
Inventor
Taketoshi Furuki
威敏 古木
Akira Fujiwara
亮 藤原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
Priority to JP7082201A priority Critical patent/JPH08276803A/ja
Publication of JPH08276803A publication Critical patent/JPH08276803A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Control Of Position, Course, Altitude, Or Attitude Of Moving Bodies (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 無人搬送車のバンパー装置の小型化と簡易構
造によるコストの低減化。 【構成】 無人搬送車の車体1に取り付けるベースプレ
ート5に植設するピン7に回転自在に取り付けた一対の
アーム20は、その一端をバンパー本体10のガイド溝
15に摺動自在に配設するローラ25に連結し、他端を
ベースプレート5に固着したピン3に取り付けたスプリ
ング30に連結する。アーム20には検知手段60の検
知部65が接触するカムを配設する。バンパー本体に対
する任意方向からの衝撃に対してローラ25がY方向に
摺動するに伴い、アームがピン7を支点に回動し、カム
40を移動させ検知部65が移動を検知して、制御部に
駆動停止信号を出力する。衝撃はアーム20の回転とな
り、アーム20の回転はスプリング30により吸収さ
れ、緩和される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は無人搬送車用のバンパ
ー装置に関する。
【0002】
【従来の技術】無人搬送車用のバンパー装置としては光
学的検知機構を利用したバンパー装置と、機械的な検知
機構を利用したバンパー装置がある。機械的なバンパー
装置においては、バンパーの前方、斜め前方及び横から
の衝撃力に対し、バンパーと直角に締結されたバンパー
ロッドにより、前方からの衝撃力に対してはスリット
(ブッシュ)を介してばねにより衝撃力を吸収し、横か
らの衝撃力に対しては平行リンク機構により衝撃力を緩
和するよう構成すると共に、衝撃力により走行駆動装置
に停止信号を与える機構を装備させて無人搬送車を停止
させる構成が、特開平5−201296号公報に開示さ
れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、開示されてい
る装置は衝撃力によるバンパーの移動に伴い、バンパー
ロッドの引き込みによるバンパーの移動量分のスペース
が車体とバンパーとの間に必要となった。さらに、バン
パー装置は機械的な二つの機構より構成されるため、構
造的に複雑になり、部品点数が多く製作コストが高くな
る不都合があった。そこで、本発明はバンパー装置を小
型化すると共に、簡易構造とすることにより製作コスト
の低減を図った無人搬送車のバンパー装置を提供する。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明の無人搬送車の
バンパー装置は、長手方向に配設するガイド溝と、ガイ
ド溝内を摺動自在に配設されるローラとを備えたバンパ
ー本体と、一端をバンパー本体のローラに連結し、他端
を車体本体に連結する付勢手段に連結する一対のアーム
と、アームの移動を検知する検知手段と、検知部からの
検知信号により無人搬送車の駆動部に制御信号を出力す
る制御部とを備え、検知手段がローラの摺動移動に伴っ
て検知部近傍を支点として回転するアームの回転移動を
検知したとき、制御部は無人搬送車の駆動部に駆動停止
信号を出力する構成を具備する。また、バンパー本体の
ガイド溝にはローラの摺動移動を阻止するストッパーを
設ける構成、検知手段はアームの支点部分に配設される
カムと、カム先端に接触可能に検知部を配設する構成を
具備する。
【0005】
【作用】一対のアームは外力(衝撃力)によりバンパー
本体のガイド溝を摺動するローラとの連結部を力点と
し、ローラの摺動により支点を回転軸として回転する。
このアームの回転は作用点である付勢手段との取り付け
部を引く。この際、衝撃は付勢手段により吸収され力点
の移動を少なくすると共に、検知手段はアームの小さな
移動を検知し、無人搬送車の駆動を停止させる。
【0006】
【実施例】この発明の無人搬送車のバンパーの実施例を
図面を参照して説明する。図1はバンパー装置の上面
図、図2は図1のE−E部分の側面図である。バンパー
本体10は無人搬送車の車体1の進行方向前部に車体1
に連絡するアーム20を介して配設される。バンパー本
体10にはアーム20の先端に取り付けたローラを案内
するガイド溝15を設けている。
【0007】アーム20は直角に折曲した折曲部22を
備え、アーム長をL1とする長尺片(長尺アーム20
a)と、アーム長をL2とする短尺片(短尺アーム20
b)とを有した略L字型をなし、対向して左右一対配設
される。このとき、L1>L2である。アーム20の折曲
部22にはカム40を配設し、ブッシュ9を介してピン
7により車体1に取り付けたベースプレイト5に固着さ
れている。アーム20はピン7の曲面に嵌合して配設さ
れ、ピン7を支点として回動可能に構成されている。ア
ーム20の長尺アーム20aはバンパー本体10に対し
て鈍角を有して配設され、長尺アーム20aの端部には
ローラ25を回転自在に取付けている。ローラ25はバ
ンパ本体10のガイド溝15に案内されて移動可能な構
成となっている。ガイド溝15のローラ25の移動経路
にはローラ25の端部方向(X方向)への移動を阻止す
るストッパ24が植設されている。短尺アーム20bの
端部はスプリング30に連結している。
【0008】スプリング30は短尺アーム20b端とベ
ースプレイト5に配設する固定軸3との間に連結環33
を介して張架されている。ベースプレイト5は車体1に
固着するブラケット50に固定されている。ベースプレ
イト5には検知部65を設けたマイクロスイッチ60を
配設し、検知部65はカム40に接触するよう配設され
ている。ブラケット50にはカム40に当接する調整ピ
ン55を配設して、カム40の移動の調整を行ってい
る。また、バンパー本体10の両端部にはブラケット5
0と連結するベルト70が配設されている。このように
構成する無人搬送車のバンパー装置は、バンパー本体1
0への任意の方向からの衝撃が加えられたとき、マイク
ロスイッチ60により衝撃力が検知され、搬送車の走行
を停止するように制御されている。
【0009】次に、バンパー装置の作用を説明する。通
常、バンバー本体10はアーム20に連結するスプリン
グ30の伸縮力により、ローラ25は矢印X方向である
バンパー本体10の端部方向に移動するが、ローラ25
はストッパー24により移動運動を阻止され、さらに、
アーム20は調整ピン55により回転運動を規制されて
定位値を維持し、マイクロスイッチ60の検知部65が
カム40の先端に接触した状態で設定される。
【0010】そして、無人搬送車に対する任意の方向か
らの衝撃が与えられたとき、バンパー装置は衝撃力に対
して、次のような作動をする。 (A) 無人搬送車の進行方向前方(図1における上
側)からの衝撃 矢印A方向からの衝撃力により、バンパー本体10のガ
イド溝15内のローラ25が矢印Yで示す中央の方向に
移動する。このローラ25の移動に伴い左右一対のアー
ム20は、ピン7を支点に回転する。アーム20の回転
と共に、カム40が回転し、検知部65とカム40の接
触が外れ、マイクロスイッチ60が衝撃を検知する。マ
イクロスイッチ60は図示していない制御部に検知信号
を出力する。衝撃検知信号が入力された制御部は搬送車
に駆動停止信号を出力する。一方、アーム20はスプリ
ング30の復元(引張力)に伴って回転し、ローラ25
はガイド溝15に案内されて矢印X方向に移動する。そ
して、ストッパー24、調整ピン55によりアーム20
は回転運動が阻止され、通常の設定状態に復元する。バ
ンパー本体10への衝撃力は、アーム20に連結するス
プリング30の伸長により吸収され、緩和されるので、
車体1に与える影響は少ない。
【0011】このように、バンパー本体10に対する垂
直方向の衝撃に対してアーム20は長尺アーム20aを
スライドさせると共に、短尺アーム20bはスプリング
30により力が吸収され、アーム20の回転は少ないけ
れど、アーム20の少ない移動によりカム40が移動す
るので、無人搬送車は直ちに停止することができる。
【0012】(B) 無人搬送車の斜め前方、あるい
は、横方向からの衝撃 矢印Bで示す斜め方向、あるいは矢印Cで示す横方向か
らの衝撃力が加わった際、ベルト60が移動し、ベルト
60を取付けたバンパー本体10がY方向に移動する。
バンパー本体10の移動に伴ってローラ25はガイド溝
15に案内されて矢印Yで示す中央方向に移動する。そ
して、ローラ25の移動に伴い左右一対のアーム20が
ピン7を支点に回転し、カム40を回転させる。カム4
0の回転によりマイクロスイッチ60が衝撃を検知し
て、制御部が搬送車に駆動停止信号を出力する。この場
合も、衝撃による変形の後、アーム20はスプリング3
0の復元(引張力)により、設定位置に復帰し、バンパ
ー本体10を原型に戻すと共に、バンパー本体10への
斜め方向からの衝撃力、横方向からの衝撃力はスプリン
グ30により吸収され、緩和される。
【0013】このように、斜め方向、あるいは横方向か
らの衝撃に対しても、バンパー本体10の垂直方向経の
衝撃と同様にローラ24の摺動移動と、アーム20の回
転運動とにより衝撃力が緩衝され、小さなアームの移動
により無人搬送車は停止する。
【0014】この実施例に示すように、バンパー装置は
スプリング30により衝撃が緩衝され、搬送物、他の機
器への衝撃による影響を軽減する。また、搬送車に対す
る任意の方向からの衝撃力はローラ25の直線方向への
スライド運動と、アーム20の回転運動となるので、車
体本体1とバンパー本体10との間隔を小さくでき、バ
ンパー装置の小型化が達成される。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の無人搬送
車のバンパー装置は、左右一対のアームの回転運動とロ
ーラによるスライド運動により、バンパー本体への任意
方向からの衝撃力に対して、搬送車車体への衝撃力を軽
減し、また、車体とバンパー本体との配設間隔を短くで
き、バンパー装置の小型化が達成できる。さらに、アー
ムの小さな移動により走行駆動装置の停止信号が出力さ
れるので、無人搬送車は衝撃を受けると直ちに停止する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 バンパー装置の実施例を示す一部破断平面
図。
【図2】 図1の線E−E側面図。
【符号の説明】
1 車体、 5 ブラケット、 7 ピン、 9 ブッ
シュ、 10 バンパー本体、 15 ガイド溝、 2
0アーム、 24 ストッパー、 25 ローラ、 3
0 スプリング、 40 カム、 50 ブラケット、
55 調整ピン、 60 マイクロスイッチ、 65
検知部、 70 ベルト。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長手方向に配設するガイド溝と、ガイド
    溝内を摺動自在に配設されるローラとを備えたバンパー
    本体と、バンパー本体と無人搬送車の車体とを連結する
    一対のアームと、アームの移動を検知する検知手段と、
    検知部からの検知信号により無人搬送車の駆動部に制御
    信号を出力する制御部とを備え、 一対のアームは一端をバンパー本体のローラに連結し、
    他端を車体本体に連結する付勢手段に連結すると共に、
    検知部近傍を支点として回転するよう構成され、検知手
    段がローラの摺動移動に伴ったアームの回転移動を検知
    したとき、制御部は無人搬送車の駆動部に駆動停止信号
    を出力するよう構成してなる無人搬送車のバンパー装
    置。
  2. 【請求項2】 バンパー本体のガイド溝にはローラの摺
    動移動を阻止するストッパーを設けてなる請求項1記載
    の無人搬送車のバンパー装置。
  3. 【請求項3】 検知手段はアームの支点部分に配設され
    るカムと、カム先端に接触可能に配設される検知部とよ
    りなる請求項1記載の無人搬送車のバンパー装置。
JP7082201A 1995-04-07 1995-04-07 無人搬送車のバンパー装置 Pending JPH08276803A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7082201A JPH08276803A (ja) 1995-04-07 1995-04-07 無人搬送車のバンパー装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7082201A JPH08276803A (ja) 1995-04-07 1995-04-07 無人搬送車のバンパー装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08276803A true JPH08276803A (ja) 1996-10-22

Family

ID=13767822

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7082201A Pending JPH08276803A (ja) 1995-04-07 1995-04-07 無人搬送車のバンパー装置

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JP (1) JPH08276803A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100399147B1 (ko) * 2001-07-06 2003-09-26 삼성전자주식회사 무인반송차용 범퍼장치
KR100842706B1 (ko) * 2006-12-07 2008-07-01 주식회사 한울로보틱스 이동로봇의 충돌감지장치
CN105946756A (zh) * 2016-06-24 2016-09-21 广东嘉腾机器人自动化有限公司 一种agv碰撞缓冲机构
CN109017649A (zh) * 2018-06-28 2018-12-18 合肥东胜新能源汽车股份有限公司 一种拼接式卡车前保险杠

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CN109017649B (zh) * 2018-06-28 2021-07-20 合肥东胜新能源汽车股份有限公司 一种拼接式卡车前保险杠

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040622