JPS6129556Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6129556Y2 JPS6129556Y2 JP1977141571U JP14157177U JPS6129556Y2 JP S6129556 Y2 JPS6129556 Y2 JP S6129556Y2 JP 1977141571 U JP1977141571 U JP 1977141571U JP 14157177 U JP14157177 U JP 14157177U JP S6129556 Y2 JPS6129556 Y2 JP S6129556Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bumper
- support arms
- pair
- distance
- stoppers
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 12
- 230000007547 defect Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 239000006096 absorbing agent Substances 0.000 description 1
- 230000007257 malfunction Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 230000035939 shock Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Control Of Position, Course, Altitude, Or Attitude Of Moving Bodies (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、床面上自動走行運搬車等のバンパー
として利用し得る障害物検出装置、特にバンパー
を左右一対の回動支持アームによつて支持し、該
バンパーが障害物によつて後退移動したときの前
記支持アームの回動を検出手段で検出するように
した障害物検出装置に関するものである。
として利用し得る障害物検出装置、特にバンパー
を左右一対の回動支持アームによつて支持し、該
バンパーが障害物によつて後退移動したときの前
記支持アームの回動を検出手段で検出するように
した障害物検出装置に関するものである。
この種の障害物検出装置では、バンパーの前後
方向移動範囲を大きくとることによつて、バンパ
ーに障害物が正面から衝突したとき、該バンパー
が後退限に達する前に、バンパーの後退移動を確
実に検出して車輌を自動停止させることが容易と
なる。又、バンパーには障害物が正面から衝突す
るとは限らず、側方から車輌の走行経路内へ進入
して来る障害物がバンパーの一端に側方から衝突
することも有り得る。従つて、バンパーの前後方
向移動範囲を大きくとることが出来、且つバンパ
ーに側方から障害物が衝突しても支障なく所期の
目的を達し得ることが要求される。
方向移動範囲を大きくとることによつて、バンパ
ーに障害物が正面から衝突したとき、該バンパー
が後退限に達する前に、バンパーの後退移動を確
実に検出して車輌を自動停止させることが容易と
なる。又、バンパーには障害物が正面から衝突す
るとは限らず、側方から車輌の走行経路内へ進入
して来る障害物がバンパーの一端に側方から衝突
することも有り得る。従つて、バンパーの前後方
向移動範囲を大きくとることが出来、且つバンパ
ーに側方から障害物が衝突しても支障なく所期の
目的を達し得ることが要求される。
本考案は、このような条件を容易に満足し得る
障害物検出装置を提供するものであつて、以下そ
の好適実施例を添付の例示図に基づいて説明す
る。
障害物検出装置を提供するものであつて、以下そ
の好適実施例を添付の例示図に基づいて説明す
る。
第1図乃至第4図において、1はバンパー取付
用ベースであり、2はバンパーである。前記バン
パー取付用ベース1の左右両端近傍には垂直軸
3,4によつてカム5,6が軸支され、このカム
5,6に夫々アーム7,8の内端が固着されてい
る。このアーム7,8は、バンパー取付用ベース
1の垂直壁部9に設けた水平方向の長孔10,1
1を貫通し、その遊端部12,13に軸支した上
下一対のローラ14,15が、前記バンパー2の
長さ方向にそつて形成された上下一対のガイド溝
部16に転動可能に嵌合せしめられている。前記
両カム5,6の上端には斜め後方内方に向けてレ
バー17,18が固着され、このレバー17,1
8と前記ベース垂直壁部9に取付けられたばね係
止板19との間に介装された引張りばね20,2
1により、前記両アーム7,8が長孔10,11
の外端部、即ちストツパー22,23に当接せし
められ、この状態においてバンパー2の横方向遊
動を阻止すべくローラ14,15の外側に当接す
るストツパー24,25がバンパー2に設けられ
ている。このとき両アーム7,8は左右対称形を
呈し且つその両遊端部間距離lが両枢支軸3,4
間距離Lよりも短かく成るように構成されてい
る。この左右一対のアーム7,8がばね20,2
1に抗して内方へ回動するのを各別に検出する左
右一対の検出手段26,27は、前記カム5,6
と、このカム5,6に設けられた凹部に係合する
アクチユエータを備えたリミツトスイツチ28,
29とから構成されている。
用ベースであり、2はバンパーである。前記バン
パー取付用ベース1の左右両端近傍には垂直軸
3,4によつてカム5,6が軸支され、このカム
5,6に夫々アーム7,8の内端が固着されてい
る。このアーム7,8は、バンパー取付用ベース
1の垂直壁部9に設けた水平方向の長孔10,1
1を貫通し、その遊端部12,13に軸支した上
下一対のローラ14,15が、前記バンパー2の
長さ方向にそつて形成された上下一対のガイド溝
部16に転動可能に嵌合せしめられている。前記
両カム5,6の上端には斜め後方内方に向けてレ
バー17,18が固着され、このレバー17,1
8と前記ベース垂直壁部9に取付けられたばね係
止板19との間に介装された引張りばね20,2
1により、前記両アーム7,8が長孔10,11
の外端部、即ちストツパー22,23に当接せし
められ、この状態においてバンパー2の横方向遊
動を阻止すべくローラ14,15の外側に当接す
るストツパー24,25がバンパー2に設けられ
ている。このとき両アーム7,8は左右対称形を
呈し且つその両遊端部間距離lが両枢支軸3,4
間距離Lよりも短かく成るように構成されてい
る。この左右一対のアーム7,8がばね20,2
1に抗して内方へ回動するのを各別に検出する左
右一対の検出手段26,27は、前記カム5,6
と、このカム5,6に設けられた凹部に係合する
アクチユエータを備えたリミツトスイツチ28,
29とから構成されている。
次に作用について説明すると、上記のバンパー
取付用ベース1を備えた床面上自動走行運搬車が
第1図において矢印30の方向に走行している状
態において、図示のように障害物31がバンパー
2の中央に衝突した場合、バンパー2は2a〜2
cに示すように左右のアーム7,8をばね20,
21に抗して軸3,4を中心に内側へ回動させつ
つバンパー取付用ベース1へ接近移動する事にな
る。このとき、両アーム7,8の遊端部12,1
3はローラ14,15を介してバンパー2内を内
方へ移動する。上記アーム7,8の回動により、
カム5,6が回転してアーム7,8の回動初期に
リミツトスイツチ28,29が作動する。このリ
ミツトスイツチ28,29は互いに並列に接続し
て何れか一方でも作動すれば運搬車の走行を自動
停止させるように構成する事により、バンパー2
がバンパー取付用ベース1に当接する以前に運搬
車の走行を自動停止させる事ができる。
取付用ベース1を備えた床面上自動走行運搬車が
第1図において矢印30の方向に走行している状
態において、図示のように障害物31がバンパー
2の中央に衝突した場合、バンパー2は2a〜2
cに示すように左右のアーム7,8をばね20,
21に抗して軸3,4を中心に内側へ回動させつ
つバンパー取付用ベース1へ接近移動する事にな
る。このとき、両アーム7,8の遊端部12,1
3はローラ14,15を介してバンパー2内を内
方へ移動する。上記アーム7,8の回動により、
カム5,6が回転してアーム7,8の回動初期に
リミツトスイツチ28,29が作動する。このリ
ミツトスイツチ28,29は互いに並列に接続し
て何れか一方でも作動すれば運搬車の走行を自動
停止させるように構成する事により、バンパー2
がバンパー取付用ベース1に当接する以前に運搬
車の走行を自動停止させる事ができる。
若し障害物が第5図中矢印32又は33で示す
ように、中央位置に対して一側方に片寄つた位置
でバンパー2に衝突した場合には、バンパー2は
先のように平行移動する事なく、2a〜2eで示
すように傾動し乍らバンパー取付用ベース1に接
近移動する。そしてこの過程においてアーム7,
8はやはりばね20,21に抗して内方へ回動す
るが、障害物に近い側のアーム、図示例ではアー
ム7が他方のアーム8よりも急速に回動し、従つ
てリミツトスイツチ28が先に作動して運搬車を
自動停止させる。
ように、中央位置に対して一側方に片寄つた位置
でバンパー2に衝突した場合には、バンパー2は
先のように平行移動する事なく、2a〜2eで示
すように傾動し乍らバンパー取付用ベース1に接
近移動する。そしてこの過程においてアーム7,
8はやはりばね20,21に抗して内方へ回動す
るが、障害物に近い側のアーム、図示例ではアー
ム7が他方のアーム8よりも急速に回動し、従つ
てリミツトスイツチ28が先に作動して運搬車を
自動停止させる。
又、第6図に示すように障害物31が矢印34
で示すように運搬車の走行経路を横断するように
移動しており、かかる状態でバンパー2の一端、
図示例ではアーム7に近い側に衝突すると、バン
パー2は矢印34の方向に押され乍らアーム7を
内方へ回動させる事になり、従つてこのアーム7
の側のリミツトスイツチ28のみが作動して運搬
車を自動停止させる。このときアーム8の遊端部
13のみがバンパー2に対して相対移動する事に
なる。
で示すように運搬車の走行経路を横断するように
移動しており、かかる状態でバンパー2の一端、
図示例ではアーム7に近い側に衝突すると、バン
パー2は矢印34の方向に押され乍らアーム7を
内方へ回動させる事になり、従つてこのアーム7
の側のリミツトスイツチ28のみが作動して運搬
車を自動停止させる。このときアーム8の遊端部
13のみがバンパー2に対して相対移動する事に
なる。
以上のように本考案による障害物検出装置によ
れば、バンパーの運動ストロークを非常に大きく
とれる、ばね20,21の初期引張力によつてア
ーム7,8をストツパー22,23に適当な押圧
力で当接させておく事によりバンパーが車体の振
動等によつて不測に運動し誤動作が生じると云う
ような欠陥も解消できる、通常の作動時にはバン
パーが車幅の外方へ突出しない、等の効果が得ら
れるばかりでなく、次に説明するような顕著な作
用効果が得られる。
れば、バンパーの運動ストロークを非常に大きく
とれる、ばね20,21の初期引張力によつてア
ーム7,8をストツパー22,23に適当な押圧
力で当接させておく事によりバンパーが車体の振
動等によつて不測に運動し誤動作が生じると云う
ような欠陥も解消できる、通常の作動時にはバン
パーが車幅の外方へ突出しない、等の効果が得ら
れるばかりでなく、次に説明するような顕著な作
用効果が得られる。
即ち、従来のこの種の障害物検出装置(例えば
特開昭49−135335号公報に記載された衝撃吸収
器)は、第7図及び第8図に示すようにバンパー
2の左右両端近傍を各別に支持する左右一対の支
持アーム7,8が、バンパー側程間隔が広がるよ
うに先広がりに傾斜している。即ち、前記左右一
対の支持アーム7,8のバンパー側遊端部間距離
lが基部側の枢支軸間距離Lよりも大きくなるよ
うに構成され、且つ両支持アーム7,8は、バン
パー2が後退移動するとき夫々外方へ互いに離間
する方向に回動するように構成されている。
特開昭49−135335号公報に記載された衝撃吸収
器)は、第7図及び第8図に示すようにバンパー
2の左右両端近傍を各別に支持する左右一対の支
持アーム7,8が、バンパー側程間隔が広がるよ
うに先広がりに傾斜している。即ち、前記左右一
対の支持アーム7,8のバンパー側遊端部間距離
lが基部側の枢支軸間距離Lよりも大きくなるよ
うに構成され、且つ両支持アーム7,8は、バン
パー2が後退移動するとき夫々外方へ互いに離間
する方向に回動するように構成されている。
このような従来の構成では、前記のようにバン
パー2の前後方向移動範囲を大きくとるために、
左右一対の支持アーム7,8を長くし、これ等両
支持アーム7,8がバンパー2と殆ど平行となる
状態まで回動し得るように構成するためには、両
支持アーム7,8をバンパー2の両端より内側へ
支持アーム7,8の長さ分以上の距離だけ寄せた
位置に配置しなければならない。従つて、互いに
接近し且つ長い支持アーム7,8によつてバンパ
ー2がその長さ方向の中央部寄り位置で支持され
ることになり、充分な支持強度が得られないでバ
ンパーが振動等により揺れ動き易い状態となる。
パー2の前後方向移動範囲を大きくとるために、
左右一対の支持アーム7,8を長くし、これ等両
支持アーム7,8がバンパー2と殆ど平行となる
状態まで回動し得るように構成するためには、両
支持アーム7,8をバンパー2の両端より内側へ
支持アーム7,8の長さ分以上の距離だけ寄せた
位置に配置しなければならない。従つて、互いに
接近し且つ長い支持アーム7,8によつてバンパ
ー2がその長さ方向の中央部寄り位置で支持され
ることになり、充分な支持強度が得られないでバ
ンパーが振動等により揺れ動き易い状態となる。
これに対し本考案の構成によれば、前記左右一
対の支持アーム7,8のバンパー側遊端部間距離
lを基部側の枢支軸間距離Lよりも小さくして、
両支持アーム7,8が先すぼまり状となるように
し、且つバンパー2が後退移動するとき、両支持
アーム7,8が内方へ回動するように構成したの
で、同一比率で記載した第5図と前記第7図との
比較からも明らかなように、支持アーム7,8を
長くし且つこの支持アーム7,8がバンパー2と
略平行になる状態まで内方へ回動可能に構成し
て、バンパー2の前後方向移動範囲を大きくする
場合でも、両支持アーム7,8の基部側枢支軸
3,4間距離Lをバンパー2の長さに近い状態ま
で広げると共に、この支持アーム7,8でバンパ
ー2の両端に非常に近い箇所を支持し得るのであ
る。従つて、第7図の構成と比較して、支持アー
ム7,8の強度が同一であるとしてもバンパー2
の支持強度が増すことになり、バンパー2が振動
等によつて容易に揺れ動くことがなく、支持アー
ム7,8の枢支部等に無理な力が作用しないので
耐久性の良い装置が得られる。換言すれば、第7
図に示すように支持アーム7,8を配置する構成
では、支持アーム7,8の長さを短くしなければ
ならず、本考案の構成による場合のようにバンパ
ー2の前後方向移動範囲を大きくして、バンパー
2が後退限に達する前に障害物検出を行つて車輛
を自動停止させることが出来ない。
対の支持アーム7,8のバンパー側遊端部間距離
lを基部側の枢支軸間距離Lよりも小さくして、
両支持アーム7,8が先すぼまり状となるように
し、且つバンパー2が後退移動するとき、両支持
アーム7,8が内方へ回動するように構成したの
で、同一比率で記載した第5図と前記第7図との
比較からも明らかなように、支持アーム7,8を
長くし且つこの支持アーム7,8がバンパー2と
略平行になる状態まで内方へ回動可能に構成し
て、バンパー2の前後方向移動範囲を大きくする
場合でも、両支持アーム7,8の基部側枢支軸
3,4間距離Lをバンパー2の長さに近い状態ま
で広げると共に、この支持アーム7,8でバンパ
ー2の両端に非常に近い箇所を支持し得るのであ
る。従つて、第7図の構成と比較して、支持アー
ム7,8の強度が同一であるとしてもバンパー2
の支持強度が増すことになり、バンパー2が振動
等によつて容易に揺れ動くことがなく、支持アー
ム7,8の枢支部等に無理な力が作用しないので
耐久性の良い装置が得られる。換言すれば、第7
図に示すように支持アーム7,8を配置する構成
では、支持アーム7,8の長さを短くしなければ
ならず、本考案の構成による場合のようにバンパ
ー2の前後方向移動範囲を大きくして、バンパー
2が後退限に達する前に障害物検出を行つて車輛
を自動停止させることが出来ない。
更に、第8図に示すように上記の従来構成で
は、バンパー2が障害物31によつて側方から横
向きに押されたとき、その押される側にある支持
アーム7は押される方向、即ち内方へは回動する
ことが出来ず、反対側の支持アーム8がバンパー
2により外方へ回動することになる。従つて、障
害物に当接する側のバンパー端部aは殆ど真横、
どちらかと云えば前方へ移動することになり、車
輛の前進と相俟つて、当該バンパー端部aと障害
物31との間に望ましくない摺接が生じる。又、
バンパー2が障害物31に押されて傾動したと
き、回動出来ない側の支持アーム7に内向きに無
理な力も作用し、支持アーム7,8に充分な強度
を有せしめておかなければならない。
は、バンパー2が障害物31によつて側方から横
向きに押されたとき、その押される側にある支持
アーム7は押される方向、即ち内方へは回動する
ことが出来ず、反対側の支持アーム8がバンパー
2により外方へ回動することになる。従つて、障
害物に当接する側のバンパー端部aは殆ど真横、
どちらかと云えば前方へ移動することになり、車
輛の前進と相俟つて、当該バンパー端部aと障害
物31との間に望ましくない摺接が生じる。又、
バンパー2が障害物31に押されて傾動したと
き、回動出来ない側の支持アーム7に内向きに無
理な力も作用し、支持アーム7,8に充分な強度
を有せしめておかなければならない。
これに対し本考案の構成によれば、第6図に示
したように、障害物31に当接する側のバンパー
端部は同一側の支持アーム7が内方へ回動するこ
とによつて車輛側、即ち車輛の前進移動を打ち消
す後方へ移動することになり、該バンパー端部と
障害物との間には殆ど摺接が生じないばかりか、
図示のように障害物31をバンパー2の前方へ逃
す可能性も生じる。勿論、何れの支持アーム7,
8にも、回転不能な方向へ無理な力を作用させる
恐れもない。従つて本考案の構成によれば、バン
パー2に対して側方から障害物が衝突するような
場合でも、良好に所期の目的、即ち障害物検出作
用を達成し得るのである。
したように、障害物31に当接する側のバンパー
端部は同一側の支持アーム7が内方へ回動するこ
とによつて車輛側、即ち車輛の前進移動を打ち消
す後方へ移動することになり、該バンパー端部と
障害物との間には殆ど摺接が生じないばかりか、
図示のように障害物31をバンパー2の前方へ逃
す可能性も生じる。勿論、何れの支持アーム7,
8にも、回転不能な方向へ無理な力を作用させる
恐れもない。従つて本考案の構成によれば、バン
パー2に対して側方から障害物が衝突するような
場合でも、良好に所期の目的、即ち障害物検出作
用を達成し得るのである。
尚、単に支持アーム7,8を同方向に付勢する
のであれば、これ等支持アームとバンパー2の両
端部との間に引張コイルスプリングを介装するこ
とも出来るが、この場合には、前記引張コイルス
プリングの張力によつて支持アーム7,8のバン
パー側端部がバンパー端部側へ引き寄せられてバ
ンパー2が前方出限位置まで引き出された状態に
於て、当該スプリングの張力は支持アーム7,8
を、そのバンパー側端部を支点にしてバンパー2
側に引き寄せるように作用する。従つて、前方出
限位置に於けるバンパー2の安定性が悪く、バン
パー2が不安定に揺れ動く可能性がある。又、バ
ンパー2と支持アーム7,8との間に引張コイル
スプリングが挾まる状態となるので、両者がぴつ
たりと重なるようにバンパー2をベース1側へ変
位させることも出来ない。
のであれば、これ等支持アームとバンパー2の両
端部との間に引張コイルスプリングを介装するこ
とも出来るが、この場合には、前記引張コイルス
プリングの張力によつて支持アーム7,8のバン
パー側端部がバンパー端部側へ引き寄せられてバ
ンパー2が前方出限位置まで引き出された状態に
於て、当該スプリングの張力は支持アーム7,8
を、そのバンパー側端部を支点にしてバンパー2
側に引き寄せるように作用する。従つて、前方出
限位置に於けるバンパー2の安定性が悪く、バン
パー2が不安定に揺れ動く可能性がある。又、バ
ンパー2と支持アーム7,8との間に引張コイル
スプリングが挾まる状態となるので、両者がぴつ
たりと重なるようにバンパー2をベース1側へ変
位させることも出来ない。
而るに本考案の構成によれば、左右一対の支持
アーム7,8を夫々ストツパー22,23に当接
させる方向に付勢するばね20,21は、これ等
支持アーム7,8とベース1との間に介装してい
るので、前記支持アーム7,8はストツパー2
2,23に当接した揺動限位置に於て安定するこ
とになり、従つてバンパー2は前方出限位置に於
て安定し、不安定に揺れ動く恐れはない。又、第
1図仮想線で示すようにバンパー2と支持アーム
7,8とがぴつたりと重なる状態までバンパー2
をベース1側へ変位させることも可能となる。
アーム7,8を夫々ストツパー22,23に当接
させる方向に付勢するばね20,21は、これ等
支持アーム7,8とベース1との間に介装してい
るので、前記支持アーム7,8はストツパー2
2,23に当接した揺動限位置に於て安定するこ
とになり、従つてバンパー2は前方出限位置に於
て安定し、不安定に揺れ動く恐れはない。又、第
1図仮想線で示すようにバンパー2と支持アーム
7,8とがぴつたりと重なる状態までバンパー2
をベース1側へ変位させることも可能となる。
図面は本考案の一実施例を示し、第1図はその
一部切欠平面図、第2図はバンパーの一部切欠正
面図、第3図は背面図、第4図は縦断側面図、第
5図及び第6図は動作説明平面図、第7図及び第
8図は従来の構成による場合のバンパーの動きを
説明する動作説明平面図である。 1……バンパー取付用ベース、2……バンパ
ー、3,4……枢支軸、5,6……カム、7,8
……アーム、14,15……ローラ、20,21
……引張りばね、22,23,24,25……ス
トツパー、26,27……検出手段、28,29
……リミツトスイツチ、31……障害物。
一部切欠平面図、第2図はバンパーの一部切欠正
面図、第3図は背面図、第4図は縦断側面図、第
5図及び第6図は動作説明平面図、第7図及び第
8図は従来の構成による場合のバンパーの動きを
説明する動作説明平面図である。 1……バンパー取付用ベース、2……バンパ
ー、3,4……枢支軸、5,6……カム、7,8
……アーム、14,15……ローラ、20,21
……引張りばね、22,23,24,25……ス
トツパー、26,27……検出手段、28,29
……リミツトスイツチ、31……障害物。
Claims (1)
- バンパー取付用ベース1に夫々回動可能に軸支
した左右一対の支持アーム7,8と、この両支持
アームの遊端部12,13が相対回動並びにバン
パー長さ方向摺動可能に係合するバンパー2と、
前記両支持アームの互に離間する外方への回動を
阻止する位置で前記ベース1に設けられた左右一
対のストツパー22,23と、これらストツパー
に当接させる方向に両支持アームを付勢するばね
と、前記両支持アーム7,8が前記ストツパーに
当接している状態において、その両支持アーム遊
端部12,13の外側に当接する位置で前記バン
パーに設けられた左右一対のストツパー24,2
5と、前記支持アームがばねに抗して内方に回動
するのを各別に検出する左右一対の検出手段2
6,27とを備え、前記ストツパー22,23に
当接している状態での両支持アーム7,8は、左
右対称形を呈し且つその遊端部間距離lがベース
1側の枢支軸間距離Lよりも小さくなるように構
成し、前記両支持アーム7,8を付勢するばね
は、これら支持アームとベース1との間に介装し
て成る運搬車用障害物検出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1977141571U JPS6129556Y2 (ja) | 1977-10-20 | 1977-10-20 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1977141571U JPS6129556Y2 (ja) | 1977-10-20 | 1977-10-20 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5467447U JPS5467447U (ja) | 1979-05-14 |
JPS6129556Y2 true JPS6129556Y2 (ja) | 1986-09-01 |
Family
ID=29117507
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1977141571U Expired JPS6129556Y2 (ja) | 1977-10-20 | 1977-10-20 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6129556Y2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS49135335A (ja) * | 1973-05-04 | 1974-12-26 | ||
JPS5238848B2 (ja) * | 1974-03-14 | 1977-10-01 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5238848U (ja) * | 1975-09-12 | 1977-03-18 |
-
1977
- 1977-10-20 JP JP1977141571U patent/JPS6129556Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS49135335A (ja) * | 1973-05-04 | 1974-12-26 | ||
JPS5238848B2 (ja) * | 1974-03-14 | 1977-10-01 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5467447U (ja) | 1979-05-14 |
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