JPH08179994A - コンピュータシステム - Google Patents
コンピュータシステムInfo
- Publication number
- JPH08179994A JPH08179994A JP6322617A JP32261794A JPH08179994A JP H08179994 A JPH08179994 A JP H08179994A JP 6322617 A JP6322617 A JP 6322617A JP 32261794 A JP32261794 A JP 32261794A JP H08179994 A JPH08179994 A JP H08179994A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- main memory
- read
- error
- write
- main
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Techniques For Improving Reliability Of Storages (AREA)
- Hardware Redundancy (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 メインメモリの二重化によってコンピュータ
システム全体の信頼性を向上させる。 【構成】 メインメモリを二重化し、CPUが実行する
プログラムやデータを並行して同時にそれぞれのメイン
メモリに書き込み、両方のメインメモリが常に同一の内
容の情報を記憶しているようにする。そして、エラーチ
ェック機能部によってマスター側のメモリチェックを行
い、エラーが発生すれば直ちにメモリ切替え処理部によ
ってそれまでスレーブ側になっていたメインメモリをマ
スター側に切り替えて使用し、メインメモリのエラー発
生によってもシステムダウンすることなく演算を継続し
て実行し、システムの信頼性を向上させる。
システム全体の信頼性を向上させる。 【構成】 メインメモリを二重化し、CPUが実行する
プログラムやデータを並行して同時にそれぞれのメイン
メモリに書き込み、両方のメインメモリが常に同一の内
容の情報を記憶しているようにする。そして、エラーチ
ェック機能部によってマスター側のメモリチェックを行
い、エラーが発生すれば直ちにメモリ切替え処理部によ
ってそれまでスレーブ側になっていたメインメモリをマ
スター側に切り替えて使用し、メインメモリのエラー発
生によってもシステムダウンすることなく演算を継続し
て実行し、システムの信頼性を向上させる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はコンピュータシステム
に関する。
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来一般に、コンピュータシステムでは
CPUが実行するプログラムや演算処理に必要なデータ
を補助記憶装置から読み出して記憶し、またCPUの演
算処理結果のデータを一時的に書き込むメインメモリが
備えられている。
CPUが実行するプログラムや演算処理に必要なデータ
を補助記憶装置から読み出して記憶し、またCPUの演
算処理結果のデータを一時的に書き込むメインメモリが
備えられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このメインメモリはコ
ンピュータシステムにとって各種のプログラムの演算処
理の実行に重要な部分であるが、メインメモリとして広
く利用されているDRAMにはある確率でエラーが発生
することが避けられない。ところが、従来のコンピュー
タシステムではメインメモリエリアが1つしか備えられ
ていなかったので、エラーチェック機能でメインメモリ
にエラーが発生したことが検出された場合には直ちにシ
ステムダウンしなければならず、重要な計算を実行して
いる最中にこのようなエラー発生が起これば、システム
の再立上げ後に、その計算を最初からやり直さなければ
ならなくなる問題点があった。
ンピュータシステムにとって各種のプログラムの演算処
理の実行に重要な部分であるが、メインメモリとして広
く利用されているDRAMにはある確率でエラーが発生
することが避けられない。ところが、従来のコンピュー
タシステムではメインメモリエリアが1つしか備えられ
ていなかったので、エラーチェック機能でメインメモリ
にエラーが発生したことが検出された場合には直ちにシ
ステムダウンしなければならず、重要な計算を実行して
いる最中にこのようなエラー発生が起これば、システム
の再立上げ後に、その計算を最初からやり直さなければ
ならなくなる問題点があった。
【0004】そこで、コンピュータシステムの信頼性を
向上させるために、従来からシステムの二重化を行い、
同じシステムを2系統設置しておき、同一の入力信号を
各システムに同時に入力し、それぞれの外部記憶装置か
ら必要なデータを読み込んで並行して演算を実行し、得
られた結果はそれぞれの外部記憶装置に記憶するが、シ
ステムの一方をマスター、他方をスレーブと決めておい
て、通常時にはマスター側のシステムの演算結果を主に
使用してディスプレイ表示、プラント制御、アラーム発
報などを行い、マスター側のシステムに異常が発生した
場合には、直ちにそれまでのスレーブ側のシステムをマ
スター側に切り替えて使用するようにして、信頼性を向
上させていた。
向上させるために、従来からシステムの二重化を行い、
同じシステムを2系統設置しておき、同一の入力信号を
各システムに同時に入力し、それぞれの外部記憶装置か
ら必要なデータを読み込んで並行して演算を実行し、得
られた結果はそれぞれの外部記憶装置に記憶するが、シ
ステムの一方をマスター、他方をスレーブと決めておい
て、通常時にはマスター側のシステムの演算結果を主に
使用してディスプレイ表示、プラント制御、アラーム発
報などを行い、マスター側のシステムに異常が発生した
場合には、直ちにそれまでのスレーブ側のシステムをマ
スター側に切り替えて使用するようにして、信頼性を向
上させていた。
【0005】しかしながら、このような従来の二重化シ
ステムは、外部記憶装置やCPUなどもすべて二重化す
るものであるために、機器自体を2台ずつ購入する必要
があってコストが高くなり、また機器の設置スペースが
ほぼ2倍必要となる問題点があった。
ステムは、外部記憶装置やCPUなどもすべて二重化す
るものであるために、機器自体を2台ずつ購入する必要
があってコストが高くなり、また機器の設置スペースが
ほぼ2倍必要となる問題点があった。
【0006】この発明はこのような従来の問題点に鑑み
てなされたもので、単にメインメモリを二重化し、それ
ぞれのエラーチェック機構を追加するだけの変更で低コ
ストで、信頼性の高いシステムを実現することができる
コンピュータシステムを提供することを目的とする。
てなされたもので、単にメインメモリを二重化し、それ
ぞれのエラーチェック機構を追加するだけの変更で低コ
ストで、信頼性の高いシステムを実現することができる
コンピュータシステムを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明のコンピ
ュータシステムは、二重化されたメインメモリと、CP
Uからの書込み命令に対して、同一情報を前記二重化さ
れたメインメモリそれぞれに並行して書き込む情報書込
み処理部と、二重のメインメモリそれぞれのエラーチェ
ックを行うエラーチェック部と、エラーチェック部が現
在マスターとして使用中のメインメモリのエラーを検出
したときに、スレーブ側となっているメインメモリをマ
スター側に切り替えて使用するメモリ切替え処理部とを
備えたものである。
ュータシステムは、二重化されたメインメモリと、CP
Uからの書込み命令に対して、同一情報を前記二重化さ
れたメインメモリそれぞれに並行して書き込む情報書込
み処理部と、二重のメインメモリそれぞれのエラーチェ
ックを行うエラーチェック部と、エラーチェック部が現
在マスターとして使用中のメインメモリのエラーを検出
したときに、スレーブ側となっているメインメモリをマ
スター側に切り替えて使用するメモリ切替え処理部とを
備えたものである。
【0008】
【作用】請求項1の発明のコンピュータシステムでは、
メインメモリを二重化し、CPUが実行するプログラム
やデータを並行して同時にそれぞれのメインメモリに書
き込み、両方のメインメモリが常に同一の内容の情報を
記憶しているようにする。
メインメモリを二重化し、CPUが実行するプログラム
やデータを並行して同時にそれぞれのメインメモリに書
き込み、両方のメインメモリが常に同一の内容の情報を
記憶しているようにする。
【0009】そして、エラーチェック機能部によってマ
スター側のメモリチェックを行い、エラーが発生すれば
直ちにメモリ切替え処理部によってそれまでスレーブ側
になっていたメインメモリをマスター側に切り替えて使
用し、メインメモリのエラー発生によってもシステムダ
ウンすることなく演算を継続して実行し、システムの信
頼性を向上させる。
スター側のメモリチェックを行い、エラーが発生すれば
直ちにメモリ切替え処理部によってそれまでスレーブ側
になっていたメインメモリをマスター側に切り替えて使
用し、メインメモリのエラー発生によってもシステムダ
ウンすることなく演算を継続して実行し、システムの信
頼性を向上させる。
【0010】
【実施例】以下、この発明の実施例を図に基づいて詳説
する。図1はこの発明の一実施例のハードウェア構成を
示しており、二重化された二つのメインメモリM1,M
2と、外部記憶装置としてフロッピーディスクドライブ
装置(FDD)1及びハードディスクドライブ装置(H
DD)2と、CPU3が備える機構として、外部記憶装
置1,2からメインメモリM1,M2の同じアドレスエ
リアにファイルを転送する制御を行う外部データ書込み
処理部4、メインメモリM1,M2から1命令ごとに同
じアドレスのファイルデータを読み出すと共に、マスタ
ー側のファイルを実行する命令レジスタ5、読み出され
たファイルデータのパリティチェックを行うパリティチ
ェック処理部6、命令実行時にメインメモリM1,M2
の同じアドレスエリアのデータの比較を行う比較処理部
7、そしてパリティチェックで検出できないエラーを検
出するためにメインメモリM1,M2それぞれのリード
/ライトチェックを行うリード/ライトチェック処理部
8,9を備えている。
する。図1はこの発明の一実施例のハードウェア構成を
示しており、二重化された二つのメインメモリM1,M
2と、外部記憶装置としてフロッピーディスクドライブ
装置(FDD)1及びハードディスクドライブ装置(H
DD)2と、CPU3が備える機構として、外部記憶装
置1,2からメインメモリM1,M2の同じアドレスエ
リアにファイルを転送する制御を行う外部データ書込み
処理部4、メインメモリM1,M2から1命令ごとに同
じアドレスのファイルデータを読み出すと共に、マスタ
ー側のファイルを実行する命令レジスタ5、読み出され
たファイルデータのパリティチェックを行うパリティチ
ェック処理部6、命令実行時にメインメモリM1,M2
の同じアドレスエリアのデータの比較を行う比較処理部
7、そしてパリティチェックで検出できないエラーを検
出するためにメインメモリM1,M2それぞれのリード
/ライトチェックを行うリード/ライトチェック処理部
8,9を備えている。
【0011】なお、実際の二重化に際しては、DRAM
のメモリエリアを2分割してそれぞれのメモリエリアを
メインメモリM1,M2のエリアとして割り当てること
になる。
のメモリエリアを2分割してそれぞれのメモリエリアを
メインメモリM1,M2のエリアとして割り当てること
になる。
【0012】次に、上記構成のコンピュータシステムの
動作について図2のフローチャートに基づいて説明す
る。CPU3では、最初に二重化されたメインメモリM
1,M2についていずれをマスター(M)側、スレーブ
(S)側とするかを決定しておく。ここでは説明の便宜
上、メインメモリM1をマスター側、メインメモリM2
をスレーブ側とする。
動作について図2のフローチャートに基づいて説明す
る。CPU3では、最初に二重化されたメインメモリM
1,M2についていずれをマスター(M)側、スレーブ
(S)側とするかを決定しておく。ここでは説明の便宜
上、メインメモリM1をマスター側、メインメモリM2
をスレーブ側とする。
【0013】そしてCPU3はまず外部データ書込み処
理部4によって外部記憶装置のFDD1あるいはHDD
2より所定のプログラムデータや数値データを読み込ま
せ、メインメモリM1,M2それぞれの同一のアドレス
エリアに書き込ませる。ここでは、ファイルA,B,C
がそれぞれ同じアドレスエリアに書き込まれているとす
る。
理部4によって外部記憶装置のFDD1あるいはHDD
2より所定のプログラムデータや数値データを読み込ま
せ、メインメモリM1,M2それぞれの同一のアドレス
エリアに書き込ませる。ここでは、ファイルA,B,C
がそれぞれ同じアドレスエリアに書き込まれているとす
る。
【0014】命令を実行するに当たっては、命令レジス
タ5がメインメモリM1,M2から1命令ごとに同じア
ドレスのファイルデータを読み出すと共に、マスター側
のメインメモリM1から読み出したファイルをセットし
(ステップS1)、パリティチェック処理部6がパリテ
ィチェックし(ステップS2)、パリティエラーがなけ
れば比較処理部7において当該ファイルデータをスレー
ブ側のメインメモリM2の該当するデータと比較して一
致するかどうか確認し(ステップS3)、一致すればマ
スター側のファイルデータの命令を実行する(ステップ
S4)。なお、演算結果の書込みが必要であれば、メイ
ンメモリM1,M2それぞれの同じアドレスエリアを書
き込む。
タ5がメインメモリM1,M2から1命令ごとに同じア
ドレスのファイルデータを読み出すと共に、マスター側
のメインメモリM1から読み出したファイルをセットし
(ステップS1)、パリティチェック処理部6がパリテ
ィチェックし(ステップS2)、パリティエラーがなけ
れば比較処理部7において当該ファイルデータをスレー
ブ側のメインメモリM2の該当するデータと比較して一
致するかどうか確認し(ステップS3)、一致すればマ
スター側のファイルデータの命令を実行する(ステップ
S4)。なお、演算結果の書込みが必要であれば、メイ
ンメモリM1,M2それぞれの同じアドレスエリアを書
き込む。
【0015】ステップS2のパリティチェックで、マス
ター側から読み出した命令データにパリティエラーが検
出されれば、スレーブ側のメインメモリM2から同じ命
令データを読み出してパリティチェックを行い(ステッ
プS5,S6)、パリティエラーがなければその命令を
実行する(ステップS7)。そしてこの場合にも、演算
結果の書込みが必要であれば、メインメモリM1,M2
それぞれの同じアドレスエリアを書き込む。
ター側から読み出した命令データにパリティエラーが検
出されれば、スレーブ側のメインメモリM2から同じ命
令データを読み出してパリティチェックを行い(ステッ
プS5,S6)、パリティエラーがなければその命令を
実行する(ステップS7)。そしてこの場合にも、演算
結果の書込みが必要であれば、メインメモリM1,M2
それぞれの同じアドレスエリアを書き込む。
【0016】スレーブ側のメインメモリM2のパリティ
チェックでもエラー検出された場合には、システム全体
の異常としてシステム停止を行う(ステップS8)。
チェックでもエラー検出された場合には、システム全体
の異常としてシステム停止を行う(ステップS8)。
【0017】上記のマスター側のメインメモリM1から
読み出した命令のパリティチェックでエラーが検出され
なかったものの、ステップS3において同じ命令をスレ
ーブ側のメインメモリM2から読み出して比較した結
果、不一致となった場合には、両方のメインメモリM
1,M2それぞれのリード/ライトチェック処理部8,
9でリード/ライトチェック処理を行い(ステップS
9)、いずれかのメインメモリのリード/ライトにエラ
ーが検出されれば、そのエラーが検出されない正常な側
のメインメモリM1又はM2の命令を実行する(ステッ
プS10)。そしてこの場合にも、演算結果の書込みが
必要であれば、メインメモリM1,M2それぞれの同じ
アドレスエリアを書き込む。
読み出した命令のパリティチェックでエラーが検出され
なかったものの、ステップS3において同じ命令をスレ
ーブ側のメインメモリM2から読み出して比較した結
果、不一致となった場合には、両方のメインメモリM
1,M2それぞれのリード/ライトチェック処理部8,
9でリード/ライトチェック処理を行い(ステップS
9)、いずれかのメインメモリのリード/ライトにエラ
ーが検出されれば、そのエラーが検出されない正常な側
のメインメモリM1又はM2の命令を実行する(ステッ
プS10)。そしてこの場合にも、演算結果の書込みが
必要であれば、メインメモリM1,M2それぞれの同じ
アドレスエリアを書き込む。
【0018】ここでリード/ライトチェック処理は、次
による。すなわち、特定のアドレスを指定してそこに格
納されているデータをいったん待避させ、空いたメモリ
エリアに特定のデータを書き込み、その書き込んだデー
タをすぐに読み出し、読み出してデータが元の特定のデ
ータと一致するかどうか判断し、一致すればリード/ラ
イト機能が正常、不一致であればリード/ライト機能が
異常と判定する。そして正常であれば、いったん待避さ
せたデータを元のアドレスに書き込んでリード/ライト
チェック処理を終了する。
による。すなわち、特定のアドレスを指定してそこに格
納されているデータをいったん待避させ、空いたメモリ
エリアに特定のデータを書き込み、その書き込んだデー
タをすぐに読み出し、読み出してデータが元の特定のデ
ータと一致するかどうか判断し、一致すればリード/ラ
イト機能が正常、不一致であればリード/ライト機能が
異常と判定する。そして正常であれば、いったん待避さ
せたデータを元のアドレスに書き込んでリード/ライト
チェック処理を終了する。
【0019】両メインメモリM1,M2のファイルデー
タが異なっているにもかかわらず、ステップS9のリー
ド/ライトチェックの結果、メインメモリにも異常がな
い場合、あるいは両方のメインメモリに共に異常が検出
される場合にはシステム全体の異常とみなし、システム
停止を行う(ステップS11)。
タが異なっているにもかかわらず、ステップS9のリー
ド/ライトチェックの結果、メインメモリにも異常がな
い場合、あるいは両方のメインメモリに共に異常が検出
される場合にはシステム全体の異常とみなし、システム
停止を行う(ステップS11)。
【0020】このようにして、この実施例のコンピュー
タシステムでは、単にメインメモリを二重化し、CPU
のメインメモリに対するリード/ライト処理に若干の変
更を加えるだけで、従来ではDRAMの性能上、システ
ムダウンを避けられなかったような状況でもシステムダ
ウンを避けることができ、ハードウェアとして全体を二
重化することなくシステム全体の信頼性を向上させるこ
とができることになる。
タシステムでは、単にメインメモリを二重化し、CPU
のメインメモリに対するリード/ライト処理に若干の変
更を加えるだけで、従来ではDRAMの性能上、システ
ムダウンを避けられなかったような状況でもシステムダ
ウンを避けることができ、ハードウェアとして全体を二
重化することなくシステム全体の信頼性を向上させるこ
とができることになる。
【0021】
【発明の効果】以上のように請求項1の発明によれば、
メインメモリを二重化し、CPUが実行するプログラム
やデータを並行して同時にそれぞれのメインメモリに書
き込み、両方のメインメモリが常に同一の内容の情報を
記憶しているようにし、エラーチェック機能部によって
マスター側のメモリチェックを行い、エラーが発生すれ
ば直ちにメモリ切替え処理部によってそれまでスレーブ
側になっていたメインメモリをマスター側に切り替えて
使用するようにしているので、いずれかのメインメモリ
にエラーが発生してもシステムダウンすることなく演算
を継続して実行することができ、システムの信頼性を向
上させることができ、しかもシステムの信頼性の向上に
ハードウェア全体の二重化を行う必要がないために設置
スペースの拡大やコストの増加を抑えることができる。
メインメモリを二重化し、CPUが実行するプログラム
やデータを並行して同時にそれぞれのメインメモリに書
き込み、両方のメインメモリが常に同一の内容の情報を
記憶しているようにし、エラーチェック機能部によって
マスター側のメモリチェックを行い、エラーが発生すれ
ば直ちにメモリ切替え処理部によってそれまでスレーブ
側になっていたメインメモリをマスター側に切り替えて
使用するようにしているので、いずれかのメインメモリ
にエラーが発生してもシステムダウンすることなく演算
を継続して実行することができ、システムの信頼性を向
上させることができ、しかもシステムの信頼性の向上に
ハードウェア全体の二重化を行う必要がないために設置
スペースの拡大やコストの増加を抑えることができる。
【図1】請求項1の発明の一実施例のハードウェア構成
を示すブロック図。
を示すブロック図。
【図2】上記実施例のメインメモリのエラーチェック動
作を示すフローチャート。
作を示すフローチャート。
【符号の説明】 1 フロッピーディスクドライブ装置 2 ハードディスクドライブ装置 3 CPU 4 外部データ書込み処理部 5 命令レジスタ 6 パリティチェック処理部 7 比較処理部 8 リード/ライトチェック処理部 9 リード/ライトチェック処理部 M1,M2 メインメモリ
Claims (1)
- 【請求項1】 二重化されたメインメモリと、 CPUからの書込み命令に対して、同一情報を前記二重
化されたメインメモリそれぞれに並行して書き込む情報
書込み処理部と、前記二重のメインメモリそれぞれのエ
ラーチェックを行うエラーチェック部と、 前記エラーチェック部が現在マスターとして使用中のメ
インメモリのエラーを検出したときに、スレーブ側とな
っているメインメモリをマスター側に切り替えて使用す
るメモリ切替え処理部とを備えて成るコンピュータシス
テム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6322617A JPH08179994A (ja) | 1994-12-26 | 1994-12-26 | コンピュータシステム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6322617A JPH08179994A (ja) | 1994-12-26 | 1994-12-26 | コンピュータシステム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08179994A true JPH08179994A (ja) | 1996-07-12 |
Family
ID=18145721
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6322617A Pending JPH08179994A (ja) | 1994-12-26 | 1994-12-26 | コンピュータシステム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08179994A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100422929B1 (ko) * | 2001-12-29 | 2004-03-12 | 엘지전자 주식회사 | 레이드 이중화 방법 |
JP2007233568A (ja) * | 2006-02-28 | 2007-09-13 | Toshiba Corp | 記憶装置およびディジタル制御装置 |
JP2012238376A (ja) * | 2005-09-02 | 2012-12-06 | Metallum Inc | Dramをスタックする方法及び装置 |
JP2015022450A (ja) * | 2013-07-18 | 2015-02-02 | 富士通株式会社 | 書き込み制御プログラム及び方法 |
-
1994
- 1994-12-26 JP JP6322617A patent/JPH08179994A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100422929B1 (ko) * | 2001-12-29 | 2004-03-12 | 엘지전자 주식회사 | 레이드 이중화 방법 |
JP2012238376A (ja) * | 2005-09-02 | 2012-12-06 | Metallum Inc | Dramをスタックする方法及び装置 |
JP2007233568A (ja) * | 2006-02-28 | 2007-09-13 | Toshiba Corp | 記憶装置およびディジタル制御装置 |
JP2015022450A (ja) * | 2013-07-18 | 2015-02-02 | 富士通株式会社 | 書き込み制御プログラム及び方法 |
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