JPH05233162A - データ退避方式および保守機能を備えたデータ処理システム - Google Patents
データ退避方式および保守機能を備えたデータ処理システムInfo
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- JPH05233162A JPH05233162A JP4033120A JP3312092A JPH05233162A JP H05233162 A JPH05233162 A JP H05233162A JP 4033120 A JP4033120 A JP 4033120A JP 3312092 A JP3312092 A JP 3312092A JP H05233162 A JPH05233162 A JP H05233162A
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- G06F—ELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
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- G06F11/07—Responding to the occurrence of a fault, e.g. fault tolerance
- G06F11/14—Error detection or correction of the data by redundancy in operation
- G06F11/1402—Saving, restoring, recovering or retrying
- G06F11/1446—Point-in-time backing up or restoration of persistent data
- G06F11/1458—Management of the backup or restore process
- G06F11/1466—Management of the backup or restore process to make the backup process non-disruptive
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- General Engineering & Computer Science (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【目的】業務処理中の中央処理装置によって、オンライ
ンでのデータ退避が可能な無停止型データ処理システム
を提供する。 【構成】多重化ディスク装置3へ通常の業務処理でデー
タを書込む業務タスク5と、所定ディスクのデータを磁
気テープ4へ退避させる保守タスク6をマルチタスク処
理させる。ディスク12,13が業務タスク5によって
多重にアクセスされているとき、保守タスク6が起動さ
れると、タスク毎に付与される属性と各ディスクにディ
スク制御部11から動的に付与される動作モードのマッ
チングによって、保守タスクのアクセスできるディスク
が決定され、保守タスクは業務タスクと並列処理され
る。 【効果】タスクから多重化記憶装置各系(記憶手段)へ
のアクセスは、プログラムより上位のレベルで指定され
オンラインインタフェイスを経由して行なわれるので、
信頼性が高く、かつ、システムの変更等に柔軟に対処で
きる。
ンでのデータ退避が可能な無停止型データ処理システム
を提供する。 【構成】多重化ディスク装置3へ通常の業務処理でデー
タを書込む業務タスク5と、所定ディスクのデータを磁
気テープ4へ退避させる保守タスク6をマルチタスク処
理させる。ディスク12,13が業務タスク5によって
多重にアクセスされているとき、保守タスク6が起動さ
れると、タスク毎に付与される属性と各ディスクにディ
スク制御部11から動的に付与される動作モードのマッ
チングによって、保守タスクのアクセスできるディスク
が決定され、保守タスクは業務タスクと並列処理され
る。 【効果】タスクから多重化記憶装置各系(記憶手段)へ
のアクセスは、プログラムより上位のレベルで指定され
オンラインインタフェイスを経由して行なわれるので、
信頼性が高く、かつ、システムの変更等に柔軟に対処で
きる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、多重化された補助記憶
装置を備える無停止型計算機システムに係り、特に補助
記憶装置からオンライン処理中に保守データを退避させ
る無停止型データ退避処理方式に関する。
装置を備える無停止型計算機システムに係り、特に補助
記憶装置からオンライン処理中に保守データを退避させ
る無停止型データ退避処理方式に関する。
【0002】
【従来の技術】グローバルな情報処理などのために24
時間連続稼働の無停止型計算機システムが求められてい
る。このシステムは保守業務においても計算機の業務処
理を中断することなく行なうことが必要で、保守業務も
冗長系に構成されることが望ましい。
時間連続稼働の無停止型計算機システムが求められてい
る。このシステムは保守業務においても計算機の業務処
理を中断することなく行なうことが必要で、保守業務も
冗長系に構成されることが望ましい。
【0003】この保守業務のひとつにデータ退避処理が
ある。すなわち、オンラインで蓄積している補助記憶装
置(たとえば磁気ディスク装置)の一部の記憶手段から
データを適宜、他媒体(たとえば磁気テープ装置)に退
避しておき、システムダウンなどによるデータの消失に
備える。この場合、退避処理中の記憶手段のデータが更
新されて一部が新しく一部が古いという一貫性のないデ
ータとならないように配慮する必要がある。
ある。すなわち、オンラインで蓄積している補助記憶装
置(たとえば磁気ディスク装置)の一部の記憶手段から
データを適宜、他媒体(たとえば磁気テープ装置)に退
避しておき、システムダウンなどによるデータの消失に
備える。この場合、退避処理中の記憶手段のデータが更
新されて一部が新しく一部が古いという一貫性のないデ
ータとならないように配慮する必要がある。
【0004】業務処理を中断しないデータ退避方式とし
て、2重化ディスク装置を用いる方法がある。この方法
によれば、中央処理装置のオペレーティングシステム
(以下、OS)は、通常の業務処理時にオンラインイン
タフェイス(ここではディスクアクセスインタフェイ
ス)を利用して2基のディスクをアクセスし、両者に対
して自由に読み書きする。データを退避させたい時、O
Sはディスクの一方をオフライン状態に設定し、オンラ
インインタフェイスからのアクセスを1基のディスクの
みとする。そして、オフラインに設定されたディスクか
らデータを読出して、磁気テープ等に退避処理する。オ
フラインディスクから磁気テープへの退避は他の処理装
置などを介して行なうオフライン方式が一般的である。
て、2重化ディスク装置を用いる方法がある。この方法
によれば、中央処理装置のオペレーティングシステム
(以下、OS)は、通常の業務処理時にオンラインイン
タフェイス(ここではディスクアクセスインタフェイ
ス)を利用して2基のディスクをアクセスし、両者に対
して自由に読み書きする。データを退避させたい時、O
Sはディスクの一方をオフライン状態に設定し、オンラ
インインタフェイスからのアクセスを1基のディスクの
みとする。そして、オフラインに設定されたディスクか
らデータを読出して、磁気テープ等に退避処理する。オ
フラインディスクから磁気テープへの退避は他の処理装
置などを介して行なうオフライン方式が一般的である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】オフラインによるデー
タ退避方式は、設備点数が増加し他の処理装置との接続
変更手順も煩雑になるなどコストや運用面での不利益と
ともに、無停止型データ処理システム構成の上で、信頼
性と柔軟性に欠ける。
タ退避方式は、設備点数が増加し他の処理装置との接続
変更手順も煩雑になるなどコストや運用面での不利益と
ともに、無停止型データ処理システム構成の上で、信頼
性と柔軟性に欠ける。
【0006】ところで、オンライン業務中の中央処理装
置のOSが、ユーザには公開されていないオフラインイ
ンタフェイスを利用して、オフラインに設定されたディ
スクからのデータ退避を業務と並列処理することも考え
られる。しかし、ユーザに開放されていないインタフェ
イスを用いたシステム構築は、システムの改造時などに
混乱を引き起こす可能性が高い。たとえば、OSのバー
ジョンアップによりオフラインインタフェイスの仕様が
ユーザに予告無く変更されると、たちまちソフトウェア
の動作不良を生じる。また、オフラインディスクへアク
セスするプログラミングインタフェイスは、オンライン
ディスクへのプログラミングインタフェイスとは異なる
ので、プログラムはアクセス対象がオフラインディスク
であることを常に意識する必要があり、プログラムの作
成時に記述ミスを犯すと、誤ったディスクをアクセスし
てデータを破壊するなどの危険性が大きい。
置のOSが、ユーザには公開されていないオフラインイ
ンタフェイスを利用して、オフラインに設定されたディ
スクからのデータ退避を業務と並列処理することも考え
られる。しかし、ユーザに開放されていないインタフェ
イスを用いたシステム構築は、システムの改造時などに
混乱を引き起こす可能性が高い。たとえば、OSのバー
ジョンアップによりオフラインインタフェイスの仕様が
ユーザに予告無く変更されると、たちまちソフトウェア
の動作不良を生じる。また、オフラインディスクへアク
セスするプログラミングインタフェイスは、オンライン
ディスクへのプログラミングインタフェイスとは異なる
ので、プログラムはアクセス対象がオフラインディスク
であることを常に意識する必要があり、プログラムの作
成時に記述ミスを犯すと、誤ったディスクをアクセスし
てデータを破壊するなどの危険性が大きい。
【0007】このように、連続稼動の計算機システムに
おけるデータ退避処理を通常業務と並列処理する本格的
なシステムは実現されていないのが現状である。
おけるデータ退避処理を通常業務と並列処理する本格的
なシステムは実現されていないのが現状である。
【0008】本発明の目的は、上記従来技術の問題点を
克服し、業務処理中の中央処理装置によってオンライン
処理可能なデータ退避方式と、設備の故障や増改築など
にも柔軟に対処できる信頼性の高い無停止型データ処理
システムを提供することにある。
克服し、業務処理中の中央処理装置によってオンライン
処理可能なデータ退避方式と、設備の故障や増改築など
にも柔軟に対処できる信頼性の高い無停止型データ処理
システムを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、マルチタ
スク処理を行なう中央処理装置と、該処理装置のタスク
によって処理されるデータを記憶する複数の補助記憶手
段からなる多重化記憶装置と、該記憶装置のデータを退
避させる退避用記憶装置を有する計算機システムのデー
タ退避方式であって、前記中央処理装置は、前記多重化
記憶装置との間で通常の業務を処理する業務タスクと、
前記多重化記憶装置の一部の記憶手段からオンラインで
前記退避用記憶装置にデータを退避させる保守タスクを
並列処理することを特徴とする。
スク処理を行なう中央処理装置と、該処理装置のタスク
によって処理されるデータを記憶する複数の補助記憶手
段からなる多重化記憶装置と、該記憶装置のデータを退
避させる退避用記憶装置を有する計算機システムのデー
タ退避方式であって、前記中央処理装置は、前記多重化
記憶装置との間で通常の業務を処理する業務タスクと、
前記多重化記憶装置の一部の記憶手段からオンラインで
前記退避用記憶装置にデータを退避させる保守タスクを
並列処理することを特徴とする。
【0010】第2の発明は、前記業務タスクおよび前記
保守タスクによる各記憶手段へのアクセスをオンライン
で中継するオンラインインタフェイスを有していること
を特徴とする。
保守タスクによる各記憶手段へのアクセスをオンライン
で中継するオンラインインタフェイスを有していること
を特徴とする。
【0011】第3の発明は、前記補助記憶装置は前記中
央処理装置の処理するタスクに応じて、各タスクのアク
セス可能な前記記憶手段を動的に変更する制御部を有し
ていることを特徴とする。
央処理装置の処理するタスクに応じて、各タスクのアク
セス可能な前記記憶手段を動的に変更する制御部を有し
ていることを特徴とする。
【0012】
【作用】本発明によれば、多重化されている補助記憶装
置へデータを書込む通常の業務処理をする業務タスク
と、補助記憶装置のデータを他媒体へ退避させる保守タ
スクを、計算機システムによってマルチタスク処理させ
る。
置へデータを書込む通常の業務処理をする業務タスク
と、補助記憶装置のデータを他媒体へ退避させる保守タ
スクを、計算機システムによってマルチタスク処理させ
る。
【0013】通常、補助記憶装置の全記憶手段が業務タ
スクによってアクセスされている状態で、保守タスクが
起動されると、タスク毎に付与される属性、あるいはこ
の属性と記憶装置に動的に付与される動作モードとのマ
ッチングによって、保守タスクがアクセスできる記憶手
段が決定され、業務タスクと退避のための保守タスクは
並列処理される。
スクによってアクセスされている状態で、保守タスクが
起動されると、タスク毎に付与される属性、あるいはこ
の属性と記憶装置に動的に付与される動作モードとのマ
ッチングによって、保守タスクがアクセスできる記憶手
段が決定され、業務タスクと退避のための保守タスクは
並列処理される。
【0014】このように、多重化されている各記憶手段
は、他の記憶手段とは独立に設定できる動作モードを持
ち、記憶制御装置はこの動作モードごとにアクセスでき
るタスクを限定する。そして、動作モードが変更されれ
ばアクセス可能なタスクも変更される。
は、他の記憶手段とは独立に設定できる動作モードを持
ち、記憶制御装置はこの動作モードごとにアクセスでき
るタスクを限定する。そして、動作モードが変更されれ
ばアクセス可能なタスクも変更される。
【0015】したがって、オンライン業務中の多重化記
憶装置による退避処理であってもオンラインインタフェ
イスを介してアクセスできる。従来のように、データ退
避のために記憶装置をオフライン化する必要はなく、ユ
ーザ未開放のオフラインインタフェイスを用いる場合の
ような弊害もない。
憶装置による退避処理であってもオンラインインタフェ
イスを介してアクセスできる。従来のように、データ退
避のために記憶装置をオフライン化する必要はなく、ユ
ーザ未開放のオフラインインタフェイスを用いる場合の
ような弊害もない。
【0016】
【実施例】図1は本発明の一実施例を説明するデータ退
避機能を備えたデータ処理システムを示す機能ブロック
図である。本システムは、業務処理およびデータ退避処
理を並列処理する中央処理装置1,オペレータからのコ
マンドを入力するコンソール2,業務処理中のデータを
記憶する複数の補助記憶手段12,13を備えた多重化
記憶装置3(本例は2重化ディスク装置),記憶手段
(ディスク)12または13のデータを退避するために
使用する退避用記憶装置(本例では磁気テープ装置)4
を具備している。
避機能を備えたデータ処理システムを示す機能ブロック
図である。本システムは、業務処理およびデータ退避処
理を並列処理する中央処理装置1,オペレータからのコ
マンドを入力するコンソール2,業務処理中のデータを
記憶する複数の補助記憶手段12,13を備えた多重化
記憶装置3(本例は2重化ディスク装置),記憶手段
(ディスク)12または13のデータを退避するために
使用する退避用記憶装置(本例では磁気テープ装置)4
を具備している。
【0017】中央処理装置1は、業務処理を行う業務タ
スク5,ディスク上のデータの退避処理を行う保守タス
ク6,業務タスク4と保守タスク6の属性を保持するタ
スク属性テーブル7を図示していない主記憶装置に記憶
している。さらに、中央処理装置1上の各タスクと2重
化ディスク装置3とのオンラインインタフェイスを提供
するディスクデバイスドライバ8,中央処理装置1上の
各タスクと磁気テープ装置4とのインタフェイスを提供
する磁気テープデバイスドライバ9を備えている。これ
らのデバイスドライバは中央処理装置1から周辺装置を
制御するために用いられるソフトウェアであり、周辺装
置が変更された場合もこのソフトドライバを変更するこ
とで対処できる。
スク5,ディスク上のデータの退避処理を行う保守タス
ク6,業務タスク4と保守タスク6の属性を保持するタ
スク属性テーブル7を図示していない主記憶装置に記憶
している。さらに、中央処理装置1上の各タスクと2重
化ディスク装置3とのオンラインインタフェイスを提供
するディスクデバイスドライバ8,中央処理装置1上の
各タスクと磁気テープ装置4とのインタフェイスを提供
する磁気テープデバイスドライバ9を備えている。これ
らのデバイスドライバは中央処理装置1から周辺装置を
制御するために用いられるソフトウェアであり、周辺装
置が変更された場合もこのソフトドライバを変更するこ
とで対処できる。
【0018】2重化ディスク装置3は、ディスクA12
およびB13を2重化ディスク装置として制御する2重
化ディスク制御部11,ディスクA12,B13の現在
の動作モードを保持するディスクモードテーブル10を
具備している。
およびB13を2重化ディスク装置として制御する2重
化ディスク制御部11,ディスクA12,B13の現在
の動作モードを保持するディスクモードテーブル10を
具備している。
【0019】本計算機システムはこのように構成されて
いるので、業務タスク5によって処理データを2重化デ
ィスクとして使用しているディスクA,Bに格納するオ
ンライン業務中に、データ退避の保守タスク6が起動さ
れると、業務タスク5と保守タスク6は1基ずつディス
クを専用することにより、業務処理を継続したままディ
スクAまたはBから磁気テープ4へのデータ退避を並列
処理することができる。
いるので、業務タスク5によって処理データを2重化デ
ィスクとして使用しているディスクA,Bに格納するオ
ンライン業務中に、データ退避の保守タスク6が起動さ
れると、業務タスク5と保守タスク6は1基ずつディス
クを専用することにより、業務処理を継続したままディ
スクAまたはBから磁気テープ4へのデータ退避を並列
処理することができる。
【0020】このように本実施例におけるシステムは、
中央処理装置1が業務タスク5と保守タスク6を並列処
理するマルチタスク機能を具備している。マルチタスク
機能は中央処理装置1がひとつの計算機システムでは、
複数タスクの時分割処理によって実行される。一方、中
央処理装置1が複数のマルチプロセッサシステムにおい
ては、各タスクのディスクへのアクセスは各プロセッサ
共通のOSによってシリアライズされる。このようにマ
ルチタスク機能によれば、プロセッサが1でも複数でも
アクセスされるディスクはそれを意識する必要はない。
中央処理装置1が業務タスク5と保守タスク6を並列処
理するマルチタスク機能を具備している。マルチタスク
機能は中央処理装置1がひとつの計算機システムでは、
複数タスクの時分割処理によって実行される。一方、中
央処理装置1が複数のマルチプロセッサシステムにおい
ては、各タスクのディスクへのアクセスは各プロセッサ
共通のOSによってシリアライズされる。このようにマ
ルチタスク機能によれば、プロセッサが1でも複数でも
アクセスされるディスクはそれを意識する必要はない。
【0021】業務タスク5と保守タスク6には各々がア
クセス可能なディスク装置の動作モードを示す業務属性
あるいは保守属性を異なるデータパターンで、たとえば
図2のように00と11のパターンのようにテーブル7
上で付与する。また、2重化ディスク装置3の各ディス
クにもそれぞれ独立して設定し、変更可能な動作モード
(業務モードまたは保守モード)を図3のようにテーブ
ル10上に設定する。2重化ディスク制御部11は、業
務属性のタスク5からのアクセス要求を業務モードの設
定されているディスクAに、保守属性のタスク6からの
アクセス要求を保守モードのディスクBに対処させる。
つまり、タスクの属性とディスクの動作モードのパター
ンマッチングにより、各タスクがアクセスできるディス
クが限定される。各ディスクの動作モードを動的に変更
すれば、各タスクがアクセスできるディスクも動的に変
更される。したがって各タスクは、アクセス対象のディ
スクがどれなのかをプログラム上で意識する必要はな
い。
クセス可能なディスク装置の動作モードを示す業務属性
あるいは保守属性を異なるデータパターンで、たとえば
図2のように00と11のパターンのようにテーブル7
上で付与する。また、2重化ディスク装置3の各ディス
クにもそれぞれ独立して設定し、変更可能な動作モード
(業務モードまたは保守モード)を図3のようにテーブ
ル10上に設定する。2重化ディスク制御部11は、業
務属性のタスク5からのアクセス要求を業務モードの設
定されているディスクAに、保守属性のタスク6からの
アクセス要求を保守モードのディスクBに対処させる。
つまり、タスクの属性とディスクの動作モードのパター
ンマッチングにより、各タスクがアクセスできるディス
クが限定される。各ディスクの動作モードを動的に変更
すれば、各タスクがアクセスできるディスクも動的に変
更される。したがって各タスクは、アクセス対象のディ
スクがどれなのかをプログラム上で意識する必要はな
い。
【0022】図4は、本システムにおける各タスクのア
クセスと、2基のディスクの動作遷移を示すフローチャ
ートである。2重化ディスク装置3は、通常、両系とも
業務モードに設定されている。これによって、2重化デ
ィスク制御部11は業務タスク5からのアクセス要求が
あると、両系のディスク12,13に対して同様にアク
セスし、両系の記憶内容を同一に保っている(区間
a)。
クセスと、2基のディスクの動作遷移を示すフローチャ
ートである。2重化ディスク装置3は、通常、両系とも
業務モードに設定されている。これによって、2重化デ
ィスク制御部11は業務タスク5からのアクセス要求が
あると、両系のディスク12,13に対して同様にアク
セスし、両系の記憶内容を同一に保っている(区間
a)。
【0023】区間aの状態で、コンソール2などからデ
ータ退避の割込みコマンドが投入されると保守タスク6
が起動され、本システムは業務タスク5と保守タスク6
の並列処理を開始する。まず、保守タスク6は保守モー
ド設定要求を出し、この要求を受けた2重化ディスク制
御部11は2重系の片系、本例ではディスクBを保守モ
ードに設定変更する。この結果、ディスクBは業務タス
ク5からはアクセス不可能になり、データ更新を停止さ
れる。この間も、ディスクAは業務モードを保持してい
るので、業務タスク5は業務モードのディスクAを用い
て業務処理を継続する。ついで、保守タスク6は2重化
ディスク制御部11にデータ読出し要求を出す。データ
退避タスク6は保守属性を持っているので、当タスクか
らの読出し要求は2重化ディスク制御部12により、保
守モードのディスクBにアクセスされる。ディスクBか
ら読出されたデータは磁気テープ装置4に書込まれる。
全てのデータが読出されたところで、保守タスク5は保
守モード解除要求を制御部11に出力してデータ退避処
理を終了する(区間b)。
ータ退避の割込みコマンドが投入されると保守タスク6
が起動され、本システムは業務タスク5と保守タスク6
の並列処理を開始する。まず、保守タスク6は保守モー
ド設定要求を出し、この要求を受けた2重化ディスク制
御部11は2重系の片系、本例ではディスクBを保守モ
ードに設定変更する。この結果、ディスクBは業務タス
ク5からはアクセス不可能になり、データ更新を停止さ
れる。この間も、ディスクAは業務モードを保持してい
るので、業務タスク5は業務モードのディスクAを用い
て業務処理を継続する。ついで、保守タスク6は2重化
ディスク制御部11にデータ読出し要求を出す。データ
退避タスク6は保守属性を持っているので、当タスクか
らの読出し要求は2重化ディスク制御部12により、保
守モードのディスクBにアクセスされる。ディスクBか
ら読出されたデータは磁気テープ装置4に書込まれる。
全てのデータが読出されたところで、保守タスク5は保
守モード解除要求を制御部11に出力してデータ退避処
理を終了する(区間b)。
【0024】データ退避作業が終了すると、制御部11
は保守モードのディスクBを業務モードに再設定する。
業務モードに復帰したディスクBは、退避処理の間、記
憶内容が更新されていないので、ディスクAからハード
ウェア的にコピーが行われ、両ディスクの内容の一致化
が行われる(オンラインコピー)。このオンラインコピ
ーは、2重化ディスクの障害回復時等に従来から行なわ
れているもので、オンラインコピーのタスクは業務タス
ク5の処理と並行して行なうことができる(区間c)。
両系ディスクの一致化が終了すると、両ディスクは本来
の2重化ディスクに復帰し、業務タスク5はディスク1
2,13に対して同様にアクセスする(区間d)。
は保守モードのディスクBを業務モードに再設定する。
業務モードに復帰したディスクBは、退避処理の間、記
憶内容が更新されていないので、ディスクAからハード
ウェア的にコピーが行われ、両ディスクの内容の一致化
が行われる(オンラインコピー)。このオンラインコピ
ーは、2重化ディスクの障害回復時等に従来から行なわ
れているもので、オンラインコピーのタスクは業務タス
ク5の処理と並行して行なうことができる(区間c)。
両系ディスクの一致化が終了すると、両ディスクは本来
の2重化ディスクに復帰し、業務タスク5はディスク1
2,13に対して同様にアクセスする(区間d)。
【0025】つぎに、本実施例におけるタスクとディス
クのマッチング及び解除の方法についてさらに詳細に説
明する。
クのマッチング及び解除の方法についてさらに詳細に説
明する。
【0026】図5は保守モードの設定フローを示す。業
務タスク5の実行中に保守タスク6が起動されると、保
守タスク6はS101でディスクデバイスドライバ8に
保守モード設定要求を発行する。ディスクドライバ8は
それを受けると、2重化ディスク制御部11に中継し
(S102)、制御部11は全ディスクN(本例ではN
=2)のディスクモードテーブル10を参照して、保守
モードのディスクの有無をチェックする(S103,1
04)。すでに保守モードが設定されていれば、この設
定要求はエラーとしてキャンセルされる(S105)の
で、2重化ディスクの両系とも保守モードに設定するこ
とはない。いずれのディスクにも保守モードの設定がな
ければ、番号Nのディスク(本例ではN=2、すなわち
ディスクB13)を保守モードに設定する(S10
6)。ディスクB13が保守モードに設定されると、業
務タスク4からのアクセス要求は業務モードであるディ
スクA12に対してのみ実行され、ディスクB13の内
容は業務タスク4からは更新されなくなる。このよう
に、中央処理装置3での保守タスクによる保守モードの
設定要求は、2重化ディスク装置3の各系を指示するこ
となく実現できる。
務タスク5の実行中に保守タスク6が起動されると、保
守タスク6はS101でディスクデバイスドライバ8に
保守モード設定要求を発行する。ディスクドライバ8は
それを受けると、2重化ディスク制御部11に中継し
(S102)、制御部11は全ディスクN(本例ではN
=2)のディスクモードテーブル10を参照して、保守
モードのディスクの有無をチェックする(S103,1
04)。すでに保守モードが設定されていれば、この設
定要求はエラーとしてキャンセルされる(S105)の
で、2重化ディスクの両系とも保守モードに設定するこ
とはない。いずれのディスクにも保守モードの設定がな
ければ、番号Nのディスク(本例ではN=2、すなわち
ディスクB13)を保守モードに設定する(S10
6)。ディスクB13が保守モードに設定されると、業
務タスク4からのアクセス要求は業務モードであるディ
スクA12に対してのみ実行され、ディスクB13の内
容は業務タスク4からは更新されなくなる。このよう
に、中央処理装置3での保守タスクによる保守モードの
設定要求は、2重化ディスク装置3の各系を指示するこ
となく実現できる。
【0027】図6は保守モード設定後のタスクとディス
クのマッチング処理フローを示す。保守タスク6はディ
スクドライバ8にアクセス要求を発行する(S20
1)。ドライバ8はアクセス要求を受け取ると、タスク
属性テーブル7を参照してアクセス要求を発行したタス
クの属性を取得し、このタスク属性と共に、アクセス要
求を2重化ディスク制御部11へ送出する(S202,
203)。制御部11はタスク属性とアクセス要求を受
け取ると(S204)、ディスクモードテーブル10を
参照し、受け取ったタスク属性でアクセス可能なディス
ク装置を全て検出し(S205,206)、検出した全
てのディスク装置に対して要求されたアクセスを実行す
る(S207)。この例でのアクセス要求は保守タスク
5であるから、保守属性とN=2の保守モードとがマッ
チングし、ディスクBがアクセスされて退避データの読
出しが実行される。アクセスの結果は、再びディスクデ
バイスドライバ8を経由してアクセス要求元のタスクへ
返される。なお、本システムでは業務タスク5と、保守
タスク6は並列処理されているので、S206のマッチ
ングと、S207の実行はこれらタスクに応じて行なわ
れ、かつ、各タスクはディスクを意識することなくアク
セスできる。
クのマッチング処理フローを示す。保守タスク6はディ
スクドライバ8にアクセス要求を発行する(S20
1)。ドライバ8はアクセス要求を受け取ると、タスク
属性テーブル7を参照してアクセス要求を発行したタス
クの属性を取得し、このタスク属性と共に、アクセス要
求を2重化ディスク制御部11へ送出する(S202,
203)。制御部11はタスク属性とアクセス要求を受
け取ると(S204)、ディスクモードテーブル10を
参照し、受け取ったタスク属性でアクセス可能なディス
ク装置を全て検出し(S205,206)、検出した全
てのディスク装置に対して要求されたアクセスを実行す
る(S207)。この例でのアクセス要求は保守タスク
5であるから、保守属性とN=2の保守モードとがマッ
チングし、ディスクBがアクセスされて退避データの読
出しが実行される。アクセスの結果は、再びディスクデ
バイスドライバ8を経由してアクセス要求元のタスクへ
返される。なお、本システムでは業務タスク5と、保守
タスク6は並列処理されているので、S206のマッチ
ングと、S207の実行はこれらタスクに応じて行なわ
れ、かつ、各タスクはディスクを意識することなくアク
セスできる。
【0028】図7は保守モードの解除フローを示す。磁
気テープ装置4へのデータ退避作業が終了すると、保守
タスク6はディスクデバイスドライバ8経由で2重化デ
ィスク制御部11に対して保守モード解除要求を発行す
る(S301)。2重化ディスク制御部11はこの解除
要求を受けてディスク属性テーブル10を参照し、保守
モードのディスクB13を業務モードに再設定する(S
304,305)。
気テープ装置4へのデータ退避作業が終了すると、保守
タスク6はディスクデバイスドライバ8経由で2重化デ
ィスク制御部11に対して保守モード解除要求を発行す
る(S301)。2重化ディスク制御部11はこの解除
要求を受けてディスク属性テーブル10を参照し、保守
モードのディスクB13を業務モードに再設定する(S
304,305)。
【0029】上記の実施例は、タスクとアクセスされる
ディスクの関係を、タスク属性とディスクの動作モード
のマッチングにより決定している。しかし、本システム
はタスクの属性だけを与えて、属性に対するディスクの
関係を固定的に決定することも可能である。本例でいえ
ば、保守属性を受信した制御部11はディスク番号2
(ディスクB)を対応させるようにする。これによって
も、タスク属性でアクセスできるディスクが決定できる
ので、プログラミングの必要はなく、オンラインインタ
フェイスによるアクセスも可能である。
ディスクの関係を、タスク属性とディスクの動作モード
のマッチングにより決定している。しかし、本システム
はタスクの属性だけを与えて、属性に対するディスクの
関係を固定的に決定することも可能である。本例でいえ
ば、保守属性を受信した制御部11はディスク番号2
(ディスクB)を対応させるようにする。これによって
も、タスク属性でアクセスできるディスクが決定できる
ので、プログラミングの必要はなく、オンラインインタ
フェイスによるアクセスも可能である。
【0030】つぎに、3重化以上の多重化ディスクで運
用される本発明の別の実施例を説明する。従来のよう
に、保守タスク6のプログラム上に読み出すディスクを
記述する方式では、運用中のディスクに障害が発生した
場合を考慮して保守タスクに、障害ディスクが検出され
たときに正常なディスクを指定してデータを退避する処
理を組み込む余計な手間が必要になる。しかし、本発明
によれば、ディスク制御装置11が保守モードに設定す
るディスクを動的に決定できるので、業務モード,保守
モードに加え障害モードを追加し、障害モードの付与さ
れたディスクについては、ディスク制御装置11がその
存在を無視することにより、障害を起こしたディスクを
避けて、正常なディスクを保守モードに設定することが
できる。
用される本発明の別の実施例を説明する。従来のよう
に、保守タスク6のプログラム上に読み出すディスクを
記述する方式では、運用中のディスクに障害が発生した
場合を考慮して保守タスクに、障害ディスクが検出され
たときに正常なディスクを指定してデータを退避する処
理を組み込む余計な手間が必要になる。しかし、本発明
によれば、ディスク制御装置11が保守モードに設定す
るディスクを動的に決定できるので、業務モード,保守
モードに加え障害モードを追加し、障害モードの付与さ
れたディスクについては、ディスク制御装置11がその
存在を無視することにより、障害を起こしたディスクを
避けて、正常なディスクを保守モードに設定することが
できる。
【0031】図8は障害ディスクを回避する保守モード
設定フローを示す。ディスクの障害は、ディスク制御部
11の図示していない診断手段により、ディスクの管理
領域のデータ矛盾などから検出される。障害ディスクが
検出されたとき、制御部11はテーブル10の当該ディ
スクモードを障害モードに設定する。このような状態
で、保守タスク6から3重化以上のディスク装置のうち
1基を保守モードに設定する保守モード設定要求が発行
されると(S401)、ディスク制御部11は各ディス
クのモードが保守モードでも障害モードでもないことを
チェックし(S405,406)、業務モードが付与されてい
るディスク番号を変数Cに更新しておき、全ディスクの
検査後、最終的に変数Cに記憶されている番号のディス
クを保守モードに設定する(S407)。
設定フローを示す。ディスクの障害は、ディスク制御部
11の図示していない診断手段により、ディスクの管理
領域のデータ矛盾などから検出される。障害ディスクが
検出されたとき、制御部11はテーブル10の当該ディ
スクモードを障害モードに設定する。このような状態
で、保守タスク6から3重化以上のディスク装置のうち
1基を保守モードに設定する保守モード設定要求が発行
されると(S401)、ディスク制御部11は各ディス
クのモードが保守モードでも障害モードでもないことを
チェックし(S405,406)、業務モードが付与されてい
るディスク番号を変数Cに更新しておき、全ディスクの
検査後、最終的に変数Cに記憶されている番号のディス
クを保守モードに設定する(S407)。
【0032】本実施例によれば、保守タスク6は(もち
ろん業務タスク5も)ディスクの状況を全く意識せずに
アクセスしても、障害ディスクへのアクセスを回避でき
る。上記各実施例においては、2重化記憶装置または3
重化記憶装置の1系をデータ退避に、残りの1〜2系を
業務処理として排他的に使用するものであった。しかし
最近のFTC(fault tolerant computer)システムなど
では、保守業務も含め多重化されることが求められる。
本発明はこのようなニーズにたいしても、4重化以上の
多重化ディスクで運用することによって可能である。す
なわち、通常は4基とも業務モードで使用しておき、デ
ータの退避時に2基を保守モードに設定する。そして、
保守タスク6によって2基のディスクからデータを同様
に読出し、磁気テープデバイスドライバ9は早く到達し
た方を記憶する。これによって、業務タスク5はもちろ
ん保守タスク6も常に、最低2重化が保証され、システ
ムの信頼性はより向上する。
ろん業務タスク5も)ディスクの状況を全く意識せずに
アクセスしても、障害ディスクへのアクセスを回避でき
る。上記各実施例においては、2重化記憶装置または3
重化記憶装置の1系をデータ退避に、残りの1〜2系を
業務処理として排他的に使用するものであった。しかし
最近のFTC(fault tolerant computer)システムなど
では、保守業務も含め多重化されることが求められる。
本発明はこのようなニーズにたいしても、4重化以上の
多重化ディスクで運用することによって可能である。す
なわち、通常は4基とも業務モードで使用しておき、デ
ータの退避時に2基を保守モードに設定する。そして、
保守タスク6によって2基のディスクからデータを同様
に読出し、磁気テープデバイスドライバ9は早く到達し
た方を記憶する。これによって、業務タスク5はもちろ
ん保守タスク6も常に、最低2重化が保証され、システ
ムの信頼性はより向上する。
【0033】
【発明の効果】本発明によれば、一部の記憶手段をオン
ラインで業務タスクから保守タスクによるアクセスに変
更して、通常業務とデータ退避を並列処理しているの
で、従来のようにデータ退避のための処理装置を必要と
せず、かつ、ユーザに公開されているオンラインインタ
フェイスを利用しているので、信頼性の高い無停止型デ
ータ処理システムを提供できる。また、タスクから多重
化記憶装置の各記憶手段へのアクセスは上位のレベルで
指定され、タスクはアクセスすべき記憶手段を一切意識
する必要がないので、プログラムミスによる不正やデー
タ破壊を防止でき、システム変更などにも柔軟に対処で
きる。さらに、タスクがアクセスできる記憶手段を多重
化記憶装置側で動的に変更することができるので、ディ
スク障害時等にも柔軟に対応できるデータ退避方式を提
供できる。
ラインで業務タスクから保守タスクによるアクセスに変
更して、通常業務とデータ退避を並列処理しているの
で、従来のようにデータ退避のための処理装置を必要と
せず、かつ、ユーザに公開されているオンラインインタ
フェイスを利用しているので、信頼性の高い無停止型デ
ータ処理システムを提供できる。また、タスクから多重
化記憶装置の各記憶手段へのアクセスは上位のレベルで
指定され、タスクはアクセスすべき記憶手段を一切意識
する必要がないので、プログラムミスによる不正やデー
タ破壊を防止でき、システム変更などにも柔軟に対処で
きる。さらに、タスクがアクセスできる記憶手段を多重
化記憶装置側で動的に変更することができるので、ディ
スク障害時等にも柔軟に対応できるデータ退避方式を提
供できる。
【図1】本発明の1実施例を示すデータ退避機能を備え
た計算機システムの機能ブロック図。
た計算機システムの機能ブロック図。
【図2】各タスクの属性を設定するタスク属性テーブル
の説明図。
の説明図。
【図3】各ディスクの動作モードを設定するディスクモ
ードテーブルの説明図。
ードテーブルの説明図。
【図4】図1に示すシステムの処理と動作を説明するタ
イムチャート。
イムチャート。
【図5】データ退避タスクから多重化ディスク装置へ保
守モードを設定するフローチャート。
守モードを設定するフローチャート。
【図6】データ退避タスクから多重化ディスク装置へア
クセスする場合のフローチャート。
クセスする場合のフローチャート。
【図7】データ退避タスクから多重化ディスク装置の保
守モードを解除するフローチャート。
守モードを解除するフローチャート。
【図8】障害ディスクを回避して、データ退避タスクか
ら多重化化ディスク装置へ保守モードを設定する場合の
フローチャート。
ら多重化化ディスク装置へ保守モードを設定する場合の
フローチャート。
1…マルチタスク機能を有する中央処理装置、2…コン
ソール、3…多重化記憶装置(磁気ディスク装置)、4
…退避データ記憶装置(磁気テープ装置)、5…業務タ
スク、6…保守タスク、7…タスク属性テーブル、8…
ディスクデバイスドライバ、9…テープデバイスドライ
バ、10…ディスクモードテーブル、11…多重化ディ
スク制御部、12…記憶手段A(ディスクA)、13…
記憶手段B(ディスクB)。
ソール、3…多重化記憶装置(磁気ディスク装置)、4
…退避データ記憶装置(磁気テープ装置)、5…業務タ
スク、6…保守タスク、7…タスク属性テーブル、8…
ディスクデバイスドライバ、9…テープデバイスドライ
バ、10…ディスクモードテーブル、11…多重化ディ
スク制御部、12…記憶手段A(ディスクA)、13…
記憶手段B(ディスクB)。
Claims (9)
- 【請求項1】マルチタスク処理を行なう中央処理装置
と、該処理装置のタスクによって処理されるデータをオ
ンラインで記憶する複数の記憶手段からなる多重化記憶
装置と、該記憶装置のデータを退避させる退避用記憶装
置を有する計算機システムのデータ退避方式において、 前記中央処理装置は、前記多重化記憶装置との間で通常
の業務を処理する業務タスクと、前記多重化記憶装置の
一部の記憶手段からオンラインで前記退避用記憶装置に
データを退避させる保守タスクを並列処理することを特
徴とするデータ退避方式。 - 【請求項2】請求項1において、前記中央処理装置から
アクセスされる前記記憶手段は処理中のタスクに応じて
動的に変更されることを特徴とするデータ退避方式。 - 【請求項3】請求項1または2において、前記記憶手段
は前記タスクの各々にユニークに付与される属性に応じ
てアクセスされることを特徴とするデータ退避方式。 - 【請求項4】請求項2または3において、前記多重化記
憶装置の各記憶手段に排他的な動作が可能な複数の動作
モードの1を付与できるようになし、通常は各記憶手段
に前記業務タスクによってアクセス可能な動作モードを
設定していて、前記保守タスクが起動されたときは前記
多重化記憶装置の制御部が前記記憶手段の少なくとも1
を前記保守タスクによってアクセス可能な動作モードに
変更することを特徴とするデータ退避方式。 - 【請求項5】請求項4において、前記制御部は障害の検
知された記憶手段にタスクからのアクセスを禁止する前
記動作モードを付与できるようにしたことを特徴とする
データ退避方式。 - 【請求項6】マルチタスク処理を行なう中央処理装置
と、処理中のデータを記憶する複数の記憶手段からなる
多重化記憶装置と、該多重化記憶装置のデータを退避さ
せる退避用記憶装置を有するデータ処理システムにおい
て、 前記中央処理装置は、前記多重化記憶装置に処理中のデ
ータを書込む業務タスクと前記多重化記憶装置の一部の
記憶手段の更新を停止して前記退避用記憶装置にデータ
を退避する保守タスクを有し、 前記業務タスクおよび前記保守タスクによる前記多重化
記憶装置の各記憶手段へのアクセスをオンラインで中継
するオンラインインタフェイスを有していることを特徴
とする無停止型データ処理システム。 - 【請求項7】マルチタスク処理を行なう中央処理装置
と、該処理装置の処理データをオンラインで記憶する補
助記憶装置と、該補助記憶装置のデータを退避させる退
避用記憶装置を有するデータ処理システムにおいて、 前記中央処理装置は、前記補助記憶装置に処理中のデー
タを書込む業務タスクと前記補助記憶装置から前記退避
用記憶装置にオンラインでデータを退避する保守タスク
を有し、 前記補助記憶装置は、多重化された複数の記憶手段と、
前記中央処理装置の処理するタスクに応じて各タスクの
アクセス可能な前記記憶手段を動的に変更する制御部を
有していることを特徴とする無停止型データ処理システ
ム。 - 【請求項8】請求項6または7において、前記記憶手段
は4以上で多重化されていて、前記退避タスクによって
アクセスされる記憶手段が2以上となることを特徴とす
る無停止型データ処理システム。 - 【請求項9】請求項6または7または8において、前記
記憶手段は磁気ディスク,前記退避用記憶装置は磁気テ
ープからなることを特徴とする無停止型データ処理シス
テム。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4033120A JPH05233162A (ja) | 1992-02-20 | 1992-02-20 | データ退避方式および保守機能を備えたデータ処理システム |
US08/018,456 US5473776A (en) | 1992-02-20 | 1993-02-16 | Data backup method and data processing system having data maintenance function |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4033120A JPH05233162A (ja) | 1992-02-20 | 1992-02-20 | データ退避方式および保守機能を備えたデータ処理システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05233162A true JPH05233162A (ja) | 1993-09-10 |
Family
ID=12377776
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4033120A Pending JPH05233162A (ja) | 1992-02-20 | 1992-02-20 | データ退避方式および保守機能を備えたデータ処理システム |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5473776A (ja) |
JP (1) | JPH05233162A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001518210A (ja) * | 1996-05-31 | 2001-10-09 | イーエムシー コーポレイション | 共通データセットに対する独立及び同時のアクセスに関する方法及び装置 |
JPWO2009008084A1 (ja) * | 2007-07-12 | 2010-09-02 | 富士通株式会社 | ディスクアレイ装置、制御方法、および制御プログラム |
Families Citing this family (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5544347A (en) | 1990-09-24 | 1996-08-06 | Emc Corporation | Data storage system controlled remote data mirroring with respectively maintained data indices |
US5857208A (en) * | 1996-05-31 | 1999-01-05 | Emc Corporation | Method and apparatus for performing point in time backup operation in a computer system |
US5964831A (en) * | 1996-10-29 | 1999-10-12 | Electronic Data Systems Corporation | Distributed on-line data communications system and method |
US6014681A (en) * | 1997-07-15 | 2000-01-11 | Microsoft Corporation | Method for saving a document using a background save thread |
JP2000322326A (ja) * | 1999-05-14 | 2000-11-24 | Sharp Corp | バックアップメモリの情報管理方法 |
US20050283682A1 (en) * | 2004-06-18 | 2005-12-22 | Hitachi, Ltd. | Method for data protection in disk array systems |
KR100703164B1 (ko) | 2005-07-12 | 2007-04-06 | 삼성전자주식회사 | 데이터 처리장치 및 그 제어방법 |
US7805403B2 (en) | 2007-01-07 | 2010-09-28 | Apple Inc. | Synchronization methods and systems |
CN104699421B (zh) * | 2014-12-01 | 2018-08-24 | 华立科技股份有限公司 | 一种表用存储介质 |
CN105117306A (zh) * | 2015-08-31 | 2015-12-02 | 联想(北京)有限公司 | 一种信息处理方法及电子设备 |
CN106227625B (zh) * | 2016-09-05 | 2019-08-20 | 深圳震有科技股份有限公司 | 一种因掉电而损坏的闪存数据的恢复方法及系统 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5276860A (en) * | 1989-12-19 | 1994-01-04 | Epoch Systems, Inc. | Digital data processor with improved backup storage |
US5212784A (en) * | 1990-10-22 | 1993-05-18 | Delphi Data, A Division Of Sparks Industries, Inc. | Automated concurrent data backup system |
-
1992
- 1992-02-20 JP JP4033120A patent/JPH05233162A/ja active Pending
-
1993
- 1993-02-16 US US08/018,456 patent/US5473776A/en not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001518210A (ja) * | 1996-05-31 | 2001-10-09 | イーエムシー コーポレイション | 共通データセットに対する独立及び同時のアクセスに関する方法及び装置 |
JPWO2009008084A1 (ja) * | 2007-07-12 | 2010-09-02 | 富士通株式会社 | ディスクアレイ装置、制御方法、および制御プログラム |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US5473776A (en) | 1995-12-05 |
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