JPH0755530A - 給液装置 - Google Patents
給液装置Info
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- JPH0755530A JPH0755530A JP20405893A JP20405893A JPH0755530A JP H0755530 A JPH0755530 A JP H0755530A JP 20405893 A JP20405893 A JP 20405893A JP 20405893 A JP20405893 A JP 20405893A JP H0755530 A JPH0755530 A JP H0755530A
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- water
- amount
- writer
- liquid supply
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- Indication And Recording Devices For Special Purposes And Tariff Metering Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は複数枚のプリペイドカードに記憶さ
れた料金データの合計値に応じた給液量を給液可能量と
する給液装置を提供することを目的とする。 【構成】 給液装置1は、使用された給水量を計測する
水道メータ3と、複数枚のプリペイドカード12に記憶
されている各料金データを読み取るカードリーダ・ライ
タ13と、カードリーダ・ライタ13により読み取られ
た各料金データに応じた給液量を記憶する記憶装置18
と、記憶手段18に記憶された料金データに応じた給液
量を給液可能量として設定し、当該設定給液量が水道メ
ータ3により計測されたとき電磁弁4を閉弁させる制御
回路15と、を有する。
れた料金データの合計値に応じた給液量を給液可能量と
する給液装置を提供することを目的とする。 【構成】 給液装置1は、使用された給水量を計測する
水道メータ3と、複数枚のプリペイドカード12に記憶
されている各料金データを読み取るカードリーダ・ライ
タ13と、カードリーダ・ライタ13により読み取られ
た各料金データに応じた給液量を記憶する記憶装置18
と、記憶手段18に記憶された料金データに応じた給液
量を給液可能量として設定し、当該設定給液量が水道メ
ータ3により計測されたとき電磁弁4を閉弁させる制御
回路15と、を有する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は給液装置に係り、特にプ
リペイドカードに記憶された料金データに応じた給液量
を給液可能量とする給液装置に関する。
リペイドカードに記憶された料金データに応じた給液量
を給液可能量とする給液装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に各家庭に水を供給する水道システ
ムでは、各家庭毎に水使用量を計測する水道メータが設
置され、例えば2ヶ月毎に検針員が各家庭を巡回して水
道メータに表示された2ヶ月間の水使用量を記録し、こ
の2ヶ月間の水使用量に応じた料金を請求するようにな
っている。そして、請求された料金は、各家庭毎の銀行
口座から自動的に引き落とされるか、あるいは集金人が
各家庭を廻って集金される。
ムでは、各家庭毎に水使用量を計測する水道メータが設
置され、例えば2ヶ月毎に検針員が各家庭を巡回して水
道メータに表示された2ヶ月間の水使用量を記録し、こ
の2ヶ月間の水使用量に応じた料金を請求するようにな
っている。そして、請求された料金は、各家庭毎の銀行
口座から自動的に引き落とされるか、あるいは集金人が
各家庭を廻って集金される。
【0003】ところが、水道メータの設置場所が各家庭
毎に異なり、検針員が各家庭を巡回するのにかなりの時
間と労力が必要とされ、しかも水道メータの読み違いに
より誤った料金を請求されることがあった。
毎に異なり、検針員が各家庭を巡回するのにかなりの時
間と労力が必要とされ、しかも水道メータの読み違いに
より誤った料金を請求されることがあった。
【0004】そのため、例えばコインの投入枚数分の量
を定量給水する給液装置や、特開平1−291119号
公報にみられるように磁気カードよりなるプリペイドカ
ードを使用して定量給水する給液装置が開発されてい
る。これらの給液装置では、コイン又は磁気カードによ
り設定された一定の水量だけ給水可能とするものであ
り、予め利用者がコイン又は磁気カードを購入しておき
給水が停止すると、コイン又は磁気カードを挿入するこ
とにより継続的に給水が受けられる。従って、予め利用
者がコイン又は磁気カードを購入することにより料金が
先払いになるため、料金の不払いがなくなるとともに、
検針員及び集金人が不要になるばかりか誤検針により料
金の請求が使用した水量と相違してしまうことが防止さ
れる。
を定量給水する給液装置や、特開平1−291119号
公報にみられるように磁気カードよりなるプリペイドカ
ードを使用して定量給水する給液装置が開発されてい
る。これらの給液装置では、コイン又は磁気カードによ
り設定された一定の水量だけ給水可能とするものであ
り、予め利用者がコイン又は磁気カードを購入しておき
給水が停止すると、コイン又は磁気カードを挿入するこ
とにより継続的に給水が受けられる。従って、予め利用
者がコイン又は磁気カードを購入することにより料金が
先払いになるため、料金の不払いがなくなるとともに、
検針員及び集金人が不要になるばかりか誤検針により料
金の請求が使用した水量と相違してしまうことが防止さ
れる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の給液装置で
は、例えばコイン式の場合、コインを入れることにより
操作レバーのロックが解除され、操作レバーを操作する
ことにより弁が開弁して水が供給され、水道メータが1
0m3 の給水量を計測すると、弁が自動的に閉弁される
ようになっている。
は、例えばコイン式の場合、コインを入れることにより
操作レバーのロックが解除され、操作レバーを操作する
ことにより弁が開弁して水が供給され、水道メータが1
0m3 の給水量を計測すると、弁が自動的に閉弁される
ようになっている。
【0006】ところが、従来の給液装置では、大量の水
を使用する場合、あるいは長時間連続的に水を使用する
場合、予め多数のコインを購入しておかなければなら
ず、しかも水道メータが10m3 の給水量を計測するた
びに給水が停止してしまい、その都度コインを入れなけ
ればならないので手間がかかるといった課題がある。
を使用する場合、あるいは長時間連続的に水を使用する
場合、予め多数のコインを購入しておかなければなら
ず、しかも水道メータが10m3 の給水量を計測するた
びに給水が停止してしまい、その都度コインを入れなけ
ればならないので手間がかかるといった課題がある。
【0007】又、磁気カードを使用する場合、カードリ
ーダ・ライタに1枚の磁気カードが挿入されている状態
で給水が行われ、水の使用量に応じた料金データを減算
しながら磁気カードに記録されている料金データが更新
される。そして、磁気カードの料金データがゼロになる
と、その磁気カードがカードリーダ・ライタより排出さ
れて給水が停止する。この後、新規の磁気カードをカー
ドリーダ・ライタに挿入することにより、給水が再開さ
れる。
ーダ・ライタに1枚の磁気カードが挿入されている状態
で給水が行われ、水の使用量に応じた料金データを減算
しながら磁気カードに記録されている料金データが更新
される。そして、磁気カードの料金データがゼロになる
と、その磁気カードがカードリーダ・ライタより排出さ
れて給水が停止する。この後、新規の磁気カードをカー
ドリーダ・ライタに挿入することにより、給水が再開さ
れる。
【0008】即ち、磁気カードに記録されている料金デ
ータに応じた給水量が供給されると、弁が閉じて磁気カ
ードが排出されるため、磁気カードが1枚しか挿入でき
ず、磁気カードの残量が少ないときでも、弁が閉じるの
を待って新規に磁気カードをカードリーダ・ライタに挿
入することになる。そのため、従来は、大量の水を使用
する場合、あるいは長時間連続的に水を使用する場合、
水を使用している最中に給水が停止してしまい、不便で
あるばかりか、その都度磁気カードをカードリーダ・ラ
イタに挿入しなければならず、手間がかかるといった課
題がある。
ータに応じた給水量が供給されると、弁が閉じて磁気カ
ードが排出されるため、磁気カードが1枚しか挿入でき
ず、磁気カードの残量が少ないときでも、弁が閉じるの
を待って新規に磁気カードをカードリーダ・ライタに挿
入することになる。そのため、従来は、大量の水を使用
する場合、あるいは長時間連続的に水を使用する場合、
水を使用している最中に給水が停止してしまい、不便で
あるばかりか、その都度磁気カードをカードリーダ・ラ
イタに挿入しなければならず、手間がかかるといった課
題がある。
【0009】そこで、本発明は上記課題を解決した給液
装置を提供することを目的とする。
装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記請求項1の発明は、
プリペイドカードに記憶された料金データをカードリー
ダ・ライタにより読み取り、該読み取られた料金データ
に応じた給液量を供給可能とする給液装置であって、前
記カードリーダ・ライタは、複数のプリペイドカードに
記憶された料金データを順次読み取るとともに、読み取
った各プリペイドカードの料金データを加算する料金デ
ータ加算手段を有することを特徴とする。
プリペイドカードに記憶された料金データをカードリー
ダ・ライタにより読み取り、該読み取られた料金データ
に応じた給液量を供給可能とする給液装置であって、前
記カードリーダ・ライタは、複数のプリペイドカードに
記憶された料金データを順次読み取るとともに、読み取
った各プリペイドカードの料金データを加算する料金デ
ータ加算手段を有することを特徴とする。
【0011】又、請求項2の発明は、前記カードリーダ
・ライタが、料金データの読み取りが終了した前記プリ
ペイドカードの料金データをゼロにして排出することを
特徴とする。
・ライタが、料金データの読み取りが終了した前記プリ
ペイドカードの料金データをゼロにして排出することを
特徴とする。
【0012】又、請求項3の発明は、給液管路に配設さ
れ、使用された給液量を計測する流量計と、複数枚のプ
リペイドカードが挿入可能とされ、各プリペイドカード
に記憶されている料金データを読み取るカードリーダ・
ライタと、前記カードリーダ・ライタにより複数枚のプ
リペイドカードから読み取られた料金データの合計を記
憶する記憶手段と、該記憶手段に記憶された料金データ
に応じた給液量を給液可能量として設定し、当該設定給
液量が前記流量計により計測されたとき前記給液管路を
遮断する定量給液手段と、よりなることを特徴とする。
れ、使用された給液量を計測する流量計と、複数枚のプ
リペイドカードが挿入可能とされ、各プリペイドカード
に記憶されている料金データを読み取るカードリーダ・
ライタと、前記カードリーダ・ライタにより複数枚のプ
リペイドカードから読み取られた料金データの合計を記
憶する記憶手段と、該記憶手段に記憶された料金データ
に応じた給液量を給液可能量として設定し、当該設定給
液量が前記流量計により計測されたとき前記給液管路を
遮断する定量給液手段と、よりなることを特徴とする。
【0013】
【作用】本発明の請求項1によれば、カードリーダ・ラ
イタにより複数のプリペイドカードに記憶された料金デ
ータを順次読み取るとともに、読み取った料金データを
加算することにより、長時間連続的に給液することが可
能になる。
イタにより複数のプリペイドカードに記憶された料金デ
ータを順次読み取るとともに、読み取った料金データを
加算することにより、長時間連続的に給液することが可
能になる。
【0014】又、請求項2によれば、カードリーダ・ラ
イタが、料金データの読み取りが終了したプリペイドカ
ードの料金データをゼロにして排出することにより、複
数のプリペイドカードをカードリーダ・ライタに連続的
に挿入することが可能になる。
イタが、料金データの読み取りが終了したプリペイドカ
ードの料金データをゼロにして排出することにより、複
数のプリペイドカードをカードリーダ・ライタに連続的
に挿入することが可能になる。
【0015】又、請求項3によれば、記憶手段に記憶さ
れた複数枚のプリペイドカードの料金データの合計に応
じた給液量を給液可能量として設定することにより、長
時間連続的に給液することが可能になる。
れた複数枚のプリペイドカードの料金データの合計に応
じた給液量を給液可能量として設定することにより、長
時間連続的に給液することが可能になる。
【0016】
【実施例】図1及び図2に本発明になる給液装置の一実
施例を示す。
施例を示す。
【0017】同図中、給液装置1は、水道管路2に配設
された水道メータ3と、電磁弁4と、電磁弁4を開閉制
御する給水制御装置5とよりなる。水道メータ3は例え
ばバッテリ駆動式の容積式流量計などよりなり、各家庭
毎に設置されている。この水道メータ3は水道管路2の
末端に設けられた水道栓6が開弁されると、水道管路2
を流れる給水量を測定し、その流量信号を給水制御装置
5に出力する。
された水道メータ3と、電磁弁4と、電磁弁4を開閉制
御する給水制御装置5とよりなる。水道メータ3は例え
ばバッテリ駆動式の容積式流量計などよりなり、各家庭
毎に設置されている。この水道メータ3は水道管路2の
末端に設けられた水道栓6が開弁されると、水道管路2
を流れる給水量を測定し、その流量信号を給水制御装置
5に出力する。
【0018】給水制御装置5は、水道の使用量を表示す
る表示器9と、電磁弁4が開のとき点灯し電磁弁4が閉
のとき消灯して電磁弁4の開閉状態を表示するLEDラ
ンプ10と、電磁弁4を開閉駆動するドライバ回路11
と、プリペイドカード12が挿入されるカードリーダ・
ライタ13と、電源供給用のバッテリ14と、制御回路
15とよりなる。プリペイドカード12には、料金デー
タ及び利用者を特定するための個人別のID(identifi
cation)番号が記憶されている。
る表示器9と、電磁弁4が開のとき点灯し電磁弁4が閉
のとき消灯して電磁弁4の開閉状態を表示するLEDラ
ンプ10と、電磁弁4を開閉駆動するドライバ回路11
と、プリペイドカード12が挿入されるカードリーダ・
ライタ13と、電源供給用のバッテリ14と、制御回路
15とよりなる。プリペイドカード12には、料金デー
タ及び利用者を特定するための個人別のID(identifi
cation)番号が記憶されている。
【0019】又、制御回路15は、水道メータ3,表示
器9,LEDランプ10,ドライバ回路11,カードリ
ーダ・ライタ13と接続された入出力装置16と、水道
メータ3により計測された水量を減算する演算装置17
と、複数枚のプリペイドカード12から読み取られた料
金データの合計及びID番号を記憶する記憶装置(記憶
手段)18と、を有する。
器9,LEDランプ10,ドライバ回路11,カードリ
ーダ・ライタ13と接続された入出力装置16と、水道
メータ3により計測された水量を減算する演算装置17
と、複数枚のプリペイドカード12から読み取られた料
金データの合計及びID番号を記憶する記憶装置(記憶
手段)18と、を有する。
【0020】プリペイドカード12は予め決められた金
額の料金データが磁気的に記憶されており、カードリー
ダ・ライタ13に挿入されると、磁気記録された料金デ
ータが読み取られ、料金データがゼロに更新される。
額の料金データが磁気的に記憶されており、カードリー
ダ・ライタ13に挿入されると、磁気記録された料金デ
ータが読み取られ、料金データがゼロに更新される。
【0021】又、演算装置17は、記憶装置18に記憶
された料金データに応じた給液量を給液可能量として設
定し、当該設定給液量が水道メータ3により計測された
とき水道管路2に設けられた電磁弁4を閉弁させる定量
給液手段を有する。
された料金データに応じた給液量を給液可能量として設
定し、当該設定給液量が水道メータ3により計測された
とき水道管路2に設けられた電磁弁4を閉弁させる定量
給液手段を有する。
【0022】ここで、上記構成になる給液装置1の動作
及び上記制御回路15が実行する処理につき、図2及び
図3を併せ参照して説明する。尚、制御回路15は、通
常、図2に示す給水処理を行っており、プリペイドカー
ド12がカードリーダ・ライタ13に挿入されると、図
3に示すカード読み取り処理を実行する。
及び上記制御回路15が実行する処理につき、図2及び
図3を併せ参照して説明する。尚、制御回路15は、通
常、図2に示す給水処理を行っており、プリペイドカー
ド12がカードリーダ・ライタ13に挿入されると、図
3に示すカード読み取り処理を実行する。
【0023】先ず、通常の給水処理について説明する。
【0024】給液装置1は、プリペイドカード12に記
憶された料金データがカードリーダ・ライタ13に読み
取られて記憶装置18に残使用量が記憶されていると
き、水道栓6より水を使用できる状態になる。即ち、利
用者は水道栓6のハンドルを回して水道水を使用する
と、水道メータ3は給水量を計測し、例えば10リット
ル毎に流量パルスを発信する。
憶された料金データがカードリーダ・ライタ13に読み
取られて記憶装置18に残使用量が記憶されていると
き、水道栓6より水を使用できる状態になる。即ち、利
用者は水道栓6のハンドルを回して水道水を使用する
と、水道メータ3は給水量を計測し、例えば10リット
ル毎に流量パルスを発信する。
【0025】図2中、S1(以下「ステップ」を省略す
る)では、記憶装置18に残使用量が記憶されているか
どうかをチェックしており、残使用量があるときには、
S2に進み、電磁弁4を開弁する。そして、S3に進
み、表示器9に給水可能量を表示するとともに、LED
ランプ10を点灯させる。
る)では、記憶装置18に残使用量が記憶されているか
どうかをチェックしており、残使用量があるときには、
S2に進み、電磁弁4を開弁する。そして、S3に進
み、表示器9に給水可能量を表示するとともに、LED
ランプ10を点灯させる。
【0026】次のS4では、水道メータ3からの流量パ
ルスを受信したかどうかをチェックしており、流量パル
スを受信すると、S5に進み、記憶装置18の残使用量
から使用量を減算し、その減算値を表示器9に表示させ
る。
ルスを受信したかどうかをチェックしており、流量パル
スを受信すると、S5に進み、記憶装置18の残使用量
から使用量を減算し、その減算値を表示器9に表示させ
る。
【0027】次のS6では、給水可能水量Qが予め設定
された所定の給水量Qs以下(少量限界値)になったか
どうかをチェックしており、当該給水量以下Q≦Qsに
なった場合、S7に進み給水可能水量の残量が少なくな
ったことを警告するためLEDランプ10を点滅させ
る。
された所定の給水量Qs以下(少量限界値)になったか
どうかをチェックしており、当該給水量以下Q≦Qsに
なった場合、S7に進み給水可能水量の残量が少なくな
ったことを警告するためLEDランプ10を点滅させ
る。
【0028】又、上記S6において、Q>Qsの場合
は、上記S4の前に戻りS4〜S6の処理を繰り返す。
は、上記S4の前に戻りS4〜S6の処理を繰り返す。
【0029】次のS8では、給水可能水量の残量がゼロ
になったかどうかをチェックしており、さらに水道栓6
より水道水を使用して、給水可能水量の残量がゼロにな
ったときはS9に進み、電磁弁4を閉弁させ、LEDラ
ンプ10を消灯させる。
になったかどうかをチェックしており、さらに水道栓6
より水道水を使用して、給水可能水量の残量がゼロにな
ったときはS9に進み、電磁弁4を閉弁させ、LEDラ
ンプ10を消灯させる。
【0030】尚、上記S1において、記憶装置18の残
使用量がゼロのときは電磁弁4を開弁させず、新規のプ
リペイドカード12がカードリーダ・ライタ13に挿入
されるまで、待機状態を継続する。
使用量がゼロのときは電磁弁4を開弁させず、新規のプ
リペイドカード12がカードリーダ・ライタ13に挿入
されるまで、待機状態を継続する。
【0031】又、図3において、制御回路15は、プリ
ペイドカード12がカードリーダ・ライタ14に挿入さ
れることにより起動する。ここでは、複数枚のプリペイ
ドカード12がカードリーダ・ライタ14に挿入される
場合につき説明する。
ペイドカード12がカードリーダ・ライタ14に挿入さ
れることにより起動する。ここでは、複数枚のプリペイ
ドカード12がカードリーダ・ライタ14に挿入される
場合につき説明する。
【0032】図3中、制御回路15は、ステップS11
において1枚目のプリペイドカード12がカードリーダ
・ライタ13に挿入されたかどうかをチェックする。S
11でプリペイドカード12の挿入が確認されると、S
12に進みプリペイドカード12に記憶されている料金
データ及びID番号を読み込む。
において1枚目のプリペイドカード12がカードリーダ
・ライタ13に挿入されたかどうかをチェックする。S
11でプリペイドカード12の挿入が確認されると、S
12に進みプリペイドカード12に記憶されている料金
データ及びID番号を読み込む。
【0033】即ち、カードリーダ・ライタ13は1枚目
のプリペイドカード12から料金データを読み取り、こ
のデータを制御回路15の入出力装置16に供給する。
のプリペイドカード12から料金データを読み取り、こ
のデータを制御回路15の入出力装置16に供給する。
【0034】次のS13では、プリペイドカード12の
料金データの残金額が有るかどうかを確認する。即ち、
カードリーダ・ライタ13により読み取った料金データ
がゼロかどうかをチェックする。S13のおいて、料金
データの残金額が有るときはS14に進み、記憶装置1
8にID番号を登録する。
料金データの残金額が有るかどうかを確認する。即ち、
カードリーダ・ライタ13により読み取った料金データ
がゼロかどうかをチェックする。S13のおいて、料金
データの残金額が有るときはS14に進み、記憶装置1
8にID番号を登録する。
【0035】続いて、S15に進み、1枚目のプリペイ
ドカード12の料金データ(残金額)に基づいて給水可
能な使用量を演算し、表示器9に給水可能水量Qを表示
させる。同時に、電磁弁4を開弁させてLEDランプ1
0を点灯させる。
ドカード12の料金データ(残金額)に基づいて給水可
能な使用量を演算し、表示器9に給水可能水量Qを表示
させる。同時に、電磁弁4を開弁させてLEDランプ1
0を点灯させる。
【0036】そして、S16で上記演算結果を記憶装置
18に記憶されている残使用量に加算する。その後、S
17に進み、1枚目のプリペイドカード12の料金デー
タをゼロに更新してカードリーダ・ライタ13から排出
する。
18に記憶されている残使用量に加算する。その後、S
17に進み、1枚目のプリペイドカード12の料金デー
タをゼロに更新してカードリーダ・ライタ13から排出
する。
【0037】1枚目のプリペイドカード12が排出され
ると、再びS1に戻る。次に2枚目のプリペイドカード
12がカードリーダ・ライタ13に挿入されると、上記
S11〜S17の処理を繰り返す。即ち、2枚目のプリ
ペイドカード12に残金があるときは、S15で2枚目
のプリペイドカード12の料金データ(残金額)に基づ
いて給水可能な使用量を演算し、S16において、上記
演算結果を記憶装置18に記憶されている残使用量に加
算する。これで、1枚目と2枚目のプリペイドカード1
2の料金データ分の給水可能な使用量が加算されて記憶
装置18に記憶される。
ると、再びS1に戻る。次に2枚目のプリペイドカード
12がカードリーダ・ライタ13に挿入されると、上記
S11〜S17の処理を繰り返す。即ち、2枚目のプリ
ペイドカード12に残金があるときは、S15で2枚目
のプリペイドカード12の料金データ(残金額)に基づ
いて給水可能な使用量を演算し、S16において、上記
演算結果を記憶装置18に記憶されている残使用量に加
算する。これで、1枚目と2枚目のプリペイドカード1
2の料金データ分の給水可能な使用量が加算されて記憶
装置18に記憶される。
【0038】又、2枚目のプリペイドカード12がカー
ドリーダ・ライタ13から排出された後、3枚目のプリ
ペイドカード12がカードリーダ・ライタ13に挿入さ
れると、上記と同様にして3枚目のプリペイドカード1
2の料金データ分の給水可能な使用量を記憶装置18に
記憶されている残使用量に加算する。
ドリーダ・ライタ13から排出された後、3枚目のプリ
ペイドカード12がカードリーダ・ライタ13に挿入さ
れると、上記と同様にして3枚目のプリペイドカード1
2の料金データ分の給水可能な使用量を記憶装置18に
記憶されている残使用量に加算する。
【0039】このようにして、制御回路15は、複数枚
のプリペイドカード12に記憶された料金データを順次
読み取るとともに、その料金データに対応する給水可能
な使用量を記憶装置18に記憶されている残使用量に加
算する。そのため、大量の水を連続的に使用する場合、
あるいは長時間水を使用する場合でも、複数枚のプリペ
イドカード12を予めカードリーダ・ライタ13に読み
取らせておくことにより、水を使用している最中に残使
用量がゼロになって電磁弁4が閉弁して給水停止となる
ことがなく、水の使用中にプリペイドカード12をカー
ドリーダ・ライタ13に挿入させるといった面倒な操作
を不要にできる。
のプリペイドカード12に記憶された料金データを順次
読み取るとともに、その料金データに対応する給水可能
な使用量を記憶装置18に記憶されている残使用量に加
算する。そのため、大量の水を連続的に使用する場合、
あるいは長時間水を使用する場合でも、複数枚のプリペ
イドカード12を予めカードリーダ・ライタ13に読み
取らせておくことにより、水を使用している最中に残使
用量がゼロになって電磁弁4が閉弁して給水停止となる
ことがなく、水の使用中にプリペイドカード12をカー
ドリーダ・ライタ13に挿入させるといった面倒な操作
を不要にできる。
【0040】又、上記S13において、プリペイドカー
ド12の料金データがゼロで残金額が無い場合には、S
18に進み、当該プリペイドカード12に記憶さている
ID番号が既に記憶装置18に登録されているID番号
と同一かどうかを確認する。もし、今回カードリーダ・
ライタ13に挿入されたプリペイドカード12が残金額
ゼロでID番号が一致したときは、S19に進み、記憶
装置18に記憶されている残使用量を金額に換算し、こ
の換算された金額をプリペイドカード12に記録する。
そして、記憶装置18に記憶されている残使用量に対応
する金額が記憶されたプリペイドカード12をカードリ
ーダ・ライタ13から排出する。
ド12の料金データがゼロで残金額が無い場合には、S
18に進み、当該プリペイドカード12に記憶さている
ID番号が既に記憶装置18に登録されているID番号
と同一かどうかを確認する。もし、今回カードリーダ・
ライタ13に挿入されたプリペイドカード12が残金額
ゼロでID番号が一致したときは、S19に進み、記憶
装置18に記憶されている残使用量を金額に換算し、こ
の換算された金額をプリペイドカード12に記録する。
そして、記憶装置18に記憶されている残使用量に対応
する金額が記憶されたプリペイドカード12をカードリ
ーダ・ライタ13から排出する。
【0041】続いて、S20で、記憶装置18に記憶さ
れている残使用量をゼロに更新する。そして、S21で
記憶装置18に記憶されているID番号を消去した後、
S22に進み、電磁弁4を閉弁させて給水を停止させ
る。
れている残使用量をゼロに更新する。そして、S21で
記憶装置18に記憶されているID番号を消去した後、
S22に進み、電磁弁4を閉弁させて給水を停止させ
る。
【0042】このように、料金データがゼロのプリペイ
ドカード12がカードリーダ・ライタ13に挿入される
と、記憶装置18に記憶されている残使用量及びID番
号が消去されるため、本来の利用者以外の者が勝手に水
を使用することを防止できる。
ドカード12がカードリーダ・ライタ13に挿入される
と、記憶装置18に記憶されている残使用量及びID番
号が消去されるため、本来の利用者以外の者が勝手に水
を使用することを防止できる。
【0043】又、S18において、今回カードリーダ・
ライタ13に挿入されたプリペイドカード12が残金額
ゼロでID番号が不一致のときは、S23に進み、当該
プリペイドカード12をカードリーダ・ライタ13より
排出する。これは、記憶装置18に記憶されている残使
用量が不正に使用者以外のプリペイドカード12に転送
されることを防止するためである。
ライタ13に挿入されたプリペイドカード12が残金額
ゼロでID番号が不一致のときは、S23に進み、当該
プリペイドカード12をカードリーダ・ライタ13より
排出する。これは、記憶装置18に記憶されている残使
用量が不正に使用者以外のプリペイドカード12に転送
されることを防止するためである。
【0044】尚、上記実施例では、水道水を供給する給
液装置を一例として説明したが、これに限らず、水道水
以外の液体(例えば、灯油やガソリン等の石油製品ある
いは化学製品等)を供給するシステムにも適用すること
ができるのは勿論である。
液装置を一例として説明したが、これに限らず、水道水
以外の液体(例えば、灯油やガソリン等の石油製品ある
いは化学製品等)を供給するシステムにも適用すること
ができるのは勿論である。
【0045】
【発明の効果】上述の如く、本発明の請求項1によれ
ば、カードリーダ・ライタにより複数のプリペイドカー
ドに記憶された料金データを順次読み取るとともに、読
み取った料金データを加算するため、複数のプリペイド
カードに記憶された各料金データを合計した金額に対応
する流量を連続して使用することが可能になり、長時間
連続的に給液することが可能になる。従って、大流量を
使用する場合でも、使用している最中に給液が停止する
ことがなく、その都度プリペイドカードをカードリーダ
・ライタに挿入して給液を再開させるといった面倒な操
作を不要にできる。
ば、カードリーダ・ライタにより複数のプリペイドカー
ドに記憶された料金データを順次読み取るとともに、読
み取った料金データを加算するため、複数のプリペイド
カードに記憶された各料金データを合計した金額に対応
する流量を連続して使用することが可能になり、長時間
連続的に給液することが可能になる。従って、大流量を
使用する場合でも、使用している最中に給液が停止する
ことがなく、その都度プリペイドカードをカードリーダ
・ライタに挿入して給液を再開させるといった面倒な操
作を不要にできる。
【0046】又、請求項2によれば、カードリーダ・ラ
イタが、料金データの読み取りが終了したプリペイドカ
ードの料金データをゼロにして排出するため、複数のプ
リペイドカードを連続的にカードリーダ・ライタに挿入
することができ、複数のプリペイドカードに記憶された
料金データを合算して長時間連続的に給液することが可
能になる。
イタが、料金データの読み取りが終了したプリペイドカ
ードの料金データをゼロにして排出するため、複数のプ
リペイドカードを連続的にカードリーダ・ライタに挿入
することができ、複数のプリペイドカードに記憶された
料金データを合算して長時間連続的に給液することが可
能になる。
【0047】又、請求項3によれば、記憶手段に記憶さ
れた複数枚のプリペイドカードの料金データの合計に応
じた給液量を給液可能量として設定するため、記憶手段
に複数枚のプリペイドカードの各料金データの合計金額
に対応する流量を長時間連続的に使用することができ
る。
れた複数枚のプリペイドカードの料金データの合計に応
じた給液量を給液可能量として設定するため、記憶手段
に複数枚のプリペイドカードの各料金データの合計金額
に対応する流量を長時間連続的に使用することができ
る。
【図1】本発明になる給液装置の一実施例の構成を説明
するためのブロック図である。
するためのブロック図である。
【図2】制御回路が実行する給水処理のフローチャート
である。
である。
【図3】制御回路が実行するカード読み取り処理のフロ
ーチャートである。
ーチャートである。
1 給液装置 3 水道メータ 4 電磁弁 5 給水制御装置 6 給水栓 12 プリペイドカード 13 カードリーダ・ライタ 15 制御回路 17 演算装置 18 記憶装置
Claims (3)
- 【請求項1】 プリペイドカードに記憶された料金デー
タをカードリーダ・ライタにより読み取り、該読み取ら
れた料金データに応じた給液量を供給可能とする給液装
置であって、 前記カードリーダ・ライタは、複数のプリペイドカード
に記憶された料金データを順次読み取るとともに、読み
取った各プリペイドカードの料金データを加算する料金
データ加算手段を有することを特徴とする給液装置。 - 【請求項2】 前記カードリーダ・ライタは、料金デー
タの読み取りが終了した前記プリペイドカードの料金デ
ータをゼロにして排出することを特徴とする請求項1の
給液装置。 - 【請求項3】 給液管路に配設され、使用された給液量
を計測する流量計と、 複数枚のプリペイドカードが挿入可能とされ、各プリペ
イドカードに記憶されている料金データを読み取るカー
ドリーダ・ライタと、 前記カードリーダ・ライタにより複数枚のプリペイドカ
ードから読み取られた料金データの合計を記憶する記憶
手段と、 該記憶手段に記憶された料金データに応じた給液量を給
液可能量として設定し、当該設定給液量が前記流量計に
より計測されたとき前記給液管路を遮断する定量給液手
段と、 よりなることを特徴とする給液装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20405893A JPH0755530A (ja) | 1993-08-18 | 1993-08-18 | 給液装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20405893A JPH0755530A (ja) | 1993-08-18 | 1993-08-18 | 給液装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0755530A true JPH0755530A (ja) | 1995-03-03 |
Family
ID=16484057
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20405893A Pending JPH0755530A (ja) | 1993-08-18 | 1993-08-18 | 給液装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0755530A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20020008482A (ko) * | 2000-07-20 | 2002-01-31 | 김동환 | 종량급수시스템 |
JP2006307635A (ja) * | 2005-03-29 | 2006-11-09 | New Medican Tech Kk | 浄水自動給水機のネットワークシステム |
-
1993
- 1993-08-18 JP JP20405893A patent/JPH0755530A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20020008482A (ko) * | 2000-07-20 | 2002-01-31 | 김동환 | 종량급수시스템 |
JP2006307635A (ja) * | 2005-03-29 | 2006-11-09 | New Medican Tech Kk | 浄水自動給水機のネットワークシステム |
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