JPS63138269A - 記録カ−ドを用いた電気料金清算装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、磁気カードやＩＣカード（以下単に記録カ
ードとする）を用いて電気料金を清算するための装置に
関するものである。

〔従来の技術と問題点〕

従来電力の供給者（電力会社）と需要家との間において
一般的に行なわれている電気料金の清算の仕方について
説明すると、第２図において、電力は供給者（電力会社
）１から送電線または配電線２を介して各需要家３に供
給される。需要家３の各種電気機器、器具等の負荷３２
で消費される電力量は積算型の電力量計３１により計算
され積算表示される。電気料金は通常１ケ月単位で清算
される。すなわち、電力会社は通常刃に１同各需要家に
検針員を派遣し、電力量計３１の指示値の読取りおよび
その月の使用電力量の計算、すなわち検針を行なわせる
。検針員は検針結果を各需要家に知らせると共に電力会
社に提出する。電力会社は、これらの検針結果から、契
約種別、各契約種別における最低料金、基本料金、およ
び使用量に応じて区分された電気量料金単価等にもとず
きその月の電気料金を計算し、各需要家に請求する。

（電気料金が所定額以上の場合は、電気量も同時に請求
される。）この時点において、各需要家は電力会社に対
して支払義務が生じ、需要家がその請求額を支払うこと
によってその月の清算が完了する。

このように、電力供給者たる電力会社は、電気料金清算
のために検針業務、電気料金計算業務、請求・集金業務
を行なわれなければならない、これらの業務は、電力の
供給という電力会社の業務から見れば二次的な業務であ
るにもかかわらず、電力会社はこれらの業務に多大の経
費や労力を費やして（゛る。

この発明は上記のような事情に鑑みなされたもので、そ
の目的は電力供給者たる電力会社の電気料金清算の業務
量を著しく軽減することのできる記録カードを用いた電
気料金清算装置を提供することにある。

〔問題点を解決するための手段〕

上記の問題点を解決するためになされたこの発明の記録
カードを用いた電気料金清算装置は、あらかじめ所定の
金額を表わす初期データが記録された記録カードに対し
てその初期データの読取りおよび書き換えを行なうカー
ドリーダ・ライタと、需要家の負荷による消費電力鼠を
電力量検出装置より入力して、その需要家に賦課すべき
電気料金を契約種別にもとずき所定のプログラムによっ
て計算し、その料金データを上記初期データから減算し
て残金データを求め、カードリーダ・ライタに記録カー
ドの上記初期データをこの残金データによって書き換え
させると共に、残金データの示す残金が所定額以下とな
った時警報装置を作動させ、かつこの残金がゼロまたは
所定のマイナス額となった時需要家の受電用開閉器を開
放させる指令を発する制御演算部と、を備えたことを特
徴とする。

〔作用〕

需要家があらかじめ代金が支払われ、その代金を表わす
初期データが記録されたいわゆるプリペイド型の記録カ
ード（磁気カード、ＩＣカード等）を自己の電気料金清
算装置のカードリーダ・ライタに挿入すると、制御演算
部はその初期データを読取って、受電用開閉器を閉じさ
せ、需要家の電力消費および契約種別に従って電気料金
を８１算し、初期データの金額と電気料金の差額が所定
額以下になった時警報を発すると共に、この差額がゼロ
または所定のマイナス額になった時開閉器を開いて電力
供給を停止させる。

（実施例〕 以下、この発明の記録カードを用いた電気料金清算装置
の一実施例について、第１図を参照しつつ説明する。

この実施例の電気料金清算装置１は、カードリーダ・ラ
イタ１１、制御演算部としてのマイクロコンピュータ１
２、警報装置１３、および表示装置１４で構成されてい
る。この電気料金清算装置１が取付けられる家庭、工場
等の各需要家には、送電綿２より受電用の開閉器４を介
して電力が供給され、照明器具、冷蔵庫、空ｍ装置など
の各種電気機器、器具よりなる負荷６によって消費され
る電力は積算電力計（ワットアワーメータ）等の電力検
出装置５により計算される。

上記の構成を有する電気料金清算装置において、需要家
があらかじめ購入したプリペイド型の記録カードＣをカ
ードリーダ・ライタ１１のカード挿入口に挿入すると、
マイクロコンピュータ１２は、カードリーダ・ライタ１
１により君ル取られる記録カードＣの購入代金に相当す
る初期データを人力して記憶すると共に、その金額（ま
たはこれに相゛当する度数等）を表示装置１４に表示さ
せ、受電用の開閉器４を閉じさせて、負荷６への電力供
給が可能な状態にする。マイクロコンピュータ１２は、
自動カレンダのプログラムを内蔵しており、所定／ｆｆ
算Ｍ間（たとえばＩケ月）の期末または指定された清算
口に電力量検出装置５の指示値を読取り、記憶する。

需要家の負荷６により電力が消費されるに従って、その
消費電力量は電力量検出装置５に積算表示される。もら
ろん、消費電力をたとえば清算期間の１０１初から逐次
マイクロコンピュータ１２に取込み、記憶するようにし
てもよい。この実施例においては、マイクロコンピュー
タ１２は所定清算日に電力量検出装置５の指示値を読取
り、前回の清算日の指示値を減算してその月の消費電力
を算出する。そして、この消費電力量と需要家の契約種
別にもとすく最低料金、基本料金によってその月の電気
料金を計算し、必要に応じて電気量を加算する。さらに
、マイクロコンピュータ１２は、このようにして計算さ
れた電気料金額を示す料金データを前述の初期データか
ら差引いて、その差額を示す残金データを得、記録カー
ドの初期データ（または、過去に清算が行なわれた場合
は、前回の清算日における残金データ）をこの残金デー
タによって書き換えると共に、その額を表示装置１４に
表示させる。また、残金額が所定額になると、ＬＥＤ　
（発光ダイオード）表示灯などの警軸装置１３を作動さ
せ、そのことを需要家に知らせる。残金がゼロになると
、マイクロコンピュータ１２は開閉器４を開かせ、新た
に購入された記録カードがカードリーダ・ライタ１１に
挿入されるまで電力が供給されないようにする。

なお、残金額が所定のマイナス額になった時開閉器４を
開かせるようにしてもよい。また、消費電力のみによっ
て電気料金を計算する場合は、マイクロコンピュータ１
２による消費電力量の読込み、残金データの書き換え（
更新）を消費電力量の増加に合わせて逐次行なうように
してもよく、表示￥ｔＴ１１４に清算時の電気料金を表
示させるようにすることも可能であり、さらに料金明細
等のハードコピーをプリントアウトするためのプリンタ
を備えることもできる。

〔発明の効果〕

この発明によれば、電力供給者たる電力会社の電気料金
清算のため業務量を著しく軽減することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、この発明による記録カードを用いた電気料金
清算装置の一実施例のブロック図、第２図は従来の電気
量清算方式を説明するためのブロック図である。 ４・・・・・・開閉器、５・・・・・・電力量検出装置
、６・・・・・・負荷、１１・・・・・・カードリーダ
・ライタ、１２・・・・・・マイクロコンピュータ、１
３・・・・・・１９１初置。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 あらかじめ所定の金額を表わす初期データが記録された
   記録カードに対してその初期データの読取りおよび書き
   換えを行なうカードリーダ・ライタと； 需要家の負荷による消費電力量を電力量検出装置により
   入力して、その需要家に賦課すべき電気料金を契約種別
   にもとずき所定のプログラムによって計算し、その料金
   データを上記初期データから減算して残金データを求め
   、カードリーダ・ライタに記録カード上の上記初期デー
   タをこの残金データによって書き換えさせると共に、残
   金データの示す残金が所定金額以下となった時警報装置
   を作動させ、かつこの残金がゼロまたは所定のマイナス
   額となった時需要家の受電用開閉器を開放させる指令を
   発する制御演算部と； を備えたことを特徴とする記録カードを利用した電気料
   金清算装置。