JPH0749132Y2 - トランスミッションのケーブル式遠隔操作装置 - Google Patents
トランスミッションのケーブル式遠隔操作装置Info
- Publication number
- JPH0749132Y2 JPH0749132Y2 JP4399790U JP4399790U JPH0749132Y2 JP H0749132 Y2 JPH0749132 Y2 JP H0749132Y2 JP 4399790 U JP4399790 U JP 4399790U JP 4399790 U JP4399790 U JP 4399790U JP H0749132 Y2 JPH0749132 Y2 JP H0749132Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gear shift
- transmission
- shift lever
- remote control
- shift operation
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H61/00—Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing
- F16H61/24—Providing feel, e.g. to enable selection
- F16H2061/246—Additional mass or weight on shift linkage for improving feel
Landscapes
- Gear-Shifting Mechanisms (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、トランスミッションのケーブル式遠隔操作装
置に関し、特にシフト操作時のギヤシフトレバー操作感
を改善する技術に関する。
置に関し、特にシフト操作時のギヤシフトレバー操作感
を改善する技術に関する。
〈従来の技術〉 バス,キャブオーバー車等のように、運転室内のギヤシ
フトレバーとトランスミッションとが離れている車両で
は、ギヤシフトレバーとトランスミッション側の変速操
作部材とを直接接続することができないため、トランス
ミッションの変速操作に遠隔操作方式を採用している。
フトレバーとトランスミッションとが離れている車両で
は、ギヤシフトレバーとトランスミッション側の変速操
作部材とを直接接続することができないため、トランス
ミッションの変速操作に遠隔操作方式を採用している。
かかる遠隔操作方式として、ギヤシフトレバーとトラン
スミッション側の変速操作部材とをケーブルを介して連
結するケーブル方式のものがある。これは、複数のロッ
ドを用いて連結するロッド方式に比べて、レイアウトが
容易、軽量、低コスト及び部品点数が少ない等の利点を
有している。
スミッション側の変速操作部材とをケーブルを介して連
結するケーブル方式のものがある。これは、複数のロッ
ドを用いて連結するロッド方式に比べて、レイアウトが
容易、軽量、低コスト及び部品点数が少ない等の利点を
有している。
〈考案が解決しようとする課題〉 しかしながら、前記ケーブル方式の場合、ギヤシフトレ
バーのシフト操作に伴って可動する可動部分の質量が小
さいために、ギヤシフトレバーをシフト操作した時に、
初期操作力が軽過ぎて2段入り感が直接手に伝わり易く
ギヤシフトレバーの操作感が良好とは言えなかった。
バーのシフト操作に伴って可動する可動部分の質量が小
さいために、ギヤシフトレバーをシフト操作した時に、
初期操作力が軽過ぎて2段入り感が直接手に伝わり易く
ギヤシフトレバーの操作感が良好とは言えなかった。
尚、トランスミッションのケーブル式変速操作装置とし
て例えば実開平1-120226号公報等に開示されたものがあ
る。
て例えば実開平1-120226号公報等に開示されたものがあ
る。
本考案は上記の事情に鑑みなされたもので、変速操作時
の2段入り感が軽減できギヤシフトレバー操作感が良好
なトランスミッションのケーブル式遠隔操作装置を提供
することを目的とする。
の2段入り感が軽減できギヤシフトレバー操作感が良好
なトランスミッションのケーブル式遠隔操作装置を提供
することを目的とする。
〈課題を解決するための手段〉 このため本考案は、運転室内に設けたギヤシフトレバー
と、トランスミッション側に設けられ前記ギヤシフトレ
バーの操作に連動してトランスミッションの変速操作を
行わせる変速操作部材とをケーブルを介して連結したト
ランスミッションのケーブル式遠隔操作装置において、
前記ギヤシフトレバーのシフト操作により回動する変速
操作部材をトランスミッションから車両左右方向に延出
し、当該変速操作部材に、車両前後方向に延びる水平部
材を取付け、該水平部材の変速操作部材に対して車両前
後方向に対称な位置に重りを設ける構成とした。
と、トランスミッション側に設けられ前記ギヤシフトレ
バーの操作に連動してトランスミッションの変速操作を
行わせる変速操作部材とをケーブルを介して連結したト
ランスミッションのケーブル式遠隔操作装置において、
前記ギヤシフトレバーのシフト操作により回動する変速
操作部材をトランスミッションから車両左右方向に延出
し、当該変速操作部材に、車両前後方向に延びる水平部
材を取付け、該水平部材の変速操作部材に対して車両前
後方向に対称な位置に重りを設ける構成とした。
〈作用〉 かかる構成において、ギヤシフトレバーをシフト操作す
ると、ケーブルを介して変速操作部材が回動し、これと
一体に水平部材及び重りが回動することになる。このた
め、ギヤシフトレバーの初期操作において前記変速操作
部材に加えて水平部材及び重りを動かすための操作力が
必要となり、ギヤシフトレバーの初期操作力を重くで
き、ドライバーの手に直接伝わる2段入り感を軽減でき
るようになる。
ると、ケーブルを介して変速操作部材が回動し、これと
一体に水平部材及び重りが回動することになる。このた
め、ギヤシフトレバーの初期操作において前記変速操作
部材に加えて水平部材及び重りを動かすための操作力が
必要となり、ギヤシフトレバーの初期操作力を重くで
き、ドライバーの手に直接伝わる2段入り感を軽減でき
るようになる。
〈実施例〉 以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。
本実施例を示す図面において、運転室内に設けられるギ
ヤシフトレバー1は、支点2により車両の左右及び前後
方向に揺動自在に支持されている。該ギヤシフトレバー
1の下端部は、運転室より後方に離れて配置されたトラ
ンスミッション本体3のアウタレバー4にケーブル5を
介して連結されている。前記アウターレバー4は、一端
が図示しない車体フレームに軸支され他端がユニバーサ
ルヨーク6を介してインナシャフト7に連結される車両
左右方向に延びたクロスシャフト8に取付けられてい
る。前記ユニバーサルヨーク6は、フレーム側とトラン
スミッション側との相対動きを吸収するためのものであ
る。前記インナシャフト7には、トランスミッション本
体3上部に設けたリモートコントロールカバー9内にお
いて、トランスミッション側のシフトレバーがスプライ
ン嵌合されており、図示しないセレクト操作系により前
記シフトレバーがインナシャフト7の軸方向に移動する
ようになっている。そして、前記インナシャフト7,クロ
スシャフト8,シフトレバー等がトランスミッション側の
変速操作部材を構成している。
ヤシフトレバー1は、支点2により車両の左右及び前後
方向に揺動自在に支持されている。該ギヤシフトレバー
1の下端部は、運転室より後方に離れて配置されたトラ
ンスミッション本体3のアウタレバー4にケーブル5を
介して連結されている。前記アウターレバー4は、一端
が図示しない車体フレームに軸支され他端がユニバーサ
ルヨーク6を介してインナシャフト7に連結される車両
左右方向に延びたクロスシャフト8に取付けられてい
る。前記ユニバーサルヨーク6は、フレーム側とトラン
スミッション側との相対動きを吸収するためのものであ
る。前記インナシャフト7には、トランスミッション本
体3上部に設けたリモートコントロールカバー9内にお
いて、トランスミッション側のシフトレバーがスプライ
ン嵌合されており、図示しないセレクト操作系により前
記シフトレバーがインナシャフト7の軸方向に移動する
ようになっている。そして、前記インナシャフト7,クロ
スシャフト8,シフトレバー等がトランスミッション側の
変速操作部材を構成している。
本実施例では、以上に示した従来と同様の構成に加え
て、前記クロスシャフト8に、当該クロスシャフト8と
直角に車両前後方向に延びる水平部材としての重り取付
けブラケット10が取付けられている。そして、前記重り
取付けブラケット10のクロスシャフト8に対して車両前
後方向に対称な位置に、円盤状に形成した重り11,11を
設けてある。
て、前記クロスシャフト8に、当該クロスシャフト8と
直角に車両前後方向に延びる水平部材としての重り取付
けブラケット10が取付けられている。そして、前記重り
取付けブラケット10のクロスシャフト8に対して車両前
後方向に対称な位置に、円盤状に形成した重り11,11を
設けてある。
かかる構成において、ギヤシフトレバー1を車両の左右
方向にセレクト操作すると、図示しないセレクト操作系
が可動してトランスミッション側のシフトレバーがイン
ナシャフト7の軸方向に変速しようとするシフトフォー
ク或いはシフタの位置まで移動する。次に、ギヤシフト
レバー1を車両前後方向にシフト操作すると、ケーブル
5を介してアウターレバー4,クロスシャフト8インナシ
ャフト7が一体に回動し、シフトレバーを介してシャフ
トフォーク或いはシフタを動かし、所望のシフト段に変
速操作される。
方向にセレクト操作すると、図示しないセレクト操作系
が可動してトランスミッション側のシフトレバーがイン
ナシャフト7の軸方向に変速しようとするシフトフォー
ク或いはシフタの位置まで移動する。次に、ギヤシフト
レバー1を車両前後方向にシフト操作すると、ケーブル
5を介してアウターレバー4,クロスシャフト8インナシ
ャフト7が一体に回動し、シフトレバーを介してシャフ
トフォーク或いはシフタを動かし、所望のシフト段に変
速操作される。
上記のシフト操作において、ギヤシフトレバー1のシフ
ト操作時にクロスシャフト8と一体に重り取付けブラケ
ット10及び重り11,11も回動することになり、シフト操
作系が、重り11,11と重り取付けブラケット10の質量分
重くなる。従って、ギヤシフトレバー1の初期操作力
が、その分従来よりも重くなり、シフト操作時における
2段入り感が従来より軽減され、シフト操作感を向上で
きる。また、重り11,11を重り取付けブラケット10の対
称位置に設けたので、シフト操作系のバランスが崩れる
心配がない。
ト操作時にクロスシャフト8と一体に重り取付けブラケ
ット10及び重り11,11も回動することになり、シフト操
作系が、重り11,11と重り取付けブラケット10の質量分
重くなる。従って、ギヤシフトレバー1の初期操作力
が、その分従来よりも重くなり、シフト操作時における
2段入り感が従来より軽減され、シフト操作感を向上で
きる。また、重り11,11を重り取付けブラケット10の対
称位置に設けたので、シフト操作系のバランスが崩れる
心配がない。
〈考案の効果〉 以上説明したように本考案によれば、質量の小さいケー
ブル式遠隔操作装置におけるシフト操作系を、その操作
安定性を損なわずに質量を重くでき、シフト操作時の初
期操作力が重くなるので、2段入り感を軽減できる。従
って、ケーブル式遠隔操作装置のシフト操作感を向上で
きる。
ブル式遠隔操作装置におけるシフト操作系を、その操作
安定性を損なわずに質量を重くでき、シフト操作時の初
期操作力が重くなるので、2段入り感を軽減できる。従
って、ケーブル式遠隔操作装置のシフト操作感を向上で
きる。
第1図は本考案の一実施例を示す簡略構成図である。 1……ギヤシフトレバー、3……トランスミッション本
体、4……アウタレバー、5……ケーブル、8……クロ
スシャフト、10……重り取付けブラケット、11……重り
体、4……アウタレバー、5……ケーブル、8……クロ
スシャフト、10……重り取付けブラケット、11……重り
Claims (1)
- 【請求項1】運転室内に設けたギヤシフトレバーと、ト
ランスミッション側に設けられ前記ギヤシフトレバーの
操作に連動してトランスミッションの変速操作を行わせ
る変速操作部材とをケーブルを介して連結したトランス
ミッションのケーブル式遠隔操作装置において、 前記ギヤシフトレバーのシフト操作により回動する変速
操作部材をトランスミッションから車両左右方向に延出
し、当該変速操作部材に車両前後方向に延びる水平部材
を取付け、該水平部材の変速操作部材に対して車両前後
方向に対称な位置に重りを設けたことを特徴とするトラ
ンスミッションのケーブル式遠隔操作装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4399790U JPH0749132Y2 (ja) | 1990-04-26 | 1990-04-26 | トランスミッションのケーブル式遠隔操作装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4399790U JPH0749132Y2 (ja) | 1990-04-26 | 1990-04-26 | トランスミッションのケーブル式遠隔操作装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH043161U JPH043161U (ja) | 1992-01-13 |
JPH0749132Y2 true JPH0749132Y2 (ja) | 1995-11-13 |
Family
ID=31556899
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4399790U Expired - Lifetime JPH0749132Y2 (ja) | 1990-04-26 | 1990-04-26 | トランスミッションのケーブル式遠隔操作装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0749132Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4560831B2 (ja) * | 2004-09-30 | 2010-10-13 | マツダ株式会社 | 変速機 |
JP4600809B2 (ja) * | 2004-09-30 | 2010-12-22 | マツダ株式会社 | ケーブル式チェンジ装置 |
JP2009293775A (ja) * | 2008-06-09 | 2009-12-17 | Aisin Ai Co Ltd | 手動変速機の操作装置 |
-
1990
- 1990-04-26 JP JP4399790U patent/JPH0749132Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH043161U (ja) | 1992-01-13 |
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Legal Events
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