JPH0747905B2 - 車両用盗難防止装置 - Google Patents
車両用盗難防止装置Info
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- JPH0747905B2 JPH0747905B2 JP27143986A JP27143986A JPH0747905B2 JP H0747905 B2 JPH0747905 B2 JP H0747905B2 JP 27143986 A JP27143986 A JP 27143986A JP 27143986 A JP27143986 A JP 27143986A JP H0747905 B2 JPH0747905 B2 JP H0747905B2
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- B60R—VEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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- G07C9/00174—Electronically operated locks; Circuits therefor; Nonmechanical keys therefor, e.g. passive or active electrical keys or other data carriers without mechanical keys
- G07C9/00182—Electronically operated locks; Circuits therefor; Nonmechanical keys therefor, e.g. passive or active electrical keys or other data carriers without mechanical keys operated with unidirectional data transmission between data carrier and locks
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- G07C2009/00603—Power supply for the keyless data carrier by power transmission from lock
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- G07C—TIME OR ATTENDANCE REGISTERS; REGISTERING OR INDICATING THE WORKING OF MACHINES; GENERATING RANDOM NUMBERS; VOTING OR LOTTERY APPARATUS; ARRANGEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS FOR CHECKING NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE
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- G07C2009/00785—Electronically operated locks; Circuits therefor; Nonmechanical keys therefor, e.g. passive or active electrical keys or other data carriers without mechanical keys operated by active electrical keys with data transmission performed by wireless means by light
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
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- Y10T70/70—Operating mechanism
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Description
【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、車両用盗難防止装置に関し、特に、固有のコ
ード信号に基づく所謂電子キーを用いた車両用盗難防止
装置に関するものである。
ード信号に基づく所謂電子キーを用いた車両用盗難防止
装置に関するものである。
〈従来の技術〉 従来、機械的なシリンダ錠を利用したキースイッチを用
いて始動用電動機を含む車載機器の電源開閉を行うこと
により、車両の盗難を防止していた。しかしながら、機
械式キーは比較的容易に複製し得るため、必ずしも充分
な盗難防止効果が得られていなかった。
いて始動用電動機を含む車載機器の電源開閉を行うこと
により、車両の盗難を防止していた。しかしながら、機
械式キーは比較的容易に複製し得るため、必ずしも充分
な盗難防止効果が得られていなかった。
このような機械式キーの欠点を補うために、車両毎に設
定された固有のコード信号を送信する携帯型送信器と、
車両側に設けられたコード信号の受信器とからなり、携
帯型送信器から送信されたコード信号を受信器にて照合
した結果に基づいて車載機器の作動が可能となるように
する所謂電子キー装置を併用するように構成した車両用
盗難防止装置が提案されている(特開昭57−90237号公
報など参照)。これによれば、電子キーの複製がきわめ
て困難であることから、複製キーを用いた車両の盗難を
確実に防止することができる。
定された固有のコード信号を送信する携帯型送信器と、
車両側に設けられたコード信号の受信器とからなり、携
帯型送信器から送信されたコード信号を受信器にて照合
した結果に基づいて車載機器の作動が可能となるように
する所謂電子キー装置を併用するように構成した車両用
盗難防止装置が提案されている(特開昭57−90237号公
報など参照)。これによれば、電子キーの複製がきわめ
て困難であることから、複製キーを用いた車両の盗難を
確実に防止することができる。
〈発明が解決しようとする問題点〉 しかるに、この技術は、例えばエンジンを始動する際に
は、機械式キーによるキースイッチの閉成操作と、送信
器からのコード信号の送信操作とを別々に行わねばなら
ないため、操作が煩雑になりがちであった。
は、機械式キーによるキースイッチの閉成操作と、送信
器からのコード信号の送信操作とを別々に行わねばなら
ないため、操作が煩雑になりがちであった。
他方、このような携帯型送信器は、電力を供給するため
の内蔵バッテリを必要とするが、送信機能を長期間保障
しようとすると、内蔵バッテリの容量を大きくしなけれ
ばならないので送信器の外形寸法や重量が増大し、送信
器を軽量化しようとすると電源容量が制限されるため、
携帯性と保守簡便性とが両立し得なかった。
の内蔵バッテリを必要とするが、送信機能を長期間保障
しようとすると、内蔵バッテリの容量を大きくしなけれ
ばならないので送信器の外形寸法や重量が増大し、送信
器を軽量化しようとすると電源容量が制限されるため、
携帯性と保守簡便性とが両立し得なかった。
このような従来技術の問題点に鑑み、本発明の主な目的
は、操作性を損うことなく車両の盗難防止性を高めるこ
とはもとより、携帯性と保守簡便性との両立が可能とな
るように改良された車両用盗難防止装置を提供すること
にある。
は、操作性を損うことなく車両の盗難防止性を高めるこ
とはもとより、携帯性と保守簡便性との両立が可能とな
るように改良された車両用盗難防止装置を提供すること
にある。
〈問題点を解決するための手段〉 このような目的は、本発明によれば、車両に設けられた
キースイッチに挿入して車載機器の電源開閉を行うべ
く、固有信号の送信手段を有するキー装置と、前記送信
手段が発する固有信号を受信するべく車両に設けられた
受信手段とを有し、前記固有信号を受信した時にのみ車
両に設けられた特性の機器を作動可能なようにするため
の車両用盗難防止装置であって、前記キー装置を前記キ
ースイッチに挿入すると互いに電気的に接続する接点を
前記キー装置並びに前記キースイッチに設けると共に、
前記送信手段に対して電力を供給するための内蔵バッテ
リを前記キー装置に設け、前記接点が接続すると、前記
内蔵バッテリに対する充電電流が車載バッテリから前記
接点を介して供給され、かつ前記固有信号の送信が開始
されるようにしてなることを特徴とする車両用盗難防止
装置を提供することにより達成される。
キースイッチに挿入して車載機器の電源開閉を行うべ
く、固有信号の送信手段を有するキー装置と、前記送信
手段が発する固有信号を受信するべく車両に設けられた
受信手段とを有し、前記固有信号を受信した時にのみ車
両に設けられた特性の機器を作動可能なようにするため
の車両用盗難防止装置であって、前記キー装置を前記キ
ースイッチに挿入すると互いに電気的に接続する接点を
前記キー装置並びに前記キースイッチに設けると共に、
前記送信手段に対して電力を供給するための内蔵バッテ
リを前記キー装置に設け、前記接点が接続すると、前記
内蔵バッテリに対する充電電流が車載バッテリから前記
接点を介して供給され、かつ前記固有信号の送信が開始
されるようにしてなることを特徴とする車両用盗難防止
装置を提供することにより達成される。
〈作用〉 このような構成によれば、キー装置をキースイッチに挿
入すると、自動的に固有信号が送信されるので、固有信
号の送信操作を行う必要がなくなる。しかもキー装置が
キースイッチに挿入された状態でキー装置の内蔵バッテ
リに対して車載バッテリから充電されるので、キー装置
の内蔵バッテリを小容量化し得る。
入すると、自動的に固有信号が送信されるので、固有信
号の送信操作を行う必要がなくなる。しかもキー装置が
キースイッチに挿入された状態でキー装置の内蔵バッテ
リに対して車載バッテリから充電されるので、キー装置
の内蔵バッテリを小容量化し得る。
〈実施例〉 以下に添付の図面を参照して本発明を特定の実施例につ
いて詳細に説明する。
いて詳細に説明する。
第1図は、本発明に基づく車両用盗難防止装置を備えた
車両1及びキー装置2を示している。キー装置2の把持
部4の内部には、車両1に設けられた受信器3に向けて
固有のコード信号を送信するための送信器5が設けられ
ている。そしてこの送信器5が発するコード信号を赤外
線の発光信号に変換するための一対のLED6a・6bが、把
持部4に於けるキーシャンク2aの基端部近傍に設けられ
ている。また把持部4の表面には、両LED6a・6bからの
コード信号の送信を人為的に開始させるスイッチ7(ト
リガ手段)が設けられている。さらにキーシャンク2aの
基端部には、一対のコンタクト8a・8bが設けられてい
る。
車両1及びキー装置2を示している。キー装置2の把持
部4の内部には、車両1に設けられた受信器3に向けて
固有のコード信号を送信するための送信器5が設けられ
ている。そしてこの送信器5が発するコード信号を赤外
線の発光信号に変換するための一対のLED6a・6bが、把
持部4に於けるキーシャンク2aの基端部近傍に設けられ
ている。また把持部4の表面には、両LED6a・6bからの
コード信号の送信を人為的に開始させるスイッチ7(ト
リガ手段)が設けられている。さらにキーシャンク2aの
基端部には、一対のコンタクト8a・8bが設けられてい
る。
このように、把持部4に送信器5が内設されているの
で、キー装置2が嵩張らずに、キーホルダ或いはキーケ
ース等に在来のキーと同様に収納することができる。無
論、キーシャンク2aは、メカニカルキーとしてトランク
リッドの開扉や給油口の開口に用いることができる。
で、キー装置2が嵩張らずに、キーホルダ或いはキーケ
ース等に在来のキーと同様に収納することができる。無
論、キーシャンク2aは、メカニカルキーとしてトランク
リッドの開扉や給油口の開口に用いることができる。
車両1に設けられた受信器3は、ドアの鍵孔近傍に設け
られた光センサユニット10と、イグニッションキースイ
ッチの近傍に設けられた光センサユニット15とを備えて
いる。これら光センサユニット10・15は、キー装置2の
把持部4に設けられたLED6a・6bからの赤外線光信号の
受光機能を備えている。そしてドアに設けられたマニュ
アルドアロックレバー12と連動するドアロック13を駆動
するためのアクチュエータを備えるドアロック駆動装置
14に対し、一方の光センサユニット10にて受信したコー
ド信号に応じて作動指令を発するようになっている。
られた光センサユニット10と、イグニッションキースイ
ッチの近傍に設けられた光センサユニット15とを備えて
いる。これら光センサユニット10・15は、キー装置2の
把持部4に設けられたLED6a・6bからの赤外線光信号の
受光機能を備えている。そしてドアに設けられたマニュ
アルドアロックレバー12と連動するドアロック13を駆動
するためのアクチュエータを備えるドアロック駆動装置
14に対し、一方の光センサユニット10にて受信したコー
ド信号に応じて作動指令を発するようになっている。
第2図は、本発明装置の受信器3の要部及び送信器5の
内部を示す回路図である。送信器5内には、CPU21が設
けられている。このCPU21のポート21aは、個々の車両に
ついて別々に設定された固有コードを記憶するROM22に
結線されている。これらCPU21及びROM22は、リチウム二
次電池からなる充電可能な内蔵バッテリ23から電力を供
給されている。
内部を示す回路図である。送信器5内には、CPU21が設
けられている。このCPU21のポート21aは、個々の車両に
ついて別々に設定された固有コードを記憶するROM22に
結線されている。これらCPU21及びROM22は、リチウム二
次電池からなる充電可能な内蔵バッテリ23から電力を供
給されている。
CPU21のポート21bは、抵抗R1を介してトランジスタT1の
ベースに結線されると共に、比較的大きな抵抗R2を介し
てアースされている。このトランジスタT1は、エミッタ
がアースされ、かつ直列接続された一対のLED6a・6bの
一端に抵抗R3を介してコレクタが結線されてLEDドライ
バ部を形成している。そして直列接続された一対のLED6
a・6bの他端は、内蔵バッテリ23に結線されて電力の供
給を受けている。また、CPU21のポート21cは、抵抗R4を
介してアースされると共に、コンデンサC1の一端に結線
されている。このコンデンサC1の他端は、一対のダイオ
ードD1・D3に結線されると共にスイッチ7の一端に結線
されている。なおスイッチ7の他端は内蔵バッテリ23に
結線されている。
ベースに結線されると共に、比較的大きな抵抗R2を介し
てアースされている。このトランジスタT1は、エミッタ
がアースされ、かつ直列接続された一対のLED6a・6bの
一端に抵抗R3を介してコレクタが結線されてLEDドライ
バ部を形成している。そして直列接続された一対のLED6
a・6bの他端は、内蔵バッテリ23に結線されて電力の供
給を受けている。また、CPU21のポート21cは、抵抗R4を
介してアースされると共に、コンデンサC1の一端に結線
されている。このコンデンサC1の他端は、一対のダイオ
ードD1・D3に結線されると共にスイッチ7の一端に結線
されている。なおスイッチ7の他端は内蔵バッテリ23に
結線されている。
キーシャンク2aの基端部の一対のコンタクト8a・8bは、
軸対称に形成されたキーシャンク2aの対称位置に設けら
れている。これら一対のコンタクト8a・8bからなるコン
タクト部8と接触するべく、第3図に併せて示されてい
るように、一対のコンタクト11a・11bからなる対応コン
タクト部11が、イグニッションキースイッチ9に設けら
れている。この対応コンタクト部11は、受信器3と結線
されている。これら両コンタクト部8・11は、イグニッ
ションキースイッチ9にキーシャンク2aを挿入すること
によって相互接触するようになっており、これらの接触
により、受信器3及び図示されない車載機器等に電力を
供給している車載バッテリ32から、送信器5の内蔵バッ
テリ23に対し、充電電流が供給されるようになってい
る。また対応コンタクト部11にて送信器3からのコード
信号が電送されるようにもなっており、受信したコード
信号に応じて、例えばラジオ、点火装置、あるいは燃料
噴射装置等の車載機器(図示せず)に対して作動指令を
発することができるようになっている。
軸対称に形成されたキーシャンク2aの対称位置に設けら
れている。これら一対のコンタクト8a・8bからなるコン
タクト部8と接触するべく、第3図に併せて示されてい
るように、一対のコンタクト11a・11bからなる対応コン
タクト部11が、イグニッションキースイッチ9に設けら
れている。この対応コンタクト部11は、受信器3と結線
されている。これら両コンタクト部8・11は、イグニッ
ションキースイッチ9にキーシャンク2aを挿入すること
によって相互接触するようになっており、これらの接触
により、受信器3及び図示されない車載機器等に電力を
供給している車載バッテリ32から、送信器5の内蔵バッ
テリ23に対し、充電電流が供給されるようになってい
る。また対応コンタクト部11にて送信器3からのコード
信号が電送されるようにもなっており、受信したコード
信号に応じて、例えばラジオ、点火装置、あるいは燃料
噴射装置等の車載機器(図示せず)に対して作動指令を
発することができるようになっている。
一方のコンタクト8aは、ダイオードD1からダイオードD5
を介して内蔵バッテリ23に結線され、他方のコンタクト
8bは、受信器3側の対応コンタクト11bと接触し、送信
器5と受信器3とのアースレベルを一致させるべくダイ
オードD4を介してアースされている。ここで、両コンタ
クト8a・8bが軸対称に設けられており、また、ダイオー
ドD1・D2・D3・D4によってダイオードブリッジが形成さ
れているため、キーシャン2aをイグニッションキースイ
ッチ9へ挿入する方向を定めずに、即ち極性を限定せず
に差込んでも、内蔵バッテリ23への充電及び車載機器の
駆動制御に何等支障が生じないようになっている。
を介して内蔵バッテリ23に結線され、他方のコンタクト
8bは、受信器3側の対応コンタクト11bと接触し、送信
器5と受信器3とのアースレベルを一致させるべくダイ
オードD4を介してアースされている。ここで、両コンタ
クト8a・8bが軸対称に設けられており、また、ダイオー
ドD1・D2・D3・D4によってダイオードブリッジが形成さ
れているため、キーシャン2aをイグニッションキースイ
ッチ9へ挿入する方向を定めずに、即ち極性を限定せず
に差込んでも、内蔵バッテリ23への充電及び車載機器の
駆動制御に何等支障が生じないようになっている。
受信器3には、CPU31が設けられており、車載バッテリ3
2からの電力が供給されている。そしてドアの鍵孔近傍
の光センサユニット10に設けられたフォトダイオード33
は、一端が車載バッテリ32に結線され、他端が車載バッ
テリ32から電力を供給される増幅器34を介してCPU31の
ポート31aに結線されており、送信器5のLED6からの光
学的なコード信号を受信してCPU31に伝達するようにな
っている。また、イグニッションキースイッチ9の近傍
の光センサユニット15に設けられたフォトダイオード35
は、カーバッテリ32から電力を供給される増幅器36を介
してCPU31のポート31bに結線されており、上記したフォ
トダイオード33と同様に、LED6からの赤外線によるコー
ド信号を受信してCPU31へ伝送するようになっている。
実際には、第3図に示すように、2つのLED6a・6bの発
する赤外光を、イグニッションキースイッチ9を外囲し
て設けられた導光リング9bを介してフォトダイオード35
に伝達するようにしても良い。
2からの電力が供給されている。そしてドアの鍵孔近傍
の光センサユニット10に設けられたフォトダイオード33
は、一端が車載バッテリ32に結線され、他端が車載バッ
テリ32から電力を供給される増幅器34を介してCPU31の
ポート31aに結線されており、送信器5のLED6からの光
学的なコード信号を受信してCPU31に伝達するようにな
っている。また、イグニッションキースイッチ9の近傍
の光センサユニット15に設けられたフォトダイオード35
は、カーバッテリ32から電力を供給される増幅器36を介
してCPU31のポート31bに結線されており、上記したフォ
トダイオード33と同様に、LED6からの赤外線によるコー
ド信号を受信してCPU31へ伝送するようになっている。
実際には、第3図に示すように、2つのLED6a・6bの発
する赤外光を、イグニッションキースイッチ9を外囲し
て設けられた導光リング9bを介してフォトダイオード35
に伝達するようにしても良い。
一方の対応コンタクト11bは、前記したように送信器5
と受信器3とのアースレベルを一致させるためにアース
されており、他方の対応コンタクト11aは、トランジス
タT2のコレクタに結線されている。このトランジスタT2
のエミッタは、定電圧かつ定電流を供給するためのレギ
ュレータ37を介して車載バッテリ32に結線されている。
また、トランジスタT2のベースは、スイッチング回路38
を介してCPU31のポート31cに結線されている。ここで、
第3図に示されているように、イグニッションキースイ
ッチ9に組み込まれたリミツトスイッチ9aもCPU31に結
線されており(第2図では図示省略)、このリミットス
イッチ9aの断続状態をCPU31が検知して、ポート31cから
キーの挿入確認信号を出力するようになっている。
と受信器3とのアースレベルを一致させるためにアース
されており、他方の対応コンタクト11aは、トランジス
タT2のコレクタに結線されている。このトランジスタT2
のエミッタは、定電圧かつ定電流を供給するためのレギ
ュレータ37を介して車載バッテリ32に結線されている。
また、トランジスタT2のベースは、スイッチング回路38
を介してCPU31のポート31cに結線されている。ここで、
第3図に示されているように、イグニッションキースイ
ッチ9に組み込まれたリミツトスイッチ9aもCPU31に結
線されており(第2図では図示省略)、このリミットス
イッチ9aの断続状態をCPU31が検知して、ポート31cから
キーの挿入確認信号を出力するようになっている。
なお、第2図では図示省略されているが、CPU31からド
アロック駆動装置14や図示されない車載機器に対して信
号線が結線されており、また各車載機器内には、CPU31
からの信号にのみ反応して各機器を作動可能にするため
の回路が内蔵されており、各機器を単体で車両から取り
出しても作動不能となるようになっている。
アロック駆動装置14や図示されない車載機器に対して信
号線が結線されており、また各車載機器内には、CPU31
からの信号にのみ反応して各機器を作動可能にするため
の回路が内蔵されており、各機器を単体で車両から取り
出しても作動不能となるようになっている。
次に本発明装置の動作要領について説明する。
車両1のドアの鍵孔近傍に設けられた光センサユニット
10の受光部にLED6a・6bを向けてキー装置2の把持部4
に設けられたスイッチ7を押すと、CPU21のポート21cに
コンデンサC1を介して流れた電流がトランジスタT1のベ
ースに作用し、ROM22に予め記憶された固有コードに応
じた電流が両LED6a・6bに流れる。これにより両LED6a・
6bが明滅して赤外光の固有信号が送信される。
10の受光部にLED6a・6bを向けてキー装置2の把持部4
に設けられたスイッチ7を押すと、CPU21のポート21cに
コンデンサC1を介して流れた電流がトランジスタT1のベ
ースに作用し、ROM22に予め記憶された固有コードに応
じた電流が両LED6a・6bに流れる。これにより両LED6a・
6bが明滅して赤外光の固有信号が送信される。
光センサユニット10のフォトダイオード33がこの固有信
号を受信すると、増幅器34によって信号が増幅され、CP
U31に於て固有コードの照合が行われる。ここで固有コ
ードの合致が確認されると、CPU31からドアロック駆動
装置14に対してドアの施錠或いは解錠指令が発せられ
る。これによってドアロック駆動装置14が各ドアのアク
チュエータ(図示せず)を駆動し、ドアの施錠或いは解
錠が実効される。
号を受信すると、増幅器34によって信号が増幅され、CP
U31に於て固有コードの照合が行われる。ここで固有コ
ードの合致が確認されると、CPU31からドアロック駆動
装置14に対してドアの施錠或いは解錠指令が発せられ
る。これによってドアロック駆動装置14が各ドアのアク
チュエータ(図示せず)を駆動し、ドアの施錠或いは解
錠が実効される。
他方、キーシャンク2aをイグニッションキースイッチ9
に挿入すると、第3図に示されているように、キー装置
2のコンタクト部8とイグニッションキースイッチ9の
対応コンタクト部11とが接触すると共に、リミットスイ
ッチ9aが閉じる。するとCPU31のポート31cからキーの挿
入確認信号が出力され、スイッチング回路38を介してト
ランジスタT2のベースに電流が作用し、対応コンタクト
11a〜コンタクト8a〜ダイオードD1〜D5を経て内蔵バッ
テリ23に充電電流が供給される。これと同時に、ダイオ
ードD1からコンデンサC1を介してCPU21のポート21aにも
電流が流れ、スイッチ7を押した時と同様に、両LED6a
・6bからコード信号が送信される。この信号がイグニッ
ションキースイッチ9の近傍に設けられた光センサユニ
ット15のフォトダイオード35から増幅器36を介してCPU3
1のポート31bに入力され、固有コードが確認されると、
前記したコード信号確認用の回路が内部に設けられたラ
ジオ、点火装置、或いは燃料噴射装置等の車載機器に特
定のコード信号を伝達し、これらの車載機器が駆動可能
となる。ここでキー装置2は、前述のように、イグニッ
ションキースイッチ9への差し込み方向性が無いので、
第2図に示した状態とは逆に、コンタクト8aと対応コン
タクト11b及びコンタクト8bと対応コンタクト11aとが接
触した場合、受信器3側のトランジスタT2は送信器5側
のダイオードD3と結線し、ダイオードD1に結線した場合
と同様の動作が行われる。また、コンタクト8aと対応コ
ンタクト11bとの接触でダイオードD2を介して送信器5
と受信器3とのアースレベルが一致するようになってい
る。
に挿入すると、第3図に示されているように、キー装置
2のコンタクト部8とイグニッションキースイッチ9の
対応コンタクト部11とが接触すると共に、リミットスイ
ッチ9aが閉じる。するとCPU31のポート31cからキーの挿
入確認信号が出力され、スイッチング回路38を介してト
ランジスタT2のベースに電流が作用し、対応コンタクト
11a〜コンタクト8a〜ダイオードD1〜D5を経て内蔵バッ
テリ23に充電電流が供給される。これと同時に、ダイオ
ードD1からコンデンサC1を介してCPU21のポート21aにも
電流が流れ、スイッチ7を押した時と同様に、両LED6a
・6bからコード信号が送信される。この信号がイグニッ
ションキースイッチ9の近傍に設けられた光センサユニ
ット15のフォトダイオード35から増幅器36を介してCPU3
1のポート31bに入力され、固有コードが確認されると、
前記したコード信号確認用の回路が内部に設けられたラ
ジオ、点火装置、或いは燃料噴射装置等の車載機器に特
定のコード信号を伝達し、これらの車載機器が駆動可能
となる。ここでキー装置2は、前述のように、イグニッ
ションキースイッチ9への差し込み方向性が無いので、
第2図に示した状態とは逆に、コンタクト8aと対応コン
タクト11b及びコンタクト8bと対応コンタクト11aとが接
触した場合、受信器3側のトランジスタT2は送信器5側
のダイオードD3と結線し、ダイオードD1に結線した場合
と同様の動作が行われる。また、コンタクト8aと対応コ
ンタクト11bとの接触でダイオードD2を介して送信器5
と受信器3とのアースレベルが一致するようになってい
る。
第4図は、本発明の第2の実施例を示すコンタクト部近
傍のみを拡大して示す回路図である。これの場合も上記
第1の実施例と同様に、キー装置2のキーシャンク2aの
両脇に一対のコンタクト8a・8bが設けられている。本実
施例に於ては、キーシャンク2aに軸対称に設けられた一
対のコンタクト8a・8bは、回路上等価で同一の極性を有
しており、キーシャンク2aが他極を兼ねている。本実施
例によれば、キーシャンク2aは、対応コンタクト11bと
のみ接触するので、第1の実施例のようなダイオードブ
リッジを形成する必要はなく、ダイオードD7を介してア
ースされている。また、両コンタクト8a・8bは、共に対
応コンタクト11aとのみ接触するので、第1の実施例と
同様に、ダイオードD6を介してダイオードD5及びコンデ
ンサC1に結線されている。
傍のみを拡大して示す回路図である。これの場合も上記
第1の実施例と同様に、キー装置2のキーシャンク2aの
両脇に一対のコンタクト8a・8bが設けられている。本実
施例に於ては、キーシャンク2aに軸対称に設けられた一
対のコンタクト8a・8bは、回路上等価で同一の極性を有
しており、キーシャンク2aが他極を兼ねている。本実施
例によれば、キーシャンク2aは、対応コンタクト11bと
のみ接触するので、第1の実施例のようなダイオードブ
リッジを形成する必要はなく、ダイオードD7を介してア
ースされている。また、両コンタクト8a・8bは、共に対
応コンタクト11aとのみ接触するので、第1の実施例と
同様に、ダイオードD6を介してダイオードD5及びコンデ
ンサC1に結線されている。
ここで、キーシャンク2aをイグニッションキースイッチ
9に挿入することにより、第4図に示され、第3図にも
想像線にて示されているように、キーシャンク2aと対応
コンタクト11bとが接触し、コンタクト8aと対応コンタ
クト11aとが接触することとなる。また、これとは逆方
向に挿入した場合には、第4図に想像線にて示されてい
るように、コンタクト8bが対応コンタクト11aに接触す
る。その作用及び効果は第1の実施例と同様である。
9に挿入することにより、第4図に示され、第3図にも
想像線にて示されているように、キーシャンク2aと対応
コンタクト11bとが接触し、コンタクト8aと対応コンタ
クト11aとが接触することとなる。また、これとは逆方
向に挿入した場合には、第4図に想像線にて示されてい
るように、コンタクト8bが対応コンタクト11aに接触す
る。その作用及び効果は第1の実施例と同様である。
以上、本発明を特定の実施例に基づいて説明したが、本
発明は上記実施例に限定されず、種々の応用が可能であ
ることは云うまでもない。例えば、本実施例に於ては、
キーシャンク2aのイグニッションキースイッチ9に対す
る挿入確認をリミットスイッチ9aを用いて行ったが、こ
れはイグニッションキースイッチ9に於けるACC或いはI
GNの接点の閉成を検知して差込みの確認としても良い。
また、本実施例に於ては、送信器5から受信器3への信
号伝搬を赤外線にて行ったが、音波や電波等を用いても
良い。更に、ダイオードブリッジ等のキーの逆差しを可
能とする回路は、送信器5と受信器3とのいずれに設け
ても良い。
発明は上記実施例に限定されず、種々の応用が可能であ
ることは云うまでもない。例えば、本実施例に於ては、
キーシャンク2aのイグニッションキースイッチ9に対す
る挿入確認をリミットスイッチ9aを用いて行ったが、こ
れはイグニッションキースイッチ9に於けるACC或いはI
GNの接点の閉成を検知して差込みの確認としても良い。
また、本実施例に於ては、送信器5から受信器3への信
号伝搬を赤外線にて行ったが、音波や電波等を用いても
良い。更に、ダイオードブリッジ等のキーの逆差しを可
能とする回路は、送信器5と受信器3とのいずれに設け
ても良い。
〈発明の効果〉 このように、本発明によれば、キー装置をキースイッチ
に挿入すると自動的に固有信号が送信されるので、例え
ばエンジン始動時に固有信号の送信操作を行う必要がな
くなる。また、キー装置をキースイッチに挿入した状態
で送信器の内蔵バッテリに対する充電が可能となる。従
って、操作性を向上し、かつ携帯性と保守簡便性との両
立を実現する上に多大な効果を奏することができる。
に挿入すると自動的に固有信号が送信されるので、例え
ばエンジン始動時に固有信号の送信操作を行う必要がな
くなる。また、キー装置をキースイッチに挿入した状態
で送信器の内蔵バッテリに対する充電が可能となる。従
って、操作性を向上し、かつ携帯性と保守簡便性との両
立を実現する上に多大な効果を奏することができる。
第1図は、本発明に基づく盗難防止装置の送信器及び車
両のドアロックの部分を示す模式的な構成図である。 第2図は、本発明装置の受信器の一部及び送信器内の構
成を示す回路図である。第3図は、本発明装置の要部を
示す説明図である。 第4図は本発明に基づく車輌用キー装置の第2の実施例
を示す受信器及び送信器の要部の説明図である。 1……車両、2……キー装置、3……受信器、4……把
持部、5……送信器、6a・6b……LED、7……スイッ
チ、8a・8c……コンタクト、8b……キーシャンク、9…
…イグニッションキースイッチ、10……光センサユニッ
ト、11a・11b……対応コンタクト、12……マニュアルド
アロックレバー、13……ドアロック、14……ドアロック
駆動装置、15……光センサユニット、21……CPU、21a・
21b・21c・21d・21e……ポート、22……ROM、23……内
蔵バッテリ、31……CPU、31a・31b・31c……ポート、32
……カーバッテリ、33……フォトダイオード、34……増
幅器、35……フォトダイオード、36……増幅器、37……
レギュレータ、38……スイッチング回路、
両のドアロックの部分を示す模式的な構成図である。 第2図は、本発明装置の受信器の一部及び送信器内の構
成を示す回路図である。第3図は、本発明装置の要部を
示す説明図である。 第4図は本発明に基づく車輌用キー装置の第2の実施例
を示す受信器及び送信器の要部の説明図である。 1……車両、2……キー装置、3……受信器、4……把
持部、5……送信器、6a・6b……LED、7……スイッ
チ、8a・8c……コンタクト、8b……キーシャンク、9…
…イグニッションキースイッチ、10……光センサユニッ
ト、11a・11b……対応コンタクト、12……マニュアルド
アロックレバー、13……ドアロック、14……ドアロック
駆動装置、15……光センサユニット、21……CPU、21a・
21b・21c・21d・21e……ポート、22……ROM、23……内
蔵バッテリ、31……CPU、31a・31b・31c……ポート、32
……カーバッテリ、33……フォトダイオード、34……増
幅器、35……フォトダイオード、36……増幅器、37……
レギュレータ、38……スイッチング回路、
Claims (5)
- 【請求項1】車両に設けられたキースイッチに挿入して
車載機器の電源開閉を行うべく、固有信号の送信手段を
有するキー装置と、前記送信手段が発する固有信号を受
信するべく車両に設けられた受信手段とを有し、前記固
有信号を受信した時にのみ車両に設けられた特定の機器
を作動可能なようにするための車両用盗難防止装置であ
って、 前記キー装置を前記キースイッチに挿入すると互いに電
気的に接続する接点を前記キー装置並びに前記キースイ
ッチに設けると共に、 前記送信手段に対して電力を供給するための内蔵バッテ
リを前記キー装置に設け、 前記接点が接続すると、前記内蔵バッテリに対する充電
電流が車載バッテリから前記接点を介して供給され、か
つ前記固有信号の送信が開始されるようにしてなること
を特徴とする車両用盗難防止装置。 - 【請求項2】前記キー装置は、前記送信手段から前記固
有信号を送信させるためのトリガ手段を有するものであ
ることを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の車両
用盗難防止装置。 - 【請求項3】前記送信手段は、空間伝搬信号送信手段を
有するものであることを特徴とする特許請求の範囲第1
項若しくは第2項のいずれかに記載の車両用盗難防止装
置。 - 【請求項4】前記キー装置は、複数の向きのいずれにて
も前記キースイッチに差込み得るようになっており、前
記キー装置及び前記キースイッチのいずれか一方の前記
接点が、前記差込み方向の数だけ前記キー装置の軸線廻
りに等間隔に設けられていることを特徴とする特許請求
の範囲第1項乃至第3項のいずれか1項に記載の車両用
盗難防止装置。 - 【請求項5】充電電流制御手段を有することを特徴とす
る特許請求の範囲第1項乃至第4項のいずれか1項に記
載の車両用盗難防止装置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27143986A JPH0747905B2 (ja) | 1986-11-14 | 1986-11-14 | 車両用盗難防止装置 |
DE3738565A DE3738565C2 (de) | 1986-11-14 | 1987-11-13 | Diebstahlsicherungssystem für Fahrzeuge |
US07/277,400 US4868409A (en) | 1986-11-14 | 1988-11-28 | Vehicular anti-theft system |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27143986A JPH0747905B2 (ja) | 1986-11-14 | 1986-11-14 | 車両用盗難防止装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63125784A JPS63125784A (ja) | 1988-05-28 |
JPH0747905B2 true JPH0747905B2 (ja) | 1995-05-24 |
Family
ID=17500038
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27143986A Expired - Fee Related JPH0747905B2 (ja) | 1986-11-14 | 1986-11-14 | 車両用盗難防止装置 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4868409A (ja) |
JP (1) | JPH0747905B2 (ja) |
DE (1) | DE3738565C2 (ja) |
Families Citing this family (89)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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