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JPH0745794A - 強誘電体メモリの駆動方法 - Google Patents

強誘電体メモリの駆動方法

Info

Publication number
JPH0745794A
JPH0745794A JP5183826A JP18382693A JPH0745794A JP H0745794 A JPH0745794 A JP H0745794A JP 5183826 A JP5183826 A JP 5183826A JP 18382693 A JP18382693 A JP 18382693A JP H0745794 A JPH0745794 A JP H0745794A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ferroelectric
voltage
source
drain
gate electrode
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5183826A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Mihara
孝士 三原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Olympus Optical Co Ltd filed Critical Olympus Optical Co Ltd
Priority to JP5183826A priority Critical patent/JPH0745794A/ja
Priority to US08/278,892 priority patent/US5515311A/en
Publication of JPH0745794A publication Critical patent/JPH0745794A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C11/00Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor
    • G11C11/21Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using electric elements
    • G11C11/22Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using electric elements using ferroelectric elements
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C11/00Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor
    • G11C11/21Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using electric elements
    • G11C11/22Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using electric elements using ferroelectric elements
    • G11C11/223Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using electric elements using ferroelectric elements using MOS with ferroelectric gate insulating film

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Non-Volatile Memory (AREA)
  • Dram (AREA)
  • Semiconductor Memories (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、1つのセルに単一FゲートFETを
用いた高密度で且つ通常使用の低電圧で書込みができ、
かつ非破壊読出しできる不揮発性メモリの強誘電体ゲー
トトランジスタメモリセルの駆動方法を提供することを
目的とする。 【構成】本発明は、半導体基板1上にソース及びドレイ
ン2,3が形成され、該ソース及びドレイン間のチャネ
ル領域上に強誘電体薄膜4を形成し、その上層に導電性
電極からなるゲート電極5を形成した強誘電体ゲートト
ランジスタ構造の強誘電体ゲートトランジスタメモリセ
ル20を構成し、前記メモリセル20のゲートにXワー
ドライン6、ソース,ドレインにYデータラインを接続
し、又はX,Yラインの行,列が逆にメモリセル20に
接続され、パスゲートトランジスタを不要とする1トラ
ンジスタ/1セルのみで駆動する強誘電体メモリの駆動
方法である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、強誘電体ゲートトラン
ジスタメモリの駆動方法に係り、特にメモリ情報の非破
壊読み出し方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、強誘電体材料の持つヒステリシ
ス特性を利用して情報を記録する強誘電体メモリには、
第1に強誘電体容量とその強誘電体セルを選択するトラ
ンジスタを組み合せたものと、第2に薄膜化された強誘
電体を半導体基板の上に積層して、その電流や抵抗をコ
ントロールする2種類の技術がある。
【0003】このうち第2の技術は、非破壊的にメモリ
セルの持つ情報を引き出せると言う可能性を持ってい
る。この技術は、「第5章、強誘電体薄膜の積層化技術
と新デバイスの展望」第3節、強誘電体ゲート不揮発メ
モリFET−MFS−FET、奥山雅則」に記載されて
おり、図10に示すような構造と動作原理に基づいてい
る。
【0004】この構成において、半導体基板1上に図示
しないn型のウェル領域、p型のソース領域2,ドレイ
ン領域3、及びその端子、さらに強誘電体薄膜4、ゲー
ト電極5が形成される。ここで図10(a)は、分極が
下向きの場合の分極状態を示しており、図10(b)
は、分極が上向きの場合の分極状態を示している。この
分極が上向きの場合には、ゲートに電圧を印加しなくて
も、図10(b)に示すようにチャネルが形成されて、
同図(c)に示すようにドレイン電流が流れる。
【0005】また、その他公知な例としては、特開平5
−120866号公報に開示される図11に示すよう
な、強誘電体ゲートトランジスタ(以下、FゲートFE
Tと称する)と選択用のMOS−FETを組み合せて選
択できるようにした例や、図12に示すようなMOS−
FETのゲート電極の上に強誘電体キャパシタ(以下、
FCと称する)を積層する。また、この間にビットライ
ン電極を付加したものも、特開平5−90532号公報
により公知である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし前述した図10
に代表されるFゲートFETは、秀れた可能性を持ちな
がら3つの決定的な問題点があった。それは、第1に、
書き込み又は消去動作をゲート電極5と半導体基板1の
間に電圧をかけて行わせるようとすると、きわめて高い
電圧を加えなくてはならない。また第2に、所望するF
ゲートFETを選択するためには、選択用のトランジス
タをさらに設ける必要があり、その結果、回路規模が大
きくなり、強いてはメモリセルの面積が大きくなる。第
3に、メモリセルから非破壊で読み出しを行うためには
ソース2,ドレイン3に電圧をかける必要があるが、印
加の際に、ゲート電極5とソース2,ドレイン3とゲー
ト電極5の間にそれぞれ電圧がかかってしまい、メモリ
セル内の強誘電体キャパシタ4の分極がくり返しによっ
て消えてしまう。
【0007】また特開平5−90532号公報に記載さ
れた図12の構造は、書き込み電圧を低減することを要
旨とするものであり、強誘電体キャパシタ4にワードラ
イン(Xiワードライン)6とビットライン(Yjデー
タライン)7を設け、書き込み時には直接的に強誘電体
キャパシタに印加している。
【0008】しかし該公報には、書き込み時や読み出し
時の方法についての具体的な記載がなく、さらに、バイ
アスの方法選択の方法、読み出し時のセンスの方法につ
いても何ら記載されていない。また、図10に示す動作
原理を示す図や前述した文献や公知の資料等にも、書き
込み,読み出しの方法や選択の方法に関して何も述べら
れていない。
【0009】従って、従来の公知例においては、前述し
た3つの問題点について、何も解決されていない。そこ
で本発明は、1つのセルに単一のFゲートFETを用い
た高密度で且つ通常のICや半導体メモリに使われる5
Vや3Vの低電圧で書き込みができ、かつ非破壊で読み
出しできる不揮発性メモリとなる強誘電体ゲートトラン
ジスタメモリセルの駆動方法を提供することを目的とす
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、第1型の半導体上に第2の型のソース及び
ドレイン領域が形成され、これらソース及びドレイン領
域間のチャネル領域上に強誘電体薄膜を形成し、その上
部に導電性のゲート電極からなる強誘電体ゲートトラン
ジスタ構造を有する強誘電体ゲートトランジスタメモリ
セルがマトリックス状に配置された強誘電体メモリにお
いて、読み出し時には、ゲート電極とソース又はドレイ
ンに強誘電体の抗電界(抗電圧)よりも低い電圧を強誘
電体の最大印加電界部にかかるようにし、且つソース−
ドレイン間の電圧を強誘電体の最大印加電界部が抗電圧
よりも小さくなるように制限する。さらにメモリセルの
選択は、ゲート電極とソース又はドレインの2端子とし
て構成する単純マトリックス構造の1点で選択されるこ
とによって非破壊読み出しする強誘電体メモリの駆動方
法を提供する。
【0011】
【作用】以上のような構成の強誘電体メモリは、1つの
FゲートFET/1メモリセルで形成されて極めて高密
度で、且つ非破壊読み出しにより低電圧で書き込み,消
去,読み出しされるものであり、読み出し回数がほぼ無
限大の不揮発性のメモリ素子が実現される。
【0012】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細
に説明する。まず図1を参照して、本発明の強誘電体メ
モリの駆動方法の概要について説明する。
【0013】このメモリセルの構造は、従来からの公知
のFゲートFETを用いており、ソース2,ドレイン
3、強誘電体キャパシタ4、ゲート電極5により構成さ
れる。この例では、Xワードライン(行ライン)6は、
ゲート電極5に接続される。
【0014】次にYデータライン(列ライン)7は、F
ゲートFETのドレイン3に接続され、ソース2はGN
Dレベル、半導体基板1はIC中で最も低い電圧に固定
される。
【0015】そしてYデータライン7は、CD負荷容量
8を介して接地(GND)され、且つアンプ10の入力
端に接続される。このアンプ10はレファレンスレベル
(Vref )9とYデータライン7との差を検出し、出力
端11に出力する。このXワードライン6とYデータラ
イン7は、X−Yの単純マトリックス構造となってい
る。
【0016】ここで、書き込み用のパルスVW (x) ,V
W (Y) は、それぞれXワードライン6へ加える電圧、Y
データライン7へ加える電圧である。読み出し用パルス
r (x) ,Vr (Y) は、それぞれXワードライン6,Y
データライン7へ加える。本発明では、このVW (x)
W (Y) ,Vr (x) ,Vr (Y) の値を決定する事が極め
て重要であり、且つ書き込みと、非破壊の読み出しを可
能にする。
【0017】図2は、本発明の第1実施例の強誘電体メ
モリの駆動方法を説明するためのFゲートFETの構造
とCV特性を示す。この強誘電体メモリは、図2(a)
に示すようなp型の半導体基板1上にn+型半導体から
なるソース領域及びドレイン領域2,3が形成され、こ
れらソース及びドレイン領域2,3間のチャネル領域上
に強誘電体薄膜4を形成し、その上層に導電性電極から
なるゲート電極5を形成した強誘電体ゲートトランジス
タ構造を有する強誘電体ゲートトランジスタメモリセル
(以下、メモリセルとする)12である。
【0018】図2(c)は、ゲート電極5を(+)側
に、半導体基板1を(−)側としたときのCV特性曲線
である。この場合、Vgsb (ゲートとサブストレイト間
の電圧)はこの強誘電体材料の抗電圧VC より、はるか
に大きな電圧をかけて書き込む必要がある。この場合、
半導体層が蓄積状態すなわち、負の電位の場合は、半導
体層中の容量が小さいため電圧がかかりにくく、このた
め十分な電圧値を印加する必要がある。つまり、負の電
圧をかけて“0”の書き込みを行う場合は、半導体中の
容量Cs ,強誘電体の容量Cf とすると強誘電体に印加
される電圧Vf は、
【0019】
【数1】 ここで、Vgsb はゲート電極5とサブストレート電極1
a間の電圧である。
【0020】通常、半導体基板1のウェル領域は、1×
1016〜10×1016cm-3の濃度であり、その空乏層
領域の厚さは0.3μm〜1μmでる。また、誘電率ε
は、シリコンが11.9、強誘電体キャパシタが100
〜1000であり、シリコンに比べて、10〜100倍
の差がある。よって、
【0021】
【数2】 となる。つまり、書き込みのための電圧VW は強誘電体
にかかる電圧が抗電圧VC を越える必要があるため、V
gsb はVCの30〜300倍必要となる。一方、ゲート
電極5に正の電圧をかけて書き込む場合は、チャネル内
に自由電子が多数存在するために、ほぼVC 以上の電圧
で書き込める。しかし、負の電圧と同程度の大きな電圧
をかけると、強誘電体に電荷が注入することや、アンバ
ランシェ破壊が発生する。このため書き込み電圧は、+
C 〜−30〜−300VC と強いアンバランスを持
つ。
【0022】このため本実施例では、図1(a)に示す
ように、例えば、Xiワードライン6をゲート電極5
へ、Yjデータライン7をソース2とドレイン3を同時
にあるいは、図3(b)に示すようにXiワードライン
6をゲート電極5にYjデータライン7をソース2又は
ドレイン3のいずれか一方に印加する。この場合、pウ
ェル領域は耐圧が維持できる限り、濃度が薄い方が望ま
しい。
【0023】後述するように、このトランジスタのソー
ス2およびドレイン3の領域には、あまり高い電圧を加
えないため、このpウェル領域の濃度は10+14 〜10
+16cm-3程度が望ましい。この場合に、ソース2とド
レイン3を同電位にするとpウェル領域が高抵抗のた
め、pウェル領域の引出電極は、IC内部の最低電位に
固定されていても、ソース2とドレイン3及びゲート直
下は同電位、もしくはビルトイン電圧0.6〜0.8V
の差で同電位となる。これによって、ゲート電極直下に
も同様の電圧をかける事が可能となる。
【0024】この方法においては、ソース2,ドレイン
3は、電子濃度が1×1021〜10×1021と高く、負
の電圧をかける場合には、空乏層が発生しても数nmと
きわめて薄くなるため、強誘電体キャパシタ4の容量と
同じか大きくなり、VW はVC の高々2倍となる。
【0025】従って、書き込み電圧はゲート電極5とソ
ース2,ドレイン3間にかける方が好しい。以上のよう
に本発明では、書き込み電圧は、図1に示したような周
知な構造のメモリセルへの情報の書き込み方法は、ゲー
トとソース/ドレインとのマトリックスにより行う。
【0026】図3(a)では、Xiワードライン6をゲ
ート電極5へ、Yjデータライン7をFゲートMOSの
ソース/ドレインの両方にかけるものであり、図3
(b)では、Xワードラインはゲート電極5、Yデータ
ライン7はドレイン3又はソース2に電圧を印加し、ソ
ース2又はドレイン3は共通接続(共通端子)されるも
のである。この共通端子化は、セルの縮少を図るには重
要である。この場合、ゲート電極5とドレイン3間に挟
まれた部分のみが分極し、作用する。
【0027】また、図3(c),(d)は、駆動方法を
説明するための図であり、同図(c)に示す1/2VW
方式で、選択セルにVW が半選択セルに1/2VW が非
選択セルには0Vがかかるように設定される。さらに、
図3(d)は、1/3VW 方式であり、選択セルVW
半選択セルおよび非選択セルは共に1/3VW が印加さ
れる。
【0028】このVW の電圧の設定は、図3(e),
(f)のデータを用いて決定できる。図3(e)は、ス
イッチングチャージ電位QSW対パルス電位の関係を示
し、VWは望ましくは、スイッチングチャージ電位が飽
和した領域で用いることが望ましい。図3(f)はいわ
ゆる“lach of true EC ”を示すものであり、つまり
妨害パルス(disturbance Pulse )に対する耐性を示し
ている。
【0029】これら図3(e),(f)に示すnは、1
/2VW 法では“2”、1/3VW法では“3”を表わ
している。同図(f)では抗電圧VC 以下のVW /nの
電圧のパルスを逆方向に分極した後で、N回加えた時の
スイッチング電荷QSWの劣化特性を表わしている。強誘
電体キャパシタ4では、たとえVC 以下であっても、こ
の図のように、1〜2回のパルスでは劣化しないが、1
4 〜106 回とくり返しパルスを与えた場合には劣化
する。
【0030】ここで抗電圧を望ましくは、1.0Vと
し、n=3すなわち1/3VW 駆動方式を用いて、VW
を1.5V,VW /3を0.5Vと設定できる。この場
合、図3(f)に示すように、Nが106 回のくり返し
外乱パルスでも耐えられる。
【0031】次に読み出し方法について説明する。ここ
で強誘電体メモリは、図2(a)の構造で、図1に示す
ような回路であるものとする。この強誘電体メモリにお
いて、フラットバンド電圧は、
【0032】
【数3】 ここで、φMSは金属電極の仕事関係差とし、QFCは強誘
電体中のチャージ量の1次のモーメントすなわち、
【0033】
【数4】 ここで、ρ(y)は空間チャージ量の分布とし、yは強
誘電体と半導体との界面をθにした場合の強誘電体中の
座標とする。ここに残留分極Pr を持つ強誘電体の分極
を考慮すると、
【0034】
【数5】 スレッシュホールド電圧Vthは、
【0035】
【数6】 ここで、φは表面ポテンシャルとし、εs ,εf はシリ
コンSiおよび強誘電体の誘電率でとする。次にソー
ス,ドレイン電流は、
【0036】
【数7】 ここで、+と−は分極の方向を示す。すなわち分極の方
向による電流は、
【0037】
【数8】 つまり、電流Id はゲート電圧Vgs + ,Vgs - および分
極+Pr ,−Pr の4つのパラメータによって変化す
る。図4(a),(b),(d)は本現象を表わしてい
る。すなわち図4(a)は、分極“1”と“0”の差に
よるIDS−Vgsの特性、同図(c)は分極を“1”(下
向き)の時のVgsをVgs + とVgs - の2つの電圧を与え
た場合、同図(d)は“0”(上向き)の場の同様のも
のである。
【0038】前述したように読み出す場合においては、
非破壊読み出しを行うために次のような制限が加わる。
すなわち強誘電体にかかる電圧を図3(f)で示す外乱
パルスによって劣化しないような値に制限する必要があ
る。
【0039】例えば、1010回のくり返しパルスで50
%劣化する電圧をVcの0.3倍と見込んでいるため、
実質的な強誘電体にかかる電圧を0.3Vc以下にしな
くてはならない。ここでVgs +,- は、 0<Vgs +,- <系数×0.3VC ここで系数はVgs電圧と実際に強誘電体にかかる電圧の
比率であり通常1〜3である。図4(b)に示すように
gs +,- とVC の関係がある。
【0040】実際のメモリセル上では図4(e)に示す
ようにメモリセルの選択状態によって、6つの状態を取
るすなわち“1”の分極状態のS1 ,HS1 ,US1
ここでSは選択セル状態、HSは半選択、ここで半選択
とはXかYかいずれかの選択、USは非選択である
“0”の分極状態でS0 ,HS0 ,US0 である。この
値は1/2Vw 法、1/3VW 法,1/3VW 法で劣化
するすなわち1/2Vw 法ではメモリセルにかかる電圧
gsは、
【0041】
【数9】 1/3VW 法では、
【0042】
【数10】 ここで、VR はセルにかかる電圧であり、1/2Vw
では各ラインに0又は±1/2VR を与え、1/3VW
法では0,VR ,±1/3VR を与える。これは図3
(c),(d)と同様である。再び、図4の(e)に移
ると電圧は、
【0043】
【数11】 の順でかつ、
【0044】
【数12】 であるため、“1”の分極を持つかつ選択されたセルが
最もIDSが流れ、且つ、HS 1 やS0 の状態に差を十分
つける事により、同一データラインにつながるメモリセ
ルの数をふやすことができる。
【0045】次に、非破壊読出しするためには、ソー
ス,ドレイン間へもあまり大きな電圧が印加できない。
これも図3(f)で決まる劣化特性、ここでは、Vcの
約0.3倍以下にする必要がある。
【0046】次に図5,図6を参照して本発明による第
2実施例としての強誘電体メモリの駆動方法について説
明する。図5は、強誘電体メモリセルの断面を示し、p
型半導体基板21上にフィールド酸化膜22で囲まれた
窓を開け、露出される所定領域にイオン注入等でn+
のソース/ドレイン領域23を形成する。さらに強誘電
体膜24を形成してその上層にゲート電極25を形成す
る。次に全面上に絶縁層26を形成し、その後、選択エ
ッチングにより前記ソース/ドレイン領域23が露出す
るように除去する。露出したソース/ドレイン領域23
上に導電体からなる配線を形成する。図6には、前記メ
モリセルの配置の一例として、周辺回路回路を含めた構
成を示している。
【0047】図6に示されるA1 〜An ,An+1 〜Am
29はアドレスを示し、X,Yマルチプレクサ28,3
0を通して指定されるメモリセルに加えられるデータ
は、共通ラインから出力され、トランジスタφC 33と
トランジスタφW 34により、クランプ電圧Vclamp
1もしくは書き込み電圧Vwrite 32に切換えられる。
ref 35は電圧として与えても良いし、ダミーセルを
用いても良い。
【0048】次に図7を参照して本発明による第3実施
例としての強誘電体メモリの駆動方法について説明す
る。この第3実施例の強誘電体メモリは、図5,6に示
したデバイス構造と構成がほぼ同様であるが、書き込み
時にソース2とドレイン3を同一電位に保つためのスイ
ッチφW 34となるトランジスタが設けられている。ク
ランプ信号31は、読み出し時に信号を与え、トランジ
スタをONして、ソースのつながるデータライン6をク
ランプ信号に固定し、かつ信号をセンスアンプ37に導
いている。
【0049】次に図8を参照して本発明による第4実施
例としての強誘電体メモリの駆動方法について説明す
る。この第4実施例の強誘電体メモリにおいて、ソー
ス,ドレイン23間の電位差が重要であり、且つVth
チャネルドープによってコントロールする必要がある。
【0050】図8では、p型低濃度基板の上にn+ 型の
チャネルドープを行いチャネル領域40を形成する。こ
のn+ 型は、その濃度と深さをVthを合わせるべく、チ
ャネルイオン打込みによってコントロールする。望まし
くはpウェル領域の濃度は、1014〜1016cm-3
度、チャネル領域40を1016〜1019cm-3程度とす
る。この場合、ゲート電圧が0V付近の時は、チャネル
が形成され、ソース/ドレイン23が同電位化する。負
の電圧の印加により、このチャネルが非導通化する。
【0051】次に図9を参照して本発明による第5実施
例としての強誘電体メモリの駆動方法について説明す
る。この第5実施例の強誘電体メモリにおいて、前述し
た第2実施例に示したように、書き込み時ソース/ドレ
イン23を同電位に保つようにするためには、p-ウェ
ル領域の濃度を下げる方が望ましい。しかし、p- ウェ
ル領域1の濃度を下げると、耐圧が維持できなくなる。
【0052】このため本実施例では、チャネル直下のp
- ウェル領域61とp- ウェル領域21間に比較的高濃
度のp領域621dを設ける。ここで望ましくはp-
ェル領域21は、1013〜1016cm-3程度、p- ウェ
ル領域61は、1016〜1018cm-3程度である。
【0053】以上説明したように、本実施例によれば、
高集積が可能な非破壊の読み出し可能な不揮発性メモリ
が実現できる。つまり、非破壊型の不揮発性メモリの強
誘電体ゲートトランジスタメモリセルで構成されるSR
AMやDRAMは、同等の書き込み、消去、読み出し時
間で動作することができる。また本発明は、前述した実
施例に限定されるものではなく、他にも発明の要旨を逸
脱しない範囲で種々の変形や応用が可能であることは勿
論である。
【0054】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、1
つのセルに単一のFゲートFETを用いた高密度で且つ
通常のICや半導体メモリに使われる5Vや3Vの低電
圧で書き込みができ、かつ非破壊で読み出しできる不揮
発性メモリとなる強誘電体ゲートトランジスタメモリセ
ルの駆動方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の強誘電体メモリの駆動方法の概要につ
いて説明するための図である。
【図2】本発明の第1実施例の強誘電体メモリの駆動方
法を説明するため構造と特性を示す図である。
【図3】第1実施例の強誘電体メモリの駆動方法を説明
するための図である。
【図4】本発明による第1実施例としての強誘電体メモ
リの駆動方法を説明するための図である。
【図5】本発明による第2実施例としての強誘電体メモ
リの駆動方法を説明するための強誘電体メモリセルの積
層構造を示す図である。
【図6】図5の強誘電体メモリセルをマトリックス配置
し、周辺回路回路を含めた構成例を示す図である。
【図7】本発明による第3実施例の強誘電体メモリの駆
動方法について説明するのための周辺回路回路を含めた
構成例を示す図である。
【図8】本発明による第4実施例としての強誘電体メモ
リの駆動方法を説明するための強誘電体メモリセルの積
層構造を示す図である。
【図9】本発明による第5実施例としての強誘電体メモ
リの駆動方法を説明するための強誘電体メモリセルの積
層構造を示す図である。
【図10】従来のメモリ装置の第1の構成例を示す図で
ある。
【図11】従来のメモリ装置の第2の構成例を示す図で
ある。
【図12】従来のメモリ装置の第3の構成例を示す図で
ある。
【符号の説明】
1…半導体基板、1a…サブストレート電極、2…ソー
ス(ソース領域)、3…ドレイン(ドレイン領域)、4
…強誘電体(強誘電体キャパシタ)、5…ゲート電極、
6…ワードライン(Xワードライン)、7…データライ
ン(Yjデータライン)、8…CD負荷容量、9…レフ
ァレンスレベル(Vref )、10…アンプ、11…出力
端、20…強誘電体ゲートトランジスタメモリセル、2
8…X−マルチプレクサ、29…Y−マルチプレクサ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1型の半導体上に第2の型のソース及
    びドレイン領域が形成され、前記ソース及びドレイン領
    域間のチャネル領域上に強誘電体薄膜を形成し、その上
    部に導電性のゲート電極を形成する強誘電体ゲートトラ
    ンジスタ構造を有する強誘電体ゲートトランジスタメモ
    リセルがマトリックス状に配置された強誘電体メモリに
    おいて、 前記ゲート電極と、ソース又はドレイン若しくは、該ゲ
    ート電極とソース及びドレインの同時の2端子で構成す
    る、単純マトリックス構造内の選択した1点で、予め記
    録された情報を消去させる又は新たな情報を書き込みを
    行わせる強誘電体メモリの駆動方法。
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