JPH074426A - カラーピン継手 - Google Patents
カラーピン継手Info
- Publication number
- JPH074426A JPH074426A JP6019683A JP1968394A JPH074426A JP H074426 A JPH074426 A JP H074426A JP 6019683 A JP6019683 A JP 6019683A JP 1968394 A JP1968394 A JP 1968394A JP H074426 A JPH074426 A JP H074426A
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- JP
- Japan
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- casing
- collar
- pin
- bearing bush
- pin joint
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C11/00—Pivots; Pivotal connections
- F16C11/04—Pivotal connections
- F16C11/06—Ball-joints; Other joints having more than one degree of angular freedom, i.e. universal joints
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C11/00—Pivots; Pivotal connections
- F16C11/04—Pivotal connections
- F16C11/06—Ball-joints; Other joints having more than one degree of angular freedom, i.e. universal joints
- F16C11/08—Ball-joints; Other joints having more than one degree of angular freedom, i.e. universal joints with resilient bearings
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62D—MOTOR VEHICLES; TRAILERS
- B62D7/00—Steering linkage; Stub axles or their mountings
- B62D7/16—Arrangement of linkage connections
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C2326/00—Articles relating to transporting
- F16C2326/20—Land vehicles
- F16C2326/24—Steering systems, e.g. steering rods or columns
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T403/00—Joints and connections
- Y10T403/32—Articulated members
- Y10T403/32606—Pivoted
- Y10T403/32614—Pivoted including circumferential biasing or damping means
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
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- Y10T403/00—Joints and connections
- Y10T403/32—Articulated members
- Y10T403/32606—Pivoted
- Y10T403/32631—Universal ball and socket
- Y10T403/32721—Elastomeric seat
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
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- Y10T403/32—Articulated members
- Y10T403/32606—Pivoted
- Y10T403/32631—Universal ball and socket
- Y10T403/32737—Universal ball and socket including liner, shim, or discrete seat
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- General Engineering & Computer Science (AREA)
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- Combustion & Propulsion (AREA)
- Transportation (AREA)
- Pivots And Pivotal Connections (AREA)
- Hinges (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 ケーシング1を有するカラーピン継手で、該
カラーピンが軸受ブッシュ3aを通して、ケーシング1
の円筒形軸受面1cに対して支持され、ケーシング1が
軸受ブッシュ3aに軸線方向プレストレスを加えるカバ
ー10によって閉鎖されるようになっているカラーピン
継手を改良し、該カラーピン継手の復元力および縦揺れ
弾性を前もって正確に調節し得る。 【構成】 二つの軸受ブッシュ3aで、それぞれカラー
5の軸線方向に延びる二つの半分を覆うリング部分3c
と、内向きに厚くされた基礎部分3bとを有する軸受ブ
ッシュを設け、該軸受ブッシュがピン4の円筒面7と、
ケーシング1およびカバー10との間の空間を満たすよ
うにする。
カラーピンが軸受ブッシュ3aを通して、ケーシング1
の円筒形軸受面1cに対して支持され、ケーシング1が
軸受ブッシュ3aに軸線方向プレストレスを加えるカバ
ー10によって閉鎖されるようになっているカラーピン
継手を改良し、該カラーピン継手の復元力および縦揺れ
弾性を前もって正確に調節し得る。 【構成】 二つの軸受ブッシュ3aで、それぞれカラー
5の軸線方向に延びる二つの半分を覆うリング部分3c
と、内向きに厚くされた基礎部分3bとを有する軸受ブ
ッシュを設け、該軸受ブッシュがピン4の円筒面7と、
ケーシング1およびカバー10との間の空間を満たすよ
うにする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はケーシングを有するカラ
ーピン継手において、該ケーシング内にカラーピンが回
転自在に、かつ限られた縦揺れ運動を行い得るように軸
支され、該カラーピンがそのカラーの円筒形套面と、両
側が環状面を通して該円筒形套面に接続されるピンの円
套面とにおいて軸受ブッシュを通して、ケーシングの円
筒形軸受面により支持され、前記ケーシングが、軸受ブ
ッシュに軸線方向プレストレスを加えるカバーによって
閉鎖されるようになっているカラーピン継手に関する。
ーピン継手において、該ケーシング内にカラーピンが回
転自在に、かつ限られた縦揺れ運動を行い得るように軸
支され、該カラーピンがそのカラーの円筒形套面と、両
側が環状面を通して該円筒形套面に接続されるピンの円
套面とにおいて軸受ブッシュを通して、ケーシングの円
筒形軸受面により支持され、前記ケーシングが、軸受ブ
ッシュに軸線方向プレストレスを加えるカバーによって
閉鎖されるようになっているカラーピン継手に関する。
【0002】
【従来の技術】このようなカラーピン継手は技術的に公
知である。これら周知のカラーピン継手の欠点は、軸受
シェルが三つの部分として形成され、かつ継手の限定さ
れた復帰は、これを製造する時に非常に厳しい公差を保
持することによってのみ実現されると言うことである。
したがってこの周知のカラーピン継手の復元力は、厳守
すべき公差により、したがってまた軸受メタル材料の摩
耗によって大きく左右される。
知である。これら周知のカラーピン継手の欠点は、軸受
シェルが三つの部分として形成され、かつ継手の限定さ
れた復帰は、これを製造する時に非常に厳しい公差を保
持することによってのみ実現されると言うことである。
したがってこの周知のカラーピン継手の復元力は、厳守
すべき公差により、したがってまた軸受メタル材料の摩
耗によって大きく左右される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は前記の
型式のカラーピン継手において、前もって狭い公差を設
ける必要がないために製造費を低下せしめ得ると共に、
実質的に摩耗とは関係なく復元力を保証し得るカラーピ
ン継手を提供することである。
型式のカラーピン継手において、前もって狭い公差を設
ける必要がないために製造費を低下せしめ得ると共に、
実質的に摩耗とは関係なく復元力を保証し得るカラーピ
ン継手を提供することである。
【0004】
【問題を解決するための手段】前記目的は本発明によれ
ば、二つの軸受ブッシュを設け、各軸受ブッシュがそれ
ぞれカラーの軸線方向延長部分の二つの半分を覆うリン
グ部分と、内向きに厚くされた基礎部分とを有し、該軸
受ブッシュがピンの円筒面と、ケーシングおよびカバー
との間の空間を満たすようになすことによって達成され
る。
ば、二つの軸受ブッシュを設け、各軸受ブッシュがそれ
ぞれカラーの軸線方向延長部分の二つの半分を覆うリン
グ部分と、内向きに厚くされた基礎部分とを有し、該軸
受ブッシュがピンの円筒面と、ケーシングおよびカバー
との間の空間を満たすようになすことによって達成され
る。
【0005】本発明による別のカラーピン継手において
は、軸受シェルは二つの軸受ブッシュだけで構成され
る。軸線方向の継手内残留応力、したがってまた継手の
復元力は、同様に形成される二つの軸受ブッシュを、対
応する大きさのものとなすことによって得られる。たと
えば軸線方向に延びる軸受ブッシュのリング部分は、カ
ラーピンがカラーの区域において、これに続く円筒面よ
りもケーシング内に強く締着されるように形成される。
このように形成されたカラーピン継手はその復元力は小
さい。大きな復元力は、ケーシング内におけるカラーピ
ンの残留応力を、軸受ブッシュの基礎部分を通して高
め、それによってカラーに続く円筒面が、カラーピンの
傾斜時に生じる縦揺れモーメントを受入れるようになす
ことによって得られる。
は、軸受シェルは二つの軸受ブッシュだけで構成され
る。軸線方向の継手内残留応力、したがってまた継手の
復元力は、同様に形成される二つの軸受ブッシュを、対
応する大きさのものとなすことによって得られる。たと
えば軸線方向に延びる軸受ブッシュのリング部分は、カ
ラーピンがカラーの区域において、これに続く円筒面よ
りもケーシング内に強く締着されるように形成される。
このように形成されたカラーピン継手はその復元力は小
さい。大きな復元力は、ケーシング内におけるカラーピ
ンの残留応力を、軸受ブッシュの基礎部分を通して高
め、それによってカラーに続く円筒面が、カラーピンの
傾斜時に生じる縦揺れモーメントを受入れるようになす
ことによって得られる。
【0006】本発明の別の特色によれば、軸受ブッシュ
の基礎部分の端面に、開放リング溝が形成される。この
リング溝の形により、すなわち該リング溝の幅および深
さにより、軸受ブッシュの弾性、したがって軸受の縦揺
れ弾性が調節される。
の基礎部分の端面に、開放リング溝が形成される。この
リング溝の形により、すなわち該リング溝の幅および深
さにより、軸受ブッシュの弾性、したがって軸受の縦揺
れ弾性が調節される。
【0007】本発明の好適な実施例においては、リング
溝の縁はウエブによって相互に結合される。これら結合
ウエブの作用は、リング溝の縁を相互に支持し、したが
って支持が弱過ぎるようになるのを阻止することであ
る。好適な実施例によれば、ウエブは切線方向に延び、
ばねのように作動するから、カラーピンが回転運動およ
び縦揺れ運動を行う時に、切線方向に形成されたウエブ
が追加的な復元力を表すようになる。
溝の縁はウエブによって相互に結合される。これら結合
ウエブの作用は、リング溝の縁を相互に支持し、したが
って支持が弱過ぎるようになるのを阻止することであ
る。好適な実施例によれば、ウエブは切線方向に延び、
ばねのように作動するから、カラーピンが回転運動およ
び縦揺れ運動を行う時に、切線方向に形成されたウエブ
が追加的な復元力を表すようになる。
【0008】最後に、本発明においては、軸受ブッシュ
はポリアミドによって形成される。このポリアミドの採
用によって、軸受ブッシュは噴射成形品より安価に製造
することができ、かつ軸受ブッシュが1500 C以上の
熱負荷に耐え得ると言う利点が生じる。
はポリアミドによって形成される。このポリアミドの採
用によって、軸受ブッシュは噴射成形品より安価に製造
することができ、かつ軸受ブッシュが1500 C以上の
熱負荷に耐え得ると言う利点が生じる。
【0009】本発明の他の詳細および利点は、添付図面
によって次に説明する実施例によって明らかとなる。
によって次に説明する実施例によって明らかとなる。
【0010】
【実施例】図1および2に示されたカラーピン継手は実
質的にケーシング1を有し、該ケーシング内において、
カラーピン2が軸受シェル3の中に回転自在に、かつ限
られた縦揺れ運動を行うように軸持され、この軸受3シ
ェルは二つの軸受ブッシュ3aにより、2部分に別れた
部材として形成されている。
質的にケーシング1を有し、該ケーシング内において、
カラーピン2が軸受シェル3の中に回転自在に、かつ限
られた縦揺れ運動を行うように軸持され、この軸受3シ
ェルは二つの軸受ブッシュ3aにより、2部分に別れた
部材として形成されている。
【0011】図1の展開図は、カラーピン継手の構造を
示すものである。ケーシング1はその上側に取付孔1a
を有し、かつその下側に小さな孔1bを有している。ケ
ーシング1の内側は、軸受シェル3の軸受ブッシュ3a
に対する円筒形軸受面1cとして形成されている。
示すものである。ケーシング1はその上側に取付孔1a
を有し、かつその下側に小さな孔1bを有している。ケ
ーシング1の内側は、軸受シェル3の軸受ブッシュ3a
に対する円筒形軸受面1cとして形成されている。
【0012】カラーピン2は、ピン4上に形成された、
套面5aを備えたカラー5を有し、該套面はピン4の円
筒面に続いている。カラーピン2のピン4はその一方
に、円錐形のピン軸8を有している。同様に形成された
両方の軸受ブッシュ3aは、内向きに厚くされた基礎部
分3bを有し、この基礎部分に続いて半径方向に広がる
リング部分3cが設けられている。軸受ブッシュ3aの
この基礎部分3bには、その端面3dに開放リング溝9
が形成され、その縁は図3に示される如く、ウエブ9a
によって相互に結合されている。
套面5aを備えたカラー5を有し、該套面はピン4の円
筒面に続いている。カラーピン2のピン4はその一方
に、円錐形のピン軸8を有している。同様に形成された
両方の軸受ブッシュ3aは、内向きに厚くされた基礎部
分3bを有し、この基礎部分に続いて半径方向に広がる
リング部分3cが設けられている。軸受ブッシュ3aの
この基礎部分3bには、その端面3dに開放リング溝9
が形成され、その縁は図3に示される如く、ウエブ9a
によって相互に結合されている。
【0013】図2に示された組立済みのカラーピン継手
においては、ケーシング1はその両側が閉鎖されてい
る。この場合取付け孔1aはカバー10によって閉鎖さ
れ、一方下方孔1bは密封幌11によって閉鎖され、こ
の密封幌は一方においては、締付けリング12によりケ
ーシング1に固定され、かつ他方においてはカラーピン
2のピン軸8に堅く触圧している。
においては、ケーシング1はその両側が閉鎖されてい
る。この場合取付け孔1aはカバー10によって閉鎖さ
れ、一方下方孔1bは密封幌11によって閉鎖され、こ
の密封幌は一方においては、締付けリング12によりケ
ーシング1に固定され、かつ他方においてはカラーピン
2のピン軸8に堅く触圧している。
【0014】カラーピン継手を組立るには、先ず下方軸
受ブッシュ3aを、取付け孔1aを通してケーシング1
に挿入する。続いてカラーピン2のピン軸8を、さらに
ケーシング1内に挿入し、該ピン軸8が下方孔1bを通
ってケーシング1から突出するようにする。ケーシング
1内に挿入されたカラーピン2の環状面6は、下方軸受
ブッシュ3aの基礎部分3bに触座し、かつリング部分
3cは軸線方向において、カラー5の套面5aの高さの
ほぼ半分を囲繞するようになる。次に軸受シェル3を完
成するために、第2の軸受ブッシュ3aをカラーピン2
に嵌込み、環状部分3cがカラー5の套面5aの残りの
部分を囲繞するようにする。軸受ブッシュ3aの基礎部
分3bは、組立状態においては、ピン4の円筒面7と、
ケーシング1との間の空間を満たす。組立を完了させる
には、ケーシング1をカバー10によって閉鎖し、該ケ
ーシング1の取付け孔1aの縁がカバーの縁と重なるよ
うにする。
受ブッシュ3aを、取付け孔1aを通してケーシング1
に挿入する。続いてカラーピン2のピン軸8を、さらに
ケーシング1内に挿入し、該ピン軸8が下方孔1bを通
ってケーシング1から突出するようにする。ケーシング
1内に挿入されたカラーピン2の環状面6は、下方軸受
ブッシュ3aの基礎部分3bに触座し、かつリング部分
3cは軸線方向において、カラー5の套面5aの高さの
ほぼ半分を囲繞するようになる。次に軸受シェル3を完
成するために、第2の軸受ブッシュ3aをカラーピン2
に嵌込み、環状部分3cがカラー5の套面5aの残りの
部分を囲繞するようにする。軸受ブッシュ3aの基礎部
分3bは、組立状態においては、ピン4の円筒面7と、
ケーシング1との間の空間を満たす。組立を完了させる
には、ケーシング1をカバー10によって閉鎖し、該ケ
ーシング1の取付け孔1aの縁がカバーの縁と重なるよ
うにする。
【0015】この場合カバー10は軸受ブッシュ3aに
プレストレスを発生させる。その理由は該カバーが上方
軸受ブッシュ3aの基礎部分3cを押圧し、したがって
環状面6および下方軸受ブッシュ3aを通して、カラー
ピン2に軸線方向の力を加えるからである。
プレストレスを発生させる。その理由は該カバーが上方
軸受ブッシュ3aの基礎部分3cを押圧し、したがって
環状面6および下方軸受ブッシュ3aを通して、カラー
ピン2に軸線方向の力を加えるからである。
【0016】軸線方向の継手残留応力は、軸受ブッシュ
3aの寸法を適当にすることによって、正確に調節する
ことができる。たとえば小さな回転モーメントと、大き
な縦揺れ弾性とが必要とされる時には、カラー5の套面
に沿って軸線方向に延びるリング部分3cを、套面5a
の高さの半分より僅かに長くなるように形成し、カラー
ピン継手を組立てる時に、上方軸受ブッシュ3aの基礎
部分3bが上方環状面6に直接触座しないようにされ
る。カバー10によって残留応力を発生させた時に、初
めて基礎部分3bおよび環状面6は接触するが、このよ
うな方法ではカラーピン継手には,小さな軸線方向残留
応力しか得られない。
3aの寸法を適当にすることによって、正確に調節する
ことができる。たとえば小さな回転モーメントと、大き
な縦揺れ弾性とが必要とされる時には、カラー5の套面
に沿って軸線方向に延びるリング部分3cを、套面5a
の高さの半分より僅かに長くなるように形成し、カラー
ピン継手を組立てる時に、上方軸受ブッシュ3aの基礎
部分3bが上方環状面6に直接触座しないようにされ
る。カバー10によって残留応力を発生させた時に、初
めて基礎部分3bおよび環状面6は接触するが、このよ
うな方法ではカラーピン継手には,小さな軸線方向残留
応力しか得られない。
【0017】反対に大きな回転モーメントと、小さな縦
揺れ弾性とが必要とされる時には、軸受ブッシュ3aの
リング部分3cが、カラー5の套面5の高さの半分より
幾分短くなるようにされる。このような構造において
は、上方軸受ブッシュ3aの基礎部分3bは、残留応力
の生じない状態ですでに環状面6に触座する。カバー1
0によってこのような軸線方向の応力を加えることによ
り、カラーピン2に対する上方軸受ブッシュ3aの圧力
は大となり、したがって必要とされる小さな縦揺れ弾性
が得られる。
揺れ弾性とが必要とされる時には、軸受ブッシュ3aの
リング部分3cが、カラー5の套面5の高さの半分より
幾分短くなるようにされる。このような構造において
は、上方軸受ブッシュ3aの基礎部分3bは、残留応力
の生じない状態ですでに環状面6に触座する。カバー1
0によってこのような軸線方向の応力を加えることによ
り、カラーピン2に対する上方軸受ブッシュ3aの圧力
は大となり、したがって必要とされる小さな縦揺れ弾性
が得られる。
【0018】さらに縦揺れ弾性は、軸受ブッシュ3aの
基礎部分3b内に形成されるリング溝9の構造を変える
ことによって得られる。この場合溝9の弾性作用は、溝
の縁を相互に結合するウエブ9aによって高められる。
その理由はこれらウエブが溝の縁を相互に絶えず押圧す
る傾向を有しているからである。特に図3に示される如
く、ウエブ9aが切線方向に配置された時には、これら
ウエブは溝の縁に復元力を発生せしめ、したがって継手
の縦揺れ弾性に大きな影響をおよぼす。その理由はカラ
ーピン2が回転運動および縦揺れ運動を行う時には、切
線方向に配置されたウエブ9aがばねのように作用し、
したがって追加的な復元力が発生するからである。
基礎部分3b内に形成されるリング溝9の構造を変える
ことによって得られる。この場合溝9の弾性作用は、溝
の縁を相互に結合するウエブ9aによって高められる。
その理由はこれらウエブが溝の縁を相互に絶えず押圧す
る傾向を有しているからである。特に図3に示される如
く、ウエブ9aが切線方向に配置された時には、これら
ウエブは溝の縁に復元力を発生せしめ、したがって継手
の縦揺れ弾性に大きな影響をおよぼす。その理由はカラ
ーピン2が回転運動および縦揺れ運動を行う時には、切
線方向に配置されたウエブ9aがばねのように作用し、
したがって追加的な復元力が発生するからである。
【0019】このように形成されたカラーピン継手は、
軸受ブッシュ3aの合目的的構造によってカラーピン継
手に、正確に限定した復元力および縦揺れ弾性を与える
ことができる。
軸受ブッシュ3aの合目的的構造によってカラーピン継
手に、正確に限定した復元力および縦揺れ弾性を与える
ことができる。
【図1】本発明によるカラーピン継手の、一部断面で示
した展開図;
した展開図;
【図2】組立てられたカラーピン継手の、部分的縦断面
図;
図;
【図3】軸受ブッシュの平面図。
1 ケーシング 1a 取付け孔 1b 小さな孔 1c 軸受面 2 カラーピン 3 軸受シェル 3a 軸受ブッシュ 3b 基礎部分 3c リング部分 3d 端面 4 ピン 5 カラー 5a 套面 6 環状面 7 円筒面 8 ピン軸 9 リング溝 9a ウエブ 10 カバー 11 密封幌 12 締付けリング
Claims (5)
- 【請求項1】 ケーシングを有するカラーピン継手で、
該ケーシング内にカラーピンが回転自在に、かつ限られ
た縦揺れ運動を行うように軸時され、該カラーピンがそ
のカラーの円筒形套面と、両側が環状面を通して該円筒
形套面に接続されるピンの円筒面とにおいて、軸受ブッ
シュを通してケーシングの円筒形軸受表面により支持さ
れ、この時ケーシングが軸受ブッシュに軸線方向のプレ
ストレスを加えるカバーによって閉鎖されているカラー
ピン継手において、それぞれカラー(5)の半分の軸線
方向延長部分を覆うリング部分(3c)と、内向きに厚
くされた基礎部分(3b)とを備えた二つの軸受ブッシ
ュ(3a)を有し、該軸受ブッシュがピン(4)の円筒
面(7)と、ケーシング(1)およびカバー(10)と
の間の空間を満たすようになっていることを特徴とする
カラーピン継手。 - 【請求項2】 基礎部分(3b)内に、その端面(3
d)を開放するリング溝(9)が形成されている、請求
項1記載のカラーピン継手。 - 【請求項3】 リング溝(9)の縁がウエブ(9a)に
よって相互に結合されている、請求項2記載のカラーピ
ン継手。 - 【請求項4】 ウエブ(9a)がほぼ切線方向に延びて
いる、請求項3記載のカラーピン継手。 - 【請求項5】 軸受ブッシュ(3a)がポリアミドによ
って製作されている、請求項1から4までの何れか一つ
に記載のカラーピン継手。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE4304775A DE4304775C2 (de) | 1993-02-17 | 1993-02-17 | Gelenklager |
DE43047750 | 1993-02-17 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH074426A true JPH074426A (ja) | 1995-01-10 |
JP2567201B2 JP2567201B2 (ja) | 1996-12-25 |
Family
ID=6480662
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6019683A Expired - Lifetime JP2567201B2 (ja) | 1993-02-17 | 1994-02-16 | カラーピン継手 |
Country Status (9)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5529420A (ja) |
EP (1) | EP0611892B1 (ja) |
JP (1) | JP2567201B2 (ja) |
KR (1) | KR940020014A (ja) |
BR (1) | BR9400595A (ja) |
CZ (1) | CZ31794A3 (ja) |
DE (2) | DE4304775C2 (ja) |
ES (1) | ES2105356T3 (ja) |
MX (1) | MX9401214A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009509115A (ja) * | 2005-09-20 | 2009-03-05 | フェデラル−モーグル コーポレイション | ボールジョイントスタッド、タイロッド、スウェイバーリンクなどのための円錐アダプタ |
Families Citing this family (13)
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