JPH0741204A - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置Info
- Publication number
- JPH0741204A JPH0741204A JP5187729A JP18772993A JPH0741204A JP H0741204 A JPH0741204 A JP H0741204A JP 5187729 A JP5187729 A JP 5187729A JP 18772993 A JP18772993 A JP 18772993A JP H0741204 A JPH0741204 A JP H0741204A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- transfer
- guide
- sheet
- paper
- drum
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G15/00—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
- G03G15/65—Apparatus which relate to the handling of copy material
- G03G15/6555—Handling of sheet copy material taking place in a specific part of the copy material feeding path
- G03G15/657—Feeding path after the transfer point and up to the fixing point, e.g. guides and feeding means for handling copy material carrying an unfused toner image
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G2215/00—Apparatus for electrophotographic processes
- G03G2215/00362—Apparatus for electrophotographic processes relating to the copy medium handling
- G03G2215/00367—The feeding path segment where particular handling of the copy medium occurs, segments being adjacent and non-overlapping. Each segment is identified by the most downstream point in the segment, so that for instance the segment labelled "Fixing device" is referring to the path between the "Transfer device" and the "Fixing device"
- G03G2215/00413—Fixing device
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
- Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
- Feeding Of Articles By Means Other Than Belts Or Rollers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 搬送ガイドが転写用紙と擦れることにより摩
擦帯電するのを防止する。 【構成】 感光体ドラム1と転写ローラ7との対向部よ
りも用紙搬送方向下流側にガイドリブ12を有する下流
側搬送ガイド9を配設し、このガイド9の上面上流側端
部9bを用紙Pの搬送ガイド上面9aへの進入経路より
も低い位置に設定するとともに、搬送ガイド9を用紙P
の抵抗値よりも高い抵抗値を有する合成樹脂により形成
し、さらにドラム表面転写域に静電吸着された用紙Pが
ドラム表面から離脱した後、搬送ガイド上面上流側端部
9bに接触することなく搬送されるようにすることによ
り、搬送ガイド9の摩擦帯電による用紙Pのリブ跡を防
止するとともに、用紙Pの後端が転写部を離れる際の衝
撃を和らげ、画像ズレを防止するようにした構成。
擦帯電するのを防止する。 【構成】 感光体ドラム1と転写ローラ7との対向部よ
りも用紙搬送方向下流側にガイドリブ12を有する下流
側搬送ガイド9を配設し、このガイド9の上面上流側端
部9bを用紙Pの搬送ガイド上面9aへの進入経路より
も低い位置に設定するとともに、搬送ガイド9を用紙P
の抵抗値よりも高い抵抗値を有する合成樹脂により形成
し、さらにドラム表面転写域に静電吸着された用紙Pが
ドラム表面から離脱した後、搬送ガイド上面上流側端部
9bに接触することなく搬送されるようにすることによ
り、搬送ガイド9の摩擦帯電による用紙Pのリブ跡を防
止するとともに、用紙Pの後端が転写部を離れる際の衝
撃を和らげ、画像ズレを防止するようにした構成。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子複写機、ファクシ
ミリ、プリンタ等の画像形成装置に関し、特に転写手段
の転写用紙搬送方向下流側に配される搬送ガイドの改良
に関するものである。
ミリ、プリンタ等の画像形成装置に関し、特に転写手段
の転写用紙搬送方向下流側に配される搬送ガイドの改良
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、この種の画像形成装置において
は、一方向に回転する感光体ドラムの回転方向に沿って
帯電部、露光部、現像部及び転写部がその順序で設定さ
れており、帯電部においてドラム表面を帯電させた上
で、露光部においてドラム表面に露光を施して画像情報
の静電潜像を形成し、さらに現像部においてその静電潜
像上に帯電トナーを付着することによりトナー像を現像
しており、次いで、ドラム表面に形成されたトナー像
を、ドラムの回転と同期して転写部に送給される転写用
紙に転写するように構成されている。
は、一方向に回転する感光体ドラムの回転方向に沿って
帯電部、露光部、現像部及び転写部がその順序で設定さ
れており、帯電部においてドラム表面を帯電させた上
で、露光部においてドラム表面に露光を施して画像情報
の静電潜像を形成し、さらに現像部においてその静電潜
像上に帯電トナーを付着することによりトナー像を現像
しており、次いで、ドラム表面に形成されたトナー像
を、ドラムの回転と同期して転写部に送給される転写用
紙に転写するように構成されている。
【0003】図4は従来の転写部の構成の一例を示して
いる。この図において、転写部には感光体ドラム51の
下方で該ドラム51と対向する位置に、電荷供給手段と
しての転写ローラ52が設けられており、これらドラム
51と転写ローラ52との間に、矢印r'で示すドラム5
1の回転方向に対して順方向に転写用紙Pが移動するよ
うに通紙路R'が設定されている。
いる。この図において、転写部には感光体ドラム51の
下方で該ドラム51と対向する位置に、電荷供給手段と
しての転写ローラ52が設けられており、これらドラム
51と転写ローラ52との間に、矢印r'で示すドラム5
1の回転方向に対して順方向に転写用紙Pが移動するよ
うに通紙路R'が設定されている。
【0004】この通紙路R'を通る用紙Pはドラム51と
転写ローラ52との対向部に進入した後、ドラム表面の
転写域に静電吸着される。一方、転写ローラ52にはド
ラム表面のトナー像とは逆極性の転写電圧が印加され、
この転写電圧によりトナー像を形成している帯電トナー
が吸着されて用紙Pの表面に転移することにより転写が
施される。転写後、用紙Pは例えば曲率分離によって該
ドラム表面から離脱した後、ドラム51と転写ローラ5
2との対向部よりも搬送方向下流側に設けられた搬送ガ
イド53に案内されて図外の定着部へと搬送される。
転写ローラ52との対向部に進入した後、ドラム表面の
転写域に静電吸着される。一方、転写ローラ52にはド
ラム表面のトナー像とは逆極性の転写電圧が印加され、
この転写電圧によりトナー像を形成している帯電トナー
が吸着されて用紙Pの表面に転移することにより転写が
施される。転写後、用紙Pは例えば曲率分離によって該
ドラム表面から離脱した後、ドラム51と転写ローラ5
2との対向部よりも搬送方向下流側に設けられた搬送ガ
イド53に案内されて図外の定着部へと搬送される。
【0005】このような構成において、通常、搬送ガイ
ド53は用紙Pの裏面を支持、案内する上面部分53a
が絶縁性の高い合成樹脂材料からなり、且つ、該上面5
3aの上流側半部が下流側に向かって低くなる緩やかな
傾斜面に形成されているとともに、下流側半部がほぼ水
平面に形成されている。さらに、該搬送ガイド53の上
面53aには通紙路R'に沿って延びるガイドリブ54が
通紙路R'と直交する方向に複数列突設してあり、これら
のガイドリブ54の頂面に用紙Pの裏面が部分的に支持
されるようにすることにより接触摩擦を低減して、該用
紙Pの下流側への搬送をスムーズに行えるようにしてい
る。
ド53は用紙Pの裏面を支持、案内する上面部分53a
が絶縁性の高い合成樹脂材料からなり、且つ、該上面5
3aの上流側半部が下流側に向かって低くなる緩やかな
傾斜面に形成されているとともに、下流側半部がほぼ水
平面に形成されている。さらに、該搬送ガイド53の上
面53aには通紙路R'に沿って延びるガイドリブ54が
通紙路R'と直交する方向に複数列突設してあり、これら
のガイドリブ54の頂面に用紙Pの裏面が部分的に支持
されるようにすることにより接触摩擦を低減して、該用
紙Pの下流側への搬送をスムーズに行えるようにしてい
る。
【0006】ところで、従来では、上記搬送ガイド53
はドラム51及び転写ローラ52と最も接近している上
面53aの上流側端部の高さを、通紙路R'上におけるド
ラム表面から離脱した直後部分の高さとほぼ同一に設定
し、これによってドラム表面から分離した用紙端がスム
ーズに搬送ガイド53の上面53a上に移動し得るよう
にしていた。
はドラム51及び転写ローラ52と最も接近している上
面53aの上流側端部の高さを、通紙路R'上におけるド
ラム表面から離脱した直後部分の高さとほぼ同一に設定
し、これによってドラム表面から分離した用紙端がスム
ーズに搬送ガイド53の上面53a上に移動し得るよう
にしていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来構成のように搬送ガイド53の上面上流側端部の高さ
を通紙路R'の高さとほぼ一致させたものでは、用紙Pは
トナー像が転写された直後に搬送ガイド53上のガイド
リブ54に押し付けられるような形で摺接するため、そ
の摺接部分が強く摩擦帯電することになる。
来構成のように搬送ガイド53の上面上流側端部の高さ
を通紙路R'の高さとほぼ一致させたものでは、用紙Pは
トナー像が転写された直後に搬送ガイド53上のガイド
リブ54に押し付けられるような形で摺接するため、そ
の摺接部分が強く摩擦帯電することになる。
【0008】その上、用紙Pは転写時において帯電した
直後であるため、帯電量がほぼ最大の状態にある。この
ような状況下では用紙P上の未定着画像を形成している
トナーは用紙Pのガイドリブ54と摺擦している帯状領
域に強く引き寄せられ、その結果、画像上にガイドリブ
54上を通過した痕跡、いわゆるリブ跡が形成されると
いう問題点があった。また、この場合、搬送ガイド53
を構成している樹脂材料の抵抗値が用紙Pの抵抗値より
も低いと、搬送ガイド53に電荷が蓄積されやすくなる
ため、リブ跡の形成が益々顕著になるという不具合が生
じる。
直後であるため、帯電量がほぼ最大の状態にある。この
ような状況下では用紙P上の未定着画像を形成している
トナーは用紙Pのガイドリブ54と摺擦している帯状領
域に強く引き寄せられ、その結果、画像上にガイドリブ
54上を通過した痕跡、いわゆるリブ跡が形成されると
いう問題点があった。また、この場合、搬送ガイド53
を構成している樹脂材料の抵抗値が用紙Pの抵抗値より
も低いと、搬送ガイド53に電荷が蓄積されやすくなる
ため、リブ跡の形成が益々顕著になるという不具合が生
じる。
【0009】また、用紙Pの後端がドラム表面から離れ
る際に、その直後の先行部分が搬送ガイド53に強く摺
接していることにより、該用紙Pの後端は先行部分から
の反力を受け、その衝撃によってドラム表面のトナー像
が用紙Pに転写される際に画像ズレが生じるという不都
合も発生していた。
る際に、その直後の先行部分が搬送ガイド53に強く摺
接していることにより、該用紙Pの後端は先行部分から
の反力を受け、その衝撃によってドラム表面のトナー像
が用紙Pに転写される際に画像ズレが生じるという不都
合も発生していた。
【0010】本発明は、上記のような問題点を解決する
ためになされたもので、電子複写機等の画像形成装置に
おいて、転写部から離れた直後の転写用紙が搬送ガイド
に摺擦し、摩擦帯電することによって、該用紙上の未定
着トナー像に乱れが発生することを極力防止することを
目的とするものである。
ためになされたもので、電子複写機等の画像形成装置に
おいて、転写部から離れた直後の転写用紙が搬送ガイド
に摺擦し、摩擦帯電することによって、該用紙上の未定
着トナー像に乱れが発生することを極力防止することを
目的とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の画像形成装置で
は、転写用紙の搬送方向に対して順方向に移動する感光
体の下方で対向する位置に、該感光体の表面に担持され
るトナー像と逆極性に帯電される電荷供給手段を配設す
るとともに、前記感光体よりも用紙搬送方向下流側に複
数本のガイドリブを有する絶縁性の搬送ガイドを配設し
てなり、前記電荷供給手段と対向する前記感光体の表面
転写域に静電吸着された前記転写用紙が該感光体表面か
ら離脱した後、前記搬送ガイドに沿って搬送されるよう
にしている。
は、転写用紙の搬送方向に対して順方向に移動する感光
体の下方で対向する位置に、該感光体の表面に担持され
るトナー像と逆極性に帯電される電荷供給手段を配設す
るとともに、前記感光体よりも用紙搬送方向下流側に複
数本のガイドリブを有する絶縁性の搬送ガイドを配設し
てなり、前記電荷供給手段と対向する前記感光体の表面
転写域に静電吸着された前記転写用紙が該感光体表面か
ら離脱した後、前記搬送ガイドに沿って搬送されるよう
にしている。
【0012】そして、前記搬送ガイド上面の上流側端部
を前記転写用紙の該搬送ガイド上面への進入経路よりも
低い位置に設定し、且つ、該搬送ガイドを転写用紙の抵
抗値よりも高い抵抗値を有するものとしている。
を前記転写用紙の該搬送ガイド上面への進入経路よりも
低い位置に設定し、且つ、該搬送ガイドを転写用紙の抵
抗値よりも高い抵抗値を有するものとしている。
【0013】上記構成において、好ましくは搬送ガイド
上面の上流側端部と転写用紙の搬送ガイド上面への進入
経路との間隙を1〜3mm程度に設定する。
上面の上流側端部と転写用紙の搬送ガイド上面への進入
経路との間隙を1〜3mm程度に設定する。
【0014】感光体表面からの用紙分離手段としては、
例えば曲率分離方式をとることができる。この場合感光
体を、その表面が少なくとも用紙搬送方向下流側におい
て、静電吸着された転写用紙を曲率分離可能な曲率を有
するように形成する。また、別の方式として爪分離方式
が挙げられる。この場合、感光体表面の用紙搬送方向下
流側部位に、該感光体表面にほぼ当接する分離爪を配設
し、この分離爪によって感光体表面に静電吸着された転
写用紙を強制的に分離するように構成する。
例えば曲率分離方式をとることができる。この場合感光
体を、その表面が少なくとも用紙搬送方向下流側におい
て、静電吸着された転写用紙を曲率分離可能な曲率を有
するように形成する。また、別の方式として爪分離方式
が挙げられる。この場合、感光体表面の用紙搬送方向下
流側部位に、該感光体表面にほぼ当接する分離爪を配設
し、この分離爪によって感光体表面に静電吸着された転
写用紙を強制的に分離するように構成する。
【0015】さらに、電荷供給手段は任意のものを選択
し得るが、転写ローラによるものが好適であると言え
る。
し得るが、転写ローラによるものが好適であると言え
る。
【0016】
【作用】上記構成によると、搬送ガイド上面の上流側端
部が転写用紙の該搬送ガイド上面への進入経路よりも低
い位置に設定されていることにより、用紙は感光体表面
から離脱後、該搬送ガイドから離間した上方位置を通
り、その後、用紙の腰の強さに従う形で下向きに撓曲
し、搬送ガイドの中間部以降で該搬送ガイド上面に摺擦
することになる。
部が転写用紙の該搬送ガイド上面への進入経路よりも低
い位置に設定されていることにより、用紙は感光体表面
から離脱後、該搬送ガイドから離間した上方位置を通
り、その後、用紙の腰の強さに従う形で下向きに撓曲
し、搬送ガイドの中間部以降で該搬送ガイド上面に摺擦
することになる。
【0017】その間、用紙の帯電量が大きく減少する
上、搬送ガイドが用紙の抵抗値よりも高い抵抗値を有す
るものであるため、用紙上の電荷の移動が起こりにく
い。従って、用紙とガイドリブとの摩擦帯電によって用
紙上の転写画像に形成されるリブ跡等の画像乱れの発生
が防止される。
上、搬送ガイドが用紙の抵抗値よりも高い抵抗値を有す
るものであるため、用紙上の電荷の移動が起こりにく
い。従って、用紙とガイドリブとの摩擦帯電によって用
紙上の転写画像に形成されるリブ跡等の画像乱れの発生
が防止される。
【0018】また、用紙が搬送ガイド上面中間位置まで
該搬送ガイド上面に対して非接触状態を保持することに
より、用紙の後端部が転写部から離脱する際の衝撃を大
きく緩和でき、その結果、用紙上に転写される画像のズ
レを確実に防止し得る。
該搬送ガイド上面に対して非接触状態を保持することに
より、用紙の後端部が転写部から離脱する際の衝撃を大
きく緩和でき、その結果、用紙上に転写される画像のズ
レを確実に防止し得る。
【0019】
【実施例】以下、本発明を電子複写機に適用した実施例
について図1及び図2を参照しながら説明する。図1は
その要部を模式的に示している。この図において、1は
感光体ドラムであって、アルミニウム等の金属製素管の
表面にアモルファスシリコン(a-Si)系、 その他の
感光体材料からなる感光層を形成してなり、機械本体
(図示せず)内においてほぼ水平に配置され、通紙路R
を通る転写用紙Pの搬送方向に対して順方向(矢印r方
向)に節度的に回転駆動される。
について図1及び図2を参照しながら説明する。図1は
その要部を模式的に示している。この図において、1は
感光体ドラムであって、アルミニウム等の金属製素管の
表面にアモルファスシリコン(a-Si)系、 その他の
感光体材料からなる感光層を形成してなり、機械本体
(図示せず)内においてほぼ水平に配置され、通紙路R
を通る転写用紙Pの搬送方向に対して順方向(矢印r方
向)に節度的に回転駆動される。
【0020】感光体ドラム1の周囲にはドラムの回転方
向に沿って帯電部A、露光部B、現像部C、転写部D、
クリーニング部E等がその順序で配設されている。帯電
部Aにはコロナ放電器等の適宜な帯電器2がドラム表面
と対向して配設されており、該帯電器2によってドラム
表面の感光層が帯電される。
向に沿って帯電部A、露光部B、現像部C、転写部D、
クリーニング部E等がその順序で配設されている。帯電
部Aにはコロナ放電器等の適宜な帯電器2がドラム表面
と対向して配設されており、該帯電器2によってドラム
表面の感光層が帯電される。
【0021】次いで、ドラム1が回転して露光部Bに至
ると、図外の露光光学系で読み取られた原稿画像の反射
光Lが帯電したドラム表面感光層に照射され、これによ
ってドラム表面にその原稿画像の静電潜像が形成され
る。また、前記現像部Cに関して現像器3が配設されて
おり、該現像器3によって現像部Cへ移動したドラム表
面の静電潜像上に、正極性に帯電されたトナーが付着さ
れることにより現像が施される。
ると、図外の露光光学系で読み取られた原稿画像の反射
光Lが帯電したドラム表面感光層に照射され、これによ
ってドラム表面にその原稿画像の静電潜像が形成され
る。また、前記現像部Cに関して現像器3が配設されて
おり、該現像器3によって現像部Cへ移動したドラム表
面の静電潜像上に、正極性に帯電されたトナーが付着さ
れることにより現像が施される。
【0022】4は給紙機構の末端部に配設されているレ
ジストローラ対4であって、ドラム1その他の駆動系の
駆動と関連する所定のタイミングで駆動制御され、用紙
Pを1枚ずつ転写部Dへ搬送する。一方、転写部Dには
後述する転写装置5がドラム表面と対面する位置に配設
されており、現像部Cにおいてドラム表面に形成された
トナー像は該転写装置5によって、レジストローラ対4
を介して転写部Dへと送られてきた用紙上に転写され
る。
ジストローラ対4であって、ドラム1その他の駆動系の
駆動と関連する所定のタイミングで駆動制御され、用紙
Pを1枚ずつ転写部Dへ搬送する。一方、転写部Dには
後述する転写装置5がドラム表面と対面する位置に配設
されており、現像部Cにおいてドラム表面に形成された
トナー像は該転写装置5によって、レジストローラ対4
を介して転写部Dへと送られてきた用紙上に転写され
る。
【0023】転写後、ドラム表面に残存するトナーはク
リーニング部Eに関して設けられたクリーニング装置6
で除去され、しかる後、ドラム表面と対向する適宜部位
に設定された除電部(図示せず)で除電されて次の帯電
に備えられる。このようにして原稿画像のトナー像が転
写された用紙Pは用紙搬送方向下流側に配設された定着
装置(図示せず)により加圧・加熱され、トナーが用紙
上に定着して複写プロセスが完了する。
リーニング部Eに関して設けられたクリーニング装置6
で除去され、しかる後、ドラム表面と対向する適宜部位
に設定された除電部(図示せず)で除電されて次の帯電
に備えられる。このようにして原稿画像のトナー像が転
写された用紙Pは用紙搬送方向下流側に配設された定着
装置(図示せず)により加圧・加熱され、トナーが用紙
上に定着して複写プロセスが完了する。
【0024】前記転写装置5は、電荷供給手段としての
転写ローラ7と、この転写ローラ7の用紙搬送方向上流
側及び下流側に設けられた用紙搬送ガイド8、9及び転
写電圧供給用電源10等により構成されている。
転写ローラ7と、この転写ローラ7の用紙搬送方向上流
側及び下流側に設けられた用紙搬送ガイド8、9及び転
写電圧供給用電源10等により構成されている。
【0025】転写ローラ7はドラム1の下方において、
そのローラ周面がドラム表面と用紙厚さよりも大きい空
隙を存して対向するように配設されており、例えばウレ
タン樹脂、シリコン樹脂等に炭素やアルカリ金属を混入
した導電性を有する樹脂材料、あるいは導電性ゴム等か
らなる成型品等に構成されている。
そのローラ周面がドラム表面と用紙厚さよりも大きい空
隙を存して対向するように配設されており、例えばウレ
タン樹脂、シリコン樹脂等に炭素やアルカリ金属を混入
した導電性を有する樹脂材料、あるいは導電性ゴム等か
らなる成型品等に構成されている。
【0026】また、この転写ローラ7は転写時におい
て、矢印qで示すドラム1と順方向に回転駆動されると
ともに、ドラム表面に担持されたトナー像とは逆極性、
つまり負極性の電圧が印加されることにより、現像部C
においてドラム表面に付着した帯電トナーを用紙Pに転
移させるもので、ドラム表面のトナー像形成領域の軸方
向長さ、またはそれ以上の長さに形成されている。
て、矢印qで示すドラム1と順方向に回転駆動されると
ともに、ドラム表面に担持されたトナー像とは逆極性、
つまり負極性の電圧が印加されることにより、現像部C
においてドラム表面に付着した帯電トナーを用紙Pに転
移させるもので、ドラム表面のトナー像形成領域の軸方
向長さ、またはそれ以上の長さに形成されている。
【0027】上流側搬送ガイド8は、転写ローラ7とレ
ジストローラ対4間に配設されており、その上面8aは
通紙路Rの下限を規定するガイド面として機能するもの
で、レジストローラ対4との対向端部がほぼ該ローラ対
4のニップ部と同程度の高さに設定されているととも
に、他端部がドラム表面に向かうように上方に向かって
傾斜する傾斜面に形成されている。
ジストローラ対4間に配設されており、その上面8aは
通紙路Rの下限を規定するガイド面として機能するもの
で、レジストローラ対4との対向端部がほぼ該ローラ対
4のニップ部と同程度の高さに設定されているととも
に、他端部がドラム表面に向かうように上方に向かって
傾斜する傾斜面に形成されている。
【0028】上流側搬送ガイド8の上方にはカバー部材
11が、該ガイド8と対向して配置されている。このカ
バー部材11は上流側搬送ガイド8に沿って搬送される
用紙Pの上方への妄動を規制するものであるが、また、
現像器3からトナーが落下した場合、該トナーが用紙P
上に付着することを防止する機能も有している。
11が、該ガイド8と対向して配置されている。このカ
バー部材11は上流側搬送ガイド8に沿って搬送される
用紙Pの上方への妄動を規制するものであるが、また、
現像器3からトナーが落下した場合、該トナーが用紙P
上に付着することを防止する機能も有している。
【0029】図2は下流側搬送ガイド9を模式的に示し
ている。この図に示すように、下流側搬送ガイド9はド
ラム1と転写ローラ7との対向部よりも用紙搬送方向下
流側に配設されている。この下流側搬送ガイド9の上面
9aは前記上流側搬送ガイド8の上面8aと同様に通紙
路Rの下限を規定する用紙ガイド面として機能するもの
で、上流側半部が下流側に向かって下方へ緩傾斜する傾
斜面に形成されているとともに、下流側半部はほぼ水平
面に形成されている。また、下流側搬送ガイド9の上面
9aには、その全長に亙って通紙路Rに沿って延びる断
面半円形状のガイドリブ12が通紙路Rと直交する方向
に複数列形成されている。
ている。この図に示すように、下流側搬送ガイド9はド
ラム1と転写ローラ7との対向部よりも用紙搬送方向下
流側に配設されている。この下流側搬送ガイド9の上面
9aは前記上流側搬送ガイド8の上面8aと同様に通紙
路Rの下限を規定する用紙ガイド面として機能するもの
で、上流側半部が下流側に向かって下方へ緩傾斜する傾
斜面に形成されているとともに、下流側半部はほぼ水平
面に形成されている。また、下流側搬送ガイド9の上面
9aには、その全長に亙って通紙路Rに沿って延びる断
面半円形状のガイドリブ12が通紙路Rと直交する方向
に複数列形成されている。
【0030】図1に戻って、上記構成の転写装置5で
は、レジストローラ対4がドラム1の回転と同期して駆
動し、これによって用紙Pがドラム表面の周速度と等し
い搬送速度で送り出され、上流側搬送ガイド8の上面に
案内されて、転写ローラ7とドラム1との空隙を通過す
る。この空隙通過時に、用紙Pは転写ローラ7の周面に
対して非接触状態を保持しつつドラム表面の一定範囲
(転写域)に密接する。
は、レジストローラ対4がドラム1の回転と同期して駆
動し、これによって用紙Pがドラム表面の周速度と等し
い搬送速度で送り出され、上流側搬送ガイド8の上面に
案内されて、転写ローラ7とドラム1との空隙を通過す
る。この空隙通過時に、用紙Pは転写ローラ7の周面に
対して非接触状態を保持しつつドラム表面の一定範囲
(転写域)に密接する。
【0031】このとき転写ローラ7にはドラム表面に付
着した帯電トナーとは逆極性の転写電圧が電源10から
印加され、これによって発生するクーロン力によりドラ
ム表面に付着している帯電トナーが用紙Pの表面に転移
する。なお、用紙Pが転写ローラ7に接していなくても
十分良好な転写を実現できるのは、ドラム転写域におい
て転写ローラ7から用紙Pの裏面に向けて微小コロナ放
電が生成されているためであると推定される。
着した帯電トナーとは逆極性の転写電圧が電源10から
印加され、これによって発生するクーロン力によりドラ
ム表面に付着している帯電トナーが用紙Pの表面に転移
する。なお、用紙Pが転写ローラ7に接していなくても
十分良好な転写を実現できるのは、ドラム転写域におい
て転写ローラ7から用紙Pの裏面に向けて微小コロナ放
電が生成されているためであると推定される。
【0032】次いで、トナー像の転写が済んだ用紙Pは
ドラム表面から離れ、下流側搬送ガイド9の上面9aを
経て定着装置へと搬送される。この場合、用紙Pはドラ
ム1らの曲率分離方式によってドラム表面から分離させ
られる。周知のように、曲率分離方式はドラム1の曲率
と用紙Pの腰を利用し、ドラム1に静電吸着された用紙
Pが搬送方向下流側においてドラム1の水平接線よりも
やや高くなる分離部位に至ったとき、その腰の強さによ
りドラム1から自然分離させる方式であるが、本実施例
では、ドラム1の曲率をこのような曲率分離が可能な寸
法に設定している。
ドラム表面から離れ、下流側搬送ガイド9の上面9aを
経て定着装置へと搬送される。この場合、用紙Pはドラ
ム1らの曲率分離方式によってドラム表面から分離させ
られる。周知のように、曲率分離方式はドラム1の曲率
と用紙Pの腰を利用し、ドラム1に静電吸着された用紙
Pが搬送方向下流側においてドラム1の水平接線よりも
やや高くなる分離部位に至ったとき、その腰の強さによ
りドラム1から自然分離させる方式であるが、本実施例
では、ドラム1の曲率をこのような曲率分離が可能な寸
法に設定している。
【0033】このようにして、転写ローラ7と対向する
ドラム1の表面転写域に静電吸着された用紙Pがドラム
表面から離脱した後において、該用紙Pの下流側搬送ガ
イド上面9aへの進入経路は、用紙Pのドラム1からの
分離部位と用紙Pのもつ腰の強さから決定されるが、本
実施例では、下流側搬送ガイド上面9aの上流側端部9
bを該用紙Pの進入経路よりも低い位置に設定してい
る。具体的には、該下流側搬送ガイド上面9aの上流側
端部9bと、用紙Pの進入経路との間隙gの寸法は1〜
3mm程度が好適である。
ドラム1の表面転写域に静電吸着された用紙Pがドラム
表面から離脱した後において、該用紙Pの下流側搬送ガ
イド上面9aへの進入経路は、用紙Pのドラム1からの
分離部位と用紙Pのもつ腰の強さから決定されるが、本
実施例では、下流側搬送ガイド上面9aの上流側端部9
bを該用紙Pの進入経路よりも低い位置に設定してい
る。具体的には、該下流側搬送ガイド上面9aの上流側
端部9bと、用紙Pの進入経路との間隙gの寸法は1〜
3mm程度が好適である。
【0034】また、該下流側搬送ガイド9の少なくとも
上面構成部分は絶縁性を有する合成樹脂成型品等により
構成されている。この場合、下流側搬送ガイド9には用
紙Pの抵抗値よりも高い抵抗値を有するものが選ばれ
る。具体的には、用紙Pの抵抗値は1010〜1013Ωの
範囲にあるため、下流側搬送ガイド9には、例えば10
14Ω程度の高抵抗値を有する通常のABS樹脂が使用さ
れている。
上面構成部分は絶縁性を有する合成樹脂成型品等により
構成されている。この場合、下流側搬送ガイド9には用
紙Pの抵抗値よりも高い抵抗値を有するものが選ばれ
る。具体的には、用紙Pの抵抗値は1010〜1013Ωの
範囲にあるため、下流側搬送ガイド9には、例えば10
14Ω程度の高抵抗値を有する通常のABS樹脂が使用さ
れている。
【0035】なお、近年においては、1012Ω程度の抵
抗値を有する制電性ABS樹脂を下流側搬送ガイド9の
構成材料として使用しているものもあるが、この場合、
下流側搬送ガイド上面9aよりも抵抗値の高い用紙Pが
接触すると、用紙Pの電荷が下流側搬送ガイド9に蓄積
されるという問題が解消されない。
抗値を有する制電性ABS樹脂を下流側搬送ガイド9の
構成材料として使用しているものもあるが、この場合、
下流側搬送ガイド上面9aよりも抵抗値の高い用紙Pが
接触すると、用紙Pの電荷が下流側搬送ガイド9に蓄積
されるという問題が解消されない。
【0036】これに対し本実施例では、用紙Pよりも下
流側搬送ガイド9の方が更に高い抵抗値を有しているた
め、ドラム周辺の温度上昇等の環境変化によって用紙P
の表面抵抗が高い値を示したとしても、下流側搬送ガイ
ド9に電荷が蓄積されるという不都合が殆ど生じない。
流側搬送ガイド9の方が更に高い抵抗値を有しているた
め、ドラム周辺の温度上昇等の環境変化によって用紙P
の表面抵抗が高い値を示したとしても、下流側搬送ガイ
ド9に電荷が蓄積されるという不都合が殆ど生じない。
【0037】このように構成された本実施例では、用紙
Pの進入経路よりも下流側搬送ガイド上面9aの上流側
端部が低く位置しているため、用紙Pはドラム表面から
離脱した直後において、ほぼ最大の帯電量を有するとき
は、該ガイド上面9aには接触せずに、該用紙Pの腰の
強さに従う通紙路Rを通って下降するのであり、その結
果、該ガイド上面9aの中間部以降で摺擦することにな
る。
Pの進入経路よりも下流側搬送ガイド上面9aの上流側
端部が低く位置しているため、用紙Pはドラム表面から
離脱した直後において、ほぼ最大の帯電量を有するとき
は、該ガイド上面9aには接触せずに、該用紙Pの腰の
強さに従う通紙路Rを通って下降するのであり、その結
果、該ガイド上面9aの中間部以降で摺擦することにな
る。
【0038】従って、用紙Pはドラム表面から離脱して
から下流側搬送ガイド上面9aに接触するまでの間に帯
電量が大きく減少し、しかも下流側搬送ガイド9が用紙
Pの抵抗値よりも高いため、用紙Pの電荷が下流側搬送
ガイド9へ移動しにくくなっているため、用紙Pの転写
画像にリブ跡が形成される要因となる該用紙Pとガイド
リブ12との摩擦帯電が極力抑制される。
から下流側搬送ガイド上面9aに接触するまでの間に帯
電量が大きく減少し、しかも下流側搬送ガイド9が用紙
Pの抵抗値よりも高いため、用紙Pの電荷が下流側搬送
ガイド9へ移動しにくくなっているため、用紙Pの転写
画像にリブ跡が形成される要因となる該用紙Pとガイド
リブ12との摩擦帯電が極力抑制される。
【0039】また、用紙Pは下流側搬送ガイド上面9a
の中間位置まで該上面9aに対して非接触状態を保持す
るため、該用紙Pの後端部がドラム1から離脱する際の
衝撃が効果的に緩和される。
の中間位置まで該上面9aに対して非接触状態を保持す
るため、該用紙Pの後端部がドラム1から離脱する際の
衝撃が効果的に緩和される。
【0040】なお上記実施例では、用紙分離手段として
曲率分離方式を用いたものを示したが、この他、例えば
図3に示すように爪分離方式を用いることもできる。こ
の図に示すものでは、ドラム1の表面の用紙搬送方向下
流側となる分離部位に、該ドラム表面にほぼ当接する分
離爪13を配設し、この分離爪13によってドラム表面
に静電吸着された用紙Pを強制的に分離するように構成
している。
曲率分離方式を用いたものを示したが、この他、例えば
図3に示すように爪分離方式を用いることもできる。こ
の図に示すものでは、ドラム1の表面の用紙搬送方向下
流側となる分離部位に、該ドラム表面にほぼ当接する分
離爪13を配設し、この分離爪13によってドラム表面
に静電吸着された用紙Pを強制的に分離するように構成
している。
【0041】この場合も、下流側搬送ガイド9の上面9
aの上流側端部9bを用紙Pの進入経路よりも低くする
ことで、用紙Pの後端部がドラム1から離脱する際に、
該用紙Pの先行部分から分離爪13による用紙分離部に
作用する衝撃が効果的に緩和される。
aの上流側端部9bを用紙Pの進入経路よりも低くする
ことで、用紙Pの後端部がドラム1から離脱する際に、
該用紙Pの先行部分から分離爪13による用紙分離部に
作用する衝撃が効果的に緩和される。
【0042】また、上記実施例では転写ローラ7がドラ
ム表面と非接触状態で電荷を供給する方式のものとして
いるが、本発明では従来より広く使用されているドラム
表面と常時接触する転写ローラ7を用いたもの、あるい
はコロナ放電器からなる転写チャージャーを用いたもの
等、いずれの転写方式を用いた装置にも適用できる。さ
らに、上記実施例ではドラムとして回転する感光体ドラ
ムを使用したものを示したが、本発明の構成はその他、
無端ベルト状ドラムを巡回回転させる方式のもの等に適
用できることは勿論である。
ム表面と非接触状態で電荷を供給する方式のものとして
いるが、本発明では従来より広く使用されているドラム
表面と常時接触する転写ローラ7を用いたもの、あるい
はコロナ放電器からなる転写チャージャーを用いたもの
等、いずれの転写方式を用いた装置にも適用できる。さ
らに、上記実施例ではドラムとして回転する感光体ドラ
ムを使用したものを示したが、本発明の構成はその他、
無端ベルト状ドラムを巡回回転させる方式のもの等に適
用できることは勿論である。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように本発明によるとき
は、転写部において感光体よりも用紙搬送方向下流側に
配設された搬送ガイドの上面上流側端部を転写用紙の該
搬送ガイド上面への進入経路よりも低い位置に設定し、
且つ、該搬送ガイドを転写用紙の抵抗値よりも高い抵抗
値を有するものとしているので、搬送ガイド上のガイド
リブとの摩擦帯電による用紙上におけるリブ跡の発生を
極力防止することができ、本来の良好な画像を維持する
ことができる。
は、転写部において感光体よりも用紙搬送方向下流側に
配設された搬送ガイドの上面上流側端部を転写用紙の該
搬送ガイド上面への進入経路よりも低い位置に設定し、
且つ、該搬送ガイドを転写用紙の抵抗値よりも高い抵抗
値を有するものとしているので、搬送ガイド上のガイド
リブとの摩擦帯電による用紙上におけるリブ跡の発生を
極力防止することができ、本来の良好な画像を維持する
ことができる。
【0044】また、用紙が搬送ガイド上面中間位置まで
該搬送ガイド上面に対して非接触状態を保持するので、
用紙の後端部が転写部から離脱する際の衝撃を大きく緩
和でき、その結果、用紙上に転写される画像のズレを確
実に防止できる。
該搬送ガイド上面に対して非接触状態を保持するので、
用紙の後端部が転写部から離脱する際の衝撃を大きく緩
和でき、その結果、用紙上に転写される画像のズレを確
実に防止できる。
【図1】 本発明の実施例を模式的に示す要部正面図。
【図2】 搬送ガイドを模式的に示す要部斜視図。
【図3】 用紙分離手段の他の例を模式的に示す要部正
面図。
面図。
【図4】 従来例を模式的に示す要部正面図。
1 感光体ドラム 5 転写装置 7 転写ローラ 8 上流側搬送ガイド 9 下流側搬送ガイド 9a 下流側搬送ガイドの上面 9b 下流側搬送ガイド上面の上流側端部 12 ガイドリブ 13 分離爪 P 転写用紙
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 土屋 浩昭 大阪市中央区玉造1丁目2番28号 三田工 業株式会社内 (72)発明者 吉村 理 大阪市中央区玉造1丁目2番28号 三田工 業株式会社内 (72)発明者 田中 伸一 大阪市中央区玉造1丁目2番28号 三田工 業株式会社内
Claims (5)
- 【請求項1】 転写用紙の搬送方向に対して順方向に移
動する感光体の下方で対向する位置に、該感光体の表面
に担持されるトナー像と逆極性に帯電される電荷供給手
段を配設するとともに、前記感光体よりも用紙搬送方向
下流側に複数本のガイドリブを有する絶縁性の搬送ガイ
ドを配設してなり、前記電荷供給手段と対向する前記感
光体の表面転写域に静電吸着された前記転写用紙が該感
光体表面から離脱した後、前記搬送ガイドに沿って搬送
されるようにした画像形成装置において、前記搬送ガイ
ド上面の上流側端部を前記転写用紙の該搬送ガイド上面
への進入経路よりも低い位置に設定し、且つ、該搬送ガ
イドを転写用紙の抵抗値よりも高い抵抗値を有するもの
としたことを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項2】 搬送ガイド上面の上流側端部と、転写用
紙の該搬送ガイド上面への進入経路との間隙は、1〜3
mm程度に設定されている請求項1の画像形成装置。 - 【請求項3】 感光体表面は少なくとも用紙搬送方向下
流側において、静電吸着された転写用紙を曲率分離可能
な曲率を有するように構成されている請求項1または2
の画像形成装置。 - 【請求項4】 感光体表面の用紙搬送方向下流側部位
に、該感光体表面にほぼ当接する分離爪が配設され、こ
の分離爪によって感光体表面に静電吸着された転写用紙
を強制的に分離するように構成されている請求項1また
は2の画像形成装置。 - 【請求項5】 電荷供給手段は転写ローラにより構成さ
れている請求項1または2の画像形成装置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5187729A JPH0741204A (ja) | 1993-07-29 | 1993-07-29 | 画像形成装置 |
US08/276,784 US5617193A (en) | 1993-07-29 | 1994-07-18 | Image transferred sheet conveying guide for use in an image forming apparatus |
US08/728,783 US5749035A (en) | 1993-07-29 | 1996-10-10 | Image transferred sheet conveying guide for use in an image forming apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5187729A JPH0741204A (ja) | 1993-07-29 | 1993-07-29 | 画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0741204A true JPH0741204A (ja) | 1995-02-10 |
Family
ID=16211163
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5187729A Pending JPH0741204A (ja) | 1993-07-29 | 1993-07-29 | 画像形成装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (2) | US5617193A (ja) |
JP (1) | JPH0741204A (ja) |
Families Citing this family (15)
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1993
- 1993-07-29 JP JP5187729A patent/JPH0741204A/ja active Pending
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1994
- 1994-07-18 US US08/276,784 patent/US5617193A/en not_active Expired - Lifetime
-
1996
- 1996-10-10 US US08/728,783 patent/US5749035A/en not_active Expired - Lifetime
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Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US5617193A (en) | 1997-04-01 |
US5749035A (en) | 1998-05-05 |
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