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JPH0729879A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法

Info

Publication number
JPH0729879A
JPH0729879A JP15348393A JP15348393A JPH0729879A JP H0729879 A JPH0729879 A JP H0729879A JP 15348393 A JP15348393 A JP 15348393A JP 15348393 A JP15348393 A JP 15348393A JP H0729879 A JPH0729879 A JP H0729879A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plasma
material layer
etching
based material
contact
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP15348393A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuji Nagayama
哲治 長山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP15348393A priority Critical patent/JPH0729879A/ja
Publication of JPH0729879A publication Critical patent/JPH0729879A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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  • Drying Of Semiconductors (AREA)
  • Container, Conveyance, Adherence, Positioning, Of Wafer (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 単極式静電チャック9上のウェハWについて
プラズマ処理を行った後、残留電荷除去の段階でプラズ
マ処理の結果に及ぼされる悪影響を抑制する。 【構成】 有磁場マイクロ波プラズマ・エッチング装置
のAlブロック・チャンバ4の内壁面上にSi系材料層
19、さらに内周側に昇降式シャッタ20を設け、Si
系材料層19とECRプラズマPとの接触面積にもとづ
いてプラズマ中のF* 含量を制御する。フルオロカーボ
ン(FC)系ガスを用いてSiO2 層間絶縁膜をエッチ
ングした後、残留電荷除去工程でO2 プラズマを生成さ
せると、O 2 がFC系ガスの残留分を分解し大量のF*
が生成するが、このときの上記接触面積を大とすること
で、F* をSiと反応させて消費する。 【効果】 残留電荷除去中にも、コンタクト・ホールの
異方性形状や下地選択性が劣化しない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体装置の製造方法
に関し、特に単極式静電チャックを用いてウェハをステ
ージに固定(チャッキング)した状態でコンタクト・ホ
ール・エッチングを行った後に、コンタクト・ホールの
異方性形状や下地選択性を損なうことなく単極式静電チ
ャックの残留電荷を除去する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体装置の集積度や性能の向上に伴
い、ドライエッチング分野においても高速性、高異方
性、低汚染性、低ダメージ性といった互いに取捨選択の
関係にある諸々のエッチング特性を、いずれも高いレベ
ルで満足させる技術が切望されている。
【0003】低温エッチングは、かかる背景から有望視
されている技術のひとつである。これは、ウェハの温度
を通常0℃以下に保持することにより、深さ方向のエッ
チング速度をイオン・アシスト効果により実用レベルに
維持したまま、パターン側壁部におけるラジカル反応を
抑制し、入射イオン・エネルギーの比較的低い領域で高
異方性を達成しようとする技術である。ウェハの冷却
は、一般にこれを載置するステージに内蔵された冷却配
管に適当な冷媒を循環させることにより行われる。
【0004】低温エッチングでは、ステージとウェハと
の間の熱伝達をウェハ面内で均一化し、エッチング速度
の面内分布を最小限に抑制することがエッチングの成否
を左右する鍵となる。このため、静電チャックの適用が
ほぼ必須となってきている。静電チャックとは、絶縁部
材中に埋設された内部電極に直流電圧を印加し、この絶
縁部材とその上に載置されたウェハとの間に発現するク
ーロン力を利用してウェハを吸着固定させる機構であ
る。これにより、ウェハとステージ間の密着性が向上し
て両者間の熱伝導が円滑化され、ウェハ温度の面内分布
を抑制することができる。
【0005】静電チャックにはウェハが導体,半導体,
誘電体のいずれであるか、またウェハをアースするか否
かにより幾つかの異なる方式が知られているが、近年主
流となりつつあるのは単極式と呼ばれる方式である。こ
れは、ウェハが導体または半導体である場合に、絶縁部
材中の単一の内部電極に所定の極性の直流電圧を印加
し、対向アースはプラズマを経由して処理チャンバの壁
を通じてとる方式である。この単極式静電チャックは、
プラズマが生成しないとウェハをステージに吸着させる
ことができないが、たとえばMOSデバイスの製造にお
いて、ゲート酸化膜の耐圧劣化を生じにくいという重要
なメリットを有している。
【0006】この単極式静電チャックを用いた場合、プ
ラズマ処理終了後に直流電圧の印加を停止しても電荷が
残留する。そこで、ウェハをステージから引き離すため
には、上記プラズマ処理の結果に実質的に影響を与えな
いガスを供給して再度プラズマを生成させ、このプラズ
マを通じて残留電荷を放電させなければならない。つま
り、エッチング・プロセスに静電チャックのON/OF
F制御を行う残留電荷除去シーケンスを組み合わせるこ
とが必要である。このとき、ウェハの吸着に用いた直流
電圧と逆極性の直流電圧を内部電極に印加し、残留電荷
を強制的に除去して電荷除去時間を短縮することも行わ
れている。
【0007】ここで、かかる残留電荷除去シーケンスを
フルオロカーボン系ガスを用いたコンタクト・ホール・
エッチングに適用した例を、図5および図6を参照しな
がら説明する。図5は残留電荷除去シーケンス、図6は
コンタクト・ホール・エッチングの各工程をそれぞれ説
明するための模式的断面図である。
【0008】まず、有磁場マイクロ波プラズマ・エッチ
ング装置におけるエッチング中の静電チャックの状態
を、図5(a)に示す。ここでは、ステージ10上の単
極式静電チャック9にウェハWが載置され、このウェハ
W上のSiO2 層間絶縁膜(図6の符号43参照。)を
フルオロカーボン系ガスを用いてエッチングしている。
なお図中では、模式的な表現の都合上、ステージ10、
単極式静電チャック9、ウェハWの三者が互いに離間し
ているように描かれているが、実際には互いに密着され
たものである。
【0009】上記単極式静電チャック9は、絶縁ブロッ
ク21に単一の内部電極22が埋設された構成を有す
る。上記内部電極22には高周波遮断フィルタ12と切
り替えスイッチ13とを介し、正の直流電圧を印加可能
な直流電源14と負の直流電圧を印加可能な直流電源1
5が並列に接続されている。これら両直流電源14,1
5は、共通に接地されている。図5(a)では、直流電
源15が接続されることにより内部電極22は負電荷を
帯び、これに伴って絶縁ブロック21の表面には正電
荷、ウェハW表面には負電荷がそれぞれ誘導される。ウ
ェハWは、自身の負電荷と絶縁ブロック21表面の正電
荷との間のクーロン力により、単極式静電チャック9上
に吸着保持される。対向アースは、フルオロカーボン系
ガスのECRプラズマを経由し、図示されないチャンバ
壁を通じてとられている。
【0010】一方、上記ステージ10には冷却配管11
が埋設されており、この冷却配管11中に適当な冷媒を
循環させることにより、ウェハWを所定の温度に冷却す
るようになされている。また、ステージ10にはスイッ
チ16と直流成分を遮断するためのブロッキング・コン
デンサ17を介してRF電源18が接続されている。エ
ッチング中は上記スイッチ16をONとし、RFバイア
スを印加して所定の入射イオン・エネルギーが得られる
ようにする。これは、SiO2 のエッチングが基本的に
CFx + によるイオン・アシスト機構に依存しているか
らである。
【0011】ここで、エッチング開始前のウェハの状態
を図6(a)に示す。ここでは、予め下層配線となる不
純物拡散領域42が形成されたSi基板41上にSiO
2 層間絶縁膜43が成膜され、さらにこの上にホール・
パターンにしたがって開口された開口部45を有するレ
ジスト・マスク44が形成されている。このウェハを前
述の図5(a)に示される状態でエッチングすると、図
6(b)に示されるように異方性形状を有するコンタク
ト・ホール46が開口される。このとき、パターンの側
壁面や不純物拡散領域42の露出面には主としてフルオ
ロカーボン系ガスの分解生成物に由来する炭素系ポリマ
ーが堆積して保護膜47が形成され、異方性や下地選択
性の達成に寄与する。
【0012】コンタクト・ホール46が完成した後は、
残留電荷除去の工程に入る。この工程では、イオンを加
速するためのRFバイアスは不要なので、図5(b)に
示されるように、上記スイッチ16をOFFとしてRF
電源18を切り離す。一方、エッチング・チャンバ内に
はエッチング・ガスとしては働かない別の放電用ガスを
導入し、ECRプラズマを生成させる。このときの放電
用ガスとしては、O2がしばしば用いられる。さらに、
内部電極22、絶縁ブロック21、ウェハWの各表面に
おける電荷の消滅を速めるために、切り替えスイッチ1
3の操作により直流電源14を内部電極22に接続し、
これまでとは逆の正の直流電圧を印加する。この操作に
より、残留電荷除去プロセスを高速化することができ
る。
【0013】残留電荷がある程度まで減少したところ
で、図5(c)に示されるように切り換えスイッチ13
をOFFとし、ECRプラズマを通して完全に電荷を除
去すれば、ウェハWをステージ10より分離することが
できる。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】ところが、微細加工に
対する要求水準の上昇に伴い、上述の残留電荷除去プロ
セスにおいて、エッチング反応系の処理ガスの残留分に
起因する悪影響が顕在化し始めている。これは、放電用
ガスとして導入されたO2 がエッチング・チャンバ内に
残留しているフルオロカーボン系ガスの解離を促進し、
大量のF* を発生させることに原因している。
【0015】フルオロカーボン系ガス(CFx )の解離
機構は、単純化すると次式のように表される。 CFx + O2 → CO2 ↑ + xF* このとき過剰に生成するF* は、シリコン系材料層のエ
ッチャントである。残留電荷除去時にはRFバイアスが
印加されていないため、このF* は図6(c)に示され
るように下地の不純物拡散領域42を等方的に浸触して
しまう。また、これに伴ってパターン側壁面上の保護膜
47も除去されてしまうので、フルオロカーボン系ガス
の残留量が多い場合には、折角達成されたコンタクト・
ホール46の異方性形状が劣化することも懸念される。
【0016】本発明の目的は、かかる残留電荷除去プロ
セス中に、プラズマ中の過剰なF*がエッチングの結果
に悪影響を及ぼすことを防止すること、さらに一般化し
て過剰なハロゲン・ラジカルがプラズマ処理の結果に悪
影響を及ぼすことを防止することにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明の半導体装置の製
造方法は、上述の目的を達するために提案されるもので
あり、内壁面の少なくとも一部がシリコン(Si)系材
料層に被覆され、該Si系材料層とプラズマとの接触面
積が可変とされてなるプラズマ・チャンバ内で単極式静
電チャックを備えたステージ上に基板を保持し、該基板
に対して所定のプラズマ処理を行った後、前記Si系材
料層と前記プラズマとの接触面積を増大させた状態で、
該プラズマ中のハロゲン・ラジカルの少なくとも一部を
前記Si系材料層との接触により消費させながら、前記
単極式静電チャックの残留電荷を除去するものである。
【0018】上記Si系材料層としては、単結晶シリコ
ン、ポリシリコン(多結晶シリコン)、アモルファス・
シリコン、酸化シリコン(SiOx )、窒化シリコン
(SiNx )、酸窒化シリコン(SiON)、シリコン
・カーバイド(SiC)、硫化シリコン(SiS2 )等
を用いることができる。このSi系材料層は、プラズマ
・チャンバの内壁面を必ずしもその内周全体にわたって
連続的に被覆していなくとも良い。
【0019】また、プラズマ・チャンバの内壁面をこれ
らのSi系材料層で被覆する実用的な方法としては、真
空薄膜成膜技術により直接成膜する方法、塗膜を形成す
る方法、あるいはシート状や板状に加工した部材を内壁
面上に貼着する等の方法を挙げることができる。
【0020】上記の接触面積は、前記Si系材料層とプ
ラズマとの間に介在されるシャッタ部材の操作により変
化させることができる。ここで、上記シャッタ部材はス
テンレス鋼やセラミクス等を用いて構成することができ
るが、要はハロゲン・ラジカルを消費しない材料を選択
することが肝要である。
【0021】また、本発明は、残留電荷除去時の接触面
積をプラズマ処理時のそれよりも大きく設定する限りに
おいて、プラズマ処理時の接触面積の大小を問うもので
はない。つまり、所定の接触面積を確保した状態、ある
いはゼロ(非接触)とした状態のいずれでも良く、所望
のエッチング速度、選択性、使用されるSi系材料層の
種類等を考慮して設定することが必要である。たとえ
ば、ウェハ上のSiO2層をエッチングする際にプラズ
マ・チャンバの内壁面上でもSiO2 層が大きく露出さ
れていると、エッチャントが壁面で消費されてしまい、
エッチング速度が大幅に低下する。このような場合に
は、壁面のSi系材料層の種類を変更するか、あるいは
エッチング中は壁面のSiO2 層をシャッタ部材で遮蔽
しておくことが必要である。
【0022】さらに、少なくとも残留電荷除去時には、
プラズマ・チャンバの内壁面を加熱することが好適であ
る。もちろん、プラズマ処理時にこの加熱を行っても良
いが、Si系材料層とプラズマとが非接触とされている
場合には、加熱を行ってもほとんど意味がない。特に実
用的なプロセスとしては、フルオロカーボン系ガスを用
いてシリコン化合物層のドライエッチングを行った後、
プラズマ中のフッ素ラジカルを前記Si系材料層との接
触により消費させながら残留電荷除去を行うプロセスを
挙げることができる。
【0023】
【作用】本発明においてプラズマ装置の内壁面の少なく
とも一部を被覆するSi系材料層は、プラズマと接触す
ることにより、該プラズマ中のハロゲン・ラジカル(X
* ;Xはハロゲン原子)と反応し、SiXy (ハロゲン
化シリコン)を生成する。この反応は、次のように表さ
れる。
【0024】Si + yX* → SiXy ここで、X* がF* あるいはCl* である場合には、反
応生成物SiFy ,SiCly の蒸気圧が比較的高いた
め、プラズマ・チャンバ内部を高真空排気する排気流に
乗って速やかにチャンバ外へ除去される。これに対し、
* がBr* である場合の反応生成物SiBry はやや
蒸気圧が低いが、たとえば後述のチャンバ壁加熱のよう
な対策が講じられれば、やはり系外へ除去することが可
能である。したがって、残留電荷除去時にSi系材料層
とプラズマとの接触面積を大とすることにより、基板と
高密度のX* との接触が避けられ、過剰のX* による悪
影響を未然に防止することができる。
【0025】上記接触面積を、Si系材料層とプラズマ
との間に介在されるシャッタ部材の操作により変化させ
ると、放電条件、ガス組成、ガス流量等を一切変更する
ことなく、プラズマ中のX* 生成量を機械的かつ迅速に
制御することが可能となる。これにより、安定した放電
状態を維持し、高スループットを達成することができ
る。また、このときプラズマ・チャンバの内壁面が加熱
されていれば、SiとX * の反応速度あるいはSiX*
の蒸気圧が上昇し、効率良くプラズマ中のX* 生成量を
低減させることができる。
【0026】特に、フルオロカーボン系ガスCFx を用
いてシリコン化合物層のドライエッチングを行った後、
Si系材料層とプラズマの接触面積を大とした場合に
は、残留電荷除去時にプラズマ中のF* 生成量が減少す
る。これにより、たとえばコンタクト・ホールの異方性
形状や下地選択性の劣化を防止することができる。
【0027】
【実施例】以下、本発明の具体的な実施例について説明
する。
【0028】まず、実際の半導体装置の製造プロセスの
説明に入る前に、本発明を実施するために使用したRF
バイアス印加型の有磁場マイクロ波プラズマ装置の一構
成例について、図1および図2を参照しながら説明す
る。なお、これらの図面の参照符号の一部は、前出の図
5と共通である。
【0029】この装置の基本的な構成要素は、2.45
GHzのマイクロ波を発生するマグネトロン1、マイク
ロ波μを導く導波管2、上記マイクロ波μを石英窓3を
介して取り入れ、ECR(電子サイクロトロン共鳴)放
電により内部にECRプラズマPを生成させるための内
径125mmのAlブロック・チャンバ4、このAlブ
ロック・チャンバ4を周回して配設され8.75×10
-2T(875Gauss)の磁場強度を達成できるソレ
ノイド・コイル5、上記Alブロック・チャンバ4の内
部を貫通し、矢印B1 ,B2 方向からエッチング・ガス
を導入するガス供給管6、上記Alブロック・チャンバ
4に接続され、排気孔8を通じて矢印A方向に高真空排
気される試料室7、ウェハWを静電吸着により固定する
単極式静電チャック9、この単極式静電チャック9を下
面にて支持するステージ10等である。
【0030】なお、上記単極式静電チャック9とステー
ジ10の構成の詳細、およびこれらに接続される電気系
統は、図5を参照しながら説明したとおりである。
【0031】さらに、本装置の独自の構成として、Al
ブロック・チャンバ4の内壁面上にSi系材料層19、
その内周側に図示されない駆動手段により矢印D方向に
昇降可能とされる円筒形の昇降式シャッタ20、および
Alブロック・チャンバ4の外周側にチャンバ壁を加熱
するためのヒータ23を配設した。上記Si系材料層1
9としては、CVD法により成膜したアモルファス・シ
リコン層を用いた。
【0032】次に、プラズマ処理中と残留電荷除去中に
おける上記エッチング装置の使用方法について説明す
る。図1は、たとえば所定のプラズマ処理としてドライ
エッチングを行っている場合の使用状態を示している。
ここで、単極式静電チャック9には負の直流電源15を
接続してウェハWを静電吸着させ、またステージ10に
はRF電源18を接続してRFバイアスを印加し、所定
の入射イオン・エネルギーを達成するようになされてい
る。昇降式シャッタ20は相対的に下降した位置に保持
され、Si系材料層19をECRプラズマPから遮蔽し
ている。図1に示されているのはシャッタ開度が0%の
場合であり、ECRプラズマP中のX* はSi材料層1
9によっては消費されない。また、ヒータ4によるチャ
ンバ壁の加熱も、特に行う必要はない。
【0033】なお、上記昇降式シャッタ20は、エッチ
ング中であっても必要に応じて操作して良い。たとえ
ば、X* が過剰となり易いオーバーエッチング時に、S
i系材料層19の露出面積をジャストエッチング工程に
おけるよりも大とするように昇降式シャッタ20を操作
すれば、X* の消費により高選択性,高異方性等を確保
することができる。
【0034】一方、図2は残留電荷除去を行っている場
合の使用状態を示している。ここで、単極式静電チャッ
ク9には負の直流電源14を一時的に接続してウェハW
の残留電荷をある程度消滅させ、またステージ10はR
F電源18から切り離して高エネルギーのイオン入射が
起こらないようになされている。昇降式シャッタ20は
上昇位置に保持され、Si系材料層19とECRプラズ
マPとが接触されている。図2に示されているのはシャ
ッタ開度100%の場合であり、ECRプラズマP中の
* がSi材料層19によって消費される。このとき、
ヒータ23をONとすれば、X* の捕捉効率が向上す
る。
【0035】以下の各実施例では、上述の装置を用いて
コンタクト・ホール・エッチングを行い、さらに残留電
荷除去を行ったプロセス例について説明する。
【0036】実施例1 本実施例は、c−C4 8 /CH2 2 混合ガス・プラ
ズマを用いてSiO2層間絶縁膜にコンタクト・ホール
を開口した後、O2 ガス・プラズマを用いて上記単極式
静電チャック9の残留電荷を除去した例である。このプ
ロセスを、図3の残留電荷除去シーケンス、および図4
のウェハの模式的断面図を参照しながら説明する。な
お、図4の参照符号は図1、図2、図5と共通である。
【0037】図4(a)は、エッチング前の5インチ径
ウェハの一構成例を示す概略断面図である。ここでは、
予め下層配線となる不純物拡散領域32が形成されたS
i基板31上にCVD法等により厚さ約0.9μmのS
iO2 層間絶縁膜33が成膜され、さらにこの上にホー
ル・パターンにしたがって開口された開口部35を有す
るレジスト・マスク34が形成されている。
【0038】ここで、上記レジスト・マスク34は化学
増幅系ネガ型3成分レジスト(シプレー社製;商品名S
AL−601)を用いて厚さ約1μmの塗膜を形成した
後、KrFエキシマ・レーザ・ステッパを用いてパター
ニングされている。ここで、レジスト・マスク34の逆
テーパー状の断面形状は、上記レジスト材料の感光特性
に起因する特有の形状である。
【0039】このウェハを図3(a)に示されるように
単極式静電チャック9を用いてステージ10上に固定
し、一例として下記の条件で上記SiO2 層間絶縁膜3
3をエッチングした。 c−C4 8 流量 15 SCCM CH2 2 流量 10 SCCM ガス圧 0.27 Pa マイクロ波パワー 1200 W(2.45
GHz) RFバイアス・パワー 300 W(800 k
Hz) ステージ温度 −30 ℃(アルコール系冷媒使
用) シャッタ開度 0 % 内部電極への直流電圧 −600 V エッチング時間 オーバーエッチング50%
相当
【0040】上記ガス組成は、c−C4 8 からCFx
+ を大量生成させて高速エッチングを行うと同時に、堆
積性のCH2 2 から炭素系ポリマーを生成させて効果
的な側壁保護や下地表面保護を行うことを意図したもの
である。このエッチングは入射イオン・エネルギーをあ
る程度高めた条件下でCFx + の垂直入射成分により異
方的に進行する。したがって、形成されるコンタクト・
ホール36の開口径は、図4(b)に示されるように、
レジスト・マスク34の開口部35の開口端の直径でほ
ぼ規定された。また、プラズマ中に生成する炭素系ポリ
マー37がパターンの側壁面に堆積してその断面形状を
略垂直に補正するため、斜め入射イオンの散乱による異
方性形状の劣化等も起こらなかった。
【0041】さらに、エッチングが終了して下地の不純
物拡散領域32が露出すると、この露出面からはもはや
O原子がスパッタ・アウトされないため、炭素系ポリマ
ー37が堆積して高選択性が得られた。
【0042】次に、c−C4 8 /CH2 2 混合ガス
の供給を停止してエッチング・チャンバ内にO2 ガスを
導入し、一例として下記の条件で残留電荷除去を行っ
た。なお、ここではヒータ23による加熱は行わなかっ
た。 O2 流量 50 SCCM ガス圧 1.33 Pa マイクロ波パワー 800 W(2.45 GH
z) RFバイアス・パワー 0 W ステージ温度 −30 ℃(アルコール系冷媒使用) 放電時間 15 秒 シャッタ開度 100 % 内部電極への直流電圧 +100 V(最初の0.2秒
間) 0 V(残り14.8秒間)
【0043】ここで、上記の放電時間15秒のうち最初
の0.2秒間は、図3(b)に示されるように内部電極
22にエッチング中とは逆の正の直流電源14を接続
し、残る時間は図3(c)に示されるように無印加とし
た。ここで、直流電圧の無印加状態で放電を行う間も、
ウェハWはステージ10上に置いたままとする。これ
は、ウェハWをステージ10から分離する際の割れを防
止し、またステージ10や単極式静電チャック9の表面
へプラズマ照射損傷が及ぶのを防止するためである。
【0044】この残留電荷除去工程では、O2 から解離
生成したO* により残留するc−C 4 8 やCH2 2
が分解され、大量のF* が発生する。しかし、その多く
はSi系材料層19と接触することによりSiFx に変
化するため、従来のような炭素系ポリマーの除去が起こ
らず、図4(c)に示されるようにコンタクト・ホール
36の良好な異方性形状と不純物拡散領域32に対する
高選択性が維持された。
【0045】上記放電により残留電荷をほぼ完全に除去
することができ、ウェハWをステージ10から容易に分
離することができた。なお、上記の総所要時間はある程
度余裕を持たせて設定しており、条件により短縮するこ
とも可能である。
【0046】実施例2 本実施例では、同様のコンタクト・ホール・エッチング
においてさらに下地選択性を向上させるために、エッチ
ングをジャストエッチングとオーバーエッチングの2段
階プロセスとし、昇降式シャッタの全開をオーバーエッ
チングの段階から行った。
【0047】まず、シャッタ開度を0%とし、実施例1
と同じ条件でSiO2 層間絶縁膜33をジャストエッチ
ングした。ただし、このジャストエッチングは、被エッ
チング領域の一部で下地の不純物拡散領域32が露出し
始めた時点で終了させた。
【0048】次に、シャッタ開度を100%とし、他は
同じ条件で引き続きオーバーエッチングを行った。一般
にオーバーエッチング工程では、被エッチング材料の減
少に伴って相対的にラジカルが過剰となり、このラジカ
ルの作用によりアンダカット等の形状異常や下地材料層
の浸触が生じやすい。しかし、ここでは過剰のF* がS
i系材料層19と接触することにより消費されるので、
これらの不都合を回避することができた。なお、この段
階でヒータ23による加熱を行えば、F* を一層効率良
く除去することも可能である。
【0049】さらに、実施例1と同じ条件で残留電荷除
去を行った。本実施例では、オーバーエッチング時から
シャッタ開度を100%とすることにより、プロセス全
体を通じた不純物拡散領域32の除去をほぼ完全に抑制
することができた。
【0050】実施例3 本実施例では、残留電荷除去時にヒータ23によるAl
ブロック・チャンバ4の加熱を行い、F* の捕捉効率を
高めた。すなわち、まず実施例1と同様にSiO2 層間
絶縁膜33をエッチングした。この後、ヒータ23の温
度を250℃に設定し、シャッタ開度を50%とした他
は実施例1と同じ条件で残留電荷除去を行った。
【0051】本実施例では、ヒータ23への通電により
Alブロック・チャンバ4を通じてSi系材料層19が
加熱され、その表面におけるF* との反応および反応生
成物の脱離が促進された。したがって、Si系材料層1
9の露出面積が前述の実施例1の半分であるにもかかわ
らず、同等の良好な結果を得ることができた。
【0052】以上、本発明を3例の実施例にもとづいて
説明したが、本発明はこれらの実施例に何ら限定される
ものではない。たとえば、本発明を適用可能なプロセス
は、Si基板へのコンタクトをとるためのコンタクト・
ホール加工に限られず、ポリシリコン膜やポリサイド膜
等から構成される下層配線へのコンタクトをとるための
ビアホール加工等であっても良い。
【0053】また、上述の実施例ではシャッタ部材の構
成として昇降式シャッタを採り上げたが、回転式シャッ
タを採用することも可能である。この場合には、1枚の
シャッタの開口位置とSi系材料層の配設位置との重ね
合わせ方、あるいは2枚の回転式シャッタの回転角の差
により決定されるスリット状の開口面積等にもとづい
て、プラズマとSi系材料層との接触面積を調節するこ
とができる。
【0054】その他、サンプル・ウェハの構成、エッチ
ング条件、使用するエッチング装置の種類、残留電荷除
去シーケンスにおける直流電圧の極性、残留電荷除去時
の放電条件、シャッタ開度等が適宜変更可能であること
は、言うまでもない。
【0055】
【発明の効果】以上の説明からも明らかなように、本発
明によれば単極式静電チャックの残留電荷除去を、プラ
ズマ処理の結果に悪影響を与えることなく行うことがで
きる。したがって、単極式静電チャックが特に必要とさ
れる低温エッチングの有用性をさらに高めることがで
き、ひいては半導体装置の微細化、高集積化、高性能化
を推進することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明で使用される有磁場マイクロ波プラズマ
・エッチング装置の一構成例において、Si系材料層と
ECRプラズマとの接触面積が0%とされた状態を表す
概略断面図である。
【図2】図1と同じ装置において、Si系材料層とEC
Rプラズマとの接触面積が100%とされた状態を示す
概略断面図である。
【図3】本発明をフルオロカーボン系ガスを用いたコン
タクト・ホール・エッチングに適用した場合の残留電荷
除去シーケンスを説明する模式的断面図であり、(a)
はフルオロカーボン系ガスを用いたエッチング中の状
態、(b)はO2 ガス・プラズマを用いた残留電荷除去
の途中状態、(c)は残留電荷除去が終了した状態をそ
れぞれ表す。
【図4】本発明をコンタクト・ホール・エッチングに適
用したプロセス例をその工程順にしたがって説明する模
式的断面図であり、(a)はエッチング前のウェハの状
態、(b)はエッチングにより異方性形状を有するコン
タクト・ホールが形成された状態、(c)は残留電荷除
去中にも高下地選択性が維持されている状態をそれぞれ
表す。
【図5】従来の残留電荷除去シーケンスにおける問題点
を説明する模式的断面図であり、(a)はフルオロカー
ボン系ガスを用いたエッチング中の状態、(b)はO2
ガス・プラズマを用いた残留電荷除去の途中状態、
(c)は残留電荷除去が終了した状態をそれぞれ表す。
【図6】従来のコンタクト・ホール・エッチング後の残
留電荷除去における問題点を説明する模式的断面図であ
り、(a)はエッチング前のウェハの状態、(b)はエ
ッチングにより異方性形状を有するコンタクト・ホール
が形成された状態、(c)は残留電荷除去中に不純物拡
散領域が浸触された状態をそれぞれ表す。
【符号の説明】
4 ・・・Alブロック・チャンバ 9 ・・・単極式静電チャック 10 ・・・ステージ 13,16・・・スイッチ 14,15・・・直流電源 18 ・・・RF電源 19 ・・・Si系材料層 20 ・・・昇降式シャッタ 21 ・・・絶縁ブロック 22 ・・・内部電極 23 ・・・ヒータ 31 ・・・Si基板 32 ・・・不純物拡散領域 33 ・・・SiO2 層間絶縁膜 34 ・・・レジスト・マスク 36 ・・・コンタクト・ホール 37 ・・・炭素系ポリマー

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内壁面の少なくとも一部がシリコン系材
    料層に被覆され、該シリコン系材料層とプラズマとの接
    触面積が可変とされてなるプラズマ・チャンバ内で単極
    式静電チャックを備えたステージ上に基板を保持し、該
    基板に対して所定のプラズマ処理を行う第1の工程と、 前記シリコン系材料層と前記プラズマとの接触面積を前
    記第1の工程におけるよりも大とした状態で、該プラズ
    マ中のハロゲン・ラジカルの少なくとも一部を前記シリ
    コン系材料層との接触により消費させながら、前記単極
    式静電チャックの残留電荷を除去する第2の工程とを有
    することを特徴とする半導体装置の製造方法。
  2. 【請求項2】 前記接触面積は、前記シリコン系材料層
    とプラズマとの間に介在されるシャッタ部材を操作する
    ことにより増減させることを特徴とする請求項1記載の
    半導体装置の製造方法。
  3. 【請求項3】 少なくとも前記第2の工程では、前記プ
    ラズマ・チャンバの内壁面を加熱することを特徴とする
    請求項1または請求項2に記載の半導体装置の製造方
    法。
  4. 【請求項4】 前記第1の工程における所定のプラズマ
    処理はフルオロカーボン系ガスを用いたシリコン化合物
    層のドライエッチングであり、前記第2の工程ではプラ
    ズマ中のフッ素ラジカルが前記シリコン系材料層との接
    触により消費されることを特徴とする請求項1ないし請
    求項3のいずれか1項に記載の半導体装置の製造方法。
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