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JPH07278506A - 両面感熱性粘着テープ - Google Patents

両面感熱性粘着テープ

Info

Publication number
JPH07278506A
JPH07278506A JP7080094A JP7080094A JPH07278506A JP H07278506 A JPH07278506 A JP H07278506A JP 7080094 A JP7080094 A JP 7080094A JP 7080094 A JP7080094 A JP 7080094A JP H07278506 A JPH07278506 A JP H07278506A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sensitive adhesive
double
heat
adhesive tape
sided heat
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7080094A
Other languages
English (en)
Inventor
Keiichi Sato
馨一 佐藤
Masako Yamamoto
雅子 山本
Hiroyuki Iida
博之 飯田
Makoto Kameyama
眞 亀山
Akira Kikuchi
明 菊池
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Artience Co Ltd
Original Assignee
Toyo Ink Mfg Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyo Ink Mfg Co Ltd filed Critical Toyo Ink Mfg Co Ltd
Priority to JP7080094A priority Critical patent/JPH07278506A/ja
Publication of JPH07278506A publication Critical patent/JPH07278506A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Adhesive Tapes (AREA)
  • Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】セパレーターを必要とせず、耐ブロッキング性
に優れた両面感熱性粘着テープの提供。 【構成】基材8の両面に、ガラス転移温度が-5℃以上の
熱可塑性樹脂、粘着付与剤および固体可塑剤を含有する
感熱性粘着剤層7を有する両面感熱性粘着テープ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、常温では非粘着性であ
るが加熱により粘着性が発現し、しかも粘着性発現後、
加熱源を取り去っても暫くの間、粘着性が持続する両面
感熱性粘着テープに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の両面テープは、両面粘着テープあ
るいは両面接着テープとも呼ばれ、図1に示すように基
材3の両面に粘着剤層2を有するテープ本体およびその
粘着性を保護するセパレーター1(ライナーあるいは剥
離ライナーとも呼ばれる。)、あるいは図2に示すよう
に基材6の両面に粘着剤層5を有するテープ本体および
その粘着性を保護するセパレーター4から成り立ってい
る。一般的には、テープ本体がセパレーターとともにロ
ール状に巻き取られているものが多く、用途によって適
当な大きさのシート状あるいはフィルム状等の平板状の
もの等種々の形態に加工することが可能であるが、従来
の両面テープはいずれの形態においてもセパレーターを
必要とする。
【0003】ここにおいて、セパレーターは、粘着面を
保護するために必要なものであり、上質紙、グラシン紙
等の紙類の表面をシリコン樹脂等によって離型処理した
剥離紙、シリコン樹脂等の離型剤をコートしたプラスチ
ックフィルムあるいはプラスチックフィルム単独が通常
よく用いられている。しかしながら、両面粘着テープあ
るいは両面接着テープの使用時に本体から剥がされたセ
パレーターは、最近の環境問題に取り上げられている産
業廃棄物としての処分に問題点があった。
【0004】この問題点を解決するために、通常の粘着
剤を使用してセパレーターを使用しないタイプも考案さ
れているが、接着性能は劣り、使用が特殊用途に限定さ
れている。また、ホットメルト接着剤を両面テープ状に
して、例えば、ズボンの裾上げ等に利用しているが、加
熱後に貼着可能な時間が短く、作業性が悪い問題点があ
った。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、セパ
レーターを必要とせず、耐ブロッキング性に優れた両面
感熱性粘着テープの提供にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】すなわち本発明は、基材
の両面に、ガラス転移温度が-5℃以上の熱可塑性樹脂、
粘着付与剤および固体可塑剤を含有する感熱性粘着剤層
を有する両面感熱性粘着テープを提供する。
【0007】本発明の両面感熱性粘着テープは、図3に
示すように、基材8および耐ブロッキング性を付与した
感熱性粘着剤層7から構成される。
【0008】基材としては、従来の両面粘着テープある
いは両面接着テープの基材に使用されている紙、不織
布、織布、フィルム、発泡体等が使用できる。紙として
は、和紙、上質紙、グラシン紙等の紙類が挙げられ、不
織布としては、レーヨン、ポリエステル、ポリプロピレ
ン等の不織布が挙げられる。織布としては、綿布、ス
フ、ビニロン等の天然繊維あるいは合成繊維の織布が挙
げられ、フィルムとしては、ポリエステル(特にポリエ
チレンテレフタレート)、ポリ塩化ビニル、ポリプロピ
レン、アセテート、セロファン等のフィルムが挙げられ
る。また、発泡体としては、ポリウレタン、ポリエチレ
ン、ブチルゴム、クロロプレン、塩化ビニル、アクリル
ゴム等の発泡体が挙げられる。
【0009】感熱性粘着剤は、固体可塑剤、ガラス転移
温度が-5℃以上の熱可塑性樹脂および粘着付与剤を基本
骨格としており、例えば「接着便覧」(第12版、昭和55
年、高分子刊行会発行)に記載されているものを使用す
ることができる。熱可塑性樹脂は、粘着力・接着力の根
源となる。また、固体可塑剤は、常温では固体であるた
め樹脂に可塑性を与えず、加熱により溶融して樹脂を膨
潤あるいは軟化させるため、常温では非粘着性の粘着剤
に、加熱することによって粘着性を発現させる作用をす
る。この際、粘着付与剤が存在していると粘着性が一層
顕著に現れ、実用特性が向上する。
【0010】熱可塑性樹脂のガラス転移温度は、感熱性
粘着剤層の耐ブロッキング性を向上させるために、-5℃
以上でなければならないが、エチレン−酢酸ビニルの場
合には0℃以上が好ましい。しかしながら、ガラス転移
温度が高すぎると、造膜性の低下等を起こすため、50℃
未満が好ましい。また、熱可塑性樹脂を混合して使用す
る場合には、それぞれの熱可塑性樹脂のガラス転移温度
から重量比に応じて加成性が成り立つとして計算した
値、あるいは実際に混合物の熱分析を行った値の少なく
とも一方が以上の範囲に入ればよい。
【0011】感熱性粘着剤層の耐ブロッキング性をさら
に向上させるためには、感熱性粘着剤の組成において、 1)融点の高い固体可塑剤の使用、 2)固体可塑剤の表面処理、 3)軟化温度の高い粘着付与剤の使用、 4)第3成分の添加 等を行えばよい。
【0012】「1)融点の高い固体可塑剤の使用」につ
いては、融点が50℃以上、さらには60℃以上の固体可塑
剤を使用することが好ましい。なお、固体可塑剤を混合
して使用する場合には、それぞれの固体可塑剤の融点か
ら重量比に応じて加成性が成り立つとして計算した値、
あるいは実際に混合物の熱分析を行った値の少なくとも
一方が以上の範囲に入ればよい。
【0013】「2)固体可塑剤の表面処理」について
は、固体可塑剤の表面を無機化合物および/または樹脂
微粒子によりコーティングすることが好ましい。固体可
塑剤は、融点以下でも保存温度等の条件によっては、あ
る程度溶融して樹脂に可塑性を与えるため、耐ブロッキ
ング性に問題があった。しかし、固体可塑剤の表面を無
機化合物および/または樹脂微粒子によりコーティング
することにより、固体可塑剤の溶融が抑制され、耐ブロ
ッキング性が向上すると考えられる。
【0014】無機化合物としては、例えば、酸化物、水
和物、無機酸塩、有機酸塩、アンモニウム塩、金属化合
物あるいは特殊なものとしてコロイド等を挙げることが
できる。感熱性粘着剤で使用される熱可塑性樹脂、粘着
付与剤あるいは固体可塑剤との相溶性あるいはコスト等
により、適宜選択すれば良い。さらに詳しくは、酸化
物、水酸化物、オキシ水酸化物、硝酸塩、炭酸塩、リン
酸塩、硫酸塩、シュウ酸塩、酢酸塩、酒石酸塩、クエン
酸塩が用いられる。
【0015】無機化合物として具体的には、酸化マグネ
シウム、酸化アルミニウム、酸化チタン、酸化バリウ
ム、酸化チタンバリウム、酸化アルミニウムバリウム、
酸化アルミニウムマグネシウム、酸化ケイ素アルミニウ
ム等の酸化物や、水酸化マグネシウム、水酸化アルミニ
ウム、水酸化バリウム、タルク、炭酸カルシウム、硫酸
バリウム等が挙げられる。
【0016】また、コロイドとしては、無機化合物およ
び有機化合物のコロイドを用いることができ、例えば、
タンパク質あるいは弾性ゴム等の分子コロイド、セッケ
ン等がつくるミセルコロイド、酸化物ゾルあるいは金属
ゾル等の粒子コロイド等が挙げられるが、特に粒子コロ
イドが好適である。粒子コロイドとしては、分散質およ
び分散媒の凝集状態の組合せによって、種々あるが、酸
化物ゾルとして、コロイダルシリカ、アルミナゾル、酸
化アンチモンゾル、ジルコニアゾル等が挙げられる。ま
た、金属ゾルとして、金ゾル、セレンゾル等が挙げられ
る。さらに、微細の粘土鉱物であり、水等に分散させる
とゾルとなるスメクタイト等が挙げられる。
【0017】また、樹脂微粒子としては、ガラス転移温
度が50℃以上かつ平均粒径が10μm以下のものが好まし
く、感熱性粘着剤で使用される熱可塑性樹脂、粘着付与
剤あるいは固体可塑剤との相溶性あるいはコスト等によ
り、適宜選択すれば良い。使用形態としては、粉末ある
いはエマルジョンの形態で用いることができる。樹脂微
粒子を用いる場合は、実質的に球状のものが好ましい。
樹脂微粒子としては、例えばスチレン重合体粉末、エチ
レン重合体粉末、メタクリル酸メチル重合体粉末、メタ
クリル酸メチル−スチレン共重合体粉末等が挙げられる
が、これのみに限定されるものではない。また、樹脂微
粒子は、溶媒中に分散して添加しても良く、そのまま添
加しても良い。分散溶媒としては、公知の溶媒が適宜使
用可能であり、有機溶媒に限定されるものではなく、無
機溶媒でも良く、もちろん水でも良い。
【0018】固体可塑剤の表面を無機化合物および/ま
たは樹脂微粒子によりコーティングする方法としては、
(1)熱により固体可塑剤の表面を軟化あるいは溶融させ
る方法、(2)バインダーを用いる方法、(3)機械的衝撃手
段による方法、等を挙げることができるが、これらに限
定されるものではない。以上の方法および装置について
は、「造粒ハンドブック」(第1版、平成3年、オーム
社発行)に具体的に記載されている。
【0019】(1) の方法としては、流動コーティング装
置、転動コーティング装置あるいはパンコーティング装
置を使用して、熱媒体(水等)の熱により装置全体を加
温させることによって固体可塑剤の表面を軟化あるいは
溶融させるか、または、熱風等により直接可塑剤の表面
を軟化あるいは溶融させることによって、無機化合物お
よび/または樹脂微粒子をコーティングする方法を挙げ
ることができる。(2) の方法としては、流動コーティン
グ装置、転動コーティング装置あるいはパンコーティン
グ装置を使用して、バインダーを装置内に供給すること
により無機化合物を固体可塑剤にコーティングする方法
を挙げることができる。バインダーとしては、固体可塑
剤と無機化合物および/または樹脂微粒子とを結合可能
なものであれば良く、例えばポリビニルアルコール、ゼ
ラチン、アラビアゴム、デキストリン、天然ゴム、アル
ギン酸ソーダ等を用いることができる。(3) の方法とし
ては、高速気流中衝撃法が挙げられ、直接固体可塑剤の
表面に無機化合物および/または樹脂微粒子をコーティ
ングできる。
【0020】固体可塑剤の表面をコロイド等の水分散体
でコーティングする場合には、(1)固体可塑剤をコロイ
ド等の水分散体に混合分散後、加熱および/または減圧
し、分散媒を完全にあるいは一部蒸発させる方法、(2)
コロイド等の水分散体を分散している分散媒を蒸発後、
前記無機化合物および/または樹脂微粒子の場合と同様
にしてコーティングする方法、等によることができる
が、これらに限定されるものではない。
【0021】「3)軟化温度の高い粘着付与剤の使用」
については、軟化温度が80℃以上、さらには 100℃以上
の粘着付与剤を使用することが好ましい。「4)第3成
分の添加」については、感熱性粘着剤中に無機化合物
(好ましくはコロイド)および/または樹脂微粒子を、
感熱性粘着剤で使用される熱可塑性樹脂、粘着付与剤お
よび固体可塑剤との相溶性あるいはコスト等により適宜
選択し、含有させる。無機化合物および/または樹脂微
粒子は、前記「2)固体可塑剤の表面処理」に記載した
ものが使用可能であるが、特に粒径10μm以下の粒子が
好ましく、無機化合物ではコロイド、樹脂微粒子ではさ
らにガラス転移温度が50℃以上の硬質粒子が好ましい。
【0022】本発明に用いられる感熱性粘着剤の組成中
の固体可塑剤としては、例えばフタル酸ジフェニル、フ
タル酸ジヘキシル、フタル酸ジシクロヘキシル、フタル
酸ジヒドロアビエチル、イソフタル酸ジメチル、安息香
酸スクロース、二安息香酸エチレングリコール、三安息
香酸トリメチロールエタン、三安息香酸グリセリド、四
安息香酸ペンタエリトリット、八酢酸スクロース、クエ
ン酸トリシクロヘキシル、N-シクロヘキシル-p- トルエ
ンスルホンアミド等が挙げられるが、フタル酸ジシクロ
ヘキシルが好ましい。
【0023】また、熱可塑性樹脂は、固体可塑剤 100重
量部に対して20〜200 重量部、さらには30〜140 重量部
の固形分比で用いることが好ましい。熱可塑性樹脂とし
ては、例えばアクリル酸エステル、スチレン−アクリル
酸エステル、スチレン−ブタジエン、エチレン−酢酸ビ
ニル、酢酸ビニル、酢酸ビニル−アクリル酸エステル、
エチレン−塩化ビニル、エチレン−アクリル酸エステ
ル、エチレン−アクリル酸、ブタジエン、ウレタン、ス
チレン−イソプレン、アクリロニトリル−ブタジエン等
の重合体が挙げられる。
【0024】また、感熱性粘着剤の粘着性能を向上させ
る粘着付与剤は、固体可塑剤 100重量部に対して 5〜10
0 重量部、さらには10〜50重量部の固形分比で用いるこ
とが好ましい。粘着付与剤としては、例えばテルペン樹
脂、脂肪族系石油樹脂、芳香族系石油樹脂、クマロン−
インデン樹脂、スチレン系樹脂、フェノール樹脂、テル
ペン−フェノール樹脂、ロジン誘導体(ロジン、重合ロ
ジン、水添ロジンおよびそれらのグリセリン、ペンタエ
リスリトール等とのエステル、樹脂酸ダイマー等)が挙
げられる。
【0025】前記固体可塑剤、熱可塑性樹脂あるいは粘
着付与剤は、1種類あるいは2種類以上の混合物で使用
することができる。すなわち、固体可塑剤は、フタル酸
ジシクロヘキシルおよびフタル酸ジフェニル、フタル酸
ジシクロヘキシルおよびフタル酸ジヘキシル、フタル酸
ジシクロヘキシルおよびフタル酸ジヒドロアビエチル、
フタル酸ジシクロヘキシルおよびイソフタル酸ジメチ
ル、フタル酸ジシクロヘキシルおよび安息香酸スクロー
ス、フタル酸ジシクロヘキシルおよび二安息香酸エチレ
ングリコール、フタル酸ジシクロヘキシルおよび三安息
香酸トリメチロールエタン、フタル酸ジシクロヘキシル
および三安息香酸グリセリド、フタル酸ジシクロヘキシ
ルおよび四安息香酸ペンタエリトリット、フタル酸ジシ
クロヘキシルおよび八酢酸スクロース、フタル酸ジシク
ロヘキシルおよびクエン酸トリシクロヘキシル、フタル
酸ジシクロヘキシルおよびN-シクロヘキシル-p- トルエ
ンスルホンアミド等との2種類あるいはフタル酸ジシク
ロヘキシル、フタル酸ジフェニルおよびフタル酸ジヘキ
シル等との3種類あるいはそれ以上の混合物で使用する
こともできる。
【0026】また、粘着付与剤は、テルペン樹脂および
脂肪族系石油樹脂、芳香族系石油樹脂およびクマロン−
インデン樹脂、スチレン系樹脂およびフェノール樹脂、
テルペン−フェノール樹脂およびロジン誘導体、テルペ
ン樹脂およびロジン誘導体、脂肪族系石油樹脂およびロ
ジン誘導体、芳香族系石油樹脂およびロジン誘導体、ク
マロン−インデン樹脂およびロジン誘導体、スチレン系
樹脂およびロジン誘導体、フェノール樹脂およびロジン
誘導体等との2種類あるいはロジン誘導体、脂肪族系石
油樹脂および芳香族系石油樹脂等との3種類あるいはそ
れ以上の混合物で使用することもできる。
【0027】また、熱可塑性樹脂は、アクリル酸エステ
ルおよびスチレン−アクリル酸エステル、スチレン−ブ
タジエンおよびエチレン−酢酸ビニル、酢酸ビニルおよ
び酢酸ビニル−アクリル酸エステル、エチレン−塩化ビ
ニルおよびエチレン−アクリル酸エステル、エチレン−
アクリル酸およびブタジエン、ウレタンおよびスチレン
−イソプレン、スチレン−ブタジエンおよびアクリル酸
エステル、スチレン−ブタジエンおよびスチレン−アク
リル酸エステル、スチレン−ブタジエンおよび酢酸ビニ
ル、スチレン−ブタジエンおよび酢酸ビニル−アクリル
酸エステル、スチレン−ブタジエンおよびエチレン−塩
化ビニル、スチレン−ブタジエンおよびエチレン−アク
リル酸エステル、スチレン−ブタジエンおよびエチレン
−アクリル酸、スチレン−ブタジエンおよびブタジエ
ン、スチレン−ブタジエンおよびウレタン、スチレン−
ブタジエンおよびスチレン−イソプレン、スチレン−ブ
タジエンおよびアクリロニトリル−ブタジエン等との2
種類あるいはスチレン−アクリル酸エステル、スチレン
−ブタジエンおよびエチレン−酢酸ビニル等との3種類
あるいはそれ以上の混合物で使用することもできる。
【0028】感熱性粘着剤中には、この他に、パラフィ
ン、天然ワックス、合成ワックス、天然油脂等の有機物
を添加することができる。また、塗膜の造膜性を改善す
る目的で、溶剤、液体可塑剤等も添加できる。さらに必
要に応じて、分散剤、消泡剤、増粘剤等を使用すること
もできる。感熱性粘着剤は、水性エマルジョンまたは有
機溶剤溶液として基材上に塗工することができるが、塗
工、乾燥後のテープの取扱いを考慮にいれると、水性エ
マルジョンとして塗工することが好ましい。
【0029】本発明の両面感熱性粘着テープは、一般的
には、基材両面に感熱性粘着剤を塗工後(水性エマルジ
ョンとして塗工した場合には乾燥後、また、有機溶剤溶
液として塗工した場合には、乾燥して粘着性が消失
後)、ロール状に巻き取られることが多いが、用途によ
って、適当な大きさのシートあるいはフィルム等の平板
状等、種々の形態に加工することが可能でる。本発明の
両面感熱性粘着テープは、従来の両面粘着テープあるい
は両面接着テープとは異なり、いずれの形態に加工する
場合においても、セパレーターを必要としない。
【0030】
【実施例】以下、実施例を挙げて、本発明を具体的に説
明する。ただし、本発明の範囲は、以下の実施例により
何等限定されるものではない。例中、部とは重量部を、
%とは重量%をそれぞれ表わす。
【0031】〔実施例1〕流動コーティング装置(不二
パウダル(株)製 ニューマルメライザー NQ-LABO)
に、フタル酸ジフェニル(融点69℃)300部と酸化チタン
30部を仕込み、熱風によりフタル酸ジフェニル表面に酸
化チタンをコーティングした。酸化チタンをコーティン
グしたフタル酸ジフェニルのコーティング状況を走査型
電子顕微鏡により観察した結果、コーティングされてい
ることが確認された。次いで、表1に示した処方で、5
分間混合器にて、混合攪拌を行い、感熱性粘着剤を調製
した。 〔実施例2〕実施例1と同様な装置で、熱風によりフタ
ル酸ジシクロヘキシル(融点65℃)300部の表面を酸化マ
グネシウム30部でコーティングした。酸化マグネシウム
でコーティングされていることを実施例1と同様に確認
した。次いで、表1に示した処方で、実施例1と同様に
感熱性粘着剤を調製した。
【0032】〔実施例3〕実施例1と同様な装置に、フ
タル酸ジシクロヘキシル 300部と酸化チタン30部を仕込
み、バインダーとして3%アクリルポリマーのn-ブチル
アルコール溶液を使用して、フタル酸ジシクロヘキシル
表面に酸化チタンをコーティングした。酸化チタンでコ
ーティングされていることは、実施例1と同様に確認し
た。次いで、表1に示した処方で、実施例1と同様に感
熱性粘着剤を調製した。 〔実施例4〕転動コーティング装置(深江工業(株)製
ハイスピードミキサー LFS-1)に、フタル酸ジフェニ
ル 300部と酸化アルミニウム30部を仕込み、加熱により
フタル酸ジフェニル表面に酸化アルミニウムをコーティ
ングした。酸化アルミニウムでコーティングされている
ことは、実施例1と同様に確認した。次いで、表1に示
した処方で、実施例1と同様に感熱性粘着剤を調製し
た。
【0033】〔実施例5〕高速気流中衝撃法を利用した
粉体の表面改質装置((株)奈良機械製作所製ハイブリ
ダイゼーション システム NHS-O)に、フタル酸ジシク
ロヘキシル 300部と酸化チタン30部を仕込み、機械的衝
撃によりフタル酸ジシクロヘキシル表面に酸化チタンを
コーティングした。酸化チタンでコーティングされてい
ることは、実施例1と同様に確認した。次いで、表1に
示した処方で、実施例1と同様に感熱性粘着剤を調製し
た。 〔実施例6〕コロイダルシリカ(固形分20%)150部とフ
タル酸ジシクロヘキシル 300部とを混合器にて混合乾燥
後、表1に示した処方で、ガラスビーカーに入れ、混合
器により混合を行い、粘着剤を調製した。コロイダルシ
リカでフタル酸ジシクロヘキシルがコーティングされて
いることは、実施例1と同様に確認した。次いで、表1
に示した処方で、実施例1と同様に感熱性粘着剤を調製
した。
【0034】〔実施例7〕アルミナゾル(固形分20%)1
50部とフタル酸ジフェニル 300部とを混合器にて混合乾
燥後、表1に示した組成でガラスビーカーに入れ、混合
器により混合を行い、粘着剤を調製した。アルミナゾル
でフタル酸ジフェニルがコーティングされていること
は、実施例1と同様に確認した。次いで、表1に示した
処方で、実施例1と同様に感熱性粘着剤を調製した。 〔実施例8〕実施例1と同様な装置で、ジルコニアゾル
(固形分20%)150部とフタル酸ジシクロヘキシル 300部
を仕込み、熱風によりフタル酸ジシクロヘキシル表面に
ジルコニアゾルをコーティングした。ジルコニアゾルで
フタル酸ジシクロヘキシルがコーティングされているこ
とは、実施例1と同様に確認した。次いで、表1に示し
た処方で、実施例1と同様に感熱性粘着剤を調製した。
【0035】〔実施例9〕実施例4と同様な装置で、コ
ロイダルシリカ(固形分20%)150部とフタル酸ジシクロ
ヘキシル 300部を仕込み、バインダーとしては 3%アク
リルポリマーのn-ブチルアルコール溶液を使用して、フ
タル酸ジシクロヘキシル表面にコロイダルシリカをコー
ティングした。コロイダルシリカでフタル酸ジシクロヘ
キシルがコーティングされていることは、実施例1と同
様に確認した。次いで、表1に示した処方で、実施例1
と同様に感熱性粘着剤を調製した。 〔実施例10〕コロイダルシリカの半量(75部)をアル
ミナゾル(固形分20%)に代えた以外は、実施例9と同
様にして感熱性粘着剤を調製した。コロイダルシリカお
よびアルミナゾルでフタル酸ジシクロヘキシルがコーテ
ィングされていることは、実施例1と同様に確認した。
次いで、表1に示した処方で、実施例1と同様に感熱性
粘着剤を調製した。
【0036】〔実施例11〕コロイダルシリカを乾燥器
にて乾燥させた粉末30部を、実施例4と同様の装置を用
いて、加熱によりフタル酸ジシクロヘキシル 300部の表
面にコーティングした。コロイダルシリカでフタル酸ジ
シクロヘキシルがコーティングされていることは、実施
例1と同様に確認した。次いで、表1に示した処方で、
実施例1と同様に感熱性粘着剤を調製した。 〔実施例12〕実施例1と同様な装置で、フタル酸ジシ
クロヘキシル 300部とメタクリル酸メチル−スチレン共
重合体粉末(粒径 0.2〜0.5 μm、Tg=128℃、綜研化学
(株)製球状粉末)30部とを仕込み、熱風によりフタル
酸ジシクロヘキシル表面にメタクリル酸メチル−スチレ
ン共重合体粉末をコーティングした。メタクリル酸メチ
ル−スチレン共重合体粉末でフタル酸ジシクロヘキシル
がコーティングされていることは、実施例1と同様に確
認した。次いで、表1に示した処方で、実施例1と同様
に感熱性粘着剤を調製した。
【0037】〔実施例13〕実施例4と同様な装置で、
フタル酸ジフェニル 150部、フタル酸ジシクロヘキシル
150 部およびメタクリル酸メチル−スチレン共重合体粉
末(粒径 0.4μm、Tg= 95℃、綜研化学(株)製球状粉
末)30部を仕込み、熱風によりフタル酸ジフェニルおよ
びフタル酸ジシクロヘキシルの表面にメタクリル酸メチ
ル−スチレン共重合体粉末をコーティングした。メタク
リル酸メチル−スチレン共重合体粉末でフタル酸ジフェ
ニルおよびフタル酸ジシクロヘキシルがコーティングさ
れていることは、実施例1と同様に確認した。次いで、
表1に示した処方で、実施例1と同様に感熱性粘着剤を
調製した。 〔実施例14〕実施例5と同様な装置で、フタル酸ジフ
ェニル 300部とメタクリル酸メチル−スチレン共重合体
粉末(粒径 0.2〜0.5 μm、Tg=128℃、綜研化学(株)
製球状粉末)30部を仕込み、機械的衝撃によりフタル酸
ジフェニル表面にメタクリル酸メチル−スチレン共重合
体粉末をコーティングした。メタクリル酸メチル−スチ
レン共重合体粉末でフタル酸ジフェニルがコーティング
されていることは、実施例1と同様に確認した。次い
で、表1に示した処方で、実施例1と同様に感熱性粘着
剤を調製した。
【0038】〔実施例15〜22〕表1に示す組成で混
合器により混合を行い、感熱性粘着剤を調製した。な
お、実施例15においては、コロイダルシリカの半量
(75部)を添加して混合後、さらにコロイダルシリカの
半量(75部)を添加して混合を行った。また、実施例2
0においては、メタクリル酸メチル−スチレン共重合体
粉末(粒径 0.2〜0.5 μm、Tg=128℃、綜研化学(株)
製球状粉末)の半量(15部)を添加して混合後、さらに
メタクリル酸メチル−スチレン共重合体粉末の半量(15
部)を添加して混合を行った。
【0039】〔比較例1〕実施例1と同様な装置に、フ
タル酸ジシクロヘキシル 300部とスチレン重合体粉末
(粒径15〜40μm、Tg=105℃、綜研化学(株)製球状粉
末)30部を仕込み、熱風によりフタル酸ジシクロヘキシ
ル表面にスチレン重合体粉末をコーティングした。スチ
レン重合体粉末でフタル酸ジシクロヘキシルがコーティ
ングされていることは、実施例1と同様に確認した。次
いで、表1に示した処方で、実施例1と同様に感熱性粘
着剤を調製した。
【0040】〔比較例2〕実施例1と同様な装置に、フ
タル酸ジフェニル 300部とスチレン重合体粉末(粒径15
〜40μm、Tg=105℃、綜研化学(株)製球状粉末)30部
を仕込み、バインダーとして3%アクリルポリマーのn
−ブチルアルコール溶液を使用して、フタル酸ジフェニ
ル表面にスチレン重合体粉末をコーティングした。スチ
レン重合体粉末でフタル酸ジフェニルがコーティングさ
れていることは、実施例1と同様に確認した。次いで、
表1に示した処方で、実施例1と同様に感熱性粘着剤を
調製した。 〔比較例3〜7〕表1に示した処方で、実施例1と同様
に感熱性粘着剤を調製した。
【0041】実施例および比較例で得られた感熱性粘着
剤を、上質紙の片面に塗工量が20g/m2となるように塗工
して45℃で30秒間乾燥後、もう一方の面に同様にして塗
工、乾燥し、両面感熱性粘着テープを得た。乾燥後の状
態では粘着性は確認できなかった。両面感熱性粘着テー
プについて、接着力、保持力および耐ブロッキング性の
評価を行った結果を表1に示す。なお、評価は以下の方
法により行った。
【0042】接 着 力 ;実施例および比較例の両
面感熱性粘着テープを、 120℃で25秒間加熱し粘着性を
発現させた後、速やかにステンレス鋼板に貼り付け、JI
S K-6848に準じて 180度剥離により接着強度を測定し、
以下の基準で判定した。ただし、糊付け部は 100mmとし
た。なお、加熱により粘着性を発現させた場合には、両
面が粘着性を有するために、ステンレス鋼板に貼着して
いない面には、上質紙を貼り付けて、測定を行った。 ◎・・・・・・ 1000g/25mm 以上 ○・・・・・・ 800g/25mm以上、1000g/25mm未満 ×・・・・・・ 800g/25mm未満
【0043】保 持 力 ;実施例および比較例の両
面感熱性粘着テープを、加熱して粘着性を発現させた
後、速やかにステンレス鋼板に貼り付け、JIS K-6848に
準じて、500gの一定荷重を加え、クリープ試験を行い、
以下の基準で判定した。ただし、糊付け部は25mmとし
た。 ◎・・・・・・2000sec 以上 ○・・・・・・1000sec 以上、2000sec 未満 ×・・・・・・1000sec 未満
【0044】耐ブロッキング性;実施例および比較例の
両面感熱性粘着テープを、加熱せずに、一定の大きさに
切断して、10枚重ねた。これらに500g/cm2の荷重をかけ
て、50℃雰囲気下に1時間保存後に剥離し、以下の基準
で判定した。 5・・・・・・剥離抵抗なし。 4・・・・・・剥離時に若干音がする。 3・・・・・・剥離時に連続的な音がする。 2・・・・・・剥離時に紙の繊維を引っ張る。 1・・・・・・ブロッキングによる基材破断れがある。 0・・・・・・完全密着する。(剥離不能)
【0045】
【表1】
【0046】
【表2】
【0047】
【表3】
【0048】*1 無機化合物あるいは樹脂微粒子で
コーティングしたもの *2 固形分 *3 軟化温度 150℃、荒川化学工業(株)製 *4 スチレン−ブタジエン共重合体 *5 エチレン−酢酸ビニル共重合体 *6 粒径 0.2〜0.5 μm、Tg=128℃、綜研化学
(株)製 *7 粒径 0.4μm、Tg= 95℃、綜研化学(株)製 *8 粒径15〜40μm、Tg=105℃、綜研化学(株)製 *9 Tg=100℃以上、熱分解温度 300℃、NV=44%、三
井東圧化学(株)製 *10 Tg=100℃以上、熱分解温度 295℃、NV=35%、三
井東圧化学(株)製 *11 Tg=2℃、NV=46%、ジョンソンポリマー(株)製 *12 Tg=6℃、NV=49%、日本ゼオン(株)製
【0049】
【発明の効果】本発明により、従来の両面粘着テープあ
るいは両面接着テープと比較して、セパレーターを必要
とせず、粘着性発現後、加熱源を取り去っても暫くの
間、粘着性が持続し、接着力、保持力および耐ブロッキ
ング性とも実用特性を満足し、特に、耐ブロッキング性
に優れた両面感熱性粘着テープが得られるようになっ
た。セパレーターの要らない両面テープとして、さらに
シートあるいはフィルムとして、省資源化で、経済的な
有益性を追求できるようになったことの産業的意義は、
極めて多大である。
【0050】
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の1枚のセパレーターを有する両面粘着テ
ープの断面図。
【図2】従来の2枚のセパレーターを有する両面粘着テ
ープの断面図。
【図3】本発明の両面感熱性粘着テープの断面図。
【符号の説明】
1…セパレーター 2…粘着剤層 3
…基材 4…セパレーター 5…粘着剤層 6
…基材 7…耐ブロッキング性を付与した感熱性粘着剤層 8
…基材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C09J 7/02 JKE JKK JKP (72)発明者 亀山 眞 東京都中央区京橋二丁目3番13号東洋イン キ製造株式会社内 (72)発明者 菊池 明 東京都中央区京橋二丁目3番13号東洋イン キ製造株式会社内

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基材の両面に、ガラス転移温度が-5℃以上
    の熱可塑性樹脂、粘着付与剤および固体可塑剤を含有す
    る感熱性粘着剤層を有することを特徴とする両面感熱性
    粘着テープ。
  2. 【請求項2】熱可塑性樹脂のガラス転移温度が50℃未満
    であることを特徴とする請求項1記載の両面感熱性粘着
    テープ。
  3. 【請求項3】熱可塑性樹脂として、ガラス転移温度が0
    ℃以上のエチレン−酢酸ビニル共重合体を使用すること
    を特徴とする請求項1または2記載の両面感熱性粘着テ
    ープ。
  4. 【請求項4】熱可塑性樹脂として、スチレン−ブタジエ
    ン共重合体を使用することを特徴とする請求項1または
    2記載の両面感熱性粘着テープ。
  5. 【請求項5】熱可塑性樹脂として、アクリル系重合体を
    使用することを特徴とする請求項1または2記載の両面
    感熱性粘着テープ。
  6. 【請求項6】固体可塑剤の表面が、無機化合物によりコ
    ーティングされていることを特徴とする請求項1ないし
    5いずれか記載の両面感熱性粘着テープ。
  7. 【請求項7】無機化合物がコロイドであることを特徴と
    する請求項6記載の両面感熱性粘着テープ。
  8. 【請求項8】固体可塑剤の表面が、ガラス転移温度が50
    ℃以上かつ平均粒径が10μm以下の樹脂微粒子によりコ
    ーティングされていることを特徴とする請求項1ないし
    6いずれか記載の両面感熱性粘着テープ。
  9. 【請求項9】感熱性粘着剤層が、さらにコロイドを含有
    することを特徴とする請求項1ないし8いずれか記載の
    両面感熱性粘着テープ。
  10. 【請求項10】感熱性粘着剤層が、さらにガラス転移温
    度が50℃以上かつ平均粒径が10μm以下の樹脂微粒子を
    含有することを特徴とする請求項1ないし9いずれか記
    載の両面感熱性粘着テープ。
JP7080094A 1994-04-08 1994-04-08 両面感熱性粘着テープ Pending JPH07278506A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000096021A (ja) * 1998-09-25 2000-04-04 Arakawa Chem Ind Co Ltd ディレードタック型粘着剤組成物用粘着付与樹脂およびディレードタック型粘着剤組成物
JP2017132906A (ja) * 2016-01-28 2017-08-03 東洋インキScホールディングス株式会社 ホットメルト接着剤組成物および塗工物

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2000096021A (ja) * 1998-09-25 2000-04-04 Arakawa Chem Ind Co Ltd ディレードタック型粘着剤組成物用粘着付与樹脂およびディレードタック型粘着剤組成物
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