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JPH0725669B2 - 経皮投与用医薬製剤 - Google Patents

経皮投与用医薬製剤

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Publication number
JPH0725669B2
JPH0725669B2 JP1247629A JP24762989A JPH0725669B2 JP H0725669 B2 JPH0725669 B2 JP H0725669B2 JP 1247629 A JP1247629 A JP 1247629A JP 24762989 A JP24762989 A JP 24762989A JP H0725669 B2 JPH0725669 B2 JP H0725669B2
Authority
JP
Japan
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tulobuterol
polyisobutylene
transdermal administration
sensitive adhesive
average molecular
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1247629A
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English (en)
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JPH0499720A (ja
Inventor
善久 仲野
哲夫 堀内
早苗 藤原
宣司 宇野沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nitto Denko Corp
Abbott Japan Co Ltd
Original Assignee
Hokuriku Pharmaceutical Co Ltd
Nitto Denko Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hokuriku Pharmaceutical Co Ltd, Nitto Denko Corp filed Critical Hokuriku Pharmaceutical Co Ltd
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Priority to CA002006511A priority patent/CA2006511C/en
Priority to EP89124028A priority patent/EP0374980B1/en
Priority to ES89124028T priority patent/ES2045377T3/es
Priority to AT89124028T priority patent/ATE97581T1/de
Priority to DE89124028T priority patent/DE68910947T2/de
Publication of JPH0499720A publication Critical patent/JPH0499720A/ja
Priority to US08/279,070 priority patent/US5571530A/en
Publication of JPH0725669B2 publication Critical patent/JPH0725669B2/ja
Priority to US09/129,996 priority patent/USRE36420E/en
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Description

【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明は気管支喘息、慢性気管支炎、喘息性気管支炎等
の気道閉塞性障害の持続的な緩解を目的として、β−刺
激薬であるツロブテロールを経皮投与するための医薬製
剤に関するものである。
<従来の技術> ツロブテロールは交感神経のβ受容体に選択的に作用
し、気管支平滑筋を弛緩させることから、気道狭窄を起
こした患者の呼吸困難の軽減を目的として慢性閉塞性呼
吸器疾患、特に気管支喘息の治療に広く使用されてお
り、一般には錠剤、ドライシロップとして経口的に投与
されている。
<発明が解決しようとする課題> しかしながら、ツロブテロールを経口投与した場合に
は、作用の持続性において他のβ−刺激薬よりも良好な
ツロブテロールでさえも未だ不充分であり、夜間に起こ
る発作を抑制もしくは防止し得ない場合があった。特
に、明け方時に頻発する喘息発作には良好な効果を得る
ことができないものであった。
このような実情からツロブテロールの血中濃度を長時間
にわたって持続的に維持する製剤が望まれており、近
年、その一製剤として特開昭63−10716号公報にツロブ
テロールを経皮的に吸収させる外用剤について提案され
ている。
この製剤はツロブテロールを軟膏剤またはクリーム剤を
主体とする新規な剤型とすることによって、経口投与に
おける一時的な血中濃度の上昇を抑制しようとするもの
である。しかし、この外用剤は従来の経口錠とくらべて
効力の持続性は期待されるものの、軟膏剤やクリーム剤
では塗布後、衣服などによって薬効成分が擦り取られて
投与量の厳格な制御が困難である。また、投与方法が簡
便であり、かつ薬物投与量の制御が比較的容易に行える
貼付剤については充分な検討がなされておらず、貼付剤
に用いる粘着剤としての開示は天然ゴム系、アクリル系
などの一般的な記載にとどまり、実施例においてもポリ
アクリル酸エステルをベースポリマーとした貼付剤が検
討されているだけであり、製剤化において重要な薬効や
薬物安定性、剥離時の皮膚損傷に起因する皮膚刺激性な
どについては充分に検討されていないものである。
また、薬物の新規な剤型として貼付剤を用いた例として
は、特開昭51−104021号公報、特開昭54−20129号公報
(特公昭62−14526号公報)、特開昭56−125311号公報
などにみられるが、これらは全てポリイソブチレンをベ
ースポリマーとした粘着性基材中に薬物の溶解および放
出のための担体(キャリヤー)として鉱油を必須成分と
して含有したものであり、薬物と鉱油もしくは鉱油中の
不純物成分との相互作用により製剤中の薬物の経時的な
安定性が低下することが懸念される。また、液状物質で
ある鉱油を薬物の担体として使用するために、製剤中か
らの薬物の放出が極めて速くなるので、急激な血中濃度
の上昇に伴う重篤な副作用が発現したり、貼付剤の利点
である薬効の持続性に欠けるという問題を生じ、鉱油を
含有する上記基材はツロブテロールについては決して良
好な基材とは云い難いものであった。
<課題を解決すための手段> 本発明は上記従来からのツロブテロール製剤の問題点を
解決するためのものであって、その目的とするところは
有効成分であるツロブテロールを持続的に、かつ効果的
に経皮吸収させて優れた薬効を発現させうる経皮投与用
医薬製剤を提供することにある。
本発明者らは上記目的を達成すべく鋭意検討を重ねた結
果、合成ゴムであるポリイソブチレンがツロブテロール
保持用および皮膚面貼着用の粘着性基材として好適であ
り、鉱油などの薬物保持用および放出用担体を含有させ
ずとも、直接ポリイソブチレン中にツロブテロールを含
有させた場合に、ツロブテロールの持続放出性および安
定性が良好となることを見い出し、本発明を完成するに
至った。また、このような粘着性基材に熱可塑性樹脂を
含有することによって、ツロブテロールを長時間にわた
って持続的に放出することができ、その結果、投与回数
が減少するので皮膚刺激性も軽減されることを見い出し
た。
即ち、本発明の経皮投与用医薬製剤は、ツロブテロール
を感圧性接着剤中に含有させてなる基材層が担持体上に
形成され、かつ該感圧性接着剤がポリイソブチレンを主
体として構成されていることを特徴とするものである。
本発明における感圧性接着剤はポリイソブチレンを主体
とするものであり、500〜4000の粘度平均分子量を有す
る第一ポリイソブチレンと、10000〜200000の粘度平均
分子量を有する第二ポリイソブチレンと、900000〜2100
000の粘度平均分子量を有する第三ポリイソブチレンの
群から選ばれる二種以上のポリイソブチレンの混合物で
あるものを用いることが好適である。
本発明において、上記第一ポリイソブチレンは基材層に
適度な柔軟性および接着性を付与し、第三ポリイソブチ
レンは基材層に適度な凝集力および薬物の良好な放出特
性を付与するものであり、第二ポリイソブチレンは上記
両者の中間特性を付与するものである。
上記各ポリイソブチレンは、ツロブテロールの放出性や
皮膚接着性の点から第三ポリイソブチレンを必須成分と
して10〜80重量%、好ましくは20〜50重量%含有し、第
一ポリイソブチレンを0〜80重量%、好ましくは10〜60
重量%、第二ポリイソブチレンを0〜90重量%、好まし
くは10〜80重量%の範囲で配合することが好ましい。
また、本発明における感圧性接着剤に用いるポリイソブ
チレンは、ポリイソブチレンを主成分としてイソプレン
ゴムを含有する、所謂ブチルゴムを用いても差支えな
く、本発明の目的を充分に達成できるものである。
さらに、本発明における上記感圧性接着剤には熱可塑性
樹脂を含有することが好ましい。該熱可塑性樹脂を上記
ポリイソブチレンと共に基材層中に含有させることによ
って、基材層中でツロブテロールが拡散移動する際に適
度な拡散障害として作用し、持続的にかつ効率的にツロ
ブテロールが皮膚面へ放出され、生体内へ長時間にわた
って経皮吸収して効率の持続化が達成できるものであ
る。
このような熱可塑性樹脂としては、例えば常温で結晶状
態で、軟化点が50〜250℃のものが好ましく、具体的に
はロジンまたはその誘導体、テルペン樹脂、テルペン・
フェノール樹脂、石油樹脂、アルキル・フェノール樹
脂、キシレン樹脂などの粘着付与性樹脂が挙げられる。
これらの樹脂は一種もしくは二種以上を50重量%以下、
好ましくは5〜40重量%の範囲で配合する。
本発明において上記ポリイソブチレンを主体とする感圧
性接着剤は、ツロブテロールを溶解または分散状態にて
含有する薬物保持体として機能し、また該接着剤からな
る基材層は、含有するツロブテロールを拡散移動させる
ことによって適用する皮膚面へ持続的に放出し、生体内
へ経皮吸収させる放出コントロール層としても機能する
ものである。このようにツロブテロールが感圧性接着剤
中に含有されて、かつその中を徐々に拡散移動すること
によって本発明の経皮投与用医薬製剤は、長時間にわた
ってその薬効を発揮するものである。
本発明の経皮投与用医薬製剤において有効成分として用
いるツロブテロールは、基材中に1〜50重量%、好まし
くは5〜20重量%の範囲で溶解もしくは分散状態にて含
有することが望ましい。含有量が1重量%に満たない場
合は、ツロブテロールによる薬効が充分に期待できなか
ったり、持続的な薬効の発現が望めない場合がある。ま
た、50重量%を超えて含有させた場合は、増量による薬
効および持続性の向上が望めないだけでなく、基材層の
皮膚接着性が低下する傾向を示し好ましくない。
本発明の経皮投与用医薬製剤に用いられる担持体として
は、特に限定されないが、皮膚面に貼着した際に著しい
違和感を生じない程度に柔軟性を有するものが好まし
く、例えばポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエステ
ル、ポリ酢酸ビニル、エチレン−酢酸ビニル共重合体、
ポリ塩化ビニル、ポリウレタンなどのプラスチックフィ
ルム、アルミニウム箔、すず箔などの金属箔、不織布、
布、紙などからなる単層フィルムやこれらの積層フィル
ムが使用できる。また、これらの担持体は前記基材層と
の密着性、投錨性を向上させるために基材層形成面にコ
ロナ放電処理やプラズマ処理、酸化処理などに施すこと
が好ましい。
本発明の経皮投与用医薬製剤は上記担持体の表面に前記
基材層を形成してなるものであるが、皮膚面への貼着の
直前までは基材層の露出面に、シリコーン樹脂やフッ素
樹脂などの塗布によって剥離処理を施した紙やプラスチ
ックフィルムなどの離型ライナーにて被覆、保護するこ
とが好ましい。
<発明の効果> 本発明の経皮投与用医薬製剤は以上のように貼付剤形態
であり、含有するツロブテロールが皮膚を経由して直接
循環血中に持続的に放出されるので、経口投与時に生じ
る肝臓での初回通過高架による代謝を受けず、また一時
的な血中濃度の上昇による副作用も生じないものであ
り、製剤中に含有するツロブテロールの生物学的利用率
が高まり、効率よく生体内へ投与できるものである。
また、ツロブテロールを含有する基材層は、従来の貼付
財のように薬物の溶解用や放出用の担体を含有せず、ま
た経皮吸収促進助剤などを含有しないポリイソブチレン
を主体とする単純組成の感圧性接着剤からなるものであ
るので、ツロブテロールとの相互作用が少なく、薬物の
経時的な安定性が極めて良好なものである。
さらに、熱可塑性樹脂を感圧性接着剤に配合、含有させ
ることによって、ツロブテロールの拡散移動障害として
作用し、持続的放出性がさらに向上するものとなり、有
効血中濃度の維持すなわち効果の持続性に優れるように
なる。その結果、投与回数(単位時間当りの貼付回数)
を減少できるので、皮膚刺激性が低減されるものであ
る。
<実施例> 以下に本発明の実施例を示し、さらに具体的に説明す
る。なお、実施例中、部および%とあるのは、それぞれ
重量部および重量%を意味するものである。
実施例1 第三ポリイソブチレン(粘度平均分子量99000、)VISTA
NEX MML−80)37.5部、第二ポリイソブチレン(粘度平
均分子量40000、HIMOL4H)12.5部、第一ポリイソブチレ
ン(粘度平均分子量1260、HV−300)50部をトルエンに
溶解して得たポリイソブチレン溶液(固形分濃度25.0
%)に、ツロブテロールを添加混合し、離型ライナー上
に乾燥後の厚みが40μmとなるように塗布し、乾燥して
基材層を形成した。
次に、ポリエステルフィルム(厚み12μm)に上記にて
得た基材層を転着して本発明の経皮投与用医薬製剤(基
材層中のツロブテロール含有量10%)を得た。
実施例2 実施例1にて得られたポリイソブチレン溶液に、基材層
中にツロブテロールの含有量が20%となるようにツロブ
テロールを添加混合した以外は、実施例1と同様にして
本発明の経皮投与用医薬製剤を得た。
実施例3 第三ポリイソブチレン(粘度平均分子量990000、VISTAN
EX MML−80)25.0部、第二ポリイソブチレン(粘度平均
分子量40000、HIMOL4H)75.0部をヘキサンに溶解して得
たポリイソブチレン溶液(固形分濃度25.0%)に、ツロ
ブテロールを添加混合した以外は、実施例1と同様にし
て本発明の経皮投与用医薬製剤(基材層中のツロブテロ
ール含有量5%)を得た。
比較例1 実施例1にて得られたポリイソブチレン溶液に、溶液中
の固形分量と同量の鉱油を添加混合して鉱油含有のポリ
イソブチレン溶液とした以外は、実施例1と同様にして
経皮投与用医薬製剤(基材層中のツロブテロール含有量
10%)を得た。
比較例2 経口投与用のツロブテロール製剤(ツロブテロール含有
量1mgの錠剤)を比較製剤とした。
比較例3 アクリル酸2−エチルヘキシル60部、アクリル酸2−メ
トキシエチル40部、過酸化ベンゾイル0.2部を重合用フ
ラスコに仕込み、不活性ガス雰囲気下にて重合反応を行
なった。
重合反応中、攪拌速度と外浴温度の調節、および重合溶
媒としての酢酸エチルの滴下によって、反応温度を約60
℃に制御し、約12時間の反応を行なってアクリル酸エス
テル系共重合物溶液(固形分濃度28.0%)を得た。
この溶液にツロブテロールを添加混合した以外は、実施
例1と同様にして経皮投与用医薬製剤(基材中のツロブ
テロール含有量10%)を得た。
上記実施例1〜3および比較例1〜3にて得られた医薬
製剤を生体に適用し、適用後におけるツロブテロールの
血中濃度の経時的変化を第1表に示した。
なお、第1表中において実施例1〜3および比較例1、
比較例3の医薬製剤の場合は試験片の大きさを5cm2とし
て皮膚面に貼付し、比較例2の錠剤は2錠経口投与し、
血中濃度の測定はガスクロマトグラフ法により行なっ
た。
また、上記実施例1〜3および比較例1〜3にて得られ
た医薬製剤の保存下での経時安定性を第2表に示した。
なお、保存条件は下記の通りである。
保存条件:40℃、アルミニウム包材中、密封 実施例4 第三ポリイソブチレン(粘度平均分子量990000、VISTAN
EX MML−80)28.5部、第二ポリイソブチレン(粘度平均
分子量60000、HIMOL6H)43部、第一ポリイソブチレン
(粘度平均分子量1260、HV−300)8.5部、脂環族系石油
樹脂(軟化点100℃、アルコンP−100)20部をヘキサン
に溶解して得た感圧性接着剤溶液(固形分濃度30.0%)
に、ツロブテロールを添加混合し、離型ライナー上に乾
燥後の厚みが40μmとなるように塗布、乾燥して基材層
を形成した。
次に、ポリエステルフィルム(厚み25μm)に上記にて
得た基材層を転着して本発明の経皮投与用医薬製剤(基
材層中のツロブテロール含有量10%)を得た。
実施例5 実施例4にて得られた感圧性接着剤溶液に、基材層中の
ツロブテロールの含有量が20%となるようにツロブテロ
ールを添加混合した以外は、実施例4と同様にして本発
明の経皮投与用医薬製剤を得た。
実施例6 第三ポリイソブチレン(粘度平均分子量1200000、VISTA
NEX MML−100)33.5部、第二ポリイソブチレン(粘度平
均分子量40000、HIMOL 4H)33.5部、第一ポリイソブチ
レン(粘度平均分子量1260、HV−300)16.5部、脂環族
系石油樹脂(軟化点105℃、エスコレッツ5300)16.5部
をヘキサンに溶解して得た感圧性接着剤溶液(固形分濃
度30.0%)に、ツロブテロールを添加混合した以外は、
実施例4と同様にして本発明の経皮投与用医薬製剤(基
材層中のツロブテロール含有量10%)を得た。
実施例7 実施例4において脂環族系石油樹脂を配合しなかった以
外は実施例4と同様の比率にて各成分を配合して本発明
の経皮投与用医薬製剤(基材層中のツロブテロール含有
量10%)を得た。
上記実施例4〜7および比較例2にて得られた医薬製剤
を生体に適用し、適用後におけるツロブテロールの血中
濃度の経時的変化を第3表に示した。
なお、第3表中において実施例4、6、7の医薬製剤の
場合は試験片の大きさを10cm2とし、実施例5の医薬製
剤の場合は5cm2として皮膚面に貼付し、比較例2の錠剤
は2錠経口投与し、血中濃度の測定はガスクロマトグラ
フ法により行なった。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 藤原 早苗 大阪府茨木市下穂積1丁目1番2号 日東 電工株式会社内 (72)発明者 宇野沢 宣司 大阪府茨木市下穂積1丁目1番2号 日東 電工株式会社内 (56)参考文献 特開 昭63−10716(JP,A) 特開 昭62−230715(JP,A) 特開 昭62−298524(JP,A)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ツロブテロールを感圧性接着剤中に含有さ
    せてなる基材層が担持体上に形成され、かつ該感圧性接
    着剤がポリイソブチレンを主体として構成されているこ
    とを特徴とする経皮投与用医薬製剤。
  2. 【請求項2】感圧性接着剤が、500〜4000の粘度平均分
    子量を有する第一ポリイソブチレンと、10000〜200000
    の粘度平均分子量を有する第二ポリイソブチレンと、90
    0000〜2100000の粘度平均分子量を有する第三ポリイソ
    ブチレンの群から選ばれる二種以上のポリイソブチレン
    の混合物である請求項(1)記載の経皮投与用医薬製
    剤。
  3. 【請求項3】感圧性接着剤に熱可塑性樹脂が含有されて
    いる請求項(1)または(2)記載の経皮投与用医薬製
    剤。
JP1247629A 1988-12-23 1989-09-22 経皮投与用医薬製剤 Expired - Lifetime JPH0725669B2 (ja)

Priority Applications (8)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1247629A JPH0725669B2 (ja) 1988-12-23 1989-09-22 経皮投与用医薬製剤
CA002006511A CA2006511C (en) 1988-12-23 1989-12-22 Percutaneous preparation of tulobuterol
DE89124028T DE68910947T2 (de) 1988-12-23 1989-12-27 Perkutane-Herstellung von Tulobuterol.
ES89124028T ES2045377T3 (es) 1988-12-23 1989-12-27 Preparacion percutanea de tulobuterol.
AT89124028T ATE97581T1 (de) 1988-12-23 1989-12-27 Perkutane-herstellung von tulobuterol.
EP89124028A EP0374980B1 (en) 1988-12-23 1989-12-27 Percutaneous preparation of tulobuterol
US08/279,070 US5571530A (en) 1988-12-23 1994-07-22 Percutaneous preparation of tulobuterol
US09/129,996 USRE36420E (en) 1988-12-23 1998-08-06 Percutaneous preparation of tulobuterol

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
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