JPH07219510A - オンスクリーン表示装置 - Google Patents
オンスクリーン表示装置Info
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- JPH07219510A JPH07219510A JP6008037A JP803794A JPH07219510A JP H07219510 A JPH07219510 A JP H07219510A JP 6008037 A JP6008037 A JP 6008037A JP 803794 A JP803794 A JP 803794A JP H07219510 A JPH07219510 A JP H07219510A
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- Controls And Circuits For Display Device (AREA)
- Image Processing (AREA)
- Closed-Circuit Television Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 画像メモリの容量を増やすことなく、キャラ
クタ情報等の表示情報をその背景情報と共に、オンスク
リーン表示が可能な装置を提供する。 【構成】 キャラクタ情報等の表示情報に背景情報を付
加し、画面上に展開表示可能なオンスクリーン表示装置
で表示情報のグラフィックパターンと背景情報のパター
ンを記憶する第1の記憶手段7と、パターンを読出すコ
ードを記憶する第2,3の記憶手段5,4と、コード指
定手段1と、指定されたコードに該当するパターン読み
出し手段1、6、7と、読み出した背景情報のパターン
を記憶する背景パターン記憶手段10と、読み出した表
示情報のパターンを画像情報に変換する第1の変換手段
8と、記憶した背景情報のパターンを画像に変換する第
2の情報変換手段11と、画像情報をオンスクリーン表
示するための表示制御手段9とを備えた。
クタ情報等の表示情報をその背景情報と共に、オンスク
リーン表示が可能な装置を提供する。 【構成】 キャラクタ情報等の表示情報に背景情報を付
加し、画面上に展開表示可能なオンスクリーン表示装置
で表示情報のグラフィックパターンと背景情報のパター
ンを記憶する第1の記憶手段7と、パターンを読出すコ
ードを記憶する第2,3の記憶手段5,4と、コード指
定手段1と、指定されたコードに該当するパターン読み
出し手段1、6、7と、読み出した背景情報のパターン
を記憶する背景パターン記憶手段10と、読み出した表
示情報のパターンを画像情報に変換する第1の変換手段
8と、記憶した背景情報のパターンを画像に変換する第
2の情報変換手段11と、画像情報をオンスクリーン表
示するための表示制御手段9とを備えた。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、テレビ・ビデオ等の画
面上に、キャラクタ情報やグラフィック情報等の表示情
報を展開して表示するオンスクリーン表示装置に関し、
特に、該表示情報に対し、その背景情報を付加して表示
することが可能なオンスクリーン表示装置に関するもの
である。
面上に、キャラクタ情報やグラフィック情報等の表示情
報を展開して表示するオンスクリーン表示装置に関し、
特に、該表示情報に対し、その背景情報を付加して表示
することが可能なオンスクリーン表示装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】一般に、テレビ、ビデオ等の画面上に各
種の表示情報をオンスクリーン表示しようとする場合に
は、キャラクタジェネレータROMとビデオRAMの2
種類の画像メモリを備えたオンスクリーンICが使用さ
れる。そして、表示情報がキャラクタ情報である場合に
は、ビデオRAMに記憶されたキャラクタコードを使っ
て、キャラクタジェネレータROMに記憶されたキャラ
クタパターンの中からオンスクリーン表示しようとする
キャラクタパターンを読み出し、これを画像データに変
換して画面の所定位置に信号出力するように制御され
る。
種の表示情報をオンスクリーン表示しようとする場合に
は、キャラクタジェネレータROMとビデオRAMの2
種類の画像メモリを備えたオンスクリーンICが使用さ
れる。そして、表示情報がキャラクタ情報である場合に
は、ビデオRAMに記憶されたキャラクタコードを使っ
て、キャラクタジェネレータROMに記憶されたキャラ
クタパターンの中からオンスクリーン表示しようとする
キャラクタパターンを読み出し、これを画像データに変
換して画面の所定位置に信号出力するように制御され
る。
【0003】一方、パーソナルコンピュータ等で、かか
るキャラクタ情報に比べてはるかに細かい表現が可能で
あるグラフィック情報を画面表示する場合には、該グラ
フィック情報を画素の集合体として取り扱い、画面上に
個々の画素を展開表示する制御が行われる。この場合、
上記のキャラクタジェネレータROMは使用されずビデ
オRAMには、ビットマップグラフィックとしてグラフ
ィックパターン情報が色情報と共に記憶されるようにな
っている。
るキャラクタ情報に比べてはるかに細かい表現が可能で
あるグラフィック情報を画面表示する場合には、該グラ
フィック情報を画素の集合体として取り扱い、画面上に
個々の画素を展開表示する制御が行われる。この場合、
上記のキャラクタジェネレータROMは使用されずビデ
オRAMには、ビットマップグラフィックとしてグラフ
ィックパターン情報が色情報と共に記憶されるようにな
っている。
【0004】また、特願平5−269178には、1画
素単位での着色を可能となし、しかも、メモリ容量を少
なくして、低価格にてグラフィック情報のオンスクリー
ン表示を実現したオンスクリーン表示装置が提案されて
いる。図8は、グラフィック情報をオンスクリーン表示
するための基本的な回路構成を示すブロック図であっ
て、具体的には上記特願平5−269178に提案され
たオンスクリーン表示装置の構成例を示している。この
回路構成によれば、次のようにしてグラフィック情報の
オンスクリーン表示が行われる。即ち、CPUでは、ア
ドレス切り換えスイッチを介し、画面にオンスクリーン
表示すべきグラフィックパターンのコードをビデオRA
Mに記憶させる。そして、ビデオRAMからは、読み出
しアドレス発生器が発生した読み出しアドレスに従っ
て、該当するグラフィックパターンのコードが読み出さ
れる。
素単位での着色を可能となし、しかも、メモリ容量を少
なくして、低価格にてグラフィック情報のオンスクリー
ン表示を実現したオンスクリーン表示装置が提案されて
いる。図8は、グラフィック情報をオンスクリーン表示
するための基本的な回路構成を示すブロック図であっ
て、具体的には上記特願平5−269178に提案され
たオンスクリーン表示装置の構成例を示している。この
回路構成によれば、次のようにしてグラフィック情報の
オンスクリーン表示が行われる。即ち、CPUでは、ア
ドレス切り換えスイッチを介し、画面にオンスクリーン
表示すべきグラフィックパターンのコードをビデオRA
Mに記憶させる。そして、ビデオRAMからは、読み出
しアドレス発生器が発生した読み出しアドレスに従っ
て、該当するグラフィックパターンのコードが読み出さ
れる。
【0005】一方、グラフィックパターンROMには、
画面の水平及び垂直方向に夫々X画素・Y画素で構成さ
れたグラフィックパターンが色情報と共に記憶されてお
り、ビデオRAMから読み出されたグラフィックパター
ンのコードと、読み出しアドレス発生器が発生した読み
出しアドレスにより、グラフィックパターンROMの垂
直方向の読み出しアドレスが作成される。そして、該読
み出しアドレスに従い、グラフィックパターンROMか
ら読み出された色情報を有するグラフィックパターンデ
ータは、画素毎に色変換テーブルにて3つの画像データ
R,G,Bに変換され、更に、表示制御回路にて、表示
ON/OFF、ブランキング、スーパーインポーズ表示
のための切り換えスイッチSWなどの制御信号によっ
て、画面表示に必要な処理を施され、オンスクリーン表
示情報としてテレビ画面等に表示される。
画面の水平及び垂直方向に夫々X画素・Y画素で構成さ
れたグラフィックパターンが色情報と共に記憶されてお
り、ビデオRAMから読み出されたグラフィックパター
ンのコードと、読み出しアドレス発生器が発生した読み
出しアドレスにより、グラフィックパターンROMの垂
直方向の読み出しアドレスが作成される。そして、該読
み出しアドレスに従い、グラフィックパターンROMか
ら読み出された色情報を有するグラフィックパターンデ
ータは、画素毎に色変換テーブルにて3つの画像データ
R,G,Bに変換され、更に、表示制御回路にて、表示
ON/OFF、ブランキング、スーパーインポーズ表示
のための切り換えスイッチSWなどの制御信号によっ
て、画面表示に必要な処理を施され、オンスクリーン表
示情報としてテレビ画面等に表示される。
【0006】いま、上記回路構成を使用して、ある特定
のグラフィックパターンを背景となし、更にその上に文
字や図形を表示させる、いわゆる「壁紙」と呼ばれる画
面表示を行わせることを考えてみる。図9は、文字或い
は図形画像と共に、その背景画像をオンスクリーン表示
する壁紙表示機能を示す説明図である。即ち、(a)で
は、矩形枠で示す表示画面の中央部水平方向に、「AB
CDEFG…」なる文字列が表示されている。また
(b)では、表示画面の全体に、該表示文字列の背景と
なる背景画像(図中、斜線を施して示す)が表示されて
いる。そして、(c)では、(b)に示す背景画像がい
わゆる壁紙となり、その上に(a)に示す表示文字列が
重畳されて合成表示されている。
のグラフィックパターンを背景となし、更にその上に文
字や図形を表示させる、いわゆる「壁紙」と呼ばれる画
面表示を行わせることを考えてみる。図9は、文字或い
は図形画像と共に、その背景画像をオンスクリーン表示
する壁紙表示機能を示す説明図である。即ち、(a)で
は、矩形枠で示す表示画面の中央部水平方向に、「AB
CDEFG…」なる文字列が表示されている。また
(b)では、表示画面の全体に、該表示文字列の背景と
なる背景画像(図中、斜線を施して示す)が表示されて
いる。そして、(c)では、(b)に示す背景画像がい
わゆる壁紙となり、その上に(a)に示す表示文字列が
重畳されて合成表示されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、図8に示す
回路構成にて、上述したような壁紙表示機能を実現しよ
うとする場合、次のような問題が発生する。即ち、表示
画面上の図形や文字を表示しない領域については、従来
からの文字・図形を画面表示させる方法と全く同様の方
法でもって背景パターンだけを画面表示させればよい
が、文字や図形パターンを表示させるオンスクリーン画
面上の矩形領域については、文字や図形パターンの背景
部分をなす画素に対して、背景画像とすべき背景パター
ンを埋め込んだ状態の新たなグラフィックパターンを作
成しなければならない。
回路構成にて、上述したような壁紙表示機能を実現しよ
うとする場合、次のような問題が発生する。即ち、表示
画面上の図形や文字を表示しない領域については、従来
からの文字・図形を画面表示させる方法と全く同様の方
法でもって背景パターンだけを画面表示させればよい
が、文字や図形パターンを表示させるオンスクリーン画
面上の矩形領域については、文字や図形パターンの背景
部分をなす画素に対して、背景画像とすべき背景パター
ンを埋め込んだ状態の新たなグラフィックパターンを作
成しなければならない。
【0008】このような文字・図形パターンと背景パタ
ーンとを合成して新たな合成パターンを作成するために
は大変な手間がかかり、また、同じ文字・図形パターン
に対して、背景パターンを複数持たせようとすれば、背
景ごとに合成パターンを作成しなければならなくなって
しまうため、パターンデータが増えることとなり、RO
M容量の増大を招いてしまう。
ーンとを合成して新たな合成パターンを作成するために
は大変な手間がかかり、また、同じ文字・図形パターン
に対して、背景パターンを複数持たせようとすれば、背
景ごとに合成パターンを作成しなければならなくなって
しまうため、パターンデータが増えることとなり、RO
M容量の増大を招いてしまう。
【0009】本発明は、かかる問題を解決するためにな
されたものであり、画像メモリの容量を増やすことな
く、簡単に、キャラクタ情報等の表示情報をその背景情
報と共に、表現性豊かにオンスクリーン表示することが
可能なオンスクリーン表示装置を提供することを目的と
している。
されたものであり、画像メモリの容量を増やすことな
く、簡単に、キャラクタ情報等の表示情報をその背景情
報と共に、表現性豊かにオンスクリーン表示することが
可能なオンスクリーン表示装置を提供することを目的と
している。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本請求項1にかかる発明は、キャラクタ情報等の表
示情報に背景情報を付加し、オンスクリーン画面上に展
開して表示することが可能なオンスクリーン表示装置で
あって、前記表示情報及び背景情報を、画面水平方向に
X個、垂直方向にY個の画素集合体としてオンスクリー
ン画面上に展開され、更に、構成1画素あたり2N 個の
色情報を持つ夫々の固定のグラフィックパターン情報と
して記憶する第1の記憶手段と、前記第1の記憶手段が
記憶した表示情報についてのグラフィックパターン情報
の中の所定のパターンを指定するための書き換え可能な
指定コードを記憶する第2の記憶手段と、前記第1の記
憶手段が記憶した背景情報についてのグラフィックパタ
ーン情報の中の所定のパターンを指定するための書き換
え可能な指定コードを記憶する第3の記憶手段と、前記
第1の記憶手段が記憶したグラフィックパターン情報の
中から表示すべき所定のパターンを選択するために、前
記第1の記憶手段に対して、該当するコードを指定する
コード指定手段と、前記第1の記憶手段が記憶したグラ
フィックパターン情報の中から、前記コード指定手段が
指定したコードに該当する所定のパターンを読み出すパ
ターン読み出し手段と、前記パターン読み出し手段が読
み出した背景情報についての所定のパターンを記憶する
背景パターン記憶手段と、前記パターン読み出し手段が
読み出した表示情報についての所定のパターンをオンス
クリーン画面上に表示させるための画像情報に変換する
第1の変換手段と、前記背景パターン記憶手段が記憶し
た背景情報についての所定のパターンをオンスクリーン
画面上に表示させるための画像情報に変換する第2の変
換手段と、前記第1及び第2の変換手段によって得られ
た表示情報と背景情報についての画像情報を合成して、
オンスクリーン画面上の所定位置に表示させる制御を行
う表示制御手段とを備えたことを特徴としている。
に、本請求項1にかかる発明は、キャラクタ情報等の表
示情報に背景情報を付加し、オンスクリーン画面上に展
開して表示することが可能なオンスクリーン表示装置で
あって、前記表示情報及び背景情報を、画面水平方向に
X個、垂直方向にY個の画素集合体としてオンスクリー
ン画面上に展開され、更に、構成1画素あたり2N 個の
色情報を持つ夫々の固定のグラフィックパターン情報と
して記憶する第1の記憶手段と、前記第1の記憶手段が
記憶した表示情報についてのグラフィックパターン情報
の中の所定のパターンを指定するための書き換え可能な
指定コードを記憶する第2の記憶手段と、前記第1の記
憶手段が記憶した背景情報についてのグラフィックパタ
ーン情報の中の所定のパターンを指定するための書き換
え可能な指定コードを記憶する第3の記憶手段と、前記
第1の記憶手段が記憶したグラフィックパターン情報の
中から表示すべき所定のパターンを選択するために、前
記第1の記憶手段に対して、該当するコードを指定する
コード指定手段と、前記第1の記憶手段が記憶したグラ
フィックパターン情報の中から、前記コード指定手段が
指定したコードに該当する所定のパターンを読み出すパ
ターン読み出し手段と、前記パターン読み出し手段が読
み出した背景情報についての所定のパターンを記憶する
背景パターン記憶手段と、前記パターン読み出し手段が
読み出した表示情報についての所定のパターンをオンス
クリーン画面上に表示させるための画像情報に変換する
第1の変換手段と、前記背景パターン記憶手段が記憶し
た背景情報についての所定のパターンをオンスクリーン
画面上に表示させるための画像情報に変換する第2の変
換手段と、前記第1及び第2の変換手段によって得られ
た表示情報と背景情報についての画像情報を合成して、
オンスクリーン画面上の所定位置に表示させる制御を行
う表示制御手段とを備えたことを特徴としている。
【0011】また、本請求項2にかかる発明は、上記請
求項1記載の発明であって、前記コード指定手段が、更
に、前記第2の記憶手段が記憶した表示情報についての
指定コードと前記第3の記憶手段が記憶した背景情報に
ついての指定コードの読み出しを切り換えるコード読み
出し切り換え手段を備えていることを特徴としている。
求項1記載の発明であって、前記コード指定手段が、更
に、前記第2の記憶手段が記憶した表示情報についての
指定コードと前記第3の記憶手段が記憶した背景情報に
ついての指定コードの読み出しを切り換えるコード読み
出し切り換え手段を備えていることを特徴としている。
【0012】また、本請求項3にかかる発明は、上記請
求項1又は請求項2記載の発明であって、前記パターン
読み出し手段が、表示画面の一走査期間となる第1の水
平同期期間と次なる第2の水平同期期間の間であって、
該第1の水平同期期間の経過の後、オンスクリーン表示
期間に入る前の期間において、前記第1の記憶手段によ
って記憶された背景情報についての所定のパターンを読
み出すことを特徴としている。
求項1又は請求項2記載の発明であって、前記パターン
読み出し手段が、表示画面の一走査期間となる第1の水
平同期期間と次なる第2の水平同期期間の間であって、
該第1の水平同期期間の経過の後、オンスクリーン表示
期間に入る前の期間において、前記第1の記憶手段によ
って記憶された背景情報についての所定のパターンを読
み出すことを特徴としている。
【0013】また、本請求項4にかかる発明は、上記請
求項3記載の発明であって、前記背景パターン記憶手段
が、前記オンスクリーン表示期間中、前記パターン読み
出し手段が読み出した背景情報についての所定のパター
ンを保持することを特徴としている。また、本請求項5
にかかる発明は、上記請求項4記載の発明であって、前
記表示制御手段が、前記オンスクリーン表示期間中に、
前記表示情報についての画像情報が有する白色情報を、
前記背景情報についての画像情報と置換することによ
り、該表示情報と該背景情報を画像情報としてを合成す
ることを特徴としている。
求項3記載の発明であって、前記背景パターン記憶手段
が、前記オンスクリーン表示期間中、前記パターン読み
出し手段が読み出した背景情報についての所定のパター
ンを保持することを特徴としている。また、本請求項5
にかかる発明は、上記請求項4記載の発明であって、前
記表示制御手段が、前記オンスクリーン表示期間中に、
前記表示情報についての画像情報が有する白色情報を、
前記背景情報についての画像情報と置換することによ
り、該表示情報と該背景情報を画像情報としてを合成す
ることを特徴としている。
【0014】
【作用】上記構成によれば、本オンスクリーン表示装置
では、キャラクタ情報等の表示情報に背景情報を付加し
てオンスクリーン画面上に展開して表示することが可能
となっている。そして、表示情報と背景情報について
は、共に、画面水平方向にX個、画面垂直方向にY個の
画素集合体として取り扱われ、更に、構成1画素あたり
2N 個の色情報を持つ夫々の固定のグラフィックパター
ン情報として、第1の記憶手段によって記憶される。
では、キャラクタ情報等の表示情報に背景情報を付加し
てオンスクリーン画面上に展開して表示することが可能
となっている。そして、表示情報と背景情報について
は、共に、画面水平方向にX個、画面垂直方向にY個の
画素集合体として取り扱われ、更に、構成1画素あたり
2N 個の色情報を持つ夫々の固定のグラフィックパター
ン情報として、第1の記憶手段によって記憶される。
【0015】また、第1の記憶手段によって記憶された
表示情報についてのグラフィックパターン情報の中の所
定のパターンを指定するための書き換え可能な指定コー
ドが、第2の記憶手段によって記憶される。更に、第1
の記憶手段によって記憶された背景情報についてのグラ
フィックパターン情報の中の所定のパターンを指定する
ための書き換え可能な指定コードが、第3の記憶手段に
よって記憶される。
表示情報についてのグラフィックパターン情報の中の所
定のパターンを指定するための書き換え可能な指定コー
ドが、第2の記憶手段によって記憶される。更に、第1
の記憶手段によって記憶された背景情報についてのグラ
フィックパターン情報の中の所定のパターンを指定する
ための書き換え可能な指定コードが、第3の記憶手段に
よって記憶される。
【0016】次に、第1の記憶手段によって記憶された
グラフィックパターン情報の中から表示すべき所定のパ
ターンを選択するために、第1の記憶手段に対して、コ
ード指定手段によって該当するコードが指定される。こ
の場合、コード指定手段には、第2の記憶手段が記憶し
た表示情報についての指定コードと第3の記憶手段が記
憶した背景情報についての指定コードの夫々についての
読み出しを切り換えるコード読み出し切り換え手段が備
えられており、該コード読み出し切り換え手段を通じ
て、該当する指定コードが、第1の記憶手段に供給され
る。
グラフィックパターン情報の中から表示すべき所定のパ
ターンを選択するために、第1の記憶手段に対して、コ
ード指定手段によって該当するコードが指定される。こ
の場合、コード指定手段には、第2の記憶手段が記憶し
た表示情報についての指定コードと第3の記憶手段が記
憶した背景情報についての指定コードの夫々についての
読み出しを切り換えるコード読み出し切り換え手段が備
えられており、該コード読み出し切り換え手段を通じ
て、該当する指定コードが、第1の記憶手段に供給され
る。
【0017】続いて、第1の記憶手段が記憶したグラフ
ィックパターン情報の中から、コード指定手段が指定し
たコードに該当する所定のパターンが、パターン読み出
し手段によって読み出される。この場合、パターン読み
出し手段は、テレビ画面等の表示画面における一走査期
間となる第1の水平同期期間と次なる第2の水平同期期
間の間であって、該第1の水平同期期間が経過した後、
オンスクリーン表示期間には入る前の期間において、背
景情報についての所定のパターンを読み出すようになっ
ている。
ィックパターン情報の中から、コード指定手段が指定し
たコードに該当する所定のパターンが、パターン読み出
し手段によって読み出される。この場合、パターン読み
出し手段は、テレビ画面等の表示画面における一走査期
間となる第1の水平同期期間と次なる第2の水平同期期
間の間であって、該第1の水平同期期間が経過した後、
オンスクリーン表示期間には入る前の期間において、背
景情報についての所定のパターンを読み出すようになっ
ている。
【0018】また、パターン読み出し手段が読み出した
背景情報についての所定のパターンは、背景パターン記
憶手段によって記憶される。この場合、背景パターン記
憶手段は、記憶する背景情報についての所定のパターン
を、オンスクリーン表示期間中保持するようになってい
る。ひき続き、パターン読み出し手段が読み出した表示
情報についての所定のパターンは、オンスクリーン画面
上に表示されるようにするために、第1の変換手段によ
って、画像情報に変換される。また、背景パターン記憶
手段が記憶した背景情報についての所定のパターンは、
オンスクリーン画面上に表示されるようにするために、
第2の変換手段によって、画像情報に変換される。
背景情報についての所定のパターンは、背景パターン記
憶手段によって記憶される。この場合、背景パターン記
憶手段は、記憶する背景情報についての所定のパターン
を、オンスクリーン表示期間中保持するようになってい
る。ひき続き、パターン読み出し手段が読み出した表示
情報についての所定のパターンは、オンスクリーン画面
上に表示されるようにするために、第1の変換手段によ
って、画像情報に変換される。また、背景パターン記憶
手段が記憶した背景情報についての所定のパターンは、
オンスクリーン画面上に表示されるようにするために、
第2の変換手段によって、画像情報に変換される。
【0019】そして、第1及び第2の変換手段によって
得られた表示情報と背景情報についての画像情報は、表
示制御手段によって合成され、更に、これをオンスクリ
ーン画面上の所定位置に表示させるための制御が行われ
る。この場合、表示制御手段は、オンスクリーン表示期
間中に、表示情報についての画像情報が有する白色情報
を、背景情報についての画像情報と置換することによ
り、表示情報と背景情報の合成を行うようになってい
る。
得られた表示情報と背景情報についての画像情報は、表
示制御手段によって合成され、更に、これをオンスクリ
ーン画面上の所定位置に表示させるための制御が行われ
る。この場合、表示制御手段は、オンスクリーン表示期
間中に、表示情報についての画像情報が有する白色情報
を、背景情報についての画像情報と置換することによ
り、表示情報と背景情報の合成を行うようになってい
る。
【0020】以上の結果、オンスクリーン画面上には、
キャラクタ情報等の表示情報に背景情報が付加されたい
わゆる壁紙表示が、画素単位でもってカラフルに、表現
力豊かに実現される。
キャラクタ情報等の表示情報に背景情報が付加されたい
わゆる壁紙表示が、画素単位でもってカラフルに、表現
力豊かに実現される。
【0021】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に従って具体
的に説明する。図1は、本発明にかかるオンスクリーン
表示装置の基本的な回路構成を示すブロック図である。
このオンスクリーン表示装置は、CPU1と、読み出し
アドレス発生器2と、アドレス切換えスイッチ3と、ビ
デオRAM5と、グラフィックパターンROM7と、色
変換テーブル8と、表示制御回路9とからなるグラフィ
ック情報をオンスクリーン表示するために必要となる基
本回路に加え、背景パターンをオンスクリーン表示する
ために必要となる背景レジスタ4と、背景/文字図形デ
ータ切換えスイッチ6と、背景パターン記憶部10と、
背景色変換テーブル11とが更に付加されて構成されて
いる。
的に説明する。図1は、本発明にかかるオンスクリーン
表示装置の基本的な回路構成を示すブロック図である。
このオンスクリーン表示装置は、CPU1と、読み出し
アドレス発生器2と、アドレス切換えスイッチ3と、ビ
デオRAM5と、グラフィックパターンROM7と、色
変換テーブル8と、表示制御回路9とからなるグラフィ
ック情報をオンスクリーン表示するために必要となる基
本回路に加え、背景パターンをオンスクリーン表示する
ために必要となる背景レジスタ4と、背景/文字図形デ
ータ切換えスイッチ6と、背景パターン記憶部10と、
背景色変換テーブル11とが更に付加されて構成されて
いる。
【0022】グラフィックパターンROM7には、テレ
ビ、ビデオ等の画面上にオンスクリーン表示させようと
する文字・図形等のグラフィック情報並びにその背景情
報が、色情報を有するグラフィックパターンデータ(文
字・図形パターンデータと背景パターンデータの2つの
パターンデータである)として記憶されている。また、
ビデオRAM5には、グラフィックパターンROM7に
記憶されている文字・図形パターンデータについての読
み出しアドレスとなる文字・図形パターンコードが記憶
されている。
ビ、ビデオ等の画面上にオンスクリーン表示させようと
する文字・図形等のグラフィック情報並びにその背景情
報が、色情報を有するグラフィックパターンデータ(文
字・図形パターンデータと背景パターンデータの2つの
パターンデータである)として記憶されている。また、
ビデオRAM5には、グラフィックパターンROM7に
記憶されている文字・図形パターンデータについての読
み出しアドレスとなる文字・図形パターンコードが記憶
されている。
【0023】次に、図に示す回路構成に従い、文字・図
形等のグラフィック情報にその背景情報を付加してオン
スクリーン表示する場合の具体的な回路動作について説
明する。CPU1では、ビデオRAM5に対して、アド
レスを指定して(図中、CPUアドレスとして矢印表示
している)、CPUデータを出力し、文字・図形パター
ンコードの書き込みと読み出しの制御を行っている。
形等のグラフィック情報にその背景情報を付加してオン
スクリーン表示する場合の具体的な回路動作について説
明する。CPU1では、ビデオRAM5に対して、アド
レスを指定して(図中、CPUアドレスとして矢印表示
している)、CPUデータを出力し、文字・図形パター
ンコードの書き込みと読み出しの制御を行っている。
【0024】また、読み出しアドレス発生器2では、最
終的な画面のリフレッシュに合わせて、ビデオRAM5
とグラフィックパターンROM7の両メモリに、また、
背景パターン記憶部10に対して、読み出しアドレスを
供給している。なお、ビデオRAM5に記憶された文字
・図形パターンコードを書き換える場合には、アドレス
切り換えスイッチ3によって、アドレスの切り換えが行
われるようになっている。
終的な画面のリフレッシュに合わせて、ビデオRAM5
とグラフィックパターンROM7の両メモリに、また、
背景パターン記憶部10に対して、読み出しアドレスを
供給している。なお、ビデオRAM5に記憶された文字
・図形パターンコードを書き換える場合には、アドレス
切り換えスイッチ3によって、アドレスの切り換えが行
われるようになっている。
【0025】一方、CPU1では、文字・図形等のグラ
フィック情報に背景情報を付加してオンスクリーン表示
する場合に、背景パターンコード(色指定コードを含
む)を背景レジスタ4にて記憶させる。この背景パター
ンコードは、グラフィックパターンROM7より背景パ
ターンデータを読み出す際に、背景/文字・図形データ
切り換えスイッチ6を通じて読み出され、グラフィック
パターンROM7の読み出しアドレスとなる。
フィック情報に背景情報を付加してオンスクリーン表示
する場合に、背景パターンコード(色指定コードを含
む)を背景レジスタ4にて記憶させる。この背景パター
ンコードは、グラフィックパターンROM7より背景パ
ターンデータを読み出す際に、背景/文字・図形データ
切り換えスイッチ6を通じて読み出され、グラフィック
パターンROM7の読み出しアドレスとなる。
【0026】また、背景パターンデータの読み出し(図
4にて詳細に説明する)にあたっては、読み出しアドレ
ス発生器2が、オンスクリーン画面における一走査ライ
ン毎に画面垂直方向の読み出しアドレスを発生するよう
になっており、該読み出しアドレスに従ってグラフィッ
クパターンROM7から読み出された背景パターンデー
タは、背景パターン記憶部10に送られて保持される。
更に、そこに保持された背景パターンデータは、読み出
しアドレス発生器2から供給される画面水平方向アドレ
スによって読み出され、背景色変換テーブル11に供給
されて色づけされ、画像データとして表示制御回路9に
送られる。
4にて詳細に説明する)にあたっては、読み出しアドレ
ス発生器2が、オンスクリーン画面における一走査ライ
ン毎に画面垂直方向の読み出しアドレスを発生するよう
になっており、該読み出しアドレスに従ってグラフィッ
クパターンROM7から読み出された背景パターンデー
タは、背景パターン記憶部10に送られて保持される。
更に、そこに保持された背景パターンデータは、読み出
しアドレス発生器2から供給される画面水平方向アドレ
スによって読み出され、背景色変換テーブル11に供給
されて色づけされ、画像データとして表示制御回路9に
送られる。
【0027】また、オンスクリーン表示(図5にて詳細
に説明する)にあたっては、ビデオRAM5から読み出
されたグラフィックパターンコード(色指定コードを含
む)に従って、グラフィックパターンROM7から文字
・図形パターンデータが読み出され、更に、読み出され
た文字・図形パターンデータが色変換テーブル8に供給
されて画像データに変換される。そして、その画像デー
タが、次なる表示制御回路9に送られる。
に説明する)にあたっては、ビデオRAM5から読み出
されたグラフィックパターンコード(色指定コードを含
む)に従って、グラフィックパターンROM7から文字
・図形パターンデータが読み出され、更に、読み出され
た文字・図形パターンデータが色変換テーブル8に供給
されて画像データに変換される。そして、その画像デー
タが、次なる表示制御回路9に送られる。
【0028】表示制御回路9では、色変換テーブル8か
ら送られてきた文字・図形パターンの画像データについ
て、その占有するオンスクリーン画面上の矩形領域にお
いて、背景画像となるべき画素については、背景色変換
テーブル11から送られてきた背景パターンの画像デー
タに入れ換えて表示させるように制御する。また、オン
スクリーン表示させようとする文字・図形パターンデー
タがない時には、全て背景パターンを表示させるように
制御する。
ら送られてきた文字・図形パターンの画像データについ
て、その占有するオンスクリーン画面上の矩形領域にお
いて、背景画像となるべき画素については、背景色変換
テーブル11から送られてきた背景パターンの画像デー
タに入れ換えて表示させるように制御する。また、オン
スクリーン表示させようとする文字・図形パターンデー
タがない時には、全て背景パターンを表示させるように
制御する。
【0029】なお、背景色変換テーブル11を複数個設
けて、背景パターンコードでもっていずれかの背景色変
換テーブルを指定するものとすれば、同一の文字・図形
パターンに対して、異なる色で表現される背景情報をオ
ンスクリーン表示させることも可能となる。また、背景
パターンを複数個を持たせることも勿論可能であり、こ
のようにすれば、背景画像を変化させることができるた
め、より表現力を豊かにすることができる。
けて、背景パターンコードでもっていずれかの背景色変
換テーブルを指定するものとすれば、同一の文字・図形
パターンに対して、異なる色で表現される背景情報をオ
ンスクリーン表示させることも可能となる。また、背景
パターンを複数個を持たせることも勿論可能であり、こ
のようにすれば、背景画像を変化させることができるた
め、より表現力を豊かにすることができる。
【0030】図2は、図1に示す回路構成によってオン
スクリーン画面上に表示される背景合成パターンの作成
例を示す模式図である。ここでは、オンスクリーン画面
の水平方向に8画素、垂直方向に8画素の、全体で64
画素からなる矩形領域に対して、(a)に示す文字・図
形パターンと(b)に示す背景パターンとを合成し、
(c)に示す合成パターンを作成する例を示している。
スクリーン画面上に表示される背景合成パターンの作成
例を示す模式図である。ここでは、オンスクリーン画面
の水平方向に8画素、垂直方向に8画素の、全体で64
画素からなる矩形領域に対して、(a)に示す文字・図
形パターンと(b)に示す背景パターンとを合成し、
(c)に示す合成パターンを作成する例を示している。
【0031】いま、画素の座標を(i,j)として表す
ものとすれば、(a)では、(2,4)、(2,5)
と、(3,3)、(3,6)と、(4,2)、(4,
7)と、(5,2)、(5,7)と、(6,2)、
(6,3)、(6,4)、(6,5)、(6,6)、
(6,7)と、(7,2)、(7,7)の合計16個の
画素(図中、黒く塗りつぶして表示画素を示している)
によって、図に示す文字・図形パターンが形成されてい
る。
ものとすれば、(a)では、(2,4)、(2,5)
と、(3,3)、(3,6)と、(4,2)、(4,
7)と、(5,2)、(5,7)と、(6,2)、
(6,3)、(6,4)、(6,5)、(6,6)、
(6,7)と、(7,2)、(7,7)の合計16個の
画素(図中、黒く塗りつぶして表示画素を示している)
によって、図に示す文字・図形パターンが形成されてい
る。
【0032】また(b)では、同様に、(1,3)、
(1,6)と、(2,2)、(2,5)、(2,8)
と、(3,1)、(3,4)、(3,7)と、(4,
3)、(4,6)と、(5,2)、(5,5)、(5,
8)と、(6,1)(6,4)、(6,7)と、(7,
3)、(7,6)と、(8,2)、(8,5)、(8,
8)の合計21個の画素(図中、斑点を付して表示画素
を示している)によって、図に示す斜め方向に走る数本
のラインからなる背景パターンが形成されている。
(1,6)と、(2,2)、(2,5)、(2,8)
と、(3,1)、(3,4)、(3,7)と、(4,
3)、(4,6)と、(5,2)、(5,5)、(5,
8)と、(6,1)(6,4)、(6,7)と、(7,
3)、(7,6)と、(8,2)、(8,5)、(8,
8)の合計21個の画素(図中、斑点を付して表示画素
を示している)によって、図に示す斜め方向に走る数本
のラインからなる背景パターンが形成されている。
【0033】そして(c)では、(a)に示す文字・図
形パターンと(b)に示す背景パターンとが合成された
合成パターンが形成されている。この場合、(a)と
(b)の各パターンに共通する画素である(2,5)、
(5,2)、(6,4)、(6,7)の4つの画素につ
いては、(a)のパターンが優先して選択表示されてい
る。
形パターンと(b)に示す背景パターンとが合成された
合成パターンが形成されている。この場合、(a)と
(b)の各パターンに共通する画素である(2,5)、
(5,2)、(6,4)、(6,7)の4つの画素につ
いては、(a)のパターンが優先して選択表示されてい
る。
【0034】このようにして、文字・図形パターンと背
景パターンを合成することによって、壁紙表示の機能が
実現される。なお、グラフィックパターンROM7に記
憶される背景パターンデータについては、オンスクリー
ン画面の水平・垂直方向にM×N画素(但し、M,Nは
夫々1以上の任意の整数)で構成されており、表示制御
回路9では、オンスクリーン画面における水平ライン毎
に水平方向のパターンを読み込んで文字・図形のパター
ンと合成するようになっている。
景パターンを合成することによって、壁紙表示の機能が
実現される。なお、グラフィックパターンROM7に記
憶される背景パターンデータについては、オンスクリー
ン画面の水平・垂直方向にM×N画素(但し、M,Nは
夫々1以上の任意の整数)で構成されており、表示制御
回路9では、オンスクリーン画面における水平ライン毎
に水平方向のパターンを読み込んで文字・図形のパター
ンと合成するようになっている。
【0035】図3は、図1に示すグラフィックパターン
ROM7から背景パターンデータを読み出すタイミング
を示すタイミングチャートである。本実施例では、先述
したように、文字・図形パターンデータと背景パターン
データが共にグラフィックパターンROM7に記憶され
ているため、夫々のデータの読み出しタイミングについ
ては、CPU1で調整している。具体的には、図で示す
ように、水平同期信号の直後であって、実際の映像デー
タが表示される前の期間において、そのラインで使用す
る背景パターンデータの読み出しを行い、背景パターン
記憶部10に読み出したデータを保持させる。続いて、
実際の映像データが来たら、オンスクリーン表示期間に
オンスクリーン表示する文字・図形パターンデータをグ
ラフィックROM7より読み出し、既に読み出し保持し
ている背景パターンデータと共に画像データに変換して
後合成することにより、合成画像のオンスクリーン表示
を行っている。
ROM7から背景パターンデータを読み出すタイミング
を示すタイミングチャートである。本実施例では、先述
したように、文字・図形パターンデータと背景パターン
データが共にグラフィックパターンROM7に記憶され
ているため、夫々のデータの読み出しタイミングについ
ては、CPU1で調整している。具体的には、図で示す
ように、水平同期信号の直後であって、実際の映像デー
タが表示される前の期間において、そのラインで使用す
る背景パターンデータの読み出しを行い、背景パターン
記憶部10に読み出したデータを保持させる。続いて、
実際の映像データが来たら、オンスクリーン表示期間に
オンスクリーン表示する文字・図形パターンデータをグ
ラフィックROM7より読み出し、既に読み出し保持し
ている背景パターンデータと共に画像データに変換して
後合成することにより、合成画像のオンスクリーン表示
を行っている。
【0036】図4は、図1に示すグラフィックパターン
ROM7からの背景パターンデータ読み出し処理を示す
説明図である。先ず、CPU1によって、背景レジスタ
4に背景パターンコードnが書き込まれる。また、グラ
フィックパターンROM7には、オンスクリーン画面の
水平方向にx画素と、垂直方向にy画素に対応した、画
素構成からなる文字・図形のグラフィックパターンデー
タ(コード番号0、1、…によって、指定される)と共
に、同様な画素構成からなる背景パターンデータ(コー
ド番号nで指定される)が記憶されている。そこで、背
景/文字図形データ切り換えスイッチ6の切り換え動作
により、背景レジスタ4に保持された背景パターンコー
ドnがグラフィックパターンROM7に供給され、背景
パターンデータの読み出しが行われる。
ROM7からの背景パターンデータ読み出し処理を示す
説明図である。先ず、CPU1によって、背景レジスタ
4に背景パターンコードnが書き込まれる。また、グラ
フィックパターンROM7には、オンスクリーン画面の
水平方向にx画素と、垂直方向にy画素に対応した、画
素構成からなる文字・図形のグラフィックパターンデー
タ(コード番号0、1、…によって、指定される)と共
に、同様な画素構成からなる背景パターンデータ(コー
ド番号nで指定される)が記憶されている。そこで、背
景/文字図形データ切り換えスイッチ6の切り換え動作
により、背景レジスタ4に保持された背景パターンコー
ドnがグラフィックパターンROM7に供給され、背景
パターンデータの読み出しが行われる。
【0037】背景パターンデータの読み出しにあたって
は、読み出しアドレス発生器2より、グラフィックパタ
ーンROM7に対して読み出しアドレス(C,L)が供
給される。即ち、背景パターンデータを構成する画素の
中の読み出すべき1の画素(図中、「b」の画素を例と
して示す)の水平位置xは、x=C/Xで与えられ、同
じく垂直位置yは、y=L/Xで与えられる。そこで、
読み出しアドレス(C,L)に従って、背景パターンデ
ータが読み出される。
は、読み出しアドレス発生器2より、グラフィックパタ
ーンROM7に対して読み出しアドレス(C,L)が供
給される。即ち、背景パターンデータを構成する画素の
中の読み出すべき1の画素(図中、「b」の画素を例と
して示す)の水平位置xは、x=C/Xで与えられ、同
じく垂直位置yは、y=L/Xで与えられる。そこで、
読み出しアドレス(C,L)に従って、背景パターンデ
ータが読み出される。
【0038】また、読み出しアドレス発生器2より、背
景パターン記憶部10に対して水平方向の読み出しアド
レスxが供給され。そこで、背景パターン記憶部10で
は、グラフィックパターンROM7より読み出した背景
パターンデータについて、水平位置xを0からXまで1
ライン分のパターンを記憶する。図5は、図1に示す回
路構成によるオンスクリーン表示処理を示す説明図であ
る。先ず、CPU1によって、ビデオRAM5にグラフ
ィックパターンコードnが書き込まれる。このグラフィ
ックパターンコードnは、グラフィックパターンROM
7に記憶された文字・図形パターンデータの読み出しコ
ードとなっている。なお、ビデオRAM5の内容を変更
する場合には、CPUデータとCPUアドレスを変更し
て行われる。
景パターン記憶部10に対して水平方向の読み出しアド
レスxが供給され。そこで、背景パターン記憶部10で
は、グラフィックパターンROM7より読み出した背景
パターンデータについて、水平位置xを0からXまで1
ライン分のパターンを記憶する。図5は、図1に示す回
路構成によるオンスクリーン表示処理を示す説明図であ
る。先ず、CPU1によって、ビデオRAM5にグラフ
ィックパターンコードnが書き込まれる。このグラフィ
ックパターンコードnは、グラフィックパターンROM
7に記憶された文字・図形パターンデータの読み出しコ
ードとなっている。なお、ビデオRAM5の内容を変更
する場合には、CPUデータとCPUアドレスを変更し
て行われる。
【0039】次に、読み出しアドレス発生器2からアド
レス切り換えスイッチ3を介してビデオRAM5に供給
される読み出しアドレス(C,L)に従い、CPUデー
タにより、ビデオRAM5からグラフィックパターンコ
ードnが読み出され、グラフィックパターンROM7に
供給される。また、読み出しアドレス発生器2からは、
グラフィックパターンROM7に対して読み出しアドレ
ス(C,L)が供給される。そして、該読み出しアドレ
ス(C,L)に従い、グラフィックパターンコードnが
指定する文字・図形パターンデータが読み出され、色変
換テーブル8に供給される。
レス切り換えスイッチ3を介してビデオRAM5に供給
される読み出しアドレス(C,L)に従い、CPUデー
タにより、ビデオRAM5からグラフィックパターンコ
ードnが読み出され、グラフィックパターンROM7に
供給される。また、読み出しアドレス発生器2からは、
グラフィックパターンROM7に対して読み出しアドレ
ス(C,L)が供給される。そして、該読み出しアドレ
ス(C,L)に従い、グラフィックパターンコードnが
指定する文字・図形パターンデータが読み出され、色変
換テーブル8に供給される。
【0040】色変換テーブル8では、画素毎に読み出し
た文字・図形パターンデータを、オンスクリーン表示す
るための画像データに変換する。ここでは、グラフィッ
クパターンROM7から該当する画素データ「a」(水
平位置x、垂直位置y)を読み出し、それを画像データ
「A」に変換する例を示している。また、同時に、図4
で説明した背景パターン記憶部10に記憶された背景パ
ターンデータが背景色変換テーブル11に供給され、背
景についての画像データに変換される。ここでは、背景
パターンデータ「b」(水平位置x)を画像データ
「B」に変換する例を示している。
た文字・図形パターンデータを、オンスクリーン表示す
るための画像データに変換する。ここでは、グラフィッ
クパターンROM7から該当する画素データ「a」(水
平位置x、垂直位置y)を読み出し、それを画像データ
「A」に変換する例を示している。また、同時に、図4
で説明した背景パターン記憶部10に記憶された背景パ
ターンデータが背景色変換テーブル11に供給され、背
景についての画像データに変換される。ここでは、背景
パターンデータ「b」(水平位置x)を画像データ
「B」に変換する例を示している。
【0041】そして、色変換テーブル8から供給される
文字・図形パターンの画像データ「A」と、背景色変換
テーブル11から供給される背景パターンの画像データ
「B」が、表示制御回路9に供給されて合成される。こ
の場合、文字・図形パターンの画像データ「A」が透明
色(或いは白色)であれば、背景パターンの画像データ
「B」を出力するように制御される。
文字・図形パターンの画像データ「A」と、背景色変換
テーブル11から供給される背景パターンの画像データ
「B」が、表示制御回路9に供給されて合成される。こ
の場合、文字・図形パターンの画像データ「A」が透明
色(或いは白色)であれば、背景パターンの画像データ
「B」を出力するように制御される。
【0042】図6は、本発明にかかるオンスクリーン表
示装置で実行されるオンスクリーン表示のためのメイン
処理並びに1ライン表示処理を示すフローチャートであ
る。先ず、メイン処理では、画面走査の垂直帰線期間
に、ビデオRAM5にグラフィックパターンコードを書
き込み(S1)、背景レジスタ4に背景パターンコード
を書き込む(S2)。続いて、1ラインの表示処理ルー
チンを1画面走査の間実行する(S3)。そして、1画
面の走査を終了すると(S4においてYesの場合)、
次画面についての表示処理に移行すべくステップS1の
処理に移行する。次に、上述したメイン処理におけるス
テップS3の1ライン表示処理について説明する。1ラ
イン表示処理では、背景パターンコードにより、グラフ
ィックパターンROM7内の背景パターンデータを選択
する(S11)と共に、読み出しアドレス発生器2から
供給された読み出しアドレスによって、背景パターン内
の読み出し位置を決定する(S12)。続いて、グラフ
ィックパターンROM7から読み出した背景パターンデ
ータを背景パターン記憶部10における現在の水平位置
へ記憶する(S13)。そして、1ライン分の背景パタ
ーンを記憶したか否かを確認する(S14)。以上のス
テップS11〜ステップS14に至る処理は、図3に示
した背景パターン読み出し期間中に行われる。
示装置で実行されるオンスクリーン表示のためのメイン
処理並びに1ライン表示処理を示すフローチャートであ
る。先ず、メイン処理では、画面走査の垂直帰線期間
に、ビデオRAM5にグラフィックパターンコードを書
き込み(S1)、背景レジスタ4に背景パターンコード
を書き込む(S2)。続いて、1ラインの表示処理ルー
チンを1画面走査の間実行する(S3)。そして、1画
面の走査を終了すると(S4においてYesの場合)、
次画面についての表示処理に移行すべくステップS1の
処理に移行する。次に、上述したメイン処理におけるス
テップS3の1ライン表示処理について説明する。1ラ
イン表示処理では、背景パターンコードにより、グラフ
ィックパターンROM7内の背景パターンデータを選択
する(S11)と共に、読み出しアドレス発生器2から
供給された読み出しアドレスによって、背景パターン内
の読み出し位置を決定する(S12)。続いて、グラフ
ィックパターンROM7から読み出した背景パターンデ
ータを背景パターン記憶部10における現在の水平位置
へ記憶する(S13)。そして、1ライン分の背景パタ
ーンを記憶したか否かを確認する(S14)。以上のス
テップS11〜ステップS14に至る処理は、図3に示
した背景パターン読み出し期間中に行われる。
【0043】そして、1ライン分の背景パターンを記憶
したことを確認した場合(S14においてYesの場
合)には、オンスクリーン表示処理を、1ライン分表示
したか否かを確認しながら(S16)、図3に示すオン
スクリーン表示期間中実行する(S15)。図7は、図
6に示すフローチャートにおけるオンスクリーン表示処
理ルーチン(S15)を示すフローチャートである。先
ず、グラフィックパターンROM7に記憶された文字・
図形パターンデータの読み出しアドレスとなるビデオR
AM5に記憶したグラフィックパターンコードを読み出
す(S21)。次に、読み出したビデオRAM5からの
該コードにより、グラフィックパターンROM7内の文
字・図形パターンデータを選択する(S22)。また、
同時に、読み出しアドレス発生器2から供給された読み
出しアドレスにより、文字・図形パターン内における読
み出し位置を決定する(S23)。
したことを確認した場合(S14においてYesの場
合)には、オンスクリーン表示処理を、1ライン分表示
したか否かを確認しながら(S16)、図3に示すオン
スクリーン表示期間中実行する(S15)。図7は、図
6に示すフローチャートにおけるオンスクリーン表示処
理ルーチン(S15)を示すフローチャートである。先
ず、グラフィックパターンROM7に記憶された文字・
図形パターンデータの読み出しアドレスとなるビデオR
AM5に記憶したグラフィックパターンコードを読み出
す(S21)。次に、読み出したビデオRAM5からの
該コードにより、グラフィックパターンROM7内の文
字・図形パターンデータを選択する(S22)。また、
同時に、読み出しアドレス発生器2から供給された読み
出しアドレスにより、文字・図形パターン内における読
み出し位置を決定する(S23)。
【0044】続いて、グラフィックパターンROM7か
ら読み出した文字・図形パターンデータに該当する3色
(R,G,B)の画像データ(色データ)を色変換テー
ブル8より取り出す(S24)。また、これと並行し
て、背景パターン記憶部10の現在の水平位置における
背景パターンデータを読み出して(S25)、読み出し
た背景パターンデータに該当する画像データ(色デー
タ)を、背景色変換テーブル11により取り出す(S2
6)。
ら読み出した文字・図形パターンデータに該当する3色
(R,G,B)の画像データ(色データ)を色変換テー
ブル8より取り出す(S24)。また、これと並行し
て、背景パターン記憶部10の現在の水平位置における
背景パターンデータを読み出して(S25)、読み出し
た背景パターンデータに該当する画像データ(色デー
タ)を、背景色変換テーブル11により取り出す(S2
6)。
【0045】そして、文字・図形パターンの画像データ
が、透明であるか否かを確認して(S27)、透明であ
る場合(S27においてYesの場合)には、背景の画
像データをオンスクリーン画面上に出力し、透明でない
場合(S27においてNoの場合)には、文字・図形パ
ターンの画像データを同画面上に出力する(S29)。
が、透明であるか否かを確認して(S27)、透明であ
る場合(S27においてYesの場合)には、背景の画
像データをオンスクリーン画面上に出力し、透明でない
場合(S27においてNoの場合)には、文字・図形パ
ターンの画像データを同画面上に出力する(S29)。
【0046】
【発明の効果】以上の本発明によれば、第1の記憶手段
に該当するグラフィックパターンROMに、背景用のグ
ラフィックパターンを記憶すると共に、簡単な回路構成
の追加変更により、オンスクリーン表示装置に、キャラ
クタ情報等オンスクリーン表示情報に背景情報を付加す
る壁紙表示機能を持たせることが可能となる。また、装
置コストの面では、ほとんどコストアップを招くことが
なく、しかも、多彩なオンスクリーン表示が実現される
ので、従来に比べオンスクリーン表示の表現力は大幅に
向上される。
に該当するグラフィックパターンROMに、背景用のグ
ラフィックパターンを記憶すると共に、簡単な回路構成
の追加変更により、オンスクリーン表示装置に、キャラ
クタ情報等オンスクリーン表示情報に背景情報を付加す
る壁紙表示機能を持たせることが可能となる。また、装
置コストの面では、ほとんどコストアップを招くことが
なく、しかも、多彩なオンスクリーン表示が実現される
ので、従来に比べオンスクリーン表示の表現力は大幅に
向上される。
【図1】本発明にかかるオンスクリーン表示装置の基本
的な回路構成を示すブロック図である。
的な回路構成を示すブロック図である。
【図2】図1に示す回路構成によってオンスクリーン画
面上に表示される背景合成パターンの作成例を示す模式
図である。
面上に表示される背景合成パターンの作成例を示す模式
図である。
【図3】図1に示すグラフィックパターンROM7から
背景パターンデータを読み出すタイミングを示すタイミ
ングチャートである。
背景パターンデータを読み出すタイミングを示すタイミ
ングチャートである。
【図4】図1に示すグラフィックパターンROM7から
の背景パターンデータの読み出し処理を示す説明図であ
る。
の背景パターンデータの読み出し処理を示す説明図であ
る。
【図5】図1に示す回路構成によるオンスクリーン表示
処理を示す説明図である。
処理を示す説明図である。
【図6】本発明にかかるオンスクリーン表示装置で実行
されるオンスクリーン表示のためのメイン処理並びに1
ライン表示処理を示すフローチャートである。
されるオンスクリーン表示のためのメイン処理並びに1
ライン表示処理を示すフローチャートである。
【図7】図6に示すフローチャートにおけるオンスクリ
ーン表示処理ルーチンを示すフローチャートである。
ーン表示処理ルーチンを示すフローチャートである。
【図8】グラフィック情報をオンスクリーン表示するた
めの基本的な回路構成を示すブロック図である。
めの基本的な回路構成を示すブロック図である。
【図9】文字或いは図形画像と共に、その背景画像をオ
ンスクリーン表示する壁紙表示機能を示す説明図であ
る。
ンスクリーン表示する壁紙表示機能を示す説明図であ
る。
1 CPU 2 読み出しアドレス発生器 3 アドレス切り換えスイッチ 4 背景レジスタ 5 ビデオRAM 6 背景/文字図形データ切り換えスイッチ 7 グラフィックパターンROM 8 色変換テーブル 9 表示制御回路 10 背景パターン記憶部 11 背景色変換テーブル
Claims (5)
- 【請求項1】 キャラクタ情報等の表示情報に背景情報
を付加し、オンスクリーン画面上に展開して表示するこ
とが可能なオンスクリーン表示装置であって、 前記表示情報及び背景情報を、画面水平方向にX個、垂
直方向にY個の画素集合体としてオンスクリーン画面上
に展開され、更に、構成1画素あたり2N 個の色情報を
持つ夫々の固定のグラフィックパターン情報として記憶
する第1の記憶手段と、 前記第1の記憶手段が記憶した表示情報についてのグラ
フィックパターン情報の中の所定のパターンを指定する
ための書き換え可能な指定コードを記憶する第2の記憶
手段と、 前記第1の記憶手段が記憶した背景情報についてのグラ
フィックパターン情報の中の所定のパターンを指定する
ための書き換え可能な指定コードを記憶する第3の記憶
手段と、 前記第1の記憶手段が記憶したグラフィックパターン情
報の中から表示すべき所定のパターンを選択するため
に、前記第1の記憶手段に対して、該当するコードを指
定するコード指定手段と、 前記第1の記憶手段が記憶したグラフィックパターン情
報の中から、前記コード指定手段が指定したコードに該
当する所定のパターンを読み出すパターン読み出し手段
と、 前記パターン読み出し手段が読み出した背景情報につい
ての所定のパターンを記憶する背景パターン記憶手段
と、 前記パターン読み出し手段が読み出した表示情報につい
ての所定のパターンをオンスクリーン画面上に表示させ
るための画像情報に変換する第1の変換手段と、 前記背景パターン記憶手段か記憶した背景情報について
の所定のパターンをオンスクリーン画面上に表示させる
ための画像情報に変換する第2の変換手段と、前記第1
及び第2の変換手段によって得られた表示情報と背景情
報についての画像情報を合成して、オンスクリーン画面
上の所定位置に表示させる制御を行う表示制御手段と、 を備えたことを特徴とするオンスクリーン表示装置。 - 【請求項2】 前記コード指定手段は、更に、前記第2
の記憶手段が記憶した表示情報についての指定コードと
前記第3の記憶手段が記憶した背景情報についての指定
コードの読み出しを切り換えるコード読み出し切り換え
手段を備えていることを特徴とする請求項1記載のオン
スクリーン表示装置。 - 【請求項3】 前記パターン読み出し手段は、表示画面
の一走査期間となる第1の水平同期期間と次なる第2の
水平同期期間の間であって、該第1の水平同期期間の経
過の後、オンスクリーン表示期間に入る前の期間におい
て、前記第1の記憶手段によって記憶された背景情報に
ついての所定のパターンを読み出すことを特徴とする請
求項1又は請求項2記載のオンスクリーン表示装置。 - 【請求項4】 前記背景パターン記憶手段は、前記オン
スクリーン表示期間中、前記パターン読み出し手段が読
み出した背景情報についての所定のパターンを保持する
ことを特徴とする請求項3記載のオンスクリーン表示装
置。 - 【請求項5】 前記表示制御手段は、前記オンスクリー
ン表示期間中に、前記表示情報についての画像情報が有
する白色情報を、前記背景情報についての画像情報と置
換することにより、該表示情報と該背景情報を画像情報
として合成することを特徴とする請求項4記載のオンス
クリーン表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6008037A JPH07219510A (ja) | 1994-01-28 | 1994-01-28 | オンスクリーン表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6008037A JPH07219510A (ja) | 1994-01-28 | 1994-01-28 | オンスクリーン表示装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07219510A true JPH07219510A (ja) | 1995-08-18 |
Family
ID=11682148
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6008037A Pending JPH07219510A (ja) | 1994-01-28 | 1994-01-28 | オンスクリーン表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07219510A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100224714B1 (ko) * | 1996-10-18 | 1999-10-15 | 윤종용 | 온 스크린 디스플레이 방법 및 장치 |
WO2001001679A1 (en) * | 1999-06-30 | 2001-01-04 | Koninklijke Philips Electronics N.V. | Video processing |
US6774918B1 (en) | 2000-06-28 | 2004-08-10 | Koninklijke Philips Electronics N.V. | Video overlay processor with reduced memory and bus performance requirements |
-
1994
- 1994-01-28 JP JP6008037A patent/JPH07219510A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100224714B1 (ko) * | 1996-10-18 | 1999-10-15 | 윤종용 | 온 스크린 디스플레이 방법 및 장치 |
WO2001001679A1 (en) * | 1999-06-30 | 2001-01-04 | Koninklijke Philips Electronics N.V. | Video processing |
US6774918B1 (en) | 2000-06-28 | 2004-08-10 | Koninklijke Philips Electronics N.V. | Video overlay processor with reduced memory and bus performance requirements |
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