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JPH0648975B2 - 微小インジェクション装置及びそのインジェクション制御方法 - Google Patents

微小インジェクション装置及びそのインジェクション制御方法

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Publication number
JPH0648975B2
JPH0648975B2 JP1255197A JP25519789A JPH0648975B2 JP H0648975 B2 JPH0648975 B2 JP H0648975B2 JP 1255197 A JP1255197 A JP 1255197A JP 25519789 A JP25519789 A JP 25519789A JP H0648975 B2 JPH0648975 B2 JP H0648975B2
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JP
Japan
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microinjection
moving body
injection
microsyringe
plunger
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俊郎 樋口
謙一 工藤
淳 三松
久雄 上野
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Prima Meat Packers Ltd
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Prima Meat Packers Ltd
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Publication date
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C12BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
    • C12NMICROORGANISMS OR ENZYMES; COMPOSITIONS THEREOF; PROPAGATING, PRESERVING, OR MAINTAINING MICROORGANISMS; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING; CULTURE MEDIA
    • C12N15/00Mutation or genetic engineering; DNA or RNA concerning genetic engineering, vectors, e.g. plasmids, or their isolation, preparation or purification; Use of hosts therefor
    • C12N15/09Recombinant DNA-technology
    • C12N15/87Introduction of foreign genetic material using processes not otherwise provided for, e.g. co-transformation
    • C12N15/89Introduction of foreign genetic material using processes not otherwise provided for, e.g. co-transformation using microinjection
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23QDETAILS, COMPONENTS, OR ACCESSORIES FOR MACHINE TOOLS, e.g. ARRANGEMENTS FOR COPYING OR CONTROLLING; MACHINE TOOLS IN GENERAL CHARACTERISED BY THE CONSTRUCTION OF PARTICULAR DETAILS OR COMPONENTS; COMBINATIONS OR ASSOCIATIONS OF METAL-WORKING MACHINES, NOT DIRECTED TO A PARTICULAR RESULT
    • B23Q5/00Driving or feeding mechanisms; Control arrangements therefor
    • B23Q5/22Feeding members carrying tools or work
    • B23Q5/34Feeding other members supporting tools or work, e.g. saddles, tool-slides, through mechanical transmission
    • B23Q5/50Feeding other members supporting tools or work, e.g. saddles, tool-slides, through mechanical transmission feeding step-by-step
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C12BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
    • C12MAPPARATUS FOR ENZYMOLOGY OR MICROBIOLOGY; APPARATUS FOR CULTURING MICROORGANISMS FOR PRODUCING BIOMASS, FOR GROWING CELLS OR FOR OBTAINING FERMENTATION OR METABOLIC PRODUCTS, i.e. BIOREACTORS OR FERMENTERS
    • C12M35/00Means for application of stress for stimulating the growth of microorganisms or the generation of fermentation or metabolic products; Means for electroporation or cell fusion

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  • Microscoopes, Condenser (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、液体注入用マイクロマニピュレータの微小イ
ンジェクション装置及びそのインジェクション制御方法
に関するものである。
(従来の技術) 従来、バイオテクノジーの世界においては、遺伝子・細
胞などに人工的操作を加え、新しい遺伝情報体を作成
し、それを利用或いは研究する分野がある。その対象は
遺伝子、細胞、核、受精胚、組織或いは原生動物とさま
ざまであるが、このうち、光学顕微鏡で観察できるもの
に対して物理的・機械的操作を加える手法として、マイ
クロマニピュレーションがある。例えば、動植物細胞や
核に外来遺伝子を注入し、遺伝子の形質発現機構の解析
を行う場合、また初期胚、桑実胚を分割し、仮親に移植
して一卵性複数子の作成を行う場合、或いは受精卵の細
胞質に他の個体を移植してクーロン生物の作成を行う場
合、などにマイクロマニピュレーションは不可欠のもの
である。
第12図は従来のマイクロマニピュレーションシステム
の全体構成図である。
図中、1はベース、2はベース1上に配置される顕微
鏡、3は位置検出器、4は微動部、5は粗動部、6はT
Vカメラ、7はマイクロインジェクタ、8は左操作ボッ
クス、9は右操作ボックス、10はカメラ制御ユニット、
11はビデオモニタ、12は主制御ユニットである。
この図に示すように、2つの操作ボックス8,9では、
左右の微動部4、粗動部5を操作する一方で、注入液量
測定などの各種の機能の制御も行う。また、顕微鏡2に
はTVカメラ6が設けられており、細胞の状態や微細操
作の様子がビデオモニタ11に写し出されて観察される。
従来のマイクロインジェクション装置の構成は、第13
図に示すようになっている。即ち、微動部先端の微小器
具13(例えば微小、微小ピペット、微小電極など)を支
持棒14で支持し、その支持棒14にチューブ15を繋ぎ、細
胞への注射、吸引などのためにマイクロシリンジ16のプ
ランジャ17を手動つまみ18でねじ送りすることにより、
正・負の圧力を加えることができる(「計測と制御」vo
l.27,No.3昭和63年3月発行 P.78〜79 参照)。
以下、上記従来のマイクロインジェクション装置につい
て詳細に説明する。
このような分野の技術としては、例えば「マイクロマニ
ピュレーション」丸善(株),実験生物学構座8,細胞
生物学、P.277〜297に記載されるものがあった。
多くの物質は、細胞膜を自由に透過することができな
い。そのため、細胞内部の原形質や細胞小器官に対する
物質の直接作用を調べるためには、毛細管(微小ピペッ
ト)を通して細胞内に物質を注入することができるマイ
クロインジェクションが最も直接的な方法である。
マイクロマインジェクションとは、一般に細胞内へ物質
を注入する操作を言うが、細胞や組織の特定の部位に外
から液を作用させる場合や、細胞内から原形質の一部を
吸い取ったり、小型細胞のような微小な物体を吸い取っ
たりする場合にも、同じ方法を利用することができる。
また、マイクロインジェクション方法には、予め微小ピ
ペット中に入れておいた液を、圧力によって押し出す圧
力法と、微小ピペットを通して電流を流し、電流ととも
に内部の物質を流出させる微小電気泳動法とがある。
ここでは、前者の圧力法によるマイクロインジェクショ
ンについて述べる。
この圧力法によるマイクロインジェクション装置は、第
14図に示すように、微小ピペット(微小器具)21を中
空の支持棒22に取り付け、支持棒22をチューブ23でマイ
クロシリンジ24に繋ぐ。このマイクロシリンジ24はスク
リュ付き注射器の構造をしており、手動つまみ25を手動
操作することによって正・負の圧力を加えることができ
る。
なお、マイクロインジェクション装置とは異なるが、上
記した従来のマイクロマニピュレータに代えて、本願の
出願人の発明に係る「圧電・電歪素子を用いた衝撃力に
よる微小移動装置」(特開昭63−299785号参
照)を応用した「マイクロマニピュレータ」(特願平1
−87287号参照)において、圧電・電歪素子に電圧
を印加して慣性体を加速し、その反動を利用して微小器
具の移動を引き起こすことにより、10nm〜10μm程度の
正・負方向の微動を可能にしたものが既に提案されてい
る。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、上記した従来のマイクロインジェクタに
おいては、その制御がつまみによる手動操作に依存して
いるため、作業性に難があり、的確なインジェクトを行
うには不満足なものであった。換言すれば、的確なイン
ジェクトを行うには、このマイクロインジェクタの特性
に習熟する必要があると共に、その操作技術にも高度の
熟練を要するといった問題があった。
また、手動つまみによるインジェクション操作によって
は、細かい分解能を得ることができなかった。
更に、上記したマイクロインジェクタの場合は、マイク
ロシリンジと支持棒を繋ぐチューブも長くなり、その
分、スペースを要すると共に、応答性も劣るといった問
題があった。
本発明は、上記問題点を除去し、迅速、かつ的確なイン
ジェクトを行い得ると共に、コンパクトであり、しかも
自動化を推進した微小インジェクション装置及びそのイ
ンジェクション制御方法を提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 本発明は、上記目的を達成するために、微小器具の中に
セットされた液体を圧力によって移動させるマイクロマ
ニピュレータの微小インジェクション装置において、プ
ランジャ(43,64,73)を有するマイクロシリンジ(4
0,62,72)と、前記プランジャ(43,64,73)の一端
に設けられる移動体(35,74)と、該移動体(35,74)
に装着され、慣性体(36,38,75)付き圧電・電歪素子
(37,39,76)を有する微小移動装置(A,B,C)と
を設けるようにしたものである。
(作用) 本発明によれば、第2図及び第3図に示すように、プラ
ンジャ(43)を有するマイクロシリンジ(40)と、軸
(44)と共に回転する回転移動体(35)と、該回転移動
体(35)に装着される慣性体(36,38)付き圧電・電歪
素子(37,39)を有する微小移動装置(A,B)とから
構成される微小インジェクション装置を設け、前記微小
移動装置(A,B)へ電気信号を印加することにより駆
動力を生じさせ、前記回転移動体(35)を微小回転させ
る。これにより、プランジャ(43)を軸方向に微小移動
させ、マイクロシリンジ(40)内の液体(45)を移動さ
せることができる。
また、第5図及び第6図に示すように、中心軸(61)に
取り付けられるプランジャとしての回転板(64)を内蔵
するマイクロシリンジ(62)と、前記中心軸(61)と共
に回転する回転移動体(35)と、この回転移動体(35)
に装着される慣性体(36,38)付き圧電・電歪素子(3
7,39)を有する微小移動装置(A,B)とから構成さ
れる微小インジェクション装置を設け、前記微小移動装
置(A,B)へ電気信号を印加することにより駆動力を
生じさせ、前記回転移動体(35)を微小回転させる。こ
れにより、プランジャとしての回転板(64)を微小回転
させ、マイクロシリンジ(62)内の液体(66)を移動さ
せることができる。
更に、上記微小インジェクション装置は、第8図及び第
9図に示すように、慣性体(75)付き圧電・電歪素子
(76)を有する微小移動装置(C)を駆動させ、直線移
動体(74)を直接直線方向に駆動させることにより、プ
ランジャ(73)を操作するように構成してもよい。
(実施例) 以下、本発明の実施例について図面を参照しながら詳細
に説明する。
第1図は本発明の第1実施例を示す微小インジェクショ
ン装置の全体構成図、第2図はその微小インジェクショ
ン装置の要部構成図、第3図はその微小インジェクショ
ン装置の要部正面図、第4図は本発明の第1実施例の動
作態様の説明図である。
図中、31はベース、32はステージ、33は支持体、34は内
部に雌ねじが切られているインジェクションホルダ、35
は回転移動体、Aは第1の微小移動装置であり、慣性体
36及び圧電・電歪素子37からなり、同様にBは第2の微
小移動装置であり、慣性体38及び圧電・電歪素子39から
構成されている。40はマイクロシリンジ、41は微小器
具、42は圧電・電歪素子37,39を駆動するために給電す
るワイヤ、43はマイクロシリンジ40内に出入りするプラ
ンジャである。44はプランジャ43と回転移動体35とを固
定する軸であり、その外周に形成された雄ねじ44aによ
って、その内周に雌ねじが切られているインジェクショ
ンホルダ34との螺合を行い、摩擦機能を有する。45はマ
イクロシリンジ40内にセットされる液体、50はこのマイ
クロマニピュレータの制御を行う制御ボックスであり、
微小インジェクション制御スイッチも設けられている。
51は位置検出器、52は顕微鏡である。
次に、上記第1実施例の微小インジェクション装置の動
作について、第11図をも参照しながら説明する。
ここで、微小インジェクションは、生体内に薬品等を注
入する注入モードと、体液等を吸引する吸引モードとに
大別される。なお、細胞や卵などをホールドするモード
も挙げられるが、それは吸引モードと見なすことができ
る。
そこで、注入モードにしたい場合は、制御ボックス50に
設けられる微小インジェクションスイッチのモードIの
押ボタンを操作する。すると、第1,第2の微小移動装
置A,Bにはともに押圧力が生じ、回転移動体35は第3
図に示すように時計回りに微小回転し、プランジャ43及
び液体45が前進することになり、マイクロシリンジ40に
は正圧が生じる。
一方、吸引モードにしたい場合は、制御ボックス50に設
けられる微小インジェクションスイッチのモードIIの押
ボタンを操作する。すると、第1,第2の微小移動装置
A,Bにはともに引張力が生じ、回転移動体35は第3図
において反時計回りに微小回転し、プランジャ43及び液
体45が後退することになり、マイクロシリンジ40には負
圧が生じる。
なお、上記実施例においては、第1,第2の微小移動装
置A,Bを用いてバランスをとるように配置したが、単
一の微小移動装置を用いるようにしてもよい。その場合
には、その単一の微小移動装置の押圧力と引張力の何れ
かの動作を選択して用いるようにする。
第5図は本発明の第2実施例を示す微小インジェクショ
ン装置の要部構成図であり、第5図(a)は一部破断側面
図、第5図(b)は第5図(a)のD−D線断面図である。第
6図はその微小インジェクション装置の要部正面図、第
7図は本発明の第2実施例の動作態様の説明図である。
図中、60はインジェクションホルダ、61は中心軸、62は
マイクロシリンジ、63はマイクロシリンジ62に形成され
る圧抜き穴、64はマイクロシリンジ62に内蔵されて回転
するプランジャとしての回転板、65は回転板64の周辺に
設けられるシール材、66はマイクロシリンジ62内にセッ
トされる液体、67はマイクロシリンジ62に取り付けられ
る微小器具である。ここで、中心軸61に取り付けられる
回転移動体及び微小移動装置は前記したものと同様であ
り、ここでは同じ番号を付して説明を省略する。
次に、上記第2実施例の微小インジェクション装置の動
作について、第11図をも参照しながら説明する。
まず、注入モードにしたい場合は、制御ボックス50(第
1図参照)に設けられる微小インジェクションスイッチ
のモードIの押ボタンを操作する。すると、第1,第2
の微小移動装置A,Bにはともに押圧力を生じ、回転移
動体35は第6図に示すように時計回りに微小回転し、回
転板64も時計回りに微小回転することにより、液体66は
前進し、マイクロシリンジ62には正圧が生じる。その場
合、マイクロシリンジ62には圧抜き穴63が形成されてい
るので、その空間部が負圧になることはない。
一方、吸引モードにしたい場合は、制御ボックス50(第
1図参照)に設けられる微小インジェクションスイッチ
のモードIIの押ボタンを操作する。すると、第1,第2
の微小移動装置A,Bにはともに引張力が生じ、回転移
動体35は第6図において反時計回りに微小回転し、回転
板64も反時計回りに微小回転することにより、液体66は
後退し、マイクロシリンジ62には負圧が生じる。
第8図は本発明の第3実施例を示す微小インジェクショ
ン装置の要部構成図、第9図はそのの微小インジェクシ
ョン装置の要部正面図、第10図は本発明の第3実施例
の動作態様の説明図である。
図中、71はインジェクションホルダ、72はマイクロシリ
ンジ、73はプランジャ、74は直線移動体、Cは第3の微
小移動装置であり、慣性体75及び圧電・電歪素子76から
構成されている。77はマイクロシリンジ72内にセットさ
れる液体、78はマイクロシリンジ72の先端に取り付けら
れる微小器具である。また、マイクロシリンジ72の後端
部にはプランジャ73の振動を防止するためのすり割りを
形成し、その後端部の外周に弾発的に弾性リング79を装
着する。なお、この磨擦機能は、一端が固定部に取り付
けられる板ばねの自由端を、マイクロシリンジ72の後端
部に当接させるように、構成することもできる。
次に、上記第3実施例の微小インジェクション装置の動
作について、第11図をも参照しながら説明する。
ここでも、微小インジェクションは、前記したように、
注入モードと、吸引モードとに大別される。
そこで、注入モードにしたい場合は、制御ボックス50
(第1図参照)の微小インジェクションスイッチのモー
ドIの押ボタンを操作する。すると、第3の微小移動装
置Cには押圧力が生じ、直線移動体74は第8図において
左方向に微小移動し、プランジャ73及び液体77は前進す
ることになり、マイクロシリンジ72には正圧が生じる。
一方、吸引モードにしたい場合は、制御ボックス50(第
1図参照)の微小インジェクションスイッチのモードII
の押ボタンを操作する。すると、第3の微小移動装置C
には引張力が生じ、直線移動体74は第8図において右方
向に微小移動し、プランジャ73及び液体77は後退するこ
とになり、マイクロシリンジ72には負圧が生じる。
なお、第11図に示した制御ボックスの正面には前記し
たモード選択スイッチの他に、電源のオン・オフスイッ
チやマイクロインジェクション制御以外の各種制御用ス
イッチが設けられている。
また、微小移動装置の移動体に対する配置構造は適宜変
形することができる。
なお、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、
本発明の趣旨に基づいて種々の変形が可能であり、これ
らを本発明の範囲から排除するものではない。
(発明の効果) 以上、詳細に説明したように、本発明によれば、次のよ
うな効果を奏することができる。
(1) 迅速、的確なインジェクション制御を行うことが
できる。
(2) 微小移動装置の駆動により、10nm〜10μm程度の
正・負方向の微動を実現することができ、細かい分解能
での操作が可能となる。
(3) チューブが短くなるため、装置全体のコンパクト
化を図ることができると共に、応答性を高めることがで
きる。
(4) インジェクション装置の所要スペースが小さく、
しかもステージ上に簡単に取付けることができる。
(5) オペレータは熟練を要することなくインジェクシ
ョン操作を行うことができ、操作に伴う精神的疲労から
解放され、しかも省力化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例を示す微小インジェクショ
ン装置の全体構成図、第2図はその微小インジェクショ
ン装置の要部構成図、第3図はその微小インジェクショ
ン装置の要部正面図、第4図は本発明の第1実施例の動
作態様の説明図、第5図は本発明の第2実施例を示す微
小インジェクション装置の要部構成図、第6図はその微
小インジェクション装置の要部正面図、第7図は本発明
の第2実施例の動作態様の説明図、第8図は本発明の第
3実施例を示す微小インジェクション装置の要部構成
図、第9図はその微小インジェクション装置の要部正面
図、第10図は本発明の第3実施例の動作態様の説明
図、第11図は本発明の制御ボックスの正面図、第12
図は従来のマイクロマニピュレーションシステムの全体
構成図、第13図は従来のマイクロインジェクション装
置の斜視図、第14図は従来のマイクロインジェクショ
ン装置の構成図である。 31…ベース、32…ステージ、33…支持体、34,60,71…
インジェクションホルダ、35…回転移動体、36,38,75
…慣性体、37,39,76…圧電・電歪素子、40,62,72…
マイクロシリンジ、41,67,78…微小器具、42…ワイ
ヤ、43,73…プランジャ、44…軸、44a…雄ねじ、45,6
6,77…液体、50…制御ボックス、51…位置検出器、52
…顕微鏡、61…中心軸、63…圧抜き穴、64…回転板(プ
ランジャ)、65…シール材、74…直線移動体、79…弾性
リング、A…第1の微小移動装置、B…第2の微小移動
装置、C…第3の微小移動装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 三松 淳 茨城県土浦市中向原635番地 プリマハム 株式会社内 (72)発明者 上野 久雄 茨城県土浦市中向原635番地 プリマハム 株式会社内 (56)参考文献 特開 平1−38148(JP,A) 特開 平1−38147(JP,A) 特開 平1−38146(JP,A)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】微小器具の中にセットされた液体を圧力に
    よって移動させるマイクロマニピュレータの微小インジ
    ェクション装置において、 (a) プランジャ付きマイクロシリンジと、 (b) 前記プランジャの一端に設けられる移動体と、 (c) 該移動体に装着され、慣性体付き圧電・電歪素子
    を有する微小移動装置とを具備する微小インジェクショ
    ン装置。
  2. 【請求項2】前記移動体は回転移動体であることを特徴
    とする請求項1記載の微小インジェクション装置。
  3. 【請求項3】前記回転体は正・逆両方向に回転可能であ
    ることを特徴とする請求項2記載の微小インジェクショ
    ン装置。
  4. 【請求項4】前記移動体は直線移動体であることを特徴
    とする請求項1記載の微小インジェクション装置。
  5. 【請求項5】前記直線移動体は正・逆両方向に移動可能
    であることを特徴とする請求項4記載の微小インジェク
    ション装置。
  6. 【請求項6】マイクロマニピュレータの微小インジェク
    ション制御方法において、 マイクロシリンジのプランジャの一端に設けられる移動
    体に慣性体付き圧電・電歪素子を有する微小移動装置を
    設け、該微小移動装置の電気的駆動により、微小器具の
    中にセットされた液体を正力によって移動させることを
    特徴とするマイクロマニピュレータの微小インジェクシ
    ョン制御方法。
JP1255197A 1989-10-02 1989-10-02 微小インジェクション装置及びそのインジェクション制御方法 Expired - Fee Related JPH0648975B2 (ja)

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US07/588,261 US5225750A (en) 1989-10-02 1990-09-26 Microinjection apparatus, and method of controlling microinjection
DE4031138A DE4031138C2 (de) 1989-10-02 1990-10-02 Mikroinjektionsvorrichtung und Verfahren zum Steuern der Mikroinjektion

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JP (1) JPH0648975B2 (ja)
DE (1) DE4031138C2 (ja)

Cited By (1)

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