JPH0647360B2 - ウエザーストリップ - Google Patents
ウエザーストリップInfo
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- JPH0647360B2 JPH0647360B2 JP63198081A JP19808188A JPH0647360B2 JP H0647360 B2 JPH0647360 B2 JP H0647360B2 JP 63198081 A JP63198081 A JP 63198081A JP 19808188 A JP19808188 A JP 19808188A JP H0647360 B2 JPH0647360 B2 JP H0647360B2
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- Japan
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- molding
- extrusion
- seal
- assembly
- mold
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60J—WINDOWS, WINDSCREENS, NON-FIXED ROOFS, DOORS, OR SIMILAR DEVICES FOR VEHICLES; REMOVABLE EXTERNAL PROTECTIVE COVERINGS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES
- B60J10/00—Sealing arrangements
- B60J10/20—Sealing arrangements characterised by the shape
- B60J10/21—Sealing arrangements characterised by the shape having corner parts or bends
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Vehicle Waterproofing, Decoration, And Sanitation Devices (AREA)
- Seal Device For Vehicle (AREA)
- Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
- Molding Of Porous Articles (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、組付部とシール部とを有するウエザーストリ
ップ、特に自動車に用いて好適なウエザーストリップ
と、その製造方法の関するものであり、ゴム及びプラス
チック材の成形加工分野で利用されるものである。
ップ、特に自動車に用いて好適なウエザーストリップ
と、その製造方法の関するものであり、ゴム及びプラス
チック材の成形加工分野で利用されるものである。
自動車用の、ドアのウエザーストリップやドリップモー
ルと称されるウエザーストリップ等は、従来より、ソリ
ッドゴムの組付部とスポンジゴムのシール部とを備えた
形状に、押出し成形によって線状材を構成し、押出し成
形品の接続部を型成形で一体的に接続することが実施さ
れている。
ルと称されるウエザーストリップ等は、従来より、ソリ
ッドゴムの組付部とスポンジゴムのシール部とを備えた
形状に、押出し成形によって線状材を構成し、押出し成
形品の接続部を型成形で一体的に接続することが実施さ
れている。
第5A図は、従来の自動車用ドアのウエザーストリップ
の例であり、押出成形部1は、保形性付与のためのイン
サート鉄板14を芯に有し、保持リップ13を備えた形
態にソリッドゴムで成形された押出組付部12と、スポ
ンジゴムから成る押出しシール部とが接合線10で一体
成形されており、例えばコーナ部等の押出成形品を接続
する個所は、型成形シール部21も型成形組付部22も
共にスポンジゴムを注入して型成形により一体接続して
いる。
の例であり、押出成形部1は、保形性付与のためのイン
サート鉄板14を芯に有し、保持リップ13を備えた形
態にソリッドゴムで成形された押出組付部12と、スポ
ンジゴムから成る押出しシール部とが接合線10で一体
成形されており、例えばコーナ部等の押出成形品を接続
する個所は、型成形シール部21も型成形組付部22も
共にスポンジゴムを注入して型成形により一体接続して
いる。
第5B図は、従来の自動車用ドリップモールの例であ
り、押出成形部1は、ソリッドゴムで成形された押出組
付部12とスポンジゴムから成る押出シール部11とが
押出接合線10で一体成形されている。そして押出成形
部1の接合端部20間は、シール機能を優先するため、
型成形シール部21も型成形組付部22も共に押出組付
部12と同じソリッドゴムで型成形されて一体接続され
ている。
り、押出成形部1は、ソリッドゴムで成形された押出組
付部12とスポンジゴムから成る押出シール部11とが
押出接合線10で一体成形されている。そして押出成形
部1の接合端部20間は、シール機能を優先するため、
型成形シール部21も型成形組付部22も共に押出組付
部12と同じソリッドゴムで型成形されて一体接続され
ている。
即ち、従来の組付部とシール部とで備えた自動車用のウ
エザーストリップにあっては、押出成形部では、組付部
にソリッドゴムをシール部にスポンジゴムを採用してそ
れぞれに必要な機能を付与しているが、接合部は型成形
で一体成形するため、組付部の材料と同一材料を用いる
か、シール部の材料と同一の材料を用いるかして、型成
形部は単一材料で成形していた。
エザーストリップにあっては、押出成形部では、組付部
にソリッドゴムをシール部にスポンジゴムを採用してそ
れぞれに必要な機能を付与しているが、接合部は型成形
で一体成形するため、組付部の材料と同一材料を用いる
か、シール部の材料と同一の材料を用いるかして、型成
形部は単一材料で成形していた。
型成形部2をスポンジゴムで形成すると、押出成形部1
との接合端部20での段差は少く出来ると共に、シール
性は満足するものとなるが、加硫時間が長くなり、コス
トが高くなると共に、押出成形部1と型成形部2とでの
組付部の材料相違によって組付部の外観及び保持力を損
うこととなった。
との接合端部20での段差は少く出来ると共に、シール
性は満足するものとなるが、加硫時間が長くなり、コス
トが高くなると共に、押出成形部1と型成形部2とでの
組付部の材料相違によって組付部の外観及び保持力を損
うこととなった。
また、型成形部2をソリッドゴムで成形すると、組付部
の外観及び保持力は満足なものとなり、コストが安くな
るものの、型、成形時に接合端部で押されていたシール
部のスポンジゴムが後で伸びることによって、その接合
端部20に段差を生じ、シール作用が不均等になると共
に、スポンジゴムとソリッドゴムとのシール作用の差異
により、均斉なシール機能が得られなかった。
の外観及び保持力は満足なものとなり、コストが安くな
るものの、型、成形時に接合端部で押されていたシール
部のスポンジゴムが後で伸びることによって、その接合
端部20に段差を生じ、シール作用が不均等になると共
に、スポンジゴムとソリッドゴムとのシール作用の差異
により、均斉なシール機能が得られなかった。
本発明は、上述の如き欠陥を一挙に改善した新規なウエ
ザーストリップと、該新規なウエザーストリップの製造
を可能にする方法を提供するものである。
ザーストリップと、該新規なウエザーストリップの製造
を可能にする方法を提供するものである。
請求項1に記載の発明は、例えば、実施例の第1A図及
び第3B図に示す如く、剛性及び保形性の必要なソリッ
ドゴムの組付部12と弾性密着機能の必要なスポンジゴム
のシール部11とを一体的に押出し成形した押出成形部1
の両側の接合端部20の間を型成形手段によって成形接続
したものであって、型成形組付部22には押出組付部と実
質的に同一のソリットゴムを、型成形シール部21には押
出シール部11と実質的に同一のスポンジゴムを適用し、
型成形シール部の基部に於ける成形時の金型突縁が当接
して薄肉となった部分もソリッドゴムによって置換した
ものである。
び第3B図に示す如く、剛性及び保形性の必要なソリッ
ドゴムの組付部12と弾性密着機能の必要なスポンジゴム
のシール部11とを一体的に押出し成形した押出成形部1
の両側の接合端部20の間を型成形手段によって成形接続
したものであって、型成形組付部22には押出組付部と実
質的に同一のソリットゴムを、型成形シール部21には押
出シール部11と実質的に同一のスポンジゴムを適用し、
型成形シール部の基部に於ける成形時の金型突縁が当接
して薄肉となった部分もソリッドゴムによって置換した
ものである。
従って、シール部に関しては、押出成形部1も型成形部
2も共に同じスポンジゴム材の連続体となり、組付部に
関しては、押出成形部1も型成形部2も共に同じソリッ
ドゴム材の連続体となるので、シール部では接合端部2
0での段差は少く出来ると共に、型成形シール部基部の
薄肉部はソリッドゴム材であるため十分な形状保持性を
有し、従ってシール部全体わたって均斉なシール作用を
発揮出来、組付部では押出成形部も型成形部も共に、外
観及び保持力が実質的上同一のものとなった。
2も共に同じスポンジゴム材の連続体となり、組付部に
関しては、押出成形部1も型成形部2も共に同じソリッ
ドゴム材の連続体となるので、シール部では接合端部2
0での段差は少く出来ると共に、型成形シール部基部の
薄肉部はソリッドゴム材であるため十分な形状保持性を
有し、従ってシール部全体わたって均斉なシール作用を
発揮出来、組付部では押出成形部も型成形部も共に、外
観及び保持力が実質的上同一のものとなった。
請求項2に記載の発明は、例えば第2図に示す如く、請
求項1に記載の発明に於て、押出成形部1の接合用端部
の形成時に、段カットによって組付部のみに延長部Eを
形成した後、両側の押出成形部の接合端部20を型成形
手段で成形接続したものである。
求項1に記載の発明に於て、押出成形部1の接合用端部
の形成時に、段カットによって組付部のみに延長部Eを
形成した後、両側の押出成形部の接合端部20を型成形
手段で成形接続したものである。
従って、押出成形時に組付部にインサート鉄板を入れた
ものにあっては、型成形接続を行なうコーナ部の形状に
インサート鉄板を曲げることにより延長部Eをセット出
来、インサート鉄板により接続コーナ部に、剛性及び強
固な保形性が付与出来た。
ものにあっては、型成形接続を行なうコーナ部の形状に
インサート鉄板を曲げることにより延長部Eをセット出
来、インサート鉄板により接続コーナ部に、剛性及び強
固な保形性が付与出来た。
請求項3に記載の発明は前述の各発明のウエザーストリ
ップを好適に製造するためのものであって、例えば第3
A図に示す如く、型成形用金型に両側の押出成形部1の
端部をセットし、型成形シール部21と型成形組付部2
2との接続部を形成する金型位置に突縁71を設けてお
き、注入口8と注入口9とからそれぞれシール部用のス
ポンジゴムと組付部用のソリッドゴムとを両者が適切に
一体化成形されるように注入し、突縁71によってソリッ
ドゴムのスポンジゴム内への流動に抵抗を与えながら、
突縁71の位置までソリッドゴムで型成形して、シール部
21と組付部22とを同時に型成形するものである。
ップを好適に製造するためのものであって、例えば第3
A図に示す如く、型成形用金型に両側の押出成形部1の
端部をセットし、型成形シール部21と型成形組付部2
2との接続部を形成する金型位置に突縁71を設けてお
き、注入口8と注入口9とからそれぞれシール部用のス
ポンジゴムと組付部用のソリッドゴムとを両者が適切に
一体化成形されるように注入し、突縁71によってソリッ
ドゴムのスポンジゴム内への流動に抵抗を与えながら、
突縁71の位置までソリッドゴムで型成形して、シール部
21と組付部22とを同時に型成形するものである。
従って、金型の突縁71の流動抵抗によって物性の異な
るスポンジゴムのシール部材とソリッドゴムの組付部材
との接合部は、ソリッドゴムがシール部材基部に僅かに
侵出した形態の均斉な境界が形成出来、しかも、突縁に
よって形成されたシール部材基部の薄肉部もソリッドゴ
ムであるため、シール部のシール作用には支障なく出
来、請求項1及び2項に記載のウエザーストリップが形
成出来るようになった。
るスポンジゴムのシール部材とソリッドゴムの組付部材
との接合部は、ソリッドゴムがシール部材基部に僅かに
侵出した形態の均斉な境界が形成出来、しかも、突縁に
よって形成されたシール部材基部の薄肉部もソリッドゴ
ムであるため、シール部のシール作用には支障なく出
来、請求項1及び2項に記載のウエザーストリップが形
成出来るようになった。
〔例1〕 押出成形部は従来の成形品を用いた。即ち、内面にフラ
ンジを保持するための保持リップ13を備え、インサー
ト鉄板14を内挿した形態の押出組付部12をソリッド
ゴムで、組付部の1側面外方に接合線10で付着した形
態のチューブ状シール部11をスポンジゴムで一体的
に、2mmの一般肉厚で押出し成形した成形品を用いた。
ンジを保持するための保持リップ13を備え、インサー
ト鉄板14を内挿した形態の押出組付部12をソリッド
ゴムで、組付部の1側面外方に接合線10で付着した形
態のチューブ状シール部11をスポンジゴムで一体的
に、2mmの一般肉厚で押出し成形した成形品を用いた。
次に、第3A図及び第3B図に示す如く、一般肉厚Wが
2mmとなる如く、且つ型成形用キャビティを挟んで下型
4上に押出成形部1の両側の接合端部20,20を載置し、
背部に第1中型5を、前部に接合端部間の長さ100mmに
相当する長さの組付部中型6と、先端下部に、高さHが
1mmで突出長Pが1mmの突縁71を有し、組付部中型と
同長のシール部中型7とを重ね、上型3で型締した。
2mmとなる如く、且つ型成形用キャビティを挟んで下型
4上に押出成形部1の両側の接合端部20,20を載置し、
背部に第1中型5を、前部に接合端部間の長さ100mmに
相当する長さの組付部中型6と、先端下部に、高さHが
1mmで突出長Pが1mmの突縁71を有し、組付部中型と
同長のシール部中型7とを重ね、上型3で型締した。
次いで、シール部用注入口8からは押出成形部のシール
部11のスポンジゴムと同一のスポンジゴムペースト
を、組付部用注入口9からは押出成形部の組付部12の
スリッドゴムと同一のソリッドゴムペーストを共に流路
81及び91を介して同時に加圧注入した。加硫成形
後、上型3を外し、各中型を取除いたところ、第1A図
に記載の形状に型成形部2で接合されたウエザーストリ
ップが得られた。得られたウエザーストリップにあって
は、型成形部2内での組付部22とシール部21との接
合状態は、組付部側のソリッドゴムが、シール部側のス
ポンジゴムを押圧する関係で、型成形部の接合線10′が
押出成形部の接合線10よりもR(1mm強)だけスポン
ジゴム側に入り込んだ状態となったが、スポンジゴムの
シール部基部の金型突縁71によって薄肉となった部分
がスリッドゴムに置換される結果となり、従って、一般
肉厚2mmのスポンジゴムシール部の金型突縁71の突出
長P(1mm)だけ薄肉となった部分は、事実上スポンジ
ゴムよるはるかに剛性の大なソリッドゴムとなったた
め、スポンジゴムシール部のシール作用に何ら支障なか
った。
部11のスポンジゴムと同一のスポンジゴムペースト
を、組付部用注入口9からは押出成形部の組付部12の
スリッドゴムと同一のソリッドゴムペーストを共に流路
81及び91を介して同時に加圧注入した。加硫成形
後、上型3を外し、各中型を取除いたところ、第1A図
に記載の形状に型成形部2で接合されたウエザーストリ
ップが得られた。得られたウエザーストリップにあって
は、型成形部2内での組付部22とシール部21との接
合状態は、組付部側のソリッドゴムが、シール部側のス
ポンジゴムを押圧する関係で、型成形部の接合線10′が
押出成形部の接合線10よりもR(1mm強)だけスポン
ジゴム側に入り込んだ状態となったが、スポンジゴムの
シール部基部の金型突縁71によって薄肉となった部分
がスリッドゴムに置換される結果となり、従って、一般
肉厚2mmのスポンジゴムシール部の金型突縁71の突出
長P(1mm)だけ薄肉となった部分は、事実上スポンジ
ゴムよるはるかに剛性の大なソリッドゴムとなったた
め、スポンジゴムシール部のシール作用に何ら支障なか
った。
また、押出成形部1のシール部11はスポンジゴムのチ
ューブ形態であり、型成形部2のシール部21は中型7
を抜くための狭いスリット開口Oを有しているが、シー
ル部21は作用上は支障がなかった。但し必要に応じて
開口Oを接着閉止出来る。
ューブ形態であり、型成形部2のシール部21は中型7
を抜くための狭いスリット開口Oを有しているが、シー
ル部21は作用上は支障がなかった。但し必要に応じて
開口Oを接着閉止出来る。
また、型成形部2のシール部21は押出成形部1のシー
ル部11と均質のスポンジゴムであるため、製品の接合
端部20の段差は目立たない程度であった。
ル部11と均質のスポンジゴムであるため、製品の接合
端部20の段差は目立たない程度であった。
得られた製品にあっては、シール部及び組付部が押出成
形部1も型成形部2も共に同一材料であるため、シール
部は全体にわたって隙間を生ずることなく均斉なシール
作用を発揮し、組付部にあっては型成形部のみにインサ
ート鉄板が無いものの外観は全く同じであり、作用上も
支障が生じなかった。
形部1も型成形部2も共に同一材料であるため、シール
部は全体にわたって隙間を生ずることなく均斉なシール
作用を発揮し、組付部にあっては型成形部のみにインサ
ート鉄板が無いものの外観は全く同じであり、作用上も
支障が生じなかった。
〔例2〕 第2図に示す如く、例1と同一の押出成形品を用いた
が、押出成形部1の一方の接合端部は組付部のみを段カ
ットして延長部Eを形成した。即ち、型成形部2の全長
Lが100mmのうちEを90mmとし、組付部の型成形部長
Lを10mmとした以外は例1と同一に実施した。
が、押出成形部1の一方の接合端部は組付部のみを段カ
ットして延長部Eを形成した。即ち、型成形部2の全長
Lが100mmのうちEを90mmとし、組付部の型成形部長
Lを10mmとした以外は例1と同一に実施した。
得られたウエザーストリップにあっては、型成形で接続
するコーナ部の組付部の殆どに亙ってインサート鉄板が
内在しているため、コーナ部に於いて強固な組付保持力
を有することとなった以外は、例1と同一の作用効果を
奏した。
するコーナ部の組付部の殆どに亙ってインサート鉄板が
内在しているため、コーナ部に於いて強固な組付保持力
を有することとなった以外は、例1と同一の作用効果を
奏した。
例1を従来の自動車ドリップモールに適用すれば、第1
B図に示す好適なドリップモールが得られ、第1A図の
ドアのウエザーストリップと同様の作用効果が得られる
ことは当業者にとって自明である。
B図に示す好適なドリップモールが得られ、第1A図の
ドアのウエザーストリップと同様の作用効果が得られる
ことは当業者にとって自明である。
また、本発明では、型成形部の組付部及びシール部が押
出成形部のそれらと同一材料と出来るために、自動車用
のウエザーストリップに於て、組付部及びシール部に必
要に応じた任意の色彩効果が付与出来る。
出成形部のそれらと同一材料と出来るために、自動車用
のウエザーストリップに於て、組付部及びシール部に必
要に応じた任意の色彩効果が付与出来る。
また、本願各発明が、物性の異なる材料から成る2種以
上の各種リップを有するウエザーストリップに適用可能
であることは、当業者にとって自明であろう。
上の各種リップを有するウエザーストリップに適用可能
であることは、当業者にとって自明であろう。
例2において、シール部中型7として突縁71を設けて
いない型を用いて実施したところ、第4図に示す如きソ
リッドがスポンジゴム中にR0の入り込みを生じた。こ
の例ではEが90mmでありLが10mmであるのにR0が
8mmに達し、型成形組付部22に連なる上部の型成形シ
ール部21は、組付部22との接続部の8mmまでもがソ
リッドゴムとなったため、剛性が付与されてもはやスポ
ンジゴムのシール部としてのシール特性が阻害され、製
品が均斉なシール作用が発揮できなかった。
いない型を用いて実施したところ、第4図に示す如きソ
リッドがスポンジゴム中にR0の入り込みを生じた。こ
の例ではEが90mmでありLが10mmであるのにR0が
8mmに達し、型成形組付部22に連なる上部の型成形シ
ール部21は、組付部22との接続部の8mmまでもがソ
リッドゴムとなったため、剛性が付与されてもはやスポ
ンジゴムのシール部としてのシール特性が阻害され、製
品が均斉なシール作用が発揮できなかった。
即ち、請求項1及び2に記載の好適なウエザーストリッ
プは、請求項3の方法によって好適に製造出来る。
プは、請求項3の方法によって好適に製造出来る。
型成形部のシール部及び組付部が、共に押出成形部のシ
ール部及び組付部と同一材料で形成されたため、型成形
部と押出成形部との接合端が段差の少ない形態となり、
また、型成形シール部の基部の金型突縁によって形成さ
れた薄肉部分は組付部のソリッドゴムで置換されている
ため十分な形状保持性を有し、したがって、シール部全
体が均斉なシール機能が達成出来ると共に、型成形部の
組付部にも充分な保持機能が付与出来る。
ール部及び組付部と同一材料で形成されたため、型成形
部と押出成形部との接合端が段差の少ない形態となり、
また、型成形シール部の基部の金型突縁によって形成さ
れた薄肉部分は組付部のソリッドゴムで置換されている
ため十分な形状保持性を有し、したがって、シール部全
体が均斉なシール機能が達成出来ると共に、型成形部の
組付部にも充分な保持機能が付与出来る。
また、ウエザーストリップのシール部全体及び組付部全
体に適切な色彩効果を付与することが出来る。
体に適切な色彩効果を付与することが出来る。
また、本発明方法にあっては、スポンジゴムのシール部
とソリッドゴムの組付部との2層同時型成形を、金型の
突縁による流動抵抗付与によってソリッドゴムのシール
部への入り込みを制限したため、所定の見切り線で一体
成形でき、金型突縁によって生じるシール部基部の薄肉
部分もソリッドゴムであるためシール部の形状保持性を
損うことなく一体成形出来る。
とソリッドゴムの組付部との2層同時型成形を、金型の
突縁による流動抵抗付与によってソリッドゴムのシール
部への入り込みを制限したため、所定の見切り線で一体
成形でき、金型突縁によって生じるシール部基部の薄肉
部分もソリッドゴムであるためシール部の形状保持性を
損うことなく一体成形出来る。
第1A図は本発明の第1実施例により得られたウエザー
ストリップの要部斜視図であり、第1B図は本発明の第
1実施例により得られた他のウエザーストリップの要部
斜視図である。 第2図は本発明の第2実施例により得られたウエザース
トリップの要部斜視図である。 第3A図は本発明の製造方法の略示説明図であり、第3
B図は第1A図の線3B−3B断面図である。 第4図は比較例によって製造したウエザーストリップの
要部斜視図である。 第5A図及び第5B図は従来例図であり、第5A図は第
1A図に対応するウエザーストリップを、第5B図は第
1B図に対応するウエザーストリップを示している。 1:押出成形部、2:型成形部、 3:上型、4:下型、 5:第1中型、6:組付部中型、 7:シール部中型、8:シール部用注入口、 9:組付部用注入口、10:押出接合線、 11:押出シール部、12:押出組付部、 13:保持リップ、14:インサート鉄板、 20:接合端部、21:型成形シール部、 22:型成形組付部、71:突縁。
ストリップの要部斜視図であり、第1B図は本発明の第
1実施例により得られた他のウエザーストリップの要部
斜視図である。 第2図は本発明の第2実施例により得られたウエザース
トリップの要部斜視図である。 第3A図は本発明の製造方法の略示説明図であり、第3
B図は第1A図の線3B−3B断面図である。 第4図は比較例によって製造したウエザーストリップの
要部斜視図である。 第5A図及び第5B図は従来例図であり、第5A図は第
1A図に対応するウエザーストリップを、第5B図は第
1B図に対応するウエザーストリップを示している。 1:押出成形部、2:型成形部、 3:上型、4:下型、 5:第1中型、6:組付部中型、 7:シール部中型、8:シール部用注入口、 9:組付部用注入口、10:押出接合線、 11:押出シール部、12:押出組付部、 13:保持リップ、14:インサート鉄板、 20:接合端部、21:型成形シール部、 22:型成形組付部、71:突縁。
Claims (3)
- 【請求項1】ソリッドゴムの押出組付部(12)とスポン
ジゴムの押出シール部(11)とを一体的に押出し成形し
た押出成形部(1,1)の接合端部(20)間が、押出組
付部(12)に実質的に均等な材料から成る型成形組付部
(22)と、押出シール部(11)に実質的に均等な材料か
ら成る型成形シール部(21)との型成形部(2)によっ
て、且つ型成形シール部基部の金型突縁によって薄肉と
なった部分が型成形組付部のソリッドゴムによって置換
されて、成形一体接合されているウエザーストリップ。 - 【請求項2】押出成形部(1)の接合端部(20)が、押
出組付部(12)の段カットによる延長部(E)を備えて
いる請求項1に記載のウエザーストリップ。 - 【請求項3】型成形金型の、シール部(21)と組付部
(22)との接続部を成形する位置に突縁(71)を設け、
シール部用注入口(8)からスポンジゴムを、組付部用
注入口(9)からソリッドゴムを注入し、突縁(71)に
よる流動抵抗を付与しながら突縁の位置までソリッドゴ
ムで型成形して、シール部(21)と組付部(22)とを同
時に型成形し、押出成形品間に型成形部(2)を一体成
形するウエザーストリップの接続部成形方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP63198081A JPH0647360B2 (ja) | 1988-08-10 | 1988-08-10 | ウエザーストリップ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP63198081A JPH0647360B2 (ja) | 1988-08-10 | 1988-08-10 | ウエザーストリップ |
Publications (2)
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JPH0248247A JPH0248247A (ja) | 1990-02-19 |
JPH0647360B2 true JPH0647360B2 (ja) | 1994-06-22 |
Family
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP63198081A Expired - Fee Related JPH0647360B2 (ja) | 1988-08-10 | 1988-08-10 | ウエザーストリップ |
Country Status (1)
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JP (1) | JPH0647360B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
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---|---|---|---|---|
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JPS5978837A (ja) * | 1982-10-28 | 1984-05-07 | Kinugawa Rubber Ind Co Ltd | 自動車用ウエザ−ストリツプの成形方法 |
JPS61108519A (ja) * | 1984-11-02 | 1986-05-27 | Yoshida Kogyo Kk <Ykk> | 合成樹脂多色成形品の成形方法並びに成形装置及びその成形品 |
JPS61218455A (ja) * | 1985-03-22 | 1986-09-27 | Toyoda Gosei Co Ltd | 自動車用ウエザストリツプ |
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-
1988
- 1988-08-10 JP JP63198081A patent/JPH0647360B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
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JPH0248247A (ja) | 1990-02-19 |
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