JPH0635188A - カラーフィルター用光重合組成物及びカラーフィルター - Google Patents
カラーフィルター用光重合組成物及びカラーフィルターInfo
- Publication number
- JPH0635188A JPH0635188A JP20953192A JP20953192A JPH0635188A JP H0635188 A JPH0635188 A JP H0635188A JP 20953192 A JP20953192 A JP 20953192A JP 20953192 A JP20953192 A JP 20953192A JP H0635188 A JPH0635188 A JP H0635188A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- color filter
- photopolymerizable composition
- photopolymerizable
- filter according
- compound
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Abstract
(57)【要約】
【目的】ブラックマトリクスを形成する際、工程が簡略
で、経済性に優れ、解像性良好な、高感度な、カーボン
ブラックを含有するカラーフィルター用顔料組成物を製
造すること。 【構成】エチレン性不飽和二重結合を少なくとも1つ以
上有する光重合性化合物と光重合開始剤と場合によって
その他の樹脂からなる感光性樹脂とカーボンブラックか
らなる組成物であって、前記カーボンブラックの比表面
積が100〔BET−m/g〕以下であることを特徴と
するカラーフィルター用顔料組成物である。
で、経済性に優れ、解像性良好な、高感度な、カーボン
ブラックを含有するカラーフィルター用顔料組成物を製
造すること。 【構成】エチレン性不飽和二重結合を少なくとも1つ以
上有する光重合性化合物と光重合開始剤と場合によって
その他の樹脂からなる感光性樹脂とカーボンブラックか
らなる組成物であって、前記カーボンブラックの比表面
積が100〔BET−m/g〕以下であることを特徴と
するカラーフィルター用顔料組成物である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はカラーフィルター用組成
物及びカラ−フイルタ−に関する。更に詳しくは、液晶
表示デバイス等に用いられる光学特性の優れたカラーフ
ィルター用光重合組成物及びそれから得られるカラ−フ
イルタ−に関する。
物及びカラ−フイルタ−に関する。更に詳しくは、液晶
表示デバイス等に用いられる光学特性の優れたカラーフ
ィルター用光重合組成物及びそれから得られるカラ−フ
イルタ−に関する。
【0002】
【従来の技術】CRT方式からの転換が進みつつあるカ
ラー液晶表示装置等に用いられるカラーフィルターは、
少なくとも2種類以上の色相に着色された微細な画素
と、画素間に光を遮断する目的でブラックマトリクスが
形成されている。このブラックマトリクスは表示された
画像のコントラストを向上させる目的で使用される他、
近年盛んに研究開発が行われているTFT駆動方式の液
晶表示に用いられる、TFTの光による誤動作を防ぐ為
使用される。
ラー液晶表示装置等に用いられるカラーフィルターは、
少なくとも2種類以上の色相に着色された微細な画素
と、画素間に光を遮断する目的でブラックマトリクスが
形成されている。このブラックマトリクスは表示された
画像のコントラストを向上させる目的で使用される他、
近年盛んに研究開発が行われているTFT駆動方式の液
晶表示に用いられる、TFTの光による誤動作を防ぐ為
使用される。
【0003】上記の様なブラックマトリクスは通常ガラ
ス基板上に微細なパターンからなる金属薄膜で形成され
ることが多く、その具体例としてはCr、Ni、Al等
の膜があり、成膜方法としては、蒸着法、スパッタ法、
真空成膜法が一般的である。
ス基板上に微細なパターンからなる金属薄膜で形成され
ることが多く、その具体例としてはCr、Ni、Al等
の膜があり、成膜方法としては、蒸着法、スパッタ法、
真空成膜法が一般的である。
【0004】一般に、ブラックマトリクスは、上記の金
属薄膜をフォトリソグラフィ法により形成される。具体
的には、金属薄膜上にフォトレジストを塗布、乾燥した
のちフォトマスクを通じ紫外線を照射しレジストパター
ンを形成した後、エッチング、レジスト剥離の工程を経
て製造する。しかしながら、上記の様に製造されたブラ
ックマトリクスは、その工程の煩雑さから製造コストが
高いため、これを用いるカラーフィルターのコストも高
くなるという問題点をもっている。
属薄膜をフォトリソグラフィ法により形成される。具体
的には、金属薄膜上にフォトレジストを塗布、乾燥した
のちフォトマスクを通じ紫外線を照射しレジストパター
ンを形成した後、エッチング、レジスト剥離の工程を経
て製造する。しかしながら、上記の様に製造されたブラ
ックマトリクスは、その工程の煩雑さから製造コストが
高いため、これを用いるカラーフィルターのコストも高
くなるという問題点をもっている。
【0005】さらに透過型のディスプレイにこの金属薄
膜を用いたカラーフィルター搭載した場合、金属薄膜と
して一般に使用される金属表面の反射率が高いため強い
外光がフィルターにあたった際に、たとえばCr薄膜の
場合、反射光が強く、表示画質を著しく低下させるとい
う問題点を持っている。一方、上記の様な、金属薄膜を
用いたブラックマトリクスの問題点を改善すべく、種々
の方法が検討されている。特開平2−239204にお
いては、ポリイミド系樹脂にカーボンブラック等の遮光
材を分散し、これを用いてブラックマトリクスを形成す
る方法が提案されている。この方法によれば、外光反射
が少なく、且つ基材のポリイミド系樹脂の耐熱性が高い
為、非常に信頼性の高いブラックマトリクスが得られ
る。しかしながら、この方法は、上記特開平2−239
204に記載の組成物を基材に塗布、乾燥したのちに、
更にその上にフォトレジストを塗布し、パターニング、
エッチング、レジスト剥離の工程を経るものであり、工
程の簡略化、コストの低減の面で不十分である。
膜を用いたカラーフィルター搭載した場合、金属薄膜と
して一般に使用される金属表面の反射率が高いため強い
外光がフィルターにあたった際に、たとえばCr薄膜の
場合、反射光が強く、表示画質を著しく低下させるとい
う問題点を持っている。一方、上記の様な、金属薄膜を
用いたブラックマトリクスの問題点を改善すべく、種々
の方法が検討されている。特開平2−239204にお
いては、ポリイミド系樹脂にカーボンブラック等の遮光
材を分散し、これを用いてブラックマトリクスを形成す
る方法が提案されている。この方法によれば、外光反射
が少なく、且つ基材のポリイミド系樹脂の耐熱性が高い
為、非常に信頼性の高いブラックマトリクスが得られ
る。しかしながら、この方法は、上記特開平2−239
204に記載の組成物を基材に塗布、乾燥したのちに、
更にその上にフォトレジストを塗布し、パターニング、
エッチング、レジスト剥離の工程を経るものであり、工
程の簡略化、コストの低減の面で不十分である。
【0006】また、エチレン性不飽和二重結合を持つ光
重合性化合物を用い、光重合開始剤により画像形成をす
る色素内添フォトリソグラフィーによるブラックマトリ
クスの形成方法も種々報告されている。
重合性化合物を用い、光重合開始剤により画像形成をす
る色素内添フォトリソグラフィーによるブラックマトリ
クスの形成方法も種々報告されている。
【0007】他方内添する黒色顔料としては、カーボン
ブラックや、その他の有機顔料の混合物を用いるが、充
分な遮光性を得る為にはカーボンラックを使用する必要
がある。しかしながら、カーボンラックは紫外光により
光重合開始剤から発生したラジカルをトラップしてしま
う為、光重合を阻害し、経済的な露光量での充分な画像
形成が困難であり、現像性、解像性に問題があった。
ブラックや、その他の有機顔料の混合物を用いるが、充
分な遮光性を得る為にはカーボンラックを使用する必要
がある。しかしながら、カーボンラックは紫外光により
光重合開始剤から発生したラジカルをトラップしてしま
う為、光重合を阻害し、経済的な露光量での充分な画像
形成が困難であり、現像性、解像性に問題があった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ブラックマトリクスを
形成する際、工程が簡略で、経済性に優れ、解像性良好
なカラーフィルター用光重合組成物の開発が望まれてい
る。
形成する際、工程が簡略で、経済性に優れ、解像性良好
なカラーフィルター用光重合組成物の開発が望まれてい
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、前記した
ような工程が簡略で、経済性に優れ、解像性良好なカラ
ーフィルターの作成方法を見出すべく鋭意努力した結
果、特定の光重合組成物が、前記の様な特性を満たす事
を見出し、本発明に至ったものである。
ような工程が簡略で、経済性に優れ、解像性良好なカラ
ーフィルターの作成方法を見出すべく鋭意努力した結
果、特定の光重合組成物が、前記の様な特性を満たす事
を見出し、本発明に至ったものである。
【0010】即ち、本発明は、 (1)エチレン性不飽和二重結合を少なくとも1つ以上
有する光重合性化合物と光重合開始剤と場合によってそ
の他の樹脂を含有する感光性樹脂とカーボンブラックを
主要成分として含有する組成物であって、前記カーボン
ブラックの比表面積が100〔BET−m2 /g〕以下
であることを特徴とするカラーフィルター用光重合組成
物 (2)カーボンブラックの表面が酸性である前項(1)
に記載のカラーフィルター用光重合組成物 (3)感光性樹脂が光重合性化合物を60%以上含有す
る感光性樹脂である前項(1)〜(2)に記載のカラー
フィルター用光重合組成物 (4)感光性樹脂が平均分子量1000以上の光重合性
化合物を感光性樹脂である前項(1)〜(3)に記載の
カラーフィルター用光重合組成物 (5)光重合開始剤が下記式(1)
有する光重合性化合物と光重合開始剤と場合によってそ
の他の樹脂を含有する感光性樹脂とカーボンブラックを
主要成分として含有する組成物であって、前記カーボン
ブラックの比表面積が100〔BET−m2 /g〕以下
であることを特徴とするカラーフィルター用光重合組成
物 (2)カーボンブラックの表面が酸性である前項(1)
に記載のカラーフィルター用光重合組成物 (3)感光性樹脂が光重合性化合物を60%以上含有す
る感光性樹脂である前項(1)〜(2)に記載のカラー
フィルター用光重合組成物 (4)感光性樹脂が平均分子量1000以上の光重合性
化合物を感光性樹脂である前項(1)〜(3)に記載の
カラーフィルター用光重合組成物 (5)光重合開始剤が下記式(1)
【0011】
【化2】
【0012】で表される化合物と、チオキサントン系化
合物と、場合によってその他の光重合開始剤からなる混
合物である前項(1)〜(4)に記載のカラーフィルタ
ー用光重合組成物 (6)その他の光重合開始剤がヘキサアリールビスイミ
ダゾール系化合物と水素供与体との混合物である前項
(5)に記載のカラーフィルター用光重合組成物 (7)水素供与体が芳香族メルカプタンである前項
(6)に記載のカラーフィルター用光重合組成物 (8)水素供与体が芳香族アミンである前項(6)に記
載のカラーフィルター用光重合組成物 (9)水素供与体が2−メルカプトベンゾチアゾールま
たは、2−メルカプトベンゾオキサゾールである前項
(6)に記載のカラーフィルター用光重合組成物 (10)前項(1)〜(9)のカラーフィルター用光重
合組成物を用いて作製されるカラーフィルター を提供する。
合物と、場合によってその他の光重合開始剤からなる混
合物である前項(1)〜(4)に記載のカラーフィルタ
ー用光重合組成物 (6)その他の光重合開始剤がヘキサアリールビスイミ
ダゾール系化合物と水素供与体との混合物である前項
(5)に記載のカラーフィルター用光重合組成物 (7)水素供与体が芳香族メルカプタンである前項
(6)に記載のカラーフィルター用光重合組成物 (8)水素供与体が芳香族アミンである前項(6)に記
載のカラーフィルター用光重合組成物 (9)水素供与体が2−メルカプトベンゾチアゾールま
たは、2−メルカプトベンゾオキサゾールである前項
(6)に記載のカラーフィルター用光重合組成物 (10)前項(1)〜(9)のカラーフィルター用光重
合組成物を用いて作製されるカラーフィルター を提供する。
【0013】本発明のカラーフィルター用光重合組成物
およびカラ−フイルタ−を、詳しく説明する。
およびカラ−フイルタ−を、詳しく説明する。
【0014】本発明のカラーフィルター用光重合組成物
は、カーボンブラックを含む組成物であるため、光重合
に必要な紫外線をカーボンブラックが吸収してしまう恐
れがあるため、高感度な光重合性化合物を用いるのが好
ましく、効率良く光重合を実施するために感光性樹脂
(光重合性化合物と光重合開始剤と場合によってその他
の樹脂からなる)中の、光重合性化合物の割合が60%
以上となるように感光性樹脂組成物を作成するが好まし
い。使用されうるエチレン性不飽和二重結合を少なくと
も1つ以上有する光重合性化合物としては以下の様な化
合物が挙げられる。
は、カーボンブラックを含む組成物であるため、光重合
に必要な紫外線をカーボンブラックが吸収してしまう恐
れがあるため、高感度な光重合性化合物を用いるのが好
ましく、効率良く光重合を実施するために感光性樹脂
(光重合性化合物と光重合開始剤と場合によってその他
の樹脂からなる)中の、光重合性化合物の割合が60%
以上となるように感光性樹脂組成物を作成するが好まし
い。使用されうるエチレン性不飽和二重結合を少なくと
も1つ以上有する光重合性化合物としては以下の様な化
合物が挙げられる。
【0015】光架橋または光重合可能なモノマー、オリ
ゴマー、プレポリマーとして、エチルアクリレート、ブ
チルアクリレート、ヒドロキシエチルアクリレート、ヒ
ドロキシエチルメタクリレート、エチレングリコールジ
メタアクリレート、ペンタエリスリトールトリアクリレ
ート、ペンタエリスリトールトリメタクリレート、ジペ
ンタエリスリトールヘキサアクリレート、ジペンタエリ
スリトールヘキサメタクリレート、のような1価又は多
価アルコールのアクリル酸又はメタクリル酸のエステル
類;多価アルコールと1塩基酸又は多塩基酸を縮合して
得られるポリエステルプレポリマーに(メタ)アクリル
酸を反応して得られるポリエステル(メタ)アクリレー
ト;ポリオール基と2個のイソシアネート基を持つ化合
物を反応させた後(メタ)アクリル酸を反応して得られ
るポリウレタン(メタ)アクリレート;ビスフェノール
A型エポキシ樹脂、ビスフェノールF型エポキシ樹脂、
ノボラック型エポキシ樹脂、ポリカルボン酸グリシジル
エステル、ポリオールポリグリシジルエステル、脂肪族
又は脂環式エポキシ樹脂、アミンエポキシ樹脂、トリフ
ェノールメタン型エポキシ樹脂、ジヒドロキシベンゼン
型エポキシ樹脂などのエポキシ樹脂と(メタ)アクリル
酸を反応させて得られるエポキシ(メタ)アクリレート
等の通常の光重合性樹脂が挙げられる。
ゴマー、プレポリマーとして、エチルアクリレート、ブ
チルアクリレート、ヒドロキシエチルアクリレート、ヒ
ドロキシエチルメタクリレート、エチレングリコールジ
メタアクリレート、ペンタエリスリトールトリアクリレ
ート、ペンタエリスリトールトリメタクリレート、ジペ
ンタエリスリトールヘキサアクリレート、ジペンタエリ
スリトールヘキサメタクリレート、のような1価又は多
価アルコールのアクリル酸又はメタクリル酸のエステル
類;多価アルコールと1塩基酸又は多塩基酸を縮合して
得られるポリエステルプレポリマーに(メタ)アクリル
酸を反応して得られるポリエステル(メタ)アクリレー
ト;ポリオール基と2個のイソシアネート基を持つ化合
物を反応させた後(メタ)アクリル酸を反応して得られ
るポリウレタン(メタ)アクリレート;ビスフェノール
A型エポキシ樹脂、ビスフェノールF型エポキシ樹脂、
ノボラック型エポキシ樹脂、ポリカルボン酸グリシジル
エステル、ポリオールポリグリシジルエステル、脂肪族
又は脂環式エポキシ樹脂、アミンエポキシ樹脂、トリフ
ェノールメタン型エポキシ樹脂、ジヒドロキシベンゼン
型エポキシ樹脂などのエポキシ樹脂と(メタ)アクリル
酸を反応させて得られるエポキシ(メタ)アクリレート
等の通常の光重合性樹脂が挙げられる。
【0016】これらの光重合性化合物のなかでも、その
平均分子量が1000以上の化合物は、光重合速度が極
めて速く、感光性樹脂組成中にこれらの化合物を含有せ
しめることが特に有用である。
平均分子量が1000以上の化合物は、光重合速度が極
めて速く、感光性樹脂組成中にこれらの化合物を含有せ
しめることが特に有用である。
【0017】本発明においては、カルボキシル基等の酸
性基とエチレン性不飽和二重結合を合わせもつ光重合性
化合物が特に好ましく使用される。これらの化合物は感
光性樹脂中のエチレン性不飽和二重結合をもつ光重合性
化合物の含有割合を上げ大気暴露化での重合速度を上
げ、なおかつ水性現像を可能ならしめる点で極めて有用
である。そのようなカルボキシル基等の酸性基とエチレ
ン性不飽和二重結合を合わせもつ光重合性化合物の具体
例としては
性基とエチレン性不飽和二重結合を合わせもつ光重合性
化合物が特に好ましく使用される。これらの化合物は感
光性樹脂中のエチレン性不飽和二重結合をもつ光重合性
化合物の含有割合を上げ大気暴露化での重合速度を上
げ、なおかつ水性現像を可能ならしめる点で極めて有用
である。そのようなカルボキシル基等の酸性基とエチレ
ン性不飽和二重結合を合わせもつ光重合性化合物の具体
例としては
【0018】ビスフェノールA型エポキシ樹脂、ビスフ
ェノールF型エポキシ樹脂、ノボラック型エポキシ樹
脂、ポリカルボン酸グリシジルエステル、ポリオールポ
リグリシジルエステル、脂肪族又は脂環式エポキシ樹
脂、アミンエポキシ樹脂、トリフェノールメタン型エポ
キシ樹脂、ジヒドロキシベンゼン型エポキシ樹脂などの
エポキシ基と(メタ)アクリル酸を反応させて得られる
ヒドロキシ基に酸無水物を反応させたエポキシ(メタ)
アクリレート−カルボン酸付加物無水マレイン酸と共重
合可能な、エチレン、プロペン、イソブチレン、スチレ
ン、ビニルフェノール、アクリル酸、アクリル酸エステ
ル、アクリルアミド等のモノマーとの共重合体の無水マ
レイン酸部にヒドロキシエチルアクリレート等のアルコ
ール性のヒドロキシ基を持つアクリレートやグリシジル
メタクリレート等のエポキシ基をもつアクリレートを反
応させハーフエステル化した化合物アクリル酸、アクリ
ル酸エステルとヒドロキシエチルアクリレート等のアル
コール性のヒドロキシ基を持つアクリレートの共重合体
の−OH基にさらにアクリル酸を反応せしめた化合物等
が挙げられる。
ェノールF型エポキシ樹脂、ノボラック型エポキシ樹
脂、ポリカルボン酸グリシジルエステル、ポリオールポ
リグリシジルエステル、脂肪族又は脂環式エポキシ樹
脂、アミンエポキシ樹脂、トリフェノールメタン型エポ
キシ樹脂、ジヒドロキシベンゼン型エポキシ樹脂などの
エポキシ基と(メタ)アクリル酸を反応させて得られる
ヒドロキシ基に酸無水物を反応させたエポキシ(メタ)
アクリレート−カルボン酸付加物無水マレイン酸と共重
合可能な、エチレン、プロペン、イソブチレン、スチレ
ン、ビニルフェノール、アクリル酸、アクリル酸エステ
ル、アクリルアミド等のモノマーとの共重合体の無水マ
レイン酸部にヒドロキシエチルアクリレート等のアルコ
ール性のヒドロキシ基を持つアクリレートやグリシジル
メタクリレート等のエポキシ基をもつアクリレートを反
応させハーフエステル化した化合物アクリル酸、アクリ
ル酸エステルとヒドロキシエチルアクリレート等のアル
コール性のヒドロキシ基を持つアクリレートの共重合体
の−OH基にさらにアクリル酸を反応せしめた化合物等
が挙げられる。
【0019】これらの化合物は、単独、または混合して
使用しても良く、その合計重量が、感光性樹脂中に60
%以上占めるような割合で使用すのが好ましい。
使用しても良く、その合計重量が、感光性樹脂中に60
%以上占めるような割合で使用すのが好ましい。
【0020】感光性樹脂に含有せしめられるその他の樹
脂としては皮膜形成性高分子結合剤が挙げられる。皮膜
形成性高分子結合剤としては、前記の光重合性樹脂に相
溶性のある有機高分子結合剤である限りいずれも使用可
能で、例えば、ポリメタクリル酸エステル又はその部分
加水分解物、ポリ酢酸ビニル又はその加水分解、ポリス
チレン、ポリビニルブチラール、ポリクロロプレン、ポ
リ塩化ビニル、塩素化ポリエチレン、塩素化ポリプロピ
レン、ポリビニルピロリドン、スチレンと無水マレイン
酸の共重合体又はそのハーフエステル、アクリル酸、ア
クリル酸エステル、メタクリル酸、メタクリル酸エステ
ル、アクリルアミド、アクリロニトリルなどの共重合可
能なモノマー群から選ばれた、ガラス転移点が35℃以
上である共重合体などが用いられる。これらのうちカル
ボキシル基等の酸性基をもつものは、有機溶剤現像に比
べて、経済性、安全性の面で有利である水性現像を可能
にするという点で有利である。上記の様な皮膜形成性高
分子結合剤は、感光性樹脂中の重量で40%以下の範囲
内で使用するのがこのましい。
脂としては皮膜形成性高分子結合剤が挙げられる。皮膜
形成性高分子結合剤としては、前記の光重合性樹脂に相
溶性のある有機高分子結合剤である限りいずれも使用可
能で、例えば、ポリメタクリル酸エステル又はその部分
加水分解物、ポリ酢酸ビニル又はその加水分解、ポリス
チレン、ポリビニルブチラール、ポリクロロプレン、ポ
リ塩化ビニル、塩素化ポリエチレン、塩素化ポリプロピ
レン、ポリビニルピロリドン、スチレンと無水マレイン
酸の共重合体又はそのハーフエステル、アクリル酸、ア
クリル酸エステル、メタクリル酸、メタクリル酸エステ
ル、アクリルアミド、アクリロニトリルなどの共重合可
能なモノマー群から選ばれた、ガラス転移点が35℃以
上である共重合体などが用いられる。これらのうちカル
ボキシル基等の酸性基をもつものは、有機溶剤現像に比
べて、経済性、安全性の面で有利である水性現像を可能
にするという点で有利である。上記の様な皮膜形成性高
分子結合剤は、感光性樹脂中の重量で40%以下の範囲
内で使用するのがこのましい。
【0021】本発明においては、その他の樹脂として耐
熱性の向上の目的で、エポキシ化合物等を使用する事が
できる。エポキシ化合物は前記カルボン酸を持つ化合物
等と熱的に反応し架橋する事により耐熱性を向上させる
上で有益である。
熱性の向上の目的で、エポキシ化合物等を使用する事が
できる。エポキシ化合物は前記カルボン酸を持つ化合物
等と熱的に反応し架橋する事により耐熱性を向上させる
上で有益である。
【0022】そのようなエポキシ化合物の具体例として
は、ビスフェノールA型エポキシ樹脂、ビスフェノール
F型エポキ シ樹脂、ノボラック型エポキシ樹脂、ポリ
カルボン酸グリシジルエステル、ポリオールポリグリシ
ジルエステル、脂肪族又は脂環式エポキシ樹脂、アミン
エポキシ樹脂、トリフェノールメタン型エポキシ樹脂、
ジヒドロキシベンゼン型エポキシ樹脂などが挙げられ
る。これらの化合物は、感光性樹脂の重量に対し、20
%以下の範囲内で使用され、好ましくは、5〜10%の
範囲内で、必要により、使用される。
は、ビスフェノールA型エポキシ樹脂、ビスフェノール
F型エポキ シ樹脂、ノボラック型エポキシ樹脂、ポリ
カルボン酸グリシジルエステル、ポリオールポリグリシ
ジルエステル、脂肪族又は脂環式エポキシ樹脂、アミン
エポキシ樹脂、トリフェノールメタン型エポキシ樹脂、
ジヒドロキシベンゼン型エポキシ樹脂などが挙げられ
る。これらの化合物は、感光性樹脂の重量に対し、20
%以下の範囲内で使用され、好ましくは、5〜10%の
範囲内で、必要により、使用される。
【0023】本発明で使用される光重合開始剤は、種々
の光重合開始剤を単独あるいは複合して使用することが
できるが、一般に、顔料を光重合性樹脂に分散させる着
色光重合性樹脂では、光重合開始剤がラジカルを発生す
るのに必要な紫外線を顔料が吸収ししまい、充分なラジ
カルが発生できなくなるため、重合が不十分となる傾向
がつよい。
の光重合開始剤を単独あるいは複合して使用することが
できるが、一般に、顔料を光重合性樹脂に分散させる着
色光重合性樹脂では、光重合開始剤がラジカルを発生す
るのに必要な紫外線を顔料が吸収ししまい、充分なラジ
カルが発生できなくなるため、重合が不十分となる傾向
がつよい。
【0024】この為、顔料含有の感光性樹脂の光重合開
始剤としては高感度な化合物あるいは、組成物が要求さ
れる。使用しうる光重合開始剤の具体例としては、ベン
ジル;ベンゾインエーテル;ベンゾインイソブチルエー
テル;ベンゾインイソプロピルエーテル;ベンゾフェノ
ン;ベンゾイル安息香酸;ベンゾイル安息香酸メチル;
4−ベンゾイル−4’−メチルジフェニルサルファイ
ド;ベン ジルメチルケタール;2−n−ブトキシエチ
ル−4−メチルアミノベンゾエート;2┘クロロチオキ
サントン;2,4−ジエチルチオキサントン;2,4−
ジイソプロピルチオキサントン;ジメチルアミノメチル
ベンゾエート;p−ジメチアミノ安息香酸イソアミル;
3,3’−ジメチル−4−メトキシベンゾフェノン;
2,4┘ジメチルチオキサントン;1−(4−ドデシル
フェニル)−2−ヒドロキシ−2−メチルプロパン−1
−オン;1−ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケト
ン;2−ヒドロキシ−2−メチル−1−フェニルプロパ
ン−1−オン;1−(4−イソプロピルフェニル)−2
−ヒドロキシ−2−メチルプロパン−1−オン;イソプ
ロピルチオキサントン;メチロベンゾイルフォーメー
ト;2−メチル−1−〔4−(メチルチオ)フェニル〕
−2−モルフォリノプロパン−1−オン;2−ベンジル
−2−ジメチルアミノ−1−(4−モルホリノフェニ
ル)−ブタン−1−オン等の光重合開始剤が用いられ
る。これらの光重合開始剤は単独又は2種以上を混合し
て使用することができる。
始剤としては高感度な化合物あるいは、組成物が要求さ
れる。使用しうる光重合開始剤の具体例としては、ベン
ジル;ベンゾインエーテル;ベンゾインイソブチルエー
テル;ベンゾインイソプロピルエーテル;ベンゾフェノ
ン;ベンゾイル安息香酸;ベンゾイル安息香酸メチル;
4−ベンゾイル−4’−メチルジフェニルサルファイ
ド;ベン ジルメチルケタール;2−n−ブトキシエチ
ル−4−メチルアミノベンゾエート;2┘クロロチオキ
サントン;2,4−ジエチルチオキサントン;2,4−
ジイソプロピルチオキサントン;ジメチルアミノメチル
ベンゾエート;p−ジメチアミノ安息香酸イソアミル;
3,3’−ジメチル−4−メトキシベンゾフェノン;
2,4┘ジメチルチオキサントン;1−(4−ドデシル
フェニル)−2−ヒドロキシ−2−メチルプロパン−1
−オン;1−ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケト
ン;2−ヒドロキシ−2−メチル−1−フェニルプロパ
ン−1−オン;1−(4−イソプロピルフェニル)−2
−ヒドロキシ−2−メチルプロパン−1−オン;イソプ
ロピルチオキサントン;メチロベンゾイルフォーメー
ト;2−メチル−1−〔4−(メチルチオ)フェニル〕
−2−モルフォリノプロパン−1−オン;2−ベンジル
−2−ジメチルアミノ−1−(4−モルホリノフェニ
ル)−ブタン−1−オン等の光重合開始剤が用いられ
る。これらの光重合開始剤は単独又は2種以上を混合し
て使用することができる。
【0025】本発明においては、光重合開始剤の好まし
い混合物として、2−ベンジル−2−ジメチルアミノ−
1−(4−モルホリノフェニル)−ブタン−1−オン
(前記式(1))と、チオキサントン系化合物との混合
物がある。
い混合物として、2−ベンジル−2−ジメチルアミノ−
1−(4−モルホリノフェニル)−ブタン−1−オン
(前記式(1))と、チオキサントン系化合物との混合
物がある。
【0026】そのような混合物と使用しうるチオキサン
トン系化合物の具体例としては前述の2−クロロチオキ
サントン、2,4┘ジメチルチオキサントン、2,4−
ジエチルチオキサントン、2,−ジイソプロピルチオキ
サントン、イソプロピルチオキサントン、などが挙げら
れる。又、2−ベンジル−2−ジメチルアミノ−1−
(4−モルホリノフェニル)−ブタン−1−オン(前記
式(1))と、チオキサントン系化合物との混合物にさ
らに、ヘキサアリールビスイミダゾール系化合物、水素
供与体等を加えても良い。
トン系化合物の具体例としては前述の2−クロロチオキ
サントン、2,4┘ジメチルチオキサントン、2,4−
ジエチルチオキサントン、2,−ジイソプロピルチオキ
サントン、イソプロピルチオキサントン、などが挙げら
れる。又、2−ベンジル−2−ジメチルアミノ−1−
(4−モルホリノフェニル)−ブタン−1−オン(前記
式(1))と、チオキサントン系化合物との混合物にさ
らに、ヘキサアリールビスイミダゾール系化合物、水素
供与体等を加えても良い。
【0027】ヘキサアリールビスイミダゾール系化合物
の例は米国特許3784557、あるいはヨーロッパ特
許A24629等において開示されているものが使用し
うるが、安定性及び感度の点で特に好ましいものして、
2,2’−ビス(o−クロルフェニル)−4,4’,
5,5’−テトラフェニルビスイミダゾリル;2,2’
−ビス(o−クロルフェニル)−4,4’,5,5’−
テトラ−(p−メトキシフェニル)ビスイミダゾリルが
挙げられる。
の例は米国特許3784557、あるいはヨーロッパ特
許A24629等において開示されているものが使用し
うるが、安定性及び感度の点で特に好ましいものして、
2,2’−ビス(o−クロルフェニル)−4,4’,
5,5’−テトラフェニルビスイミダゾリル;2,2’
−ビス(o−クロルフェニル)−4,4’,5,5’−
テトラ−(p−メトキシフェニル)ビスイミダゾリルが
挙げられる。
【0028】又水素供与体としては芳香族メルカプタン
系化合物と芳香族アミン系化合物等が用いられる。この
うち芳香族メルカプタン系水素供与体としては、ベンゼ
ンあるいは複素環を母核として、メルカプト基を1つあ
るいは、2つ持つ化合物が良好で、2置換の場合には、
一方のメルカプト基が、アルキル、アラルキル、あるい
はフェニル置換されていても良く、あるいは、ジスルフ
ィドの形をとった2量体でも良い。
系化合物と芳香族アミン系化合物等が用いられる。この
うち芳香族メルカプタン系水素供与体としては、ベンゼ
ンあるいは複素環を母核として、メルカプト基を1つあ
るいは、2つ持つ化合物が良好で、2置換の場合には、
一方のメルカプト基が、アルキル、アラルキル、あるい
はフェニル置換されていても良く、あるいは、ジスルフ
ィドの形をとった2量体でも良い。
【0029】特に好ましい物としては、2−メルカプト
ベンゾチアゾール、2−メルカプトベンゾオキサゾール
等が挙げられる。
ベンゾチアゾール、2−メルカプトベンゾオキサゾール
等が挙げられる。
【0030】芳香族アミン系水素供与体としては、ベン
ゼン、あるいは複素環を母核とし、アミノ基を1つある
いは2つ持つ化合物が良好でアミノ基は、アルキル基、
あるいは、置換アルキル基で置換されていてもよく、モ
ノアミノ体は、さらにカルボキシル基、アルコキシカル
ボニル基、置換アルコキシカルボニル基、フェノキシカ
ルボニル基、置換フェノキシカルボニル基、ニトリル基
等によって置換されていても良い。特に好ましい例とし
ては、
ゼン、あるいは複素環を母核とし、アミノ基を1つある
いは2つ持つ化合物が良好でアミノ基は、アルキル基、
あるいは、置換アルキル基で置換されていてもよく、モ
ノアミノ体は、さらにカルボキシル基、アルコキシカル
ボニル基、置換アルコキシカルボニル基、フェノキシカ
ルボニル基、置換フェノキシカルボニル基、ニトリル基
等によって置換されていても良い。特に好ましい例とし
ては、
【0031】
【化3】
【0032】等が挙げられる。これら光重合開始剤又は
それらの混合物の感光性樹脂に対する使用総量は0.1
〜10重量%、好ましくは0.5〜5重量%である。
それらの混合物の感光性樹脂に対する使用総量は0.1
〜10重量%、好ましくは0.5〜5重量%である。
【0033】通常のカーボンブラックを含有するラジカ
ル重合系樹脂は、カーボンブラックの重合阻止効果によ
り、重合を完結させることが困難であり、その結果通常
のカーボンブラックを含有するラジカル重合系レジスト
では、画素の基板に対する密着性が不十分で、現像時に
画素が剥離したり、さらには解像性、硬化膜からのカー
ボンブラックの溶剤溶出等に問題がある。本発明では、
上記の様な問題を解決すべく、特定のカーボンブラック
を使用っする。すなわち、本発明で使用されるカーボン
ブラックは、比表面積が100〔BET−m2 /g〕以
下であり、さらに好ましくは、その表面が酸性のカーボ
ンブラックである。そのようなカ−ボンブラックの具体
例としては、以下のようなカーボンブラックが挙げられ
る。
ル重合系樹脂は、カーボンブラックの重合阻止効果によ
り、重合を完結させることが困難であり、その結果通常
のカーボンブラックを含有するラジカル重合系レジスト
では、画素の基板に対する密着性が不十分で、現像時に
画素が剥離したり、さらには解像性、硬化膜からのカー
ボンブラックの溶剤溶出等に問題がある。本発明では、
上記の様な問題を解決すべく、特定のカーボンブラック
を使用っする。すなわち、本発明で使用されるカーボン
ブラックは、比表面積が100〔BET−m2 /g〕以
下であり、さらに好ましくは、その表面が酸性のカーボ
ンブラックである。そのようなカ−ボンブラックの具体
例としては、以下のようなカーボンブラックが挙げられ
る。
【0034】(Degussa社製)Printex4
5、Printex40、Printex300、Pr
intex30、Printex3、Printex3
5、Printex25、Printex200、Pr
intexA、PrintexG、SpecialBa
ck350、SpecialBack250 Spec
ialBack100 (CABOT社製)MONARCH460、MONAR
CK430、MONARCK280、MONARCK1
20、REGAL330、REGAL415、REGA
L250、REGAL99、BLACK PEARLS
480、BLACK PEARLS130 (Columbian Carbon社製)Raven
1060、Raven1040、Raven1035、
Raven1020、Raven1000、Raven
890H、Raven890、Raven850、Ra
ven790、Raven780、Raven760、
Raven500、Raven450、Raven43
0、Raven420、Raven410
5、Printex40、Printex300、Pr
intex30、Printex3、Printex3
5、Printex25、Printex200、Pr
intexA、PrintexG、SpecialBa
ck350、SpecialBack250 Spec
ialBack100 (CABOT社製)MONARCH460、MONAR
CK430、MONARCK280、MONARCK1
20、REGAL330、REGAL415、REGA
L250、REGAL99、BLACK PEARLS
480、BLACK PEARLS130 (Columbian Carbon社製)Raven
1060、Raven1040、Raven1035、
Raven1020、Raven1000、Raven
890H、Raven890、Raven850、Ra
ven790、Raven780、Raven760、
Raven500、Raven450、Raven43
0、Raven420、Raven410
【0035】上記の様なカーボンブラックは、場合によ
って他の有機顔料と併用してもよく、カーボンブラック
と有機顔料の混合比率は任意であるが、有機顔料の遮光
性はカーボンブラックに比べ低い為、これらを用いて作
製したカラーフィルター用光重合組成物による膜の遮光
性を損なわない範囲で有機顔料を使用することが望まし
く、カーボンブラックと場合によってその他の有機顔料
の重量の合計が感光性樹脂に対し10から50重量%の
割合で添加される。
って他の有機顔料と併用してもよく、カーボンブラック
と有機顔料の混合比率は任意であるが、有機顔料の遮光
性はカーボンブラックに比べ低い為、これらを用いて作
製したカラーフィルター用光重合組成物による膜の遮光
性を損なわない範囲で有機顔料を使用することが望まし
く、カーボンブラックと場合によってその他の有機顔料
の重量の合計が感光性樹脂に対し10から50重量%の
割合で添加される。
【0036】前記したようなカーボンブラック、及び場
合によってその他の有機顔料は分散剤及び溶剤と共に、
サンドミル、三本ロール等の分散機で分散化される。こ
の時使用する分散剤としては通常顔料の分散化に使用さ
れるものが使用されうる。以上の様な、光重合性化合物
と光重合開始剤と場合によってその他の樹脂からなる感
光性樹脂と、場合によってその他の有機顔料を含むカー
ボンブラックと分散剤と溶剤からなる顔料分散ペースト
は、前述したような割合で、通常の混合機で混合されカ
ラーフィルター用光重合組成物とされる。
合によってその他の有機顔料は分散剤及び溶剤と共に、
サンドミル、三本ロール等の分散機で分散化される。こ
の時使用する分散剤としては通常顔料の分散化に使用さ
れるものが使用されうる。以上の様な、光重合性化合物
と光重合開始剤と場合によってその他の樹脂からなる感
光性樹脂と、場合によってその他の有機顔料を含むカー
ボンブラックと分散剤と溶剤からなる顔料分散ペースト
は、前述したような割合で、通常の混合機で混合されカ
ラーフィルター用光重合組成物とされる。
【0037】この時、上記カラーフィルター用光重合組
成物は、後述する様な塗工機に適正な粘度まで有機溶剤
により希釈することが望ましく、有機溶剤の具体例とし
ては、エチルセロソルブアセテート、ブチルセロソルブ
アセテート、イソプロピルセロソルブアセテート、メト
キシイソプロピルグリコールアセテート、エトキシイソ
プロピルグリコールアセテート、ジグライムなどがある
が、これらに制限される物ではない。上記のようにして
得られたカラーフィルター用光重合組成物は、系内の異
物を除去する目的で、フィルタリングすることが望まし
く、フィルタリングは通常の濾過機を用いて実施され
る。
成物は、後述する様な塗工機に適正な粘度まで有機溶剤
により希釈することが望ましく、有機溶剤の具体例とし
ては、エチルセロソルブアセテート、ブチルセロソルブ
アセテート、イソプロピルセロソルブアセテート、メト
キシイソプロピルグリコールアセテート、エトキシイソ
プロピルグリコールアセテート、ジグライムなどがある
が、これらに制限される物ではない。上記のようにして
得られたカラーフィルター用光重合組成物は、系内の異
物を除去する目的で、フィルタリングすることが望まし
く、フィルタリングは通常の濾過機を用いて実施され
る。
【0038】本発明のカラーフィルター用光重合組成物
は、スピンナー等により、ガラス等の基材に塗布され、
さらに溶剤を乾燥することにより平滑な塗膜とされる。
この塗膜を目的とする画像を形成するために、ネガマス
クを通して紫外線を照射する。この際、全塗膜に均一に
平行光線が照射される用にマスクアライメント等の装置
を用いる。次にこの照射された塗膜を短時間加熱し、重
合を促進した後、現像液の流水あるいは、シャワー中に
さらし、未硬化部分を溶解させ、現像することにより目
的とする画像(カラーフィルター)が得られる。
は、スピンナー等により、ガラス等の基材に塗布され、
さらに溶剤を乾燥することにより平滑な塗膜とされる。
この塗膜を目的とする画像を形成するために、ネガマス
クを通して紫外線を照射する。この際、全塗膜に均一に
平行光線が照射される用にマスクアライメント等の装置
を用いる。次にこの照射された塗膜を短時間加熱し、重
合を促進した後、現像液の流水あるいは、シャワー中に
さらし、未硬化部分を溶解させ、現像することにより目
的とする画像(カラーフィルター)が得られる。
【0039】以下、実施例により本発明を更に詳しく説
明するが、本発明がこれらの実施例のみに限定されるも
のではない。
明するが、本発明がこれらの実施例のみに限定されるも
のではない。
【0040】感光性樹脂調製例 下記式(A)で表される化合物4gと、下記式(B)で
表される化合物3gと、ジペンタエリスリトールヘキサ
アクリレート3gと、チバ・ガイギー社製イルガキュア
ー369(光重合開始剤)を0.4g、日本化薬製カヤ
キュアーDETX(光重合開始剤)を0.1g、ロフィ
ン・ダイマーを0.1gと、2−メルカプトベンゾチア
ゾールを0.1gと、エチルセロソルブアセテートを2
0gを混合した。
表される化合物3gと、ジペンタエリスリトールヘキサ
アクリレート3gと、チバ・ガイギー社製イルガキュア
ー369(光重合開始剤)を0.4g、日本化薬製カヤ
キュアーDETX(光重合開始剤)を0.1g、ロフィ
ン・ダイマーを0.1gと、2−メルカプトベンゾチア
ゾールを0.1gと、エチルセロソルブアセテートを2
0gを混合した。
【0041】
【化4】
【0042】
【化5】
【0043】分散化例1 Degussa製カーボンブラックSpecial B
lack350「比表面積65〔BET−(m2 /
g)〕、pH3」を15g、ソルビタン脂肪酸エステル
系分散剤3g、エチルセロソルブアセテート82gを、
サンドミルにて3時間分散した。
lack350「比表面積65〔BET−(m2 /
g)〕、pH3」を15g、ソルビタン脂肪酸エステル
系分散剤3g、エチルセロソルブアセテート82gを、
サンドミルにて3時間分散した。
【0044】分散化例2〜9 表1のカーボンブラックを用い、分散化例1と同様な方
法で分散化を行った。比表面積は〔BET−(m2 /
g)〕を表す物とする。
法で分散化を行った。比表面積は〔BET−(m2 /
g)〕を表す物とする。
【0045】 表1 (Degussa社製) 比表面積 pH 分散化例2 Printex 140v 90 4.0 分散化例3 Printex 25 45 9.5 分散化例4 SpecialBlack100 30 3.0 (CABOT社製) 分散化例5 REGAL400R 96 4.0 分散化例6 MONARCH460 80 8.0 (Columbian Carbon社製) 分散化例6 Raven1060 28 2.4 分散化例7 Raven890H 95 6.0 分散化例8 Raven760 65 7.4 分散化例9 Raven1035 95 3.5
【0046】実施例1 感光性樹脂調製例で得られた感光性樹脂に、分散化例1
で得られた分散ペーストを10g加え攪拌混合した。つ
いで、このカラーフィルター用光重合組成物をコーニン
グ社製7059ガラス基板に乾燥時の膜厚が1.5μに
なるように、スピンナーにて塗布、乾燥した。これに2
0μのラインアンドスペースを持つフォトマスクを通じ
超高圧水銀灯で100mj露光したのち、1.0%テト
ラメチルアンモニウムハイドロキサイド水溶液にて30
秒シャワー現像し水洗、200度ベークをしたところ、
解像度の良好なカラーフィルターが作製できた。
で得られた分散ペーストを10g加え攪拌混合した。つ
いで、このカラーフィルター用光重合組成物をコーニン
グ社製7059ガラス基板に乾燥時の膜厚が1.5μに
なるように、スピンナーにて塗布、乾燥した。これに2
0μのラインアンドスペースを持つフォトマスクを通じ
超高圧水銀灯で100mj露光したのち、1.0%テト
ラメチルアンモニウムハイドロキサイド水溶液にて30
秒シャワー現像し水洗、200度ベークをしたところ、
解像度の良好なカラーフィルターが作製できた。
【0047】実施例2〜9 実施例1と同様な方法で分散化例2〜9の分散ペースト
を用いカラーフィルター用光重合組成物を作製したの
ち、カラーフィルターを作製したところ、解像度の良好
な画素が作製できた。
を用いカラーフィルター用光重合組成物を作製したの
ち、カラーフィルターを作製したところ、解像度の良好
な画素が作製できた。
【0048】比較例 実施例1と同様に感光性樹脂調製例で得られた感光性樹
脂に、分散化例1と同様の方法でDegussa製カー
ボンブラックRaven5000「比表面積430〔B
ET−(m2 /g)〕、pH2.8」を用いて得られる
分散ペーストを用いカラーフィルター用光重合組成物を
作製したのち、実施例1と同一条件でカラーフィルター
を作製したところ、現像時に画素が剥離してしまった。
脂に、分散化例1と同様の方法でDegussa製カー
ボンブラックRaven5000「比表面積430〔B
ET−(m2 /g)〕、pH2.8」を用いて得られる
分散ペーストを用いカラーフィルター用光重合組成物を
作製したのち、実施例1と同一条件でカラーフィルター
を作製したところ、現像時に画素が剥離してしまった。
【0049】さらに、露光量を500mjとし、同様に
カラーフィルターを作製しても、現像時に画素が剥離し
てしまった。
カラーフィルターを作製しても、現像時に画素が剥離し
てしまった。
【0050】
【発明の効果】カーボンブラックを用い、製造プロセス
が簡便で、解像性の高い、高感度なカラーフィルター用
光重合組成物およびカラーフィルターが作製できた。
が簡便で、解像性の高い、高感度なカラーフィルター用
光重合組成物およびカラーフィルターが作製できた。
Claims (10)
- 【請求項1】エチレン性不飽和二重結合を少なくとも1
つ以上有する光重合性化合物と光重合開始剤と場合によ
ってその他の樹脂を含有する感光性樹脂とカーボンブラ
ックを主要成分として含有する組成物であって、前記カ
ーボンブラックの比表面積が100〔BET−m2 /
g〕以下であることを特徴とするカラーフィルター用光
重合組成物。 - 【請求項2】カーボンブラックの表面が酸性である請求
項1に記載のカラーフィルター用光重合組成物。 - 【請求項3】感光性樹脂が光重合性化合物を60%以上
含有する感光性樹脂である請求項1〜2に記載のカラー
フィルター用光重合組成物。 - 【請求項4】感光性樹脂が平均分子量1000以上の光
重合性化合物を感光性樹脂である請求項1〜3に記載の
カラーフィルター用光重合組成物 - 【請求項5】光重合開始剤が下記一般式(1) 【化1】 で表される化合物と、チオキサントン系化合物と、場合
によってその他の光重合開始剤からなる混合物である請
求項1〜4に記載のカラーフィルター用光重合組成物。 - 【請求項6】その他の光重合開始剤がヘキサアリールビ
スイミダゾール系化合物と水素供与体との混合物である
請求項5に記載のカラーフィルター用光重合組成物。 - 【請求項7】水素供与体が芳香族メルカプタンである請
求項6に記載のカラーフィルター用光重合組成物。 - 【請求項8】水素供与体が芳香族アミンである請求項6
に記載のカラーフィルター用光重合組成物。 - 【請求項9】水素供与体が2−メルカプトベンゾチアゾ
ールまたは、2−メルカプトベンゾオキサゾールである
請求項6に記載のカラーフィルター用光重合組成物。 - 【請求項10】請求項1〜9のカラーフィルター用光重
合組成物を用いて作製されるカラーフィルター。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20953192A JPH0635188A (ja) | 1992-07-15 | 1992-07-15 | カラーフィルター用光重合組成物及びカラーフィルター |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20953192A JPH0635188A (ja) | 1992-07-15 | 1992-07-15 | カラーフィルター用光重合組成物及びカラーフィルター |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0635188A true JPH0635188A (ja) | 1994-02-10 |
Family
ID=16574341
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20953192A Pending JPH0635188A (ja) | 1992-07-15 | 1992-07-15 | カラーフィルター用光重合組成物及びカラーフィルター |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0635188A (ja) |
Cited By (33)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0915403A (ja) * | 1995-04-28 | 1997-01-17 | Toray Ind Inc | 樹脂ブラックマトリックス、黒色ペースト、カラーフィルタおよび液晶表示素子 |
JPH1039131A (ja) * | 1996-07-24 | 1998-02-13 | Sharp Corp | カラーフィルタ、その製造方法及び液晶表示装置 |
JPH10253820A (ja) * | 1997-03-14 | 1998-09-25 | Mitsubishi Chem Corp | ブラックマトリクス用レジスト組成物およびそれを用いてなるブラックマトリクス |
US5908720A (en) * | 1995-10-13 | 1999-06-01 | Tokyo Ohka Kogyo Co., Ltd. | Photosensitive resin composition for forming light shielding films, black matrix formed by the same, and method for the production thereof |
US5914206A (en) * | 1996-07-01 | 1999-06-22 | Mitsubishi Chemical Corporation | Color filter and black resist composition |
JP2004302097A (ja) * | 2003-03-31 | 2004-10-28 | Dainippon Printing Co Ltd | 光学素子 |
JP2008046267A (ja) * | 2006-08-11 | 2008-02-28 | Fujifilm Corp | 光硬化性着色組成物及びそれを用いたカラーフィルタ |
KR20120002423A (ko) | 2010-06-30 | 2012-01-05 | 제이에스알 가부시끼가이샤 | 컬러 필터용 착색 조성물, 컬러 필터 및 표시 소자 |
CN102566269A (zh) * | 2010-12-24 | 2012-07-11 | Jsr株式会社 | 着色组合物、滤色器和显示元件 |
KR20130026389A (ko) | 2011-09-05 | 2013-03-13 | 제이에스알 가부시끼가이샤 | 컬러 필터용 착색 조성물, 컬러 필터 및 표시 소자 |
KR20130031787A (ko) | 2011-09-21 | 2013-03-29 | 제이에스알 가부시끼가이샤 | 착색 조성물, 컬러 필터 및 표시 소자 |
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