JPH06342891A - 揮発性半導体記憶装置及びその製造方法 - Google Patents
揮発性半導体記憶装置及びその製造方法Info
- Publication number
- JPH06342891A JPH06342891A JP3268571A JP26857191A JPH06342891A JP H06342891 A JPH06342891 A JP H06342891A JP 3268571 A JP3268571 A JP 3268571A JP 26857191 A JP26857191 A JP 26857191A JP H06342891 A JPH06342891 A JP H06342891A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- insulating film
- mos transistor
- gate insulating
- peripheral circuit
- memory cell
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 title claims description 48
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 title claims description 29
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims abstract description 69
- 239000000758 substrate Substances 0.000 claims description 32
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 21
- XUIMIQQOPSSXEZ-UHFFFAOYSA-N Silicon Chemical compound [Si] XUIMIQQOPSSXEZ-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 17
- 229910052710 silicon Inorganic materials 0.000 claims description 17
- 239000010703 silicon Substances 0.000 claims description 17
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 claims description 13
- 229910004298 SiO 2 Inorganic materials 0.000 claims description 10
- 238000013500 data storage Methods 0.000 claims description 5
- 238000002955 isolation Methods 0.000 claims description 5
- 238000003860 storage Methods 0.000 claims description 4
- 238000005530 etching Methods 0.000 claims description 3
- 239000011229 interlayer Substances 0.000 description 11
- 239000010410 layer Substances 0.000 description 9
- 230000008569 process Effects 0.000 description 8
- 229920002120 photoresistant polymer Polymers 0.000 description 6
- 238000012937 correction Methods 0.000 description 5
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 5
- 239000000463 material Substances 0.000 description 4
- 238000000059 patterning Methods 0.000 description 4
- 239000012535 impurity Substances 0.000 description 3
- 238000005468 ion implantation Methods 0.000 description 3
- 229910021420 polycrystalline silicon Inorganic materials 0.000 description 3
- 230000008859 change Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 239000011159 matrix material Substances 0.000 description 2
- 238000001259 photo etching Methods 0.000 description 2
- 230000002411 adverse Effects 0.000 description 1
- 230000015556 catabolic process Effects 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 230000006378 damage Effects 0.000 description 1
- 230000001419 dependent effect Effects 0.000 description 1
- 238000013461 design Methods 0.000 description 1
- 238000009792 diffusion process Methods 0.000 description 1
- 230000005685 electric field effect Effects 0.000 description 1
- 238000007429 general method Methods 0.000 description 1
- 230000006872 improvement Effects 0.000 description 1
- 230000003647 oxidation Effects 0.000 description 1
- 238000007254 oxidation reaction Methods 0.000 description 1
- 230000009467 reduction Effects 0.000 description 1
- 230000007261 regionalization Effects 0.000 description 1
- 230000004044 response Effects 0.000 description 1
- 230000003068 static effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Semiconductor Memories (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】揮発性半導体記憶装置において、メモリセルア
レー部のMOSトランジスタの動作の安定性の保証と共
に、周辺回路部のMOSトランジスタの駆動能力をメモ
リセル用MOSトランジスタの駆動能力よりさらに大き
くする。 【構成】周辺回路部用MOSトランジスタBのゲート絶
縁膜35′の厚さを通常のメモリセル用MOSトランジ
スタAのゲート絶縁膜35の厚さよりさらに薄く形成す
る。
レー部のMOSトランジスタの動作の安定性の保証と共
に、周辺回路部のMOSトランジスタの駆動能力をメモ
リセル用MOSトランジスタの駆動能力よりさらに大き
くする。 【構成】周辺回路部用MOSトランジスタBのゲート絶
縁膜35′の厚さを通常のメモリセル用MOSトランジ
スタAのゲート絶縁膜35の厚さよりさらに薄く形成す
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、揮発性半導体記憶装置
及びその製造方法に関し、特にメモリセルアレー部のア
クセスMOSトランジスタと周辺回路のMOSトランジ
スタの各構造を相互にわずかに異って形成して素子の駆
動能力を向上させることができる揮発性半導体記憶装置
及びその製造方法に関する。
及びその製造方法に関し、特にメモリセルアレー部のア
クセスMOSトランジスタと周辺回路のMOSトランジ
スタの各構造を相互にわずかに異って形成して素子の駆
動能力を向上させることができる揮発性半導体記憶装置
及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】複数の記憶装置、例えば、MISFET
をもちいたDRAMないしSRAMなどは複数のメモリ
セルをマトリックス上に配置したメモリセルアレーを有
する。
をもちいたDRAMないしSRAMなどは複数のメモリ
セルをマトリックス上に配置したメモリセルアレーを有
する。
【0003】そして、前記DRAMの任意のメモリセル
にデータの書込み/読取りを行なう場合には、行アドレ
スデコーダ及び列アドレスデコーダが外部からのアドレ
ス信号に対応する行及び列を選択し、メモリセルのアド
レシングを行なう。行アドレスデコーダからの選択信号
により、ワードドライバは選択する行のワード線を選択
レベルで駆動し、前記ワード線はメモリセルの選択MI
SFETのゲート電極として作用する。
にデータの書込み/読取りを行なう場合には、行アドレ
スデコーダ及び列アドレスデコーダが外部からのアドレ
ス信号に対応する行及び列を選択し、メモリセルのアド
レシングを行なう。行アドレスデコーダからの選択信号
により、ワードドライバは選択する行のワード線を選択
レベルで駆動し、前記ワード線はメモリセルの選択MI
SFETのゲート電極として作用する。
【0004】前述した内容のように、半導体記憶装置は
複数のメモリセルをマトリックス状に配置したメモリセ
ルアレーばかりでなく、該アレー使用のための周辺回路
を含んで同様の半導体基板上に与えられた工程に応じて
一緒に形成される。
複数のメモリセルをマトリックス状に配置したメモリセ
ルアレーばかりでなく、該アレー使用のための周辺回路
を含んで同様の半導体基板上に与えられた工程に応じて
一緒に形成される。
【0005】メモリセルはMISFETとコンデンサと
で構成され、周辺回路もさらにMISFET及びその外
の半導体素子で構成される。かかる従来の例が図1に同
様の半導体基板上にメモリセル領域Iと周辺回路を構成
する、便宜上、一つのMISFETのみを示した周辺回
路部IIとで区分して示している。
で構成され、周辺回路もさらにMISFET及びその外
の半導体素子で構成される。かかる従来の例が図1に同
様の半導体基板上にメモリセル領域Iと周辺回路を構成
する、便宜上、一つのMISFETのみを示した周辺回
路部IIとで区分して示している。
【0006】図1に示すように、メモリセルを構成する
MISFET、すなわち、アクセスMOSトランジスタ
Aは周辺回路部のMOSトランジスタBと同様の素子で
あるため、両トランジスタは構造が同様に形成され、メ
モリセルのMOSトランジスタAのゲート酸化膜(絶縁
膜)Cの厚さは周辺回路部IIのMOSトランジスタBの
ゲート酸化膜C’の厚さと同様に形成される。
MISFET、すなわち、アクセスMOSトランジスタ
Aは周辺回路部のMOSトランジスタBと同様の素子で
あるため、両トランジスタは構造が同様に形成され、メ
モリセルのMOSトランジスタAのゲート酸化膜(絶縁
膜)Cの厚さは周辺回路部IIのMOSトランジスタBの
ゲート酸化膜C’の厚さと同様に形成される。
【0007】一方、半導体素子であるMOSトランジス
タにおいて、電流駆動能力を向上させるためにはゲート
酸化膜の厚さを減少させる必要がある。特に、言及した
半導体記憶装置内のメモリアレー領域以外の周辺回路部
を構成するMOSトランジスタは高駆動動作特性が要求
されるため、指摘したようにゲート酸化膜の厚さを減少
しなければならない。
タにおいて、電流駆動能力を向上させるためにはゲート
酸化膜の厚さを減少させる必要がある。特に、言及した
半導体記憶装置内のメモリアレー領域以外の周辺回路部
を構成するMOSトランジスタは高駆動動作特性が要求
されるため、指摘したようにゲート酸化膜の厚さを減少
しなければならない。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、メモリ
セルアレーや周辺回路は同様の半導体基板上にMOS素
子の形成工程中に共に形成されるので、メモリセル用M
OSトランジスタのゲート酸化膜の厚さに対しても同様
な厚さの限定が適用されるという問題があった。
セルアレーや周辺回路は同様の半導体基板上にMOS素
子の形成工程中に共に形成されるので、メモリセル用M
OSトランジスタのゲート酸化膜の厚さに対しても同様
な厚さの限定が適用されるという問題があった。
【0009】より具体的に説明すれば、周辺回路部のM
OSトランジスタの素子の駆動能力を向上させるために
MOSトランジスタのゲート酸化膜の厚さを減少させる
とき、発生し得る逆効果はゲート電極に印加される電圧
による電界効果やホットキャリヤ効果によりトランジス
タの特性の低下が生ずる。したがって、周辺回路を構成
するMOSトランジスタは、かかる点を顧慮して高駆動
動作特性が保持されるよう設計することが可能である。
OSトランジスタの素子の駆動能力を向上させるために
MOSトランジスタのゲート酸化膜の厚さを減少させる
とき、発生し得る逆効果はゲート電極に印加される電圧
による電界効果やホットキャリヤ効果によりトランジス
タの特性の低下が生ずる。したがって、周辺回路を構成
するMOSトランジスタは、かかる点を顧慮して高駆動
動作特性が保持されるよう設計することが可能である。
【0010】かかる脈絡からメモリセルを構成するMO
Sトランジスタに対しても、前記の如く生起する問題を
顧慮してゲート酸化膜の厚さを調節した場合、すなわ
ち、周辺回路のMOSトランジスタの酸化膜の厚さと同
様とした場合、メモリセル内のMOSトランジスタは周
辺回路のMOSトランジスタのゲートに印加される電圧
の1.5倍程度の電圧がメモリセル内のMOSトランジ
スタのゲートに印加される。その結果、印加される増幅
された電圧により厚さが調節されたゲート酸化膜が破壊
されて素子の信頼性の低下及びデータロスのような致命
的な結果を生むおそれが発生する。
Sトランジスタに対しても、前記の如く生起する問題を
顧慮してゲート酸化膜の厚さを調節した場合、すなわ
ち、周辺回路のMOSトランジスタの酸化膜の厚さと同
様とした場合、メモリセル内のMOSトランジスタは周
辺回路のMOSトランジスタのゲートに印加される電圧
の1.5倍程度の電圧がメモリセル内のMOSトランジ
スタのゲートに印加される。その結果、印加される増幅
された電圧により厚さが調節されたゲート酸化膜が破壊
されて素子の信頼性の低下及びデータロスのような致命
的な結果を生むおそれが発生する。
【0011】したがって、本発明は前記のような従来の
技術の問題点を解決するためのものであって、本発明の
目的は各トランジスタ素子の特性が反映されるようトラ
ンジスタの用途に応じて各トランジスタの構造を相互に
異なるように形成して、周辺回路の素子駆動能力を向上
させるとともに、メモリ素子の信頼性を向上させた揮発
性半導体記憶装置及びその製造方法を提供することであ
る。
技術の問題点を解決するためのものであって、本発明の
目的は各トランジスタ素子の特性が反映されるようトラ
ンジスタの用途に応じて各トランジスタの構造を相互に
異なるように形成して、周辺回路の素子駆動能力を向上
させるとともに、メモリ素子の信頼性を向上させた揮発
性半導体記憶装置及びその製造方法を提供することであ
る。
【0012】
【課題を達成するための手段】前記目的を達成するため
本発明の第1の視点によれば、単一シリコン基板上に多
数のメモリセルからなるメモリセルアレー部と、前記メ
モリセルに対するデータの入力/出力を行なうための周
辺回路部とを含む揮発性半導体記憶装置の製造方法にお
いて、前記シリコン基板上に素子分離用のフィールド酸
化膜が形成され、データ記憶用コンデンサがメモリセル
アレー部のフィールド酸化膜上に形成されたウェハを備
える工程;前記ウェハ全面にゲート絶縁膜を形成する工
程;前記周辺回路部のゲート絶縁膜を選択的にエッチン
グする工程;及び前記ゲート絶縁膜等を用いてメモリセ
ルアレー及び周辺回路部のMOSトランジスタを同時に
形成する工程を含む揮発性半導体記憶装置の製造方法が
提供される。(請求項1)
本発明の第1の視点によれば、単一シリコン基板上に多
数のメモリセルからなるメモリセルアレー部と、前記メ
モリセルに対するデータの入力/出力を行なうための周
辺回路部とを含む揮発性半導体記憶装置の製造方法にお
いて、前記シリコン基板上に素子分離用のフィールド酸
化膜が形成され、データ記憶用コンデンサがメモリセル
アレー部のフィールド酸化膜上に形成されたウェハを備
える工程;前記ウェハ全面にゲート絶縁膜を形成する工
程;前記周辺回路部のゲート絶縁膜を選択的にエッチン
グする工程;及び前記ゲート絶縁膜等を用いてメモリセ
ルアレー及び周辺回路部のMOSトランジスタを同時に
形成する工程を含む揮発性半導体記憶装置の製造方法が
提供される。(請求項1)
【0013】本発明の第2の視点によれば、単一シリコ
ン基板上に多数のメモリセルからなるメモリセルアレー
部と前記メモリセルに対するデータの入力/出力を行な
うための周辺回路部を含む揮発性半導体記憶装置の製造
方法において、前記シリコン基板上に素子分離用フィー
ルド酸化膜が形成され、データ記憶用コンデンサがメモ
リセルアレー部のフィールド酸化膜上に形成されたウェ
ハを備える工程;前記メモリセルアレー部の活性領域を
露出させ、前記露出された活性領域上にゲート絶縁膜を
形成する工程;前記ゲート絶縁膜を用いてMOSトラン
ジスタを形成する工程;前記周辺回路部の活性領域を露
出させ、露出された活性領域上に前記メモリセルアレー
部のゲート絶縁膜より相対的に薄い厚さのゲート絶縁膜
を形成する工程;及び前記周辺回路用ゲート絶縁膜上に
MOSトランジスタを形成する工程を含む揮発性半導体
記憶装置の製造方法が提供される。(請求項4)
ン基板上に多数のメモリセルからなるメモリセルアレー
部と前記メモリセルに対するデータの入力/出力を行な
うための周辺回路部を含む揮発性半導体記憶装置の製造
方法において、前記シリコン基板上に素子分離用フィー
ルド酸化膜が形成され、データ記憶用コンデンサがメモ
リセルアレー部のフィールド酸化膜上に形成されたウェ
ハを備える工程;前記メモリセルアレー部の活性領域を
露出させ、前記露出された活性領域上にゲート絶縁膜を
形成する工程;前記ゲート絶縁膜を用いてMOSトラン
ジスタを形成する工程;前記周辺回路部の活性領域を露
出させ、露出された活性領域上に前記メモリセルアレー
部のゲート絶縁膜より相対的に薄い厚さのゲート絶縁膜
を形成する工程;及び前記周辺回路用ゲート絶縁膜上に
MOSトランジスタを形成する工程を含む揮発性半導体
記憶装置の製造方法が提供される。(請求項4)
【0014】本発明の第3の視点によれば、単一シリコ
ン基板上に多数のメモリセルからなるメモリセルアレー
部と、前記メモリセルに対するデータの入力/出力を行
なうための周辺回路部とを含む揮発性半導体記憶装置に
おいて、前記メモリセルを構成するMOSトランジスタ
のゲート絶縁膜は、前記周辺回路用MOSトランジスタ
の絶縁膜より相対的に厚く形成されており、周辺回路部
用MOSトランジスタの駆動能力がメモリセル用MOS
トランジスタの駆動能力よりさらに大きいことを特徴と
する揮発性半導体記憶装置が提供される。(請求項8)
ン基板上に多数のメモリセルからなるメモリセルアレー
部と、前記メモリセルに対するデータの入力/出力を行
なうための周辺回路部とを含む揮発性半導体記憶装置に
おいて、前記メモリセルを構成するMOSトランジスタ
のゲート絶縁膜は、前記周辺回路用MOSトランジスタ
の絶縁膜より相対的に厚く形成されており、周辺回路部
用MOSトランジスタの駆動能力がメモリセル用MOS
トランジスタの駆動能力よりさらに大きいことを特徴と
する揮発性半導体記憶装置が提供される。(請求項8)
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面に基づいて
詳細に説明する。
詳細に説明する。
【0016】図2は、本発明により製造された揮発性半
導体記憶装置の断面図を示すものであり、同図は図1に
示すように、メモリセルアレー部(ないし領域)Iと周
辺回路部IIとに区分して示している。
導体記憶装置の断面図を示すものであり、同図は図1に
示すように、メモリセルアレー部(ないし領域)Iと周
辺回路部IIとに区分して示している。
【0017】図2に示すように、シリコン基板31上に
メモリセルアレー部Iと周辺回路部IIは、素子分離のた
めのフィールド酸化膜32で分離されている。メモリセ
ルアレー部I内のメモリセルは、MOSトランジスタA
とコンデンサDとで構成されており、周辺回路部にはも
う一つのMOSトランジスタBが示されているが、説明
の便宜上、それ以外の周辺回路を構成する他の半導体素
子は示していない。
メモリセルアレー部Iと周辺回路部IIは、素子分離のた
めのフィールド酸化膜32で分離されている。メモリセ
ルアレー部I内のメモリセルは、MOSトランジスタA
とコンデンサDとで構成されており、周辺回路部にはも
う一つのMOSトランジスタBが示されているが、説明
の便宜上、それ以外の周辺回路を構成する他の半導体素
子は示していない。
【0018】メモリセルのMOSトランジスタは、シリ
コン基板31上にソース、ドレイン領域38,38,ゲ
ート絶縁膜35、及び例えば多結晶シリコンからなるゲ
ート電極37を含んで構成され、このトランジスタと隣
接してコンデンサ電極33と層間絶縁膜34とが形成さ
れる。そして、コンデンサとMOSトランジスタAの上
には層間絶縁膜39が形成され、MOSトランジスタA
のドレインあるいはソース領域に連結された金属電極4
0が形成される。
コン基板31上にソース、ドレイン領域38,38,ゲ
ート絶縁膜35、及び例えば多結晶シリコンからなるゲ
ート電極37を含んで構成され、このトランジスタと隣
接してコンデンサ電極33と層間絶縁膜34とが形成さ
れる。そして、コンデンサとMOSトランジスタAの上
には層間絶縁膜39が形成され、MOSトランジスタA
のドレインあるいはソース領域に連結された金属電極4
0が形成される。
【0019】そして、周辺回路部IIのMOSトランジス
タBはメモリセル内のMOSトランジスタAと基本的に
同様の構造を有するが、これら二つのMOSトランジス
タ間の差異点は、それぞれのゲート絶縁膜35及び3
5’の厚さが相互に違っていることである。
タBはメモリセル内のMOSトランジスタAと基本的に
同様の構造を有するが、これら二つのMOSトランジス
タ間の差異点は、それぞれのゲート絶縁膜35及び3
5’の厚さが相互に違っていることである。
【0020】図に示すように、周辺回路部のMOSトラ
ンジスタのゲート絶縁膜35’の厚さは、動作特性の改
善のため相対的により薄く形成されており、反面、メモ
リセル内のMOSトランジスタのゲート絶縁膜35は、
電気的な動作安定性を顧慮して相対的に厚くなってい
る。
ンジスタのゲート絶縁膜35’の厚さは、動作特性の改
善のため相対的により薄く形成されており、反面、メモ
リセル内のMOSトランジスタのゲート絶縁膜35は、
電気的な動作安定性を顧慮して相対的に厚くなってい
る。
【0021】前記のように、ゲート絶縁膜の厚さに差異
を置いて形成した理由は、先に言及したように、周辺回
路部のMOSトランジスタ素子の動作速度などの特性の
改善及び周辺回路の電流駆動能力を向上させるためであ
り、一方、メモリアレー内のMOSトランジスタは電流
駆動能力が素子の特性を決定付ける主要ファクタではな
いばかりでなく、必要以上のゲート絶縁膜の厚さ減少は
素子の破壊のごとき好ましくない結果を生来しうるため
である。
を置いて形成した理由は、先に言及したように、周辺回
路部のMOSトランジスタ素子の動作速度などの特性の
改善及び周辺回路の電流駆動能力を向上させるためであ
り、一方、メモリアレー内のMOSトランジスタは電流
駆動能力が素子の特性を決定付ける主要ファクタではな
いばかりでなく、必要以上のゲート絶縁膜の厚さ減少は
素子の破壊のごとき好ましくない結果を生来しうるため
である。
【0022】前記揮発性半導体記憶装置は、図3及び図
4の各製造工程により製造することができる。
4の各製造工程により製造することができる。
【0023】図3には、本発明による揮発性半導体記憶
装置を製造するための第1実施例の製造工程が示されて
いる。
装置を製造するための第1実施例の製造工程が示されて
いる。
【0024】図3(A)を参照すれば、シリコン基板3
1上に局部酸化法によりフィールド酸化膜32を厚く形
成した後、アクセスMOSトランジスタ用のコンデンサ
電極33を形成する。
1上に局部酸化法によりフィールド酸化膜32を厚く形
成した後、アクセスMOSトランジスタ用のコンデンサ
電極33を形成する。
【0025】図3(B)を参照すれば、基板全面に層間
絶縁膜34を形成し、図3(C)に示すようにコンデン
サ電極33上部の層間絶縁膜34のみを残し、コンデン
サ電極以外の領域に形成されている層間絶縁膜34は除
去してシリコン基板31を露出させる。(その際フィー
ルド酸化膜32は残る)
絶縁膜34を形成し、図3(C)に示すようにコンデン
サ電極33上部の層間絶縁膜34のみを残し、コンデン
サ電極以外の領域に形成されている層間絶縁膜34は除
去してシリコン基板31を露出させる。(その際フィー
ルド酸化膜32は残る)
【0026】図3(D)に示すように、露出された基板
上にゲート絶縁膜35を全面形成し、その上に感光性物
質(フォトレジスト)36を塗布する。(尚、ゲート絶
縁膜35は、SiO2とか、あるいはSiO2とSi3N4
との積層体、あるいはSiO2/Si3N4/SiO2等の
積層体で形成することができる。)
上にゲート絶縁膜35を全面形成し、その上に感光性物
質(フォトレジスト)36を塗布する。(尚、ゲート絶
縁膜35は、SiO2とか、あるいはSiO2とSi3N4
との積層体、あるいはSiO2/Si3N4/SiO2等の
積層体で形成することができる。)
【0027】フォトエッチング工程を行い周辺回路が形
成される部分(II)の感光性物質をエッチングして周辺
回路部IIに属するゲート絶縁膜35を露出させる。(マ
スクパターン形成)
成される部分(II)の感光性物質をエッチングして周辺
回路部IIに属するゲート絶縁膜35を露出させる。(マ
スクパターン形成)
【0028】前記感光性物質36をマスクパターンとし
て周辺回路が形成される部分のゲート絶縁膜35をエッ
チングして厚さを減少すれば、図3(E)に示すよう
に、アクセスMOSトランジスタのゲート絶縁膜35の
厚さと周辺回路のMOSトランジスタのゲート絶縁膜3
5’との厚さが異なるようになる。
て周辺回路が形成される部分のゲート絶縁膜35をエッ
チングして厚さを減少すれば、図3(E)に示すよう
に、アクセスMOSトランジスタのゲート絶縁膜35の
厚さと周辺回路のMOSトランジスタのゲート絶縁膜3
5’との厚さが異なるようになる。
【0029】本実施例によれば、これらゲ−ト絶縁膜の
相互異なる厚さはメモリセルのMOSトランジスタの場
合160ないし240オングストロームほどであり、周
辺回路部のMOSトランジスタの場合は130ないし1
80オングストロームほどであるが、厚さの差異を条件
として設計に応じて範囲調整は前記数値に限られない。
相互異なる厚さはメモリセルのMOSトランジスタの場
合160ないし240オングストロームほどであり、周
辺回路部のMOSトランジスタの場合は130ないし1
80オングストロームほどであるが、厚さの差異を条件
として設計に応じて範囲調整は前記数値に限られない。
【0030】セルアレーと周辺回路における各MOSト
ランジスタのゲート絶縁膜の厚さを異にして形成した後
ゲート電極37を形成する。(図3(E))
ランジスタのゲート絶縁膜の厚さを異にして形成した後
ゲート電極37を形成する。(図3(E))
【0031】その後、一般のソース、ドレイン領域を形
成する方法にて基板と異なる導電型を生ずる不純物をイ
オン注入し拡散してソース、ドレイン領域38を形成す
る。
成する方法にて基板と異なる導電型を生ずる不純物をイ
オン注入し拡散してソース、ドレイン領域38を形成す
る。
【0032】図3(F)を参照すれば、さらに層間絶縁
膜39を形成した後フォトエッチングしてコンタクトホ
ールを形成し、金属膜を形成した後、パターニングして
金属電極40を形成する。
膜39を形成した後フォトエッチングしてコンタクトホ
ールを形成し、金属膜を形成した後、パターニングして
金属電極40を形成する。
【0033】次に、本発明による揮発性半導体記憶装置
を製造するための第2実施例の製造工程を図4を参照し
て説明する。
を製造するための第2実施例の製造工程を図4を参照し
て説明する。
【0034】先ず、図4(A)に示すように、シリコン
基板41上にフィールド酸化膜42によりメモリセルア
レー領域Iと、これに関連した周辺回路部IIとが分離さ
れ、その後、メモリセル領域のフィールド酸化膜の上部
にデータ記憶のためのコンデンサ電極43を形成する。
次いで、図4(B)に示すように、基板全面にわたって
第1層間絶縁膜44を形成する。
基板41上にフィールド酸化膜42によりメモリセルア
レー領域Iと、これに関連した周辺回路部IIとが分離さ
れ、その後、メモリセル領域のフィールド酸化膜の上部
にデータ記憶のためのコンデンサ電極43を形成する。
次いで、図4(B)に示すように、基板全面にわたって
第1層間絶縁膜44を形成する。
【0035】図4(C)において、感光性物質、例えば
フォトレジストを用いてセルアレー内の素子形成領域の
一部を露出させて、前記形成された層間絶縁膜44をエ
ッチングして基板を露出させる。
フォトレジストを用いてセルアレー内の素子形成領域の
一部を露出させて、前記形成された層間絶縁膜44をエ
ッチングして基板を露出させる。
【0036】露出された基板の領域には、メモリセル用
MOSトランジスタのゲート絶縁膜として用いられる絶
縁層51を形成するが、このとき、ゲート絶縁層51の
厚さはゲートに印加されるゲート電圧により破壊されな
い程度にこれを顧慮して十分な厚さを有して形成する。
MOSトランジスタのゲート絶縁膜として用いられる絶
縁層51を形成するが、このとき、ゲート絶縁層51の
厚さはゲートに印加されるゲート電圧により破壊されな
い程度にこれを顧慮して十分な厚さを有して形成する。
【0037】その後、フォトレジスト層50を除去し基
板の全面にわたってゲート電極の形成のための例えば、
多結晶シリコン層52を塗布する。この結果は、図4
(D)に示すようである。
板の全面にわたってゲート電極の形成のための例えば、
多結晶シリコン層52を塗布する。この結果は、図4
(D)に示すようである。
【0038】図4(E)には、ゲート電極52’の形成
のためのパターンニング工程及びソース48,ドレイン
48領域の形成のためのイオン注入及び拡散工程を行っ
た後の状態を示している。
のためのパターンニング工程及びソース48,ドレイン
48領域の形成のためのイオン注入及び拡散工程を行っ
た後の状態を示している。
【0039】図4(E)に続き、半導体基板41上のメ
モリセルアレー領域Iの全体にわたって、所定厚さのゲ
ート絶縁層51を有するMOSトランジスタ及びコンデ
ンサが形成され周辺回路部IIは未処理状態にある。(図
4(F))
モリセルアレー領域Iの全体にわたって、所定厚さのゲ
ート絶縁層51を有するMOSトランジスタ及びコンデ
ンサが形成され周辺回路部IIは未処理状態にある。(図
4(F))
【0040】図4(F)を参照すれば、メモリセルアレ
ーを完成してウェハの前表面にわたって、第2層間絶縁
膜53とフォトレジスト層54を続いて積層形成する。
前記フォトレジスト層54を用いて、図4(F)のよう
に周辺回路部II領域の第2層間絶縁膜53を除去して周
辺回路部II領域の半導体基板を露出させる。これは周辺
回路部に形成される素子のための準備作業である。
ーを完成してウェハの前表面にわたって、第2層間絶縁
膜53とフォトレジスト層54を続いて積層形成する。
前記フォトレジスト層54を用いて、図4(F)のよう
に周辺回路部II領域の第2層間絶縁膜53を除去して周
辺回路部II領域の半導体基板を露出させる。これは周辺
回路部に形成される素子のための準備作業である。
【0041】図4(G)を参照すれば、その後周辺回路
用MOSトランジスタのゲート絶縁膜の形成のため露出
された半導体基板上に所定の厚さをもって絶縁膜55を
形成する。
用MOSトランジスタのゲート絶縁膜の形成のため露出
された半導体基板上に所定の厚さをもって絶縁膜55を
形成する。
【0042】前記絶縁膜55の厚さは、メモリセルアレ
ー用の既に形成されたMOSトランジスタのゲート絶縁
膜の厚さよりは薄く、その厚さは高速あるいは電流駆動
能力の改善及び印加されるバイアス電圧レベルなどを顧
慮して設定される。このとき、留意する点は、本発明に
おいて重要なことは、周辺回路用MOSトランジスタの
ゲート絶縁膜より薄くあるいは相互異なるように形成す
ることである。
ー用の既に形成されたMOSトランジスタのゲート絶縁
膜の厚さよりは薄く、その厚さは高速あるいは電流駆動
能力の改善及び印加されるバイアス電圧レベルなどを顧
慮して設定される。このとき、留意する点は、本発明に
おいて重要なことは、周辺回路用MOSトランジスタの
ゲート絶縁膜より薄くあるいは相互異なるように形成す
ることである。
【0043】図4(G)は、前記のように多数の変数を
顧慮した絶縁膜55の形成と、半導体基板の全面にわた
って周辺回路のMOSトランジスタのゲート電極のため
の例えば、多結晶シリコン層56の積層及びパターンニ
ング工程を示す。
顧慮した絶縁膜55の形成と、半導体基板の全面にわた
って周辺回路のMOSトランジスタのゲート電極のため
の例えば、多結晶シリコン層56の積層及びパターンニ
ング工程を示す。
【0044】そして、図4(H)の工程は、フォトレジ
ストマスク61を用いたゲート電極のパターンニングに
続いてMOSとLAN路スタティックミキサのソース及
びドレイン領域59の形成のための不純物イオン注入工
程である。
ストマスク61を用いたゲート電極のパターンニングに
続いてMOSとLAN路スタティックミキサのソース及
びドレイン領域59の形成のための不純物イオン注入工
程である。
【0045】不純物イオン注入は、図4(E)に示す工
程と同様に処理される。
程と同様に処理される。
【0046】図4(I)の工程は、ビットライン57及
び金属膜58を形成するための金属膜形成工程であり、
先ず、周辺回路部分IIに対する層間絶縁膜60を形成し
図3(F)と同様の工程を経て揮発性半導体メモリ装置
を完成する。
び金属膜58を形成するための金属膜形成工程であり、
先ず、周辺回路部分IIに対する層間絶縁膜60を形成し
図3(F)と同様の工程を経て揮発性半導体メモリ装置
を完成する。
【0047】なお、本発明の揮発性半導体メモリ装置
は、前記第1及び第2実施例の工程によって製造する場
合に限られるものではなく、前記実施例に従う製造手順
とは逆に、すなわち、メモリセルアレー部を除いた周辺
回路部に対し先ず、所定の素子を形成し、その後メモリ
セルアレー部に対し本発明の原理を適用して素子を形成
することも可能である。このとき、重要な点は、但し、
メモリセルアレー部の代わりに周辺回路部に対し先ず素
子形成するが、ゲート絶縁層の厚さが相互に異るように
形成されることである。
は、前記第1及び第2実施例の工程によって製造する場
合に限られるものではなく、前記実施例に従う製造手順
とは逆に、すなわち、メモリセルアレー部を除いた周辺
回路部に対し先ず、所定の素子を形成し、その後メモリ
セルアレー部に対し本発明の原理を適用して素子を形成
することも可能である。このとき、重要な点は、但し、
メモリセルアレー部の代わりに周辺回路部に対し先ず素
子形成するが、ゲート絶縁層の厚さが相互に異るように
形成されることである。
【0048】
【発明の効果】以上のような本発明によれば、周辺回路
のゲート絶縁膜をセルアレー内のMOSトランジスタの
ゲート絶縁膜の厚さより薄く形成してやることにより、
DRAMやSRAMなどの揮発性メモリ素子において動
作特性がさらに改善され、かつ電気的に安定な装置を得
るようになる。
のゲート絶縁膜をセルアレー内のMOSトランジスタの
ゲート絶縁膜の厚さより薄く形成してやることにより、
DRAMやSRAMなどの揮発性メモリ素子において動
作特性がさらに改善され、かつ電気的に安定な装置を得
るようになる。
【0049】すなわち、周辺回路のゲート絶縁膜の厚さ
が減少されることにより素子の駆動能力が向上されると
共に、セルアレー内のアクセストランジスタのゲート絶
縁膜は、周辺回路トランジスタのゲート絶縁膜の厚さよ
り厚く維持してゲート絶縁膜の増幅電圧の印加の際ゲー
ト酸化膜の破壊を防止することができ、これによって、
ゲート絶縁膜の破壊により発生される素子の単一ビット
の故障を減少させてメモリ素子の信頼性を向上させてや
ることができる。
が減少されることにより素子の駆動能力が向上されると
共に、セルアレー内のアクセストランジスタのゲート絶
縁膜は、周辺回路トランジスタのゲート絶縁膜の厚さよ
り厚く維持してゲート絶縁膜の増幅電圧の印加の際ゲー
ト酸化膜の破壊を防止することができ、これによって、
ゲート絶縁膜の破壊により発生される素子の単一ビット
の故障を減少させてメモリ素子の信頼性を向上させてや
ることができる。
【0050】即ち、高駆動特性を備えつつ記憶信頼性の
高い揮発性半導体記憶装置が提供される。
高い揮発性半導体記憶装置が提供される。
【0051】本発明の請求項1,4に係る製造方法によ
り、上記記憶装置の有利かつ簡便な製造が実現される。
各従属請求項は、夫々、さらに好適な態様の特徴を付加
して備える。
り、上記記憶装置の有利かつ簡便な製造が実現される。
各従属請求項は、夫々、さらに好適な態様の特徴を付加
して備える。
【図1】従来のDRAMなどのメモリ素子に対する断面
図である。
図である。
【図2】本発明による揮発性半導体記憶装置の断面図で
ある。
ある。
【図3】(A)及び(F)は本発明による揮発性半導体
記憶装置の製造工程の手順を示す一実施例である。
記憶装置の製造工程の手順を示す一実施例である。
【図4】(A)及び(I)は本発明による揮発性半導体
記憶装置の製造工程の手順を示す他の実施例である。
記憶装置の製造工程の手順を示す他の実施例である。
A,B…MOSトランジスタ 31,41…シリコン基板 32,42…フィールド酸化膜 35,35’…ゲート絶縁膜 I…メモリセルアレー部 II…周辺回路部
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年5月18日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のDRAMなどのメモリ素子に対する断面
図である。
図である。
【図2】本発明による揮発性半導体記憶装置の断面図で
ある。
ある。
【図3】(A)〜(C)は本発明による揮発性半導体記
憶装置の製造工程の一実施例の手順A〜Fのうち前段工
程を示す。
憶装置の製造工程の一実施例の手順A〜Fのうち前段工
程を示す。
【図4】(D)〜(F)は図3の工程(C)に続く工程
を示す。
を示す。
【図5】(A)〜(C)は本発明による揮発性半導体記
憶装置の製造工程の他の実施例の手順(A)〜(I)の
うち第1段階を示す。
憶装置の製造工程の他の実施例の手順(A)〜(I)の
うち第1段階を示す。
【図6】(D)〜(F)は図5の(C)に続く工程を示
す。
す。
【図7】(G)〜(I)は図6の工程(F)に続く工程
を示す。
を示す。
【符号の説明】 A,B…MOSトランジスタ 31,41…シリコン基板 32,42…フィールド酸化膜 35,35’…ゲート絶縁膜 I…メモリセルアレー部 II…周辺回路部
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
Claims (9)
- 【請求項1】単一シリコン基板上に多数のメモリセルか
らなるメモリセルアレー部と前記メモリセルに対するデ
ータの入力/出力を行なうための周辺回路部を含む揮発
性半導体記憶装置の製造方法において、 前記シリコン基板上に素子分離用フィールド酸化膜が形
成され、データ記憶用コンデンサがメモリセルアレー部
のフィールド酸化膜上に形成されたウェハを備える工
程;前記ウェハ全面にゲート絶縁膜を形成する工程;前
記周辺回路部のゲート絶縁膜を選択的にエッチングする
工程;及び前記ゲート絶縁膜等を用いてメモリセルアレ
ー及び周辺回路部のMOSトランジスタを同時に形成す
る工程を含むことを特徴とする揮発性半導体記憶装置の
製造方法。 - 【請求項2】前記メモリセル及び/または周辺回路部の
MOSトランジスタのゲート絶縁膜はSiO2、SiO2
とSi3N4との積層体、及びSiO2、Si3N4及びS
iO2層の積層体の中から選択されたいずれの一つから
なることを特徴とする請求項1記載の揮発性半導体記憶
装置の製造方法。 - 【請求項3】前記メモリセル用MOSトランジスタのゲ
ート絶縁膜の厚さは160ないし240オングストロー
ムであり、周辺回路部用MOSトランジスタのゲート絶
縁膜の厚さは130ないし180オングストロームの範
囲に形成されることを特徴とする請求項1又は2記載の
揮発性半導体記憶装置の製造方法。 - 【請求項4】単一シリコン基板上に多数のメモリセルか
らなるメモリセルアレー部と前記メモリセルに対するデ
ータの入力/出力を行なうための周辺回路部を含む揮発
性半導体記憶装置の製造方法において、 前記シリコン基板上に素子分離用フィールド酸化膜が形
成され、データ記憶用コンデンサがメモリセルアレー部
のフィールド酸化膜上に形成されたウェハを備える工
程;前記メモリセルアレー部の活性領域を露出させ、前
記露出された活性領域上にゲート絶縁膜を形成する工
程;前記ゲート絶縁膜を用いてMOSトランジスタを形
成する工程;前記周辺回路部の活性領域を露出させ、露
出された活性領域上に前記メモリセルアレー部のゲート
絶縁膜より相対的に薄い厚さのゲート絶縁膜を形成する
工程;及び前記周辺回路用ゲート絶縁膜上にMOSトラ
ンジスタを形成する工程を含むことを特徴とする揮発性
半導体記憶装置の製造方法。 - 【請求項5】前記メモリセル及び/または周辺回路部の
MOSトランジスタのゲート絶縁膜は、SiO2、Si
O2とSi3N4との積層体、及びSiO2、Si3N4及び
SiO2層の積層体の中から選択されたいずれか一つか
らなることを特徴とする請求項4基際の揮発性半導体記
憶装置の製造方法。 - 【請求項6】前記メモリセル用MOSトランジスタのゲ
ート絶縁膜の厚さは160ないし240オングストロー
ムであり、周辺回路部用MOSトランジスタのゲート絶
縁膜の厚さは130ないし180オングストロームの範
囲に形成されることを特徴とする請求項4又は5記載の
揮発性半導体記憶装置の製造方法。 - 【請求項7】前記周辺回路用MOSトランジスタの形成
のための一連の工程が前記メモリセルアレー部用MOS
トランジスタの形成のための一連の工程に先だって行な
われることを特徴とする請求項4〜6のいずれかに記載
の揮発性半導体記憶装置の製造方法。 - 【請求項8】単一シリコン基板上に多数のメモリセルか
らなるメモリセルアレー部と前記メモリセルに対するデ
ータの入力/出力を行なうための周辺回路部を含む揮発
性半導体記憶装置において、 前記メモリセルを構成するMOSトランジスタのゲート
絶縁膜は前記周辺回路部用MOSトランジスタの絶縁膜
より相対的に厚く形成されており、周辺回路部用MOS
トランジスタの駆動能力がメモリセル用MOSトランジ
スタの駆動能力よりさらに大きいことを特徴とする揮発
性半導体記憶装置。 - 【請求項9】前記メモリセル用MOSトランジスタのゲ
ート絶縁膜の厚さは160ないし240オングストロー
ムであり、周辺回路部用MOSトランジスタのゲート絶
縁膜の厚さは130ないし180オングストロームの範
囲に形成されることを特徴とする請求項8記載の揮発性
半導体記憶装置。
Applications Claiming Priority (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
KR900014962 | 1990-09-20 | ||
KR1990P14962 | 1991-05-10 | ||
KR1991P7556 | 1991-05-10 | ||
KR1019910007556A KR920007196A (ko) | 1990-09-20 | 1991-05-10 | 반도체 기억장치 및 그의 제조방법 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06342891A true JPH06342891A (ja) | 1994-12-13 |
Family
ID=26628349
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3268571A Pending JPH06342891A (ja) | 1990-09-20 | 1991-09-20 | 揮発性半導体記憶装置及びその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06342891A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6140185A (en) * | 1998-05-15 | 2000-10-31 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Method of manufacturing semiconductor device |
WO2001015221A1 (en) * | 1999-08-26 | 2001-03-01 | Infineon Technologies North America Corp. | Selective oxide etch for forming a protection layer with different oxide thicknesses |
CN116209244A (zh) * | 2022-01-26 | 2023-06-02 | 北京超弦存储器研究院 | 动态存储器及存储装置 |
CN116234296A (zh) * | 2022-01-18 | 2023-06-06 | 北京超弦存储器研究院 | 动态存储器以及soc芯片 |
CN116234298A (zh) * | 2022-01-26 | 2023-06-06 | 北京超弦存储器研究院 | 动态存储器及soc芯片 |
CN116234299A (zh) * | 2022-01-27 | 2023-06-06 | 北京超弦存储器研究院 | 动态存储器及其制作方法、soc芯片 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5583251A (en) * | 1978-12-20 | 1980-06-23 | Fujitsu Ltd | Method of fabricating semiconductor device |
-
1991
- 1991-09-20 JP JP3268571A patent/JPH06342891A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5583251A (en) * | 1978-12-20 | 1980-06-23 | Fujitsu Ltd | Method of fabricating semiconductor device |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6140185A (en) * | 1998-05-15 | 2000-10-31 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Method of manufacturing semiconductor device |
WO2001015221A1 (en) * | 1999-08-26 | 2001-03-01 | Infineon Technologies North America Corp. | Selective oxide etch for forming a protection layer with different oxide thicknesses |
CN116234296A (zh) * | 2022-01-18 | 2023-06-06 | 北京超弦存储器研究院 | 动态存储器以及soc芯片 |
CN116209244A (zh) * | 2022-01-26 | 2023-06-02 | 北京超弦存储器研究院 | 动态存储器及存储装置 |
CN116234298A (zh) * | 2022-01-26 | 2023-06-06 | 北京超弦存储器研究院 | 动态存储器及soc芯片 |
CN116234298B (zh) * | 2022-01-26 | 2024-02-23 | 北京超弦存储器研究院 | 动态存储器及soc芯片 |
CN116209244B (zh) * | 2022-01-26 | 2024-02-23 | 北京超弦存储器研究院 | 动态存储器及存储装置 |
CN116234299A (zh) * | 2022-01-27 | 2023-06-06 | 北京超弦存储器研究院 | 动态存储器及其制作方法、soc芯片 |
CN116234299B (zh) * | 2022-01-27 | 2024-02-23 | 北京超弦存储器研究院 | 动态存储器及其制作方法、soc芯片 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5780888A (en) | Semiconductor device with storage node | |
US7981738B2 (en) | Semiconductor memory device and a method of manufacturing the same | |
JPH03104273A (ja) | 半導体記憶装置およびその製造方法 | |
US4145803A (en) | Lithographic offset alignment techniques for RAM fabrication | |
JPH06196658A (ja) | 半導体メモリ装置およびその製造方法 | |
JPH09162361A (ja) | 半導体記憶装置およびその製造方法 | |
JPH0466106B2 (ja) | ||
JPH06275724A (ja) | 半導体装置およびその製造方法 | |
JPH06342891A (ja) | 揮発性半導体記憶装置及びその製造方法 | |
JPH06326273A (ja) | 半導体記憶装置 | |
JP3122876B2 (ja) | トランジスタの構造及び製造方法 | |
JPH11111857A (ja) | 半導体装置の容量部形成方法、および半導体装置の容量部およびゲート部形成方法 | |
JP4224149B2 (ja) | 非揮発性半導体素子の製造方法 | |
JP3325437B2 (ja) | Lddトランジスタを有する半導体装置 | |
JP2877069B2 (ja) | スタティック型半導体メモリ装置 | |
JP2940484B2 (ja) | 半導体記憶装置及びその製造方法 | |
JP2815106B2 (ja) | 半導体装置の製造方法 | |
JP2705146B2 (ja) | Mos型半導体装置 | |
JP3285649B2 (ja) | 半導体集積回路装置 | |
JP3171735B2 (ja) | 半導体装置の製造方法 | |
JPH04321271A (ja) | 半導体装置 | |
JPS61251063A (ja) | 相補型絶縁ゲ−ト電界効果トランジスタ集積回路 | |
JPH08316338A (ja) | 半導体記憶装置及びその製造方法 | |
JPH0231466A (ja) | 不揮発性メモリ装置の製造方法 | |
JPH05145043A (ja) | マスクromの製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19951003 |