JPH06337302A - プラスチック光学部品の反射防止膜 - Google Patents
プラスチック光学部品の反射防止膜Info
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- JPH06337302A JPH06337302A JP5151503A JP15150393A JPH06337302A JP H06337302 A JPH06337302 A JP H06337302A JP 5151503 A JP5151503 A JP 5151503A JP 15150393 A JP15150393 A JP 15150393A JP H06337302 A JPH06337302 A JP H06337302A
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Abstract
てすぐれた反射防止特性を有する反射防止膜を実現す
る。 【構成】 アクリル樹脂製のレンズ等の基体1の表面1
aに屈折率1.48、光学膜厚236.8nmの不飽和
珪素酸化物のアンダーコート2を成膜し、その上に高屈
折率物質と低屈折率物質を交互に4層ずつ積層した第1
ないし第8層の薄膜3a〜3gからなる8層反射防止膜
3を設ける。高屈折率物質からなる第1,第3,第5,
第7層の薄膜3a,3c,3e,3gはそれぞれTiO
2 とZrO2 を1:1の重量比で混合した物質を蒸発源
とする混合膜であり、低屈折率物質からなる第2,第
4,第6,第8層の薄膜3b,3d,3f,3hはそれ
ぞれSiO2 からなる薄膜であり、公知の4層反射防止
膜の2層を等価膜にすることによって反射防止特性を広
域化したものである。
Description
プリンタ、複写機、ファクシミリなどの光学機械に用い
られるプラスチックレンズ等のプラスチック光学部品の
反射防止膜に関するものである。
複写機、ファクシミリなどの光学機械の軽量化や低コス
ト化が進み、従来はガラスで作られていたレンズ等の光
学部品をプラスチックで製作することが多くなってき
た。プラスチックは極めて軽量であり、かつ成形が容易
であるために製造コストが低いという長所がある反面、
軟質であり、耐薬品性や耐擦傷性が劣るため、プラスチ
ック光学部品の表面に反射防止膜を設けるときに、硬度
の高い珪素酸化物SiOx (1≦x≦2)等をアンダー
コートやオーバーコートに用いたり、あるいは1ないし
3層の多層反射防止膜のうちの少くとも一層に前記珪素
酸化物を用いることで耐久性を向上させる方法が開発さ
れている(特公昭53−306号公報および特開昭60
−22101号公報参照)。
ドのように近赤外光域の波長710nmから900nm
で発光する光源を用いる光学機械も数多く開発されてお
り、これらの機器内での乱反射や多重反射によるゴース
トやフレアを防ぐために可視光と近赤外光の両方に対し
てすぐれた反射防止特性を有する反射防止膜の必要性が
高まりつつある。このために、理論的には3層の反射防
止膜であり、3層のうちの一つを2層あるいは3層の等
価膜にすることで反射防止特性を広域化した4層膜ある
いは5層膜からなるもの(特開平3−116101号公
報参照)等が開発されている。
の技術によれば、可視光域および近赤外光域を含む広い
波長領域(400nmから900nm)の光に対して充
分な反射防止特性を有する反射防止膜を実現することが
できない。すなわち、2層や3層の多層反射防止膜では
可視光域の波長の光の反射を充分に低下させることすら
困難であり、また、4層あるいは5層の反射防止膜の場
合は、可視光域の波長の光に対する反射防止特性を重視
すると近赤外光域の波長の光に対する反射防止特性が不
充分になり、逆に近赤外光域の波長の光に対する反射防
止に重点をおいて設計すれば可視光域の波長の光の反射
率を充分に低下させることができないという未解決の課
題があった。さらに、アンダーコートとして用いられる
珪素酸化物SiOx についても、膜厚が不充分なために
耐薬品性等が不足したり、プラスチックの基体との密着
性が不充分で剥離を起したり、プラスチックの基体の熱
膨張によって反射防止膜に亀裂が入ったりするなどの問
題があった。
に鑑みてなされたものであり、可視光域および近赤外光
域を含む広い波長領域の光に対してすぐれた反射防止特
性を有するプラスチック光学部品の反射防止膜を提供す
ることを目的とするものである。
び近赤外光域を含む広い波長領域の光に対してすぐれた
反射防止特性を有し、かつプラスチック光学部品の表面
に対する密着性や耐薬品性等にすぐれたプラスチック光
学部品の反射防止膜を提供することにある。
めに本発明のプラスチック光学部品の反射防止膜は、プ
ラスチック光学部品の表面に成膜された珪素酸化物のア
ンダーコートと、該アンダーコートに積層された少くと
も6層の薄膜を有する多層膜からなり、該多層膜が少く
とも可視光域と近赤外光域を含む波長領域の光に対して
所定の反射防止特性を有することを特徴とする。
からなり、その屈折率と膜厚がそれぞれ以下の範囲であ
るとよい。
らなる高屈折率物質の薄膜と二酸化珪素からなる低屈折
率物質の薄膜を交互に積層したものであるとよい。
を組合わせた公知の4層反射防止膜において、前記薄膜
のうちの少くとも1つを2層ないし3層の等価膜によっ
て構成し、全体を6層以上の多層膜にすることで前記4
層反射防止膜の反射防止特性を広域化すれば、可視光域
および近赤外光域を含む広い波長領域の光に対する反射
防止特性を大幅に改善することができる。
り、その光学膜厚が200nm以上であればプラスチッ
ク光学部品の熱膨張を防ぎ、多層膜に亀裂が入るのを防
止するとともに耐薬品性等を向上できる。前記光学膜厚
が480nmになるとアンダーコートの内部応力および
光の吸収が増大してプラスチック部品の表面との密着性
が損なわれる。、また、アンダーコートの屈折率は1.
45ないし1.60の範囲内であるとよい。アンダーコ
ートの屈折率が1.60より大きいと内部応力が増大
し、1.45より小さいと多孔質膜となるため好ましく
ない。
タニウムの混合物であれば、安価で屈折率が高く、加え
て成膜中に完全に溶融するおそれがないため、輻射熱に
よってプラスチック光学部品の表面が変質したり、ガス
を発生する等のトラブルを生じない。また、低屈折率物
質が二酸化珪素であれば、プラスチック光学部品の表面
を加熱することなく成膜しても硬度の高い薄膜を得られ
るため、プラスチック光学部品の耐擦傷性や耐薬品性を
向上させるのに有益である。
実施例の反射防止膜は、アクリル樹脂製のレンズ等の基
体1の表面1aに波長525nmにおける屈折率が1.
48で光学膜厚236.8nmを有する不飽和珪素酸化
物SiOx (1<x<2)のアンダーコート2を成膜
し、その上に、高屈折率物質層と低屈折率物質層を交互
に4層ずつ積層した第1ないし第8層の薄膜3a〜3g
からなる多層膜である8層反射防止膜3を設けたもので
あり、多層反射防止膜3はλ/4−λ/4−λ/2−λ
/4の膜構成を有する4層反射防止膜の3層にそれぞれ
2層または3層の等価膜を用いることで反射防止特性を
広域化したものである。すなわち、8層反射防止膜3の
高屈折率物質からなる第1,第3,第5,第7層の薄膜
3a,3c,3e,3gは、それぞれ、酸化チタニウム
TiO2 と酸化ジルコニウムZrO2 を1:1の重量比
で混合した物質を蒸発源として成膜した混合膜であり、
光学膜厚は第1層3aが0.0416λ0 、第3層3c
が0.125λ0 、第5層3eが0.369λ0 、第7
層3gが0.127λ0 であり、また、8層反射防止膜
3の低屈折率物質からなる第2,第4,第6,第8層の
薄膜3b,3d,3f,3hは、それぞれ、二酸化珪素
SiO2 からなる薄膜で、光学膜厚は、第2層3bが
0.132λ0 、第4層3dが0.0528λ0 、第6
層3fが0.0378λ0 、第8層3hが0.278λ
0 である(λ0 =525nm)。
の成膜方法は真空蒸着法を採用し、真空槽内にアクリル
樹脂製の基体1を設置して2×10-5Torrまで減圧
後、酸素ガスを導入して真空槽内の圧力を8×10-5T
orrに調整し、抵抗加熱によって不飽和珪素酸化物の
蒸発源を加熱し、1nm/秒の蒸着速度でまず不飽和珪
素酸化物のアンダーコート2を成膜し、次いで、酸素ガ
スの導入量を調整して真空槽内の圧力を1×10-4To
rrに上昇させ、8層反射防止膜3の各層3a〜3hの
薄膜を順次成膜した。8層反射防止膜3の各層3a〜3
hの蒸着速度は0.8nm/秒であった。
率を示すもので、この図から解るように、本実施例の反
射防止膜は400nmから900nmの波長領域におけ
る光の反射率が1%以下であり、レーザ光から可視光ま
での広帯域の光に対してすぐれた反射防止特性を有す
る。
施例の反射防止膜は、アクリルとポリスチレンの共重合
体からなるレンズ等の基体11の表面11aに波長54
0nmにおける屈折率1.55、光学膜厚340nmを
有する不飽和珪素酸化物のアンダーコート12を成膜
し、その上に、高屈折率物質層と低屈折率物質層を交互
に3層ずつ積層した第1ないし第6層の薄膜13a〜1
3fからなる多層膜である6層反射防止膜13を設けた
ものであり、6層反射防止膜13はλ/4−λ/2−λ
/4−λ/4の膜構成を有する4層反射防止膜の2層に
それぞれ2層の等価膜を用いることで反射防止特性を広
域化したものである。すなわち、6層反射防止膜13の
高屈折率物質からなる第1,第3,第5層の薄膜13
a,13c,13eは、それぞれ、酸化チタニウムTi
O2 と酸化ジルコニウムZrO2 を1:1の重量比で混
合した物質を蒸発源として成膜した混合膜であり、光学
膜厚は、第1層13aが0.07328λ0 、第3層1
3cが0.4681λ0 、第5層13eが0.0755
6λ0 である。6層反射防止膜13の低屈折率物質から
なる第2、第4、第6層の薄膜13b,13d,13f
はそれぞれ二酸化珪素SiO2 からなり、光学膜厚は、
第2層13bが0.07153λ0 、第4層13dが
0.04409λ0 、第6層13fが0.2470λ0
である(λ0 =540nm)。
の成膜方法は、アンダーコート12の成膜時の圧力を6
×10-5Torrに調整した以外は第1実施例と同様で
あった。
率を示すもので、この図から解るように、本実施例の反
射防止膜は、400nmから900nmの波長領域にお
ける光の反射率が2%以下であり、レーザ光から可視光
までの広帯域の光に対してすぐれた反射防止特性を有す
る。
施例の反射防止膜は、アクリル樹脂からなるレンズ等の
基体21の表面21aに波長510nmにおける屈折率
1.60、光学膜厚435nmを有する不飽和珪素酸化
物のアンダーコート22を成膜し、その上に、高屈折率
物質層と低屈折率物質層を交互に3層ずつ積層した第1
ないし第6層の薄膜23a〜23fからなる多層膜であ
る6層反射防止膜23を設けたものであり、6層反射防
止膜23はλ/4−λ/4−λ/4−λ/4の膜構成を
有する4層反射防止膜の2層にそれぞれ2層の等価膜を
用いることで反射防止特性を広域化したものである。す
なわち、6層反射防止膜23の高屈折率物質からなる第
1、第3、第5層の薄膜23a,23c,25eは、そ
れぞれ、酸化チタニウムTiO2 と酸化ジルコニウムZ
rO2 を1:1の重量比で混合した物質を蒸発源として
成膜した混合膜であり、光学膜厚は、第1層23aが
0.08142λ0 、第3層23cが0.2202λ
0 、第5層23eが0.1052λ0 である。6層反射
防止膜23の低屈折率物質からなる第2、第4、第6層
の薄膜23b,23d,25fはそれぞれ、二酸化珪素
SiO2 からなり、光学膜厚は、第2層23bが0.0
7433λ0 、第4層23dが0.06717λ0 、第
6層23fが0.2815λ0 である(λ0 =510n
m)。
の成膜方法は、アンダーコート22の成膜時の圧力を5
×10-5Torrに調整した以外は第1実施例と同様で
あった。
射率を示すもので、この図から解るように、本実施例の
反射防止膜は、400nmから900nmの波長領域に
おける光の反射率が2%以下であり、レーザ光から可視
光までの広帯域の光に対してすぐれた反射防止特性を有
する。
ダーコートおよび各層の薄膜のそれぞれの屈折率および
膜厚が表1に示す範囲にあれば、反射防止膜の反射防止
特性を充分に広域化できるとともに、基体に対する密着
性や耐薬品性、耐擦傷性等も大幅に向上させることがで
きる。
防止膜を作製して反射率を測定した。
1の表面31aに波長550nmにおける屈折率1.4
45、膜厚300nmを有する不飽和珪素酸化物のアン
ダーコート32を成膜し、その上に、MgF2 からなる
膜厚28nmの1層反射防止膜33を設けた。アンダー
コート32および1層反射防止膜33の成膜方法は、真
空槽内を1×104 Torr以下に減圧したのち、酸素
ガスを導入して1.2×10-4Torrに調整し、抵抗
加熱法によって不飽和珪素酸化物の蒸発源を加熱し、1
nm/秒の蒸着速度でアンダーコート32を成膜し、次
いで、酸素の供給を停止して1×10-5Torr以下に
減圧させ、抵抗加熱法によってMgF2 の蒸発源を加熱
し、1nm/秒の蒸着速度で1層反射防止膜33を蒸着
させた。
で、この図から400nmから900nmの波長領域に
おける平均反射率は3.2%であって充分な反射防止効
果は得られないことが解る。
からなるレンズ等の基体41の表面41aに波長550
nmにおける屈折率1.62、膜厚28.5nmを有す
る不飽和珪素酸化物のアンダーコート42を成膜し、そ
の上に、高屈折率物質層と低屈折率物質層を交互に2層
ずつ積層した第1ないし第4層の薄膜43a〜43dか
らなる4層反射防止膜43を設けた。高屈折率物質から
なる第1および第3層43a,43cは、それぞれ酸化
チタニウムチTiO2 と酸化ジルコニウムZrO2 を
1:1の重量比で混合した物質を蒸発源として成膜した
混合膜であり、光学膜厚は、第1層43aが0.051
8λ0 、第2層43cが0.473λ0 であり、また低
屈折率物質からなる第2および第4層の薄膜43b,4
3dはそれぞれ二酸化珪素SiO2 からなり、光学膜厚
は、第2層43bが0.518λ0 、第4層43dが
0.236λ0 である(λ0 =550nm)。成膜方法
は、アンダーコート42の成膜時の圧力を4×10-4T
orrとした以外は第1実施例と同様である。
で、この図から400nmから900nmの波長領域す
なわち可視光領域においてはすぐれた反射防止特性を示
すものの、800nm以上の近赤外光領域では急激に反
射率が増加することが解る。
第2比較例について、分光特性、耐薬品性、耐擦傷性、
基体に対する密着性および耐久性について品質評価テス
トを行った結果を表2に示す。
われた。 1.分光特性 日立社製U−3400型自記録分光光度計、大型試料室
積分球にて、12°正反射付属装置を使用して分光反射
率を測定。平均反射率Ravは(1)式にて算出した値
である。
ル50vol%の混合液を、ozu社製レンズクリーニ
ングペーパー(ダスパー)に浸透させて、300g/c
m2 の荷重を加えて、2cmの幅を50往復させた後、
表面を観察する。 3.耐擦傷性 ozu社製レンズクリーニングペーパー(ダスパー)に
て、300g/cm2の荷重を加えて、2cmの幅を5
0往復させた後、表面を観察する。 4.密着性 ニチバン社製粘着テープを反射防止膜面に密着させ、急
激に引き剥す。 5.耐久性 温度70℃、相対湿度85%の恒温恒室環境中に、16
8時間放置後、室内環境に取り出して、表面を観察す
る。
2実施例の反射防止膜は平均反射率および波長900n
mにおける反射率がいずれも低く、加えて、耐薬品性、
耐擦傷性、耐久性およびプラスチック光学部品の表面に
対する密着性も充分である。
ので、以下に記載するような効果を奏する。
および近赤外光域を含む広い波長領域の光に対してすぐ
れた反射防止特性を有する反射防止膜を設けることがで
きる。
る。
Claims (5)
- 【請求項1】 プラスチック光学部品の表面に成膜され
た珪素酸化物のアンダーコートと、該アンダーコートに
積層された少くとも6層の薄膜を有する多層膜からな
り、該多層膜が少くとも可視光域と近赤外光域を含む波
長領域の光に対して所定の反射防止特性を有することを
特徴とするプラスチック光学部品の反射防止膜。 - 【請求項2】 アンダーコートが不飽和珪素酸化物から
なり、その屈折率と膜厚がそれぞれ以下の範囲であるこ
とを特徴とする請求項1記載のプラスチック光学部品の
反射防止膜。 1.45≦n≦1.60 200≦nd≦480(nm) ここで、n:屈折率 d:膜厚 - 【請求項3】 多層膜が、酸化ジルコニウムと酸化チタ
ニウムからなる高屈折率物質の薄膜と二酸化珪素からな
る低屈折率物質の薄膜を交互に積層したものであること
を特徴とする請求項1ないし2記載のプラスチック光学
部品の反射防止膜。 - 【請求項4】 アンダーコートの上に積層された多層膜
が高屈折率物質の薄膜と低屈折率物質の薄膜を交互に3
層ずつ積層したものであり、前記高屈折率物質および前
記低屈折率物質のそれぞれの屈折率と前記薄膜のそれぞ
れの膜厚が以下の関係にあることを特徴とする請求項1
ないし3いずれか1項記載のプラスチック光学部品の反
射防止膜。 0.0650λ0 ≦n1 d1 ≦0.0860λ0 0.0505λ0 ≦n2 d2 ≦0.112λ0 0.180λ0 ≦n1 d3 ≦0.502λ0 0.0320λ0 ≦n2 d4 ≦0.112λ0 0.0558λ0 ≦n1 d5 ≦0.120λ0 0.234λ0 ≦n2 d6 ≦0.370λ0 1.90≦n1 ≦2.30 1.42≦n2 ≦1.47 510≦λ0 ≦550(nm) ここで、 n1 :高屈折率物質の屈折率 n2 :低屈折率物質の屈折率 dx (x=1,2…6):アンダーコート側から第x層
目の薄膜の膜厚 λ0 :設定波長 - 【請求項5】 アンダーコートの上に積層された多層膜
が高屈折率物質の薄膜と低屈折率物質の薄膜を交互に4
層ずつ積層したものであり、前記高屈折率物質および前
記低屈折率物質のそれぞれの屈折率と前記薄膜のそれぞ
れの膜厚が以下の関係にあることを特徴とする請求項1
ないし3記載のプラスチック光学部品の反射防止膜。 0.0330λ0 ≦n1 d1 ≦0.0541λ0 0.0965λ0 ≦n2 d2 ≦0.137λ0 0.106λ0 ≦n1 d3 ≦0.145λ0 0.0429λ0 ≦n2 d4 ≦0.0624λ0 0.185λ0 ≦n1 d5 ≦0.339λ0 0.0280λ0 ≦n2 d6 ≦0.0769λ0 0.0889λ0 ≦n1 d7 ≦0.129λ0 0.259λ0 ≦n2 d8 ≦0.331λ0 1.90≦n1 ≦2.30 1.42≦n2 ≦1.47 dx (x=1,2…8):アンダーコート側から第x層
目の薄膜の膜厚
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JP15150393A JP3221770B2 (ja) | 1993-05-28 | 1993-05-28 | プラスチック光学部品の反射防止膜 |
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JPH06337302A true JPH06337302A (ja) | 1994-12-06 |
JP3221770B2 JP3221770B2 (ja) | 2001-10-22 |
Family
ID=15519940
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JP15150393A Expired - Lifetime JP3221770B2 (ja) | 1993-03-18 | 1993-05-28 | プラスチック光学部品の反射防止膜 |
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