JPH06205062A - 遅延検波回路 - Google Patents
遅延検波回路Info
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- JPH06205062A JPH06205062A JP5001961A JP196193A JPH06205062A JP H06205062 A JPH06205062 A JP H06205062A JP 5001961 A JP5001961 A JP 5001961A JP 196193 A JP196193 A JP 196193A JP H06205062 A JPH06205062 A JP H06205062A
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- phase difference
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- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04L—TRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
- H04L27/00—Modulated-carrier systems
- H04L27/18—Phase-modulated carrier systems, i.e. using phase-shift keying
- H04L27/22—Demodulator circuits; Receiver circuits
- H04L27/233—Demodulator circuits; Receiver circuits using non-coherent demodulation
- H04L27/2332—Demodulator circuits; Receiver circuits using non-coherent demodulation using a non-coherent carrier
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04L—TRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
- H04L27/00—Modulated-carrier systems
- H04L27/0014—Carrier regulation
- H04L2027/0024—Carrier regulation at the receiver end
- H04L2027/0026—Correction of carrier offset
- H04L2027/003—Correction of carrier offset at baseband only
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04L—TRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
- H04L27/00—Modulated-carrier systems
- H04L27/0014—Carrier regulation
- H04L2027/0044—Control loops for carrier regulation
- H04L2027/0053—Closed loops
- H04L2027/0055—Closed loops single phase
-
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- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04L—TRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
- H04L7/00—Arrangements for synchronising receiver with transmitter
- H04L7/04—Speed or phase control by synchronisation signals
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 位相補正を高速且つ安定して精度良く行い得
ると共に、誤り率の優れた遅延検波回路を提供するもの
である。 【構成】 バースト信号を受信する場合に位相補正量を
推定する位相補正量推定器5aは、非同期的にプリアン
ブル信号等の十分な長さの既知シンボルが送信されてい
ることが予め分かっているときに、既知シンボル列によ
り受信を行うものとして送信シンボルを推定する。又、
位相補正量推定器5bは、同期状態に入った後、送信シ
ンボルが未知であって且つ予想できないときに、予め位
相補正量推定器5aで推定した送信シンボルを用いて位
相差を補正したものと、この位相差を補正したものから
推定される受信シンボルが出力されるべき理想的な位相
差とのずれから正しい位相補正量を推定する。これによ
り、復調器8にて周波数オフセットの影響が取り除かれ
た補正位相差信号108を用いて復調シンボル信号10
9を得ることができる。
ると共に、誤り率の優れた遅延検波回路を提供するもの
である。 【構成】 バースト信号を受信する場合に位相補正量を
推定する位相補正量推定器5aは、非同期的にプリアン
ブル信号等の十分な長さの既知シンボルが送信されてい
ることが予め分かっているときに、既知シンボル列によ
り受信を行うものとして送信シンボルを推定する。又、
位相補正量推定器5bは、同期状態に入った後、送信シ
ンボルが未知であって且つ予想できないときに、予め位
相補正量推定器5aで推定した送信シンボルを用いて位
相差を補正したものと、この位相差を補正したものから
推定される受信シンボルが出力されるべき理想的な位相
差とのずれから正しい位相補正量を推定する。これによ
り、復調器8にて周波数オフセットの影響が取り除かれ
た補正位相差信号108を用いて復調シンボル信号10
9を得ることができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、デジタル位相変調され
た搬送波PSK(Phase ShiftKeyin
g)信号を復調するための遅延検波回路に関する。
た搬送波PSK(Phase ShiftKeyin
g)信号を復調するための遅延検波回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、狭帯域フィルタを用いた搬送波再
生方式には、例えば特開昭61−117957号公報に
開示されているように、同期検波により復調出力から検
出した位相誤差に基づいて、再生搬送波の位相を位相差
を用いて制御して周波数偏差による再生搬送波の位相誤
差を補償する方式が知られている。この方式では、位相
器を必要とする等,特に集積化による小型化が要求され
る移動通信にあっては、受信装置の小型化を図る上で不
利である。
生方式には、例えば特開昭61−117957号公報に
開示されているように、同期検波により復調出力から検
出した位相誤差に基づいて、再生搬送波の位相を位相差
を用いて制御して周波数偏差による再生搬送波の位相誤
差を補償する方式が知られている。この方式では、位相
器を必要とする等,特に集積化による小型化が要求され
る移動通信にあっては、受信装置の小型化を図る上で不
利である。
【0003】一方、最近のデジタル位相変調された搬送
波を復調する遅延検波方式は、この同期検波と比較して
バーストフレーム効率が良く、レイリーフェージング
(多数の多重波がランダムに干渉する場合における受信
電力の確率分布がレイリー分布に近似される様態にある
こと)下での誤り率特性が良いこと等から移動通信に適
した復調方式とされている。しかしながら、遅延検波方
式には、送信周波数ドリフト等による周波数ずれがある
と、誤り率の劣化が著しくなり易いという欠点がある。
これは周波数ずれが通常受信位相差の位相回転として受
信機側で検出されてしまうためである。
波を復調する遅延検波方式は、この同期検波と比較して
バーストフレーム効率が良く、レイリーフェージング
(多数の多重波がランダムに干渉する場合における受信
電力の確率分布がレイリー分布に近似される様態にある
こと)下での誤り率特性が良いこと等から移動通信に適
した復調方式とされている。しかしながら、遅延検波方
式には、送信周波数ドリフト等による周波数ずれがある
と、誤り率の劣化が著しくなり易いという欠点がある。
これは周波数ずれが通常受信位相差の位相回転として受
信機側で検出されてしまうためである。
【0004】そこで、周波数ずれを補正する遅延検波回
路が提案されている。例えば、図3に示す遅延検波回路
では、復調器8により推定される復調シンボル109の
理想的な位相差107を変換器6で検出し、受信位相差
105と理想的な位相差107との差を位相補正量推定
器5により移動平均化することにより位相補正量106
を推定し、加算器7によりこの位相補正量106に基づ
いて周波数ずれの周波数オフセットを補正して補正位相
差108を得た後、この補正位相差108を復調器8に
帰還している。
路が提案されている。例えば、図3に示す遅延検波回路
では、復調器8により推定される復調シンボル109の
理想的な位相差107を変換器6で検出し、受信位相差
105と理想的な位相差107との差を位相補正量推定
器5により移動平均化することにより位相補正量106
を推定し、加算器7によりこの位相補正量106に基づ
いて周波数ずれの周波数オフセットを補正して補正位相
差108を得た後、この補正位相差108を復調器8に
帰還している。
【0005】しかしながら、この遅延検波回路の場合、
周波数オフセットを受けた受信信号が雑音に対して誤り
易くなってる点と、周波数オフセットによる位相回転が
45度を超えると受信シンボルを正しく推定できず、瞬
時周波数オフセット量を誤って検出してしまう点とに問
題がある為、常時安定して正確に受信信号の補正を行う
ことができない。
周波数オフセットを受けた受信信号が雑音に対して誤り
易くなってる点と、周波数オフセットによる位相回転が
45度を超えると受信シンボルを正しく推定できず、瞬
時周波数オフセット量を誤って検出してしまう点とに問
題がある為、常時安定して正確に受信信号の補正を行う
ことができない。
【0006】この問題を解決するために、周波数オフセ
ットを補正する遅延検波回路も提案されている。この遅
延検波回路は、例えば図4に示すように、復調シンボル
109の中から検出器12により特定のパターンを検出
した時点で、この特定パターンの理想的な位相差107
を出力する一方、位相補正量推定器5にてこの理想的な
位相差107と遅延器11で特定パターン数だけ遅延さ
せた受信位相差105aとの差を平均することによって
位相補正量106を推定し、加算器7によりこの位相補
正量106に基づいて周波数オフセットを補正して補正
位相差108を得た後、この補正位相差108を復調器
8に帰還している。
ットを補正する遅延検波回路も提案されている。この遅
延検波回路は、例えば図4に示すように、復調シンボル
109の中から検出器12により特定のパターンを検出
した時点で、この特定パターンの理想的な位相差107
を出力する一方、位相補正量推定器5にてこの理想的な
位相差107と遅延器11で特定パターン数だけ遅延さ
せた受信位相差105aとの差を平均することによって
位相補正量106を推定し、加算器7によりこの位相補
正量106に基づいて周波数オフセットを補正して補正
位相差108を得た後、この補正位相差108を復調器
8に帰還している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】一般に、受信装置にお
いては、非同期的にバースト信号が受信される際には、
情報として意味のある情報信号が送出される前に、プリ
アンブル等の既知のシンボルが既知の特定パターンの形
で情報信号に先立って比較的長時間に及んで送出され
る。一方、同期状態になるとバーストフレーム効率を高
くするため、既知シンボルの送出は比較的短時間にな
る。
いては、非同期的にバースト信号が受信される際には、
情報として意味のある情報信号が送出される前に、プリ
アンブル等の既知のシンボルが既知の特定パターンの形
で情報信号に先立って比較的長時間に及んで送出され
る。一方、同期状態になるとバーストフレーム効率を高
くするため、既知シンボルの送出は比較的短時間にな
る。
【0008】ところで、図4に示した遅延検波回路を用
いてバースト信号を受信する場合、既知の特定パターン
が認識できなければ周波数オフセットを補正できないと
いう欠点がある。例えば、誤り率が高い状況で非同期的
にバースト信号を受信しなければならない時には、周波
数オフセットによって誤り率が一層劣化してしまうこと
もあり、こうした場合には最初の特定パターンの検出が
困難となって補正に長時間を要することがある。
いてバースト信号を受信する場合、既知の特定パターン
が認識できなければ周波数オフセットを補正できないと
いう欠点がある。例えば、誤り率が高い状況で非同期的
にバースト信号を受信しなければならない時には、周波
数オフセットによって誤り率が一層劣化してしまうこと
もあり、こうした場合には最初の特定パターンの検出が
困難となって補正に長時間を要することがある。
【0009】又、この遅延検波回路の場合、同期状態で
も特定パターンの送出が短くなると、検出される瞬時位
相補正量を十分に平均化できずに正しい補正量を検出で
きないことがある。このことは、従来の遅延検波回路で
は高速に十分な位相補正を行うことができないことを意
味している。更に、この遅延検波回路では周波数オフセ
ットしているときの受信の誤り率を十分には改善できな
いという欠点がある。
も特定パターンの送出が短くなると、検出される瞬時位
相補正量を十分に平均化できずに正しい補正量を検出で
きないことがある。このことは、従来の遅延検波回路で
は高速に十分な位相補正を行うことができないことを意
味している。更に、この遅延検波回路では周波数オフセ
ットしているときの受信の誤り率を十分には改善できな
いという欠点がある。
【0010】本発明は、かかる問題点を解決すべくなさ
れたもので、その技術的課題は、位相補正を高速且つ安
定して精度良く行い得ると共に、誤り率の優れた遅延検
波回路を提供することにある。
れたもので、その技術的課題は、位相補正を高速且つ安
定して精度良く行い得ると共に、誤り率の優れた遅延検
波回路を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、デジタ
ル位相変調された受信信号を受けて遅延検波を行い、復
調結果を出力する遅延検波回路において、受信信号から
瞬時位相を検出する瞬時位相検出手段と、瞬時位相と1
シンボル時間前の瞬時位相との位相差を検出する位相差
検出手段と、位相差に基づいて受信信号の復調に必要な
補正位相差を算出する補正位相差算出手段と、補正位相
差に従って復調結果を出力する復調手段とを有する遅延
検波回路が得られる。
ル位相変調された受信信号を受けて遅延検波を行い、復
調結果を出力する遅延検波回路において、受信信号から
瞬時位相を検出する瞬時位相検出手段と、瞬時位相と1
シンボル時間前の瞬時位相との位相差を検出する位相差
検出手段と、位相差に基づいて受信信号の復調に必要な
補正位相差を算出する補正位相差算出手段と、補正位相
差に従って復調結果を出力する復調手段とを有する遅延
検波回路が得られる。
【0012】又、本発明によれば、予め定められた既知
シンボル列と、該既知シンボル列に続く未知の情報シン
ボル列とを含むデジタル位相変調された受信信号をバー
ストの形で受け、該受信信号を遅延検波して復調結果を
出力する上記遅延検波回路において、補正位相差算出手
段は、既知シンボル列に従って送信シンボルを推定する
と共に、該送信シンボルの推定シンボルが出力されるべ
き理想的な位相差と受信位相差とのずれから第1の位相
補正量を推定する第1の位相補正量推定器と、既知シン
ボルの受信後、情報シンボル列受信の際、第1の位相補
正量推定器で推定された第1の位相推定量と情報シンボ
ル列とを受け、第1の位相推定量と推定される情報シン
ボル列が出力されるべき理想的な位相と情報シンボル列
との位相差とのずれを推定して、第2の位相補正量を推
定する第2の位相補正量推定器とを含んだ遅延検波回路
が得られる。
シンボル列と、該既知シンボル列に続く未知の情報シン
ボル列とを含むデジタル位相変調された受信信号をバー
ストの形で受け、該受信信号を遅延検波して復調結果を
出力する上記遅延検波回路において、補正位相差算出手
段は、既知シンボル列に従って送信シンボルを推定する
と共に、該送信シンボルの推定シンボルが出力されるべ
き理想的な位相差と受信位相差とのずれから第1の位相
補正量を推定する第1の位相補正量推定器と、既知シン
ボルの受信後、情報シンボル列受信の際、第1の位相補
正量推定器で推定された第1の位相推定量と情報シンボ
ル列とを受け、第1の位相推定量と推定される情報シン
ボル列が出力されるべき理想的な位相と情報シンボル列
との位相差とのずれを推定して、第2の位相補正量を推
定する第2の位相補正量推定器とを含んだ遅延検波回路
が得られる。
【0013】一方、本発明によれば、デジタル位相変調
された受信信号から瞬時位相を検出する瞬時位相検出手
段と、瞬時位相と1シンボル時間前の瞬時位相との位相
差を検出する位相差検出手段と、複数の仮位相補正量を
発生する仮位相補正量発生手段と、複数の仮位相補正量
と受信信号とに基づいて位相差を複数出力し、仮補正す
る仮補正手段と、仮補正手段によって仮補正された複数
の位相差からそれぞれ推定される複数の推定シンボルを
出力する送信シンボル出力手段と、複数の推定シンボル
がそれぞれ出力されるべき複数の理想的な位相差と複数
の位相差とのずれからそれぞれ位相誤差を複数検出する
位相誤差検出手段と、複数の位相誤差に対応する複数の
仮位相補正量毎に累積値を複数算出する加算手段と、複
数の累積値に基づいて複数の仮位相補正量の中から真の
位相補正量を判定する判定手段とを備えた遅延検波回路
が得られる。
された受信信号から瞬時位相を検出する瞬時位相検出手
段と、瞬時位相と1シンボル時間前の瞬時位相との位相
差を検出する位相差検出手段と、複数の仮位相補正量を
発生する仮位相補正量発生手段と、複数の仮位相補正量
と受信信号とに基づいて位相差を複数出力し、仮補正す
る仮補正手段と、仮補正手段によって仮補正された複数
の位相差からそれぞれ推定される複数の推定シンボルを
出力する送信シンボル出力手段と、複数の推定シンボル
がそれぞれ出力されるべき複数の理想的な位相差と複数
の位相差とのずれからそれぞれ位相誤差を複数検出する
位相誤差検出手段と、複数の位相誤差に対応する複数の
仮位相補正量毎に累積値を複数算出する加算手段と、複
数の累積値に基づいて複数の仮位相補正量の中から真の
位相補正量を判定する判定手段とを備えた遅延検波回路
が得られる。
【0014】加えて、本発明によれば、予め定められた
既知シンボル列と、該既知シンボル列に続く未知の情報
シンボル列とを含むデジタル位相変調された受信信号を
バーストの形で受け、該受信信号を遅延検波して復調結
果を出力する上記遅延検波回路において、既知シンボル
列に従って複数の送信シンボルを推定すると共に、仮位
相補正量発生手段によって補正された複数の位相差から
送信シンボルを複数毎に推定する遅延検波回路が得られ
る。
既知シンボル列と、該既知シンボル列に続く未知の情報
シンボル列とを含むデジタル位相変調された受信信号を
バーストの形で受け、該受信信号を遅延検波して復調結
果を出力する上記遅延検波回路において、既知シンボル
列に従って複数の送信シンボルを推定すると共に、仮位
相補正量発生手段によって補正された複数の位相差から
送信シンボルを複数毎に推定する遅延検波回路が得られ
る。
【0015】
【作用】本発明に係る遅延検波回路では、バースト信号
を受信する場合に位相補正量を推定する位相補正量推定
器を用いて、非同期時に、プリアンブル信号等の十分な
長さの既知シンボルが送信されていることが予め分かっ
ているときに、既知シンボル列から送信シンボルを推定
している。これにより、復調シンボル間の距離を広く
し、周波数オフセット及び雑音等による復調シンボルの
推定誤りが起きる可能性を小とした上で、短時間で補正
量を推定可能にしている。又、位相補正量推定器は、同
期状態に入った後は、特定シンボル列の受信を前提とせ
ずに、受信した位相差から送信シンボルを推定すると共
に、この推定シンボルが出力されるべき理想的な位相差
と受信した位相差とのずれを十分に平均化して正しい位
相補正量を推定した後、位相補正量の更新を行って補正
位相差を得ている。この結果、遅延検波回路は受信に際
しての誤り率を迅速に改善できる。
を受信する場合に位相補正量を推定する位相補正量推定
器を用いて、非同期時に、プリアンブル信号等の十分な
長さの既知シンボルが送信されていることが予め分かっ
ているときに、既知シンボル列から送信シンボルを推定
している。これにより、復調シンボル間の距離を広く
し、周波数オフセット及び雑音等による復調シンボルの
推定誤りが起きる可能性を小とした上で、短時間で補正
量を推定可能にしている。又、位相補正量推定器は、同
期状態に入った後は、特定シンボル列の受信を前提とせ
ずに、受信した位相差から送信シンボルを推定すると共
に、この推定シンボルが出力されるべき理想的な位相差
と受信した位相差とのずれを十分に平均化して正しい位
相補正量を推定した後、位相補正量の更新を行って補正
位相差を得ている。この結果、遅延検波回路は受信に際
しての誤り率を迅速に改善できる。
【0016】
【実施例】以下に実施例を挙げ、本発明の遅延検波回路
について、図面を参照して詳細に説明する。図1は、本
発明の一実施例である遅延検波回路をブロック図により
示したものである。
について、図面を参照して詳細に説明する。図1は、本
発明の一実施例である遅延検波回路をブロック図により
示したものである。
【0017】この遅延検波回路は、デジタル位相変調さ
れた受信信号101の搬送波帯域を制限してリミット出
力信号102を出力するリミッタ1と、リミット出力信
号102からシンボルタイミングにおける瞬時位相を計
測して瞬時位相信号103を出力する瞬時位相計測器2
と、瞬時位相信号103を1シンボル時間遅延させ、1
シンボル遅延瞬時位相差信号104を出力する遅延素子
3と、瞬時位相信号103と1シンボル遅延瞬時位相差
信号104とにおける1シンボル時間での受信位相差を
求め、受信位相差信号105を出力する減算器4とを備
えている。
れた受信信号101の搬送波帯域を制限してリミット出
力信号102を出力するリミッタ1と、リミット出力信
号102からシンボルタイミングにおける瞬時位相を計
測して瞬時位相信号103を出力する瞬時位相計測器2
と、瞬時位相信号103を1シンボル時間遅延させ、1
シンボル遅延瞬時位相差信号104を出力する遅延素子
3と、瞬時位相信号103と1シンボル遅延瞬時位相差
信号104とにおける1シンボル時間での受信位相差を
求め、受信位相差信号105を出力する減算器4とを備
えている。
【0018】ここで、瞬時位相計測器2は受信信号10
1から瞬時位相を検出する瞬時位相検出手段として機能
し、減算器4は瞬時位相と1シンボル時間前の瞬時位相
との位相差を検出する位相差検出手段として機能する。
1から瞬時位相を検出する瞬時位相検出手段として機能
し、減算器4は瞬時位相と1シンボル時間前の瞬時位相
との位相差を検出する位相差検出手段として機能する。
【0019】又、遅延検波回路は、後述する変換器6に
より出力される復調シンボル信号109の理想的な位相
差信号107と上述した受信位相差信号105とを用い
て瞬時位相補正量を推定し、且つ平均化することにより
位相補正量信号106aを推定出力する位相補正量推定
器5aと、受信位相差信号105と位相補正量信号10
6aとを加算して暫定補正位相差信号108aを出力す
る加算器7aと、変換器6により出力される復調シンボ
ル信号109の理想的な位相差信号107と暫定補正位
相差信号108aとを用いて瞬時位相補正量を推定し、
且つ平均化することにより位相補正量信号106bを推
定出力する位相補正量推定器5bと、暫定補正位相差信
号108aと位相補正量信号106bとを加算して補正
位相差信号108を出力する加算器7bとを備えてい
る。
より出力される復調シンボル信号109の理想的な位相
差信号107と上述した受信位相差信号105とを用い
て瞬時位相補正量を推定し、且つ平均化することにより
位相補正量信号106aを推定出力する位相補正量推定
器5aと、受信位相差信号105と位相補正量信号10
6aとを加算して暫定補正位相差信号108aを出力す
る加算器7aと、変換器6により出力される復調シンボ
ル信号109の理想的な位相差信号107と暫定補正位
相差信号108aとを用いて瞬時位相補正量を推定し、
且つ平均化することにより位相補正量信号106bを推
定出力する位相補正量推定器5bと、暫定補正位相差信
号108aと位相補正量信号106bとを加算して補正
位相差信号108を出力する加算器7bとを備えてい
る。
【0020】ここで、位相補正量推定器5aと位相補正
量推定器5bとは、それぞれ位相差の位相補正量を推定
する第1の位相補正量推定手段,第2の位相補正量推定
手段として機能し、加算器7bは位相補正量を用いて位
相差を補正をした補正位相差を出力する補正位相差出力
手段として機能する。
量推定器5bとは、それぞれ位相差の位相補正量を推定
する第1の位相補正量推定手段,第2の位相補正量推定
手段として機能し、加算器7bは位相補正量を用いて位
相差を補正をした補正位相差を出力する補正位相差出力
手段として機能する。
【0021】更に、遅延検波回路は、補正位相差信号1
08を入力し、最初は既知シンボル列中の各シンボルの
理想的な位相差の中から補正位相差信号108に最も近
い位相差を検出することにより復調シンボル信号109
を推定出力し、その後は全ての送信シンボルの理想的な
位相差の中から補正位相差信号108に最も近い位相差
を検出することにより復調シンボル信号109を推定出
力する復調器8とを備えている。復調シンボル信号10
9は、変換器6により理想的な位相差信号107に変換
され、位相補正量推定器5a及び位相補正量推定器5b
に与えられている。
08を入力し、最初は既知シンボル列中の各シンボルの
理想的な位相差の中から補正位相差信号108に最も近
い位相差を検出することにより復調シンボル信号109
を推定出力し、その後は全ての送信シンボルの理想的な
位相差の中から補正位相差信号108に最も近い位相差
を検出することにより復調シンボル信号109を推定出
力する復調器8とを備えている。復調シンボル信号10
9は、変換器6により理想的な位相差信号107に変換
され、位相補正量推定器5a及び位相補正量推定器5b
に与えられている。
【0022】次に、このような構成の遅延検波回路によ
る受信動作を説明する。この遅延検波回路では、初期状
態において受信信号101がリミッタ1を通して瞬時位
相計測器2に入力されると、瞬時位相計測器2によって
リミッタ1から出力されたリミット出力信号102から
シンボルタイミングにおける瞬時位相を計測して瞬時位
相信号103として出力する。この瞬時位相信号103
は、遅延素子3により1シンボル時間遅延されて1シン
ボル遅延瞬間位相差信号104として遅延素子3から減
算器4へ与えられる。減算器4は、瞬時位相信号103
及び1シンボル遅延瞬間位相差信号104から1シンボ
ル時間での受信位相差を求めて受信位相差信号105を
出力する。尚、この初期状態において、位相補正量推定
器5aの出力である位相補正量信号106aと位相補正
量推定器5bの出力である位相補正量信号106bとは
共に零にリセットされており、補正位相差信号108は
受信位相差信号105と等しくなっている。
る受信動作を説明する。この遅延検波回路では、初期状
態において受信信号101がリミッタ1を通して瞬時位
相計測器2に入力されると、瞬時位相計測器2によって
リミッタ1から出力されたリミット出力信号102から
シンボルタイミングにおける瞬時位相を計測して瞬時位
相信号103として出力する。この瞬時位相信号103
は、遅延素子3により1シンボル時間遅延されて1シン
ボル遅延瞬間位相差信号104として遅延素子3から減
算器4へ与えられる。減算器4は、瞬時位相信号103
及び1シンボル遅延瞬間位相差信号104から1シンボ
ル時間での受信位相差を求めて受信位相差信号105を
出力する。尚、この初期状態において、位相補正量推定
器5aの出力である位相補正量信号106aと位相補正
量推定器5bの出力である位相補正量信号106bとは
共に零にリセットされており、補正位相差信号108は
受信位相差信号105と等しくなっている。
【0023】このような初期状態で、予め定められた既
知シンボル列に続く未知の情報シンボル列を含むデジタ
ル位相変調された受信信号をバーストの形で受信する場
合を想定する。
知シンボル列に続く未知の情報シンボル列を含むデジタ
ル位相変調された受信信号をバーストの形で受信する場
合を想定する。
【0024】このとき、位相補正量推定器5aは、変換
器6により出力される復調シンボル信号109に対する
理想的な位相差信号107と上述した受信位相差105
とを用いて瞬時位相補正量を推定し、平均化することに
より位相補正量信号106aを推定出力する。この場
合、位相補正量信号106aによって表される位相補正
量は送信シンボルが既知パターンであるから、短時間で
高い信頼性をもって推定できる。このように、既知シン
ボル列に従って送信シンボルを推定し、位相補正量を求
める。
器6により出力される復調シンボル信号109に対する
理想的な位相差信号107と上述した受信位相差105
とを用いて瞬時位相補正量を推定し、平均化することに
より位相補正量信号106aを推定出力する。この場
合、位相補正量信号106aによって表される位相補正
量は送信シンボルが既知パターンであるから、短時間で
高い信頼性をもって推定できる。このように、既知シン
ボル列に従って送信シンボルを推定し、位相補正量を求
める。
【0025】例えば、デジタルコードレス電話の同期バ
ーストにおけるプリアンブルをこの既知シンボルとする
と、この既知シンボル間の最小符号間距離が全送信シン
ボルによる場合と比較して2倍となるため、復調シンボ
ル信号109が誤りである確率は極めて低くなる。これ
により、平均化する瞬時位相補正量が少ない個数で済む
ようになるので、位相補正量信号106aの位相推定量
は短時間で高い信頼性をもって推定できる。
ーストにおけるプリアンブルをこの既知シンボルとする
と、この既知シンボル間の最小符号間距離が全送信シン
ボルによる場合と比較して2倍となるため、復調シンボ
ル信号109が誤りである確率は極めて低くなる。これ
により、平均化する瞬時位相補正量が少ない個数で済む
ようになるので、位相補正量信号106aの位相推定量
は短時間で高い信頼性をもって推定できる。
【0026】次に、同期状態の通常バースト送信になっ
た場合等,十分な長さの既知シンボルを含む送信バース
トが終了した状態では、既に位相補正量信号106aを
出力するための推定は終了しており、加算器7aより受
信位相差信号105を位相補正量信号106aに従って
補正して算出された暫定補正位相差信号108aが出力
されている。この時点では位相補正量推定器5aにおけ
る位相補正量信号106bは零にリセットされたままで
あるから、補正位相差信号108と暫定補正位相差信号
108aとは等しくなっている。
た場合等,十分な長さの既知シンボルを含む送信バース
トが終了した状態では、既に位相補正量信号106aを
出力するための推定は終了しており、加算器7aより受
信位相差信号105を位相補正量信号106aに従って
補正して算出された暫定補正位相差信号108aが出力
されている。この時点では位相補正量推定器5aにおけ
る位相補正量信号106bは零にリセットされたままで
あるから、補正位相差信号108と暫定補正位相差信号
108aとは等しくなっている。
【0027】この状態では、復調器8は全ての送信シン
ボルの理想的な位相差の中から補正位相差信号108に
最も近い位相差を検出することにより復調シンボル信号
109を推定出力する。
ボルの理想的な位相差の中から補正位相差信号108に
最も近い位相差を検出することにより復調シンボル信号
109を推定出力する。
【0028】一方、位相補正量推定器5bは、変換器6
により出力される復調シンボル信号109の理想的な位
相差信号107と暫定補正位相差信号108aとに基づ
いて瞬時位相補正量を推定し、平均化することにより位
相補正量信号106bを推定出力する。
により出力される復調シンボル信号109の理想的な位
相差信号107と暫定補正位相差信号108aとに基づ
いて瞬時位相補正量を推定し、平均化することにより位
相補正量信号106bを推定出力する。
【0029】このように、位相補正量推定器5bは、送
信シンボルが未知であって且つ予想できないときに、予
め位相補正量推定器5aで推定した送信シンボルを用い
て位相差を補正したものと、この位相差を補正したもの
から推定される受信シンボルが出力されるべき理想的な
位相差とのずれから位相補正量を推定する。
信シンボルが未知であって且つ予想できないときに、予
め位相補正量推定器5aで推定した送信シンボルを用い
て位相差を補正したものと、この位相差を補正したもの
から推定される受信シンボルが出力されるべき理想的な
位相差とのずれから位相補正量を推定する。
【0030】ここでは、送信周波数ドリフトの速さが送
信バーストの周期に対して十分遅いと仮定されると共
に、連続する送信バースト間の周波数オフセット量は同
一であると仮定されているので、暫定補正位相差信号1
08aはこの時点での周波数オフセットを正しく補正し
ている。それ故、復調シンボル信号109の推定は誤り
難いものになっている。これにより、位相補正量信号1
06bの信頼性が高くなり、周波数ドリフトによりこれ
以降の送信バースト毎に僅かづつ変化する周波数オフセ
ット量を正しく補正し続けることが可能になる。
信バーストの周期に対して十分遅いと仮定されると共
に、連続する送信バースト間の周波数オフセット量は同
一であると仮定されているので、暫定補正位相差信号1
08aはこの時点での周波数オフセットを正しく補正し
ている。それ故、復調シンボル信号109の推定は誤り
難いものになっている。これにより、位相補正量信号1
06bの信頼性が高くなり、周波数ドリフトによりこれ
以降の送信バースト毎に僅かづつ変化する周波数オフセ
ット量を正しく補正し続けることが可能になる。
【0031】以上述べた通り、位相補正量推定器5aと
位相補正量推定器5bとを使用することにより、復調器
8において周波数オフセットの影響が取り除かれた補正
位相差信号108を用いて誤り率の優れた復調シンボル
信号109を推定出力することができる。
位相補正量推定器5bとを使用することにより、復調器
8において周波数オフセットの影響が取り除かれた補正
位相差信号108を用いて誤り率の優れた復調シンボル
信号109を推定出力することができる。
【0032】図2は、本発明の他の実施例に係る遅延検
波回路を示したものである。この遅延検波回路は、受信
位相差信号105を得るまでの回路は先の実施例のもの
と同様に構成される。即ち、図2に示された遅延検波回
路もリミッタ1,瞬時位相計測器2,遅延素子3,及び
減算器4を備えているが、この回路部の説明は省略す
る。
波回路を示したものである。この遅延検波回路は、受信
位相差信号105を得るまでの回路は先の実施例のもの
と同様に構成される。即ち、図2に示された遅延検波回
路もリミッタ1,瞬時位相計測器2,遅延素子3,及び
減算器4を備えているが、この回路部の説明は省略す
る。
【0033】この遅延検波回路は、更に複数の仮位相補
正量信号1131〜113nを発生する仮位相補正量発
生器9と、複数の仮位相補正量信号1131〜113n
と受信位相差信号105とに基づいてそれぞれ複数の仮
補正位相差信号1101〜110nを出力する加算器7
0と、複数の仮補正位相差信号1101〜110nを入
力して複数の仮復調シンボル信号1111〜111nを
推定出力する復調器80とを備えている。
正量信号1131〜113nを発生する仮位相補正量発
生器9と、複数の仮位相補正量信号1131〜113n
と受信位相差信号105とに基づいてそれぞれ複数の仮
補正位相差信号1101〜110nを出力する加算器7
0と、複数の仮補正位相差信号1101〜110nを入
力して複数の仮復調シンボル信号1111〜111nを
推定出力する復調器80とを備えている。
【0034】ここで、仮位相補正量発生器9は複数の仮
位相補正量を発生する仮位相補正量発生手段として機能
し、加算器70は複数の仮位相補正量と受信信号とに基
づいて位相差を仮補正する仮補正手段として機能する。
又、復調器80は仮補正された複数の位相差からそれぞ
れ推定される複数の送信シンボルを出力する送信シンボ
ル出力手段として機能する。
位相補正量を発生する仮位相補正量発生手段として機能
し、加算器70は複数の仮位相補正量と受信信号とに基
づいて位相差を仮補正する仮補正手段として機能する。
又、復調器80は仮補正された複数の位相差からそれぞ
れ推定される複数の送信シンボルを出力する送信シンボ
ル出力手段として機能する。
【0035】加えて、この遅延検波回路は、複数の仮補
正位相差信号1101〜110nを入力して複数の理想
的な位相差1141〜114nを出力する変換器60
と、複数の仮復調シンボル信号1111〜111nと複
数の理想的な位相差1141〜114nとに基づいてそ
れぞれ複数の平均位相誤差信号1121〜112nを出
力する位相誤差検出器130と、複数の仮復調シンボル
信号1111〜111nと複数の平均位相誤差信号11
21〜112nとに基づいてそれぞれ平均位相誤差11
21〜112nの中の最小のものに対応する仮復調シン
ボルを仮復調シンボル信号1111〜111nの中から
選択判定し、復調シンボル信号109として出力する判
定器100とを備えている。
正位相差信号1101〜110nを入力して複数の理想
的な位相差1141〜114nを出力する変換器60
と、複数の仮復調シンボル信号1111〜111nと複
数の理想的な位相差1141〜114nとに基づいてそ
れぞれ複数の平均位相誤差信号1121〜112nを出
力する位相誤差検出器130と、複数の仮復調シンボル
信号1111〜111nと複数の平均位相誤差信号11
21〜112nとに基づいてそれぞれ平均位相誤差11
21〜112nの中の最小のものに対応する仮復調シン
ボルを仮復調シンボル信号1111〜111nの中から
選択判定し、復調シンボル信号109として出力する判
定器100とを備えている。
【0036】ここで、位相誤差検出器130は、複数の
理想的な位相差及び複数の仮復調シンボルから、位相誤
差を算出する位相誤差検出手段として機能する。このた
め、位相誤差検出器130は、複数の位相誤差に対応す
る複数の仮位相補正量毎の累積値をそれぞれ加算する加
算手段としても機能する。又、判定器100はこれら複
数の累積値に基づいて複数の仮位相補正量の中から真の
位相補正量を判定する判定手段として機能する。
理想的な位相差及び複数の仮復調シンボルから、位相誤
差を算出する位相誤差検出手段として機能する。このた
め、位相誤差検出器130は、複数の位相誤差に対応す
る複数の仮位相補正量毎の累積値をそれぞれ加算する加
算手段としても機能する。又、判定器100はこれら複
数の累積値に基づいて複数の仮位相補正量の中から真の
位相補正量を判定する判定手段として機能する。
【0037】次に、この遅延検波回路による受信動作を
説明する。この遅延検波回路では、先ず受信位相差信号
105と仮位相補正量発生器9で仮定された仮位相補正
量信号1131〜113nとが加算器70に入力され
る。加算器70は、両信号を各加算素子で加算し、仮補
正位相差信号1101〜110nを出力する。復調器8
は、入力された仮位相補正差信号1101〜110nに
基づいて、最も近い仮復調シンボル信号1111〜11
1nをそれぞれ推定出力する。
説明する。この遅延検波回路では、先ず受信位相差信号
105と仮位相補正量発生器9で仮定された仮位相補正
量信号1131〜113nとが加算器70に入力され
る。加算器70は、両信号を各加算素子で加算し、仮補
正位相差信号1101〜110nを出力する。復調器8
は、入力された仮位相補正差信号1101〜110nに
基づいて、最も近い仮復調シンボル信号1111〜11
1nをそれぞれ推定出力する。
【0038】一方、変換器60は仮補正位相差信号11
01〜110nに基づいて仮復調シンボル信号1111
〜111nに対応する理想的な位相差信号1141〜1
14nを出力する。位相誤差検出器130は仮復調シン
ボル信号1111〜111nと理想的な位相差信号11
41〜114nとに基づいて仮位相補正量信号1131
〜113nに対応する瞬時位相誤差を累積し、平均化し
た平均位相誤差信号1121〜112nを出力する。判
定器100は位相誤差検出器130により求められた平
均位相誤差信号1121〜112nの中の最小のものに
対応する仮復調シンボルを仮復調シンボル信号1111
〜111nの中から選択判定することにより復調シンボ
ル信号109を出力する。
01〜110nに基づいて仮復調シンボル信号1111
〜111nに対応する理想的な位相差信号1141〜1
14nを出力する。位相誤差検出器130は仮復調シン
ボル信号1111〜111nと理想的な位相差信号11
41〜114nとに基づいて仮位相補正量信号1131
〜113nに対応する瞬時位相誤差を累積し、平均化し
た平均位相誤差信号1121〜112nを出力する。判
定器100は位相誤差検出器130により求められた平
均位相誤差信号1121〜112nの中の最小のものに
対応する仮復調シンボルを仮復調シンボル信号1111
〜111nの中から選択判定することにより復調シンボ
ル信号109を出力する。
【0039】この実施例の場合、仮位相補正量発生器9
の出力する仮位相補正量信号1131〜113nの中に
は必ず正しい位相補正量が含まれるため、仮復調シンボ
ル信号1111〜111nの中の正しい仮位相補正量に
対応するものは誤り難くなる。この結果、平均位相誤差
も小さくなって正しい復調シンボルを特定することが可
能となる。
の出力する仮位相補正量信号1131〜113nの中に
は必ず正しい位相補正量が含まれるため、仮復調シンボ
ル信号1111〜111nの中の正しい仮位相補正量に
対応するものは誤り難くなる。この結果、平均位相誤差
も小さくなって正しい復調シンボルを特定することが可
能となる。
【0040】又、この実施例の場合も先の実施例と同様
に、復調器80にて予め定められた既知シンボル列に続
く未知の情報シンボル列を含むデジタル位相変調された
受信信号をバーストの形で受信する場合、仮復調シンボ
ル信号1111〜111nを推定出力し、加算器70に
より補正された複数の仮位相補正量から送信シンボルを
推定出力するようにしても良い。
に、復調器80にて予め定められた既知シンボル列に続
く未知の情報シンボル列を含むデジタル位相変調された
受信信号をバーストの形で受信する場合、仮復調シンボ
ル信号1111〜111nを推定出力し、加算器70に
より補正された複数の仮位相補正量から送信シンボルを
推定出力するようにしても良い。
【0041】
【発明の効果】本発明の遅延検波回路によれば、非同期
的な同期バースト受信時の如く、プリアンブル信号等の
十分な長さの既知シンボルが送信されていることが予め
分かっているようなときには、既知シンボル列により受
信を行うことを前提として送信シンボルを推定している
ので、周波数オフセット及び雑音等による復調シンボル
の推定に誤りが起きる可能性が低くなる上、短時間で補
正量の推定を行い得るようになる。又、本発明の遅延検
波回路は、同期状態での通常バースト受信時のように送
信シンボル列が未知であって且つ予想できないときは、
特定の送信シンボルを受信することを前提とせずに受信
した位相差から送信シンボルを推定し、この推定シンボ
ルが出力されるべき理想的な位相差と受信位相差とのず
れを十分に平均化することにより正しい位相補正量を推
定し続けることが可能となるため、高速に十分な位相補
正を行うことができる。これにより、周波数オフセット
時の受信の誤り率を十分に改善できるようになる。
的な同期バースト受信時の如く、プリアンブル信号等の
十分な長さの既知シンボルが送信されていることが予め
分かっているようなときには、既知シンボル列により受
信を行うことを前提として送信シンボルを推定している
ので、周波数オフセット及び雑音等による復調シンボル
の推定に誤りが起きる可能性が低くなる上、短時間で補
正量の推定を行い得るようになる。又、本発明の遅延検
波回路は、同期状態での通常バースト受信時のように送
信シンボル列が未知であって且つ予想できないときは、
特定の送信シンボルを受信することを前提とせずに受信
した位相差から送信シンボルを推定し、この推定シンボ
ルが出力されるべき理想的な位相差と受信位相差とのず
れを十分に平均化することにより正しい位相補正量を推
定し続けることが可能となるため、高速に十分な位相補
正を行うことができる。これにより、周波数オフセット
時の受信の誤り率を十分に改善できるようになる。
【図1】本発明の一実施例に係る遅延検波回路を示した
ブロック図である。
ブロック図である。
【図2】本発明の他の実施例に係る遅延検波回路を示し
たブロック図である。
たブロック図である。
【図3】従来の遅延検波回路を示したブロック図であ
る。
る。
【図4】従来の他の遅延検波回路を示したブロック図で
ある。
ある。
1 リミッタ 2 瞬時位相計測器 3 遅延素子 4 減算器 5,5a,5b 位相補正量推定器 6,60 変換器 7,7a,7b,70 加算器 8,80 復調器 9 仮位相補正量発生器 11 遅延器 12 検出器 100 判定器 101 受信信号 102 リミット出力信号 103 瞬時位相差信号 104 1シンボル遅延瞬時位相差信号 105,105a 受信位相差信号 106,106a,106b 位相補正量信号 107 理想的な位相差信号 108 補正位相差信号 108a 暫定補正位相差信号 109 復調シンボル信号 130 位相誤差検出器 1101〜110n 仮補正位相差信号 1111〜111n 仮復調シンボル信号 1121〜112n 平均位相誤差信号 1131〜113n 仮位相補正量信号 1141〜114n 理想的な位相差信号
Claims (4)
- 【請求項1】 デジタル位相変調された受信信号を受け
て遅延検波を行い、復調結果を出力する遅延検波回路に
おいて、前記受信信号から瞬時位相を検出する瞬時位相
検出手段と、前記瞬時位相と1シンボル時間前の瞬時位
相との位相差を検出する位相差検出手段と、前記位相差
に基づいて前記受信信号の復調に必要な補正位相差を算
出する補正位相差算出手段と、前記補正位相差に従って
復調結果を出力する復調手段とを有することを特徴とす
る遅延検波回路。 - 【請求項2】 予め定められた既知シンボル列と、該既
知シンボル列に続く未知の情報シンボル列とを含むデジ
タル位相変調された受信信号をバーストの形で受け、該
受信信号を遅延検波して復調結果を出力する請求項1記
載の遅延検波回路において、前記補正位相差算出手段
は、前記既知シンボル列に従って送信シンボルを推定す
ると共に、該送信シンボルの推定シンボルが出力される
べき理想的な位相差と受信位相差とのずれから第1の位
相補正量を推定する第1の位相補正量推定器と、前記既
知シンボルの受信後、前記情報シンボル列受信の際、前
記第1の位相補正量推定器で推定された第1の位相推定
量と前記情報シンボル列とを受け、前記第1の位相推定
量と推定される情報シンボル列が出力されるべき理想的
な位相と前記情報シンボル列との位相差とのずれを推定
して、第2の位相補正量を推定する第2の位相補正量推
定器とを含んでいることを特徴とする遅延検波回路。 - 【請求項3】 デジタル位相変調された受信信号から瞬
時位相を検出する瞬時位相検出手段と、前記瞬時位相と
1シンボル時間前の瞬時位相との位相差を検出する位相
差検出手段と、複数の仮位相補正量を発生する仮位相補
正量発生手段と、前記複数の仮位相補正量と前記受信信
号とに基づいて前記位相差を複数出力し、仮補正する仮
補正手段と、前記仮補正手段によって仮補正された複数
の位相差からそれぞれ推定される複数の推定シンボルを
出力する送信シンボル出力手段と、前記複数の推定シン
ボルがそれぞれ出力されるべき複数の理想的な位相差と
前記複数の位相差とのずれからそれぞれ位相誤差を複数
検出する位相誤差検出手段と、前記複数の位相誤差に対
応する前記複数の仮位相補正量毎に累積値を複数算出す
る加算手段と、前記複数の累積値に基づいて前記複数の
仮位相補正量の中から真の位相補正量を判定する判定手
段とを備えたことを特徴とする遅延検波回路。 - 【請求項4】 予め定められた既知シンボル列と、該既
知シンボル列に続く未知の情報シンボル列とを含むデジ
タル位相変調された受信信号をバーストの形で受け、該
受信信号を遅延検波して復調結果を出力する請求項3記
載の遅延検波回路において、前記送信シンボル推定手段
は、前記既知シンボル列に従って複数の送信シンボルを
推定すると共に、前記仮位相補正量発生手段によって補
正された前記複数の位相差から送信シンボルを複数毎に
推定することを特徴とする遅延検波回路。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5001961A JPH06205062A (ja) | 1993-01-08 | 1993-01-08 | 遅延検波回路 |
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