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JPH0615451B2 - クレンジング化粧料 - Google Patents

クレンジング化粧料

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Publication number
JPH0615451B2
JPH0615451B2 JP2244169A JP24416990A JPH0615451B2 JP H0615451 B2 JPH0615451 B2 JP H0615451B2 JP 2244169 A JP2244169 A JP 2244169A JP 24416990 A JP24416990 A JP 24416990A JP H0615451 B2 JPH0615451 B2 JP H0615451B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cleansing
cosmetics
parts
cleansing cosmetic
dispersed
Prior art date
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JP2244169A
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English (en)
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JPH04124119A (ja
Inventor
昌勝 内藤
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MERUEEYU KK
Original Assignee
MERUEEYU KK
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はクレンジング化粧料に関する。
[従来の技術・発明が解決しようとする課題] クレンジング化粧料には、界面活性剤を含んだ水性成分
中に油性成分を分散したO/W型エマルジョンの形態のも
のおよび油性成分中に界面活性剤を含む水性成分と分散
したW/O型エマルジョンの形態のものなどがあり、たと
えばクレンジングクリーム、クレンジングフオーム、ク
レンジングローションなどが例示される。
クレンジング化粧料のうち、それを適用後水で洗い落す
タイプのものは、その中に含まれている溶解剤で油性化
粧料を浮き上らせて該クレンジング化粧料中に分散さ
せ、そののち水で洗顔する際にクレンジング化粧料と共
に洗い落すものであるが、水で洗顔したときに、一旦皮
膚から浮き上ってクレンジング化粧料中に分散した除去
されるべき化粧料が再び皮膚に付着してしまい、単に洗
顔するだけでは落すべき化粧料を容易かつ完全に除去し
きれないという問題があった。
一方油性の強いクレンジング化粧料のばあいはその油中
に除去すべき化粧料や汚れなどを溶解および分散するの
で、クレンジング化粧料を顔に適用後これを拭きとれば
よいのであるが、拭きとるだけでは除去すべき化粧料や
汚れを除ききることができないという問題があった。
本発明の目的は適用したクレンジング化粧料を水で洗い
落すかまたは拭きとることによって化粧料または汚れを
皮膚上から容易に除去することができるクレンジング化
粧料を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 本発明は、クレンジング化粧料基剤中に、平均粒径4〜
12μmのエチルセルロースまたは結晶セルロースの微粉
末が分散されてなり、かつ前記クレンジング化粧料基剤
および微粉末をそれぞれ60〜80重量%および40〜20重量
%含有することを特徴とする色素類を含有する化粧料を
除去するためのクレンジング化粧料に関する。
[作用および実施例] 本発明のクレンジング化粧料は平均粒径4〜12μmのエ
チルセルロースまたは結晶セルロースの微粉末をクレン
ジング化粧料基剤中に含むものである。
本発明で用いるエチルセルロース、結晶セルロースは色
素類の吸着性にすぐれ、使用感もよい。本発明で用いる
エチルセルロース、結晶セルロースは平均粒径(クレン
ジング化粧料基剤に分散する前の平均粒径、以下同様)
が4〜12μmの微粉末状のものが好ましい。本発明のク
レンジング化粧料においては、エチルセルロースまたは
結晶セルロースの微粉末はクレンジング化粧料基剤中に
分散されてゲル状態で存在する。エチルセルロースまた
は結晶セルロースが溶解してしまうと色素類の吸着性が
なくなる。
前記エチルセルロースまたは結晶セルロースの微粉末
(以下、両者を総称してセルロース類の粉末という)の
使用量は用途などによって量を加減することができる。
ただし多すぎると使用したセルロース類の粉末の全部が
ゲル状態にならず粒状のままのものが存在するため使用
感がわるくなる。通常クレンジング化粧料全量の20〜40
%(重量%、以下同様)の範囲で用いられる。
本発明において使用せられるセルロース類の粉末の作用
機構は詳らかではないが、除去されるべき化粧料に含ま
れる色素類がセルロース類に強く吸着される結果、クレ
ンジング化粧料を水で洗い落すかあるいは拭きとる際に
色素類が前記セルロース類と共に皮膚から除かれて、水
による洗顔のばあいの再付着とか、拭きとりのばあいの
拭き残りがなくなるのであろうと推察されている。
本発明のクレンジング化粧料はセルロース類の粉末を用
いるという点を除いては従来から知られているクレンジ
ング化粧料基剤の処方を用いて、通常の製法によってう
ることができる。
たとえばクレンジング化粧料基剤としては水性成分中に
油性成分を分散したO/Wエマルジョンの形態のものまた
は油性成分中に水性成分を分散したW/O型エマルジョン
の形態のものなど、たとえばクレンジングクリーム、ク
レンジングフォーム、クレンジングローションなどの各
種のタイプものをいずれも用いることができる。
前記エマルジョン型の基剤の構成はO/W型のものとW/O型
のものでかなり異なるが、一般に水:4〜28%(好まし
くは10〜28%)、保湿剤:10〜35%、洗浄剤:40〜80%
(好ましくは40〜70%)、油性成分:1〜5%、その他
若干量の香料、防腐剤などの添加剤からなっている。
前記保湿剤にはグリセリン、ソルビトール、ポリエチレ
ングリコール類などの多価アルコールが主として用いら
れる。前記洗浄剤にはO/W型のばあいはステアリン酸カ
リウム、パルミチン酸カリウムなどの脂肪酸塩、ステア
リン酸モノグリセリドなどの脂肪酸エステル、アミノ酸
誘導体など、水溶性または親水性の界面活性作用を有す
るものが主として用いられ、W/O型のばあいには流動パ
ラフィン、ワセリンなどの油性のものを主体としこれと
わずかの量の界面活性剤が用いられる。前記油性成分と
してはミツロウやオリーブ油などが使用される。
なお、クレンジング化粧料基剤としては前記のもののほ
かに、均一な溶液タイプのクレンジングローションな
ど、油性成分と水性成分とが2液に分離していて、使用
のつど振盪して混合して使用する2液分離型のクレンジ
ングローションなどおよびゼリー状のクレンジング化粧
料なども使用できる。
本発明のクレンジング化粧料はつぎのようにして製造す
ることができる。
たとえばO/W型の化粧料は水に保湿剤、洗浄剤を溶解ま
たは分散し、これに少量の油性成分、要すれば香料、防
腐剤を添加し充分に分散し乳化して基剤を調製し、その
60〜80部(重量、以下同様)に20〜40部のセルロース類
の粉末をホモジナイザーなどを用いて充分に撹拌しなが
ら均一に分散してえられる。
W/O型のクレンジング化粧料は水に保湿剤、親水性の洗
浄剤、要すれば香料、防腐剤などを溶解または分散した
水性成分を油性の洗浄剤、油性成分を加熱溶解したもの
の中に分散し乳化して基剤を調製し、その60〜80部に20
〜40部のセルロース類の粉末をホモジナイザーなどを用
いて充分に撹拌しながら均一に分散してえられる。
本発明のクレンジング化粧料はファンデーションをはじ
めメーキャップ化粧料と呼ばれる仕上げ用化粧料、たと
えばアイライン、アイシャドウ、マスカラ、ほほ紅、口
紅などの除去用に主として用いられる。除去すべき化粧
料の種類、濃さおよび肌の状態(脂性肌か乾燥肌か)な
どによってそれぞれの用途に適した処方のクレンジング
化粧料を製造し、使用者に任意に使いわけをさせること
ができる。
以下に実施例をあげて本発明をより具体的に説明する。
実施例1 (クレンジングローション) ソルビトール13.0部、グリセリン4.0部、ミリスチン酸
オクチルドデシル36.0部、トリオクタン酸グリセリル3
0.0部、モノオレイン酸ポリオキシエチレンソルビタン1
3.0部に水4.0部、若干量の防腐剤を加えホモジナイザー
で均一に分散させたもの75部にエチルセルロース粉末
(平均粒径10μm)25.0部をホモジナイザーで均一に分
散しながら加え、安定なクレンジング化粧料をえた。
実施例2 (クレンジングローション) 実施例1におけるエチルセルロース粉末を結晶セルロー
ス粉末(平均粒径6μm)25.0部にかえたほかは、実施
例1と同様にしてクレンジング化粧料をえた。
実施例3 (乾性肌用クレンジングフォーム) 下記処方を用いたほかは実施例1と同様にしてクレンジ
ング化粧料をえた。
成 分 部 水 15.8 ソルビトール 15.0 グリセリン 3.8 ポリエチレングリコール1500 7.5 ポリオキシエチレン硬化ヒマ シ油エステル 2.3 ステアリン酸モノグリセリド 1.5 水酸化カリウム 0.8 パルミチン酸 2.3 ラウリン酸2.3 N-ラウロイルメチル タウリンナトリウム 7.5 ラウロイルグルタミン酸ポリ オキシエチレンオクチルド デシルエーテルジエステル 15.0 ミツロウ 0.4 オリーブ油 0.8 エチルセルロース粉末(平均粒径10μm)25.0 防腐剤 若干量 実施例4 (乾性肌用クレンジングフォーム) 実施例3におけるエチルセルロース粉末を結晶セルロー
ス粉末(平均粒径6μm)25部にかえたほかは、実施例
3と同様にしてクレンジング化粧料をえた。
実施例5 (クレンジングクリーム) みつろう1.1部、流動パラフィン30.0部、セチル2−エ
チルヘキサエート7.5部、セトステアリルアルコール1.5
部およびワセリン7.5部を混合し加熱溶解した。さらに
ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油エステル1.9部、ステ
アリン酸モノグリセリド1.1部、ステアリン酸1.0部を加
え、全体が均一になるように撹拌した。さらに若干量の
香料と防腐剤とを添加したのち、別に用意した水性成分
液(ジプロピレングリコール8.0部、グリセリン2.0部、
ステアリン酸1.0部および水酸化カリウム0.05部を21.25
部の水に溶かしたもの)を加えて乳化し、さらに激しく
撹拌しながらエチルセルロース粉末(平均粒径10μm)
25部を添加し均一に分散せしめて目的とするクレンジン
グクリームをえた。
比較例1 実施例1においてエチルセルロース粉末を添加しなかっ
た以外は実施例1と同様にしてクレンジング化粧料をえ
た。
比較例2 実施例3においてエチルセルロース粉末を添加しなかっ
た以外は実施例3と同様にしてクレンジングフォームを
えた。
比較例3 実施例5においてエチルセルロース粉末を添加しなかっ
た以外は実施例5と同様にしてクレンジングクリームを
えた。
実施例1〜5でえられたクレンジング化粧料および比較
例1〜3について、油性化粧料の洗浄効果などを比較し
た。
評価項目およびその評価方法は下記のとおりである。
(1)対象とした油性化粧料 (i)ファンデーション (ii)口 紅 (iii)アイライン (2)評価項目:対象とした化粧料の落ち具合 (3)評価方法:ヒト両腕腹部およびスリガラス板に市販
のファンデーション、口紅、アイラインを塗布し、5時
間風乾後実施例1〜5および比較例1〜3のクレンジン
グ化粧料を施し、その落ち具合を目視にて比較評価し
た。すなわち実施例1および2の化粧料についてそれぞ
れ比較例1の化粧料を使用したばあいと比較し、落ち具
合の差を5段評価法で示した。実施例3および4の化粧
料についてはそれぞれ比較例2の化粧料と、実施例5の
化粧料については比較例3の化粧料を使用したばあいと
比較した。
スコア 評 価 結 果 5…比較例の化粧料に比べて非常に優れている(落ち具
合がよい)。
4…比較例の化粧料に比べてやや優れている。
3…比較例の化粧料と同等である。
2…比較例の化粧料に比べてやや劣る。
1…比較例の化粧料に比べて非常に劣る (落ち具合が悪い)。
第1表に評価の結果を示す。
第1表の評価結果から、本発明のクレンジング化粧料を
使用するばあいはセルロース類の粉末を含まないクレン
ジング化粧料にくらべて、対象となる化粧料の落ち具合
が格段によくなっていることがわかる。
[発明の効果] 本発明のクレンジング化粧料によると化粧料を容易に除
去できる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】クレンジング化粧料基剤中に、平均粒径4
    〜12μmのエチルセルロースまたは結晶セルロースの微
    粉末が分散されてなり、かつ前記クレンジング化粧料基
    剤および微粉末をそれぞれ60〜80重量%および40〜20重
    量%含有することを特徴とする色素類を含有する化粧料
    を除去するためのクレンジング化粧料。
JP2244169A 1990-09-13 1990-09-13 クレンジング化粧料 Expired - Fee Related JPH0615451B2 (ja)

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