JPH0612676A - 情報記録再生装置 - Google Patents
情報記録再生装置Info
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- JPH0612676A JPH0612676A JP4192806A JP19280692A JPH0612676A JP H0612676 A JPH0612676 A JP H0612676A JP 4192806 A JP4192806 A JP 4192806A JP 19280692 A JP19280692 A JP 19280692A JP H0612676 A JPH0612676 A JP H0612676A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ベリファイ用光スポットを記録媒体のどのセ
クタにある時にもベリファイが正常に実行できる所定範
囲内で点灯開始させる。 【構成】 記録用光スポットがONした事を検知して、
ベリファイ用光スポットの点灯タイミングをコントロー
ルするゲートシグナルONコントロールカウンタ103
と、消灯タイミングをコントロールするゲートシグナル
OFFコントロールカウンタ104に、ベリファイゲー
トをON/OFFするタイミングをカウンタセットボリ
ュームラッチ107,106からロードするパルスをロ
ードパルスゼネレータ101から発生させ、ベリファイ
ゲート114をラッチ105から生成する。ベリファイ
ゲートのON/OFFタイミングはMPUバス115を
介してカウンタセットボリュームラッチに、記録媒体上
の位置、ブロック等に応じて可変設定される。
クタにある時にもベリファイが正常に実行できる所定範
囲内で点灯開始させる。 【構成】 記録用光スポットがONした事を検知して、
ベリファイ用光スポットの点灯タイミングをコントロー
ルするゲートシグナルONコントロールカウンタ103
と、消灯タイミングをコントロールするゲートシグナル
OFFコントロールカウンタ104に、ベリファイゲー
トをON/OFFするタイミングをカウンタセットボリ
ュームラッチ107,106からロードするパルスをロ
ードパルスゼネレータ101から発生させ、ベリファイ
ゲート114をラッチ105から生成する。ベリファイ
ゲートのON/OFFタイミングはMPUバス115を
介してカウンタセットボリュームラッチに、記録媒体上
の位置、ブロック等に応じて可変設定される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は光学式情報記録再生装置
に関するものであり、特に記録用光スポットとベリファ
イ用光スポットとが記録媒体上で常に一定間隔離れた位
置に形成されダイレクトベリファイ可能な情報記録再生
装置に関する。
に関するものであり、特に記録用光スポットとベリファ
イ用光スポットとが記録媒体上で常に一定間隔離れた位
置に形成されダイレクトベリファイ可能な情報記録再生
装置に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】光学式
情報記録再生装置には光磁気ディスク装置、追記型光デ
ィスク装置や相変化型光ディスク装置などがあるが、以
下、光学式情報記録再生装置として光磁気ディスク装置
を例に採り説明する。
情報記録再生装置には光磁気ディスク装置、追記型光デ
ィスク装置や相変化型光ディスク装置などがあるが、以
下、光学式情報記録再生装置として光磁気ディスク装置
を例に採り説明する。
【0003】従来の光磁気ディスク装置においては、1
個のレーザダイオードの出力を変えることで消去用光ス
ポット、記録用光スポット、ベリファイ用光スポット及
び再生用光スポットを形成し、情報を記録する場合、情
報の消去、記録及びベリファイ(記録確認)という3段
階のプロセスが必要であった。このため、光磁気ディス
ク装置を使用するユーザにとってみれば、情報を記録す
る速度が遅く使用上不都合であった。このため、消去、
記録及びベリファイという3つのプロセスを縮める方法
としてベリファイ用光スポットを別に形成して記録とベ
リファイとを1段階のプロセスで実行する方法が考案さ
れた(以下、このプロセスをダイレクトベリファイと称
する)。
個のレーザダイオードの出力を変えることで消去用光ス
ポット、記録用光スポット、ベリファイ用光スポット及
び再生用光スポットを形成し、情報を記録する場合、情
報の消去、記録及びベリファイ(記録確認)という3段
階のプロセスが必要であった。このため、光磁気ディス
ク装置を使用するユーザにとってみれば、情報を記録す
る速度が遅く使用上不都合であった。このため、消去、
記録及びベリファイという3つのプロセスを縮める方法
としてベリファイ用光スポットを別に形成して記録とベ
リファイとを1段階のプロセスで実行する方法が考案さ
れた(以下、このプロセスをダイレクトベリファイと称
する)。
【0004】ベリファイ用光スポットを形成する手段と
しては、(1)1個のレーザダイオードの照射光をスリ
ットで分割する方法(この方法では、消去用光スポット
と再生用光スポットとは同一ダイオードにより形成され
る)、あるいは、(2)記録用レーザダイオードとベリ
ファイ用レーザダイオードとを各々設ける方法(この方
法では、消去用光スポットと再生用光スポットとは記録
用レーザダイオードもしくはベリファイ用レーザダイオ
ードのいづれかにより形成される)、があるが、制御の
しやすさから、一般に前記(2)の方法が採用されてい
る。
しては、(1)1個のレーザダイオードの照射光をスリ
ットで分割する方法(この方法では、消去用光スポット
と再生用光スポットとは同一ダイオードにより形成され
る)、あるいは、(2)記録用レーザダイオードとベリ
ファイ用レーザダイオードとを各々設ける方法(この方
法では、消去用光スポットと再生用光スポットとは記録
用レーザダイオードもしくはベリファイ用レーザダイオ
ードのいづれかにより形成される)、があるが、制御の
しやすさから、一般に前記(2)の方法が採用されてい
る。
【0005】図6に前記(2)の方法を採用した記録再
生装置の構成図を示す。また、この装置で形成された記
録用光スポットとベリファイ用光スポットとの関係を図
7に示す。図7からわかる様に、記録用光スポットとベ
リファイ用光スポットとは、光磁気ディスク上で常に一
定間隔Lを保っている。
生装置の構成図を示す。また、この装置で形成された記
録用光スポットとベリファイ用光スポットとの関係を図
7に示す。図7からわかる様に、記録用光スポットとベ
リファイ用光スポットとは、光磁気ディスク上で常に一
定間隔Lを保っている。
【0006】図8に、光磁気ディスクの情報トラックに
おけるアドレス部とデータ部とを含んで構成されるセク
タを示す。図8において、SMはセクタの開始を示すセ
クタマーク、VFO1〜VFO3はデータ再生時同期ク
ロックを発生させるPLLを引き込むためのデータが記
録されている部分、AMはアドレス情報の先頭を示すア
ドレスマーク、PAはグループコーディング用に確保し
たポストアンブル、SYNCはデータ情報の先頭を示す
データマーク、Data Fieldはデータを記録再
生する部分、BUFは光磁気ディスクの回転変動を吸収
する部分である。ダイレクトベリファイする場合、記録
用光スポットはVFO3,SYNC,Data Fie
ld,PAにそれぞれデータを記録し、ベリファイ用光
スポットでデータが正しく記録されたことを確認する。
おけるアドレス部とデータ部とを含んで構成されるセク
タを示す。図8において、SMはセクタの開始を示すセ
クタマーク、VFO1〜VFO3はデータ再生時同期ク
ロックを発生させるPLLを引き込むためのデータが記
録されている部分、AMはアドレス情報の先頭を示すア
ドレスマーク、PAはグループコーディング用に確保し
たポストアンブル、SYNCはデータ情報の先頭を示す
データマーク、Data Fieldはデータを記録再
生する部分、BUFは光磁気ディスクの回転変動を吸収
する部分である。ダイレクトベリファイする場合、記録
用光スポットはVFO3,SYNC,Data Fie
ld,PAにそれぞれデータを記録し、ベリファイ用光
スポットでデータが正しく記録されたことを確認する。
【0007】また図8のセクタでダイレクトベリファイ
する場合のレーザのオン/オフタイミングを図8下部に
示す。図8において記録用光スポットが記録開始した位
置でベリファイ用光スポットによるダイレクトベリファ
イが開始される。この時、ベリファイ用光スポットがV
FO3領域外(図8中B)やVFO3領域の後部(図8
中C)にあるとPLLによる再生同期クロックが生成で
きないので、ダイレクトベリファイする場合ベリファイ
用光スポットは必ずVFO3領域の先頭部(図8中A)
になければならない。
する場合のレーザのオン/オフタイミングを図8下部に
示す。図8において記録用光スポットが記録開始した位
置でベリファイ用光スポットによるダイレクトベリファ
イが開始される。この時、ベリファイ用光スポットがV
FO3領域外(図8中B)やVFO3領域の後部(図8
中C)にあるとPLLによる再生同期クロックが生成で
きないので、ダイレクトベリファイする場合ベリファイ
用光スポットは必ずVFO3領域の先頭部(図8中A)
になければならない。
【0008】しかして、光磁気ディスク内のセクタがデ
ィスク半径方向位置によらず円周方向に同数ある場合、
図9に示される様に、ディスクの内周部と外周部とでは
セクタの大きさが異なる。ただし、図9では、説明しや
すいように、内周部と外周部とのセクタ寸法比を1:2
としてある。
ィスク半径方向位置によらず円周方向に同数ある場合、
図9に示される様に、ディスクの内周部と外周部とでは
セクタの大きさが異なる。ただし、図9では、説明しや
すいように、内周部と外周部とのセクタ寸法比を1:2
としてある。
【0009】従って、外周部と内周部とでは線速度が異
なるために(図9の構成では外周部の線速度は内周部の
2倍になる)、記録用光スポットが図9中DからEまで
到達する時間は同じであるが、記録用光スポットとベリ
ファイ用光スポットとの間隔が一定なので記録用光スポ
ットが図9中Eに到達した時点からベリファイ用光スポ
ットがEに到達するまでの時間は異なる。
なるために(図9の構成では外周部の線速度は内周部の
2倍になる)、記録用光スポットが図9中DからEまで
到達する時間は同じであるが、記録用光スポットとベリ
ファイ用光スポットとの間隔が一定なので記録用光スポ
ットが図9中Eに到達した時点からベリファイ用光スポ
ットがEに到達するまでの時間は異なる。
【0010】従って、記録用クロックをカウンタ等で数
えて記録用光スポットオン後カウンタ値が常に一定の数
になった時点でベリファイ用光スポットをオンする構成
であると、内周部と外周部の線速度が異なるために、ベ
リファイ用光スポットがオンする位置が全てのセクタで
図8のAにならず、ベリファイが正常に実行できないと
いう問題があった。
えて記録用光スポットオン後カウンタ値が常に一定の数
になった時点でベリファイ用光スポットをオンする構成
であると、内周部と外周部の線速度が異なるために、ベ
リファイ用光スポットがオンする位置が全てのセクタで
図8のAにならず、ベリファイが正常に実行できないと
いう問題があった。
【0011】また、ダイレクトベリファイ方式は2つの
レーザ光スポットを同一トラック上に配置し、先行光ス
ポットで記録を行い、後行光スポットでベリファイを行
う方式であり、この2つのレーザ光スポットの使い方と
して、通常再生時も2つのレーザを点灯させておき、先
行光スポットをサーボ専用、後行光スポットを再生専用
とする事により次の様なメリットが生じる。即ち、再生
時とベリファイ時の光スポットが同じものであるのでベ
リファイの信頼性が高い。さらに、サーボ専用の光スポ
ットを設定する事により、再生光スポットでサーボをか
ける必要がなくなり、再生用センサを分割する必要がな
くなる(センサを分割すると図10の様な構成になり、
分割したギャップ部分に当たる光量を損し、電流−電圧
変換のアンプが分割数だけ必要になり加算後のアンプノ
イズが(分割数)1/2 倍になるというデメリットがあ
る)。
レーザ光スポットを同一トラック上に配置し、先行光ス
ポットで記録を行い、後行光スポットでベリファイを行
う方式であり、この2つのレーザ光スポットの使い方と
して、通常再生時も2つのレーザを点灯させておき、先
行光スポットをサーボ専用、後行光スポットを再生専用
とする事により次の様なメリットが生じる。即ち、再生
時とベリファイ時の光スポットが同じものであるのでベ
リファイの信頼性が高い。さらに、サーボ専用の光スポ
ットを設定する事により、再生光スポットでサーボをか
ける必要がなくなり、再生用センサを分割する必要がな
くなる(センサを分割すると図10の様な構成になり、
分割したギャップ部分に当たる光量を損し、電流−電圧
変換のアンプが分割数だけ必要になり加算後のアンプノ
イズが(分割数)1/2 倍になるというデメリットがあ
る)。
【0012】しかして、先行するサーボ専用光スポット
で記録を行う場合には、記録時にサーボ専用光スポット
を高パワーにしなければならない。半導体レーザはパワ
ーが変化すると波長が変化するという特性があるため、
高パワー時にはサーボ専用光ビームの焦点位置が変化
し、従ってベリファイ用光ビームのフォーカスが再生時
とズレてしまうという問題があった。
で記録を行う場合には、記録時にサーボ専用光スポット
を高パワーにしなければならない。半導体レーザはパワ
ーが変化すると波長が変化するという特性があるため、
高パワー時にはサーボ専用光ビームの焦点位置が変化
し、従ってベリファイ用光ビームのフォーカスが再生時
とズレてしまうという問題があった。
【0013】また、波長シフト以外にも先行光スポット
と後行光スポットとでは性能が違うので、再生時に電気
的にオフセットを加えて後行(再生)光スポットのフォ
ーカス位置又はトラック位置を補正している様な場合に
は、パワーが変わる事によりサーボ信号のレベルが変わ
り、再生時のオフセットではダイレクトベリファイ時に
補正しきれずにフォーカス又はトラックがズレるという
問題もあった(この先行光スポットと後行光スポットと
の差は組立時の調整誤差によるものの他に経時変化によ
る光軸ズレや温度による本体の熱膨脹による光軸ズレ等
が考えられる)。
と後行光スポットとでは性能が違うので、再生時に電気
的にオフセットを加えて後行(再生)光スポットのフォ
ーカス位置又はトラック位置を補正している様な場合に
は、パワーが変わる事によりサーボ信号のレベルが変わ
り、再生時のオフセットではダイレクトベリファイ時に
補正しきれずにフォーカス又はトラックがズレるという
問題もあった(この先行光スポットと後行光スポットと
の差は組立時の調整誤差によるものの他に経時変化によ
る光軸ズレや温度による本体の熱膨脹による光軸ズレ等
が考えられる)。
【0014】本発明は、上述の問題点を解消するため、
記録媒体の外周部と内周部とでベリファイ用光スポット
の点灯タイミングを変えることでベリファイ用光スポッ
トが全てのセクタにおいて所定範囲内の位置で点灯開始
することを可能とすることを目的とする。
記録媒体の外周部と内周部とでベリファイ用光スポット
の点灯タイミングを変えることでベリファイ用光スポッ
トが全てのセクタにおいて所定範囲内の位置で点灯開始
することを可能とすることを目的とする。
【0015】更に、本発明は、記録、再生時で夫々独立
にオフセットを設定して補正することによりダイレクト
ベリファイ時の後行光スポットのフォーカスあるいはト
ラックがずれないようにすることが可能な情報記録再生
装置を提供することをも目的とする。
にオフセットを設定して補正することによりダイレクト
ベリファイ時の後行光スポットのフォーカスあるいはト
ラックがずれないようにすることが可能な情報記録再生
装置を提供することをも目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明によれば、記録媒体の運動を駆動する手段
と、記録用光スポットで前記記録媒体に情報を記録する
手段と、前記記録媒体に情報が正しく記録されたことを
前記記録用光スポットと常に一定距離にあるベリファイ
用光スポットで確認する手段と、前記記録媒体に情報を
記録再生する際に記録速度と再生速度を規定するクロッ
クを生成する手段と、前記記録用光スポットと前記ベリ
ファイ用光スポットを前記記録媒体上の決められた位置
に移動させる光ヘッドと、前記記録用光スポットをオン
/オフする手段と、前記記録用光スポットをオン/オフ
するタイミングを変える手段と、前記ベリファイ用光ス
ポットをオン/オフする手段と、前記ベリファイ用光ス
ポットをオン/オフするタイミングを変える手段と、前
記記録用光スポットとベリファイ用光スポットのオン/
オフタイミング変更を制御する制御コントローラ、とを
有することを特徴とする情報記録再生装置、が提供され
る。
め、本発明によれば、記録媒体の運動を駆動する手段
と、記録用光スポットで前記記録媒体に情報を記録する
手段と、前記記録媒体に情報が正しく記録されたことを
前記記録用光スポットと常に一定距離にあるベリファイ
用光スポットで確認する手段と、前記記録媒体に情報を
記録再生する際に記録速度と再生速度を規定するクロッ
クを生成する手段と、前記記録用光スポットと前記ベリ
ファイ用光スポットを前記記録媒体上の決められた位置
に移動させる光ヘッドと、前記記録用光スポットをオン
/オフする手段と、前記記録用光スポットをオン/オフ
するタイミングを変える手段と、前記ベリファイ用光ス
ポットをオン/オフする手段と、前記ベリファイ用光ス
ポットをオン/オフするタイミングを変える手段と、前
記記録用光スポットとベリファイ用光スポットのオン/
オフタイミング変更を制御する制御コントローラ、とを
有することを特徴とする情報記録再生装置、が提供され
る。
【0017】本発明の一態様においては、前記記録媒体
が円形であり前記駆動手段により回転運動せしめられる
ものである。
が円形であり前記駆動手段により回転運動せしめられる
ものである。
【0018】本発明の他の態様においては、前記ベリフ
ァイ用光スポットをオン/オフするタイミングを、前記
記録媒体上の位置によって変える。
ァイ用光スポットをオン/オフするタイミングを、前記
記録媒体上の位置によって変える。
【0019】本発明の別の態様においては、前記ベリフ
ァイ用光スポットをオン/オフするタイミングの制御を
前記制御コントローラで行なう。
ァイ用光スポットをオン/オフするタイミングの制御を
前記制御コントローラで行なう。
【0020】本発明の更に別の態様においては、前記記
録媒体に記録する記録周波数が半径方向で分割されたブ
ロック毎に異なる場合において、前記ベリファイ用光ス
ポットをオン/オフするタイミングを、前記記録媒体上
のブロックによって変える。
録媒体に記録する記録周波数が半径方向で分割されたブ
ロック毎に異なる場合において、前記ベリファイ用光ス
ポットをオン/オフするタイミングを、前記記録媒体上
のブロックによって変える。
【0021】また、上記目的を達成するため、本発明に
よれば、2つの光スポットを用いて先行光スポットでサ
ーボ信号の検出および記録を行い、後行光スポットで再
生およびダイレクトベリファイを行い、記録時および再
生時でそれぞれ独立に補正用のフォーカスオフセット又
はトラックオフセットが設定され記録または再生の動作
に応じて切り替える事を特徴とする情報記録再生装置、
が提供される。
よれば、2つの光スポットを用いて先行光スポットでサ
ーボ信号の検出および記録を行い、後行光スポットで再
生およびダイレクトベリファイを行い、記録時および再
生時でそれぞれ独立に補正用のフォーカスオフセット又
はトラックオフセットが設定され記録または再生の動作
に応じて切り替える事を特徴とする情報記録再生装置、
が提供される。
【0022】本発明の一態様においては、前記フォーカ
スオフセット又はトラックオフセットは、記録時にダイ
レクトベリファイ信号を読んだ時の信号振幅と、この記
録を再生した時の信号振幅とが同じであるという条件で
求められる。ここで、前記記録信号を最小ピットの連続
したものとすることができる。
スオフセット又はトラックオフセットは、記録時にダイ
レクトベリファイ信号を読んだ時の信号振幅と、この記
録を再生した時の信号振幅とが同じであるという条件で
求められる。ここで、前記記録信号を最小ピットの連続
したものとすることができる。
【0023】本発明の他の態様においては、前記フォー
カスオフセット又はトラックオフセットは、記録時にダ
イレクトベリファイ信号を読んだ時のエラーレートと、
この記録を再生した時のエラーレートとが同じであると
いう条件で求められる。
カスオフセット又はトラックオフセットは、記録時にダ
イレクトベリファイ信号を読んだ時のエラーレートと、
この記録を再生した時のエラーレートとが同じであると
いう条件で求められる。
【0024】
【作用】上記構成とすることにより、記録媒体に記録用
光スポットで情報を記録する手段による記録がスタート
すると、このスタートを検知して、記録用光スポットと
常に一定距離を置いて記録を確認するベリファイ用光ス
ポットがオン/オフ作動する。このベリファイ用光スポ
ットのオン/オフは、オン/オフ手段により速度を規定
するクロックと記録用光スポットのスタート検知に同期
して、予め設定されたタイミングによって行われ、設定
タイミングは制御コントローラによって制御することが
できる。光スポットが円形記録媒体の内周部に在る場合
と光スポットが該記録媒体の外周部に在る場合、また
は、記録する周波数が半径方向で分割されたブロック毎
に異なる場合には、制御コントローラは、それぞれ内周
と外周とで又はブロックによってベリファイ用光スポッ
トをオン/オフするタイミングを変える手段を介しタイ
ミングの設定データを変更する。これによりベリファイ
用光スポットがONする位置が全てのセクタで規定範囲
内になる様にすることができる。
光スポットで情報を記録する手段による記録がスタート
すると、このスタートを検知して、記録用光スポットと
常に一定距離を置いて記録を確認するベリファイ用光ス
ポットがオン/オフ作動する。このベリファイ用光スポ
ットのオン/オフは、オン/オフ手段により速度を規定
するクロックと記録用光スポットのスタート検知に同期
して、予め設定されたタイミングによって行われ、設定
タイミングは制御コントローラによって制御することが
できる。光スポットが円形記録媒体の内周部に在る場合
と光スポットが該記録媒体の外周部に在る場合、また
は、記録する周波数が半径方向で分割されたブロック毎
に異なる場合には、制御コントローラは、それぞれ内周
と外周とで又はブロックによってベリファイ用光スポッ
トをオン/オフするタイミングを変える手段を介しタイ
ミングの設定データを変更する。これによりベリファイ
用光スポットがONする位置が全てのセクタで規定範囲
内になる様にすることができる。
【0025】あるいは、ダイレクトベリファイ方式のサ
ーボ動作において先行光スポットでサーボ信号の検出と
記録を行い、後行光スポットで再生とダイレクトベリフ
ァイを行う場合に、記録時と再生時では別々に独立にフ
ォーカスオフセット、トラックオフセットを設定し補正
する。記録テスト時に記録する信号として最小ピットの
連続を用いて、ダイレクトベリファイ信号を読んだ時の
信号振幅と、通常再生状態で最小ピットの記録信号を再
生した信号振幅とが同一になるようにオフセット量の設
定を行う。オフセットはまた信号振幅比較以外にエラー
レートの比較として設定することも可能である。通常再
生時には記録時とは独立にオフセットの設定を行い、再
生時と記録時とで印加するオフセット量を変えて設定す
るので、ダイレクトベリファイ時の後行光スポットのフ
ォーカスおよびトラックのずれを無くすることが可能と
なる。
ーボ動作において先行光スポットでサーボ信号の検出と
記録を行い、後行光スポットで再生とダイレクトベリフ
ァイを行う場合に、記録時と再生時では別々に独立にフ
ォーカスオフセット、トラックオフセットを設定し補正
する。記録テスト時に記録する信号として最小ピットの
連続を用いて、ダイレクトベリファイ信号を読んだ時の
信号振幅と、通常再生状態で最小ピットの記録信号を再
生した信号振幅とが同一になるようにオフセット量の設
定を行う。オフセットはまた信号振幅比較以外にエラー
レートの比較として設定することも可能である。通常再
生時には記録時とは独立にオフセットの設定を行い、再
生時と記録時とで印加するオフセット量を変えて設定す
るので、ダイレクトベリファイ時の後行光スポットのフ
ォーカスおよびトラックのずれを無くすることが可能と
なる。
【0026】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図を参照し
て説明する。
て説明する。
【0027】図1は本発明による情報記録再生装置の第
1の実施例の構成の一部であるベリファイゲートコント
ローラを示す図である。
1の実施例の構成の一部であるベリファイゲートコント
ローラを示す図である。
【0028】図1において、103はベリファイ用光ス
ポット点灯タイミングをコントロールするゲートシグナ
ルONコントロールカウンタ、104はベリファイ用光
スポット消灯タイミングをコントロールするゲートシグ
ナルOFFコントロールカウンタ、105は103,1
04の出力からベリファイゲートを生成するラッチ、1
07はベリファイゲートオンするタイミングを格納する
カウンタセットボリューウムラッチ、106はベリファ
イゲートオフするタイミングを格納するカウンタセット
ボリュームラッチ、101は記録用光スポットがオンし
たことを検知して103,104に107,106に格
納しされた値をロードするパルスを発生させるロードパ
ルスゼネレータ、102は103,104を動作許可さ
せるカウンタエネーブルゼネレータ、108は記録用光
スポットのオン/オフをコントロールする記録ゲート、
109は記録クロック、110はカウンタロードパル
ス、111はカウンタエネーブル信号、112はベリフ
ァイゲートON信号、113はベリファイゲートOFF
信号、114はベリファイゲート、115はMPUバス
である。
ポット点灯タイミングをコントロールするゲートシグナ
ルONコントロールカウンタ、104はベリファイ用光
スポット消灯タイミングをコントロールするゲートシグ
ナルOFFコントロールカウンタ、105は103,1
04の出力からベリファイゲートを生成するラッチ、1
07はベリファイゲートオンするタイミングを格納する
カウンタセットボリューウムラッチ、106はベリファ
イゲートオフするタイミングを格納するカウンタセット
ボリュームラッチ、101は記録用光スポットがオンし
たことを検知して103,104に107,106に格
納しされた値をロードするパルスを発生させるロードパ
ルスゼネレータ、102は103,104を動作許可さ
せるカウンタエネーブルゼネレータ、108は記録用光
スポットのオン/オフをコントロールする記録ゲート、
109は記録クロック、110はカウンタロードパル
ス、111はカウンタエネーブル信号、112はベリフ
ァイゲートON信号、113はベリファイゲートOFF
信号、114はベリファイゲート、115はMPUバス
である。
【0029】図2は前記図1の構成を採用した光磁気デ
ィスクシステムを示す図である。図2において、141
は情報記録再生装置全体を制御する制御コントローラ、
126は記録(ライト)ゲートのON/OFFを制御す
る記録ゲートコントローラ、127は情報再生時の再生
(リード)ゲートON/OFFを制御する再生ゲートコ
ントローラ、128はベリファイゲートON/OFFを
制御するベリファイゲートコントローラ、132は情報
記録時と再生時のレーザ点灯を制御する記録用レーザド
ライバ、133はベリファイ時のレーザ点灯を制御する
ベリファイ用レーザドライバである。
ィスクシステムを示す図である。図2において、141
は情報記録再生装置全体を制御する制御コントローラ、
126は記録(ライト)ゲートのON/OFFを制御す
る記録ゲートコントローラ、127は情報再生時の再生
(リード)ゲートON/OFFを制御する再生ゲートコ
ントローラ、128はベリファイゲートON/OFFを
制御するベリファイゲートコントローラ、132は情報
記録時と再生時のレーザ点灯を制御する記録用レーザド
ライバ、133はベリファイ時のレーザ点灯を制御する
ベリファイ用レーザドライバである。
【0030】図2の構成では記録と再生は同じレーザで
行ないベリファイはベリファイ専用レーザで行なう構成
である。図2の構成とは逆にベリファイと再生を同じレ
ーザで行ない、記録を記録専用レーザで行なう構成もあ
り、本発明ではどちらの場合でも有効である。
行ないベリファイはベリファイ専用レーザで行なう構成
である。図2の構成とは逆にベリファイと再生を同じレ
ーザで行ない、記録を記録専用レーザで行なう構成もあ
り、本発明ではどちらの場合でも有効である。
【0031】つぎに、図1及び図2を用い更に図9を参
照して、本実施例の動作を説明する。今、光スポットが
光磁気ディスクの内周部に在り、ダイレクトベリファイ
するに当たり制御コントローラ141はベリファイゲー
トコントローラ128のカウンタセットボリュームラッ
チ107,106に各々10H,1F08Hを格納する
と仮定すると、内周部を記録する時は、記録スポットが
VFO領域でVFOデータ記録開始後Tsc×10Hs
ec後にベリファイ用光ビームが点灯開始することにな
る。記録媒体の線速度をdm/secとするとTsc×
10Hsec間にd×(Tsc×10H)mだけ移動し
たことになる。この移動距離は少なくとも図7における
記録用光スポットとベリファイ用光スポットとの間隔L
に等しいかそれより大きくなければならない。
照して、本実施例の動作を説明する。今、光スポットが
光磁気ディスクの内周部に在り、ダイレクトベリファイ
するに当たり制御コントローラ141はベリファイゲー
トコントローラ128のカウンタセットボリュームラッ
チ107,106に各々10H,1F08Hを格納する
と仮定すると、内周部を記録する時は、記録スポットが
VFO領域でVFOデータ記録開始後Tsc×10Hs
ec後にベリファイ用光ビームが点灯開始することにな
る。記録媒体の線速度をdm/secとするとTsc×
10Hsec間にd×(Tsc×10H)mだけ移動し
たことになる。この移動距離は少なくとも図7における
記録用光スポットとベリファイ用光スポットとの間隔L
に等しいかそれより大きくなければならない。
【0032】記録媒体の線速度が内周部の2倍である
(図9の例)外周部にダイレクトベリファイしながら記
録する場合、記録用光スポットがVFO情報記録開始後
ベリファイ用スポットが記録したVFO情報領域に到達
する時間は、到達時間をXとすると、 2d×X=L≦d×(Tsc×10H) であるから、到達時間Xは、X≦Tsc×08Hsec
となる。従って、外周部を記録するに当たり、MPU1
41はカウンタセットボリュームラッチ107に08H
以下の値をセットする。
(図9の例)外周部にダイレクトベリファイしながら記
録する場合、記録用光スポットがVFO情報記録開始後
ベリファイ用スポットが記録したVFO情報領域に到達
する時間は、到達時間をXとすると、 2d×X=L≦d×(Tsc×10H) であるから、到達時間Xは、X≦Tsc×08Hsec
となる。従って、外周部を記録するに当たり、MPU1
41はカウンタセットボリュームラッチ107に08H
以下の値をセットする。
【0033】図3は本発明の第2の実施例の構成図であ
る。図3において301は光磁気ディスク、302は対
物レンズ、303は半導体レーザ、304は第1の偏光
ビームスプリッタ(PBS)、305は第2のPBS、
306は第1のサーボセンサ、307は第2のサーボセ
ンサ、308は第1のRFセンサ、309は第2のRF
センサ、310はサーボアンプ、311はRFアンプ、
312は振幅検出回路、313はA/Dコンバータ、3
14はマイクロコンピュータ(マイコン)、315はD
/Aコンバータ、316は加算器、317はドライバ、
318は磁気ヘッドである。
る。図3において301は光磁気ディスク、302は対
物レンズ、303は半導体レーザ、304は第1の偏光
ビームスプリッタ(PBS)、305は第2のPBS、
306は第1のサーボセンサ、307は第2のサーボセ
ンサ、308は第1のRFセンサ、309は第2のRF
センサ、310はサーボアンプ、311はRFアンプ、
312は振幅検出回路、313はA/Dコンバータ、3
14はマイクロコンピュータ(マイコン)、315はD
/Aコンバータ、316は加算器、317はドライバ、
318は磁気ヘッドである。
【0034】図4は図3の装置で実行される記録テスト
のフローチャートであり、図5は図3の記録テストで得
られる信号の波形図である。以下に、これらの図を参照
しながら、本実施例の動作について説明する。
のフローチャートであり、図5は図3の記録テストで得
られる信号の波形図である。以下に、これらの図を参照
しながら、本実施例の動作について説明する。
【0035】光磁気ディスク装置は起動すると記録テス
トを行う。この時D/Aコンバータ315からは何も出
力されない状態で最小ピットパターンを記録する。記録
は半導体レーザ303が連続的に高パワーを出力した時
に磁気ヘッド318により磁界を変調する磁界変調方式
で行う。記録テストではベリファイ用光ビームも点灯し
ておりダイレクトベリファイ信号が検出される。図5に
示すオフセットを与える前のダイレクトベリファイ検出
信号は振幅検出回路312とA/Dコンバータ313に
入力され、ベリファイ時の最小ピットパターン振幅aが
マイコン314に記憶される(ST−100)。次に通
常再生状態にして先ほど記録した最小ピットパターンを
再生する。図5に示す再生信号振幅bはベリファイ信号
と同様にしてマイコン314に記憶される(ST−10
1)。記録時にベリファイ用光ビームのフォーカスずれ
があると、図5に示すようにベリファイ信号振幅aは再
生信号振幅bよりも小さくなる(ST−102)。次に
マイコン314はD/Aコンバータ315を通じてフォ
ーカスサーボにオフセットを加えて(ST−103)、
再び記録テストを行いベリファイ信号振幅を検出する。
ベリファイ信号振幅が再生信号と同じ、つまり記録時の
ベリファイ用光ビームがフォーカスずれを起こさないオ
フセット量を発見するまで記録テストを繰り返す。ベリ
ファイ用光ビームのフォーカスが合っている時、記録用
光ビームのフォーカスがずれる事になるが、磁界変調方
式の記録では記録光ビームのスポット径が多少大きくな
っても記録特性に影響は出ない。
トを行う。この時D/Aコンバータ315からは何も出
力されない状態で最小ピットパターンを記録する。記録
は半導体レーザ303が連続的に高パワーを出力した時
に磁気ヘッド318により磁界を変調する磁界変調方式
で行う。記録テストではベリファイ用光ビームも点灯し
ておりダイレクトベリファイ信号が検出される。図5に
示すオフセットを与える前のダイレクトベリファイ検出
信号は振幅検出回路312とA/Dコンバータ313に
入力され、ベリファイ時の最小ピットパターン振幅aが
マイコン314に記憶される(ST−100)。次に通
常再生状態にして先ほど記録した最小ピットパターンを
再生する。図5に示す再生信号振幅bはベリファイ信号
と同様にしてマイコン314に記憶される(ST−10
1)。記録時にベリファイ用光ビームのフォーカスずれ
があると、図5に示すようにベリファイ信号振幅aは再
生信号振幅bよりも小さくなる(ST−102)。次に
マイコン314はD/Aコンバータ315を通じてフォ
ーカスサーボにオフセットを加えて(ST−103)、
再び記録テストを行いベリファイ信号振幅を検出する。
ベリファイ信号振幅が再生信号と同じ、つまり記録時の
ベリファイ用光ビームがフォーカスずれを起こさないオ
フセット量を発見するまで記録テストを繰り返す。ベリ
ファイ用光ビームのフォーカスが合っている時、記録用
光ビームのフォーカスがずれる事になるが、磁界変調方
式の記録では記録光ビームのスポット径が多少大きくな
っても記録特性に影響は出ない。
【0036】以上の様にして得られたオフセット量をマ
イコン314が記憶しておき、実際の記録時に補正量と
してD/Aコンバータ315を通して与える事により、
ダイレクトベリファイ信号の品位を通常再生信号と同等
のものにできる。もちろんD/Aコンバータ315は通
常再生時のオフセット印加用としても使用でき、この時
は通常再生時と記録時とで印加するオフセット量を変え
ればよい事になる。トラックについても同様にしてオフ
セットを求める。また、記録テストに最小ピットパター
ンを用いるのはデフォーカスによるベリファイ信号の劣
化が顕著に現れるためである。
イコン314が記憶しておき、実際の記録時に補正量と
してD/Aコンバータ315を通して与える事により、
ダイレクトベリファイ信号の品位を通常再生信号と同等
のものにできる。もちろんD/Aコンバータ315は通
常再生時のオフセット印加用としても使用でき、この時
は通常再生時と記録時とで印加するオフセット量を変え
ればよい事になる。トラックについても同様にしてオフ
セットを求める。また、記録テストに最小ピットパター
ンを用いるのはデフォーカスによるベリファイ信号の劣
化が顕著に現れるためである。
【0037】以上の説明では装置の起動時に記録テスト
を行う場合について述べた。しかし記録テストは起動時
ばかりではなく、装置の温度が変化した時に行うのも有
効である。本体の熱膨脹によりレーザ固定部や光学部品
の固定部等が動き、光軸がズレる事もあるからである。
この場合、装置内にサーミスタ等の温度検知センサを設
け、ある一定の温度変化が起きる毎に記録テストを行う
方法が考えられる。
を行う場合について述べた。しかし記録テストは起動時
ばかりではなく、装置の温度が変化した時に行うのも有
効である。本体の熱膨脹によりレーザ固定部や光学部品
の固定部等が動き、光軸がズレる事もあるからである。
この場合、装置内にサーミスタ等の温度検知センサを設
け、ある一定の温度変化が起きる毎に記録テストを行う
方法が考えられる。
【0038】また、わざわざ記録テストを行わなくとも
ダイレクトベリファイの信号振幅を記憶しておき、次の
動作命令(記録、再生、シーク)が来るまでのあいた時
間に同じ所を再生してオフセットを求める方法もある。
ダイレクトベリファイの信号振幅を記憶しておき、次の
動作命令(記録、再生、シーク)が来るまでのあいた時
間に同じ所を再生してオフセットを求める方法もある。
【0039】以上の記録テストでは信号振幅がダイレク
トベリファイ信号と再生信号とで同じになる様な条件を
求めたが、記録テストで注目する項目は信号振幅でなく
てエラーレートであってもよい。
トベリファイ信号と再生信号とで同じになる様な条件を
求めたが、記録テストで注目する項目は信号振幅でなく
てエラーレートであってもよい。
【0040】
【発明の効果】以上説明した様に、記録媒体の記録再生
すべきセクタの位置に応じて例えば外周部と内周部とで
ベリファイゲートの点灯タイミングを適宜変えること
で、ベリファイ用光スポットは記録媒体内のどのセクタ
においても所定タイミングで点灯開始することができ
る。
すべきセクタの位置に応じて例えば外周部と内周部とで
ベリファイゲートの点灯タイミングを適宜変えること
で、ベリファイ用光スポットは記録媒体内のどのセクタ
においても所定タイミングで点灯開始することができ
る。
【0041】また、2つの光ビームを用いたダイレクト
ベリファイ方式で、通常再生時には記録時とは独立にオ
フセットの設定を行い、再生時と記録時とで印加するオ
フセット量を変えて設定することで、ダイレクトベリフ
ァイ時の後行光スポットのフォーカスおよびトラックの
ずれを無くすることが可能となり、ベリファイ用光スポ
ットの品位を通常再生用光スポットの品位と同等にする
事ができ、ダイレクトベリファイの信頼性を上げる効果
がある。
ベリファイ方式で、通常再生時には記録時とは独立にオ
フセットの設定を行い、再生時と記録時とで印加するオ
フセット量を変えて設定することで、ダイレクトベリフ
ァイ時の後行光スポットのフォーカスおよびトラックの
ずれを無くすることが可能となり、ベリファイ用光スポ
ットの品位を通常再生用光スポットの品位と同等にする
事ができ、ダイレクトベリファイの信頼性を上げる効果
がある。
【図1】本発明による情報記録再生装置の第1の実施例
の構成の一部を示す図である。
の構成の一部を示す図である。
【図2】図1の構成を採用した光磁気ディスクシステム
を示す図である。
を示す図である。
【図3】本発明の第2の実施例の構成図である。
【図4】図3の装置で実行される記録テストのフローチ
ャートである。
ャートである。
【図5】図3の記録テストで得られる信号の波形図であ
る。
る。
【図6】2レーザによるダイレクトベリファイ光学構成
図である。
図である。
【図7】記録媒体上での記録用光スポットとベリファイ
用光スポットの位置関係を示す図である。
用光スポットの位置関係を示す図である。
【図8】光磁気ディスクの情報トラックにおけるセクタ
を示す図である。
を示す図である。
【図9】光磁気ディスクの内周部と外周部とを示す説明
図である。
図である。
【図10】従来のRF回路のブロック図である。
101 ロードパルスゼネレータ 102 カウンタエネーブルゼネレータ 103 ゲートジグナルONコントロールカウンタ 104 ゲートジグナルOFFコントロールカウンタ 105 ベリファイゲートラッチ 106,107 カウンタセットボリュームラッチ 108 記録ゲート 109 記録クロック 110 カウンタロードパルス 111 カウンタエネーブル信号 112 ベリファイゲートON信号 113 ベリファイゲートOFF信号 114 ベリファイゲート 115 MPUバス 301 光磁気ディスク 302 対物レンズ 303 半導体レーザ 304,305 PBS 306,307 サーボセンサ 308,309 RFセンサ 310 サーボアンプ 311 RFアンプ 312 振幅検出回路 313 A/Dコンバータ 314 マイコン 315 D/Aコンバータ 316 加算器 317 ドライバ 318 磁気ヘッド
Claims (9)
- 【請求項1】 記録媒体の運動を駆動する手段と、 記録用光スポットで前記記録媒体に情報を記録する手段
と、 前記記録媒体に情報が正しく記録されたことを前記記録
用光スポットと常に一定距離にあるベリファイ用光スポ
ットで確認する手段と、 前記記録媒体に情報を記録再生する際に記録速度と再生
速度を規定するクロックを生成する手段と、 前記記録用光スポットと前記ベリファイ用光スポットを
前記記録媒体上の決められた位置に移動させる光ヘッド
と、 前記記録用光スポットをオン/オフする手段と、 前記記録用光スポットをオン/オフするタイミングを変
える手段と、 前記ベリファイ用光スポットをオン/オフする手段と、 前記ベリファイ用光スポットをオン/オフするタイミン
グを変える手段と、 前記記録用光スポットとベリファイ用光スポットのオン
/オフタイミング変更を制御する制御コントローラ、と
を有することを特徴とする情報記録再生装置。 - 【請求項2】 前記記録媒体が円形であり前記駆動手段
により回転運動せしめられるものであることを特徴とす
る、請求項1に記載の情報記録再生装置。 - 【請求項3】 前記ベリファイ用光スポットをオン/オ
フするタイミングを、前記記録媒体上の位置によって変
えることを特徴とする、請求項1に記載の情報記録再生
装置。 - 【請求項4】 前記ベリファイ用光スポットをオン/オ
フするタイミングの制御を前記制御コントローラで行な
うことを特徴とする、請求項1に記載の情報記録再生装
置。 - 【請求項5】 前記記録媒体に記録する記録周波数が半
径方向で分割されたブロック毎に異なる場合において、
前記ベリファイ用光スポットをオン/オフするタイミン
グを、前記記録媒体上のブロックによって変えることを
特徴とする、請求項1に記載の情報記録再生装置。 - 【請求項6】 2つの光スポットを用いて先行光スポッ
トでサーボ信号の検出および記録を行い、後行光スポッ
トで再生およびダイレクトベリファイを行い、記録時お
よび再生時でそれぞれ独立に補正用のフォーカスオフセ
ット又はトラックオフセットが設定され記録または再生
の動作に応じて切り替える事を特徴とする情報記録再生
装置。 - 【請求項7】 前記フォーカスオフセット又はトラック
オフセットは、記録時にダイレクトベリファイ信号を読
んだ時の信号振幅と、この記録を再生した時の信号振幅
とが同じであるという条件で求められることを特徴とす
る請求項6に記載の情報記録再生装置。 - 【請求項8】 前記記録信号は最小ピットの連続である
ことを特徴とする請求項7に記載の情報記録再生装置。 - 【請求項9】 前記フォーカスオフセット又はトラック
オフセットは、記録時にダイレクトベリファイ信号を読
んだ時のエラーレートと、この記録を再生した時のエラ
ーレートとが同じであるという条件で求められることを
特徴とする請求項6に記載の情報記録再生装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4192806A JPH0612676A (ja) | 1992-06-29 | 1992-06-29 | 情報記録再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4192806A JPH0612676A (ja) | 1992-06-29 | 1992-06-29 | 情報記録再生装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0612676A true JPH0612676A (ja) | 1994-01-21 |
Family
ID=16297304
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4192806A Pending JPH0612676A (ja) | 1992-06-29 | 1992-06-29 | 情報記録再生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0612676A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100509752B1 (ko) * | 1997-08-30 | 2005-10-28 | 엘지전자 주식회사 | 기록과검증을동시에수행하는광기록/재생방법및장치 |
JP2010205320A (ja) * | 2009-03-02 | 2010-09-16 | Sony Computer Entertainment Inc | 光ディスク装置、その制御方法、プログラム及び情報記憶媒体 |
-
1992
- 1992-06-29 JP JP4192806A patent/JPH0612676A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100509752B1 (ko) * | 1997-08-30 | 2005-10-28 | 엘지전자 주식회사 | 기록과검증을동시에수행하는광기록/재생방법및장치 |
JP2010205320A (ja) * | 2009-03-02 | 2010-09-16 | Sony Computer Entertainment Inc | 光ディスク装置、その制御方法、プログラム及び情報記憶媒体 |
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