JPH06114881A - 表皮材貼合成形装置 - Google Patents
表皮材貼合成形装置Info
- Publication number
- JPH06114881A JPH06114881A JP27188692A JP27188692A JPH06114881A JP H06114881 A JPH06114881 A JP H06114881A JP 27188692 A JP27188692 A JP 27188692A JP 27188692 A JP27188692 A JP 27188692A JP H06114881 A JPH06114881 A JP H06114881A
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- JP
- Japan
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- mold
- skin material
- skin
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- frame
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- Pending
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C66/00—General aspects of processes or apparatus for joining preformed parts
- B29C66/70—General aspects of processes or apparatus for joining preformed parts characterised by the composition, physical properties or the structure of the material of the parts to be joined; Joining with non-plastics material
- B29C66/71—General aspects of processes or apparatus for joining preformed parts characterised by the composition, physical properties or the structure of the material of the parts to be joined; Joining with non-plastics material characterised by the composition of the plastics material of the parts to be joined
Landscapes
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
- Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】製品品質を高め、さらには生産性、経済性に優
れた製品を得ることができる表皮材貼合成形装置を提供
する。 【構成】真空成形型により表皮材17を真空成形した
後、その表皮材17を、真空成形型のキャビティ型より
離型することなく、そのキャビティ型を表皮体17と共
に芯材成形用の金型と型閉めしながら該型内に芯材成形
のための樹脂を射出し、上記表皮材17と一体と芯材を
射出成形する。
れた製品を得ることができる表皮材貼合成形装置を提供
する。 【構成】真空成形型により表皮材17を真空成形した
後、その表皮材17を、真空成形型のキャビティ型より
離型することなく、そのキャビティ型を表皮体17と共
に芯材成形用の金型と型閉めしながら該型内に芯材成形
のための樹脂を射出し、上記表皮材17と一体と芯材を
射出成形する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば芯材の表面に表
皮を一体成形する樹脂成形品の成形装置であって、特に
その芯材の射出成形時に表皮材を一体貼合せしめること
ができる表皮材貼合成形装置に関するものである。
皮を一体成形する樹脂成形品の成形装置であって、特に
その芯材の射出成形時に表皮材を一体貼合せしめること
ができる表皮材貼合成形装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば自動車用インストルメントパネル
等の表皮材貼合成形品を作成するための従来のインスト
ルメントパネル成形工程は、図1(a)で示すように、
塩化ビニールの表皮1とオレフィン系発泡シート2とか
らなるラミネートシート3の辺縁をクランプ4により挟
持して加熱軟化させ、該軟化ラミネートシート3を真空
成形型5によって真空成形してインストルメントパネル
表皮材3’を得る。
等の表皮材貼合成形品を作成するための従来のインスト
ルメントパネル成形工程は、図1(a)で示すように、
塩化ビニールの表皮1とオレフィン系発泡シート2とか
らなるラミネートシート3の辺縁をクランプ4により挟
持して加熱軟化させ、該軟化ラミネートシート3を真空
成形型5によって真空成形してインストルメントパネル
表皮材3’を得る。
【0003】また別の成形工程によって、インストルメ
ントパネル芯材6を射出成形機により射出成形する。
ントパネル芯材6を射出成形機により射出成形する。
【0004】次いで、別々に成形されたインストルメン
ト芯材6上に接着剤を塗布し、この接着剤を介して、そ
の芯材6表面にインストルメントパネル表皮材3’を接
着し、しかる後、周縁のバリ等をトリミングすることに
より(d)図に示すインストルメントパネルの完成品7
を得るものである。
ト芯材6上に接着剤を塗布し、この接着剤を介して、そ
の芯材6表面にインストルメントパネル表皮材3’を接
着し、しかる後、周縁のバリ等をトリミングすることに
より(d)図に示すインストルメントパネルの完成品7
を得るものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のインストルメントパネルの構成は、別工程に
よって芯材6と表皮材3’とを夫々に形成し、しかる
後、その芯材6の表面に接着剤を介して表皮材3’を貼
着する構造であることから、例えば上記表皮材3’にあ
っては、ロット毎に成形表皮材と、芯材との双方の収縮
が微妙に変動し、成形寸法にバラツキを生じることから
芯材6との接着時において、貼合の悪い成形品が生じ
る。また芯材6と表皮材3’は夫々の別工程で成形され
ることから、それら芯材及び表皮材の移動、保管等の管
理が必要となり、生産性を悪くしているという要素が非
常に多いものであるという問題点があった。
うな従来のインストルメントパネルの構成は、別工程に
よって芯材6と表皮材3’とを夫々に形成し、しかる
後、その芯材6の表面に接着剤を介して表皮材3’を貼
着する構造であることから、例えば上記表皮材3’にあ
っては、ロット毎に成形表皮材と、芯材との双方の収縮
が微妙に変動し、成形寸法にバラツキを生じることから
芯材6との接着時において、貼合の悪い成形品が生じ
る。また芯材6と表皮材3’は夫々の別工程で成形され
ることから、それら芯材及び表皮材の移動、保管等の管
理が必要となり、生産性を悪くしているという要素が非
常に多いものであるという問題点があった。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、このような従
来の問題点に着目してなされたもので、真空成形型によ
り表皮材を真空成形した後、その表皮材を、真空成形型
のキャビティ型より離型することなく、そのキャビティ
型を表皮体と共に芯材成形用の金型と型閉めしながら該
型内に芯材成形のための樹脂を射出し、上記表皮材と一
体に成形することにより製品品質を高め、さらには生産
性、経済性に優れた製品を得ることができる表皮材貼合
成形装置を提供することにある。
来の問題点に着目してなされたもので、真空成形型によ
り表皮材を真空成形した後、その表皮材を、真空成形型
のキャビティ型より離型することなく、そのキャビティ
型を表皮体と共に芯材成形用の金型と型閉めしながら該
型内に芯材成形のための樹脂を射出し、上記表皮材と一
体に成形することにより製品品質を高め、さらには生産
性、経済性に優れた製品を得ることができる表皮材貼合
成形装置を提供することにある。
【0007】
【実施例】以下に本発明を図面に示す実施例に基いて詳
細に説明する。
細に説明する。
【0008】図2において、11はプレスラムであっ
て、このプレスラム11の下面には、真空成形可能なキ
ャビティ型12が取付られている。13はそのプレスラ
ム11をキャビティ型12と共に上下動せしめることが
できるプレス機、14は上記キャビティ型12の型面を
負圧する真空装置、15はキャビティ型12の両側部に
設けられていて、後述する表皮枠を引上げるためのシリ
ンダを示す。
て、このプレスラム11の下面には、真空成形可能なキ
ャビティ型12が取付られている。13はそのプレスラ
ム11をキャビティ型12と共に上下動せしめることが
できるプレス機、14は上記キャビティ型12の型面を
負圧する真空装置、15はキャビティ型12の両側部に
設けられていて、後述する表皮枠を引上げるためのシリ
ンダを示す。
【0009】16は表皮材供給ユニットであって、この
表皮材供給ユニット16は、従来例で述べたラミネート
シート3と同様に、オレフィン系発泡シートと塩化ビニ
ールの表皮とをラミネートしてなる多数枚の表皮材17
を重ね持つパレット18と、このパレット18を上下動
するリフト19を有している。
表皮材供給ユニット16は、従来例で述べたラミネート
シート3と同様に、オレフィン系発泡シートと塩化ビニ
ールの表皮とをラミネートしてなる多数枚の表皮材17
を重ね持つパレット18と、このパレット18を上下動
するリフト19を有している。
【0010】20はパレット18上に積重ねられている
最上部の表皮材17を吸引する複数の吸盤21と、この
吸盤を上下動するシリンダ22とを有する表皮材キャリ
アであって、この表皮材キャリア20は、水平方向に位
置されるガイドレール23に沿って、前記の表皮材供給
ユニット16と、表皮枠移動ユニット24との間で不図
示の駆動手段で水平往復動されるものである。
最上部の表皮材17を吸引する複数の吸盤21と、この
吸盤を上下動するシリンダ22とを有する表皮材キャリ
アであって、この表皮材キャリア20は、水平方向に位
置されるガイドレール23に沿って、前記の表皮材供給
ユニット16と、表皮枠移動ユニット24との間で不図
示の駆動手段で水平往復動されるものである。
【0011】25は加熱ユニットであって、この加熱ユ
ニット25と前記表皮枠移動ユニット24との間に跨っ
て移動フレーム26が架設され、この移動フレーム26
上に載置されている表皮枠27は、コンベア手段28よ
って上記の移動フレーム26に沿って移動し得るもので
ある。また加熱ユニット25の内部には表皮材17を加
熱軟化せしめるためのヒータ29が上下に配置されてい
る。
ニット25と前記表皮枠移動ユニット24との間に跨っ
て移動フレーム26が架設され、この移動フレーム26
上に載置されている表皮枠27は、コンベア手段28よ
って上記の移動フレーム26に沿って移動し得るもので
ある。また加熱ユニット25の内部には表皮材17を加
熱軟化せしめるためのヒータ29が上下に配置されてい
る。
【0012】30は前記キャビティ型に対応するコア型
であって、このコア型30には、樹脂射出ユニット31
のスクリューノズル32から射出される可塑化樹脂を型
面に向けて流通する通路33が設けられている。34は
コア型30とキャビティ型12の型閉め時において型内
を気密にせしめるためのシール枠、35はシール枠34
を上下動せしめるためのエアシリンダ、36は表皮材1
7の辺縁をピンニングするピン、37は表皮材成形を補
助せしめるための圧空装置、38はその減圧弁を示す。
であって、このコア型30には、樹脂射出ユニット31
のスクリューノズル32から射出される可塑化樹脂を型
面に向けて流通する通路33が設けられている。34は
コア型30とキャビティ型12の型閉め時において型内
を気密にせしめるためのシール枠、35はシール枠34
を上下動せしめるためのエアシリンダ、36は表皮材1
7の辺縁をピンニングするピン、37は表皮材成形を補
助せしめるための圧空装置、38はその減圧弁を示す。
【0013】以上が本実施例の構造であるが、次にその
作用について述べる。
作用について述べる。
【0014】先ず表皮材供給ユニット16における最上
位の表皮材17を表皮材キャリア20に設けられている
吸盤21に吸引し、さらにこの表皮材キャリア20をガ
イドレール23に沿って移動させ、表皮枠移動ユニット
24へ運ぶ。そして移動フレーム26上で待期している
表皮枠27上に、シリンダ22の降下作用で押し付け
る。
位の表皮材17を表皮材キャリア20に設けられている
吸盤21に吸引し、さらにこの表皮材キャリア20をガ
イドレール23に沿って移動させ、表皮枠移動ユニット
24へ運ぶ。そして移動フレーム26上で待期している
表皮枠27上に、シリンダ22の降下作用で押し付け
る。
【0015】表皮枠27上に載せられた表皮材17は、
コンベア手段28の動力により表皮枠27と共に加熱ユ
ニット25内に送り込まれ、ヒータ29による加熱を受
け、この加熱によって表皮枠27上の表皮材17は加熱
軟化される。表皮材17が加熱されると移動フレーム2
6の前進により、加熱表皮材17は表皮枠27と共にキ
ャビティ型12の真下へ運ばれる。
コンベア手段28の動力により表皮枠27と共に加熱ユ
ニット25内に送り込まれ、ヒータ29による加熱を受
け、この加熱によって表皮枠27上の表皮材17は加熱
軟化される。表皮材17が加熱されると移動フレーム2
6の前進により、加熱表皮材17は表皮枠27と共にキ
ャビティ型12の真下へ運ばれる。
【0016】そこでシリンダ15が動作し、軟化表皮材
17と共に表皮枠27を引き上げ、表皮枠27上の軟化
表皮材17をキャビティ型12に接合させる。その直後
真空装置14が動作して加熱表皮材17をキャビティ型
12に吸引成形保持させる。次いで表皮材17と共に引
き上げられた表皮枠27は、シリンダ15の降下動作で
移動フレーム26上に戻され、さらに該移動フレーム2
6は表皮枠27を載せて加熱ユニット25内に戻り、さ
らに加熱ユニット25内に戻された表皮枠27はコンベ
ア手段28の動作で表皮枠移動ユニット24内の元の位
置へ戻される。
17と共に表皮枠27を引き上げ、表皮枠27上の軟化
表皮材17をキャビティ型12に接合させる。その直後
真空装置14が動作して加熱表皮材17をキャビティ型
12に吸引成形保持させる。次いで表皮材17と共に引
き上げられた表皮枠27は、シリンダ15の降下動作で
移動フレーム26上に戻され、さらに該移動フレーム2
6は表皮枠27を載せて加熱ユニット25内に戻り、さ
らに加熱ユニット25内に戻された表皮枠27はコンベ
ア手段28の動作で表皮枠移動ユニット24内の元の位
置へ戻される。
【0017】そこでキャビティ型12は、表皮材17を
吸着したままプレス機の動作で降下し、キャビティ型1
2がコア型30の適宜位置にきたとき、樹脂射出ユニッ
ト31のスクリュウーノズル32より射出された定量の
樹脂が通路33を経てコア型内に供給される。次いでプ
レスラム13をさらに降下してコア型内の樹脂をキャビ
ティ型により加圧することによって表皮材17と一体の
芯材、すなわち表皮材貼合成形品がプレス成形されるも
のである。
吸着したままプレス機の動作で降下し、キャビティ型1
2がコア型30の適宜位置にきたとき、樹脂射出ユニッ
ト31のスクリュウーノズル32より射出された定量の
樹脂が通路33を経てコア型内に供給される。次いでプ
レスラム13をさらに降下してコア型内の樹脂をキャビ
ティ型により加圧することによって表皮材17と一体の
芯材、すなわち表皮材貼合成形品がプレス成形されるも
のである。
【0018】なお上記実施例では、表皮材17を真空成
形する方法としたが、例えば加熱した表皮材17をキャ
ビティ型12のピン36にピンニングし、プレスラム1
1を下降させて、真空成形し、さらにコア型30に接合
するまで下降させ、コア型30より圧空装置37から加
圧空気を供給して成形を確実に行う。しかる後プレスラ
ム11を適宜な位置まで上昇させ樹脂射出し加圧するこ
とにより、表皮材17と芯材6の一体貼合成形品を得る
ことも可能である。
形する方法としたが、例えば加熱した表皮材17をキャ
ビティ型12のピン36にピンニングし、プレスラム1
1を下降させて、真空成形し、さらにコア型30に接合
するまで下降させ、コア型30より圧空装置37から加
圧空気を供給して成形を確実に行う。しかる後プレスラ
ム11を適宜な位置まで上昇させ樹脂射出し加圧するこ
とにより、表皮材17と芯材6の一体貼合成形品を得る
ことも可能である。
【0019】このように本実施例にあっては、キャビテ
ィ型で表皮材を所定形状に真空成形した後、この表皮材
を真空吸着したままのキャビティ型をコア型と型閉めし
ながら、芯材成形のための樹脂を型内に供給し、上記表
皮材と一体の芯材を加圧成形する装置であるから、表皮
材と芯材との接合性が良好であり、しかも成形過程で表
皮材はキャビティ型より離型されることがないので、例
えば表皮材表面に形成されたシボ模様の流れ(崩れ)が
生じることなく、従って品質に優れた表皮材貼合成形品
が得られる。またこれによれば、芯材成形時に表皮材が
貼合されることから成形工程が大幅に削減できる。
ィ型で表皮材を所定形状に真空成形した後、この表皮材
を真空吸着したままのキャビティ型をコア型と型閉めし
ながら、芯材成形のための樹脂を型内に供給し、上記表
皮材と一体の芯材を加圧成形する装置であるから、表皮
材と芯材との接合性が良好であり、しかも成形過程で表
皮材はキャビティ型より離型されることがないので、例
えば表皮材表面に形成されたシボ模様の流れ(崩れ)が
生じることなく、従って品質に優れた表皮材貼合成形品
が得られる。またこれによれば、芯材成形時に表皮材が
貼合されることから成形工程が大幅に削減できる。
【0020】
【発明の効果】以上のように本発明は、表皮材17を表
皮枠27にセットし、適宜の位置に移す表皮枠移動ユニ
ット24と、移動フレーム26と、表皮材17を加熱す
る加熱ユニット25と、加熱された表皮材17を真空吸
引成形するキャビティ型12と、このキャビティ型と対
応するコア型30と、前記表皮材17を真空吸引したま
まのキャビティ型12を、コア型30と型閉め動作せし
めるための駆動手段と、キャビティ型12とコア型30
とが型閉めされる前に、コア型30型面に溶融樹脂を射
出せしめるための樹脂供給手段と、キャビティ型内にセ
ットされたままの表皮材と上記コア型内射出樹脂とを加
圧せしめるための加圧手段とを有している表皮材貼合成
形装置であるから、これによれば、キャビティ型で表皮
材を所定形状に真空成形した後、この表皮材を真空吸着
したままのキャビティ型をコア型と型閉めしながら、芯
材成形のための樹脂を型内に供給し、上記表皮材と一体
の芯材を加圧成形する装置であるから、表皮材と芯材と
の接合性が良好であり、しかも成形過程で表皮材キャビ
ティ型より離型されることがないので、例えば表皮材表
面に形成されたシボ模様の流れ(崩れ)が生じることな
く、従って品質に優れた表皮材貼合成形品が得られる。
またこれによれば、芯材成形時に表皮材が貼合されるこ
とから成形工程が大幅に削減できるという効果が得られ
る。
皮枠27にセットし、適宜の位置に移す表皮枠移動ユニ
ット24と、移動フレーム26と、表皮材17を加熱す
る加熱ユニット25と、加熱された表皮材17を真空吸
引成形するキャビティ型12と、このキャビティ型と対
応するコア型30と、前記表皮材17を真空吸引したま
まのキャビティ型12を、コア型30と型閉め動作せし
めるための駆動手段と、キャビティ型12とコア型30
とが型閉めされる前に、コア型30型面に溶融樹脂を射
出せしめるための樹脂供給手段と、キャビティ型内にセ
ットされたままの表皮材と上記コア型内射出樹脂とを加
圧せしめるための加圧手段とを有している表皮材貼合成
形装置であるから、これによれば、キャビティ型で表皮
材を所定形状に真空成形した後、この表皮材を真空吸着
したままのキャビティ型をコア型と型閉めしながら、芯
材成形のための樹脂を型内に供給し、上記表皮材と一体
の芯材を加圧成形する装置であるから、表皮材と芯材と
の接合性が良好であり、しかも成形過程で表皮材キャビ
ティ型より離型されることがないので、例えば表皮材表
面に形成されたシボ模様の流れ(崩れ)が生じることな
く、従って品質に優れた表皮材貼合成形品が得られる。
またこれによれば、芯材成形時に表皮材が貼合されるこ
とから成形工程が大幅に削減できるという効果が得られ
る。
【図1】(a),(b),(c),(d)は、従来例に
よる表皮材貼合成形品を製造するための工程説明図。
よる表皮材貼合成形品を製造するための工程説明図。
【図2】本発明実施例の表皮材貼合成形装置を示す構造
説明図。
説明図。
11…プレスラム 12…キャビティ型 13…プレス機 14…真空装置 15…シリンダ 16…表皮材供給ユ
ニット 17…表皮材 18…パレット 19…リフト 20…表皮材キャリ
ア 21…吸盤 22…シリンダ 23…ガイドレール 24…表皮枠移動ユ
ニット 25…加熱ユニット 26…移動フレーム 27…表皮枠 28…コンベア手段 29…ヒータ 30…コア型 31…樹脂射出ユニット 32…スクリューノ
ズル 33…通路 34…シール枠 35…エアシリンダ 36…ピン 37…圧空装置 38…減圧弁 39…開閉弁
ニット 17…表皮材 18…パレット 19…リフト 20…表皮材キャリ
ア 21…吸盤 22…シリンダ 23…ガイドレール 24…表皮枠移動ユ
ニット 25…加熱ユニット 26…移動フレーム 27…表皮枠 28…コンベア手段 29…ヒータ 30…コア型 31…樹脂射出ユニット 32…スクリューノ
ズル 33…通路 34…シール枠 35…エアシリンダ 36…ピン 37…圧空装置 38…減圧弁 39…開閉弁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B29L 31:58 4F (72)発明者 三浦 浩 名古屋市港区九番町三丁目42番地 株式会 社佐藤鉄工所内 (72)発明者 蟹江典之 名古屋市港区九番町三丁目42番地 株式会 社佐藤鉄工所内
Claims (1)
- 【請求項1】 表皮材(17)を表皮枠(27)にセッ
トし、適宜の位置に移す表皮枠移動ユニット(24)
と、移動フレーム(26)と、表皮材(17)を加熱す
る加熱ユニット(25)と、加熱された表皮材(17)
を真空吸引成形するキャビティ型(12)と、このキャ
ビティ型と対応するコア型(30)と、前記表皮材(1
7)を真空吸引したままのキャビティ型(12)を、コ
ア型(30)と型閉め動作せしめるための駆動手段と、
キャビティ型(12)とコア型(30)とが型閉め完了
前に、コア型(30)型面に溶融樹脂を射出せしめるた
めの樹脂供給手段と、キャビティ型内にセットされたま
まの表皮材と上記コア型内射出樹脂とを加圧せしめるた
めの加圧手段とを有していることを特徴とする表皮材貼
合成形装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27188692A JPH06114881A (ja) | 1992-10-09 | 1992-10-09 | 表皮材貼合成形装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27188692A JPH06114881A (ja) | 1992-10-09 | 1992-10-09 | 表皮材貼合成形装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06114881A true JPH06114881A (ja) | 1994-04-26 |
Family
ID=17506277
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27188692A Pending JPH06114881A (ja) | 1992-10-09 | 1992-10-09 | 表皮材貼合成形装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06114881A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002240099A (ja) * | 2001-02-16 | 2002-08-28 | Asano Laboratories Co Ltd | 成形装置、成形方法、シート枠および押さえ枠 |
WO2002078937A1 (fr) * | 2000-09-22 | 2002-10-10 | Kunio Imai | Dispositif de formage preliminaire, procede de formage preliminaire utilisant ce dispositif et procede de formage principal |
KR101042710B1 (ko) * | 2011-01-05 | 2011-06-20 | 김현근 | 진공성형장치 |
CN114872263A (zh) * | 2022-06-02 | 2022-08-09 | 宁波四维尔汽车智能科技有限公司 | 一种自发光汽车饰件加工设备及其加工工艺 |
-
1992
- 1992-10-09 JP JP27188692A patent/JPH06114881A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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