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JPH0574527U - マッサージ器 - Google Patents

マッサージ器

Info

Publication number
JPH0574527U
JPH0574527U JP2684192U JP2684192U JPH0574527U JP H0574527 U JPH0574527 U JP H0574527U JP 2684192 U JP2684192 U JP 2684192U JP 2684192 U JP2684192 U JP 2684192U JP H0574527 U JPH0574527 U JP H0574527U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gear
driven
eccentric
support lid
transmission
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2684192U
Other languages
English (en)
Inventor
敏雄 山下
久 蕪木
Original Assignee
敏雄 山下
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 敏雄 山下 filed Critical 敏雄 山下
Priority to JP2684192U priority Critical patent/JPH0574527U/ja
Publication of JPH0574527U publication Critical patent/JPH0574527U/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Percussion Or Vibration Massage (AREA)
  • Massaging Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 身体筋肉を実際の手指による感覚で手揉み状
に揉みほぐし、肩凝り、筋肉痛を解消し、スポーツ後の
マッサージその他に好適なものとする。 【構成】 駆動源2の駆動によって無段贈の変速機構1
0を介して伝達機構20の原動歯車24を回転し、これ
の周囲に噛み合っている複数の従動歯車25を従動回転
する。この従動歯車25と一体状で、支持蓋盤5下方に
傾斜状で突出する偏心手段30の傾斜軸部31を周回状
に回転する。この回転に伴ない、支持蓋盤5に支承した
偏心作動体32を支持蓋盤5の中心側に向かって揺動起
伏し、偏心作動体32に冠着した揉みパッド40をも揺
動する。変速機構10の無段階の変速調整は、駆動源2
のトルクを減少させずに患部を手揉み状に揉みほぐす。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、身体筋肉を実際の手指による感覚で手揉み状に揉みほぐすことで 、肩凝り、筋肉痛を解消し、スポーツ後のマッサージその他に好適なマッサージ 器に関する。
【0002】
【従来の技術】
肩凝り、筋肉痛等の解消には、患部を叩いたり、揉みほぐしたりすることで、 血行を促進し、患部に蓄積された老廃物を除去排出し、また、患部の筋肉を柔軟 にすることとしている。更には、身体各部のマッサージは、血行を促進させるか ら、各部を新鮮な状態に維持し、美容健康にも効果的であることが立証されてい る。
【0003】 そのためのマッサージ用具として各種のものが提供されており、例えば、振動 パッドによって患部にバイブレーションを与えるものであり、突起物を有するロ ーラーを患部面で転動させるものであり、適宜な時間間隔で患部に打撃を与える ものであり、また、低周波によって患部自体に生じる電位差を利用して打撃感覚 、揉み感覚が得られるようにしたものである。
【0004】 更には、特開昭62−109569号公報にあるように、駆動源によって従動 される偶数の従動歯車を二重に配置した上下部板内に配列し、従動歯車夫々に一 体状にして下部板から突出させた傾斜軸部に弾性キャップを冠装した電気マッサ ージ器具も提案されている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、こうした従来のマッサージ器において、機械的な刺激を患部に与え るタイプのものは、患部に対して打撃を与えるものがほとんどであり、患部を叩 くにすぎないものである。また、バイブレーションを与えるとしても、叩く時間 的間隔を極めて短くしたもので、その基本は打撃にすぎないものである。したが って、患部における血行の促進効果は、患部を揉むことに比較して少なく、十分 なマッサージ作用を発揮するものではない。
【0006】 また、低周波によっての揉み作動は、実際上の物理的な揉み動作とはかなりの 隔たりがあり、患部における血行促進作用も不十分なものであり、そしてまた、 揉み動作を行なわせるよう構成された機械的なマッサージ機は、据付式の大掛か りな構造を有し、携帯性に乏しく、簡単な利用は困難である。
【0007】 更に、特開昭62−109569号公報に係る電気マッサージ器具は、傾斜軸 部がその傾斜状態を維持したままで周回されることで、その隣接するもの同志で 患部を挟み込むように揉むものとするから、隣接するものが対となって2個の傾 斜軸部が患部を挟むものとなる結果、場合によっては患部を強く摘むものとなる 。そのために、単なる人工的なマッサージ作用でしかなく、患部を柔らかに揉み ほぐすことの感覚からは大きく隔たり、むしろ、患部に痛みを与えるばかりでな く、傾斜軸部が患部面上を周回することでは、患部面を突っ張らせて不快な感覚 をも与えるものであった。
【0008】 そればかりでなく、従来提案されているこの種の電動のマッサージ器具におい て、その強弱調整はモータに対する電圧、電流制御方式であるために、それを小 さくするときには発生する駆動トルク自体も小さくなり、十分な揉み作用を得ら れず、抵抗が大きい場合には停止してしまうことがあった。また、大小の歯車列 の組合せの変更による変速手段は、それらが比較的に大型になり、小型化が要求 されるこの種のマッサージ器具には不適切である。しかも、その強弱調整は段階 的に行なわれるから、適切な力加減を得ることができないこともあり、また、多 数の歯車列による伝動は噛合い音が大きく、特に、肩部、頭部等に使用する場合 に使用者に与える不快感は受忍し難いものであった。
【0009】 そこで、この考案は、叙上のような従来存した諸事情に鑑み案出されたもので 、患部の凝り、筋肉痛その他の解消に効果がある5本の手指による手揉み感覚で の揉み動作が簡単に得られ、また、患部を揉むことで血行を促進して新陳代謝を 図り、身体各部の筋肉の揉みほぐし、スポーツ後のマッサージその他に好適で、 しかも、その揉み動作の強弱を無段階に簡単に変速調整でき、携帯性に優れ、取 り扱いも容易であるマッサージ器を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上述した目的を達成するため、この考案にあっては、底部開口を支持蓋盤5に よって閉塞されているハウジング1と、このハウジング1に内蔵される駆動源2 と、この駆動源2の駆動力を無段変速させる変速機構10と、変速機構10を介 して従動される原動歯車24によって複数の従動歯車25を従動回転させるよう 伝達させ、支持蓋盤5上に装着されている伝達機構20と、従動歯車25と一体 状に連設され、支持蓋盤5下方に傾斜状に突出している傾斜軸部31の周回状の 回転に伴ない、支持蓋盤5の中心側に向かって偏心作動体32が揺動起伏される よう偏心させる偏心手段30と、偏心作動体32に冠着された揉みパッド40と を備えたことを特徴とする。
【0011】 変速機構10は、駆動源2の出力端に連繋従動される入力歯車11と、伝達機 構20の入力端に連繋従動させる出力歯車14と、これらの入力歯車11、出力 歯車14夫々に噛み合う変速歯13が円形端面の円環区域の円周方向に沿って配 列形成されている円盤状の変速盤12と、変速歯13に対する入力歯車11、出 力歯車14夫々の噛み合い位置を相対的に移動させる調整移動手段15とを備え て構成することができる。
【0012】 変速盤12は、適宜肉厚を有する円盤部材のいずれか一方の円形端面上に、入 力歯車11、出力歯車14夫々に噛み合う山形状の変速歯13を、円形端面の中 心側から外周側に至る方向の各部位でほぼ同一断面を呈するものとして配列形成 し、円形端面における直径線上に沿う稜線状の歯山及びこの直径線に平行する適 数の稜線状の歯山を、円形端面を偶数で分割した夫々の区域内で配列し、かつ、 隣り合う区域における歯山と交差する部位にあっては平面で菱形に形成したもの とすることができる。
【0013】 また、揉みパッド40は、支持蓋盤5の同一円周上に開穿配列した外出揉み孔 6夫々に支持された計5個にして配列させて構成することができる。
【0014】 伝達機構20は、適宜間隔を隔てて上下に配装した上下の軸受盤21,22と 、この上下の軸受盤21,22相互間で、ほぼ中央位置に軸支され、前記駆動源 2に連繋駆動される原動歯車24と、同じく上下の軸受盤21,22相互間で、 原動歯車24周囲に噛み合い状態で軸支配装された適数の従動歯車25とを備え て構成することができる。
【0015】 偏心手段30は、従動歯車25の軸部に一体状に連結されていて、支持蓋盤5 下方で傾斜状に突出配置された傾斜軸部31と、支持蓋盤5の中心方向に対して 支持蓋盤5自体に揺動自在に支承され、傾斜軸部31がスライド自在に嵌め入れ られるスライド溝33を有する偏心作動体32とを備えていて、偏心作動体32 は、この偏心作動体32本体部自体に、これの左右方向に長く開口させてスライ ド溝33を形成する一方、支持蓋盤5上面において、外出揉み孔6周縁の軸受溝 34に嵌め入れ、支承される軸ピン35を上端部左右に突設し、傾斜軸部31を 挿通させ、スライド溝33に連通するよう上端部中央に挿通孔36を開穿して構 成することができる。
【0016】 揉みパッド40は、傾斜軸部31の基部位置に対応する上部には伸縮部43を 形成し、適当な硬度を有する弾性に富むゴム、合成樹脂等によって一体形成され た筒状に形成することができる。
【0017】
【作用】
この考案に係るマッサージ器にあって、駆動源2の駆動は変速機構10を介し て適宜に変速調整された後、伝達機構20における中心に配置した原動歯車24 を回転させ、更にこれの周囲の従動歯車25を従動回転させる。
【0018】 変速機構10において、入力歯車11、出力歯車14夫々が変速盤12の変速 歯13に噛み合っていて、入力歯車11の回転は変速盤12を介して出力歯車1 4を従動回転させる。このとき、変速歯13における中心側周縁あるいは外周側 周縁位置夫々との噛み合い位置、すなわち変速盤12の径方向位置で異なる噛み 合い位置の変更が、入力歯車11と出力歯車14との間の変速比を変化させる。
【0019】 この変速比は、変速盤12における中心位置から入力歯車11の噛み合いに至 る距離を入力歯車11の直径長さで除した数値に、出力歯車14の直径長さを変 速盤12における中心位置から出力歯車14の噛み合いに至る距離で除した数値 を乗じて得た数値となる。
【0020】 変速盤12の変速歯13は、変速盤12自体の円形端面における直径線上に沿 う稜線状の歯山及びこの直径線に平行する適数の稜線状の歯山が円形端面の円周 方向に沿って配列形成され、また、分割位置にある平面菱形の歯山が、変速盤1 2の円形端面の円環部分上で噛み合い転動する入力歯車11、出力歯車14夫々 に対し、これらの入力歯車11、出力歯車14が変速盤12の径方向に沿ういず れの位置であってもデットポイントを生じさせずに確実に噛み合わせる。
【0021】 従動歯車25の従動回転は、この従動歯車25と一体状になっていて、支持蓋 盤5下方に突出して傾斜状になっている偏心手段30の傾斜軸部31を周回状に 回転させる。この傾斜軸部31は、偏心作動体32のスライド溝33内で周回状 に回転されるも、偏心作動体32自体が支持蓋盤5に支承されていることで、ス ライド溝33の回転作動は偏心作動体32の揺動運動に変換され、偏心作動体3 2自体を揺動起伏させる。
【0022】 この偏心作動体32の揺動起伏は、偏心作動体32に冠着してある揉みパッド 40をも同時に揺動起伏させ、全ての揉みパッド40夫々を同期させて支持蓋盤 5の中心方向に対する揺動を繰り返えさせる。
【0023】 この状態で、圧迫パッド40が患部にあてがわれると、全ての揉みパッド40 が支持蓋盤5の中心に向かうときは窄まり状に患部を挟むように揉み、あるいは 解放し、揉みパッド40が5個であると、5本の手指による手揉みと同様な揉み 動作を発揮する。
【0024】
【実施例】
以下、図面を参照してこの考案の一実施例を説明するに、図において示される 符号1は、内部に駆動関連機構が配装され、また、この考案マッサージ器全体を 手指等にて取り扱うハウジングであり、その上部は片手にて握持できるような幅 員、高さを有する基本的にはほぼ直方体状に形成され、下部は後述する伝達機構 20を内蔵している適宜高さの円柱状に形成され、上部と下部との外形は正面、 側面夫々から見て滑らかに一体状に構成される。
【0025】 このハウジング1の下部は開口されていて、支持蓋盤5によって閉塞されてお り、この支持蓋盤5下方には、この支持蓋盤5底面においてのほぼ同一円周上に 突出配列されている後述の揉みパッド40が、伝達機構20及び偏心手段30を 介して、支持蓋盤5の中心方向に対して揺動起伏されるようになっている。その ため、この支持蓋盤5には、揉みパッド40の位置、数に対応して所定数の外出 揉み孔6が開穿されており、この外出揉み孔6に、後述する偏心手段30を介し て揉みパッド40が嵌め入れられるようにして配設されている(図1参照)。
【0026】 また、ハウジング1の上部には、モータの如き駆動源2、その減速機構3及び 変速機構10が、例えばハウジング1中程で固定した支持基盤4上に配置するこ とで内蔵固定されており、変速機構10の調整操作に伴ない、揉みパッド40に よる患部に対する揉みの強弱、揉み速度その他が適宜に変更設定されるものとし てある。
【0027】 減速機構3は、駆動源2の出力軸に噛み合う複数の歯車列から成り(図1、図 2参照)、この減速機構3の出力端に固着した入力歯車11が後述する変速機構 10の変速盤12に噛み合っている。
【0028】 変速機構10は、図1乃至図3に示すように、駆動源2の出力端に連繋従動さ れる入力歯車11と、伝達機構20の入力端に連繋従動させる出力歯車14と、 これらの入力歯車11、出力歯車14夫々に噛み合う変速歯13が円形端面の円 環区域の円周方向に沿って配列形成されている円盤状の変速盤12と、変速歯1 3に対する入力歯車11、出力歯車14夫々の噛み合い位置を相対的に移動させ る調整移動手段15とを備えて成る。
【0029】 図示にあって、入力歯車11、出力歯車14夫々は平歯車状で、互いに異なる 大きさに形成されていて、それらの入出力方向は同一軸線上に配される共に、相 互の間隔が一定に保持されて移動しない入力歯車11、出力歯車14に対して噛 み合い位置を変更させるように変速盤12を移動させるものとしてある。すなわ ち、変速歯13を下方に向けてほぼ水平状に配置させた変速盤12に対して、ほ ぼ同一軸線上で、水平軸状となした入力歯車11蝕、出力歯車14軸を配置して 円盤状を呈する変速盤12の円形端面の直径線上に入力歯車11、出力歯車14 を噛み合わせてある。
【0030】 変速盤12は、図1、図3に示すように、適宜肉厚を有する円盤部材のいずれ か一方の円形端面上に、入力歯車11、出力歯車14の歯に噛み合う山形状の変 速歯13を、円形端面の中心側から外周側に至る方向の各部位でほぼ同一断面大 きさを呈するものとして配列形成したもので、円形端面における直径線上に沿う 稜線状の歯山及びこの直径線に平行する適数の稜線状の歯山を、円形端面を偶数 で分割した夫々の区域内で配列し、かつ、隣り合う区域における歯山と交差する 部位にあっては平面で菱形に形成したものである。
【0031】 この変速歯13の具体的な配列形態を図3を参照して具体的に説明すると、例 えば先ず、円形端面を等分で4分割した位置で、すなわち互いに直交する稜線状 の歯山13Aを2条の溝によって1列で形成し、それらの分割区域を更に2分割 する位置にほぼ合致させるよう、3条の溝によって形成した2列の稜線状の歯山 13Bと、これ13Bに平行するよう、適数対条の溝によって形成した適数列の 稜線状の歯山13Cとを配列する。このとき、歯山13Cが先の歯山13Aに交 差する位置では、歯山13Cを形成する溝を、歯山13Aを越えて、また歯山1 3A自体を形成する溝位置で停止させることで歯山13Aには平面で菱形を呈す るダイヤモンド部分を残置形成するものである。
【0032】 また、これらの歯山13A,13B,13Cから成る変速歯13自体は、変速 盤12自体の円形端面上の円環部分に形成されるもので、円形端面の中心部分は 窪んだ平坦面となっている。そして、円形端面の直径線上で、その中心部を中心 位置としてほぼ対称させて、入力歯車11、出力歯車14夫々を変速歯13に噛 み合わせてあるもので、いずれか一方が円環部分の中心側周縁位置にあるとき、 いずれか他方が円環部分の外周側周縁位置にあるようにして、それら11,14 の間隔を一定に保持したままで変速盤12と入力歯車11,出力歯車14との位 置が相対的に変更されるようになっている。
【0033】 そのための調整移動手段15は、図示のように、ハウジング1内で揺動自在に 適宜支承された揺動レバー16の中程に変速盤12を回転自在にして支承し、そ の下面に位置させた変速歯13を入力歯車11、出力歯車14夫々に噛み合わせ ておき、ハウジング1外に外出する揺動レバー16端を外部操作で揺動スライド できるようにして成る。ここで、図3に示すように、入力歯車11が変速歯13 の中心側周縁位置に、出力歯車14が外周側周縁位置にあるとすると変速比が大 きく、逆に、入力歯車11が変速歯13の外周側周縁位置に、出力歯車14が中 心側周縁位置にあるとすると変速比が小さくなる。
【0034】 なお、この変速機構10において、変速盤12における変速歯13の形成は、 ダイヤモンド部分がないものであったり、対称性を保持しながら分割数を増減し たり、また、変速盤12を平行移動式にスライドするものとしたり、入力歯車1 1、出力歯車14を変速盤12に対して移動させるものとしたり、入力歯車11 、出力歯車14夫々を同一径のものとしたり、入力歯車11をウォーム形状とし たり等の変更も可能である。
【0035】 また、ハウジング1の下部に装着内蔵してある伝達機構20は、適宜間隔を隔 てて上下に配装した上下の軸受盤21,22と、この上下の軸受盤21,22相 互間で、ほぼ中央位置に軸支され、変速機構10を介して前記駆動源2に連繋駆 動される原動歯車24と、同じく上下の軸受盤21,22相互間で、原動歯車2 4周囲に噛み合い状態で軸支配装された適数の従動歯車25とを備えて成る。
【0036】 上下の軸受盤21,22夫々は、共に平面でほぼ円形状を呈し、これら21, 22相互間は所定高さの適宜なスペーサー23を介して一体状に固定連繋されて おり、原動歯車24及び従動歯車25夫々を回転自在に支承するよう、所定位置 に軸孔が開穿されている(図1参照)。
【0037】 原動歯車24は、例えばハウジング1上部に位置させて配装した前記の変速機 構10における出力歯車14軸からのウォーム歯車手段17によって伝達従動軸 18を従動回転させ、更に、この伝達従動軸18に固着した伝達従動歯車19を 介して従動回転されるよう、上下の軸受盤21,22相互間に配してある。そし て、図示のように、原動歯車24自体は、伝達従動歯車19に噛み合う大径な上 段歯車部と、従動歯車25夫々に噛み合う小径な下段歯車部戸の上下二段構造に 形成されていて(図1、図4参照)、歯車伝達構成の組立の容易性が得られるよ うに配慮されている。
【0038】 従動歯車25は、原動歯車24周囲でこの原動歯車24に噛み合い状にして、 例えば5個にして上下の軸受盤21,22相互間で軸支されており、互いの従動 歯車25は相互間では噛み合わないようにしてある(図4参照)。また、この従 動歯車25は、同一の原動歯車24に噛み合うことで全く同一、同方向に従動回 転し、後述するように、従動歯車25に付設の偏心手段30を介して、揉みパッ ド40を中心方向に向かって同一態様で揺動起伏させる。
【0039】 この従動歯車25の回転に伴ない、揉みパッド40を揺動起伏させる偏心手段 30は、図5に示すように、従動歯車25の軸部に一体状に連結されていて、支 持蓋盤5下方で傾斜状に突出配置された傾斜軸部31と、支持蓋盤5の中心方向 に対して支持蓋盤5自体に揺動自在に支承され、傾斜軸部31がスライド自在に 嵌め入れられるスライド溝33を有する偏心作動体32とを備えて成る。
【0040】 傾斜軸部31は、これの上部が、前記した伝達機構20内に位置している従動 歯車25の軸部に連結されており、支持蓋盤5から突出する部分において、その 軸部乃至支持蓋盤5に対して所定角度で折曲された状態で傾斜している。その傾 斜角度は、例えば約10度とされ、偏心作動体32を介して、夫々の傾斜軸部3 1が支持蓋盤5の中心側に揺動したときに患部を揉むように、全ての揉みパッド 40が接近したときに生ずる患部への挟み作用が強くなり過ぎないように、相互 間の間隔とともに配慮される。
【0041】 偏心作動体32は、図1、図5、図6に示すように、この偏心作動体32本体 部自体に、これの左右方向に長く開口させてスライド溝33を形成する一方、支 持蓋盤5上面において、前記外出揉み孔6周縁の軸受溝34に嵌め入れ、支承さ れる軸ピン35を上端部左右に突設し、傾斜軸部31を挿通させ、スライド溝3 3に連通するよう上端部中央に挿通孔36を開穿したものである。
【0042】 軸受溝34及び軸ピン35は、支持蓋盤5の中心部に対してほぼ直交させた状 態で外出揉み孔6周縁両側に配され、偏心作動体32自体を中心側にのみ揺動さ せるようにする。
【0043】 偏心作動体32本体自体は、図示のように、横長ブロック状のほぼ直方体に形 成され、これの左右方向に沿ってスライド溝33を挟るように形成してある。た だ、このスライド溝33の両端部は、図示のように外方に開口される必要はなく 、挿通孔36によってスライド溝33内にまで挿通された前記傾斜軸部31が挿 通孔36位置を中心として傾斜状に周回されるとき、スライド溝33内で左右に スライドすることで、偏心作動体32自体を支持蓋盤5の中心に対して揺動起伏 させればよいものである。
【0044】 すなわち、従動歯車25が回転するとき、これに一体状の傾斜軸部31は、そ の基部を中心として一定の円軌道を描くように周回するものとなり、この周回動 に伴ない偏心手段30を介して偏心作動体32自体が支持蓋盤5の中心に対して 揺動起伏し、全ての偏心作動体32が支持蓋盤5の中心に対して同期的に相互が 接近あるいは離反するようになる。
【0045】 そのため、図4、図6に示すように、支持蓋盤5底面でその円周上に沿って突 出状態で配列されている偏心手段30の傾斜軸部31は、その初期の位置決め設 定に際し、例えばその全てを支持蓋盤5の外周側に向けておくか、中心側に向け ておくかするものである。こうすることで、その回転は、偏心されることで偏心 作動体32の全てを支持蓋盤5の中心に対して、互いに接近あるいは離反するも のとなる。
【0046】 また、偏心作動体32夫々には、適度な硬度を有する圧迫パッド40が冠着さ れており、この圧迫パッド40は、図1に示すように、偏心作動体32に冠着状 態で、その基部がハウジング1の底部に配してある支持蓋盤5の外出揉み孔6に 嵌め入れることで支持されていて、揺動起伏する偏心作動体32に追随するよう にしてある。
【0047】 そのため、圧迫パッド40は、図に示すように、外形断面が円形、長円形、矩 形その他の適宜形状の下端が閉塞された筒状で、上端開口周縁には、支持蓋盤5 の外出揉み孔6周縁内側面に凹設した支持段部に嵌まる支持フランジ41を有し 、この支持フランジ41には前記軸受溝34乃至軸ピン35に対応する切欠形成 した切欠部42によって偏心作動体32との一体的な結合が得られるようにして おき、更に、傾斜軸部31の基部位置に対応する上部には伸縮部43を形成した ものであり、適当な硬度を有する弾性に富むゴム、合成樹脂等によって一体形成 されている。
【0048】 この揉みパッド40自体は、筒状に形成されるも、その内部空洞形状は、偏心 作動体32に直接にしっくりと冠着するよう、偏心作動体32の外形状に対応し た横長状のものでもよく、また、偏心作動体32に嵌め合わせた図示を省略した 円筒状物に対応する円柱状ものでもよく、要は、これの外形状は、患部に対して 揉み、圧迫させるのに好適な適宜なものとし、内部空洞形状は、偏心作動体32 との冠着結合に適するものとされていればよいものである。
【0049】 そして、図示のように、この圧迫パッド40自体の内部は空洞になっていて、 外部からの押圧力に対して内方に撓み、患部に対する揉み作動中に患部への不必 要な圧迫力を与えないように考慮されている。また、この揉みパッド40の下端 は、平坦面、傾斜面、湾曲面その他の面形状に形成でき、患部に対するマッサー ジ作用に好適なものとさせておくとよい。
【0050】 伸縮部43は、ほぼ蛇腹状を呈し、偏心作動体32の揺動起伏に伴ない、その 周囲が伸張あるいは縮小することでこれに追随する。
【0051】 なお、場合によっては、この圧迫パッド40下端部分を硬く形成したり、内部 に適当な硬度を有する補助パッドを装入したりして硬度の調整を行なうこともで きる。
【0052】 しかして、図示にあっての圧迫パッド40の数は、支持蓋盤5底部の円周上に 沿って配列させた合計で5個とし、それらの間隔は均等な約72度としてあるも 、これを4個以下としたり、6個以上としたり等の他の個数に変更することも可 能である。更に、場合によっては、その間隔を不揃いなものとさせたり、偏心手 段30における傾斜軸部31夫々の傾斜角度を相違させたり、また、実際上の各 手指夫々による力、動きの大小その他に対応できるようにすることも可能である のは勿論である。
【0053】 なお、前記伝達機構20において、図示を省略したが、駆動源2からの駆動力 によって、ある特定の1個の従動歯車25を直接に従動回転させ、これによって 原動歯車24を回転させることで、他の従動歯車25を従動回転させるようにす ることもできる。更に、ハウジング1には、駆動源2を駆動させるために、例え ば所定の電源に接続される端子を内蔵させたり、駆動源2の駆動用の電池を収納 させたりすることができ、また、電源とのオンオフ用のスイッチ部を設けたりし てある。
【0054】 次に、これの使用の一例を説明すると、電源スイッチ等の投入によって駆動源 2が駆動されると、減速機構3によって適宜に減速されて、調整移動手段15に よって変速調整される変速機構10を介して伝達機構20を従動回転させる。
【0055】 すると、この伝達機構20において、中心に配置した原動歯車24が従動回転 されて、更にこれ24の周囲に噛み合わせ状に配した5個の従動歯車25をも従 動回転させ、支持蓋盤5下方に突出して傾斜状になっている偏心手段30の傾斜 軸部31を周回状に回転させる。この傾斜軸部31の周回状の回転が、偏心作動 体32のスライド溝33内で行なわれることで、偏心作動体32自体の揺動作用 に変換され、支持蓋盤5上面に支承する軸ピン35を揺動中心として偏心作動体 32を揺動起伏させるものとなる。この揺動起伏は、全ての偏心作動体32に冠 着してある揉みパッド40をも同時に揺動起伏させ、全ての揉みパッド40夫々 を同期的に支持蓋盤5の中心方向に対して揺動させ、これを繰り返す。
【0056】 この状態で、圧迫パッド40を患部にあてがうと、全ての揉みパッド40が支 持蓋盤5の中心に向かうときは窄まり状に患部を挟むように揉み、あるいは解放 するものとなり、5個の揉みパッド40によって、5本の指による手揉みと同様 な揉み動作を発揮する。
【0057】 このときの揉みパッド40による揉み動作の強弱、揉み速度は、変速機構10 における調整移動手段15の移動調整によって得られ、変速比を小さくすれば遅 く、変速比を大きくすれば速くなり、患部に対する適度の強弱、速度を自在に設 定する。
【0058】 なお、図示を省略したが、手指全体にてハウジング1を握持し、揉みパッド4 0を患部にあてがうとき、手指全体を挿入させて手掌によってハウジング1を固 定できるようにする挿入バンドをハウジング1上部に付設することもある。更に は、減速機構3において、複数の平歯車の組合わせのものとしてあるも、これを ヘリカルギヤとすることでその作動音を静かにでき、特に、逆方向の螺旋状の歯 条を形成したウォーム類似構造の入出力の歯車を平行状態で配置して噛み合わせ た構成とすることにより、負荷がかかることで一層の静音性が得られる駆動伝達 構造のものとすることが可能である。
【0059】
【考案の効果】
この考案は以上のように構成されており、これがため、患部の凝り、筋肉痛そ の他の解消に効果がある手揉み感覚の揉み動作を構造が簡易な機械装置によって 簡単に得ることができ、また、患部を揉むことで血行を促進して新陳代謝を図り 、身体各部の筋肉の揉みほぐし、スポーツ後のマッサージその他に極めて好適な ものである。
【0060】 しかも、患部を挟むように揺動起伏する揉みパッド40は、これが5個であっ て、中心に向かってそれらの全てが同期的に作動するから、患部中心を5本の手 指で揉むようになり、それはあたかも実際上の手指による手揉み感覚に極めて類 似したものであり、従来のこの種のマッサージ機には全く期待できない優れた自 然な感覚を得ることができるものである。
【0061】 すなわち、これは、この考案において、ハウジング1、駆動源2、変速機構1 0、伝達機構20、偏心手段30、揉みパッド40から構成し、駆動源2の駆動 力を変速機構10による変速調整後で伝達機構20を介して従動歯車25夫々に 伝達させて従動回転させ、従動歯車25における周回状の回転を偏心手段30を 介して揉みパッド40の揺動起伏動に変換し、全ての揉みパッド40を患部の中 心に向かって挟むような揉み動作としたからであり、これによって、手指による 手揉み動作を実現できたからである。
【0062】 また、駆動力を変速調整させる変速機構10は、駆動源2にて従動される入力 歯車11、伝達機構20に従動させる出力歯車14夫々に噛み合う変速歯13が 配列形成されている円盤状の変速盤12と、この変速歯13に対する入力歯車1 1、出力歯車14夫々との噛み合い位置を相対的に移動させる調整移動手段15 を備えているから、調整移動手段15の調整操作によって、これを無段階に変更 できる。しかも、その速度変化は、モータ等の駆動源2に対する電圧、電流制御 によるものではないから、駆動源2のトルクを変動させず、例えば弱くしたとし ても揉み動作そのものが停止されたり、揉みの強さが弱くなったりすることもな いのである。
【0063】 更に、調整移動手段15による変速盤12の変速歯13に対する入力歯車11 、出力歯車14夫々の噛み合い位置の変更は、変速歯13における中心側周縁と 外周側周縁との間で噛み合い位置を変動させ、変速盤12の径方向位置で異なる 噛み合い位置が入力歯車11と出力歯車14との間に所定の変速比を生じさせる のである。すなわち、入力歯車11、出力歯車14両者の回転方向が変速盤12 自体の回転方向と直交状態で噛み合っていることで変速盤12の中心位置と入力 歯車11、出力歯車14夫々の噛み合い位置との間隔が、入力歯車11、出力歯 車14夫々の回転速度を設定するからである。
【0064】 また、このとき、変速歯13は、変速盤12自体の円形端面の中心側から外周 側に至る方向の各部位でほぼ同一断面を呈して配列形成し、円形端面における直 径線上に沿う稜線状の歯山及びこの直径線に平行する適数の稜線状の歯山を、円 形端面を偶数で分割した夫々の区域内で配列し、かつ、隣り合う区域における歯 山と交差する部位にあっては平面で菱形に形成してあるから、回転中である変速 盤12の円周方向に沿って噛み合い転動する入力歯車11、出力歯車14が変速 盤12の径方向に沿ってスライドしても、その噛み合いは常時維持されており、 変速盤12の径方向に沿ういずれの位置であっても、デットポイントを生じさせ ることなく確実に噛み合うものである。
【0065】 しかも、伝達機構20は、上下の軸受盤21,22相互間で、ほぼ中央位置に 軸支された原動歯車24周囲に噛み合い状態で従動歯車25を軸支配装したから 、駆動源2の駆動力は、従動歯車25夫々に確実に同期して伝達され、偏心手段 30を介しての全ての揉みパッド40の同期的な作動を可能にしている。
【0066】 また、偏心手段30は、従動歯車25の軸部と一体状で、支持蓋盤5下方で傾 斜状に突出配置された傾斜軸部31と、支持蓋盤5の中心方向に対して支持蓋盤 5自体に揺動自在に支承され、傾斜軸部31がスライド自在に嵌め入れられるス ライド溝33を有する偏心作動体32とを備えているから、傾斜軸部31の周回 状の回転は、スライド溝33を介して偏心作動体32自体を揺動させるよう変換 するものである。このとき、傾斜軸部31は、偏心作動体32のスライド溝33 内で回転するに際し、直接にスライドしながら偏心作動体32を揺動させるもの であり、そのため、その揺動作用への変換は確実に行なわれ、揉みパッド40を 介しての患部に対する挟み、揉みその他は、患部の凝り等の強弱にかかわらず、 それを確実に揉みほぐすものとなる。
【0067】 特に、5個の同期作動する揉みパッド40によって患部に対し、その中心に対 して挟むように揉むから、揉みパッド40を患部にあてがったときは、その周囲 から中心方向に向かって揉み、特に、患部周囲と中心との間での血液の交換を促 進し、患部全体の新陳代謝を一層向上させ、その回復に大きく役立つものである 。
【0068】 以上説明したように、、この考案に係るマッサージ器は、携帯性に優れ、取り 扱いも容易であるばかりでなく、揉みパッドの揉み速度、強弱を無段階に調整で き、しかも、その駆動トルクの変動を受けずに確実に伝達され、更には駆動音も 静かであり、構造も簡単で、安価に提供できる等の優れた実用的効果を奏するも のである。
【図面の簡単な説明】
【図1】縦断面図である。
【図2】駆動機構、減速機構、変速機構の配置を表わす
横断面図である。
【図3】変速機構における変速盤の平面図である。
【図4】伝達機構を表わす横断面図である。
【図5】偏心手段の分解斜視図である。
【図6】揉みパッドの作動を説明する一部切欠底面図で
ある。
【符号の説明】
1 ハウジング 2 駆動源 3 減速機構 4 支持基盤 5 支持蓋盤 6 外出揉み孔 10 変速機構 11 入力歯車 12 変速盤 13 変速歯 13A,13B,13C 歯山 14 出力歯車 15 調整移動手段 16 揺動レバ
ー 17 ウォーム歯車手段 18 伝達従動
軸 19 伝達従動歯車 20 伝達機構 21 上軸受盤 22 下軸受盤 23 スペーサ
ー 24 原動歯車 25 従動歯車 30 偏心手段 31 傾斜軸部 32 偏心作動体 33 スライド
溝 34 軸受溝 35 軸ピン 36 挿通孔 40 揉みパッド 41 支持フラ
ンジ 42 切欠部 43 伸縮部

Claims (7)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 底部開口を支持蓋盤によって閉塞されて
    いるハウジングと、このハウジングに内蔵される駆動源
    と、この駆動源の駆動力を無段変速させる変速機構と、
    変速機構を介して従動される原動歯車によって複数の従
    動歯車を従動回転させるよう伝達させ、支持蓋盤上に装
    着されている伝達機構と、従動歯車と一体状に連設さ
    れ、支持蓋盤下方に傾斜状に突出している傾斜軸部の周
    回状の回転に伴ない、支持蓋盤の中心側に向かって偏心
    作動体が揺動起伏されるよう偏心させる偏心手段と、偏
    心作動体に冠着された揉みパッドとを備えたことを特徴
    とするマッサージ器。
  2. 【請求項2】 変速機構は、駆動源の出力端に連繋従動
    される入力歯車と、伝達機構の入力端に連繋従動させる
    出力歯車と、これらの入力歯車、出力歯車夫々に噛み合
    う変速歯が円形端面の円環区域の円周方向に沿って配列
    形成されている円盤状の変速盤と、変速歯に対する入力
    歯車、出力歯車夫々の噛み合い位置を相対的に移動させ
    る調整移動手段とを備えている請求項1記載のマッサー
    ジ器。
  3. 【請求項3】 変速盤は、適宜肉厚を有する円盤部材の
    いずれか一方の円形端面上に、入力歯車、出力歯車夫々
    に噛み合う山形状の変速歯を、円形端面の中心側から外
    周側に至る方向の各部位でほぼ同一断面を呈するものと
    して配列形成し、円形端面における直径線上に沿う稜線
    状の歯山及びこの直径線に平行する適数の稜線状の歯山
    を、円形端面を偶数で分割した夫々の区域内で配列し、
    かつ、隣り合う区域における歯山と交差する部位にあっ
    ては平面で菱形に形成してある請求項2記載のマッサー
    ジ器。
  4. 【請求項4】 揉みパッドは、支持蓋盤の同一円周上に
    開穿配列した外出揉み孔夫々に支持された計5個にして
    配列させてある請求項1乃至3のいずれか記載のマッサ
    ージ器。
  5. 【請求項5】 伝達機構は、適宜間隔を隔てて上下に配
    装した上下の軸受盤と、この上下の軸受盤相互間で、ほ
    ぼ中央位置に軸支され、前記駆動源に連繋駆動される原
    動歯車と、同じく上下の軸受盤相互間で、原動歯車周囲
    に噛み合い状態で軸支配装された適数の従動歯車とを備
    えている請求項1乃至4のいずれか記載のマッサージ
    器。
  6. 【請求項6】 偏心手段は、従動歯車の軸部に一体状に
    連結されていて、支持蓋盤下方で傾斜状に突出配置され
    た傾斜軸部と、支持蓋盤の中心方向に対して支持蓋盤自
    体に揺動自在に支承され、傾斜軸部がスライド自在に嵌
    め入れられるスライド溝を有する偏心作動体とを備えて
    いて、偏心作動体は、この偏心作動体本体部自体に、こ
    れの左右方向に長く開口させてスライド溝を形成する一
    方、支持蓋盤上面において、外出揉み孔周縁の軸受溝に
    嵌め入れ、支承される軸ピンを上端部左右に突設し、傾
    斜軸部を挿通させ、スライド溝に連通するよう上端部中
    央に挿通孔を開穿してある請求項1乃至5のいずれか記
    載のマッサージ器。
  7. 【請求項7】 揉みパッドは、傾斜軸部の基部位置に対
    応する上部には伸縮部を形成し、適当な硬度を有する弾
    性に富むゴム、合成樹脂等によって一体形成された筒状
    に形成してある請求項1乃至6のいずれか記載のマッサ
    ージ器。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2001353198A (ja) * 2000-06-14 2001-12-25 Purotec Fuji:Kk マッサージ機
JP2006271496A (ja) * 2005-03-28 2006-10-12 Matsushita Electric Works Ltd マッサージ機

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