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JPH0529539Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0529539Y2
JPH0529539Y2 JP4034889U JP4034889U JPH0529539Y2 JP H0529539 Y2 JPH0529539 Y2 JP H0529539Y2 JP 4034889 U JP4034889 U JP 4034889U JP 4034889 U JP4034889 U JP 4034889U JP H0529539 Y2 JPH0529539 Y2 JP H0529539Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shoe
brake
nut
mounting bolt
mounting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP4034889U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH02130437U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP4034889U priority Critical patent/JPH0529539Y2/ja
Publication of JPH02130437U publication Critical patent/JPH02130437U/ja
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Publication of JPH0529539Y2 publication Critical patent/JPH0529539Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、自転車用のキヤリパーブレーキ、カ
ンテイレバー式ブレーキ等のブレーキアームに取
付けられるブレーキシユーに関する。
(従来の技術) 例えば、自転車用ブレーキのブレーキアームに
取付けられるブレーキシユーとして、第4図にう
示すようなものがある。これは、車輪のリムに圧
接されるシユー本体31の背面31a側に舟形状
支持骨材32が埋設され、この支持骨材32の底
壁中央部32aはシユー本体背面31aから露出
状とされると共に、その底壁中央部32aから取
付ボルト33が外方に突出され、この取付ボルト
33をブレーキアームの取付部34の取付孔35
に挿通し、取付ボルト33の先端部に螺合される
ナツト36を締付けることにより、ブレーキアー
ムの取付部34に固定されるものである。
(考案が解決しようとする課題) 前記従来のものにあつては、シユー本体31は
経年変化、すなわち酸化、太陽光線又は泥及び水
の付着の影響等による劣化によつてひびわれ等を
生じ、シユー本体31と支持骨材32とが分離し
てしまう惧れがあり、また、長期間の使用によつ
てナツト36がゆるんでしまうことがある。さら
に、ブレーキシユーをブレーキアームに固定する
際、シユー本体31のリム接触面がリムに適正に
当たるようにシユー本体31を取付ボルト33廻
りに回動する調整作業は作業者の手でシユー本体
31を保持して行なうので煩雑なものであつた。
そこで本考案は、シユー本体の支持骨材埋設部
分を保護すると同時に、締結用のナツトのゆるみ
止めをし、且つシユー本体がリムに適正に当たる
ようにシユー本体を取付ボルト廻りに回動する調
整作業を容易に行なえるブレーキシユーを提供す
ることを目的とする。
(課題を解決するための手段) 本考案は前記目的を達成するために講じた技術
的手段は、車輪7のリム8に圧接されるシユー本
体10の背面10a側に支持骨材11を埋設し、
この支持骨材11にシユー本体10の背面10a
から突出してブレーキアーム2,3の取付部2
a,3aを貫通する取付ボルト12を設け、この
取付ボルト12の先端側に螺合されるナツト14
の締付けによりブレーキアーム2,3に固定され
るブレーキシユーにおいて、 前記シユー本体10の背面10a側にこれの支
持骨材11埋設部分を覆うカバー体16を設け、
このカバー体16を弾性材で形成すると共に、カ
バー体16のシユー本体背面10aに対向する壁
部16aを、前記ナツト14の締付けによつてブ
レーキアーム2,3の取付部2a,3aに圧接さ
れて弾性変形するようにシユー本体背面10aと
間隔を有して構成した点にある。
(作用) シユー本体10の支持骨材11埋設部分は、シ
ユー本体背面10a側に設けられたカバー体16
によつて保護されて劣化が防止されている。ま
た、ブレーキシユー9をブレーキアーム2,3の
取付部2a,3aに取付ける際、取付ボルト12
を該取付部2a,3aに貫通させ、取付ボルト1
2の先端側にナツト14を螺合し且つ締付けるこ
とにより、ナツト14とシユー本体10とで取付
部2a,3aを狭圧してブレーキシユー9が固定
される。このとき、カバー体16のシユー本体背
面10aに対向する壁部16aは取付部2a,3
aに圧接されてシユー本体背面10a側に弾性変
形し、この弾性復元力によつてナツト14のゆる
み止めがなされる。さらに、シユー本体10を取
付ボルト12廻りに回動してシユー本体10が車
輪7のリム8に適正に当たるように調整する際、
前記カバー体16の壁部16aの弾性復元力によ
つて、ナツト14の締付力を調整してシユー本体
10を取付ボルト12廻りに回動自在で且つ自然
に回らない程度に保持しておくことができ、前記
調整が容易に行なえる。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面に基いて説明す
る。
第3図において、1はキヤリパーブレーキで、
一対のブレーキアーム2,3を備えている。両ア
ーム2,3は自転車のフレームに取付けられる支
軸4に揺動自在に支持され、ボーデンワイヤ5の
牽引操作及び戻しバネ6によつてブレーキアーム
2,3先端の取付部2a,3aが車輪7のリム8
に対して近接離反されるようになつている。
前記ブレーキアーム2,3の取付部2a,3a
にはブレーキシユー9が取付けられ、ブレーキシ
ユー9はリム8に圧接されるブロツク状のシユー
本体10を備えている。シユー本体10は硬質ゴ
ム等により形成され、その背面側(リム8に圧接
される側と反対側)には舟形に形成された金属製
支持骨材11が埋設されていると共に、その支持
骨材11が埋設されているところのシユー本体1
0の外面は段付状に形成された嵌着部15とされ
ている。この支持骨材11の底壁中央部11aは
シユー本体10の背面10aから突出状に露出さ
れていると共に、この底壁中央部11aを貫通し
て取付ボルト12が外方に突設されている。この
取付ボルト12の頭部12aは底壁中央部11a
の内面側に位置してシユー本体10に埋設されて
いる。前記取付ボルト12の軸部12bは、ブレ
ーキアーム2,3の取付部2a,3aに形成した
上下方向に長い取付孔13に挿通され且つ先端側
にナツト14が螺合され、このナツト14の締付
けによつてブレーキシユー9はブレーキアーム
2,3に取付けられる。
また、シユー本体10の嵌着部15には樹脂等
の弾性を有する材料で形成された舟形状のカバー
体16が嵌着され、これによりシユー本体10の
背面側が覆われて支持骨材11周囲のシユー本体
10薄肉部分が保護されている。カバー体16の
底壁部16a中央部には開口部17が形成され、
その開口部17から前記取付ボルト12の軸部1
2bが突出している。また、開口部17は支持骨
材11の底壁中央部11aの外端面より若干大き
く形成され、カバー体16の底壁部16aは長手
方向両端から中央部にかけて外方に傾斜状とされ
てシユー本体10の背面10aから隔離され、且
つ開口部17周縁部でブレーキアーム2,3の取
付部2a,3aに当接している。そして、ブレー
キシユー19の取付ボルト12に螺合されるナツ
ト14を締め付けることにより、カバー体16の
底壁部16aはブレーキアーム2,3の取付部2
a,3aに相対的に押圧されてシユー本体10背
面10a側に弾性変形し、この弾性復元力によつ
てナツト14がゆるむのが防止される。また、シ
ユー本体10の底壁部16aの弾性復元力によつ
て、ナツト14の締付力を調整してシユー本体1
0を取付ボルト12廻りに回動自在で且つ自然な
回らない程度に保持でき、これにより、シユー本
体10を取付ボルト12廻りに回動してシユー本
体10が車輪7のリム8に適正に当たるように調
整する作業が容易となる。
なお、カバー体10はバネ鋼等によつて形成し
ても良い。また、本考案はカンテイレバー式ブレ
ーキ及びその他のブレーキにも採用できる。
(考案の効果) 本考案によれば、シユー本体10の支持骨材1
1埋設部分がカバー体16によつて覆われて保護
され、経年変化による劣化が防止される。また、
カバー体16のシユー本体背面10aに対向する
壁部16aは該背面10aと間隔を有して構成さ
れ、ナツト14を締付けてブレーキシユー9をブ
レーキアーム2,3の取付部2a,3aに固定す
る際に、前記カバー体16の壁部16aが取付部
2a,3aに圧接されて弾性変形し、この弾性復
元力によつてナツト14がゆるむのを防止でき
る。さらに、前記カバー体16の壁部16aの弾
性復元力によつて、ナツト14の締付力を調整し
てシユー本体10を取付ボルト12廻りに回動自
在で且つ自然に回らない程度に保持でき、これに
よつて、シユー本体10を取付ボルト12廻りに
回動してシユー本体10が車輪7のリム8に適正
に当たるように調整する作業が容易に行える。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図は本考案の実施例を示し、第
1図は第3図−線矢視断面図、第2図は要部
の正面断面図、第3図はブレーキの全体正面図、
第4図は従来例を示す断面図である。 2……ブレーキアーム、2a……取付部、3…
…ブレーキアーム、3a……取付部、9……ブレ
ーキシユー、10……シユー本体、10a……背
面、11……支持骨材、12……取付ボルト、1
6……カバー体、16a……底壁部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 車輪7のリム8に圧接されるシユー本体10の
    背面10a側に支持骨材11を埋設し、この支持
    骨材11にシユー本体10の背面10aから突出
    してブレーキアーム2,3の取付部2a,3aを
    貫通する取付ボルト12を設け、この取付ボルト
    12の先端側に螺合されるナツト14の締付けに
    よりブレーキアーム2,3に固定されるブレーキ
    シユーにおいて、 前記シユー本体10の背面10a側にこれの支
    持骨材11埋設部分を覆うカバー体16を設け、
    このカバー体16を弾性材で形成すると共に、カ
    バー体16のシユー本体背面10aに対向する壁
    部16aを、前記ナツト14の締付けによつてブ
    レーキアーム2,3の取付部2a,3aに圧接さ
    れて弾性変形するようにシユー本体背面10aと
    間隔を有して構成したことを特徴とするブレーキ
    シユー。
JP4034889U 1989-04-04 1989-04-04 Expired - Lifetime JPH0529539Y2 (ja)

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JP4034889U JPH0529539Y2 (ja) 1989-04-04 1989-04-04

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JP4034889U JPH0529539Y2 (ja) 1989-04-04 1989-04-04

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JPH02130437U JPH02130437U (ja) 1990-10-26
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JP4034889U Expired - Lifetime JPH0529539Y2 (ja) 1989-04-04 1989-04-04

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3781772B2 (ja) * 1995-01-19 2006-05-31 株式会社シマノ 自転車用ブレーキ
CN1061612C (zh) * 1995-01-19 2001-02-07 株式会社岛野 自行车用刹车装置

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JPH02130437U (ja) 1990-10-26

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