JPH05286606A - 原稿自動送り装置を備えた複写機 - Google Patents
原稿自動送り装置を備えた複写機Info
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- JPH05286606A JPH05286606A JP4090985A JP9098592A JPH05286606A JP H05286606 A JPH05286606 A JP H05286606A JP 4090985 A JP4090985 A JP 4090985A JP 9098592 A JP9098592 A JP 9098592A JP H05286606 A JPH05286606 A JP H05286606A
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- document
- original
- feeding
- copying machine
- sheet
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-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G15/00—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
- G03G15/60—Apparatus which relate to the handling of originals
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G2215/00—Apparatus for electrophotographic processes
- G03G2215/00172—Apparatus for electrophotographic processes relative to the original handling
- G03G2215/00177—Apparatus for electrophotographic processes relative to the original handling for scanning
- G03G2215/00181—Apparatus for electrophotographic processes relative to the original handling for scanning concerning the original's state of motion
- G03G2215/00194—Apparatus for electrophotographic processes relative to the original handling for scanning concerning the original's state of motion original either moving or at rest
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- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Control Or Security For Electrophotography (AREA)
- Exposure Or Original Feeding In Electrophotography (AREA)
- Controlling Sheets Or Webs (AREA)
- Registering Or Overturning Sheets (AREA)
- Optical Systems Of Projection Type Copiers (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 原稿自動送り装置を備えた複写機において、
原稿ストッパを用いず、かつ原稿停止位置を高精度に制
御するとともに、記録紙給紙を連動制御することによ
り、コピー生産性の向上と画像の相対位置ズレを防止す
る。 【構成】 給送手段4の給送路に設けられ、原稿先端又
は後端の通過を検出するためのセンサ45と、センサの
原稿先端又は後端検出信号を受けてから所定時間経過
後、または所定パルス計数後に原稿搬送停止手段の駆動
源停止信号を出力する遅延手段と、原稿搬送停止手段の
駆動源停止信号発生後、原稿停止位置を検出して信号出
力する検出手段と、露光走査手段2の駆動に応動し、か
つ検出手段による原稿停止位置検出値に基づき、記録紙
給送開始のタイミング信号を発生する制御手段とを設け
たことを特徴とする原稿自動送り装置1を備えた複写
機。
原稿ストッパを用いず、かつ原稿停止位置を高精度に制
御するとともに、記録紙給紙を連動制御することによ
り、コピー生産性の向上と画像の相対位置ズレを防止す
る。 【構成】 給送手段4の給送路に設けられ、原稿先端又
は後端の通過を検出するためのセンサ45と、センサの
原稿先端又は後端検出信号を受けてから所定時間経過
後、または所定パルス計数後に原稿搬送停止手段の駆動
源停止信号を出力する遅延手段と、原稿搬送停止手段の
駆動源停止信号発生後、原稿停止位置を検出して信号出
力する検出手段と、露光走査手段2の駆動に応動し、か
つ検出手段による原稿停止位置検出値に基づき、記録紙
給送開始のタイミング信号を発生する制御手段とを設け
たことを特徴とする原稿自動送り装置1を備えた複写
機。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、原稿を露光面に自動
的に供給する原稿自動送り装置を備えた複写機の改良に
関し、更に詳しくは、原稿給送と露光走査と記録紙給送
のそれぞれのタイミングを自動的に調整、制御して、コ
ピー生産性を効率的に向上させる原稿自動送り装置を備
えた複写機に関するものである。
的に供給する原稿自動送り装置を備えた複写機の改良に
関し、更に詳しくは、原稿給送と露光走査と記録紙給送
のそれぞれのタイミングを自動的に調整、制御して、コ
ピー生産性を効率的に向上させる原稿自動送り装置を備
えた複写機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】複写機の原稿自動送り装置(以下ADF
と称す)は、原稿トレイにセットされた原稿を自動的に
原稿台に搬送し、複写機に複写を行わせたのち、排紙ト
レイ上に排出する装置である。この装置は枚数の多いシ
ート原稿の高速複写には好適なものである。
と称す)は、原稿トレイにセットされた原稿を自動的に
原稿台に搬送し、複写機に複写を行わせたのち、排紙ト
レイ上に排出する装置である。この装置は枚数の多いシ
ート原稿の高速複写には好適なものである。
【0003】また、最近の複写機は、複写性能をあげる
ため、複写速度(毎分当りのコピー処理枚数CPM)の
高速化を図るとともに、それに伴ってADFの原稿搬送
速度の高速化(約1000〜1200mm/sec)と所定の露光位置
へ原稿をセット、排出する原稿交換所要時間の短縮とに
よる毎分当りの原稿処理枚数(OPM)の高速化が要望
されている。
ため、複写速度(毎分当りのコピー処理枚数CPM)の
高速化を図るとともに、それに伴ってADFの原稿搬送
速度の高速化(約1000〜1200mm/sec)と所定の露光位置
へ原稿をセット、排出する原稿交換所要時間の短縮とに
よる毎分当りの原稿処理枚数(OPM)の高速化が要望
されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】一般に原稿自動送り装
置を備えた複写機においては、複写機上面の原稿台ガラ
ス上の一定位置に原稿を送り込んで停止させる方法とし
て、 (1)原稿台ガラスの一側面に設けた原稿位置決めスト
ッパに原稿端を当接させて停止させる。この方法では、
原稿が上記ストッパに当接するとき衝突音が発生する、
原稿が位置決め板を乗り越えないようにする手段を必要
とする、原稿端が傷付く、原稿位置決め板に原稿を突き
当てるときに原稿をスイッチバックさせたり原稿を低速
搬送させるために生産性が悪い、両面原稿の反転搬送を
行うために可動ストッパを用いるときには構造が複雑に
なるなどの問題点がある。
置を備えた複写機においては、複写機上面の原稿台ガラ
ス上の一定位置に原稿を送り込んで停止させる方法とし
て、 (1)原稿台ガラスの一側面に設けた原稿位置決めスト
ッパに原稿端を当接させて停止させる。この方法では、
原稿が上記ストッパに当接するとき衝突音が発生する、
原稿が位置決め板を乗り越えないようにする手段を必要
とする、原稿端が傷付く、原稿位置決め板に原稿を突き
当てるときに原稿をスイッチバックさせたり原稿を低速
搬送させるために生産性が悪い、両面原稿の反転搬送を
行うために可動ストッパを用いるときには構造が複雑に
なるなどの問題点がある。
【0005】(2)ADF動作時に原稿位置決め板を用
いず、モータを制御して原稿を原稿台ガラス上の所定位
置に停止させる方法では、例えばモータにエンコーダを
直結し、該エンコーダの発生信号を見ながら電磁ブレー
キで止めるが、このためには強力な電磁ブレーキを必要
とし、構造が複雑となり、電磁ブレーキの動作騒音が発
生するという問題がある。
いず、モータを制御して原稿を原稿台ガラス上の所定位
置に停止させる方法では、例えばモータにエンコーダを
直結し、該エンコーダの発生信号を見ながら電磁ブレー
キで止めるが、このためには強力な電磁ブレーキを必要
とし、構造が複雑となり、電磁ブレーキの動作騒音が発
生するという問題がある。
【0006】これらは原稿自動送り装置(ADF)での
原稿停止方法であって、複写機の記録紙給送は、上記A
DFの制御とは別個に、露光走査手段の移動光学系から
のタイミングをとって記録紙の給送開始を行なってい
る。
原稿停止方法であって、複写機の記録紙給送は、上記A
DFの制御とは別個に、露光走査手段の移動光学系から
のタイミングをとって記録紙の給送開始を行なってい
る。
【0007】このため、ADFの原稿搬送と複写機の記
録紙給送との整合がなく、記録紙上の画像のタイミング
ずれを防ぐためには、原稿交換時に充分な余裕時間を要
するので、コピー生産性すなわち、(ADFにおける毎
分当たり原稿送り枚数OPM)と(複写機における毎分
当たりのコピー枚数CPM)との比が低下する。
録紙給送との整合がなく、記録紙上の画像のタイミング
ずれを防ぐためには、原稿交換時に充分な余裕時間を要
するので、コピー生産性すなわち、(ADFにおける毎
分当たり原稿送り枚数OPM)と(複写機における毎分
当たりのコピー枚数CPM)との比が低下する。
【0008】なお、原稿送り制御装置としては、特公昭
62-59308号、特開昭52-79820号、実公昭55-31550号公報
等が開示されているが、これらは何れもADFにおける
原稿停止制御あるいは、原稿ジャム検出に関するもので
ある。
62-59308号、特開昭52-79820号、実公昭55-31550号公報
等が開示されているが、これらは何れもADFにおける
原稿停止制御あるいは、原稿ジャム検出に関するもので
ある。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明は、原稿自動送
り装置における上記の問題を解決するとともに、コピー
処理枚数を向上させることを目的とするものである。
り装置における上記の問題を解決するとともに、コピー
処理枚数を向上させることを目的とするものである。
【0010】上記目的を達成する本発明の原稿自動送り
装置は、原稿収納部内の複数枚のシート状原稿を、給送
手段により分離して1枚ずつ原稿台ガラス上に送り込
み、送り込まれた原稿を原稿搬送停止手段により露光位
置に搬送停止し、露光走査手段により該原稿を露光走査
し、露光後に該原稿を排紙台に搬出する原稿自動送り装
置と、前記露光走査により記録紙上に原稿の複写画像を
形成する画像形成手段とを有する原稿自動送り装置を備
えた複写機において、前記給送手段の給送路に設けら
れ、原稿先端又は後端の通過を検出するためのセンサ
と、前記センサの原稿先端又は後端検出信号を受けてか
ら所定時間経過後、または所定パルス計数後に前記原稿
搬送停止手段の駆動源停止信号を出力する遅延手段と、
前記原稿搬送停止手段の駆動源停止信号発生後、原稿停
止位置を検出して信号出力する検出手段と、前記露光走
査手段の駆動に応動し、かつ前記検出手段による原稿停
止位置検出値に基づき、記録紙給送開始のタイミング信
号を発生する制御手段とを設けたことを特徴とするもの
である。
装置は、原稿収納部内の複数枚のシート状原稿を、給送
手段により分離して1枚ずつ原稿台ガラス上に送り込
み、送り込まれた原稿を原稿搬送停止手段により露光位
置に搬送停止し、露光走査手段により該原稿を露光走査
し、露光後に該原稿を排紙台に搬出する原稿自動送り装
置と、前記露光走査により記録紙上に原稿の複写画像を
形成する画像形成手段とを有する原稿自動送り装置を備
えた複写機において、前記給送手段の給送路に設けら
れ、原稿先端又は後端の通過を検出するためのセンサ
と、前記センサの原稿先端又は後端検出信号を受けてか
ら所定時間経過後、または所定パルス計数後に前記原稿
搬送停止手段の駆動源停止信号を出力する遅延手段と、
前記原稿搬送停止手段の駆動源停止信号発生後、原稿停
止位置を検出して信号出力する検出手段と、前記露光走
査手段の駆動に応動し、かつ前記検出手段による原稿停
止位置検出値に基づき、記録紙給送開始のタイミング信
号を発生する制御手段とを設けたことを特徴とするもの
である。
【0011】また、本発明は前記検出手段が駆動源に直
結したエンコーダの計数により前記センサ位置より原稿
停止位置までの原稿移動距離を求めるように構成したこ
とを特徴とする請求項1に記載の原稿自動送り装置を備
えた複写機。
結したエンコーダの計数により前記センサ位置より原稿
停止位置までの原稿移動距離を求めるように構成したこ
とを特徴とする請求項1に記載の原稿自動送り装置を備
えた複写機。
【0012】さらに、本発明は前記遅延手段が駆動源の
モータに直結したエンコーダおよび計数制御手段である
ことを特徴としている。
モータに直結したエンコーダおよび計数制御手段である
ことを特徴としている。
【0013】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面に基づいて詳
細に説明する。
細に説明する。
【0014】図1はこの発明による原稿自動送り装置を
搭載した複写機の全体構成図、図2は原稿自動送り装置
を装置を装着した複写機の外観斜視図である。
搭載した複写機の全体構成図、図2は原稿自動送り装置
を装置を装着した複写機の外観斜視図である。
【0015】これらの図において、1は両面原稿自動反
転機能付の原稿自動送り装置、2は露光走査光学系(露
光走査手段)、3は感光体ドラム31廻りの画像形成手
段、4は記録紙供給手段(給紙手段)、5は記録紙搬送
手段、6は定着器、7は反転排紙切換手段、8は排紙手
段である。
転機能付の原稿自動送り装置、2は露光走査光学系(露
光走査手段)、3は感光体ドラム31廻りの画像形成手
段、4は記録紙供給手段(給紙手段)、5は記録紙搬送
手段、6は定着器、7は反転排紙切換手段、8は排紙手
段である。
【0016】本発明の原稿自動送り装置(ADF)1は
複写機本体の上に設置させており、原稿トレイ10上に載
置した原稿束から1枚の原稿を原稿台ガラス20上に送り
出す原稿給紙部(図示左方10〜14)と、該原稿給紙部か
ら給送された原稿を原稿台上の原稿台ガラス20の所定位
置(画像露光走査位置)へと搬送する搬送部(図示中央
15,16)と、画像露光終了後に該原稿搬送部から送り出
された原稿を排紙台19C上に排出する原稿搬出部(図示
右方17〜19)とから構成されている。
複写機本体の上に設置させており、原稿トレイ10上に載
置した原稿束から1枚の原稿を原稿台ガラス20上に送り
出す原稿給紙部(図示左方10〜14)と、該原稿給紙部か
ら給送された原稿を原稿台上の原稿台ガラス20の所定位
置(画像露光走査位置)へと搬送する搬送部(図示中央
15,16)と、画像露光終了後に該原稿搬送部から送り出
された原稿を排紙台19C上に排出する原稿搬出部(図示
右方17〜19)とから構成されている。
【0017】原稿自動送り装置の給紙部の上面左方には
原稿搭載台10が設けられていて、原稿を積層載置可能と
する。該原稿載置台10の先端部下流側には、ソレノイド
SD1によって揺動可能な可能ガイド板11Aおよび原稿
先端ストッパ11Bが設けられている。
原稿搭載台10が設けられていて、原稿を積層載置可能と
する。該原稿載置台10の先端部下流側には、ソレノイド
SD1によって揺動可能な可能ガイド板11Aおよび原稿
先端ストッパ11Bが設けられている。
【0018】原稿束を原稿載置台10上に載置すると、原
稿載置台上の原稿の有無が、原稿セット検知センサ(原
稿ゼロ枚検知センサ)PS1によって検出され、複写機
本体のコントロールパネル100にADFモードが表示さ
れる。
稿載置台上の原稿の有無が、原稿セット検知センサ(原
稿ゼロ枚検知センサ)PS1によって検出され、複写機
本体のコントロールパネル100にADFモードが表示さ
れる。
【0019】上記原稿載置台10上には、原稿の横幅方向
を規制するための横幅規制板10Aが移動可能に設けられ
ている。
を規制するための横幅規制板10Aが移動可能に設けられ
ている。
【0020】前記原稿載置台10の原稿給送下流側には、
フィードローラ12A、従動ローラ12Bを巻回し回動する
フィードベルト12Cと、その下方に位置する重送防止ロ
ーラ12Dとから成る分離給紙手段が設けてある。該分離
給紙手段は、後述の駆動モータMの駆動力が原稿給紙ク
ラッチK1を介して伝達される。
フィードローラ12A、従動ローラ12Bを巻回し回動する
フィードベルト12Cと、その下方に位置する重送防止ロ
ーラ12Dとから成る分離給紙手段が設けてある。該分離
給紙手段は、後述の駆動モータMの駆動力が原稿給紙ク
ラッチK1を介して伝達される。
【0021】前記複写機本体のコントロールパネル100
のコピーボタンを操作することによって、自動原稿搬送
装置が起動し、上記給紙ソレノイドSD1 に通電されて
作動し、これに連繋する可動ガイド板11Aの先端を上昇
させて、原稿束をフィードベルト12C面に圧接し、同時
に駆動モータMの駆動力によって回動を始めたフィード
ベルト12Cによって原稿を送り出し、更に固定された重
送防止ローラ12Dにより送り出された複数枚の原稿のう
ち最上位にある原稿一枚のみを分離して送り出す。この
とき重送防止ローラ12Dにより下層の原稿は進行が阻止
される。
のコピーボタンを操作することによって、自動原稿搬送
装置が起動し、上記給紙ソレノイドSD1 に通電されて
作動し、これに連繋する可動ガイド板11Aの先端を上昇
させて、原稿束をフィードベルト12C面に圧接し、同時
に駆動モータMの駆動力によって回動を始めたフィード
ベルト12Cによって原稿を送り出し、更に固定された重
送防止ローラ12Dにより送り出された複数枚の原稿のう
ち最上位にある原稿一枚のみを分離して送り出す。この
とき重送防止ローラ12Dにより下層の原稿は進行が阻止
される。
【0022】上記分離給紙手段の原稿給送下流側には、
給紙ローラ13、原稿後端検知センサPS2、ガイド板14
が設けてある。前記原稿Dは、第2のクラッチK2がON
し、一対の給紙ローラ13にニップ搬送され、その先端が
センサPS2を横切るとフィードローラ12Aを駆動して
いた第1のクラッチK1が0FFして、フィードベルト12
Cはフィードローラ12Aに圧入された一方向クラッチと
駆動軸との間で、前記原稿Dが抜け切るまで従動回動し
て停止する。
給紙ローラ13、原稿後端検知センサPS2、ガイド板14
が設けてある。前記原稿Dは、第2のクラッチK2がON
し、一対の給紙ローラ13にニップ搬送され、その先端が
センサPS2を横切るとフィードローラ12Aを駆動して
いた第1のクラッチK1が0FFして、フィードベルト12
Cはフィードローラ12Aに圧入された一方向クラッチと
駆動軸との間で、前記原稿Dが抜け切るまで従動回動し
て停止する。
【0023】搬送部搬送ベルト16は、搬送ベルト駆動ロ
ーラ15A、従動ローラ15B、2個の原稿押えローラ15
C,15D,15Eおよび圧接離間可能な可動押圧ローラ15
Fの間に張架され、駆動モータMにより正逆転可能にな
っている。そして、搬送ベルト16の下側走行面は、上記
原稿押さえローラ15C,15D,15Eおよび可動押圧ロー
ラ15Fによって原稿台ガラス20面に押し付けられてい
る。
ーラ15A、従動ローラ15B、2個の原稿押えローラ15
C,15D,15Eおよび圧接離間可能な可動押圧ローラ15
Fの間に張架され、駆動モータMにより正逆転可能にな
っている。そして、搬送ベルト16の下側走行面は、上記
原稿押さえローラ15C,15D,15Eおよび可動押圧ロー
ラ15Fによって原稿台ガラス20面に押し付けられてい
る。
【0024】前記分離紙手段によって送り出された一枚
の原稿は、一対の給紙ローラ13によって給送され、ガイ
ド板14の間を通って原稿台ガラス20に向けて給送され
る。さらに、該原稿Dは、給紙ローラ13の周速度とほぼ
同速で回動する搬送ベルト16に押圧されて原稿台ガラス
20上を搬送され、後述の制御手段により制御されて露光
所定位置に停止される。
の原稿は、一対の給紙ローラ13によって給送され、ガイ
ド板14の間を通って原稿台ガラス20に向けて給送され
る。さらに、該原稿Dは、給紙ローラ13の周速度とほぼ
同速で回動する搬送ベルト16に押圧されて原稿台ガラス
20上を搬送され、後述の制御手段により制御されて露光
所定位置に停止される。
【0025】原稿台ガラス20上の停止位置に載置された
原稿Dは、複写機本体内の露光走査手段2の露光ランプ
21によって照射露光され、移動光学系のミラー22,23,
24、レンズ25、固定ミラー26,27,28等から成る露光走
査光学系のスリット露光走査によって、予め帯電器32に
よって全面帯電されている感光体ドラム31上の結像位置
30Aに静電潜像を形成する。なお、29はADFを使用せ
ず、原稿Dを原稿台ガラス20上に設定するマニュアルモ
ードにおいて、原稿Dを位置決めする原稿位置決め板で
ある。
原稿Dは、複写機本体内の露光走査手段2の露光ランプ
21によって照射露光され、移動光学系のミラー22,23,
24、レンズ25、固定ミラー26,27,28等から成る露光走
査光学系のスリット露光走査によって、予め帯電器32に
よって全面帯電されている感光体ドラム31上の結像位置
30Aに静電潜像を形成する。なお、29はADFを使用せ
ず、原稿Dを原稿台ガラス20上に設定するマニュアルモ
ードにおいて、原稿Dを位置決めする原稿位置決め板で
ある。
【0026】感光体ドラム31上に形成された静電潜像
は、現像器33によりトナー像に形成される。更に給紙手
段4の給紙カセット41からピックアップローラ42、フィ
ードローラとリバースローラから成る重送防止給紙手段
43、中間ローラ44A,44B、先端検知器45、レジストク
ラッチK0を内蔵したレジストローラ46を経て給紙され
た記録紙Sは、転写器34により転写位置30Bで転写され
る。転写後のトナー像を有する記録紙Sは分離器35によ
って感光体ドラム31と分離され、記録紙搬送手段5を経
て定着器6に送り込まれて定着される。定着後の記録紙
Sは反転排紙切替手段7の切替ゲート71によって連絡選
択され、複写終了した片面コピー済みの記録紙または両
面コピーや多重コピー済みの記録紙は、排紙手段8の排
紙ローラ81を経て機外の排紙トレイ82またはソータ等の
ビン(図示せず)上に排出して複写サイクルが完了す
る。
は、現像器33によりトナー像に形成される。更に給紙手
段4の給紙カセット41からピックアップローラ42、フィ
ードローラとリバースローラから成る重送防止給紙手段
43、中間ローラ44A,44B、先端検知器45、レジストク
ラッチK0を内蔵したレジストローラ46を経て給紙され
た記録紙Sは、転写器34により転写位置30Bで転写され
る。転写後のトナー像を有する記録紙Sは分離器35によ
って感光体ドラム31と分離され、記録紙搬送手段5を経
て定着器6に送り込まれて定着される。定着後の記録紙
Sは反転排紙切替手段7の切替ゲート71によって連絡選
択され、複写終了した片面コピー済みの記録紙または両
面コピーや多重コピー済みの記録紙は、排紙手段8の排
紙ローラ81を経て機外の排紙トレイ82またはソータ等の
ビン(図示せず)上に排出して複写サイクルが完了す
る。
【0027】一方、露光走査済みの原稿Dは、搬送ベル
ト16により原稿台ガラス20上を図示右方に搬送され、原
稿排出部のガイド板17、排紙反転ローラ18A、ピンチロ
ーラ18B,18Cを経て、排紙ローラ19A、圧着レバー19
Bにより機外に排出され、排紙台19C上に収容される。
あるいは原稿Dは、切換えゲート板19Dの揺動切換えに
より分岐搬送されて、排紙反転ローラ18Aを巻回したの
ち再び原稿台ガラス20へ反転搬送されて第2面露光(裏
面複写)が行なわれたのち、再度前記ガイド板17を経
て、機外の排紙台19C上に排出される。
ト16により原稿台ガラス20上を図示右方に搬送され、原
稿排出部のガイド板17、排紙反転ローラ18A、ピンチロ
ーラ18B,18Cを経て、排紙ローラ19A、圧着レバー19
Bにより機外に排出され、排紙台19C上に収容される。
あるいは原稿Dは、切換えゲート板19Dの揺動切換えに
より分岐搬送されて、排紙反転ローラ18Aを巻回したの
ち再び原稿台ガラス20へ反転搬送されて第2面露光(裏
面複写)が行なわれたのち、再度前記ガイド板17を経
て、機外の排紙台19C上に排出される。
【0028】図3は原稿自動送り装置(ADF)の駆動
系(動力伝達系)を示す構成図、図4は該駆動系を背面
側から見た斜視図である。
系(動力伝達系)を示す構成図、図4は該駆動系を背面
側から見た斜視図である。
【0029】これらの図において、図示ほぼ中央に駆動
源のDCモータMがあり、これを駆動源として歯車G
0,G1を経て、歯付プーリP1,P2を回転させ、そ
れぞれ歯付ベルトB1,B2により、給紙部の歯付プー
リP3と、原稿搬出部の歯付プーリP4,P5とに分岐
される。
源のDCモータMがあり、これを駆動源として歯車G
0,G1を経て、歯付プーリP1,P2を回転させ、そ
れぞれ歯付ベルトB1,B2により、給紙部の歯付プー
リP3と、原稿搬出部の歯付プーリP4,P5とに分岐
される。
【0030】給紙部に分岐した駆動伝達系は搬送ベルト
16用の駆動ローラ15Aを駆動し、更に歯付ベルトB3を
経て給紙ローラ13を、更に歯付ベルトB4を経てフィー
ドベルト12C用のフィードローラ12Aを駆動回転する。
該フィードローラ12Aの軸端のプーリには給紙クラッチ
K1が設けられ、給紙回転時以外はフリーとなる。
16用の駆動ローラ15Aを駆動し、更に歯付ベルトB3を
経て給紙ローラ13を、更に歯付ベルトB4を経てフィー
ドベルト12C用のフィードローラ12Aを駆動回転する。
該フィードローラ12Aの軸端のプーリには給紙クラッチ
K1が設けられ、給紙回転時以外はフリーとなる。
【0031】一方、プーリP1からベルトB2を経て原
稿搬出部に分岐した駆動伝達系は、プーリP4,P5、
歯車G7,G8を経て排紙反転ローラ18Aを駆動回転さ
せる。さらに歯車G9,G10、ベルトB5を経て排紙ロ
ーラ19Aが駆動回転される。また、歯車G7には、一方
向クラッチK3が、歯車G9には一方向クラッチK4が
それぞれ内蔵されている。これにより、排紙反転ローラ
18Aおよび排紙ローラ19Aは、駆動モータMの正逆転に
関係なく、常に図示の矢印方向に一方向回転する。
稿搬出部に分岐した駆動伝達系は、プーリP4,P5、
歯車G7,G8を経て排紙反転ローラ18Aを駆動回転さ
せる。さらに歯車G9,G10、ベルトB5を経て排紙ロ
ーラ19Aが駆動回転される。また、歯車G7には、一方
向クラッチK3が、歯車G9には一方向クラッチK4が
それぞれ内蔵されている。これにより、排紙反転ローラ
18Aおよび排紙ローラ19Aは、駆動モータMの正逆転に
関係なく、常に図示の矢印方向に一方向回転する。
【0032】前記駆動モータMの他の駆動軸端には、エ
ンコード板Eが軸着されていて、フォトインタラプタP
Iにより回転パルスが検出される。
ンコード板Eが軸着されていて、フォトインタラプタP
Iにより回転パルスが検出される。
【0033】図5は本発明による原稿自動送り装置1を
備えた複写機の制御ブロック図、図6は原稿搬送および
記録紙給送制御のタイミングチャートである。
備えた複写機の制御ブロック図、図6は原稿搬送および
記録紙給送制御のタイミングチャートである。
【0034】従来の原稿自動送り装置(ADF)付複写
機では、コピー生産性向上のため、原稿端を原稿位置決
め板29に搬送、当接させる時間を省略して、ADF側の
原稿搬送停止位置精度を向上させるとともに、複写機側
の画像形成部への記録紙給送のタイミングを合致させる
ようにしていた。
機では、コピー生産性向上のため、原稿端を原稿位置決
め板29に搬送、当接させる時間を省略して、ADF側の
原稿搬送停止位置精度を向上させるとともに、複写機側
の画像形成部への記録紙給送のタイミングを合致させる
ようにしていた。
【0035】本発明は、ADFの原稿停止位置を検出す
ることにより、記録紙タイミングを正確に制御し、記録
紙上の複写画像と原稿画像のタイミングずれによる相対
位置ずれを防止するとともに、コピー生産性の向上を実
現するADF付複写機を提供するものである。
ることにより、記録紙タイミングを正確に制御し、記録
紙上の複写画像と原稿画像のタイミングずれによる相対
位置ずれを防止するとともに、コピー生産性の向上を実
現するADF付複写機を提供するものである。
【0036】ADFの原稿給紙部(10〜14)の前記分離
給紙手段12(A〜D)によって送り出された一枚の原稿
Dは、原稿通過検知センサPS2によって原稿後端の通
過が検知されセンサPS2がONすると、第1のタイマー
TM1がカウントを開始する。次いで送り込まれた原稿
Dは給紙ローラ13によって給送され、ガイド板14の間を
通って原稿台ガラス20に向けて給送される。さらに、該
原稿Dは、前記給送ローラ13の周速度と同速で回動する
搬送ベルト16に押圧されて原稿台ガラス20上を滑走搬送
される。
給紙手段12(A〜D)によって送り出された一枚の原稿
Dは、原稿通過検知センサPS2によって原稿後端の通
過が検知されセンサPS2がONすると、第1のタイマー
TM1がカウントを開始する。次いで送り込まれた原稿
Dは給紙ローラ13によって給送され、ガイド板14の間を
通って原稿台ガラス20に向けて給送される。さらに、該
原稿Dは、前記給送ローラ13の周速度と同速で回動する
搬送ベルト16に押圧されて原稿台ガラス20上を滑走搬送
される。
【0037】第1のタイマーTM1が設定計時をカウン
トアップすると、搬送ベルト16を駆動していたADF用
駆動モータMがオフとなり、駆動回転を停止し、同時に
ブレーキが働いて、原稿Dを急速停止させる。前記駆動
モータMに直結されたエンコーダEおよびフォトインタ
ラプタPIは、駆動モータMの回転中、パルス信号を発
し、ADF制御CPU101に送りフィードバック制御を
行なう。前記第1のタイマTM1のカウントアップ信号
が駆動モータ駆動回路102に入力により、等速回転して
いた駆動モータMがオフになり、これに直結エンコーダ
E、フォトインタラプタPIによる等間隔パルス波形
は、次第に間隔を拡げてゆき、遂にパルス波形がなくな
ることにより、駆動モータMおよび搬送ベルト16の回動
の停止が確認される。この第1のタイマーTM1の計時
終了からエンコーダEによるパルス波形消滅まで、即
ち、原稿Dが搬送ベルト16により惰性で移動した量を、
パルスによりカウントする。このパルスカウント数Nに
基づき駆動モータMの回転停止による原稿Dの移動距離
Lを検出して、 距離L=記録紙線速=t2 によりカウントNぶんの時間t2とする。
トアップすると、搬送ベルト16を駆動していたADF用
駆動モータMがオフとなり、駆動回転を停止し、同時に
ブレーキが働いて、原稿Dを急速停止させる。前記駆動
モータMに直結されたエンコーダEおよびフォトインタ
ラプタPIは、駆動モータMの回転中、パルス信号を発
し、ADF制御CPU101に送りフィードバック制御を
行なう。前記第1のタイマTM1のカウントアップ信号
が駆動モータ駆動回路102に入力により、等速回転して
いた駆動モータMがオフになり、これに直結エンコーダ
E、フォトインタラプタPIによる等間隔パルス波形
は、次第に間隔を拡げてゆき、遂にパルス波形がなくな
ることにより、駆動モータMおよび搬送ベルト16の回動
の停止が確認される。この第1のタイマーTM1の計時
終了からエンコーダEによるパルス波形消滅まで、即
ち、原稿Dが搬送ベルト16により惰性で移動した量を、
パルスによりカウントする。このパルスカウント数Nに
基づき駆動モータMの回転停止による原稿Dの移動距離
Lを検出して、 距離L=記録紙線速=t2 によりカウントNぶんの時間t2とする。
【0038】この時間t2経過により、原稿は搬送完全
停止するから、引続き原稿の露光走査開始と、記録紙S
の給送開始が可能となる。
停止するから、引続き原稿の露光走査開始と、記録紙S
の給送開始が可能となる。
【0039】原稿Dは原稿台ガラス20上の上記停止位置
において、複写機本体内の露光走査手段2の露光ランプ
21によって露光され、レンズ25、ミラー21,22,23,2
6,27,28等から走査光学系によって原稿画像が感光体
ドラム31上に形成される。
において、複写機本体内の露光走査手段2の露光ランプ
21によって露光され、レンズ25、ミラー21,22,23,2
6,27,28等から走査光学系によって原稿画像が感光体
ドラム31上に形成される。
【0040】上記露光開始は、前記原稿後端検知センサ
PS2のオフから計時開始し、第2のタイマーTM2に
よる計時t3後に、複写機側のモータ(図示せず)が駆
動開始する。露光走査開始により、移動光学系、例えば
露光ランプ21とミラー22から成る第1ミラーユニット、
またはミラー23,24から成る第2ミラーユニットが、所
定位置に設置したフォトセンサPS3を通過する信号発
生(Low→High)により、複写機本体側制御CPU201に
入力される。
PS2のオフから計時開始し、第2のタイマーTM2に
よる計時t3後に、複写機側のモータ(図示せず)が駆
動開始する。露光走査開始により、移動光学系、例えば
露光ランプ21とミラー22から成る第1ミラーユニット、
またはミラー23,24から成る第2ミラーユニットが、所
定位置に設置したフォトセンサPS3を通過する信号発
生(Low→High)により、複写機本体側制御CPU201に
入力される。
【0041】この光学系フォトセンサPS3の立上り信
号発生から第3のタイマーTM3が計時を開始し、複写
機本体側CPUに予め設定された計時t4をカウントア
ップすると、レジストクラッチ駆動回路202が作動し
て、レジストローラ46に内蔵したレジストクラッチ(K
0)がオンとなり、記録紙Sの給送が開始される。
号発生から第3のタイマーTM3が計時を開始し、複写
機本体側CPUに予め設定された計時t4をカウントア
ップすると、レジストクラッチ駆動回路202が作動し
て、レジストローラ46に内蔵したレジストクラッチ(K
0)がオンとなり、記録紙Sの給送が開始される。
【0042】前記計時t4は、図1に示すレジストロー
ラ46から感光体ドラム31上の転写位置30Bまでの給紙距
離cと、結像位置30Aから転写位置30Bに至る感光体ド
ラム31の周上の距離dとの差分(d−c)の設定移動時
間t5と、前記エンコーダEによるカウントNに対応す
る計測時間t2とを合計して設定する(t5+t2=t
4)。
ラ46から感光体ドラム31上の転写位置30Bまでの給紙距
離cと、結像位置30Aから転写位置30Bに至る感光体ド
ラム31の周上の距離dとの差分(d−c)の設定移動時
間t5と、前記エンコーダEによるカウントNに対応す
る計測時間t2とを合計して設定する(t5+t2=t
4)。
【0043】なお、前記原稿後端検知センサPS2は、
上述のADF側原稿停止制御と複写機側の記録紙給紙制
御に用いる以外に、原稿サイズ(長さ)検出や、原稿紙
詰り検出にも併用される。
上述のADF側原稿停止制御と複写機側の記録紙給紙制
御に用いる以外に、原稿サイズ(長さ)検出や、原稿紙
詰り検出にも併用される。
【0044】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の原稿自動送
り装置を備えた複写機によれば、原稿自動送りモードに
おいて原稿位置決め板(ストッパ)を用いず原稿停止位
置を制御するものであるから、原稿搬送交換時間が短縮
され、コピー生産性すなわち、(ADFにおける毎分当
たり原稿送り枚数)と(複写機における毎分当たりのコ
ピー枚数)との比の向上が可能である。特に高速処理可
能な複写機において、高速原稿搬送と高速記録紙給送に
著しい効果を奏する。また、記録紙上の複写画像と原稿
画像とのタイミング制御を行い、記録紙上の画像位置ズ
レは生じない。さらにADFモードにおいて原稿のスト
ッパ衝突音やソレイド作動音等がなく静粛運転が可能で
ある。
り装置を備えた複写機によれば、原稿自動送りモードに
おいて原稿位置決め板(ストッパ)を用いず原稿停止位
置を制御するものであるから、原稿搬送交換時間が短縮
され、コピー生産性すなわち、(ADFにおける毎分当
たり原稿送り枚数)と(複写機における毎分当たりのコ
ピー枚数)との比の向上が可能である。特に高速処理可
能な複写機において、高速原稿搬送と高速記録紙給送に
著しい効果を奏する。また、記録紙上の複写画像と原稿
画像とのタイミング制御を行い、記録紙上の画像位置ズ
レは生じない。さらにADFモードにおいて原稿のスト
ッパ衝突音やソレイド作動音等がなく静粛運転が可能で
ある。
【図1】この発明による原稿自動送り装置を搭載した複
写機の全体構成図。
写機の全体構成図。
【図2】上記複写機の外観斜視図。
【図3】原稿自動送り装置の駆動系の構成図。
【図4】上記駆動系の斜視図。
【図5】本発明によるADFと複写機の制御ブロック
図。
図。
【図6】原稿搬送と記録紙給送の制御タイミングチャー
ト。
ト。
1 原稿自動送り装置 10 原稿トレイ(原稿搭載台) 12C フィードベルト 12D 重送防止ローラ 13 給紙ローラ 15A 駆動ローラ 16 搬送ベルト 2 露光走査手段 20 原稿台ガラス 21 露光ランプ 29 原稿位置決め板 3 画像形成手段 30A 結像位置 30B 転写位置 31 感光体ドラム 34 転写器 4 記録紙給送手段(給紙手段) 45 先端検知器 46 レジストローラ 101 ADF制御CPU 102 ADFモータ駆動回路 201 複写機本体制御CPU D 原稿 E エンコーダ K0 レジストクラッチ K1,K2 原稿給紙クラッチ K3,K4 原稿排紙クラッチ(一方向クラッチ) PI フォトインタラプタ PS2 原稿後端検知センサ PS3 光学系フォトセンサ M 駆動モータ S 記録紙 TM1,TM2,TM3 タイマー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G03G 15/04 114 9122−2H
Claims (3)
- 【請求項1】 原稿収納部内の複数枚のシート状原稿
を、給送手段により分離して1枚ずつ原稿台ガラス上に
送り込み、送り込まれた原稿を原稿搬送停止手段により
露光位置に搬送停止し、露光走査手段により該原稿を露
光走査し、露光後に該原稿を排紙台に搬出する原稿自動
送り装置と、前記露光走査により記録紙上に原稿の複写
画像を形成する画像形成手段とを有する原稿自動送り装
置を備えた複写機において、 前記給送手段の給送路に設けられ、原稿先端又は後端の
通過を検出するためのセンサと、 前記センサの原稿先端又は後端検出信号を受けてから所
定時間経過後、または所定パルス計数後に前記原稿搬送
停止手段の駆動源停止信号を出力する遅延手段と、 前記原稿搬送停止手段の駆動源停止信号発生後、原稿停
止位置を検出して信号出力する検出手段と、 前記露光走査手段の駆動に応動し、かつ前記検出手段に
よる原稿停止位置検出値に基づき、記録紙給送開始のタ
イミング信号を発生する制御手段とを設けたことを特徴
とする原稿自動送り装置を備えた複写機。 - 【請求項2】 前記検出手段が駆動源に直結したエンコ
ーダの計数により前記センサ位置より原稿停止位置まで
の原稿移動距離を求めるように構成したことを特徴とす
る請求項1に記載の原稿自動送り装置を備えた複写機。 - 【請求項3】 前記遅延手段が駆動源のモータに直結し
たエンコーダおよび計数制御手段であることを特徴とす
る請求項1に記載の原稿自動送り装置を備えた複写機。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4090985A JPH05286606A (ja) | 1992-04-10 | 1992-04-10 | 原稿自動送り装置を備えた複写機 |
US08/032,997 US5323219A (en) | 1992-04-10 | 1993-03-18 | Copying machine having an automatic document feeder with original positioning means |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4090985A JPH05286606A (ja) | 1992-04-10 | 1992-04-10 | 原稿自動送り装置を備えた複写機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05286606A true JPH05286606A (ja) | 1993-11-02 |
Family
ID=14013809
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4090985A Pending JPH05286606A (ja) | 1992-04-10 | 1992-04-10 | 原稿自動送り装置を備えた複写機 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5323219A (ja) |
JP (1) | JPH05286606A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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US6608990B1 (en) | 2000-10-19 | 2003-08-19 | Heidelberger Druckmaschinen Ag | Job ordering system for an image-forming machine |
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JP3081500B2 (ja) * | 1995-04-18 | 2000-08-28 | キヤノン株式会社 | 自動原稿送り装置、原稿自動読取装置及び画像形成装置 |
JPH09185187A (ja) * | 1995-12-28 | 1997-07-15 | Nisca Corp | 自動原稿送り装置 |
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US5995231A (en) * | 1998-11-03 | 1999-11-30 | Mustek Systems Inc. | Method for calibrating a light traveling distance in a scanning module |
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JP6056325B2 (ja) * | 2012-09-26 | 2017-01-11 | ブラザー工業株式会社 | 画像形成装置 |
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1992
- 1992-04-10 JP JP4090985A patent/JPH05286606A/ja active Pending
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1993
- 1993-03-18 US US08/032,997 patent/US5323219A/en not_active Expired - Fee Related
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Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US5323219A (en) | 1994-06-21 |
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