JPH0520876Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0520876Y2 JPH0520876Y2 JP8160186U JP8160186U JPH0520876Y2 JP H0520876 Y2 JPH0520876 Y2 JP H0520876Y2 JP 8160186 U JP8160186 U JP 8160186U JP 8160186 U JP8160186 U JP 8160186U JP H0520876 Y2 JPH0520876 Y2 JP H0520876Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- support
- door body
- bent piece
- piece
- bent
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 238000005452 bending Methods 0.000 claims description 17
- 239000012530 fluid Substances 0.000 claims description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Gates (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔考案の技術分野〕
本考案は、主に簡易車庫の全面に設ける扉の開
閉装置に関する。
閉装置に関する。
従来この種の車庫の前面に設ける扉として、第
7図イに示すものを挙げることができる。すなわ
ち、第7図イ図示の扉は、車庫(図示せず)の前
面両側に左右に対向する支柱31,31を立設
し、各支柱31,31に回動可能に枢着する支持
腕32,32を夫々前方へ向かつて突設し、両支
持腕32,32の先端部間に扉体33を設け、該
扉体33が前記支持腕の枢着点を中心として後方
へ回動して開くように構成したものである。
7図イに示すものを挙げることができる。すなわ
ち、第7図イ図示の扉は、車庫(図示せず)の前
面両側に左右に対向する支柱31,31を立設
し、各支柱31,31に回動可能に枢着する支持
腕32,32を夫々前方へ向かつて突設し、両支
持腕32,32の先端部間に扉体33を設け、該
扉体33が前記支持腕の枢着点を中心として後方
へ回動して開くように構成したものである。
このように構成される従来の車庫の扉は、第7
図ロに示すように、その扉体33を開く際に、扉
体の下縁の軌跡Qが閉鎖状態にある扉体の位置か
らPだけ大きく前方へ飛び出た空間を通過して開
放されるので、閉鎖位置の扉体の直前に停止して
いる自動車或はその傍にいる人体に、開放中の扉
体33がぶつかると云う不都合があつた。
図ロに示すように、その扉体33を開く際に、扉
体の下縁の軌跡Qが閉鎖状態にある扉体の位置か
らPだけ大きく前方へ飛び出た空間を通過して開
放されるので、閉鎖位置の扉体の直前に停止して
いる自動車或はその傍にいる人体に、開放中の扉
体33がぶつかると云う不都合があつた。
本考案は前記事情に基づいてなされたものであ
り、扉の開閉する際の扉体の回動軌跡が、閉鎖状
態の扉体位置よりも大きく前方へ押し出されるこ
とを防止して、自動車或は人体に対する接触を回
避でき得る車庫扉の開閉装置を提供することを目
的とする。
り、扉の開閉する際の扉体の回動軌跡が、閉鎖状
態の扉体位置よりも大きく前方へ押し出されるこ
とを防止して、自動車或は人体に対する接触を回
避でき得る車庫扉の開閉装置を提供することを目
的とする。
上記目的を達成するための本考案の概要は、車
庫の前面両側に立設する支柱の下部に、斜内向き
に上方へ突設する支持筒を固定し、各支持筒内に
基端を枢着した流体圧シリンダーを挿置し、各支
持筒の上端両側に設けた一対の覆板間に支柱の方
向へ屈曲する屈曲片を介在すると共に、覆板の対
向位置に穿設した横長孔に、屈曲片の中間屈折位
置に設けた誘導軸で摺動自在に屈曲片を横架して
支持し、該屈曲片の一端を前記流体圧シリンダー
のピストンロツドの先端部に回動可能に軸支し、
屈曲片の他端には支柱間を開閉する扉体の裏面に
突設した支持腕を連設してあることを特徴とす
る。
庫の前面両側に立設する支柱の下部に、斜内向き
に上方へ突設する支持筒を固定し、各支持筒内に
基端を枢着した流体圧シリンダーを挿置し、各支
持筒の上端両側に設けた一対の覆板間に支柱の方
向へ屈曲する屈曲片を介在すると共に、覆板の対
向位置に穿設した横長孔に、屈曲片の中間屈折位
置に設けた誘導軸で摺動自在に屈曲片を横架して
支持し、該屈曲片の一端を前記流体圧シリンダー
のピストンロツドの先端部に回動可能に軸支し、
屈曲片の他端には支柱間を開閉する扉体の裏面に
突設した支持腕を連設してあることを特徴とす
る。
以下、本考案の実施例について図面を参照しな
がら具体的に説明する。
がら具体的に説明する。
1,1は車庫(図示せず)の前面の左右両側に
立設した支柱であつて、両支柱1,1の下部に取
付金具3によつて後方斜め上方に突き出した支持
筒4を夫々固定し、各支持筒4内に基端が軸受5
に枢着している油圧シリンダー6を挿置する。油
圧シリンダー6は支持筒4の上端より突出させる
と共に、油圧シリンダー6から突出するピストン
ロツド7の先端部は、扉体8の支持腕9に連結し
且つ支柱1の方向へ屈曲する屈曲片10と受板1
1を介して支軸12によつて回動可能に装着され
ている。支持筒4の上端両側に固着された一対の
覆板13間には、前記屈曲片10が介在し、一対
の覆板13の上部対向位置に穿設した横方向の長
孔14に、屈曲片10の屈折位置に設けた誘導軸
15を摺動自在に通入横架し、屈曲片10及び支
持腕9を介して扉体8を長孔14の長さだけ前後
に移動できるように構成したものである。
立設した支柱であつて、両支柱1,1の下部に取
付金具3によつて後方斜め上方に突き出した支持
筒4を夫々固定し、各支持筒4内に基端が軸受5
に枢着している油圧シリンダー6を挿置する。油
圧シリンダー6は支持筒4の上端より突出させる
と共に、油圧シリンダー6から突出するピストン
ロツド7の先端部は、扉体8の支持腕9に連結し
且つ支柱1の方向へ屈曲する屈曲片10と受板1
1を介して支軸12によつて回動可能に装着され
ている。支持筒4の上端両側に固着された一対の
覆板13間には、前記屈曲片10が介在し、一対
の覆板13の上部対向位置に穿設した横方向の長
孔14に、屈曲片10の屈折位置に設けた誘導軸
15を摺動自在に通入横架し、屈曲片10及び支
持腕9を介して扉体8を長孔14の長さだけ前後
に移動できるように構成したものである。
本考案は上記の構造により成るものであるか
ら、車庫の前面に位置する扉体8を上昇又は下降
する際に、支持筒4内の油圧シリンダー6におけ
る油圧装置の作動によつて、ピストンロツド7は
前進又は後退し、ピストンロツド7の先端部に連
結された屈曲片10を支軸12を中心に後方又は
前方へ回動させるので、屈曲片10に連結してい
る支持腕9によつて扉体8が徐々に開扉又は閉鎖
する方向へ回動し、この際、長孔14に通入横架
している誘導軸15は、前記回動に応じて長孔1
4を後方又は前方へ移行する。
ら、車庫の前面に位置する扉体8を上昇又は下降
する際に、支持筒4内の油圧シリンダー6におけ
る油圧装置の作動によつて、ピストンロツド7は
前進又は後退し、ピストンロツド7の先端部に連
結された屈曲片10を支軸12を中心に後方又は
前方へ回動させるので、屈曲片10に連結してい
る支持腕9によつて扉体8が徐々に開扉又は閉鎖
する方向へ回動し、この際、長孔14に通入横架
している誘導軸15は、前記回動に応じて長孔1
4を後方又は前方へ移行する。
このようにして、扉体8が最上位又は最下位ま
で開放し又は閉鎖した時に、誘導軸15も長孔1
4の後端又は前端に到達する。その間には扉体8
の回動軌跡は、長孔14の区間に相当するだけ後
方又は前方に偏位しながら移動する結果、扉体8
は何れの場合においても、元の閉鎖位置よりも大
きく前方へ押し出されることがない。
で開放し又は閉鎖した時に、誘導軸15も長孔1
4の後端又は前端に到達する。その間には扉体8
の回動軌跡は、長孔14の区間に相当するだけ後
方又は前方に偏位しながら移動する結果、扉体8
は何れの場合においても、元の閉鎖位置よりも大
きく前方へ押し出されることがない。
尚、第6図イ,ロは参考例を示すもので、支柱
21の下部から内向き斜め上方へ突出する支持筒
22内に、基端が軸受23を介して揺動可能に枢
着されたピストンロツド20を内装する油圧シリ
ンダー24を挿置し、油圧シリンダー24の先端
部に、扉体25の支持腕26に連設する屈曲片3
0を受板27を介して回動可能に軸承し、支持筒
22の上端の両側から一体的に連成した覆板28
の間に介在する屈曲片30を、その屈曲片30の
屈折位置に設けた軸29により枢着し、ピストン
ロツド20の往復動により屈曲片30を軸29を
中心として回動させることによつて、扉体25を
開閉するように構成したものである。
21の下部から内向き斜め上方へ突出する支持筒
22内に、基端が軸受23を介して揺動可能に枢
着されたピストンロツド20を内装する油圧シリ
ンダー24を挿置し、油圧シリンダー24の先端
部に、扉体25の支持腕26に連設する屈曲片3
0を受板27を介して回動可能に軸承し、支持筒
22の上端の両側から一体的に連成した覆板28
の間に介在する屈曲片30を、その屈曲片30の
屈折位置に設けた軸29により枢着し、ピストン
ロツド20の往復動により屈曲片30を軸29を
中心として回動させることによつて、扉体25を
開閉するように構成したものである。
以上説明したように、本考案は扉体を上下に回
動して車庫口を開閉するものであつて、扉体の開
閉時の回動軌跡を内方に偏位させる構造を特徴と
するものであるから、扉体が大きく外方側へ押し
出されることが防止でき、従つて扉体の直前にあ
る自動車や扉体の外側に接近する位置に停立する
人体等に不慮の損傷や障害を与える虞がないもの
である。
動して車庫口を開閉するものであつて、扉体の開
閉時の回動軌跡を内方に偏位させる構造を特徴と
するものであるから、扉体が大きく外方側へ押し
出されることが防止でき、従つて扉体の直前にあ
る自動車や扉体の外側に接近する位置に停立する
人体等に不慮の損傷や障害を与える虞がないもの
である。
第1図は本考案に係る車庫の開閉装置の一実施
例を示す斜視図、第2図は同じく正面図、第3図
は要部を拡大した断面図、第4図は同じく要部の
断面図、第5図は本考案装置の作用の要部を示す
断面図、第6図イ,ロは参考例を示すもので、第
6図イは斜視図、第6図ロは正面図、第7図イ,
ロは従来例を示すもので、第7図イはその斜視
図、第7図ロは説明図である。 1,1……支柱、4……支持筒、6……シリン
ダー、7……ピストンロツド、8……扉体、9…
…支持腕、10……屈曲片、13……覆板、14
……長孔、15……誘導軸。
例を示す斜視図、第2図は同じく正面図、第3図
は要部を拡大した断面図、第4図は同じく要部の
断面図、第5図は本考案装置の作用の要部を示す
断面図、第6図イ,ロは参考例を示すもので、第
6図イは斜視図、第6図ロは正面図、第7図イ,
ロは従来例を示すもので、第7図イはその斜視
図、第7図ロは説明図である。 1,1……支柱、4……支持筒、6……シリン
ダー、7……ピストンロツド、8……扉体、9…
…支持腕、10……屈曲片、13……覆板、14
……長孔、15……誘導軸。
Claims (1)
- 両側に立設する支柱1,1の下部に、斜上方に
突設する支持筒4,4を固定し、各支持筒4内に
基端を枢着した流体圧シリンダー6を挿置し、各
支持筒4の上端両側に設けた一対の覆板13間に
各支柱1の方向へ屈曲する屈曲片10を介在する
と共に、一対の覆板13の対向位置に穿設した横
長孔14に、屈曲片10の中間屈折位置に設けた
誘導軸15で摺動自在に屈曲片10を横架して支
持し、該屈曲片10の一端を前記流体圧シリンダ
ー6のピストンロツド7の先端部に回動可能に軸
支し、屈曲片10の他端には支柱1,1間を開閉
する扉体8の裏面に突設した支持腕9を連設して
あることを特徴とする車庫扉の開閉装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8160186U JPH0520876Y2 (ja) | 1986-05-29 | 1986-05-29 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8160186U JPH0520876Y2 (ja) | 1986-05-29 | 1986-05-29 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62193099U JPS62193099U (ja) | 1987-12-08 |
JPH0520876Y2 true JPH0520876Y2 (ja) | 1993-05-28 |
Family
ID=30933489
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8160186U Expired - Lifetime JPH0520876Y2 (ja) | 1986-05-29 | 1986-05-29 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0520876Y2 (ja) |
-
1986
- 1986-05-29 JP JP8160186U patent/JPH0520876Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62193099U (ja) | 1987-12-08 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH0520876Y2 (ja) | ||
JP2550124Y2 (ja) | 車両のプラグ式引戸 | |
JPS5891282A (ja) | 門扉 | |
JPH0476809B2 (ja) | ||
JPH02106921U (ja) | ||
JPS602395Y2 (ja) | 支柱に対する脚の放射状開閉装置 | |
JPH087016Y2 (ja) | 横滑り出し窓 | |
JP2604607Y2 (ja) | スチール家具用収納式扉 | |
JPS62125642U (ja) | ||
JPH0443600Y2 (ja) | ||
CN216276016U (zh) | 马桶排水按键驱动杆安装结构及马桶排水按键驱动机构 | |
JPH0315367Y2 (ja) | ||
JPS62125638U (ja) | ||
JPH0424860U (ja) | ||
JPS6036524Y2 (ja) | 自動車用フ−ド支持装置 | |
JPS6015469Y2 (ja) | 引き出し装置 | |
JPS6350364Y2 (ja) | ||
JPH045364Y2 (ja) | ||
JPH02274620A (ja) | 開閉ルーフ式車両のデフレクタ装置 | |
JPH029693U (ja) | ||
JPH0522635Y2 (ja) | ||
JPH0743438Y2 (ja) | はね上げ式扉 | |
JP2591146Y2 (ja) | 扉面体の開閉装置 | |
JP3346330B2 (ja) | 扉の支持装置 | |
JPH01170016U (ja) |