JPH02274620A - 開閉ルーフ式車両のデフレクタ装置 - Google Patents
開閉ルーフ式車両のデフレクタ装置Info
- Publication number
- JPH02274620A JPH02274620A JP9459489A JP9459489A JPH02274620A JP H02274620 A JPH02274620 A JP H02274620A JP 9459489 A JP9459489 A JP 9459489A JP 9459489 A JP9459489 A JP 9459489A JP H02274620 A JPH02274620 A JP H02274620A
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- Japan
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- deflector
- slider
- lid
- front arm
- guide rail
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- 230000003796 beauty Effects 0.000 abstract 2
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 8
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000007547 defect Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 1
- 239000011521 glass Substances 0.000 description 1
- 230000007704 transition Effects 0.000 description 1
- 238000009423 ventilation Methods 0.000 description 1
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- Body Structure For Vehicles (AREA)
- Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、ルーフに開口部を設は該開口部をリッドの前
後方向スライド作動により開閉し得るようになっている
開閉ルーフ式車両において、上記リッドの開時にルーフ
開口部前縁部に起立しリッド閉作動にともないりラドの
下方に倒伏するよう取付けられるデフレクタ装置に関す
るものである。
後方向スライド作動により開閉し得るようになっている
開閉ルーフ式車両において、上記リッドの開時にルーフ
開口部前縁部に起立しリッド閉作動にともないりラドの
下方に倒伏するよう取付けられるデフレクタ装置に関す
るものである。
従来の技術
開閉ルーフ式車両においては、リッドの開時ルーフ開口
部前縁部にて後上り傾斜に起立するデフレクタを設け、
走行風が該デフレクタにより上向きに変流することによ
って車室内の空気をルーフ開口部より強制的に流出させ
換気性能の向上をはかるようにしている(例えば実開昭
56−56427号公報、実開昭81−106423号
公報、実開昭61−1.)8616号公報等参照)。
部前縁部にて後上り傾斜に起立するデフレクタを設け、
走行風が該デフレクタにより上向きに変流することによ
って車室内の空気をルーフ開口部より強制的に流出させ
換気性能の向上をはかるようにしている(例えば実開昭
56−56427号公報、実開昭81−106423号
公報、実開昭61−1.)8616号公報等参照)。
発明が解決しようとする課題
上記デフレクタは、従来は第5図に示すように、ルーフ
Aの開口部の周縁下部に全周にわたり設けられたフレー
ムBの前縁部分にデフレクタCの下端部を軸着して取付
けられ、例えばガラス等の透明板よりなるリッドDの後
方へのスライド(開作動)に伴ない鎖線示のように回動
起立し、リッドDの前方へのスライド(閉作動)に伴な
い下方に回動して実線示のように倒伏した格納位置とな
るよう構成されているのが普通であるので、起立した使
用位置より倒伏した格納位置への回動によってデフレク
タCの先端縁は後方へ文だけ変位し、フレームBの端縁
B′より後方に突出し、開口部の有効面積をせばめてし
まうばかりか、室内から該デフレクタCの先端部が見え
室内美感を損なうと言う課題を有している。
Aの開口部の周縁下部に全周にわたり設けられたフレー
ムBの前縁部分にデフレクタCの下端部を軸着して取付
けられ、例えばガラス等の透明板よりなるリッドDの後
方へのスライド(開作動)に伴ない鎖線示のように回動
起立し、リッドDの前方へのスライド(閉作動)に伴な
い下方に回動して実線示のように倒伏した格納位置とな
るよう構成されているのが普通であるので、起立した使
用位置より倒伏した格納位置への回動によってデフレク
タCの先端縁は後方へ文だけ変位し、フレームBの端縁
B′より後方に突出し、開口部の有効面積をせばめてし
まうばかりか、室内から該デフレクタCの先端部が見え
室内美感を損なうと言う課題を有している。
本発明は上記のような従来の課題に対処したデフレクタ
装置を提供することを主目的とするものである。
装置を提供することを主目的とするものである。
課題を解決するための手段
本発明は上記のような開閉ルーフ式車両のデフレクタを
、下端部をガイドレールに軸着された後側アームの上端
部に上部を軸着され下端部を上記ガイドレールのガイ゛
ド溝に前後方向に移動可能なるよう嵌装された前側アー
ムに取付け、該前側アームと後側アームとの間にデフレ
クタを起立させる方向にばね力を作用するスプリングを
設け、上記ガイドレールにリッドの閉方向作動に伴ない
前方に摺動して上記前側アームの下端部を前方に押圧移
動させリッドの開方向作動に伴ないスプリングのばね力
にてストッパに当るまで後方に摺動するスライダを嵌装
したことを特徴とするものである。
、下端部をガイドレールに軸着された後側アームの上端
部に上部を軸着され下端部を上記ガイドレールのガイ゛
ド溝に前後方向に移動可能なるよう嵌装された前側アー
ムに取付け、該前側アームと後側アームとの間にデフレ
クタを起立させる方向にばね力を作用するスプリングを
設け、上記ガイドレールにリッドの閉方向作動に伴ない
前方に摺動して上記前側アームの下端部を前方に押圧移
動させリッドの開方向作動に伴ないスプリングのばね力
にてストッパに当るまで後方に摺動するスライダを嵌装
したことを特徴とするものである。
作用
上記により2前側アーム下端部をスライダにて押圧移動
させることによってデフレクタは倒伏して格納状態とな
るが、該デフレクタを取付けた前側アームの上部は後側
アーム下端のガイドレールへの軸着部を中心とした円軌
跡上を降下するので、デフレクタは使用状態より前方に
変位しつつ倒伏し、格納状態においてデフレクタの先端
がフレームの前縁部分の端縁より後方に突出するような
ことはなくなる。
させることによってデフレクタは倒伏して格納状態とな
るが、該デフレクタを取付けた前側アームの上部は後側
アーム下端のガイドレールへの軸着部を中心とした円軌
跡上を降下するので、デフレクタは使用状態より前方に
変位しつつ倒伏し、格納状態においてデフレクタの先端
がフレームの前縁部分の端縁より後方に突出するような
ことはなくなる。
実施例
以下本発明の実施例を第1〜4図を参照して説明する。
第1.2図はデフレクタが起立した使用位置にある状態
を示しており、1はデフレクタ。
を示しており、1はデフレクタ。
2は該デフレクタ1の左右両側部をビス等により固着し
た前側アーム、3は上端部を該前側アーム2の上部に軸
着された後側アーム、4はルーフ開口部の周縁下部に全
周にわたり設けたフレームBの左右両側部分に前後方向
に向けて取付けられたガイドレールであり、上記後側ア
ーム3の下端部は該ガイドレール4にブラケットを介し
て軸5により軸着されると共に。
た前側アーム、3は上端部を該前側アーム2の上部に軸
着された後側アーム、4はルーフ開口部の周縁下部に全
周にわたり設けたフレームBの左右両側部分に前後方向
に向けて取付けられたガイドレールであり、上記後側ア
ーム3の下端部は該ガイドレール4にブラケットを介し
て軸5により軸着されると共に。
前側アーム2の下端部に取付けられたローラ又はスライ
ダ等の案内部材21はガイドレール4のガイド溝41に
前後に移動可能なるよう嵌装支持されている。
ダ等の案内部材21はガイドレール4のガイド溝41に
前後に移動可能なるよう嵌装支持されている。
上記前側アーム2と後側アーム3の各上端部を軸着する
軸6部にはスプリング7が設けられており、該スプリン
グ7は軸6を中心として前側アーム2には反時計廻り方
向、後側アーム3には時計廻り方向の回動力即ち両アー
ム2.3を起立させる方向に回動力を附勢している。
軸6部にはスプリング7が設けられており、該スプリン
グ7は軸6を中心として前側アーム2には反時計廻り方
向、後側アーム3には時計廻り方向の回動力即ち両アー
ム2.3を起立させる方向に回動力を附勢している。
ガイドレール4には、先端に後上り傾斜面よりなる押圧
面81をもったスライダ8が、該押圧面81が前側アー
ム2の案内部材21の後面に当接した状態で、摺動可能
なるよう嵌装され、該スライダ8はスプリング9により
後方に引張られ、ガイドレール4に取付けたストッパ1
0に押付けられた状態となっている。即ち、第1 、2
図示のようにスプリング9のばね力によりスライダ8は
ストッパ10に押付けられ、又スプリング7のばね力に
より案内部材21がスライダ8の押圧面81に押付けら
れることによってデフレクタ1は起立した使用状態に保
持されている。
面81をもったスライダ8が、該押圧面81が前側アー
ム2の案内部材21の後面に当接した状態で、摺動可能
なるよう嵌装され、該スライダ8はスプリング9により
後方に引張られ、ガイドレール4に取付けたストッパ1
0に押付けられた状態となっている。即ち、第1 、2
図示のようにスプリング9のばね力によりスライダ8は
ストッパ10に押付けられ、又スプリング7のばね力に
より案内部材21がスライダ8の押圧面81に押付けら
れることによってデフレクタ1は起立した使用状態に保
持されている。
上記ガイドレール4にはシューがスライド可能なるよう
嵌装され、該シューにリンク機構等を介してリッドが支
持されており、モータ等の駆動源によって作動する駆動
ワイヤが該シューに結合され、該駆動ワイヤの後方への
作動によって先ずリンク機構が作動し全閉状態にあるリ
ッドを下方又は上方に変位させた後リッドを開口部後方
のリーフ部の下部又は上部に沿って後方にスライドさせ
て開状態とし、駆動ワイヤの前方への作動によって先ず
開状態にあるリッドを前方にスライドさせた後リンク機
構が作動してリッドを上方又は下方に変位させ全閉状態
とするようになっているが、これらリッド及びリッドの
開閉制御機構は従来より公知であり本発明においては上
記のようにシューがガイドレール4にガイドされて前後
方向にスライドしリッドの開閉作動を行うようになって
いるあらゆる開閉ルーフ構造のものに適用可能であるの
で、リッド及びリッド開閉制御機構は図示を省略してい
る。
嵌装され、該シューにリンク機構等を介してリッドが支
持されており、モータ等の駆動源によって作動する駆動
ワイヤが該シューに結合され、該駆動ワイヤの後方への
作動によって先ずリンク機構が作動し全閉状態にあるリ
ッドを下方又は上方に変位させた後リッドを開口部後方
のリーフ部の下部又は上部に沿って後方にスライドさせ
て開状態とし、駆動ワイヤの前方への作動によって先ず
開状態にあるリッドを前方にスライドさせた後リンク機
構が作動してリッドを上方又は下方に変位させ全閉状態
とするようになっているが、これらリッド及びリッドの
開閉制御機構は従来より公知であり本発明においては上
記のようにシューがガイドレール4にガイドされて前後
方向にスライドしリッドの開閉作動を行うようになって
いるあらゆる開閉ルーフ構造のものに適用可能であるの
で、リッド及びリッド開閉制御機構は図示を省略してい
る。
さて、上記したようにリッドが後方にスライドした開状
態では第1図示のようにデフレクタ1は起立しルーフA
の開口部前縁A′より上方に突出した使用位置に保持さ
れている。
態では第1図示のようにデフレクタ1は起立しルーフA
の開口部前縁A′より上方に突出した使用位置に保持さ
れている。
駆動ワイヤが前方に作動し図示しないシューがガイドレ
ール4内を前方に摺動しリッドが前方に移動しある位置
までくると、上記シューに固定され該シューより前方に
突出している押圧部材11の先端がスライダ8の後面に
つき当り、以後のシューの前方への摺動によるリッド閉
作動に伴ない押圧部材11がスライダ8をスプリング9
のばね力に抗して前方に押圧スライドさせ、スライダ8
の先端押圧面81は案内部材21をスプリング7のばね
力に抗して前方に押圧移動させ、軸6は軸5を中心とし
た円軌跡上を前方下部へと移行し第3図に示すように前
側アーム2と後側アーム3とで形成される三角形はだん
だん扁平になり、デフレクタlは起立状態から倒伏状態
へと移行して行く。
ール4内を前方に摺動しリッドが前方に移動しある位置
までくると、上記シューに固定され該シューより前方に
突出している押圧部材11の先端がスライダ8の後面に
つき当り、以後のシューの前方への摺動によるリッド閉
作動に伴ない押圧部材11がスライダ8をスプリング9
のばね力に抗して前方に押圧スライドさせ、スライダ8
の先端押圧面81は案内部材21をスプリング7のばね
力に抗して前方に押圧移動させ、軸6は軸5を中心とし
た円軌跡上を前方下部へと移行し第3図に示すように前
側アーム2と後側アーム3とで形成される三角形はだん
だん扁平になり、デフレクタlは起立状態から倒伏状態
へと移行して行く。
そして前側アーム2と後側アーム3とがほぼ直線状態と
なりデフレクタlが水平に近い状態まで倒伏したとき、
案内部材21はガイドレール4のガイド溝41上面を一
部切欠いて形成した凹陥部42のところに至り、該案内
部材21は後上り傾斜の押圧面81での押圧による押上
方向分力にて該凹陥部42内に押上げられてデフレクタ
lの倒伏作動は終了し、その後はスライダ8はその上面
82にて案内部材21の凹陥部42内への嵌入状態即ち
デフレクタ1の倒伏格納状態を保持しつつ前進し第4図
の位置まで来たところでリッドは全閉状態となり、駆動
ワイヤの前方への作動は終了する。
なりデフレクタlが水平に近い状態まで倒伏したとき、
案内部材21はガイドレール4のガイド溝41上面を一
部切欠いて形成した凹陥部42のところに至り、該案内
部材21は後上り傾斜の押圧面81での押圧による押上
方向分力にて該凹陥部42内に押上げられてデフレクタ
lの倒伏作動は終了し、その後はスライダ8はその上面
82にて案内部材21の凹陥部42内への嵌入状態即ち
デフレクタ1の倒伏格納状態を保持しつつ前進し第4図
の位置まで来たところでリッドは全閉状態となり、駆動
ワイヤの前方への作動は終了する。
上記作動において、案内部材21が凹陥部に嵌入してか
ら後のスライダ8のストローク量は、リッドの前方への
スライドの終期から該リッドが上方又は下方へ変位し全
閉状態となるまでの間のシューの前方摺動ストローク量
に相当する。
ら後のスライダ8のストローク量は、リッドの前方への
スライドの終期から該リッドが上方又は下方へ変位し全
閉状態となるまでの間のシューの前方摺動ストローク量
に相当する。
リッド全閉状7sから駆動ワイヤが後方に作動しシュー
が後方に移動すると、該シューの後方移動と一体的に押
圧部材11が後方に移動し。
が後方に移動すると、該シューの後方移動と一体的に押
圧部材11が後方に移動し。
それに追従してスライダ8はスプリング9のばね力にて
後方に移動する。
後方に移動する。
該シューの後方移動初期は前述したように先ずリンク機
構が作動してリッドを下方又は上方に変位させるが、そ
のリッドの下方又は上方への変位が終すリッドの後方へ
のスライドが始まったところで押圧面81が凹陥部42
の位置に至り、更にシューが後方移動しリッドが後方に
スライドして行くと押圧面81は凹陥部を通りすぎスラ
イダ8の上面82による拘束がなくなり、スプリング7
のばね力による前側アーム2の軸6を中心とした反時計
廻り方向回動により案内部材21はガイド溝41内に入
り押圧面81に当接する。
構が作動してリッドを下方又は上方に変位させるが、そ
のリッドの下方又は上方への変位が終すリッドの後方へ
のスライドが始まったところで押圧面81が凹陥部42
の位置に至り、更にシューが後方移動しリッドが後方に
スライドして行くと押圧面81は凹陥部を通りすぎスラ
イダ8の上面82による拘束がなくなり、スプリング7
のばね力による前側アーム2の軸6を中心とした反時計
廻り方向回動により案内部材21はガイド溝41内に入
り押圧面81に当接する。
以後はシューと押圧部材11の後進にてスライダ8がス
プリング9のばね力によって後方へ移動すると5スプリ
ング7のばね力で案内部材21は押圧面81に当接した
状態を保ちつつ後方に移動し、$3図の状態から第2図
の状態へと移行し、デフレクタ1は倒伏状態から起立状
態へと変化して行く。
プリング9のばね力によって後方へ移動すると5スプリ
ング7のばね力で案内部材21は押圧面81に当接した
状態を保ちつつ後方に移動し、$3図の状態から第2図
の状態へと移行し、デフレクタ1は倒伏状態から起立状
態へと変化して行く。
そして第2図示のようにスライダ8の後端がストッパ1
0に当ったところでスライダ8の後進及び案内部材21
の後進は停止し、デフレクタ1は起立した使用状態に保
持され、シューと押圧部材11は更に後方に移動してリ
ッドを全開状態として駆動ワイヤの後方への作動は停止
する。
0に当ったところでスライダ8の後進及び案内部材21
の後進は停止し、デフレクタ1は起立した使用状態に保
持され、シューと押圧部材11は更に後方に移動してリ
ッドを全開状態として駆動ワイヤの後方への作動は停止
する。
尚上記押圧部材11はシューの前端からロッド形状の部
材を前方に突出させた構成としても良いが、シューに固
定(カシメ等による固定)した駆動ワイヤの先端を前方
に延長させ該駆動ワイヤの前方延長部により押圧部材1
1を構成するのが構造的に簡単でありより実用的である
。
材を前方に突出させた構成としても良いが、シューに固
定(カシメ等による固定)した駆動ワイヤの先端を前方
に延長させ該駆動ワイヤの前方延長部により押圧部材1
1を構成するのが構造的に簡単でありより実用的である
。
デフレクタlが第2図に示す使用状態から倒伏し第4図
に示す格納状態となるとき、デフレクタlを取付けた前
側アーム2の上部は、軸5を中心とした前方への円軌跡
上を通って下降するので、使用状態位置に対し格納状態
位置ではデフレクタlの上端縁は前方にLだけ変位しフ
レームBの前縁部分端縁B′より後方に突出するような
ことはなくなり、開口部の有効面積をせばめたり室内美
感を損ねたりするような従来の不具合は防止され得る。
に示す格納状態となるとき、デフレクタlを取付けた前
側アーム2の上部は、軸5を中心とした前方への円軌跡
上を通って下降するので、使用状態位置に対し格納状態
位置ではデフレクタlの上端縁は前方にLだけ変位しフ
レームBの前縁部分端縁B′より後方に突出するような
ことはなくなり、開口部の有効面積をせばめたり室内美
感を損ねたりするような従来の不具合は防止され得る。
発明の効果
以上のように本発明によれば、開閉ルーフ式車両におい
て、リッドの開作動に伴ない起立した使用状態に保持さ
れリッドの閉作動に伴ない倒伏した格納状態となるデフ
レクタを、上記起立した使用状態から格納状態に移行す
る際、該デフレクタが前方に変位しつつ回動倒伏する構
造としたことにより、格納状態で該デフレクタがルーフ
周縁下部に全周にわたり設けられているフレームの前縁
部分の上側に完全におさまり、該デフレクタ先端部がフ
レームの前縁部分端縁より開口部側に突出すると言う従
来の不具合を防止することができ、ルーフ開口部の有効
面積をせばめたり車室内美感を損なうと言った問題は一
切なくすることができるもので、該デフレクタの起立、
倒伏作動が円滑に行われ又デフレクタの作動機構はすべ
てリッドの案内支持用のガイドレールにコンパクトに組
込まれ構造も簡単であることと相俟って実用上多大の効
果をもたらし得るものである。
て、リッドの開作動に伴ない起立した使用状態に保持さ
れリッドの閉作動に伴ない倒伏した格納状態となるデフ
レクタを、上記起立した使用状態から格納状態に移行す
る際、該デフレクタが前方に変位しつつ回動倒伏する構
造としたことにより、格納状態で該デフレクタがルーフ
周縁下部に全周にわたり設けられているフレームの前縁
部分の上側に完全におさまり、該デフレクタ先端部がフ
レームの前縁部分端縁より開口部側に突出すると言う従
来の不具合を防止することができ、ルーフ開口部の有効
面積をせばめたり車室内美感を損なうと言った問題は一
切なくすることができるもので、該デフレクタの起立、
倒伏作動が円滑に行われ又デフレクタの作動機構はすべ
てリッドの案内支持用のガイドレールにコンパクトに組
込まれ構造も簡単であることと相俟って実用上多大の効
果をもたらし得るものである。
第1図は本発明の実施例を示す要部平面図、第2図は第
1図のx−x断面図であってデフレクタの使用状態を示
している。第3図及び第4図はデフレクタの倒伏作動途
中の状態及び格納状態をそれぞれ示す断面図である。第
5図は従来のデフレクタの断面説明図である。 l・・・デフレクタ、2・・・前側アーム、3・・・後
側アーム、4・・・ガイドレール、5,6・・・軸、7
゜9・・・スプリング、8・・・スライダ、10・・・
ストー/バ、11・・・押圧部材。
1図のx−x断面図であってデフレクタの使用状態を示
している。第3図及び第4図はデフレクタの倒伏作動途
中の状態及び格納状態をそれぞれ示す断面図である。第
5図は従来のデフレクタの断面説明図である。 l・・・デフレクタ、2・・・前側アーム、3・・・後
側アーム、4・・・ガイドレール、5,6・・・軸、7
゜9・・・スプリング、8・・・スライダ、10・・・
ストー/バ、11・・・押圧部材。
Claims (2)
- (1)、ルーフ開口部周縁の左右両側下部に前後方向に
向けて左右のガイドレールを設け、該ガイドレールに前
後に移動可能なるよう嵌装したシューにてリッドを支持
し、該シューの後方移動によってリッドが後方に移動し
て開となり、該シューの前方移動によってリッドが前方
に移動して閉となるようにすると共に、上記リッドの開
作動に伴ない起立してルーフ開口部前縁部より上方に突
出した使用位置となり、リッドの閉作動に伴ない倒伏し
てリッド下部の格納位置に保持されるデフレクタを設け
た開閉ルーフ式車両において、上記デフレクタの左右両
端部に固着された前側アームの下端部を上記ガイドレー
ルのガイド溝に前後移動可能なるよう嵌装し、該前側ア
ームの上部に上端部を軸着した後側アームの下端部を上
記ガイドレールに軸着し、該前側アームと後側アーム間
にデフレクタを起立させる方向にばね力を作用するスプ
リングを設け、上記前側アームの下端部に当接して前方
に押圧移動させる押圧面をもったスライダを上記ガイド
レールに前後摺動可能なるよう嵌装し、上記シューの前
方移動に伴ない該スライダを前方に押圧摺動させる押圧
部材と、上記シューの後方移動に伴ない該スライダをガ
イドレールに設けたストッパに当接するところまで後方
に摺動させるスプリングとを設けたことを特徴とする開
閉ルーフ式車両のデフレクタ装置。 - (2)、請求項(1)の装置において、前側アーム下端
部がスライダの前方摺動により前方に押圧移動させられ
デフレクタが倒伏状態となったとき、該前側アーム下端
部が嵌り込む凹陥部をガイドレールのガイド溝上面に設
け、該凹陥部に嵌り込んだ前側アーム下端部を、該ガイ
ド溝内を前方に摺動した上記スライダの上面が抑え、デ
フレクタを倒伏格納状態に保持するよう構成したことを
特徴とする開閉ルーフ式車両のデフレクタ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9459489A JPH0688498B2 (ja) | 1989-04-14 | 1989-04-14 | 開閉ルーフ式車両のデフレクタ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9459489A JPH0688498B2 (ja) | 1989-04-14 | 1989-04-14 | 開閉ルーフ式車両のデフレクタ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02274620A true JPH02274620A (ja) | 1990-11-08 |
JPH0688498B2 JPH0688498B2 (ja) | 1994-11-09 |
Family
ID=14114603
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9459489A Expired - Fee Related JPH0688498B2 (ja) | 1989-04-14 | 1989-04-14 | 開閉ルーフ式車両のデフレクタ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0688498B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012515102A (ja) * | 2009-01-21 | 2012-07-05 | ベバスト・アクチィエンゲゼルシャフト | ウインドデフレクタ |
-
1989
- 1989-04-14 JP JP9459489A patent/JPH0688498B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012515102A (ja) * | 2009-01-21 | 2012-07-05 | ベバスト・アクチィエンゲゼルシャフト | ウインドデフレクタ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0688498B2 (ja) | 1994-11-09 |
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