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JPH0516418A - 色相補正装置 - Google Patents

色相補正装置

Info

Publication number
JPH0516418A
JPH0516418A JP19732591A JP19732591A JPH0516418A JP H0516418 A JPH0516418 A JP H0516418A JP 19732591 A JP19732591 A JP 19732591A JP 19732591 A JP19732591 A JP 19732591A JP H0516418 A JPH0516418 A JP H0516418A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gradation
color
correction
correcting
hue
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP19732591A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshio Machida
稔生 町田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP19732591A priority Critical patent/JPH0516418A/ja
Publication of JPH0516418A publication Critical patent/JPH0516418A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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  • Electronic Switches (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】低階調領域における色相補正精度の向上を図
る。 【構成】第1の補正手段であるマトリクス演算回路11
によって、印刷すべき各色毎の階調データが、各色の相
互関係に基づいてマトリクス演算によって補正される。
一方、第2の補正手段であるマイコン14とストローブ
コントロール回路15によって、印刷すべき階調に応じ
た単位通電時間がサーマルヘッド13に対して順次指示
され、第1の補正手段の最小補正単位よりも細かい補正
がなされる。これにより、第1の補正手段によって主に
濃度の高い部分を中心とした色相補正が行われ、第2の
補正手段によって濃度の低い部分の色相補正がなされ、
特に低階調領域の濃度が低く、明度が高い部分における
補正精度が向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、昇華型カラー熱転写記
録方式によって多色多階調印刷を行うハードコピー装置
に適用される色相補正装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】周知のように、昇華型カラー熱転写記録
方式においては、熱転写フィルム上に塗布された常温で
固体のYe(イエロー)、Mg(マゼンタ)、Cy(シ
アン)の昇華性固体インクをサーマルヘッドによって加
熱、気化させて被転写用紙上に転写して多色多階調印刷
を行うようになっている。この場合、一般的な溶融型カ
ラー熱転写記録と同様に印刷の3原色であるYe、M
g、Cyのドットを重ね混合する減算混合法によって7
色が表現される。また、サーマルヘッドに対する入力エ
ネルギーの大小によるドット変調が可能であるため、濃
度階調法によって多階調が表現される。例えば、サーマ
ルヘッドに印加するパルス幅(通電時間)を制御するこ
とによって、階調表現がなされる。
【0003】このような昇華型カラー熱転写記録方式の
問題点として、色の再現性が上げられる。この方式にお
いては、Ye、Mg、Cyの3色を用いて印刷がなされ
るが、各色のインクの特性等により、色再現に微妙なず
れが生じる。従来、色再現を補正する方法としては、マ
トリクス法と呼ばれる色相補正方式が用いられている。
このマトリスク法においては、図5に示すように、Y
e、Mg、Cyの各色階調データDy、Dm、Dc(各
8ビット)をマトリクス演算回路21に入力し、図6で
示すマトリクス演算(但し、a,b,c,…,iは所定
の係数)を施して、各色の相互関係に基づく補正を行
い、補正された各色階調データDy´、Dm´、Dc´
を順次出力する。この場合、ハードコピー装置において
は、Ye、Mg、Cyの各色毎に1画面分の印刷を3回
繰り返す面順次方式で印刷が行われるため、印刷色選択
信号SELに応じて、補正済みの各色階調データDy
´、Dm´、 Dc´を順次出力するようになってい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述したマ
トリクス法においては、特に低階調領域、すなわち濃度
が低く明度が高い部分について、十分な精度で色相補正
することができないという問題があった。例えば、Y
e、Mg、Cyの各色階調データDy=“5”、Dm=
“8”、Dc=“10”であった場合、マトリクス演算
によって補正される最小補正単位は“1”であり、した
がって、各色階調データDy、Dm、Dcに対し±1以
下の補正をすることはできない。そして、色相は、Y
e、Mg、Cyの階調(濃度)の比率で決定されるた
め、最小補正量が±1であると、特に低階調領域(濃度
の低い部分)において色相補正が粗くなってしまう。
【0005】本発明は、低階調領域における色相補正精
度の向上を図った色相補正装置を提供することを目的と
する。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の色相補正装置
は、上記の課題を解決するため、各色の昇華性固体イン
クをサーマルヘッドによって加熱、気化させて被転写用
紙上に転写し多色多階調印刷する際に、前記各色の相互
関係に基づいて、印刷すべき前記各色毎の階調データを
マトリクス演算によって補正する第1の補正手段と、前
記各色毎に、各階調と前記サーマルヘッドの単位通電時
間との関係があらかじめ記憶され、印刷すべき階調に応
じた単位通電時間を前記サーマルヘッドに対して順次指
示し、前記第1の補正手段の最小補正単位よりも細かい
補正を前記各色および各階調毎に行う第2の補正手段と
を具備したことを特徴としている。
【0007】
【作用】本発明の色相補正装置においては、第1の補正
手段によって、印刷すべき各色毎の階調データが、各色
の相互関係に基づいてマトリクス演算によって補正さ
れ、一方、第2の補正手段によって、印刷すべき階調に
応じた単位通電時間がサーマルヘッドに対して順次指示
され、第1の補正手段の最小補正単位よりも細かい補正
がなされるようにしたので、第1の補正手段によって、
主に濃度の高い部分を中心とした色相補正が行われ、第
2の補正手段によって、濃度の低い部分の色相補正がな
される。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照しなが
ら説明する。図1は本発明の一実施例による色相補正装
置の構成を示す図である。この図において、11は入力
されるYe、Mg、Cyの各色階調データDy、Dm、
Dc(各8ビット)に対して図6で示すマトリクス演算
を施し、各色の相互関係に基づく補正を行い、補正され
た各色階調データDy´、Dm´、Dc´を順次出力す
るマトリクス演算回路である。この場合、ハードコピー
装置においては、前述した通り面順次方式で印刷が行わ
れるため、印刷色選択信号SELに応じて補正済みの各
色階調データDy´、Dm´、Dc´が順次出力され
る。12はマトリクス演算回路11から順次出力された
各色階調データDy´、Dm´、Dc´を、サーマルヘ
ッド13を駆動し得る信号形態のヘッド回路駆動データ
HDに変換して出力するヘッドドライバである。そし
て、サーマルヘッド13によって、転写フィルム上に塗
布されたYe、Mg、Cyの各色の昇華性固体インク
を、加熱、気化させて被転写用紙上に転写するようにな
っている。14は印刷色選択信号SELに基づいてヘッ
ドドライバ12とストローブコントロール回路15の動
作を制御するマイクロコンピュータ(以下、マイコンと
略称する)であり、このマイコン14は、CPUと、こ
のCPUで実行されるプログラムが記憶されたROM
(リードオンリメモリ)と、プログラム実行中に各種デ
ータが一時記憶されるRAM(ランダムアクセスメモ
リ)と、外部との間で各種データの授受を行うI/O
(入出力)回路とから構成されている。
【0009】そして、このマイコン14のROMには、
図2に示すように、Ye、Mg、Cyの各色毎のストロ
ーブ長補正テーブル、すなわち、各階調(8ビット)
と、サーマルヘッド13に印加すべき単位通電時間を規
定するストローブ長データSD(7ビット)との関係が
あらかじめ記憶されており、マイコン14はヘッドドラ
イバ12に対して現在印刷すべき階調を指示するための
階調指示データOD(8ビット)を順次出力するととも
に、この階調に応じたストローブ長データSDをストロ
ーブコントロール回路15へ供給する。ストローブコン
トロール回路15はマイコン14から供給されるストロ
ーブ長データSDに応じたストローブ信号SSをサーマ
ルヘッド13へ供給し、各階調毎にサーマルヘッド13
に印加されるパルス幅、すなわち単位通電時間を制御す
る。
【0010】次に上述した一実施例の動作について、Y
eを印刷する場合を例に説明する。まず、マイコン14
はヘッドドライバ12に対して供給する階調指示データ
ODを、1,2,3,…,255と順次増加させるとと
もに、これらの階調に応じ、かつYeに関するストロー
ブ長データSDをROM内のストローブ長テーブルから
順次読み出しストローブコントロール回路15へ供給す
る。例えば、図2に示すように、Yeに関して階調指示
データOD=1,2,3,…,40,…と増加させるの
に従って、ストローブ長データSD=50,52,5
4,…,100,…を順次出力する。一方、マトリクス
演算回路11からは補正されたYeに関する階調データ
Dy´が順次ヘッドドライバ12ヘ供給される。ヘッド
ドライバ12はこれら階調データDy´と階調指示デー
タODとを順次比較し、階調データDy´が大きい場合
に、ヘッド駆動データHDよってサーマルヘッド13の
駆動を指示する。これと同期して、サーマルヘッド13
には、ストローブコントロール回路15からストローブ
長データSDに応じたストローブ信号SSが供給され、
各階調毎にサーマルヘッド13に印加されるパルス幅、
すなわち単位通電時間が制御される。このような動作を
階調指示データOD=1,2,3,…,255と、25
6回繰り返すことにより、1ライン分のYeの印刷が施
される。
【0011】ここで、図4に示すように印刷濃度は、ス
トローブ長(単位通電時間)と、階調データの大きさに
よって決定される。そこで、上述した一実施例のよう
に、図2に示すようなストローブ長の特性をYe、M
g、Cyの各色毎に設定すれば、微妙な色相補正を実現
することができる。例えば、Yeの場合、図3(a)に
示すような階調特性が得られる。同図(a)の一部を拡
大した図3(b)に示すように、ストローブ長が一定の
場合の特性Aに比較して、ストローブ長を可変した場合
の特性Bは、各階調間の補正精度が細かくなる。また、
上述した一実施例においては、階調データとして8ビッ
ト(256)、ストローブ長データSDとして7ビット
(128)を用いたので、調整可能な階調幅は8ビット
+7ビット=15ビット(256×128)となる。し
たがって、ストローブ長による補正を低階調領域(濃度
が低く、明度が高い部分)に用いれば、精度の高い色相
補正を行うことができ、白バランスを向上させることが
できる。
【0012】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の色相補正
装置によれば、第1の補正手段によって印刷すべき各色
毎の階調データが、各色の相互関係に基づいてマトリク
ス演算によって補正され、一方、第2の補正手段によっ
て印刷すべき階調に応じた単位通電時間がサーマルヘッ
ドに対して順次指示され、第1の補正手段の最小補正単
位よりも細かい補正がなされるようにした。よって第1
の補正手段によって主に濃度の高い部分を中心とした色
相補正が行われ、第2の補正手段によって濃度の低い部
分の色相補正がなされ、これにより特に低階調領域の濃
度が低く、明度が高い部分における補正精度を向上させ
ることができ、白バランスを向上させることができると
いう効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成を示すブロック図であ
る。
【図2】本発明の一実施例で用いられるストローブ長補
正テーブルを説明するための図である。
【図3】本発明の一実施例のYeの階調特性を示すグラ
フである。
【図4】印刷濃度とストローブ長と階調データとの関係
を示すグラフである。
【図5】従来の色相補正装置の構成を示すブロック図で
ある。
【図6】従来の色相補正装置で用いられるマトリクス演
算式を示す図である。
【符号の説明】
11…マトリクス演算回路 12…ヘッドドライバ 13…サーマルヘッド 14…マイクロコンピュータ 15…ストローブコントロール回路

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】各色の昇華性固体インクをサーマルヘッド
    によって加熱、気化させて被転写用紙上に転写し多色多
    階調印刷する際に、前記各色の相互関係に基づいて、印
    刷すべき前記各色毎の階調データをマトリクス演算によ
    って補正する第1の補正手段と、前記各色毎に、各階調
    と前記サーマルヘッドの単位通電時間との関係があらか
    じめ記憶され、印刷すべき階調に応じた単位通電時間を
    前記サーマルヘッドに対して順次指示し、前記第1の補
    正手段の最小補正単位よりも細かい補正を前記各色およ
    び各階調毎に行う第2の補正手段とを具備したことを特
    徴とする色相補正装置。
JP19732591A 1991-07-12 1991-07-12 色相補正装置 Withdrawn JPH0516418A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19732591A JPH0516418A (ja) 1991-07-12 1991-07-12 色相補正装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19732591A JPH0516418A (ja) 1991-07-12 1991-07-12 色相補正装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0516418A true JPH0516418A (ja) 1993-01-26

Family

ID=16372589

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19732591A Withdrawn JPH0516418A (ja) 1991-07-12 1991-07-12 色相補正装置

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JP (1) JPH0516418A (ja)

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Effective date: 19981008