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JPH07223335A - ビデオプリンタ - Google Patents

ビデオプリンタ

Info

Publication number
JPH07223335A
JPH07223335A JP3920294A JP3920294A JPH07223335A JP H07223335 A JPH07223335 A JP H07223335A JP 3920294 A JP3920294 A JP 3920294A JP 3920294 A JP3920294 A JP 3920294A JP H07223335 A JPH07223335 A JP H07223335A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
thermal head
supplied
temperature
energization time
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3920294A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiyuki Iijima
利幸 飯島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP3920294A priority Critical patent/JPH07223335A/ja
Publication of JPH07223335A publication Critical patent/JPH07223335A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Electronic Switches (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 サーマルヘッド等に関する補正や調整を容易
に行うことができるようにし、適正な印刷画像を出力す
る。 【構成】 サーマルヘッド8の温度が温度計測装置10
により計測される。この温度データは、通電時間制御回
路5に供給される。また、初期設定データがメモリ9か
ら通電時間制御回路5に供給される。通電時間制御回路
5では、供給されたデータに基づいてストローブ信号が
形成される。このストローブ信号により、サーマルヘッ
ド8に印加される電圧の時間が制御される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えばビデオカメラ
で撮影した映像を印画紙等に印刷して出力するビデオプ
リンタに関する。
【0002】
【従来の技術】ビデオカメラで撮影した画像を印画紙に
ハードコピーとして印刷することができるビデオプリン
タが知られている。ビデオプリンタは、印字ドット毎に
アナログ的な諧調表現が可能であり、解像度も高いもの
である。図3は、昇華熱転写方式のビデオプリンタのサ
ーマルヘッド付近の構成図である。図3において、印画
紙51は、プラテン52によりビデオプリンタ内部に送
り込まれ、所定位置にセットされる。所定位置には、サ
ーマルヘッド53が配設されている。また、印画紙51
とサーマルヘッド53との間には、インクリボン54が
セットされている。
【0003】ビデオカメラで撮影された映像の中から、
プリントアウトしようとする映像が選択されると、その
映像に応じた電気エネルギーがサーマルヘッド53に印
加される。サーマルヘッド53のヘッド内部は、複数の
発熱抵抗が並列に接続された構成とされており、各発熱
抵抗に電流が流されることにより、電気エネルギーが熱
エネルギーに変換される。この熱エネルギーにより、イ
ンクリボン54に塗布された染料が昇華して印画紙51
へ転写される。昇華される染料の量は、印加された熱エ
ネルギーに応じて変化し、これにより、滑らかな諧調表
現が可能となる。サーマルヘッドの位置は固定されてお
り、移動することなく印画紙に対して幅方向の印字が可
能なようにラインヘッドが用いられる。インクリボン5
4の染料としては、イエロー、マゼンダ及びシアンのカ
ラーインクが使用される。これらの色が印画紙に面順次
で重畳されることにより、カラー画像を得ることができ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、サーマルヘ
ッドに対して電気エネルギーが印加されると、上述した
ように熱エネルギーが発生される。例えば、矩形波的な
電気エネルギーが印加された場合、発生する熱エネルギ
ーは、そのエッジ部がぼけたものとなってしまい、サー
マルヘッドに適切な熱エネルギーを発生させることがで
きない。従って、電気エネルギーのエッジ補正が必要と
される。また、サーマルヘッドには蓄熱作用がある。こ
のため、印字開始時と終了時とでは、蓄熱作用によって
濃度差が異なってしまう。従って、蓄熱補正が必要とさ
れる。この他にも、発熱抵抗の通電本数差による本数補
正、印画環境温度に対する補正や発熱抵抗の抵抗値のば
らつきによる初期印画濃度調整等が必要とされる。
【0005】これに対し、サーマルヘッドに対する通電
時間制御と印加電圧制御を併用することにより、上述の
補正や調整がなされている。例えば、本数補正では、通
電している発熱抵抗の本数に応じて、1ライン1諧調毎
にサーマルヘッドのストローブ信号を制御して通電時間
により補正がかけられる。また、蓄熱補正、印画環境温
度に対する補正では、筐体内部に取り付けられたサーミ
スタで温度をフィードバックし、その量に対応してサー
マルヘッドに印加する電圧が制御されることにより補正
がかけられる。このような補正の場合には、サーマルヘ
ッド用電源が可変電源となるためにそのハード構成が複
雑となる。このため、電源ブロックの高コスト化や重量
増大等の問題が生じる。
【0006】また、上述の各補正に必要なパラメータの
数の次元のROMテーブルに、予め実験等で求めた適切
な濃度の諧調を得るための通電時間を書き込んでおき、
これをパラメータのフィードバックにより参照すること
によって補正をかける方法がある。この場合、細かな補
正を行う場合には、ROM容量が増大してしまう。ま
た、発熱抵抗の数等が変化した時には、ROMテーブル
を全て訂正しなければならない。
【0007】従って、この発明の目的は、各種補正及び
調整を容易に、且つ、安価に行なって、プリントアウト
することができるビデオプリンタを提供することにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明は、複数の熱ヘ
ッドが並列に設けられたサーマルヘッド8と、サーマル
ヘッド8に電圧を印加する安定化電源12と、サーマル
ヘッド8の温度を計測する温度計測装置10と、サーマ
ルヘッド8に関する初期設定データを記憶するメモリ9
と、印画データ、温度計測装置10から出力される温度
データ及びメモリ9から出力される初期設定データが供
給される通電時間制御回路5とからなり、通電時間制御
回路5は、温度データ及び初期設定データに基づいて通
電時間を演算し、サーマルヘッド8には、演算された通
電時間だけ安定化電源12の電圧が印加されることを特
徴とするビデオプリンタである。
【0009】
【作用】初期設定データがメモリ9から通電時間制御回
路5に供給される。また、温度計測装置10により計測
されたサーマルヘッド8の温度データが通電時間制御回
路5に供給される。通電時間制御回路5は、印画デー
タ、初期設定データ及び温度データ等に基づいてストロ
ーブ信号を形成する。このストローブ信号により、安定
化電源12からサーマルヘッド8に印加される電圧の時
間が制御される。
【0010】
【実施例】以下、この発明の実施例について図面を参照
して説明する。図1は、この発明によるビデオプリンタ
の概略を表す第1の実施例の回路ブロック図である。図
1において、電源投入時に、メモリ9から通電時間制御
回路5にデータが供給される。このデータは、サーマル
ヘッドに関する各種補正及び調整用の初期設定データ
(本数補正パラメータや温度補正パラメータ等)であ
る。
【0011】ビデオプリンタの映像メモリキー(図示せ
ず)が押されると、ビデオカメラから出力されたアナロ
グ映像信号は、A/D変換器1に供給され、ディジタル
映像データに変換される。このディジタル映像データ
は、印画データとしてメモリ2に記録される。メモリ2
は、例えばフレームメモリであり、1フレーム分のディ
ジタル映像データが記憶される。
【0012】次に、ビデオプリンタのプリントキー(図
示せず)が押されると、メカコントローラ3から出力さ
れる制御信号によりメカデッキ4が駆動される。これに
より、ビデオプリンタが印画動作状態とされる。また、
メカコントローラ3から通電時間制御回路5に対して印
画データ転送要求信号が供給される。印画データ転送要
求信号は、メモリマイコン6を介して通電時間制御回路
(演算回路)5からメモリ2に供給される。これによ
り、メモリ2に記憶されている印画データは、メモリマ
イコン6に供給される。メモリマイコン6で所定の処理
がなされた印画データには、各ドット毎の初期印画時間
が割り当てられた後、ラインバッファ7に供給される。
ラインバッファ7のデータは、通電時間制御回路5から
供給される信号に対応して読み出される。このデータ
は、サーマルヘッド8内に設けられたシフトレジスタに
1階調毎の印画データとして1ラインずつ供給される。
【0013】サーマルヘッド8には、サーマルヘッド近
傍の温度を計測するための温度計測装置10が取り付け
られる。温度計測装置10で計測された温度データは、
A/D変換器11に供給され、ディジタル温度データと
して通電時間制御回路5に供給される。通電時間制御回
路5では、温度計測装置10から供給された温度データ
及びメモリ9から供給された初期設定データに基づい
て、ストローブ信号が形成される。このストローブ信号
は、サーマルヘッド8に供給される。また、サーマルヘ
ッド8内に設けられた発熱抵抗体には、安定化電源12
から電圧が印加される。サーマルヘッド8に供給された
1階調の印画データは、安定化電源12から供給される
印加電圧で印画紙にプリントされる。なお、印加電圧の
印加時間は、通電時間制御回路5から供給されるストロ
ーブ信号により制御される。
【0014】図2は、この発明によるビデオプリンタの
第2の実施例を示す回路ブロック図である。図2におい
て、電源投入時に、メモリ9から演算回路25にデータ
が供給される。なお、このデータは、温度補正パラメー
タa、初期濃度調整パラメータb、本数補正用パラメー
タk等の初期設定データである。また、図2において、
図1と同じ符号が付されているブロックは、図1のもの
と同等のブロックとする。さらに、図2において、ライ
ンバッファ7の前段までの信号処理は、図1と同様のも
のとする。
【0015】ビデオプリンタのプリントキーが押され、
印画動作になると、アドレスカウンタ21で指定された
1画素の8ビット印画データがラインバッファ7からコ
ンパレータ22に供給される。また、階調カウンタ23
の出力がコンパレータ22に供給される。なお、アドレ
スカウンタ21の1ライン分の指定が完了すると、階調
カウンタ23のカウント値がインクリメントされる。例
えば、1画素を256階調で表現できるビデオプリンタ
では、カウント値のインクリメントが256回繰り返さ
れる。コンパレータ22では、これら2つのデータが比
較される。この比較出力は、1画素1階調分の1ビット
データの印画データとしてサーマルヘッド8に供給され
る。また、コンパレータ22の比較出力は、通電本数カ
ウンタ24に供給される。通電本数カウンタ24では、
1ライン1階調中に通電する発熱抵抗体の本数nがカウ
ントされる。このカウント値は、演算回路25に供給さ
れる。
【0016】サーマルヘッド8の近傍に取り付けられた
温度計測装置10で計測された温度データは、A/D変
換器11に供給され、ディジタル温度データxとして演
算回路25に供給される。演算回路25では、温度計測
装置10から供給される温度データx、メモリ9から供
給されるデータ(温度補正パラメータa、初期濃度調整
パラメータb、本数補正用パラメータk)及び通電本数
カウンタ24から供給される本数データnに基づいて、
各階調における発熱抵抗の適切な通電時間tが演算され
る。通電時間tは、例えば t=kn・(ax+b) という式より求めることができる。
【0017】このようにして求められた通電時間tのデ
ータがストローブ信号制御部26に供給される。ストロ
ーブ信号制御部26では、通電時間tのデータに基づい
てストローブ信号が形成される。このストローブ信号が
サーマルヘッド8に供給される。これにより、ビデオカ
メラで撮影された映像を適切にプリントアウトすること
が可能となる。
【0018】
【発明の効果】この発明に依れば、本数補正、ヘッド蓄
熱補正、諧調補正、初期印画濃度調整等を、演算回路で
サーマルヘッドの発熱抵抗への電流の通電時間制御のみ
で補正することが可能となる。このため、ROM等を必
要としなく、ビデオプリンタの調整を容易にでき、且
つ、安価とすることが可能となる。また、発熱抵抗体の
数やサーマルヘッドの熱容量等が変化した場合には、初
期データを変更するのみで容易に対応することが可能と
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明によるビデオプリンタの第1の実施例
の回路ブロック図である。
【図2】この発明によるビデオプリンタの第2の実施例
の回路ブロック図である。
【図3】従来の技術の説明に用いる図である。
【符号の説明】
5 通電時間制御回路 8 サーマルヘッド 9 メモリ 10温度計測装置 25 演算回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の熱ヘッドが並列に設けられたサー
    マルヘッドと、 上記サーマルヘッドに電圧を印加する電源と、 上記サーマルヘッドの温度を計測する計測手段と、 上記サーマルヘッドに関する初期設定データを記憶する
    記憶手段と、 印画データ、上記計測手段から出力される温度データ及
    び上記記憶手段から出力される上記初期設定データが供
    給される通電時間制御手段とからなり、 上記通電時間制御手段は、上記温度データ及び上記初期
    設定データに基づいて通電時間を演算し、上記サーマル
    ヘッドには、上記演算された通電時間だけ上記電源から
    電圧が印加されることを特徴とするビデオプリンタ。
  2. 【請求項2】 上記初期設定データは、温度補正デー
    タ、初期濃度調整データ及び本数補正データである請求
    項1記載のビデオプリンタ。
JP3920294A 1994-02-14 1994-02-14 ビデオプリンタ Pending JPH07223335A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3920294A JPH07223335A (ja) 1994-02-14 1994-02-14 ビデオプリンタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3920294A JPH07223335A (ja) 1994-02-14 1994-02-14 ビデオプリンタ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07223335A true JPH07223335A (ja) 1995-08-22

Family

ID=12546550

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3920294A Pending JPH07223335A (ja) 1994-02-14 1994-02-14 ビデオプリンタ

Country Status (1)

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JP (1) JPH07223335A (ja)

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