JPH07214804A - 熱転写式プリント方法及び熱転写式プリント装置 - Google Patents
熱転写式プリント方法及び熱転写式プリント装置Info
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- JPH07214804A JPH07214804A JP6012820A JP1282094A JPH07214804A JP H07214804 A JPH07214804 A JP H07214804A JP 6012820 A JP6012820 A JP 6012820A JP 1282094 A JP1282094 A JP 1282094A JP H07214804 A JPH07214804 A JP H07214804A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 黒色の色相を単一のインクシートにより任意
に設定できると共に、各色相の黒色印画の濃度を最大濃
度まで連続的に高める。 【構成】 黒色であり色相が赤系、緑系のインク3a,
3bを印画面より広い領域を有して交互に塗布したイン
クシート1Aに対して各色相のインク毎に熱転写エネル
ギの比率を異ならせて印刷用のサーマルヘッドを押圧
し、インクシート1A下面の受像紙に前記熱転写エネル
ギに応じた量のインクを熱転写させる。
に設定できると共に、各色相の黒色印画の濃度を最大濃
度まで連続的に高める。 【構成】 黒色であり色相が赤系、緑系のインク3a,
3bを印画面より広い領域を有して交互に塗布したイン
クシート1Aに対して各色相のインク毎に熱転写エネル
ギの比率を異ならせて印刷用のサーマルヘッドを押圧
し、インクシート1A下面の受像紙に前記熱転写エネル
ギに応じた量のインクを熱転写させる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、熱転写式プリント方
法及び熱転写式プリント装置に関し、特に受像紙或はイ
ンクシートの種類に拘わりなしにユーザーの所望する濃
度及び色相の像を受像紙に印画する熱転写式プリント方
法及び熱転写式プリント装置に関するものである。
法及び熱転写式プリント装置に関し、特に受像紙或はイ
ンクシートの種類に拘わりなしにユーザーの所望する濃
度及び色相の像を受像紙に印画する熱転写式プリント方
法及び熱転写式プリント装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図9は例えば特開平2ー587号公報に
示された従来の昇華型熱転写プリント装置に用いるモノ
クロインクシート(以下、単にインクシートと記載す
る)を示す図である。図において、1は図示しないコア
に巻回されて使用されるインクシート、2はインクシー
ト1上に積層された例えば厚さ2〜8μmのポリエステ
ルフィルムからなるベースフィルム、3はベースフィル
ム2の片面に例えばグラビア印刷により印刷塗布された
昇華性染料からなる黒系のインク、4はセンサマークで
あり、このセンサマーク4は、図示しないインクシート
ロールをプリンタ装置に装填して図示しないサーマルヘ
ッドにてインクシート1上のインク3を図示しない受像
紙に熱転写する場合、インク3の転写開始位置を図示し
ないセンサに認識させる。
示された従来の昇華型熱転写プリント装置に用いるモノ
クロインクシート(以下、単にインクシートと記載す
る)を示す図である。図において、1は図示しないコア
に巻回されて使用されるインクシート、2はインクシー
ト1上に積層された例えば厚さ2〜8μmのポリエステ
ルフィルムからなるベースフィルム、3はベースフィル
ム2の片面に例えばグラビア印刷により印刷塗布された
昇華性染料からなる黒系のインク、4はセンサマークで
あり、このセンサマーク4は、図示しないインクシート
ロールをプリンタ装置に装填して図示しないサーマルヘ
ッドにてインクシート1上のインク3を図示しない受像
紙に熱転写する場合、インク3の転写開始位置を図示し
ないセンサに認識させる。
【0003】図10は図9に示すインクシート1を用い
て画像を受像紙に印画させる従来の昇華型熱転写プリン
ト装置の構成図である。図において、5は昇華型熱転写
プリント装置の本体を示す。このプリント装置5は、イ
ンクシート1を巻回した第1コア6a、第1コア6aよ
り送り出されるインクシートを巻き取る第2コア6b、
インクシート1の下面を図示しないローラによって巻き
取り、巻き戻しされる受像紙7に対してインクシート1
上のベースフィルム2を加熱しながら押し当て画像を発
熱体(図示せず)によりドット印画するサーマルヘッド
8、インクシート1及び受像紙7を介してサーマルヘッ
ド8と対向配置され、押圧されたインクシートを受像紙
面に受けさせるプラテンローラ9、インクシート1に設
けたセンサマーク4を検出するインクセンサ10より構
成されている。
て画像を受像紙に印画させる従来の昇華型熱転写プリン
ト装置の構成図である。図において、5は昇華型熱転写
プリント装置の本体を示す。このプリント装置5は、イ
ンクシート1を巻回した第1コア6a、第1コア6aよ
り送り出されるインクシートを巻き取る第2コア6b、
インクシート1の下面を図示しないローラによって巻き
取り、巻き戻しされる受像紙7に対してインクシート1
上のベースフィルム2を加熱しながら押し当て画像を発
熱体(図示せず)によりドット印画するサーマルヘッド
8、インクシート1及び受像紙7を介してサーマルヘッ
ド8と対向配置され、押圧されたインクシートを受像紙
面に受けさせるプラテンローラ9、インクシート1に設
けたセンサマーク4を検出するインクセンサ10より構
成されている。
【0004】次に、上記、従来のプリンタ装置による印
画方法を説明する。尚、この印画方法は文字等を含む各
種像を黒インクで受像紙7に重ね印画する場合について
説明する。先ず、インクセンサ10がインクシート1上
より第1印画開始位置を示すセンサマーク4を検出する
までインクシート1は第2コア6bに巻き取られる。こ
の時、サーマルヘッド8は当然インクシート1より離れ
ているため、インクシート1は受像紙7をプラテンロー
ラ9に圧接することはない。
画方法を説明する。尚、この印画方法は文字等を含む各
種像を黒インクで受像紙7に重ね印画する場合について
説明する。先ず、インクセンサ10がインクシート1上
より第1印画開始位置を示すセンサマーク4を検出する
までインクシート1は第2コア6bに巻き取られる。こ
の時、サーマルヘッド8は当然インクシート1より離れ
ているため、インクシート1は受像紙7をプラテンロー
ラ9に圧接することはない。
【0005】そして、インクセンサ10が第1印画開始
位置を示すセンサマーク4を検出すると、サーマルヘッ
ド8は発熱体を発熱させながらインクシート1に押圧さ
せる。インクシート1の下面には受像紙7がプラテンロ
ーラ9に沿って矢印A方向に巻き取られているため、受
像紙7の表面にはインクシート2に塗布された黒インク
が気化され、図示しない発熱体で表形された像が熱転写
される。
位置を示すセンサマーク4を検出すると、サーマルヘッ
ド8は発熱体を発熱させながらインクシート1に押圧さ
せる。インクシート1の下面には受像紙7がプラテンロ
ーラ9に沿って矢印A方向に巻き取られているため、受
像紙7の表面にはインクシート2に塗布された黒インク
が気化され、図示しない発熱体で表形された像が熱転写
される。
【0006】以上、第1印画が終了すると、印画された
像の濃度を高めるために第2印画を開始する。この時、
インクシート1は、インクセンサ10によって第2印画
開始位置を示すセンサマークが検出されるまで第2コア
6bに巻き取られる。一方、受像紙7は図示しない巻き
取りローラで矢印B方向に巻き取られ、最初の印画開始
位置まで巻き戻される。
像の濃度を高めるために第2印画を開始する。この時、
インクシート1は、インクセンサ10によって第2印画
開始位置を示すセンサマークが検出されるまで第2コア
6bに巻き取られる。一方、受像紙7は図示しない巻き
取りローラで矢印B方向に巻き取られ、最初の印画開始
位置まで巻き戻される。
【0007】受像紙7が印画開始位置まで巻き戻される
と、第1印画の場合と同様に印画を開始して既に印画さ
れた像上に同一の像を、同色相の黒インクで重ね印画す
る。このように、同一の像を同色相の黒インクで繰り返
し重ね印画することで濃度の高いキャラクタが受像紙7
に印画される。
と、第1印画の場合と同様に印画を開始して既に印画さ
れた像上に同一の像を、同色相の黒インクで重ね印画す
る。このように、同一の像を同色相の黒インクで繰り返
し重ね印画することで濃度の高いキャラクタが受像紙7
に印画される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来の昇華型熱転写プ
リント装置による印画方法は以上のように行われるた
め、同色相の黒インクを用いて同一の像を受像紙に重ね
印画すると濃度の高い印画像を得ることができたが、同
色相の黒インクを第1印画と第2印画に用いるため、同
系色であっても色相の異なる受像紙に適合した色相の黒
インクで印画することができず印刷仕上がりに不満が残
るという問題点があった。
リント装置による印画方法は以上のように行われるた
め、同色相の黒インクを用いて同一の像を受像紙に重ね
印画すると濃度の高い印画像を得ることができたが、同
色相の黒インクを第1印画と第2印画に用いるため、同
系色であっても色相の異なる受像紙に適合した色相の黒
インクで印画することができず印刷仕上がりに不満が残
るという問題点があった。
【0009】また、受像紙の種類(例えば色相の相違)
或いはインクシートの種類(黒インクの色相の相違)に
より、例えばインクシートに対して受像紙の種類が異な
ると同系色のインクシートを用いて印画を行っても黒色
の色相に相違が発生するといった問題点があった。
或いはインクシートの種類(黒インクの色相の相違)に
より、例えばインクシートに対して受像紙の種類が異な
ると同系色のインクシートを用いて印画を行っても黒色
の色相に相違が発生するといった問題点があった。
【0010】更に、また印画される黒色の色相は使用す
るインクシートに塗布された黒インクの色相で一義的に
決定されてしまい、印画像の雰囲気は色相を変更するこ
とで変えることができないという問題点があった。
るインクシートに塗布された黒インクの色相で一義的に
決定されてしまい、印画像の雰囲気は色相を変更するこ
とで変えることができないという問題点があった。
【0011】この発明は上記のような問題点を解決する
ためになされたもので、黒色の色相を単一のインクシー
トにより任意に設定できると共に、各色相の黒色印画の
濃度を最大濃度まで連続的に高めることができる熱転写
式プリント方法及び熱転写式プリント装置を得ることを
目的とする。
ためになされたもので、黒色の色相を単一のインクシー
トにより任意に設定できると共に、各色相の黒色印画の
濃度を最大濃度まで連続的に高めることができる熱転写
式プリント方法及び熱転写式プリント装置を得ることを
目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係る熱
転写式プリント方法は、2種類の相反する対称的色相の
色のインクを印画面より広い領域を有して交互に塗布し
たインクシートに対して前記各色相のインク毎に熱転写
エネルギを調整して印刷用のサーマルヘッドを押圧し、
前記インクシート下面の受像紙に前記熱転写エネルギ量
に応じたインクを熱転写させるものである。
転写式プリント方法は、2種類の相反する対称的色相の
色のインクを印画面より広い領域を有して交互に塗布し
たインクシートに対して前記各色相のインク毎に熱転写
エネルギを調整して印刷用のサーマルヘッドを押圧し、
前記インクシート下面の受像紙に前記熱転写エネルギ量
に応じたインクを熱転写させるものである。
【0013】請求項2の発明に係る熱転写式プリント方
法は、三原色の各インクに続いて2種類の相反する対称
的色相の色のインクを印画面より広い領域を有して交互
に塗布したインクシートに対して前記各インク毎に熱転
写エネルギの比率を調整して印刷用のサーマルヘッドを
押圧し、前記インクシート下面の受像紙に前記熱転写エ
ネルギに応じた量のインクを熱転写させるものである。
法は、三原色の各インクに続いて2種類の相反する対称
的色相の色のインクを印画面より広い領域を有して交互
に塗布したインクシートに対して前記各インク毎に熱転
写エネルギの比率を調整して印刷用のサーマルヘッドを
押圧し、前記インクシート下面の受像紙に前記熱転写エ
ネルギに応じた量のインクを熱転写させるものである。
【0014】請求項3の発明に係る熱転写式プリント装
置は、色相の異なるインクをそれぞれ個別に塗布したイ
ンクシートよりこのインクシートの下面に設置された同
一の受像紙に対し、前記各インクを交互に熱転写させる
サーマルヘッドと、このサーマルヘッドに対して各イン
クの熱転写量を演算する熱転写量演算手段と、この演算
された熱転写量に従って前記サーマルヘッドの発熱量を
制御する駆動制御手段とを備えたものである。
置は、色相の異なるインクをそれぞれ個別に塗布したイ
ンクシートよりこのインクシートの下面に設置された同
一の受像紙に対し、前記各インクを交互に熱転写させる
サーマルヘッドと、このサーマルヘッドに対して各イン
クの熱転写量を演算する熱転写量演算手段と、この演算
された熱転写量に従って前記サーマルヘッドの発熱量を
制御する駆動制御手段とを備えたものである。
【0015】請求項4の発明に係る熱転写式プリント装
置は、色相の異なるインクをそれぞれ個別に塗布したイ
ンクシートよりこのインクシートの下面に設置された同
一の受像紙に対し、前記各インクを交互に熱転写させる
サーマルヘッドと、前記受像紙に印画される像の色相を
設定する色相設定手段と、この設定された色相に基づ
き、各インクに対する印画エネルギの比率を演算する比
率演算手段と、この演算されたエネルギ比率に従って前
記サーマルヘッドの発熱量を制御する駆動制御手段とを
備えたものである。
置は、色相の異なるインクをそれぞれ個別に塗布したイ
ンクシートよりこのインクシートの下面に設置された同
一の受像紙に対し、前記各インクを交互に熱転写させる
サーマルヘッドと、前記受像紙に印画される像の色相を
設定する色相設定手段と、この設定された色相に基づ
き、各インクに対する印画エネルギの比率を演算する比
率演算手段と、この演算されたエネルギ比率に従って前
記サーマルヘッドの発熱量を制御する駆動制御手段とを
備えたものである。
【0016】請求項5の発明に係る熱転写式プリント装
置は、色相の異なるインクをそれぞれ個別に塗布したイ
ンクシートよりこのインクシートの下面に設置された同
一の受像紙に対し、前記各インクを交互に熱転写させる
サーマルヘッドと、このサーマルヘッドに対して各イン
クの熱転写量を演算する熱転写量演算手段と、前記受像
紙に印画される像の色相を設定する色相設定手段と、こ
の設定された色相に基づき、各インクに対する印画エネ
ルギの比率を演算する比率演算手段と、この演算された
エネルギー比率の熱転写量に従って前記サーマルヘッド
の発熱量を制御する駆動制御手段とを備えたものであ
る。
置は、色相の異なるインクをそれぞれ個別に塗布したイ
ンクシートよりこのインクシートの下面に設置された同
一の受像紙に対し、前記各インクを交互に熱転写させる
サーマルヘッドと、このサーマルヘッドに対して各イン
クの熱転写量を演算する熱転写量演算手段と、前記受像
紙に印画される像の色相を設定する色相設定手段と、こ
の設定された色相に基づき、各インクに対する印画エネ
ルギの比率を演算する比率演算手段と、この演算された
エネルギー比率の熱転写量に従って前記サーマルヘッド
の発熱量を制御する駆動制御手段とを備えたものであ
る。
【0017】請求項6の発明に係る熱転写式プリント装
置は、請求項3ないし請求項5のいずれかに記載の熱転
写式プリント装置の駆動制御手段はサーマルヘッドに対
する電力量を制御するものである。
置は、請求項3ないし請求項5のいずれかに記載の熱転
写式プリント装置の駆動制御手段はサーマルヘッドに対
する電力量を制御するものである。
【0018】請求項7の発明に係る熱転写式プリント装
置は、請求項3ないし請求項5のいずれかに記載の熱転
写式プリント装置の駆動制御手段はサーマルヘッドに対
する通電時間を制御するものである。
置は、請求項3ないし請求項5のいずれかに記載の熱転
写式プリント装置の駆動制御手段はサーマルヘッドに対
する通電時間を制御するものである。
【0019】
【作用】請求項1の発明における熱転写式プリント方法
は、2種類の相反する対称的色相の色のインクを印画面
より広い領域を有して交互に塗布したインクシートに対
し、前記各色相のインク毎に熱転写エネルギを調整して
印刷用のサーマルヘッドを押圧することで、熱転写エネ
ルギに応じた階調(濃度)の像を色相を調整しながら受
像紙に印画することができる。
は、2種類の相反する対称的色相の色のインクを印画面
より広い領域を有して交互に塗布したインクシートに対
し、前記各色相のインク毎に熱転写エネルギを調整して
印刷用のサーマルヘッドを押圧することで、熱転写エネ
ルギに応じた階調(濃度)の像を色相を調整しながら受
像紙に印画することができる。
【0020】請求項2の発明における熱転写式プリント
方法は、インクシートは同一ベースフィルム上の三原色
の次に2種類の相反する対称的色相の色のインクをそれ
ぞれ印画面より広い領域を有して交互に塗布し、インク
シートに対して前記各色相のインク毎に熱転写エネルギ
を調整して印刷用のサーマルヘッドを押圧することで、
三原色のインクによる重ね印画像に熱転写エネルギを調
整した所定の色相の黒インクで像を重ね印画すること
で、印画像の色相を広い範囲で選択できる。
方法は、インクシートは同一ベースフィルム上の三原色
の次に2種類の相反する対称的色相の色のインクをそれ
ぞれ印画面より広い領域を有して交互に塗布し、インク
シートに対して前記各色相のインク毎に熱転写エネルギ
を調整して印刷用のサーマルヘッドを押圧することで、
三原色のインクによる重ね印画像に熱転写エネルギを調
整した所定の色相の黒インクで像を重ね印画すること
で、印画像の色相を広い範囲で選択できる。
【0021】請求項3の発明における熱転写式プリント
装置は、色相が異なるインク毎に熱転写量を演算して、
サーマルヘッドによりインクシートを通して像を受像紙
に熱転写することで、印画像の濃度を任意に設定するこ
とができる。
装置は、色相が異なるインク毎に熱転写量を演算して、
サーマルヘッドによりインクシートを通して像を受像紙
に熱転写することで、印画像の濃度を任意に設定するこ
とができる。
【0022】請求項4の発明における熱転写式プリント
装置は、色相の異なるインクにより像を受像紙に重ね印
画する際、所望する印画像の色相により各インクに対す
る熱転写エネルギの比率を演算し、その比率に従った熱
転写量によりサーマルヘッドを駆動することでユーザの
要望にあった色相を有した像を受像紙上に重ね印画する
ことができる。
装置は、色相の異なるインクにより像を受像紙に重ね印
画する際、所望する印画像の色相により各インクに対す
る熱転写エネルギの比率を演算し、その比率に従った熱
転写量によりサーマルヘッドを駆動することでユーザの
要望にあった色相を有した像を受像紙上に重ね印画する
ことができる。
【0023】請求項5の発明における熱転写式プリント
装置は、色相の異なるインクにより像を受像紙に重ね印
画する際、印画像の濃度に応じた熱転写量及び印画像の
色相に応じて各インクに対する熱転写エネルギの量及び
比率を演算し、その演算結果に従った熱転写エネルギに
よりサーマルヘッドを駆動することでユーザの要望にあ
った濃度及び色相を有した像を受像紙上に重ね印画する
ことができる。
装置は、色相の異なるインクにより像を受像紙に重ね印
画する際、印画像の濃度に応じた熱転写量及び印画像の
色相に応じて各インクに対する熱転写エネルギの量及び
比率を演算し、その演算結果に従った熱転写エネルギに
よりサーマルヘッドを駆動することでユーザの要望にあ
った濃度及び色相を有した像を受像紙上に重ね印画する
ことができる。
【0024】請求項6の発明における熱転写式プリント
装置は、サーマルヘッドに対する通電量を制御すること
で熱転写量を容易に制御することができる。
装置は、サーマルヘッドに対する通電量を制御すること
で熱転写量を容易に制御することができる。
【0025】請求項7の発明における熱転写式プリント
装置は、サーマルヘッドに対する通電時間を制御するこ
とで熱転写量を精度良く制御することができる。
装置は、サーマルヘッドに対する通電時間を制御するこ
とで熱転写量を精度良く制御することができる。
【0026】
実施例1.以下、この発明の一実施例を図について説明
する。図1は本実施例による熱転写式プリント装置、例
えば昇華型熱転写プリント装置に用いる昇華型熱転写イ
ンクシート(以下、単にインクシートと記載する)の一
例を示す図である。図において、1Aは本実施例におけ
るインクシートの全体である。インクシート1Aはベー
スフィルム2の片面には所定の間隔を有して第1印画時
の黒インク(例えば赤系黒インク)3aと第2印画時の
黒インク(例えば緑系黒インク)3bとが印画面より広
い領域を有して塗布されている。赤系黒インク3aと緑
系黒インク3bはグラビア印刷等で塗布された昇華性染
料であり、それぞれは相反する対称的な色相を有する。
する。図1は本実施例による熱転写式プリント装置、例
えば昇華型熱転写プリント装置に用いる昇華型熱転写イ
ンクシート(以下、単にインクシートと記載する)の一
例を示す図である。図において、1Aは本実施例におけ
るインクシートの全体である。インクシート1Aはベー
スフィルム2の片面には所定の間隔を有して第1印画時
の黒インク(例えば赤系黒インク)3aと第2印画時の
黒インク(例えば緑系黒インク)3bとが印画面より広
い領域を有して塗布されている。赤系黒インク3aと緑
系黒インク3bはグラビア印刷等で塗布された昇華性染
料であり、それぞれは相反する対称的な色相を有する。
【0027】4aは赤系黒インク3aの転写開始位置を
インクセンサ10に認識させるセンサマーク、4bは緑
系黒インク3bの転写開始位置をインクセンサ10に認
識させるセンサマークである。尚、ベースフィルム2上
には赤系黒インク3aと緑系黒インク3bの塗布領域が
交互に複数設けられており、それらインク3a,3bの
転写開始位置を認識させるセンサマーク4a,4bも交
互に複数設けられている。
インクセンサ10に認識させるセンサマーク、4bは緑
系黒インク3bの転写開始位置をインクセンサ10に認
識させるセンサマークである。尚、ベースフィルム2上
には赤系黒インク3aと緑系黒インク3bの塗布領域が
交互に複数設けられており、それらインク3a,3bの
転写開始位置を認識させるセンサマーク4a,4bも交
互に複数設けられている。
【0028】赤系黒インク3aと緑系黒インク3bの選
定は、図2に示すL*a*b*表色系色度図に基づいて
行われる。これは、第1の色相の黒インクをaの色相と
すると、第2の色相の黒インクの色相は中心e(純正の
黒)を挟んだ対称の位置bの色相を選定する。また、第
1の色相の黒インクをcの色相とすると、第2の色相の
黒インクの色相は中心e(純正の黒)を挟んだ対称の位
置dの色相を選定する。
定は、図2に示すL*a*b*表色系色度図に基づいて
行われる。これは、第1の色相の黒インクをaの色相と
すると、第2の色相の黒インクの色相は中心e(純正の
黒)を挟んだ対称の位置bの色相を選定する。また、第
1の色相の黒インクをcの色相とすると、第2の色相の
黒インクの色相は中心e(純正の黒)を挟んだ対称の位
置dの色相を選定する。
【0029】実施例2.図3はカラー印画用のインクシ
ートを示す図であり、1Bは本実施例におけるインクシ
ート本体であり、実施例1に示すインクシート1Aの構
成に加え、ベースフィルム2には所定の間隙をおいてイ
エロー、マゼンタ、シアンの3色のインク3c,3d,
3eを塗布した領域を有している。また、各インク3
c,3d,3e毎に転写開始位置を示すセンサマーク4
c,4d,4eが付されている。
ートを示す図であり、1Bは本実施例におけるインクシ
ート本体であり、実施例1に示すインクシート1Aの構
成に加え、ベースフィルム2には所定の間隙をおいてイ
エロー、マゼンタ、シアンの3色のインク3c,3d,
3eを塗布した領域を有している。また、各インク3
c,3d,3e毎に転写開始位置を示すセンサマーク4
c,4d,4eが付されている。
【0030】イエロー、マゼンタ、シアンの3色のイン
ク3c,3d,3eによって像を受像紙上に熱転写し、
重ね印画を行うと印画像は黒色になるが、この黒色は完
全な純正な黒でないため、一般に所定の色相を有する黒
インクで像を更に重ね印画することで純正の黒に近い印
画像を得ることができる。従って、イエロー、マゼン
タ、シアンの3色のインク3c,3d,3eと所定の色
相を有する黒インクを用いて像を重ね印画することで、
ユーザーが希望する色相と濃度を有した像を受像紙に重
ね印画することができる。
ク3c,3d,3eによって像を受像紙上に熱転写し、
重ね印画を行うと印画像は黒色になるが、この黒色は完
全な純正な黒でないため、一般に所定の色相を有する黒
インクで像を更に重ね印画することで純正の黒に近い印
画像を得ることができる。従って、イエロー、マゼン
タ、シアンの3色のインク3c,3d,3eと所定の色
相を有する黒インクを用いて像を重ね印画することで、
ユーザーが希望する色相と濃度を有した像を受像紙に重
ね印画することができる。
【0031】実施例3.次に、実施例1,2で説明した
インクシート1A,1Bを用いて受像紙7上に印画する
像の濃度及び色相を変化させる方法を図4に示す熱転写
エネルギ特性図に基づいて説明する。この特性図におい
て、横軸は印画像の階調(濃度)データであり、階調数
(i)が1のとき印画濃度が最も低く、階調数(i)が
255のとき印画濃度が最も高いことを示す。
インクシート1A,1Bを用いて受像紙7上に印画する
像の濃度及び色相を変化させる方法を図4に示す熱転写
エネルギ特性図に基づいて説明する。この特性図におい
て、横軸は印画像の階調(濃度)データであり、階調数
(i)が1のとき印画濃度が最も低く、階調数(i)が
255のとき印画濃度が最も高いことを示す。
【0032】また、縦軸は255pは255階調の印画
を行う際にサーマルヘッドに発熱体に与える熱転写エネ
ルギであり、この熱転写エネルギ以上の熱転写エネルギ
を仮に(255p)(1+α)、それ以下の熱転写エネ
ルギを(255p)(1−α)と置く。尚、各式におい
てpは単位階調当たりの熱転写エネルギ、αは定数を示
す。
を行う際にサーマルヘッドに発熱体に与える熱転写エネ
ルギであり、この熱転写エネルギ以上の熱転写エネルギ
を仮に(255p)(1+α)、それ以下の熱転写エネ
ルギを(255p)(1−α)と置く。尚、各式におい
てpは単位階調当たりの熱転写エネルギ、αは定数を示
す。
【0033】ここで通常一般的にi階調の印画像を2回
の印画で実現させる場合を考えると、各々の熱転写エネ
ルギーを下式の如く与えればよいことになる。
の印画で実現させる場合を考えると、各々の熱転写エネ
ルギーを下式の如く与えればよいことになる。
【0034】(i/255×255p)×(1+α)+(i/
255×255p)×(1−α)
255×255p)×(1−α)
【0035】この式は第1項が第1回目の印画時(赤系
黒インク3aによる)に与える熱転写エネルギーを、第
2項が第2回目の印画時(緑系黒インク3bによる)に
与える熱転写エネルギーを示し、αを自由に設定するこ
とで同熱転写エネルギー(第1印画時と第2印画時の熱
転写エネルギーの和)において様々な色相の黒色で成る
印画像を生成することができる。
黒インク3aによる)に与える熱転写エネルギーを、第
2項が第2回目の印画時(緑系黒インク3bによる)に
与える熱転写エネルギーを示し、αを自由に設定するこ
とで同熱転写エネルギー(第1印画時と第2印画時の熱
転写エネルギーの和)において様々な色相の黒色で成る
印画像を生成することができる。
【0036】つまり、印画像の仕上がりは、α=0の時
に純黒、α>0の時に赤系黒、そしてα<0の時に緑系
黒となる。この様に第1印画と第2印画の熱転写エネル
ギーの比率を制御することで様々な色相の黒色を得るこ
とができる。
に純黒、α>0の時に赤系黒、そしてα<0の時に緑系
黒となる。この様に第1印画と第2印画の熱転写エネル
ギーの比率を制御することで様々な色相の黒色を得るこ
とができる。
【0037】実施例4.次に、上記、印画方法を実施す
る熱転写式プリント装置を図について説明する。図5は
本実施例における熱転写式プリント装置の構成を示すブ
ロック図である。図において、11は予め設定されたデ
ータ及び外部から入力したデータに基づいて装置全体を
制御する制御部、12は制御部11に対し、印画時温
度、印画率印画媒体の種類等の印画条件に対応し、後述
印画制御回路に指示する適切なコマンドを生成するため
の情報を保管しておくメモリである。
る熱転写式プリント装置を図について説明する。図5は
本実施例における熱転写式プリント装置の構成を示すブ
ロック図である。図において、11は予め設定されたデ
ータ及び外部から入力したデータに基づいて装置全体を
制御する制御部、12は制御部11に対し、印画時温
度、印画率印画媒体の種類等の印画条件に対応し、後述
印画制御回路に指示する適切なコマンドを生成するため
の情報を保管しておくメモリである。
【0038】13はプリンタ本体に装着され、ユーザー
の指示(例えば所望する印画像の濃度及び色相等)を制
御部11に伝える設定キー、14は受像紙7に印画する
ための像を画像データとして記憶した画像メモリ、15
は印画制御回路であり、この印画制御回路15は制御部
11から入力されたコマンドに従い、画像メモリ14中
のデータを印画するため印画駆動データを生成してサー
マルヘッド8へ出力する。16は各回路へ電力を供給す
る電源部である。
の指示(例えば所望する印画像の濃度及び色相等)を制
御部11に伝える設定キー、14は受像紙7に印画する
ための像を画像データとして記憶した画像メモリ、15
は印画制御回路であり、この印画制御回路15は制御部
11から入力されたコマンドに従い、画像メモリ14中
のデータを印画するため印画駆動データを生成してサー
マルヘッド8へ出力する。16は各回路へ電力を供給す
る電源部である。
【0039】ここで、ユーザーの希望する色相の黒色を
受像紙7上で生成させる場合、ユーザーは設定キー13
より希望する色相及び濃度を決めるデータ(例えば、色
相であれば赤系黒或いは緑系黒を示す文字、記号、そし
て濃度であればLow、Middle、High)を制
御部11に入力させる。その結果、制御部11はユーザ
ーの指示に基づき、予めメモリ12に格納されたアルゴ
リズムで各インク3a,3bに与える熱転写エネルギー
の比率を制御するためのα値を演算する。
受像紙7上で生成させる場合、ユーザーは設定キー13
より希望する色相及び濃度を決めるデータ(例えば、色
相であれば赤系黒或いは緑系黒を示す文字、記号、そし
て濃度であればLow、Middle、High)を制
御部11に入力させる。その結果、制御部11はユーザ
ーの指示に基づき、予めメモリ12に格納されたアルゴ
リズムで各インク3a,3bに与える熱転写エネルギー
の比率を制御するためのα値を演算する。
【0040】制御部11は演算されたα値に基づいてサ
ーマルヘッド8の熱転写エネルギーの増減を行うべきコ
マンドを生成し、印画制御回路15へ出力する。印画制
御回路15は入力されたコマンドに従ってサーマルヘッ
ド8の図示しない発熱体へ加える電力量を制御して熱転
写エネルギーを増減させる。
ーマルヘッド8の熱転写エネルギーの増減を行うべきコ
マンドを生成し、印画制御回路15へ出力する。印画制
御回路15は入力されたコマンドに従ってサーマルヘッ
ド8の図示しない発熱体へ加える電力量を制御して熱転
写エネルギーを増減させる。
【0041】増減の方法として、図6の(a)に示すよ
うに基本パルス信号(基本熱転写エネルギーpとなる)
のレベルを変化させ、発熱体に加える電圧値を増減させ
て熱転写エネルギーを増加(p(1+α))、減少(p
(1−α))させる。
うに基本パルス信号(基本熱転写エネルギーpとなる)
のレベルを変化させ、発熱体に加える電圧値を増減させ
て熱転写エネルギーを増加(p(1+α))、減少(p
(1−α))させる。
【0042】また、図6の(b)に示すように基本パル
ス信号(基本熱転写エネルギーpとなる)のデューティ
を変化させ、発熱体に加える平均電圧値を増減させて熱
転写エネルギーを増加(p(1+α))、減少(p(1
−α))させる。
ス信号(基本熱転写エネルギーpとなる)のデューティ
を変化させ、発熱体に加える平均電圧値を増減させて熱
転写エネルギーを増加(p(1+α))、減少(p(1
−α))させる。
【0043】更に、図6の(c)に示すように単位階調
当たりの熱転写エネルギーを構成する基本パルス信号
(基本熱転写エネルギーpとなる)のパルス数を増減さ
せて発熱体に加えるパルス電圧の通電電圧を増減させ、
熱転写エネルギーを増加(p(1+α))、減少(p
(1−α))させる。
当たりの熱転写エネルギーを構成する基本パルス信号
(基本熱転写エネルギーpとなる)のパルス数を増減さ
せて発熱体に加えるパルス電圧の通電電圧を増減させ、
熱転写エネルギーを増加(p(1+α))、減少(p
(1−α))させる。
【0044】尚、熱転写エネルギーの増減は、単独のコ
マンドに基づき同図の(a)〜(c)に示すような方法
を単独に用いて行う方法と、複数の方法を組合せて行う
方法とがある。
マンドに基づき同図の(a)〜(c)に示すような方法
を単独に用いて行う方法と、複数の方法を組合せて行う
方法とがある。
【0045】基本パルスを操作する具体的な方法として
は、印画制御回路15は電源部16よりDC24Vの電
圧が印加されると、そのDC電圧を制御部11からのコ
マンドに基づいて基本熱転写エネルギーpを発生させる
定電圧定周波数のパルス信号に変調する。
は、印画制御回路15は電源部16よりDC24Vの電
圧が印加されると、そのDC電圧を制御部11からのコ
マンドに基づいて基本熱転写エネルギーpを発生させる
定電圧定周波数のパルス信号に変調する。
【0046】印画制御回路15が制御部11より熱転写
エネルギー増加を指示するコマンドを受けると、印画制
御回路15は例えば図6の(a)のように基本パルス信
号の信号レベルを増加させる。また、熱転写エネルギー
減少を指示するコマンドを受けると、印画制御回路15
は信号レベルを減少させる。
エネルギー増加を指示するコマンドを受けると、印画制
御回路15は例えば図6の(a)のように基本パルス信
号の信号レベルを増加させる。また、熱転写エネルギー
減少を指示するコマンドを受けると、印画制御回路15
は信号レベルを減少させる。
【0047】或は、熱転写エネルギーの増減を指示する
コマンドを受けると、印画制御回路15は同図(b)、
(c)に示すように基本パルス信号のデューティを変化
させたりパルス数を増減する。
コマンドを受けると、印画制御回路15は同図(b)、
(c)に示すように基本パルス信号のデューティを変化
させたりパルス数を増減する。
【0048】次に、制御部11による印画処理の動作を
図7のフローチャートに従って説明する。今、設定キー
13を通して入力されたデータより受像紙7に像を黒イ
ンクで所定の色相で重ね印画することを判定したならば
(ステップS71)、インクセンサ10からの信号より
第1印画を行う赤系黒インクが受像紙の印画面上に配置
されたかを判定する(ステップS72)。そして、判定
されたならば(i/255×255p)×(1+α)に
基づくエネルギー付加率(熱転写エネルギー)X1で印
画を行うように印画制御回路15にコマンドを送る(ス
テップS73)。
図7のフローチャートに従って説明する。今、設定キー
13を通して入力されたデータより受像紙7に像を黒イ
ンクで所定の色相で重ね印画することを判定したならば
(ステップS71)、インクセンサ10からの信号より
第1印画を行う赤系黒インクが受像紙の印画面上に配置
されたかを判定する(ステップS72)。そして、判定
されたならば(i/255×255p)×(1+α)に
基づくエネルギー付加率(熱転写エネルギー)X1で印
画を行うように印画制御回路15にコマンドを送る(ス
テップS73)。
【0049】第1印画が終了したならば、次に受像紙の
印画面上に配置されたベースフィルム上のインクが黒印
画用のインクであることが判定されならば(ステップS
74,S75)、インクセンサ10からの信号よりその
黒インクは第2印画を行うための緑系黒インクであるか
判定する(ステップS76)。そして、判定されたなら
ば(i/255×255p)×(1ーα)に基づくエネ
ルギー付加率(熱転写エネルギー)X2で印画を行うよ
うに印画制御回路15にコマンドを送る(ステップS7
7)。
印画面上に配置されたベースフィルム上のインクが黒印
画用のインクであることが判定されならば(ステップS
74,S75)、インクセンサ10からの信号よりその
黒インクは第2印画を行うための緑系黒インクであるか
判定する(ステップS76)。そして、判定されたなら
ば(i/255×255p)×(1ーα)に基づくエネ
ルギー付加率(熱転写エネルギー)X2で印画を行うよ
うに印画制御回路15にコマンドを送る(ステップS7
7)。
【0050】その後、エネルギー付加率(熱転写エネル
ギー)X2で重ね印画を行う(ステップS74)。第2
印画終了後受像紙7の印画面上に配置されたベースフィ
ルム上のインクが黒印画用のインクでないことが判定さ
れならば(ステップS75)、黒インクによる重ね印画
を終了する。
ギー)X2で重ね印画を行う(ステップS74)。第2
印画終了後受像紙7の印画面上に配置されたベースフィ
ルム上のインクが黒印画用のインクでないことが判定さ
れならば(ステップS75)、黒インクによる重ね印画
を終了する。
【0051】ステップS71において、黒印画でないこ
とが判定されたならばエネルギー付加率を1にして所定
色の印画を実施する(ステップS78,S74)。
とが判定されたならばエネルギー付加率を1にして所定
色の印画を実施する(ステップS78,S74)。
【0052】次に、現在設定されていた黒の色相を変更
するデータが設定キー13より制御部11へ入力された
後の処理を図8のフローチャートに従って説明する。制
御部11では、設定キー13より入力されたデータより
黒色相変更を判定したならば、現在の処理モードを黒色
相変更モードに変える(ステップS81,S82)。
するデータが設定キー13より制御部11へ入力された
後の処理を図8のフローチャートに従って説明する。制
御部11では、設定キー13より入力されたデータより
黒色相変更を判定したならば、現在の処理モードを黒色
相変更モードに変える(ステップS81,S82)。
【0053】ユーザーが色相を例えば赤系黒を所望する
データを入力したならば、制御部11は赤系黒の色相を
得るための第1印画と第2印画の印画(熱転写)エネル
ギの比率を決める第1印画エネルギ付加率x1と第2印
画エネルギ付加率x2を設定する(ステップS83,S
84)。設定された第1印画エネルギ付加率x1と第2
印画エネルギ付加率x2はメモリ12に記憶される(ス
テップS85)。
データを入力したならば、制御部11は赤系黒の色相を
得るための第1印画と第2印画の印画(熱転写)エネル
ギの比率を決める第1印画エネルギ付加率x1と第2印
画エネルギ付加率x2を設定する(ステップS83,S
84)。設定された第1印画エネルギ付加率x1と第2
印画エネルギ付加率x2はメモリ12に記憶される(ス
テップS85)。
【0054】制御部11は設定された第1印画エネルギ
付加率x1と第2印画エネルギ付加率x2に基づき、印画
制御回路15に第1印画と第2印画時に必要とされる発
熱指示コマンドを出力する。
付加率x1と第2印画エネルギ付加率x2に基づき、印画
制御回路15に第1印画と第2印画時に必要とされる発
熱指示コマンドを出力する。
【0055】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、2種類の相反
する対称的色相の色のインクを印画面より広い領域を有
して交互に塗布したインクシートに対して前記各色相の
インク毎に熱転写エネルギを異ならせて印刷用のサーマ
ルヘッドを押圧し、前記インクシート下面の受像紙に前
記熱転写エネルギに応じた量のインクを熱転写させるこ
とで、熱転写エネルギに応じた階調の像を色相を調整し
ながら受像紙に印画することができるという効果があ
る。
する対称的色相の色のインクを印画面より広い領域を有
して交互に塗布したインクシートに対して前記各色相の
インク毎に熱転写エネルギを異ならせて印刷用のサーマ
ルヘッドを押圧し、前記インクシート下面の受像紙に前
記熱転写エネルギに応じた量のインクを熱転写させるこ
とで、熱転写エネルギに応じた階調の像を色相を調整し
ながら受像紙に印画することができるという効果があ
る。
【0056】請求項2の発明によれば、三原色の各イン
クに続いて2種類の相反する対称的色相の色のインクを
印画面より広い領域を有して交互に塗布したインクシー
トに対して前記各インク毎に熱転写エネルギの比率を調
整して印刷用のサーマルヘッドを押圧し、前記インクシ
ート下面の受像紙に前記熱転写エネルギに応じた量のイ
ンクを熱転写させることで、三原色のインクによる重ね
印画像に所定の熱転写エネルギを調整した色相の黒イン
クで像を重ね印画することができるため印画像の色相を
広い範囲で選択できるという効果がある。
クに続いて2種類の相反する対称的色相の色のインクを
印画面より広い領域を有して交互に塗布したインクシー
トに対して前記各インク毎に熱転写エネルギの比率を調
整して印刷用のサーマルヘッドを押圧し、前記インクシ
ート下面の受像紙に前記熱転写エネルギに応じた量のイ
ンクを熱転写させることで、三原色のインクによる重ね
印画像に所定の熱転写エネルギを調整した色相の黒イン
クで像を重ね印画することができるため印画像の色相を
広い範囲で選択できるという効果がある。
【0057】請求項3の発明によれば、色相の異なるイ
ンクをそれぞれ個別に塗布したインクシートよりこのイ
ンクシートの下面に設置された同一の受像紙に対し、前
記各インクを交互に熱転写させるサーマルヘッドと、こ
のサーマルヘッドに対して各インクの熱転写量を演算す
る熱転写量演算手段と、この演算された熱転写量に従っ
て前記サーマルヘッドの発熱量を制御する駆動制御手段
とを備えたので、印画像の階調、即ち濃度を任意に設定
することができるという効果がある。
ンクをそれぞれ個別に塗布したインクシートよりこのイ
ンクシートの下面に設置された同一の受像紙に対し、前
記各インクを交互に熱転写させるサーマルヘッドと、こ
のサーマルヘッドに対して各インクの熱転写量を演算す
る熱転写量演算手段と、この演算された熱転写量に従っ
て前記サーマルヘッドの発熱量を制御する駆動制御手段
とを備えたので、印画像の階調、即ち濃度を任意に設定
することができるという効果がある。
【0058】請求項4の発明によれば、色相の異なるイ
ンクをそれぞれ個別に塗布したインクシートよりこのイ
ンクシートの下面に設置された同一の受像紙に対し、前
記各インクを交互に熱転写させるサーマルヘッドと、前
記受像紙に印画される像の色相の割合を設定する色相設
定手段と、この設定された色相の割合に基づき、各イン
クに対する印画エネルギの比率を演算する比率演算手段
と、この演算されたエネルギ比率に従って前記サーマル
ヘッドの発熱量を制御する駆動制御手段とを備えたの
で、ユーザーの要望にあった色相を有した像を受像紙上
に重ね印画することができるという効果がある。
ンクをそれぞれ個別に塗布したインクシートよりこのイ
ンクシートの下面に設置された同一の受像紙に対し、前
記各インクを交互に熱転写させるサーマルヘッドと、前
記受像紙に印画される像の色相の割合を設定する色相設
定手段と、この設定された色相の割合に基づき、各イン
クに対する印画エネルギの比率を演算する比率演算手段
と、この演算されたエネルギ比率に従って前記サーマル
ヘッドの発熱量を制御する駆動制御手段とを備えたの
で、ユーザーの要望にあった色相を有した像を受像紙上
に重ね印画することができるという効果がある。
【0059】請求項5の発明によれば、色相の異なるイ
ンクをそれぞれ個別に塗布したインクシートよりこのイ
ンクシートの下面に設置された同一の受像紙に対し、前
記各インクを交互に熱転写させるサーマルヘッドと、こ
のサーマルヘッドに対して各インクの熱転写量を演算す
る熱転写量演算手段と、前記受像紙に印画される像の色
相を設定する色相設定手段と、この設定された色相に基
づき、各インクに対する印画エネルギの比率を演算する
比率演算手段と、この演算されたエネルギー比率の熱転
写量に従って前記サーマルヘッドの発熱量を制御する駆
動制御手段とを備えたので、ユーザーの要望にあった濃
度及び色相を有した像を受像紙上に重ね印画することが
できるという効果がある。
ンクをそれぞれ個別に塗布したインクシートよりこのイ
ンクシートの下面に設置された同一の受像紙に対し、前
記各インクを交互に熱転写させるサーマルヘッドと、こ
のサーマルヘッドに対して各インクの熱転写量を演算す
る熱転写量演算手段と、前記受像紙に印画される像の色
相を設定する色相設定手段と、この設定された色相に基
づき、各インクに対する印画エネルギの比率を演算する
比率演算手段と、この演算されたエネルギー比率の熱転
写量に従って前記サーマルヘッドの発熱量を制御する駆
動制御手段とを備えたので、ユーザーの要望にあった濃
度及び色相を有した像を受像紙上に重ね印画することが
できるという効果がある。
【0060】請求項6の発明によれば、請求項3ないし
請求項5のいずれかに記載の熱転写式プリント装置にお
ける駆動制御手段がサーマルヘッドに対する電力量を制
御するようにしたので、熱転写量を容易に制御すること
ができるという効果がある。
請求項5のいずれかに記載の熱転写式プリント装置にお
ける駆動制御手段がサーマルヘッドに対する電力量を制
御するようにしたので、熱転写量を容易に制御すること
ができるという効果がある。
【0061】請求項7の発明によれば、請求項3ないし
請求項5のいずれかに記載の熱転写式プリント装置にお
ける駆動制御手段がサーマルヘッドに対する通電時間を
制御するようにしたので、熱転写量を精度良く制御する
ことができるきめ細かい色相調整ができるという効果が
ある。
請求項5のいずれかに記載の熱転写式プリント装置にお
ける駆動制御手段がサーマルヘッドに対する通電時間を
制御するようにしたので、熱転写量を精度良く制御する
ことができるきめ細かい色相調整ができるという効果が
ある。
【図1】この発明の一実施例に用いる黒インクシートを
示す平面図である。
示す平面図である。
【図2】L*a*b*表色系色度図である。
【図3】この発明の他の実施例に用いるカラーインクシ
ートを示す平面図である。
ートを示す平面図である。
【図4】この発明の一実施例による熱転写エネルギーと
色相の関係を示す図である。
色相の関係を示す図である。
【図5】この発明の他の実施例によるプリンタ装置の構
成図である。
成図である。
【図6】熱転写エネルギーを増減させる基本パルス信号
の波形図である。
の波形図である。
【図7】本実施例によるプリンタ装置の印画動作を説明
するフローチャートである。
するフローチャートである。
【図8】本実施例によるプリンタ装置の色相変更動作を
説明するフローチャートである。
説明するフローチャートである。
【図9】従来のモノクロインクシートを示す平面図であ
る。
る。
【図10】従来の熱転写式プリンタ装置の構成を示す断
面図である。
面図である。
1A〜1B インクシート 2 ベースフィルム 3a 第1色相の黒(赤系黒)インク 3b 第2色相の黒(緑系黒)インク 3c 黄系(イエロ)インク 3d 赤系(マゼンタ)インク 3e 青系(シアン)インク 4a センサーマーク 4b センサーマーク 7 受像紙 8 サーマルヘッド
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 9121−2H B41M 5/26 B
Claims (7)
- 【請求項1】 2種類の相反する対称的色相の色のイン
クを印画面より広い領域を有して交互に塗布したインク
シートに対して前記各色相のインク毎に熱転写エネルギ
の比率を調整して印刷用のサーマルヘッドを押圧し、前
記インクシート下面の受像紙に前記熱転写エネルギに応
じた量のインクを熱転写させることを特徴とする熱転写
式プリント方法。 - 【請求項2】 三原色の各インクに続いて2種類の相反
する対称的色相の色のインクを印画面より広い領域を有
して交互に塗布したインクシートに対して前記各インク
毎に熱転写エネルギの比率を調整して印刷用のサーマル
ヘッドを押圧し、前記インクシート下面の受像紙に前記
熱転写エネルギに応じた量のインクを熱転写させること
を特徴とする熱転写式プリント方法。 - 【請求項3】 色相の異なるインクをそれぞれ個別に塗
布したインクシートよりこのインクシートの下面に設置
された同一の受像紙に対し、前記各インクを交互に熱転
写させるサーマルヘッドと、このサーマルヘッドによる
各インクの熱転写量を演算する熱転写量演算手段と、こ
の演算された熱転写量に従って前記サーマルヘッドの発
熱量を制御する駆動制御手段とを備えたことを特徴とす
る熱転写式プリント装置。 - 【請求項4】 色相の異なるインクをそれぞれ個別に塗
布したインクシートよりこのインクシートの下面に設置
された同一の受像紙に対し、前記各インクを交互に熱転
写させるサーマルヘッドと、前記受像紙に印画される像
の色相を設定する色相設定手段と、この設定された色相
に基づき、各インクに対する熱転写エネルギの比率を演
算する比率演算手段と、この演算されたエネルギ比率に
従って前記サーマルヘッドの発熱量を制御する駆動制御
手段とを備えたことを特徴とする熱転写式プリント装
置。 - 【請求項5】 色相の異なるインクをそれぞれ個別に塗
布したインクシートよりこのインクシートの下面に設置
された同一の受像紙に対し、前記各インクを交互に熱転
写させるサーマルヘッドと、このサーマルヘッドによる
各インクの熱転写量を演算する熱転写量演算手段と、前
記受像紙に印画される像の色相を設定する色相設定手段
と、この設定された色相に基づき、各インクに対する熱
転写エネルギの比率を演算する比率演算手段と、この演
算されたエネルギー比率の熱転写量に従って前記サーマ
ルヘッドの発熱量を制御する駆動制御手段とを備えたこ
とを特徴とする熱転写式プリント装置。 - 【請求項6】 駆動制御手段はサーマルヘッドに対する
電力量を制御することを特徴とする請求項3ないし請求
項5のいずれかに記載の熱転写式プリント装置。 - 【請求項7】 駆動制御手段はサーマルヘッドに対する
通電時間を制御することを特徴とする請求項3ないし請
求項5のいずれかに記載の熱転写式プリント装置。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6012820A JPH07214804A (ja) | 1994-02-04 | 1994-02-04 | 熱転写式プリント方法及び熱転写式プリント装置 |
EP95101437A EP0666683A3 (en) | 1994-02-04 | 1995-02-02 | Heat transfer printing process and device. |
CA 2141835 CA2141835A1 (en) | 1994-02-04 | 1995-02-03 | Thermal transfer printing method and apparatus |
TW84100888A TW300197B (ja) | 1994-02-04 | 1995-02-04 | |
AU11575/95A AU668064B2 (en) | 1994-02-04 | 1995-02-06 | Thermal tranfer printing method and apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6012820A JPH07214804A (ja) | 1994-02-04 | 1994-02-04 | 熱転写式プリント方法及び熱転写式プリント装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07214804A true JPH07214804A (ja) | 1995-08-15 |
Family
ID=11816030
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6012820A Pending JPH07214804A (ja) | 1994-02-04 | 1994-02-04 | 熱転写式プリント方法及び熱転写式プリント装置 |
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Country | Link |
---|---|
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JP (1) | JPH07214804A (ja) |
AU (1) | AU668064B2 (ja) |
CA (1) | CA2141835A1 (ja) |
TW (1) | TW300197B (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6064414A (en) * | 1996-03-15 | 2000-05-16 | Alps Electric Co., Ltd. | Thermal transfer recording method and thermal transfer printer |
US8035670B2 (en) | 2008-02-07 | 2011-10-11 | Sony Corporation | Thermal transfer sheet, thermal transfer sheet set, and image forming method |
Family Cites Families (5)
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---|---|---|---|---|
DE3112871A1 (de) * | 1981-03-31 | 1982-10-14 | Fried. Krupp Gmbh, 4300 Essen | "kammschreiber, insbesondere thermodrucker" |
JPS58161572A (ja) * | 1982-03-19 | 1983-09-26 | Fuji Xerox Co Ltd | 感熱記録装置 |
DE3481834D1 (de) * | 1984-11-23 | 1990-05-10 | Mitsubishi Electric Corp | Waermetransferdruckverfahren und thermischer druckkopf hierfuer. |
JPS61192569A (ja) * | 1985-02-21 | 1986-08-27 | Tokyo Electric Co Ltd | 計量印字装置 |
JPH032055A (ja) * | 1989-05-31 | 1991-01-08 | Victor Co Of Japan Ltd | 熱転写型プリンタの階調制御装置 |
-
1994
- 1994-02-04 JP JP6012820A patent/JPH07214804A/ja active Pending
-
1995
- 1995-02-02 EP EP95101437A patent/EP0666683A3/en not_active Withdrawn
- 1995-02-03 CA CA 2141835 patent/CA2141835A1/en not_active Abandoned
- 1995-02-04 TW TW84100888A patent/TW300197B/zh active
- 1995-02-06 AU AU11575/95A patent/AU668064B2/en not_active Ceased
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US6064414A (en) * | 1996-03-15 | 2000-05-16 | Alps Electric Co., Ltd. | Thermal transfer recording method and thermal transfer printer |
US8035670B2 (en) | 2008-02-07 | 2011-10-11 | Sony Corporation | Thermal transfer sheet, thermal transfer sheet set, and image forming method |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP0666683A2 (en) | 1995-08-09 |
EP0666683A3 (en) | 1995-12-06 |
CA2141835A1 (en) | 1995-08-05 |
AU1157595A (en) | 1995-08-24 |
AU668064B2 (en) | 1996-04-18 |
TW300197B (ja) | 1997-03-11 |
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