JPH05130002A - 無線通信における同報データ伝送方法 - Google Patents
無線通信における同報データ伝送方法Info
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- JPH05130002A JPH05130002A JP28782591A JP28782591A JPH05130002A JP H05130002 A JPH05130002 A JP H05130002A JP 28782591 A JP28782591 A JP 28782591A JP 28782591 A JP28782591 A JP 28782591A JP H05130002 A JPH05130002 A JP H05130002A
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- station
- transmission
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- stations
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 回線品質の悪い受信局が存在しても回線品質
の良い受信局に対しては短時間でデータ伝送を完了させ
得る同報データ伝送方法を提供する。 【構成】 送信局10より複数の受信局20−1〜20
−3に対して同時にデータを伝送する無線通信における
同報データ伝送方法において、同報データの伝送に先立
って、送信局10から複数の受信局20−1〜20−3
までの回線の品質をそれぞれ測定した結果あるいはその
受信性能、所在地等もしくはこれらの両者に基いて複数
の受信局20−1〜20−3を2以上のグループに分割
し、送信局10より複数の受信局20−1〜20−3に
対して、前記グループ毎に同報データの伝送を行い、伝
送が完了したグループ毎に、順次、該グループに属する
受信局と送信局との回線を切断するようになした。
の良い受信局に対しては短時間でデータ伝送を完了させ
得る同報データ伝送方法を提供する。 【構成】 送信局10より複数の受信局20−1〜20
−3に対して同時にデータを伝送する無線通信における
同報データ伝送方法において、同報データの伝送に先立
って、送信局10から複数の受信局20−1〜20−3
までの回線の品質をそれぞれ測定した結果あるいはその
受信性能、所在地等もしくはこれらの両者に基いて複数
の受信局20−1〜20−3を2以上のグループに分割
し、送信局10より複数の受信局20−1〜20−3に
対して、前記グループ毎に同報データの伝送を行い、伝
送が完了したグループ毎に、順次、該グループに属する
受信局と送信局との回線を切断するようになした。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、衛星通信等の無線通信
における同報データ伝送方法に関するものである。
における同報データ伝送方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】衛星通信システムにおいて、通信衛星の
照射エリアの広さを生かした通信サービスの1つに同報
通信がある。
照射エリアの広さを生かした通信サービスの1つに同報
通信がある。
【0003】図2は従来のこの種の同報データ伝送方法
の一例を示すもので、図中、1は通信衛星、2は通信衛
星1の照射エリア、3は送信局、4−1〜4−3は受信
局である。前記構成において、送信局3から通信衛星1
に対して送信データ5をただ1度送信すると、通信衛星
1から複数の受信局4−1〜4−3に対してそれぞれ受
信データ6−1,6−2,6−3(内容は送信データ5
と同一)が送信されることになり、同一データの一斉伝
送、即ち同報がなされることになる。なお、送信データ
5及び受信データ6−1〜6−3は所定のフレーム構成
を有する複数、ここでは3つのデータフレームaからな
り、各データフレームに付した数字(1),(2),(3) はフレ
ーム番号を示す。
の一例を示すもので、図中、1は通信衛星、2は通信衛
星1の照射エリア、3は送信局、4−1〜4−3は受信
局である。前記構成において、送信局3から通信衛星1
に対して送信データ5をただ1度送信すると、通信衛星
1から複数の受信局4−1〜4−3に対してそれぞれ受
信データ6−1,6−2,6−3(内容は送信データ5
と同一)が送信されることになり、同一データの一斉伝
送、即ち同報がなされることになる。なお、送信データ
5及び受信データ6−1〜6−3は所定のフレーム構成
を有する複数、ここでは3つのデータフレームaからな
り、各データフレームに付した数字(1),(2),(3) はフレ
ーム番号を示す。
【0004】ところで、前記システムでは通信衛星1に
よる回線の品質が悪い場合、データ誤りを生じることが
考えられる。このため、より高い伝送品質を得るにはA
RQ(Auto Repeat Request )方式を適用する必要があ
る。
よる回線の品質が悪い場合、データ誤りを生じることが
考えられる。このため、より高い伝送品質を得るにはA
RQ(Auto Repeat Request )方式を適用する必要があ
る。
【0005】図3は図2の通信システムにSR(Select
ive Repeat)−ARQ方式を適用した場合の同報データ
の伝送例を示すもので、図中、7は送信局3から通信衛
星1へ伝送された送信データ、8−1〜8−3は通信衛
星1から受信局4−1〜4−3へ伝送された受信データ
である。なお、受信データ8−1〜8−3中、斜線の入
ったフレームは誤って受信されたデータフレームを示
す。
ive Repeat)−ARQ方式を適用した場合の同報データ
の伝送例を示すもので、図中、7は送信局3から通信衛
星1へ伝送された送信データ、8−1〜8−3は通信衛
星1から受信局4−1〜4−3へ伝送された受信データ
である。なお、受信データ8−1〜8−3中、斜線の入
ったフレームは誤って受信されたデータフレームを示
す。
【0006】SR−ARQ方式は受信局が受信したデー
タフレームのうち、誤りの検出されたフレームだけを再
送要求するARQ方式であり、一対一通信における基本
的なARQ方式の中では最も良い伝送効率を有する。即
ち、フレーム誤り率をPf とし、受信局におけるバッフ
ァ容量を無限大とすれば、その伝送効率は(1−Pf)
になる。
タフレームのうち、誤りの検出されたフレームだけを再
送要求するARQ方式であり、一対一通信における基本
的なARQ方式の中では最も良い伝送効率を有する。即
ち、フレーム誤り率をPf とし、受信局におけるバッフ
ァ容量を無限大とすれば、その伝送効率は(1−Pf)
になる。
【0007】ところが、同報通信にARQ方式を適用す
る場合には、受信局数により実効的なフレーム誤り率が
異なってくる。いま、受信局がn局存在し、全受信局が
等しいフレーム誤り率Pf であるとすると、送信局から
みた実効的なフレーム誤り率(n局のうち、いずれかの
受信局で誤りが生ずる確率)Psは Ps =1−(1−Pf )n となる。なぜなら、同報通信では送信局から送信したフ
レームが全受信局のうちの少なくとも1つの局に誤って
受信されれば、そのフレームを再送しなければならない
からである。即ち、同報通信にARQ方式を適用する場
合には受信局数nの増加と、受信局のフレーム誤り率P
f の劣化とが伝送効率を低下させる要因となる。さらに
また、フレーム誤り率Pf が極端に悪い受信局が1つで
も存在すれば、その受信局の影響により回線品質の良い
他の全ての受信局が伝送効率の低下を招くことになる。
る場合には、受信局数により実効的なフレーム誤り率が
異なってくる。いま、受信局がn局存在し、全受信局が
等しいフレーム誤り率Pf であるとすると、送信局から
みた実効的なフレーム誤り率(n局のうち、いずれかの
受信局で誤りが生ずる確率)Psは Ps =1−(1−Pf )n となる。なぜなら、同報通信では送信局から送信したフ
レームが全受信局のうちの少なくとも1つの局に誤って
受信されれば、そのフレームを再送しなければならない
からである。即ち、同報通信にARQ方式を適用する場
合には受信局数nの増加と、受信局のフレーム誤り率P
f の劣化とが伝送効率を低下させる要因となる。さらに
また、フレーム誤り率Pf が極端に悪い受信局が1つで
も存在すれば、その受信局の影響により回線品質の良い
他の全ての受信局が伝送効率の低下を招くことになる。
【0008】図3の例では受信データ8−3においてフ
レーム番号(1)〜(5)のデータが誤って受信され続
けている、即ち受信局4−3にフレーム番号(1)〜
(5)の全てのデータが誤って受信され続けているた
め、送信データ7中にフレーム番号(1)〜(5)のデ
ータフレームが繰返し送出され続けている。この結果、
受信データ8−1及び8−2においてフレーム番号
(1)〜(5)のデータが正しく受信されている、即ち
受信局4−1及び4−2にはフレーム番号(1)〜
(5)の全てのデータが既に正しく受信されているにも
拘らず、前記受信局4−3が正しく受信できるまで同じ
データを受信し続けることになる。
レーム番号(1)〜(5)のデータが誤って受信され続
けている、即ち受信局4−3にフレーム番号(1)〜
(5)の全てのデータが誤って受信され続けているた
め、送信データ7中にフレーム番号(1)〜(5)のデ
ータフレームが繰返し送出され続けている。この結果、
受信データ8−1及び8−2においてフレーム番号
(1)〜(5)のデータが正しく受信されている、即ち
受信局4−1及び4−2にはフレーム番号(1)〜
(5)の全てのデータが既に正しく受信されているにも
拘らず、前記受信局4−3が正しく受信できるまで同じ
データを受信し続けることになる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】このように同報通信に
ARQ方式をそのまま適用すると、回線品質の悪い受信
局が回線品質の良い受信局の伝送効率を低下させ、特に
回線品質の極端に悪い受信局が一局でも存在すれば、他
の全ての受信局の伝送効率を著しく低下させ、回線品質
の良い受信局までも長時間束縛してしまうという問題点
があった。
ARQ方式をそのまま適用すると、回線品質の悪い受信
局が回線品質の良い受信局の伝送効率を低下させ、特に
回線品質の極端に悪い受信局が一局でも存在すれば、他
の全ての受信局の伝送効率を著しく低下させ、回線品質
の良い受信局までも長時間束縛してしまうという問題点
があった。
【0010】本発明は前述した従来の問題点を解決し、
回線品質の悪い受信局が存在しても回線品質の良い受信
局に対しては短時間でデータ伝送を完了させ、長時間、
無意味に束縛することのない同報データ伝送方法を提供
することを目的とする。
回線品質の悪い受信局が存在しても回線品質の良い受信
局に対しては短時間でデータ伝送を完了させ、長時間、
無意味に束縛することのない同報データ伝送方法を提供
することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明では前記問題点を
解決するため、請求項1として、一の無線局より複数の
他の無線局に対して同時にデータを伝送する無線通信に
おける同報データ伝送方法において、同報データの伝送
に先立って、一の無線局から複数の他の無線局までの回
線の品質をそれぞれ測定し、該測定結果に基いて複数の
他の無線局を2以上のグループに分割し、一の無線局よ
り複数の他の無線局に対して、前記グループ毎に同報デ
ータの伝送を行い、伝送が完了したグループ毎に、順
次、該グループに属する他の無線局と一の無線局との回
線を切断するようになした無線通信における同報データ
伝送方法、また、請求項2として、一の無線局より複数
の他の無線局に対して同時にデータを伝送する無線通信
における同報データ伝送方法において、複数の他の無線
局をその受信性能、所在地等に基いて2以上のグループ
に分割し、一の無線局より複数の他の無線局に対して、
前記グループ毎に同報データの伝送を行い、伝送が完了
したグループ毎に、順次、該グループに属する他の無線
局と一の無線局との回線を切断するようになした無線通
信における同報データ伝送方法、また、請求項3とし
て、一の無線局より複数の他の無線局に対して同時にデ
ータを伝送する無線通信における同報データ伝送方法に
おいて、同報データの伝送に先立って、一の無線局から
複数の他の無線局までの回線の品質をそれぞれ測定し、
該測定結果並びにその受信性能、所在地等に基いて複数
の他の無線局を2以上のグループに分割し、一の無線局
より複数の他の無線局に対して、前記グループ毎に同報
データの伝送を行い、伝送が完了したグループ毎に、順
次、該グループに属する他の無線局と一の無線局との回
線を切断するようになした無線通信における同報データ
伝送方法を提案する。
解決するため、請求項1として、一の無線局より複数の
他の無線局に対して同時にデータを伝送する無線通信に
おける同報データ伝送方法において、同報データの伝送
に先立って、一の無線局から複数の他の無線局までの回
線の品質をそれぞれ測定し、該測定結果に基いて複数の
他の無線局を2以上のグループに分割し、一の無線局よ
り複数の他の無線局に対して、前記グループ毎に同報デ
ータの伝送を行い、伝送が完了したグループ毎に、順
次、該グループに属する他の無線局と一の無線局との回
線を切断するようになした無線通信における同報データ
伝送方法、また、請求項2として、一の無線局より複数
の他の無線局に対して同時にデータを伝送する無線通信
における同報データ伝送方法において、複数の他の無線
局をその受信性能、所在地等に基いて2以上のグループ
に分割し、一の無線局より複数の他の無線局に対して、
前記グループ毎に同報データの伝送を行い、伝送が完了
したグループ毎に、順次、該グループに属する他の無線
局と一の無線局との回線を切断するようになした無線通
信における同報データ伝送方法、また、請求項3とし
て、一の無線局より複数の他の無線局に対して同時にデ
ータを伝送する無線通信における同報データ伝送方法に
おいて、同報データの伝送に先立って、一の無線局から
複数の他の無線局までの回線の品質をそれぞれ測定し、
該測定結果並びにその受信性能、所在地等に基いて複数
の他の無線局を2以上のグループに分割し、一の無線局
より複数の他の無線局に対して、前記グループ毎に同報
データの伝送を行い、伝送が完了したグループ毎に、順
次、該グループに属する他の無線局と一の無線局との回
線を切断するようになした無線通信における同報データ
伝送方法を提案する。
【0012】
【作用】本発明の請求項1によれば、同報データの伝送
に先立って、一の無線局から複数の他の無線局までの回
線の品質がそれぞれ測定され、該測定結果に基いて複数
の他の無線局が2以上のグループに分割され、一の無線
局より複数の他の無線局に対して、前記グループ毎に同
報データの伝送が行われ、伝送が完了したグループ毎
に、順次、該グループに属する他の無線局と一の無線局
との回線が切断される。また、請求項2によれば、複数
の他の無線局がその受信性能、所在地等に基いて2以上
のグループに分割され、一の無線局より複数の他の無線
局に対して、前記グループ毎に同報データの伝送が行わ
れ、伝送が完了したグループ毎に、順次、該グループに
属する他の無線局と一の無線局との回線が切断される。
また、請求項3によれば、同報データの伝送に先立っ
て、一の無線局から複数の他の無線局までの回線の品質
がそれぞれ測定され、該測定結果並びにその受信性能、
所在地等に基いて複数の他の無線局が2以上のグループ
に分割され、一の無線局より複数の他の無線局に対し
て、前記グループ毎に同報データの伝送が行われ、伝送
が完了したグループ毎に、順次、該グループに属する他
の無線局と一の無線局との回線が切断される。
に先立って、一の無線局から複数の他の無線局までの回
線の品質がそれぞれ測定され、該測定結果に基いて複数
の他の無線局が2以上のグループに分割され、一の無線
局より複数の他の無線局に対して、前記グループ毎に同
報データの伝送が行われ、伝送が完了したグループ毎
に、順次、該グループに属する他の無線局と一の無線局
との回線が切断される。また、請求項2によれば、複数
の他の無線局がその受信性能、所在地等に基いて2以上
のグループに分割され、一の無線局より複数の他の無線
局に対して、前記グループ毎に同報データの伝送が行わ
れ、伝送が完了したグループ毎に、順次、該グループに
属する他の無線局と一の無線局との回線が切断される。
また、請求項3によれば、同報データの伝送に先立っ
て、一の無線局から複数の他の無線局までの回線の品質
がそれぞれ測定され、該測定結果並びにその受信性能、
所在地等に基いて複数の他の無線局が2以上のグループ
に分割され、一の無線局より複数の他の無線局に対し
て、前記グループ毎に同報データの伝送が行われ、伝送
が完了したグループ毎に、順次、該グループに属する他
の無線局と一の無線局との回線が切断される。
【0013】
【実施例】図1は本発明の無線通信における同報データ
伝送方法の一実施例を示すもので、図中、1は通信衛
星、2は通信衛星1の照射エリア、10は送信局、20
−1,20−2,20−3は受信局、30は送信デー
タ、40−1,40−2,40−3は受信データであ
る。
伝送方法の一実施例を示すもので、図中、1は通信衛
星、2は通信衛星1の照射エリア、10は送信局、20
−1,20−2,20−3は受信局、30は送信デー
タ、40−1,40−2,40−3は受信データであ
る。
【0014】送信局10は、回線品質測定部11と、グ
ループ分割部12と、データ伝送部13−1及び13−
2と、制御部14とを備えている。回線品質測定部11
は同報データの伝送に先立って、各受信局20−1〜2
0−3までの回線の品質をそれぞれ後述する如くして測
定する。グループ分割部12は前記回線品質測定部11
で求められた測定結果に基いて各受信局20−1〜20
−3を2以上のグループ、ここでは回線品質の良いグル
ープG1と、回線品質の悪いグループG2とに分割す
る。データ伝送部13−1及び13−2はそれぞれグル
ープG1及びG2に属する受信局に対してSR−ARQ
方式によるデータ伝送を独立して実行する。制御部14
は前記各部を制御して回線品質の測定、グループ分割、
同報データ伝送を実行させるとともに、受信局に対する
各種の情報の通知、回線の接続及び切断制御等を行う。
ループ分割部12と、データ伝送部13−1及び13−
2と、制御部14とを備えている。回線品質測定部11
は同報データの伝送に先立って、各受信局20−1〜2
0−3までの回線の品質をそれぞれ後述する如くして測
定する。グループ分割部12は前記回線品質測定部11
で求められた測定結果に基いて各受信局20−1〜20
−3を2以上のグループ、ここでは回線品質の良いグル
ープG1と、回線品質の悪いグループG2とに分割す
る。データ伝送部13−1及び13−2はそれぞれグル
ープG1及びG2に属する受信局に対してSR−ARQ
方式によるデータ伝送を独立して実行する。制御部14
は前記各部を制御して回線品質の測定、グループ分割、
同報データ伝送を実行させるとともに、受信局に対する
各種の情報の通知、回線の接続及び切断制御等を行う。
【0015】受信局20−1〜20−3は、それぞれグ
ループ情報保持部21と、データ抽出部22と、制御部
23とを備えている(但し、図面の都合上、これらは受
信局20−3においてのみ示す。)。グループ情報保持
部21は送信局10より通知されるグループ情報、ここ
ではグループ番号G1又はG2を保持する。データ抽出
部22は受信されるデータ中より該当するグループ対応
のデータのみを抽出する。制御部23は前記各部を制御
してグループ情報保持、データ抽出を実行させるととも
に、送信局に対する各種の応答信号の送出等を行う。
ループ情報保持部21と、データ抽出部22と、制御部
23とを備えている(但し、図面の都合上、これらは受
信局20−3においてのみ示す。)。グループ情報保持
部21は送信局10より通知されるグループ情報、ここ
ではグループ番号G1又はG2を保持する。データ抽出
部22は受信されるデータ中より該当するグループ対応
のデータのみを抽出する。制御部23は前記各部を制御
してグループ情報保持、データ抽出を実行させるととも
に、送信局に対する各種の応答信号の送出等を行う。
【0016】図4は前記システムにおける送信データの
フレーム構成並びに受信局からの応答信号の送信タイミ
ング及びそのフレーム構成の一例を示すものである。図
中、30aは送信データ30の1フレームを示し、ユニ
ークワードa1、制御信号a2 及びデータa3 から構成
されている。また、図中、50−1,50−2,50−
3はそれぞれ受信局20−1,20−2,20−3の応
答信号であり、これらの信号は送信データ30の制御信
号a2 中に設定されて伝送されるタイミング情報に基い
て互いに衝突しないように時分割的に送信される。該応
答信号50−1〜50−3の1フレームはユニークワー
ドb1 、制御信号b2 及びデータb3 から構成され、こ
の応答信号50−1〜50−3は受信局20−1〜20
−3毎の回線品質の測定やARQのための応答信号とし
て使用される。
フレーム構成並びに受信局からの応答信号の送信タイミ
ング及びそのフレーム構成の一例を示すものである。図
中、30aは送信データ30の1フレームを示し、ユニ
ークワードa1、制御信号a2 及びデータa3 から構成
されている。また、図中、50−1,50−2,50−
3はそれぞれ受信局20−1,20−2,20−3の応
答信号であり、これらの信号は送信データ30の制御信
号a2 中に設定されて伝送されるタイミング情報に基い
て互いに衝突しないように時分割的に送信される。該応
答信号50−1〜50−3の1フレームはユニークワー
ドb1 、制御信号b2 及びデータb3 から構成され、こ
の応答信号50−1〜50−3は受信局20−1〜20
−3毎の回線品質の測定やARQのための応答信号とし
て使用される。
【0017】次に、前記システムの動作について説明す
る。
る。
【0018】まず、送信局10の制御部14は送信デー
タ30中の制御信号b2 を用いて回線品質の測定を行う
旨を全受信局に通知する。各受信局20−1〜20−3
は前記通知を受信すると、制御部23により応答信号の
データb3 中に回線品質の測定のためのPNパターンを
設定するとともに、制御信号b2 中に該PNパターンを
伝送中である旨を示す情報を設定して、これを送信す
る。
タ30中の制御信号b2 を用いて回線品質の測定を行う
旨を全受信局に通知する。各受信局20−1〜20−3
は前記通知を受信すると、制御部23により応答信号の
データb3 中に回線品質の測定のためのPNパターンを
設定するとともに、制御信号b2 中に該PNパターンを
伝送中である旨を示す情報を設定して、これを送信す
る。
【0019】送信局10は前記応答信号を受信すると、
回線品質測定部11において該応答信号中のPNパター
ンと、内部で発生したPNパターンとを比較することに
より各受信局20−1〜20−3までの回線品質を測定
する。なお、各受信局20−1〜20−3の識別は応答
信号の制御信号b2 中にそれぞれの局番号を設定するこ
とにより実現可能である。
回線品質測定部11において該応答信号中のPNパター
ンと、内部で発生したPNパターンとを比較することに
より各受信局20−1〜20−3までの回線品質を測定
する。なお、各受信局20−1〜20−3の識別は応答
信号の制御信号b2 中にそれぞれの局番号を設定するこ
とにより実現可能である。
【0020】次に、送信局10はグループ分割部12に
より、前述した回線品質の測定結果に基いて受信局20
−1〜20−3をグループG1及びG2に分割、例えば
受信局20−1,20−2をグループG1に、また、受
信局20−3をグループG2に分割する。さらに、送信
局10の制御部14は前記グループ分けの結果を送信デ
ータ30を用いて、即ち制御信号a2 に受信局の局番号
を、また、データa3にグループ番号を設定して各受信
局20−1〜20−3へ通知する。なお、この通知は充
分な信頼度を保証する必要があるため、複数のフレーム
に亘って連続送信する。各受信局20−1〜20−3は
前記通知を受信すると、対応するグループ番号をグルー
プ情報保持部21にそれぞれ書込む。
より、前述した回線品質の測定結果に基いて受信局20
−1〜20−3をグループG1及びG2に分割、例えば
受信局20−1,20−2をグループG1に、また、受
信局20−3をグループG2に分割する。さらに、送信
局10の制御部14は前記グループ分けの結果を送信デ
ータ30を用いて、即ち制御信号a2 に受信局の局番号
を、また、データa3にグループ番号を設定して各受信
局20−1〜20−3へ通知する。なお、この通知は充
分な信頼度を保証する必要があるため、複数のフレーム
に亘って連続送信する。各受信局20−1〜20−3は
前記通知を受信すると、対応するグループ番号をグルー
プ情報保持部21にそれぞれ書込む。
【0021】その後、送信局10の制御部14は送信デ
ータ30の制御信号a2 を用いて同報データの伝送開始
を全受信局に通知し、該通知を受信した各受信局20−
1〜20−3はデータ伝送待ち状態となる。
ータ30の制御信号a2 を用いて同報データの伝送開始
を全受信局に通知し、該通知を受信した各受信局20−
1〜20−3はデータ伝送待ち状態となる。
【0022】次に、送信局10の制御部14は伝送しよ
うとするデータに対して、データフレーム毎にその制御
信号にグループ番号を付加し、各グループG1及びG2
に対応したデータとなして、データ伝送部13−1及び
13−2に分配する。データ伝送部13−1及び13−
2はそれぞれグループG1及びG2に対応するデータを
1フレーム毎に交互に組合せて送信データ30となし、
これを各受信局20−1〜20−3に送信する。
うとするデータに対して、データフレーム毎にその制御
信号にグループ番号を付加し、各グループG1及びG2
に対応したデータとなして、データ伝送部13−1及び
13−2に分配する。データ伝送部13−1及び13−
2はそれぞれグループG1及びG2に対応するデータを
1フレーム毎に交互に組合せて送信データ30となし、
これを各受信局20−1〜20−3に送信する。
【0023】前記送信データ30は各受信局20−1〜
20−3において、それぞれ受信データ40−1〜40
−3(内容は送信データ30と同一)として受信される
ことになるが、各受信局20−1〜20−3のデータ抽
出部22はそれぞれ受信データ40−1〜40−3から
該当するグループ対応のデータのみ、即ち受信局20−
1,20−2ではグループG1対応のデータフレームの
みを、また、受信局20−3ではグループG2対応のデ
ータフレームのみを抽出し、受信する。また、この際、
正しく受信できないデータフレームがあれば、各受信局
20−1〜20−3の制御部23は応答信号の制御信号
b2 中に局番号又はグループ番号及び再送要求である旨
を示す情報を設定するとともに、データb3中にそのフ
レーム番号を設定して、これを送信する。
20−3において、それぞれ受信データ40−1〜40
−3(内容は送信データ30と同一)として受信される
ことになるが、各受信局20−1〜20−3のデータ抽
出部22はそれぞれ受信データ40−1〜40−3から
該当するグループ対応のデータのみ、即ち受信局20−
1,20−2ではグループG1対応のデータフレームの
みを、また、受信局20−3ではグループG2対応のデ
ータフレームのみを抽出し、受信する。また、この際、
正しく受信できないデータフレームがあれば、各受信局
20−1〜20−3の制御部23は応答信号の制御信号
b2 中に局番号又はグループ番号及び再送要求である旨
を示す情報を設定するとともに、データb3中にそのフ
レーム番号を設定して、これを送信する。
【0024】その後、いずれかのグループにおけるデー
タの伝送が完了したら、送信局10は送信データ30の
制御信号a2 を用いて該当グループに属する受信局に対
して、同報通信の回線の切断を通知する。
タの伝送が完了したら、送信局10は送信データ30の
制御信号a2 を用いて該当グループに属する受信局に対
して、同報通信の回線の切断を通知する。
【0025】なお、送信データ30及び受信データ40
−1〜40−3の各フレームに付された数字(1-1),(2-
1),(1-2),(2-2) 中、前方の数字はグループ番号を、ま
た、後方の数字はフレーム番号をそれぞれ示す。
−1〜40−3の各フレームに付された数字(1-1),(2-
1),(1-2),(2-2) 中、前方の数字はグループ番号を、ま
た、後方の数字はフレーム番号をそれぞれ示す。
【0026】図5は前記システムにおける同報データの
伝送例を示すもので、図中、31は送信データ、41−
1,41−2,41−3は受信データである。なお、受
信データ41−1〜41−3中、斜線の入ったフレーム
は誤って受信されたデータフレームを示す。ここでは受
信データ41−3においてフレーム番号(1)〜(3)
のデータが誤って受信され続けている、即ちグループG
2に属する受信局20−3にフレーム番号(1)〜
(3)の全てのデータが誤って受信され続けているが、
受信データ41−1及び41−2においてフレーム番号
(1)〜(3)のデータが正しく受信されている、即ち
グループG1に属する受信局20−1及び20−2にフ
レーム番号(1)〜(3)の全てのデータが正しく受信
されているため、送信データ31中にグループG1に対
応するフレーム番号(1)〜(3)のデータフレームが
繰返し送出されることはない。この結果、受信局20−
1及び20−2は受信局20−3に対する送信データ、
即ちフレーム番号(1)〜(3)のデータフレームの繰
返しに拘りなく、新たなフレーム番号(4),(5),
……のデータフレームを受信することが可能となる。
伝送例を示すもので、図中、31は送信データ、41−
1,41−2,41−3は受信データである。なお、受
信データ41−1〜41−3中、斜線の入ったフレーム
は誤って受信されたデータフレームを示す。ここでは受
信データ41−3においてフレーム番号(1)〜(3)
のデータが誤って受信され続けている、即ちグループG
2に属する受信局20−3にフレーム番号(1)〜
(3)の全てのデータが誤って受信され続けているが、
受信データ41−1及び41−2においてフレーム番号
(1)〜(3)のデータが正しく受信されている、即ち
グループG1に属する受信局20−1及び20−2にフ
レーム番号(1)〜(3)の全てのデータが正しく受信
されているため、送信データ31中にグループG1に対
応するフレーム番号(1)〜(3)のデータフレームが
繰返し送出されることはない。この結果、受信局20−
1及び20−2は受信局20−3に対する送信データ、
即ちフレーム番号(1)〜(3)のデータフレームの繰
返しに拘りなく、新たなフレーム番号(4),(5),
……のデータフレームを受信することが可能となる。
【0027】なお、前記実施例では回線品質の測定結果
に基いて各受信局をグループ分けしたが、受信局のアン
テナの種類(ヘリカルアンテナか電子追尾アンテナか
等)、所在地(照射エリアの中央か端か、海上にいるか
陸上にいるか等)、受信性能等から予めグループ分けし
ておくこともでき、また、これらと前記測定結果の両者
に基いてグループ分けすることも可能である。
に基いて各受信局をグループ分けしたが、受信局のアン
テナの種類(ヘリカルアンテナか電子追尾アンテナか
等)、所在地(照射エリアの中央か端か、海上にいるか
陸上にいるか等)、受信性能等から予めグループ分けし
ておくこともでき、また、これらと前記測定結果の両者
に基いてグループ分けすることも可能である。
【0028】図6は本発明における同報データの他の伝
送例を示すもので、ここではグループG1に対してSR
−ARQ方式により、また、グループG2に対してSR
−ARQと誤り訂正とを組合せたFEC/ARQ方式に
より、同報データ伝送を行うようになした場合を示す。
即ち、図中、32は送信データ、42−1,42−2,
42−3は受信データであり、受信データ42−1〜4
2−3中、間隔の狭い斜線の入ったフレームは誤って受
信されたデータフレームを、また、間隔の広い斜線の入
ったフレームは誤って受信されたが誤り訂正によって回
復したデータフレームを示す。
送例を示すもので、ここではグループG1に対してSR
−ARQ方式により、また、グループG2に対してSR
−ARQと誤り訂正とを組合せたFEC/ARQ方式に
より、同報データ伝送を行うようになした場合を示す。
即ち、図中、32は送信データ、42−1,42−2,
42−3は受信データであり、受信データ42−1〜4
2−3中、間隔の狭い斜線の入ったフレームは誤って受
信されたデータフレームを、また、間隔の広い斜線の入
ったフレームは誤って受信されたが誤り訂正によって回
復したデータフレームを示す。
【0029】本実施例はグループG1に属する受信局2
0−1,20−2は回線品質が良く、SR−ARQ方式
により伝送効率の高いデータ伝送が可能であるが、グル
ープG2に属する受信局20−3は回線品質が悪く、S
R−ARQ方式では充分な伝送効率が得られないので、
FEC/ARQ方式によりデータ伝送を行うようになし
たものであり、グループG2に属する受信局がグループ
G1に属する受信局に影響を与えずに済むだけでなく、
グループG2に属する受信局に対しても効率の良いデー
タ伝送が可能となる。
0−1,20−2は回線品質が良く、SR−ARQ方式
により伝送効率の高いデータ伝送が可能であるが、グル
ープG2に属する受信局20−3は回線品質が悪く、S
R−ARQ方式では充分な伝送効率が得られないので、
FEC/ARQ方式によりデータ伝送を行うようになし
たものであり、グループG2に属する受信局がグループ
G1に属する受信局に影響を与えずに済むだけでなく、
グループG2に属する受信局に対しても効率の良いデー
タ伝送が可能となる。
【0030】図7は本発明における同報データのさらに
他の伝送例を示すもので、ここではグループG1及びG
2に対してSR−ARQ方式を適用するとともに、デー
タフレームの伝送はグループG1から行い、該グループ
G1に対する伝送が完了してからグループG2に対する
データフレームの伝送を行うようになした場合を示す。
即ち、図中、33は送信データ、43−1,43−2,
43−3は受信データであり、受信データ43−1〜4
3−3中、斜線の入ったフレームは誤って受信されたデ
ータフレームを示す。
他の伝送例を示すもので、ここではグループG1及びG
2に対してSR−ARQ方式を適用するとともに、デー
タフレームの伝送はグループG1から行い、該グループ
G1に対する伝送が完了してからグループG2に対する
データフレームの伝送を行うようになした場合を示す。
即ち、図中、33は送信データ、43−1,43−2,
43−3は受信データであり、受信データ43−1〜4
3−3中、斜線の入ったフレームは誤って受信されたデ
ータフレームを示す。
【0031】本実施例によれば、グループG1に対する
データの伝送中はグループG2に対するデータの伝送が
行われず、また、グループG1に属する受信局は回線品
質が良く、伝送効率の高いデータ伝送が可能であるか
ら、該グループG1に属する受信局20−1,20−2
に対するデータ伝送を、回線品質の悪いグループG2に
属する受信局20−3の影響を受けることなく、極めて
短時間に完了させることができる。
データの伝送中はグループG2に対するデータの伝送が
行われず、また、グループG1に属する受信局は回線品
質が良く、伝送効率の高いデータ伝送が可能であるか
ら、該グループG1に属する受信局20−1,20−2
に対するデータ伝送を、回線品質の悪いグループG2に
属する受信局20−3の影響を受けることなく、極めて
短時間に完了させることができる。
【0032】なお、本発明において、ARQ方式を用い
ることなく、予め各グループ毎にその回線の品質に応じ
て決めた回数だけデータを送信するようになしても良
い。また、これまでの説明では送信局と、受信局とを別
のものとして説明したが、いずれの無線局が送信局とな
るか又は受信局となるかは任意である。
ることなく、予め各グループ毎にその回線の品質に応じ
て決めた回数だけデータを送信するようになしても良
い。また、これまでの説明では送信局と、受信局とを別
のものとして説明したが、いずれの無線局が送信局とな
るか又は受信局となるかは任意である。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように本発明の請求項1に
よれば、一の無線局から複数の他の無線局までの回線の
品質をそれぞれ測定することにより、受信側の複数の他
の無線局を回線品質毎に2以上のグループに分けること
ができ、送信側の一の無線局より受信側の複数の他の無
線局に対して該分割したグループ毎に同報データの伝送
を行うことにより、回線品質の良いグループに属する無
線局が回線品質の悪いグループに属する無線局の影響を
受けることがなく、効率の良いデータ伝送を行うことが
可能となり、また、伝送が完了したグループ毎に、順
次、該グループに属する受信側の無線局と送信側の無線
局との回線を切断することにより、回線品質の良いグル
ープに属する無線局を回線品質の悪いグループに属する
無線局よりも先に同報データの回線から開放させること
ができ、無意味に束縛することなく、他の通信を行うこ
とができる。
よれば、一の無線局から複数の他の無線局までの回線の
品質をそれぞれ測定することにより、受信側の複数の他
の無線局を回線品質毎に2以上のグループに分けること
ができ、送信側の一の無線局より受信側の複数の他の無
線局に対して該分割したグループ毎に同報データの伝送
を行うことにより、回線品質の良いグループに属する無
線局が回線品質の悪いグループに属する無線局の影響を
受けることがなく、効率の良いデータ伝送を行うことが
可能となり、また、伝送が完了したグループ毎に、順
次、該グループに属する受信側の無線局と送信側の無線
局との回線を切断することにより、回線品質の良いグル
ープに属する無線局を回線品質の悪いグループに属する
無線局よりも先に同報データの回線から開放させること
ができ、無意味に束縛することなく、他の通信を行うこ
とができる。
【0034】また、本発明の請求項2によれば、同報デ
ータの伝送に先立って一の無線局から複数の他の無線局
までの回線の品質をそれぞれ測定することなく、その受
信性能、所在地等に基いて受信側の複数の他の無線局を
回線品質毎に2以上のグループに分けることができ、そ
の分、工程が簡略化され、各無線局にかかる負担が軽く
なる。
ータの伝送に先立って一の無線局から複数の他の無線局
までの回線の品質をそれぞれ測定することなく、その受
信性能、所在地等に基いて受信側の複数の他の無線局を
回線品質毎に2以上のグループに分けることができ、そ
の分、工程が簡略化され、各無線局にかかる負担が軽く
なる。
【0035】また、本発明の請求項3によれば、一の無
線局から複数の他の無線局までの回線の品質をそれぞれ
測定した結果並びにその受信性能、所在地等に基いて、
受信側の複数の他の無線局を回線品質毎に2以上のグル
ープに分けることができ、より正確なグループ分けを行
うことができる。
線局から複数の他の無線局までの回線の品質をそれぞれ
測定した結果並びにその受信性能、所在地等に基いて、
受信側の複数の他の無線局を回線品質毎に2以上のグル
ープに分けることができ、より正確なグループ分けを行
うことができる。
【図1】本発明の無線通信における同報データ伝送方法
の一実施例を示すシステム構成図
の一実施例を示すシステム構成図
【図2】従来の無線通信における同報データ伝送方法の
一例を示すシステム構成図
一例を示すシステム構成図
【図3】図2のシステムにSR−ARQ方式を適用した
場合の同報データの伝送例を示す説明図
場合の同報データの伝送例を示す説明図
【図4】図1のシステムにおける送信データのフレーム
構成並びに受信局からの応答信号の送信タイミング及び
そのフレーム構成の一例を示す説明図
構成並びに受信局からの応答信号の送信タイミング及び
そのフレーム構成の一例を示す説明図
【図5】図1のシステムにおける同報データの伝送例を
示す説明図
示す説明図
【図6】本発明における同報データの他の伝送例を示す
説明図
説明図
【図7】本発明における同報データのさらに他の伝送例
を示す説明図
を示す説明図
1…通信衛星、2…照射エリア、10…送信局、11…
回線品質測定部、12…グループ分割部、13−1,1
3−2…データ伝送部、14,23…制御部、20−1
〜20−3…受信局、21…グループ情報保持部、22
…データ抽出部、30,31,32,33…送信デー
タ、40−1〜40−3,41−1〜41−3,42−
1〜42−3,43−1〜43−3…受信データ、50
−1〜50−3…応答信号、a1 ,b1 …ユニークワー
ド、a2 ,b2…制御信号、a3 ,b3 …データ。
回線品質測定部、12…グループ分割部、13−1,1
3−2…データ伝送部、14,23…制御部、20−1
〜20−3…受信局、21…グループ情報保持部、22
…データ抽出部、30,31,32,33…送信デー
タ、40−1〜40−3,41−1〜41−3,42−
1〜42−3,43−1〜43−3…受信データ、50
−1〜50−3…応答信号、a1 ,b1 …ユニークワー
ド、a2 ,b2…制御信号、a3 ,b3 …データ。
Claims (3)
- 【請求項1】 一の無線局より複数の他の無線局に対し
て同時にデータを伝送する無線通信における同報データ
伝送方法において、 同報データの伝送に先立って、一の無線局から複数の他
の無線局までの回線の品質をそれぞれ測定し、 該測定結果に基いて複数の他の無線局を2以上のグルー
プに分割し、 一の無線局より複数の他の無線局に対して、前記グルー
プ毎に同報データの伝送を行い、 伝送が完了したグループ毎に、順次、該グループに属す
る他の無線局と一の無線局との回線を切断するようにな
したことを特徴とする無線通信における同報データ伝送
方法。 - 【請求項2】 一の無線局より複数の他の無線局に対し
て同時にデータを伝送する無線通信における同報データ
伝送方法において、 複数の他の無線局をその受信性能、所在地等に基いて2
以上のグループに分割し、 一の無線局より複数の他の無線局に対して、前記グルー
プ毎に同報データの伝送を行い、 伝送が完了したグループ毎に、順次、該グループに属す
る他の無線局と一の無線局との回線を切断するようにな
したことを特徴とする無線通信における同報データ伝送
方法。 - 【請求項3】 一の無線局より複数の他の無線局に対し
て同時にデータを伝送する無線通信における同報データ
伝送方法において、 同報データの伝送に先立って、一の無線局から複数の他
の無線局までの回線の品質をそれぞれ測定し、 該測定結果並びにその受信性能、所在地等に基いて複数
の他の無線局を2以上のグループに分割し、 一の無線局より複数の他の無線局に対して、前記グルー
プ毎に同報データの伝送を行い、 伝送が完了したグループ毎に、順次、該グループに属す
る他の無線局と一の無線局との回線を切断するようにな
したことを特徴とする無線通信における同報データ伝送
方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28782591A JPH05130002A (ja) | 1991-11-01 | 1991-11-01 | 無線通信における同報データ伝送方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28782591A JPH05130002A (ja) | 1991-11-01 | 1991-11-01 | 無線通信における同報データ伝送方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05130002A true JPH05130002A (ja) | 1993-05-25 |
Family
ID=17722254
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28782591A Pending JPH05130002A (ja) | 1991-11-01 | 1991-11-01 | 無線通信における同報データ伝送方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05130002A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2008156034A1 (ja) * | 2007-06-18 | 2008-12-24 | Sharp Kabushiki Kaisha | 移動局、移動通信システム及び通信方法 |
US7532578B2 (en) | 2002-12-06 | 2009-05-12 | Ntt Docomo, Inc. | Communication system, communication method and mobile station |
US7680207B2 (en) | 2002-10-04 | 2010-03-16 | Ntt Docomo, Inc. | Mobile communication system, mobile communication method, and radio station suitably used for the same |
-
1991
- 1991-11-01 JP JP28782591A patent/JPH05130002A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7680207B2 (en) | 2002-10-04 | 2010-03-16 | Ntt Docomo, Inc. | Mobile communication system, mobile communication method, and radio station suitably used for the same |
US7532578B2 (en) | 2002-12-06 | 2009-05-12 | Ntt Docomo, Inc. | Communication system, communication method and mobile station |
WO2008156034A1 (ja) * | 2007-06-18 | 2008-12-24 | Sharp Kabushiki Kaisha | 移動局、移動通信システム及び通信方法 |
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