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JPH0499308A - 固体電解コンデンサ - Google Patents

固体電解コンデンサ

Info

Publication number
JPH0499308A
JPH0499308A JP21681290A JP21681290A JPH0499308A JP H0499308 A JPH0499308 A JP H0499308A JP 21681290 A JP21681290 A JP 21681290A JP 21681290 A JP21681290 A JP 21681290A JP H0499308 A JPH0499308 A JP H0499308A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
anode
cathode
layer
electrolytic capacitor
solid electrolytic
Prior art date
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Granted
Application number
JP21681290A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3104245B2 (ja
Inventor
Setsu Mukono
節 向野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Publication date
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Publication of JPH0499308A publication Critical patent/JPH0499308A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は量体電解コンデンサに関し、特にチップ型固体
電解コンデンサの陽極構造に関する。
〔従来の技術〕
従来、この種の固体電解コンデンサは一般的に第5図の
ように陽極引出し線15が、多孔質焼結体に埋設された
構造を有し、その他に溶接などの手段により多孔質金属
体に接続された構造となっていた。
〔発明が解決しようとする課題〕
上述した従来の固体電解コンデンサは、コンデンサ素子
より突出した陽極引出し線がコンデンサ素子に埋設もし
くは固定されているので、陽極弓出し線に加わる外力が
コンデンサ素子内部に大きな応力をかけやすく、この応
力により酸化被膜が損傷し、コンデンサ漏れ電流の増加
、または短絡故障が起こりやすく、これを解決すること
が課題であった。
また、陽極引出し線がコンデンサ素子より突出している
ため、陽極構造のための空間が必要となり、コンデンサ
の体積効率が悪くなるため陽極構造を変更してコンデン
サの体積効率をよくすることが課題であった。
本発明の目的は、従来の陽極引出し線に加わる外力がコ
ンデンサ素子内部に大きな応力をかけることによる漏れ
電力増加や短絡故障の発生を低減でき、かつ陽極引出し
線のコンデンサ素子からの突出をなくすことができ、体
積効率を高めることができる固体電解コンデンサを提供
することにある6 〔課題を解決するための手段〕 本発明の固体電解コンデンサは、多孔質焼結体の表面の
一部に表面に沿って接合された金属片を有していること
を特徴として構成される。
1j実施例〕 次に本発明について図面を参照して説明する。
第1図は本発明の一実施例のチップタンタル固体電解コ
ンデンサの断面図である。陽極はんだ層6は下地めっき
層5、陽極板4を通してコンデンサ素子1の陽極である
多孔質焼結体と電気的に接続しており、陽極外部端子と
しての機能を持っている。また陰極はんだ層7は陰極層
3、カーボン層2を通してコンデンサ素子1の陰極であ
る二酸化マンガンと電気的に接続しており、陰極外部端
子としての機能をもっている。
以下に製造工程を順を追って説明する。第2図(a>、
(b)は本実施例の製造工程におけるチップタンタル固
体電解コンデンサの断面図である。弁作用金属であるタ
ンタルの粉末と共にタンタルの箔(厚さ100μm)を
プレス成型することにより、表面の一部タンタル箔が圧
着された1、5X2.3X2.4mm’の多孔質金属体
を成型した。前記の多孔質金属体を真空中にて1600
°C前後で焼結し、多孔質焼結体つと、これに接合した
陽極板4を得る。
次に陽極板4の表面にタンタルから成る酸化被膜形成用
陽極リード10を導電性接着剤14を用いて接続し、さ
らに接続部分を中心に絶縁性樹脂11を塗布し、熱硬化
させ、陽極板4の表面の一部分を封止する(第2図a)
。本実施例では、導電性着剤14には、銀粉にバインダ
ーとして芳香族ポリエーテルアミドを加えたもの、絶縁
性樹脂11には、芳香族ポリエーテルアミドのみを用い
ている。絶縁性樹脂は、導電性接着剤14の表面を封止
すること、及び酸化被膜形成用陽極リード10と多孔質
焼結体9の固着強度を増すことを目的に用いられる。導
電性接着剤および絶縁性樹脂に用いる芳香族ポリエーテ
ルアミドは180″C30分程度で熱硬化する。導電性
接着剤14および絶縁性樹脂11は本実施例の用途に耐
えるものであれば、上記の物質以外でも使用可能である
多孔質焼結体9およびこれに接合した陽極板4をリン酸
水溶液中で酸化被膜形成用陽極リード10を通して電圧
を印加し、電気化学的な処理により、表面に酸化被膜を
形成する。この際、絶縁性樹脂11にて封止された陽極
板4の表面上には酸化被膜は形成されない。次いで、多
孔質焼結体9に陰極となる二酸化マンガン層を形成しコ
ンデンサ素子1を得る。
コンデンサ素子1の表面に、カーホン層2.陰極層3を
形成し、コンデンサ素子1の両端をマスキングした状態
での粉体静電塗装により外装樹脂8を形成する。次いで
、ジエチレングリコールジメチルエーテルを溶剤に用い
て導電性接着剤14と絶縁性樹脂11を溶解させ、陽極
板4の表面から酸化被膜形成用陽極リード10を除去す
る(第2図b)。陽極板4の表面は、酸化被膜に覆われ
ていないタンタル金属面が露出している。タンタルの多
孔質金属体および陽極板4は、その表面のうち前記のタ
ンタル金属面を除いてすべて酸化被膜で覆われており、
陰極である二酸化マンガンから絶縁されている。
前記のタンタル金属面上に、はんだ濡れ性をよくするた
めに下地めっき層5を形成する。また、陽極はんだ層6
.陰極はんだ層7を形成するために外装樹脂8の一部分
に、メツキ触媒付与剤を塗布する。メツキ触媒付与剤を
塗布することで、元来はんだが付着しない外装樹脂8の
表面に、はんだを付着させることが可能となる。次いで
、全体を溶融したはんだに浸せきし、陽極はんだ層6お
よび陰極はんだ層7を形成し、完成品を得ることができ
た。
第3図は本発明の他の実施例の断面図である。
この実施例では、陽極板4.下地めっき層5及び陽極は
んだ端子6の位置が陰極はんだ端子7とコンデンサの同
一面上にあるため、ワイヤボンディングを含む様々な表
面実装技術に対応ができる。
本実施例では陽極構造、陰極構造の素子上の位置関係が
第1の実施例と異なるだけで、製造工程は第1の実施例
と同じである。なお本発明では陽極はんだ端子6及陰極
はんだ端子7は、コンデンサ表面の任意の位置に形成す
ることが可能である。
第4図は本発明の第3の実施例の断面図である。陽極外
部端子12は導電性接着剤14により、下地めっき層5
を通し陽極板4に電気的に接続されている。陰極外部端
子13は導電性接着剤14により陰極層3に電気的に接
続されている。
本実施例の製造工程は陰極層3の形成までは第1の実施
例と同じであるが、陽極板4に陽極外部端子12を、陰
極層3に陰極外部端子13をそれぞれ導電性接着剤14
で接着し、外装樹脂8を形成した後陽極外部端子12.
陰極外部端子13を外装樹脂8の表面に沿うように成形
するという工程をたどる。本実施例では、陽極外部端子
12に加わった外力が導電性接着剤14を通して陽極板
4に分散されるため、コンデンサ素子1に過大な応力が
かからず、酸化被膜が損傷しにくいため、主に実装時に
おいて、陽極外部端子12および陰極外部端子13に加
わる外力による漏れ電流の増加や短絡故障の発生が低減
できる利点がある。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明はコンデンサ素子からの陽極
引出しに陽極板を用いることにより、漏れ電流の増加や
短絡故障へ発生を低減でき、かつ従来の固体電解コンデ
ンサにあった陽極引出し線のコンデンサ素子からの突出
がなくなり、固体電解コンデンサの体積効率が高まると
いう効果がある。
/ 7すEht−Jcl二看
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の断面図、第2図(a>、、
(b)は第1図の実施例の製造工程を説明するための断
面図、第3図は本発明の他の実施例の断面図、第4図は
本発明の第3の実施例の断面図、第5図は従来の固体電
解コンデンサの一例の断面図である。 1・・・コンデンサ素子、2・・・カーボン層、3・・
・陰極層、4・・・陽極板、5・・・地下めっき層、6
・・・陽極はんだ端子、7・・・陰極はんだ端子、8・
・・外装樹脂、9・・・多孔質焼結体、10・・・酸化
被膜形成用陽極リード、11・・・絶縁性樹脂、12・
・・陽極外部端子、13・・・陰極外部端子、14・・
・導電性接着剤、15・・・陽極引出し線。 8 l胆

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、弁作用金属体から成る多孔質焼結体に、酸化被膜を
    生成し、該酸化被膜上に半導体層等を形成することによ
    って製造される固体電解コンデンサにおいて、多孔質焼
    結体の表面の一部に表面に沿って接合した金属片を有す
    ることを特徴とする固体電解コンデンサ。 2、前記金属片が弁作用金属であることを特徴とする請
    求項1記載の固体電解コンデンサ。 3、前記金属片が弁作用金属の箔であることを特徴とす
    る請求項1記載の固体電解コンデンサ。 4、前記金属片を陽極板として陽極引出し端子を形成す
    ると共に同一面に陰極引出し端子を形成したことを特徴
    とする請求項1記載の固体電解コンデンサ。 5、陽極外部端子が前記金属片に導電性接着剤により接
    続されていることを特徴とする請求項1記載の固体電解
    コンデンサ。
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