JPH0493462A - 防音床構造 - Google Patents
防音床構造Info
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- JPH0493462A JPH0493462A JP21063890A JP21063890A JPH0493462A JP H0493462 A JPH0493462 A JP H0493462A JP 21063890 A JP21063890 A JP 21063890A JP 21063890 A JP21063890 A JP 21063890A JP H0493462 A JPH0493462 A JP H0493462A
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Landscapes
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、コンクリートスラブ等の床基盤上に吸音性
を有する弾性体を直接敷設した防音床構造に関するもの
である。
を有する弾性体を直接敷設した防音床構造に関するもの
である。
コンクリートスラブ等の床基盤に仕上材を直接貼付けた
Wi造の床構造が各種開発されている。この床構造にあ
っては、仕上材として例えば木質系や合成樹脂系の比較
的硬質な材料のものを使用すると、生活騒音、特にマン
ション等の集合住宅では階上で物を落としたとき等に発
生する衝撃音が階下へ固体音として伝播し、大きな騒音
をもたらす等、住宅環境の悪化が大きな問題となってい
る。
Wi造の床構造が各種開発されている。この床構造にあ
っては、仕上材として例えば木質系や合成樹脂系の比較
的硬質な材料のものを使用すると、生活騒音、特にマン
ション等の集合住宅では階上で物を落としたとき等に発
生する衝撃音が階下へ固体音として伝播し、大きな騒音
をもたらす等、住宅環境の悪化が大きな問題となってい
る。
そこで、その衝撃音を効果的に吸収する防音手段として
各種弾性体が開発され使用されている。
各種弾性体が開発され使用されている。
ところが、このような弾性体を床基盤上に敷設すると、
例えば仕上材として比較的硬質の木質系のものを使用し
ても、床に立ったときに体重をかけた部分が若干撓んだ
り僅かに沈み込む等床の柔らかさが却って気になり、木
質系本来の硬さを損なう結果となっている。しかも、そ
の弾性体として、グラスウール等の多孔質繊維板を使用
した場合には、床下に溜る湿気により、グラスウール等
が加水分解をおこす等して緩衝性が低下するとともに、
クリープ等をおこし床の沈み等が発生する虞れがある。
例えば仕上材として比較的硬質の木質系のものを使用し
ても、床に立ったときに体重をかけた部分が若干撓んだ
り僅かに沈み込む等床の柔らかさが却って気になり、木
質系本来の硬さを損なう結果となっている。しかも、そ
の弾性体として、グラスウール等の多孔質繊維板を使用
した場合には、床下に溜る湿気により、グラスウール等
が加水分解をおこす等して緩衝性が低下するとともに、
クリープ等をおこし床の沈み等が発生する虞れがある。
また、このような防音手段の1つとして、乾式浮床工法
が知られている。この乾式浮床工法は、高防音性能とと
もに木質系本来の硬さを生かすことができ、その点では
好都合なものであるが、構造上床の高さに一定の制約が
あり(例えば60m。
が知られている。この乾式浮床工法は、高防音性能とと
もに木質系本来の硬さを生かすことができ、その点では
好都合なものであるが、構造上床の高さに一定の制約が
あり(例えば60m。
以下は不可)、マンション等の高層住宅には不向きであ
る。
る。
そこで、この発明は、上記した従来の事情に鑑み、床面
に対し一定の硬さ、例えば木質法本来の硬さを確保する
ことができるとともに、防音性に優れ、しかも床の高さ
に一定の制限がない防音床構造を提供することを目的と
するものである。
に対し一定の硬さ、例えば木質法本来の硬さを確保する
ことができるとともに、防音性に優れ、しかも床の高さ
に一定の制限がない防音床構造を提供することを目的と
するものである。
また、この発明は、湿気等に起因する衝撃性の低下を防
止するとともにクリープ等をおこして床に沈みが発生す
るのを防止することができる防音床構造を提供すること
を目的とするものである。
止するとともにクリープ等をおこして床に沈みが発生す
るのを防止することができる防音床構造を提供すること
を目的とするものである。
即ち、この請求項1に係る発明は、床基盤上に吸音性の
弾性体を配設するとともに、この弾性体上に仕上材を貼
合せた防音床構造において、前記弾性体と仕上材との間
に、前記弾性体よりも比重が大であって、かつ、制振性
を有する質量体を配設したものである。
弾性体を配設するとともに、この弾性体上に仕上材を貼
合せた防音床構造において、前記弾性体と仕上材との間
に、前記弾性体よりも比重が大であって、かつ、制振性
を有する質量体を配設したものである。
また、この発明に係る請求項2の防音床構造は、質量体
が、少なくとも比重1.5以上であって、かつ、重量1
0kg/m’以上であることを特徴とするものである。
が、少なくとも比重1.5以上であって、かつ、重量1
0kg/m’以上であることを特徴とするものである。
また、この発明に係る請求項3の防音床構造は、弾性体
の内部又は質量体の内部若しくは前記弾性体と質量体と
の間に、その弾性体内部から吐出される空気を床上方下
方、側面に逃がす通気手段を設けたものである。
の内部又は質量体の内部若しくは前記弾性体と質量体と
の間に、その弾性体内部から吐出される空気を床上方下
方、側面に逃がす通気手段を設けたものである。
この発明の請求項1に係る防音床構造は、吸音効果が大
きいが、その反面床面歩行時に床の撓みをもたらす虞れ
がある弾性体に対し、その上部に質量体を配設すること
により、床面に対して一定の硬さを確保しつつ、同時に
高防音性能を発揮することができ、しかも乾式浮床工法
のような床基盤からの最低高に大きな制約が課せられる
ことがない。
きいが、その反面床面歩行時に床の撓みをもたらす虞れ
がある弾性体に対し、その上部に質量体を配設すること
により、床面に対して一定の硬さを確保しつつ、同時に
高防音性能を発揮することができ、しかも乾式浮床工法
のような床基盤からの最低高に大きな制約が課せられる
ことがない。
また、この発明の請求項3に係る防音床構造は、通気手
段によって弾性体内の空気を床上側又は側面若しくは床
下側に逃がすことができ、換言すればその弾性体内に湿
気が多く混在していてもその湿気を床上側又は側面若し
くは床下側に逃がすことができ、これによって湿気に起
因する弾性体の劣化や床の沈みが防止できる。しかも、
その通気手段によって床下側と弾性体との間に空気の流
通が図られたものにあっては、床下内に閉じ込められた
空気がもたらす、所謂空気バネの作用により緩衝性が低
下する現象も同時に防止できる。
段によって弾性体内の空気を床上側又は側面若しくは床
下側に逃がすことができ、換言すればその弾性体内に湿
気が多く混在していてもその湿気を床上側又は側面若し
くは床下側に逃がすことができ、これによって湿気に起
因する弾性体の劣化や床の沈みが防止できる。しかも、
その通気手段によって床下側と弾性体との間に空気の流
通が図られたものにあっては、床下内に閉じ込められた
空気がもたらす、所謂空気バネの作用により緩衝性が低
下する現象も同時に防止できる。
以下この発明の実施例について添付図面を参照しながら
説明する。
説明する。
第1図及び第2図はこの発明に係る第1実施例の防音床
構造を示すものであり、この防音床B4造は、RC(レ
インフォースト・コンクリート)造マンション等のよう
な集合住宅の床に適用されており、床基盤1と、弾性体
2と、高比重弾性体3と、仕上材4とから構成されてい
る。
構造を示すものであり、この防音床B4造は、RC(レ
インフォースト・コンクリート)造マンション等のよう
な集合住宅の床に適用されており、床基盤1と、弾性体
2と、高比重弾性体3と、仕上材4とから構成されてい
る。
床基盤1は、コンクリートスラブで構成されている。
弾性体2は、高吸音性を有するシート状の弾性材、例え
ばグラスウール等が使用され、床基盤1上に敷設されて
おり、特にこの弾性体2に使用する弾性材としてはその
バネ定数が2X103kg/am ’ m’以下のもの
を使用している。なお、この弾性体としては、この実施
例のもの以外に、例えば発泡ポリエチレンあるいはロッ
クウール(特に連続気泡構造に優れる)、発泡ポリスチ
レン、発泡ウレタン、発泡ゴム等が望ましい。
ばグラスウール等が使用され、床基盤1上に敷設されて
おり、特にこの弾性体2に使用する弾性材としてはその
バネ定数が2X103kg/am ’ m’以下のもの
を使用している。なお、この弾性体としては、この実施
例のもの以外に、例えば発泡ポリエチレンあるいはロッ
クウール(特に連続気泡構造に優れる)、発泡ポリスチ
レン、発泡ウレタン、発泡ゴム等が望ましい。
質量体3は、弾性体2による振動を有効に抑える高制振
側を有しており、特に比重が1.5以上のものであって
、敷設したときの単位平方メートル当りの重量が10k
g以上となるものが使用されており、弾性体2上に敷設
されるようになっている。即ち、この質量体3としては
、バインダとして、アスファルト系、オレフィン系、塩
化ビニル系、アクリル系、シリコン系、ウレタン系若し
くはゴム系を用い、かつ、フィシとして、鉄分、セラミ
ックス系、鉛系、風砕スラブ、シリカ若しくはこれらの
混合物を用いて形成した弾性体が望ましく、鉄、鉛等の
金属であっても良い。金属にあっては制振板とすること
が特に好ましい。
側を有しており、特に比重が1.5以上のものであって
、敷設したときの単位平方メートル当りの重量が10k
g以上となるものが使用されており、弾性体2上に敷設
されるようになっている。即ち、この質量体3としては
、バインダとして、アスファルト系、オレフィン系、塩
化ビニル系、アクリル系、シリコン系、ウレタン系若し
くはゴム系を用い、かつ、フィシとして、鉄分、セラミ
ックス系、鉛系、風砕スラブ、シリカ若しくはこれらの
混合物を用いて形成した弾性体が望ましく、鉄、鉛等の
金属であっても良い。金属にあっては制振板とすること
が特に好ましい。
なお、これら弾性体2及び高比重弾性体3は、予め上下
2層に積層して貼合せ90cm角にパネル化したものが
使用されており、前者をバネ系として構成するとともに
後者を質量として構成したときに、−質点系の共振周波
数が35Hz以下となるようにチューニングされている
。
2層に積層して貼合せ90cm角にパネル化したものが
使用されており、前者をバネ系として構成するとともに
後者を質量として構成したときに、−質点系の共振周波
数が35Hz以下となるようにチューニングされている
。
仕上材4は、一定長の大きさを有する木質系のものを質
量体3上に多数敷きつめた構成となっている。そしてこ
の仕上材4には、局部的な撓みを最小限に抑え木質系材
料として一定の硬度を確保するため、縦横の長さ寸法が
30cmX 180cm程度であって、厚さ8mm以上
で好ましくは12乱以上のものを使用するのが望ましい
。
量体3上に多数敷きつめた構成となっている。そしてこ
の仕上材4には、局部的な撓みを最小限に抑え木質系材
料として一定の硬度を確保するため、縦横の長さ寸法が
30cmX 180cm程度であって、厚さ8mm以上
で好ましくは12乱以上のものを使用するのが望ましい
。
次に、この発明に係る防音床構造の第2実施例について
第3図を参照しながら説明する。
第3図を参照しながら説明する。
この第2実施例の防音床構造は、床基盤1、弾性体2及
び質量体3として先の第1実施例と同様のものが用いら
れているとともに、仕上材としてカーペット5が使用さ
れている。
び質量体3として先の第1実施例と同様のものが用いら
れているとともに、仕上材としてカーペット5が使用さ
れている。
次にこの発明に係る防音床構造の第3実施例について第
4図及び第5図を参照しながら説明する。
4図及び第5図を参照しながら説明する。
この第3実施例の防音床構造は、第1実施例において、
質量体3と仕上材4′との間に床下地連結材6を配設し
た構造となっている。
質量体3と仕上材4′との間に床下地連結材6を配設し
た構造となっている。
床下地連結材6は、床下地を一体化させて床の撓みを最
小限に抑えるためのものであり、板厚2mm以上で好ま
しくは5.5+nm以上の合板、インシュレーションボ
ード、ハードボード、ゴム板、鉛シート、制振剛板、石
コウボード、バーチクルボード若しくは中比重ボード等
が望ましい。そして、この床下地連結材6は、第5図に
示すように弾性体2と質量体3との境界の目地を跨ぐよ
うな状態で配置されており、これによって床の局部的な
沈み込みが防止でき、床面全体に亙り剛性を均一に高め
ることができる。
小限に抑えるためのものであり、板厚2mm以上で好ま
しくは5.5+nm以上の合板、インシュレーションボ
ード、ハードボード、ゴム板、鉛シート、制振剛板、石
コウボード、バーチクルボード若しくは中比重ボード等
が望ましい。そして、この床下地連結材6は、第5図に
示すように弾性体2と質量体3との境界の目地を跨ぐよ
うな状態で配置されており、これによって床の局部的な
沈み込みが防止でき、床面全体に亙り剛性を均一に高め
ることができる。
従って、この第3実施例によれば、第1実施例とは異り
、仕上材4′を構成する集成材としてその縦・横・厚さ
等の各寸法に制約がなく、自由にその大きさが選択でき
るとともに、材質上の制約もない。
、仕上材4′を構成する集成材としてその縦・横・厚さ
等の各寸法に制約がなく、自由にその大きさが選択でき
るとともに、材質上の制約もない。
また、この第3実施例の防音床構造を用いてJIS、A
−1418に準拠して実際に物を床に落下させる実験を
行い、そのときの遮断特性を調べてみたところ、第6図
に示すような結果が得られた。なお、図中工は軽量床衝
撃音遮断性能について、また■は重量床衝撃音遮断性能
について示すものである。
−1418に準拠して実際に物を床に落下させる実験を
行い、そのときの遮断特性を調べてみたところ、第6図
に示すような結果が得られた。なお、図中工は軽量床衝
撃音遮断性能について、また■は重量床衝撃音遮断性能
について示すものである。
このグラフが示すように、この第3実施例の防音床構造
によれば、軽量・重量前れの落下物の衝撃音についても
良好な遮断性能が得られることが判明した。なお、ここ
で、床衝撃音の遮音傳級と生活実感との相関関係につい
て次の表に示す。
によれば、軽量・重量前れの落下物の衝撃音についても
良好な遮断性能が得られることが判明した。なお、ここ
で、床衝撃音の遮音傳級と生活実感との相関関係につい
て次の表に示す。
表
次に、この発明に係る防音床構造の第4実施例について
第7図を参照しながら説明する。
第7図を参照しながら説明する。
この第4実施例の防音床構造は、第4図に示す第3実施
例において、仕上材として第2実施例のものと同様のカ
ーペット5を使用した構成となっている。
例において、仕上材として第2実施例のものと同様のカ
ーペット5を使用した構成となっている。
次に、この発明に係る防音床構造の第5実施例について
第8図を参照しながら説明する。
第8図を参照しながら説明する。
この第5実施例の防音床構造のものは、第5図に示す第
3実施例のものとは異り、質量体3と床下地連結材6と
を上下に2層に貼合せ、所定寸法大に一体化させてパネ
ル化させたものを、弾性体2上に敷設した構成となって
いる。なお、このパネル化させた質量体3と床下地連結
材6の縦横のり法としては、45ctBX 18 Da
m、 30cmX 18Q cm或いは30cmX90
cm程度が望ましい。
3実施例のものとは異り、質量体3と床下地連結材6と
を上下に2層に貼合せ、所定寸法大に一体化させてパネ
ル化させたものを、弾性体2上に敷設した構成となって
いる。なお、このパネル化させた質量体3と床下地連結
材6の縦横のり法としては、45ctBX 18 Da
m、 30cmX 18Q cm或いは30cmX90
cm程度が望ましい。
次に、この発明に係る防音床構造の第6実施例について
第9図を参照しながら説明する。
第9図を参照しながら説明する。
この第6実施例の防音床構造は、第4図に示す第3実施
例や第8図に示す第5実施例と同様の構成のものにおい
て、仕上材4に防音対策を施すた給、各仕上材4の下面
に、例えばアスファルト系、オレフィン系、塩化ビニル
系、アクリル系、シリコン系、ウレタン系若しくはゴム
系の材料によって形成した制振材7を貼り付けたものが
使用されている。
例や第8図に示す第5実施例と同様の構成のものにおい
て、仕上材4に防音対策を施すた給、各仕上材4の下面
に、例えばアスファルト系、オレフィン系、塩化ビニル
系、アクリル系、シリコン系、ウレタン系若しくはゴム
系の材料によって形成した制振材7を貼り付けたものが
使用されている。
次に、この発明に係る防音床構造の第7実施例について
第10図を参照しながら説明する。
第10図を参照しながら説明する。
この第7実施例の防音床構造は、第1実施例と同様の構
成のものにおいて、仕上材4〃が3層構造となっている
。
成のものにおいて、仕上材4〃が3層構造となっている
。
この仕上材4 //は、台板4aと上面板4bとの間に
吸音吸振シー)4cを挟着した構造となっており、吸音
吸振シー)4cには、グラスウール、発泡ポリエチレン
ウール(特に連続気泡構造が優れる)、発泡ポリスチレ
ン、発泡ウレタン、発泡ゴム、アスファルト系、オレフ
ィン系、塩化ビニル系、アクリル系、シリコン系、ウレ
タン系、コム系等の材料によって構成されたものが使用
されている。
吸音吸振シー)4cを挟着した構造となっており、吸音
吸振シー)4cには、グラスウール、発泡ポリエチレン
ウール(特に連続気泡構造が優れる)、発泡ポリスチレ
ン、発泡ウレタン、発泡ゴム、アスファルト系、オレフ
ィン系、塩化ビニル系、アクリル系、シリコン系、ウレ
タン系、コム系等の材料によって構成されたものが使用
されている。
次に、この発明に係る第8実施例の防音床構造について
第11図を参照しながら説明する。
第11図を参照しながら説明する。
この第8実施例の防音床構造は、第1図に示す第1実施
例と同様のものにおいて、質量体3と仕上材4との間に
釦シート8を敷設したものである。
例と同様のものにおいて、質量体3と仕上材4との間に
釦シート8を敷設したものである。
次に、この発明に係る第9実施例の防音床構造について
第12図及び第13図を参照しながら説明する。
第12図及び第13図を参照しながら説明する。
この第9実施例に防音床構造は、床基盤1上に、弾性体
2′、質量体3及び仕上材4を積層配設した構成となっ
ている。
2′、質量体3及び仕上材4を積層配設した構成となっ
ている。
弾性体2′には、一定の弾性力とともに空気流通性を有
するグラスウール等のような多孔質のものが使用されて
いる。そして、この弾性体2′は、上層の質量体3に接
する上部に通気手段として一定幅、例えば100mm程
度の溝(或いはシボ)Sを所定間隔例えば100+nm
程度毎に形成しており、この弾性体2′から吐出される
空気がその溝Sを介して床下周囲へ逃げるような構成と
なっている。
するグラスウール等のような多孔質のものが使用されて
いる。そして、この弾性体2′は、上層の質量体3に接
する上部に通気手段として一定幅、例えば100mm程
度の溝(或いはシボ)Sを所定間隔例えば100+nm
程度毎に形成しており、この弾性体2′から吐出される
空気がその溝Sを介して床下周囲へ逃げるような構成と
なっている。
なお、この弾性体2′及び質量体3は、縦横同一寸法で
あって、所定厚に形成したものを、上下に積層して貼合
せパネル状に一体化して床パ盤1上に敷きつめた構成と
なっている。
あって、所定厚に形成したものを、上下に積層して貼合
せパネル状に一体化して床パ盤1上に敷きつめた構成と
なっている。
この仕上材4は、第13図に示すように、下層側のパネ
ル化された弾性体2′及び質量体3の目地を跨ぐように
してこの仕上材4の目地が重ならないように敷設されて
いる。
ル化された弾性体2′及び質量体3の目地を跨ぐように
してこの仕上材4の目地が重ならないように敷設されて
いる。
従って、この第9実施例の防音床構造によれば、弾性体
2′の空気を溝Sを介して外部にスムースに逃がすこと
ができ、これにより湿度等に起因する弾性体2′の劣化
が有効に防止できる。また、その溝Sを介して弾性体2
′内の空気と床下空気とが自由に流通できるので、床下
密封空気による空気ばねが形成されるおそれがなく、床
衝撃音遮断性能の低下が抑えられる。
2′の空気を溝Sを介して外部にスムースに逃がすこと
ができ、これにより湿度等に起因する弾性体2′の劣化
が有効に防止できる。また、その溝Sを介して弾性体2
′内の空気と床下空気とが自由に流通できるので、床下
密封空気による空気ばねが形成されるおそれがなく、床
衝撃音遮断性能の低下が抑えられる。
なお、この発明の防音床構造としては、例えば第14図
に示すように、満S′を質量体3′の下部に一定幅で、
かつ所定間隔毎に形成したものであってもよい。
に示すように、満S′を質量体3′の下部に一定幅で、
かつ所定間隔毎に形成したものであってもよい。
次に、この発明に係る第10実施例の防音床構造につい
て第15図及び第16図を参照しながら説明する。
て第15図及び第16図を参照しながら説明する。
この第10実施例の防音床構造は、質量体3と仕上材4
″との間に床下地連結板6を配設した構成となっている
。なお1、仕上材4″は、連結板6を敷設することによ
って床下地の剛性増強が図られるので、先の第9実施例
のものとは異なり、使用する材質や寸法が比較的自由に
選択できる。
″との間に床下地連結板6を配設した構成となっている
。なお1、仕上材4″は、連結板6を敷設することによ
って床下地の剛性増強が図られるので、先の第9実施例
のものとは異なり、使用する材質や寸法が比較的自由に
選択できる。
また、この床下地連結板6には、第3実施例と同様のも
のが使用されており、目地が質量体3の目地と重複しな
いようその目地を跨ぐように配設されている。
のが使用されており、目地が質量体3の目地と重複しな
いようその目地を跨ぐように配設されている。
また、この発明の防音床構造としては、例えば第17図
に示すように、溝Sを質量体3′の下部に一定幅で、か
つ所定間隔毎に形成したものであってもよい。なお、こ
の第17閏に示す構成の防音床構造を用いて、JIS、
A−1418に準拠して床に物を実際に落下させる実験
を行い、そのときの遮断特性を調べてみたところ、第1
8図に示すような結果が得られた。ここで、図中1は軽
量床衝撃音遮断性能について、また■は重量床衝撃音遮
断性能について示すものである。
に示すように、溝Sを質量体3′の下部に一定幅で、か
つ所定間隔毎に形成したものであってもよい。なお、こ
の第17閏に示す構成の防音床構造を用いて、JIS、
A−1418に準拠して床に物を実際に落下させる実験
を行い、そのときの遮断特性を調べてみたところ、第1
8図に示すような結果が得られた。ここで、図中1は軽
量床衝撃音遮断性能について、また■は重量床衝撃音遮
断性能について示すものである。
このグラフが示すように、この実施例の防音床構造によ
れば、軽量・重量何れの落下物であっても、その衝撃音
について良好な遮断特性が得られることが判胡した。
れば、軽量・重量何れの落下物であっても、その衝撃音
について良好な遮断特性が得られることが判胡した。
次に、この発明に係る第11実施例の防音床構造につい
て第19図を参照しながら説明する。
て第19図を参照しながら説明する。
この第11実施例の防音床構造は、第9.第10実施例
とは異なり、質量体3と床下地連結板6とを一体化させ
てパネル状に形成したものが使用され、敷きつめられた
構成となっている。
とは異なり、質量体3と床下地連結板6とを一体化させ
てパネル状に形成したものが使用され、敷きつめられた
構成となっている。
この実施例において、その質量体3と床下地連結板とを
一体化したパネル状のものは、縦横の寸法が夫々900
mmX 900ml11戒は900mmX450 mr
n程度が望ましい。また、弾性体2′の溝Sの幅は、そ
の合算値が弾性体2′全体の幅に対し略1/10〜1/
2程度の範囲におさめることが望ましい。
一体化したパネル状のものは、縦横の寸法が夫々900
mmX 900ml11戒は900mmX450 mr
n程度が望ましい。また、弾性体2′の溝Sの幅は、そ
の合算値が弾性体2′全体の幅に対し略1/10〜1/
2程度の範囲におさめることが望ましい。
なお、この発明に係る防音床構造としては、例えば第2
0図に示すように、第10実施例や第11実施例おける
床下地連結板6と仕上材4#′との間に、第6実施例に
使用したのと同様の制振材7を敷設してもよい。また、
第21図に示すように仕上材4′″のかわりに第7実施
例と同様の構成からなる仕上材4′を敷設してもよい。
0図に示すように、第10実施例や第11実施例おける
床下地連結板6と仕上材4#′との間に、第6実施例に
使用したのと同様の制振材7を敷設してもよい。また、
第21図に示すように仕上材4′″のかわりに第7実施
例と同様の構成からなる仕上材4′を敷設してもよい。
また、これらの仕上材としては、木質系の他に、石系や
高分子系の材質のものでもよい。
高分子系の材質のものでもよい。
次に、この発明に係る第12実施例の防音床構造につい
て第22図を参照しながら説明する。
て第22図を参照しながら説明する。
この第12実施例の防音床構造の床下地は、床基盤1の
上部に、弾性体2と、質量体3′とを配設した構成とな
っている。
上部に、弾性体2と、質量体3′とを配設した構成とな
っている。
質量体3′は、通気手段として下面から上面まで貫通す
る一定内径の通気孔Hを所定間隔毎に形成しており、弾
性体2から吐出する空気をその空気孔Hを介して床上に
逃がすようになっている。
る一定内径の通気孔Hを所定間隔毎に形成しており、弾
性体2から吐出する空気をその空気孔Hを介して床上に
逃がすようになっている。
なお、この発明に係る通気手段としては、例えば第23
図に示すように、弾性体2の上部の質量体3との間にデ
ツキプレート9を介装したり、第24図に示すように弾
性体2と質量体3との間に、一定間隔を保持して桟10
を配設し、その桟10と桟10との間を空気が流通する
通気路■としてもよい。また、この通気手段として、例
えば第25図に示すように、弾性体2と質量体3との間
に、高分子あるいは金属等の線材を縦横2方向に等間隔
に配列した網状体を介装し、これによって通気路を形成
した構造であってもよい。
図に示すように、弾性体2の上部の質量体3との間にデ
ツキプレート9を介装したり、第24図に示すように弾
性体2と質量体3との間に、一定間隔を保持して桟10
を配設し、その桟10と桟10との間を空気が流通する
通気路■としてもよい。また、この通気手段として、例
えば第25図に示すように、弾性体2と質量体3との間
に、高分子あるいは金属等の線材を縦横2方向に等間隔
に配列した網状体を介装し、これによって通気路を形成
した構造であってもよい。
次に、この発明に係る第13実施例の防音床構造につい
て、第26図を参照しながら説明する。
て、第26図を参照しながら説明する。
この第13実施例の防音床構造は、図示外の床基盤上に
、質量体3aを上面に貼付けた弾性体12からなる下地
部13と、質量体3bを下面に貼付けた床下地連結材6
と、仕上材4とを配設した構成となっている。
、質量体3aを上面に貼付けた弾性体12からなる下地
部13と、質量体3bを下面に貼付けた床下地連結材6
と、仕上材4とを配設した構成となっている。
弾性体12としては、静的バネ定数が局部荷重100c
fflに対し変形ff1O〜3mmの範囲内で単位平方
センナメートル当り10kg/cm以下であることが望
ましく、この実施例では5kg/cm−cdの静的バネ
定数を有する有機繊維からなる不織布とボリオレフィン
系発泡体とを一体成形させたシート状のもので構成され
ている。なお、この緩衝材としては、この実施例のもの
の他に、例えばゴムやプラスチックフオーム或いは無機
繊維又はこれらの複合体であって、シート状又はボート
状に形成されたものでもよい。
fflに対し変形ff1O〜3mmの範囲内で単位平方
センナメートル当り10kg/cm以下であることが望
ましく、この実施例では5kg/cm−cdの静的バネ
定数を有する有機繊維からなる不織布とボリオレフィン
系発泡体とを一体成形させたシート状のもので構成され
ている。なお、この緩衝材としては、この実施例のもの
の他に、例えばゴムやプラスチックフオーム或いは無機
繊維又はこれらの複合体であって、シート状又はボート
状に形成されたものでもよい。
また、この実施例に係る防音床構造としては、例えば下
地部13aとして、質量体3aを上面に貼付けた弾性体
12の替りに、第27図に示すように弾性体12の上面
に連通体14を貼付けたものを用いてもよく、さらに第
28図に示すように連通体14の一部に空気溜りS′を
形成すれば、弾性体12内部から吐出される空気を逃が
す通気手段として特に好ましい。なお、この連通体14
としては、軽石、セラミックス体、アルミ発泡体等が用
いられている。
地部13aとして、質量体3aを上面に貼付けた弾性体
12の替りに、第27図に示すように弾性体12の上面
に連通体14を貼付けたものを用いてもよく、さらに第
28図に示すように連通体14の一部に空気溜りS′を
形成すれば、弾性体12内部から吐出される空気を逃が
す通気手段として特に好ましい。なお、この連通体14
としては、軽石、セラミックス体、アルミ発泡体等が用
いられている。
また、この実施例に係る防音床構造としては、例えば第
29図に示すように下地部13bとして、弾性体12の
上面に一定間隔を保持して質量体3a′を貼付けた構成
のものを用いてもよい。
29図に示すように下地部13bとして、弾性体12の
上面に一定間隔を保持して質量体3a′を貼付けた構成
のものを用いてもよい。
また、この実施例に係る防音床構造としては、例えば第
30図に示すように下地部13cとして、弾性体12の
内部に長手方向に通気孔H′を形成したり、第31図に
示すように下地部13dとして、下面に溝S′を形成し
た質量体3a’を、通気孔Hを垂直方向に形成した弾性
体12′に貼付けたものでもよい。なお、このff量体
3a’と弾性体12′とは、溝S′と通気孔トIとが一
致するような状態で貼合せるとよい。
30図に示すように下地部13cとして、弾性体12の
内部に長手方向に通気孔H′を形成したり、第31図に
示すように下地部13dとして、下面に溝S′を形成し
た質量体3a’を、通気孔Hを垂直方向に形成した弾性
体12′に貼付けたものでもよい。なお、このff量体
3a’と弾性体12′とは、溝S′と通気孔トIとが一
致するような状態で貼合せるとよい。
また、この実施例に係る防音床構造としては、例えば第
32図に示すように、下地部13eとして、質量体15
を上面に貼付ける弾性体12′が下部に溝S′を形成し
たものでもよい。
32図に示すように、下地部13eとして、質量体15
を上面に貼付ける弾性体12′が下部に溝S′を形成し
たものでもよい。
また、この実施例に係る防音床a造としては、例えば第
33図に示すように、下地部13fとして、縦横所定の
寸法大に形成された弾性体12#′を質量体15に対し
て一定隙間りを保持して貼付けたり、また例えば第34
図に示すように、下地部13gとして、共に縦横一定寸
法人に形成された質量体15′及び弾性体121上下一
体にを貼合せたものを用い、これらを一定間隔りを保持
して′XX鉢体図略)の下面に貼付けてもよい。
33図に示すように、下地部13fとして、縦横所定の
寸法大に形成された弾性体12#′を質量体15に対し
て一定隙間りを保持して貼付けたり、また例えば第34
図に示すように、下地部13gとして、共に縦横一定寸
法人に形成された質量体15′及び弾性体121上下一
体にを貼合せたものを用い、これらを一定間隔りを保持
して′XX鉢体図略)の下面に貼付けてもよい。
以上説明してきたように、この発明の請求項1に係る防
音床構造によれば、吸音効果が大きいが、その反面床面
歩行時にその床面が若干沈み込む虞れがある弾性体に対
し、その上部に質量体を配設しているので、床面に対し
一定の硬さを保持しつつ、同時に防音効果を充分に発揮
することができ、しかも床基盤からの最低高に大きな制
約がなく、高層集合住宅等に好適である。
音床構造によれば、吸音効果が大きいが、その反面床面
歩行時にその床面が若干沈み込む虞れがある弾性体に対
し、その上部に質量体を配設しているので、床面に対し
一定の硬さを保持しつつ、同時に防音効果を充分に発揮
することができ、しかも床基盤からの最低高に大きな制
約がなく、高層集合住宅等に好適である。
また、この発明の請求項3に係る防音床構造は、通気手
段によって弾性体内の空気を床上若しくは床下に逃がす
ことができるので、弾性体内に滞留する湿気により弾性
体の劣化や床の沈みが発生す第1図はこの発明に係る防
音床構造の第1実施例を示す概略断面図、第2図は第1
図に示す防音床構造の破断斜視図、第3図はこの発明に
係る第2実施例を示す概略断面図、第4図はこの発明に
係る第3実施例を示す概略断面図、第5図は第4図に示
す防音床構造の破断斜視図、第6図は第3実施例の防音
床構造における床衝撃音遮断性能を示すグラフ、第7図
はこの発明に係る第4実施例を示す概略断面図、第8図
はこの発明に係る第5実施例を示す破断斜視図、第9図
〜第11図はこの発明に係る第6実施例〜第8実施例を
示す概略断面図、第12図はこの発明に係る第9実施例
を示す概略断面図、第13図はこの発明に係る第9実施
例の破断斜視図、第14図はこの発明に係る第9実施例
の変形例を示す概略断面図、第15図はこの発明に係る
第10実施例を示す概略断面図、第16図は第15図に
示す防音床構造の破断斜視図、第17図は第1Q実施例
の変形例を示す概略断面図、第18図は第17図に示す
防音床構造における床衝撃音遮断特性を示すグラフ、第
19図はこの発明に係る第11実施例を示す破断斜視図
、第20図及び第21図は夫々第11実施例の変形例を
示す概略断面図、第22図はこの発明に係る第12実施
例の防音床構造の床下地を示す概略断面図、第23図及
び第24図は夫々この発明に係る各種通気手段が適用さ
れた床下地を示す概略断面図、第25図はこの発明に係
る通気手段の変形例が適用された床下地を示す破断斜視
図、第26図はこの発明に係る第13実施例の防音床構
造を示す分解断面図、第27図は同実施例における下地
部の変形例を示す概略断面図、第28図は第27図に示
す下地部の作用を示す断面図、第29図〜34図は同実
施例における下地部の他の変形例を示す概略断面図であ
る。
段によって弾性体内の空気を床上若しくは床下に逃がす
ことができるので、弾性体内に滞留する湿気により弾性
体の劣化や床の沈みが発生す第1図はこの発明に係る防
音床構造の第1実施例を示す概略断面図、第2図は第1
図に示す防音床構造の破断斜視図、第3図はこの発明に
係る第2実施例を示す概略断面図、第4図はこの発明に
係る第3実施例を示す概略断面図、第5図は第4図に示
す防音床構造の破断斜視図、第6図は第3実施例の防音
床構造における床衝撃音遮断性能を示すグラフ、第7図
はこの発明に係る第4実施例を示す概略断面図、第8図
はこの発明に係る第5実施例を示す破断斜視図、第9図
〜第11図はこの発明に係る第6実施例〜第8実施例を
示す概略断面図、第12図はこの発明に係る第9実施例
を示す概略断面図、第13図はこの発明に係る第9実施
例の破断斜視図、第14図はこの発明に係る第9実施例
の変形例を示す概略断面図、第15図はこの発明に係る
第10実施例を示す概略断面図、第16図は第15図に
示す防音床構造の破断斜視図、第17図は第1Q実施例
の変形例を示す概略断面図、第18図は第17図に示す
防音床構造における床衝撃音遮断特性を示すグラフ、第
19図はこの発明に係る第11実施例を示す破断斜視図
、第20図及び第21図は夫々第11実施例の変形例を
示す概略断面図、第22図はこの発明に係る第12実施
例の防音床構造の床下地を示す概略断面図、第23図及
び第24図は夫々この発明に係る各種通気手段が適用さ
れた床下地を示す概略断面図、第25図はこの発明に係
る通気手段の変形例が適用された床下地を示す破断斜視
図、第26図はこの発明に係る第13実施例の防音床構
造を示す分解断面図、第27図は同実施例における下地
部の変形例を示す概略断面図、第28図は第27図に示
す下地部の作用を示す断面図、第29図〜34図は同実
施例における下地部の他の変形例を示す概略断面図であ
る。
1・・・床基盤、
2.2′・・・弾性体、
3.3′・・・質量体、
4.4’、4’、4”・・・仕上材、
5・・・仕上材(カーペット)。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、床基盤上に吸音性の弾性体を配設するとともに、こ
の弾性体上に仕上材を配設した防音床構造において、 前記弾性体と仕上材との間に、前記弾性体よりも比重が
大であって、かつ、制振性を有する質量体を配設したこ
とを特徴とする防音床構造。 2、質量体が、少なくとも比重1.5以上であって、か
つ、重量10kg/m^2以上であることを特徴とする
請求項1に記載の防音床構造。 3、弾性体の内部又は質量体の内部若しくは前記弾性体
と質量体との間に、その弾性体内部から吐出される空気
を床の上方若しくは下方或いは側方に逃がす通気手段を
設けたことを特徴とする請求項1又は2に記載の防音床
構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21063890A JPH0493462A (ja) | 1990-08-09 | 1990-08-09 | 防音床構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21063890A JPH0493462A (ja) | 1990-08-09 | 1990-08-09 | 防音床構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0493462A true JPH0493462A (ja) | 1992-03-26 |
Family
ID=16592626
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21063890A Pending JPH0493462A (ja) | 1990-08-09 | 1990-08-09 | 防音床構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0493462A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0738408U (ja) * | 1993-12-21 | 1995-07-14 | 積水化成品工業株式会社 | 床下地材及びそれを用いたコンクリート建築物の床構造 |
JPH10280662A (ja) * | 1997-03-31 | 1998-10-20 | Nippon Sogo Jiyuuseikatsu Kk | 床材および床材の施工方法 |
JP2010203100A (ja) * | 2009-03-02 | 2010-09-16 | Sekisui Chem Co Ltd | 遮音床構造 |
JP2013053637A (ja) * | 2011-08-31 | 2013-03-21 | Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd | 作業車両 |
KR101683055B1 (ko) * | 2015-09-03 | 2016-12-06 | 삼성물산 주식회사 | 충격음 완충부가 구비된 건물 바닥층 및 이를 시공하는 방법 |
-
1990
- 1990-08-09 JP JP21063890A patent/JPH0493462A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0738408U (ja) * | 1993-12-21 | 1995-07-14 | 積水化成品工業株式会社 | 床下地材及びそれを用いたコンクリート建築物の床構造 |
JPH10280662A (ja) * | 1997-03-31 | 1998-10-20 | Nippon Sogo Jiyuuseikatsu Kk | 床材および床材の施工方法 |
JP2010203100A (ja) * | 2009-03-02 | 2010-09-16 | Sekisui Chem Co Ltd | 遮音床構造 |
JP2013053637A (ja) * | 2011-08-31 | 2013-03-21 | Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd | 作業車両 |
KR101683055B1 (ko) * | 2015-09-03 | 2016-12-06 | 삼성물산 주식회사 | 충격음 완충부가 구비된 건물 바닥층 및 이를 시공하는 방법 |
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