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JPH0466544B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0466544B2
JPH0466544B2 JP1068895A JP6889589A JPH0466544B2 JP H0466544 B2 JPH0466544 B2 JP H0466544B2 JP 1068895 A JP1068895 A JP 1068895A JP 6889589 A JP6889589 A JP 6889589A JP H0466544 B2 JPH0466544 B2 JP H0466544B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
propolis
food composition
group
soluble
fatty acid
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1068895A
Other languages
Japanese (ja)
Other versions
JPH02245159A (en
Inventor
Hiroyoshi Hamanaka
Mika Harada
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NIPPON PURO HORISU KK
Original Assignee
NIPPON PURO HORISU KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NIPPON PURO HORISU KK filed Critical NIPPON PURO HORISU KK
Priority to JP1068895A priority Critical patent/JPH02245159A/en
Publication of JPH02245159A publication Critical patent/JPH02245159A/en
Publication of JPH0466544B2 publication Critical patent/JPH0466544B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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  • Coloring Foods And Improving Nutritive Qualities (AREA)
  • Non-Alcoholic Beverages (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】[Detailed description of the invention]

[産業上の利用分野] 本発明は、プロポリス食品組成物およびその製
造方法に関する。 [従来の技術] プロポリスは、ミツバチ等の節足動物により採
集された、ポプラやマツ等の顕花植物が生産する
フラボノイドやフエノールに代表される二次代謝
産物と、節足動物が産するロウや睡液分泌物等と
を含有しており、抗菌性物質、健康増進物質とし
て古くから経験的に知られている。現在、このプ
ロポリスは、ブラジル、アメリカ合衆国、中国、
西欧各国、東欧各国等において、ミツバチの巣よ
り商業的に採取されている。 プロポリスは、そのまま食するにはあまりにも
硬いため、一般には、プロポリスのエチルアルコ
ール抽出によつて得られるエチルアルコール可溶
プロポリス成分を、エチルアルコール溶液のかた
ちで種々の飲食品に添加して食している。 [発明が解決しようとする課題] しかしながら、現在のエチルアルコール溶液型
のプロポリス食品組成物には、次のような問題点
がある。 1 エチルアルコール可溶プロポリス成分は疎水
性であるため、製品を水で稀釈すると、エチル
アルコール可溶プロポリス成分の粒子が凝集
し、粗大化あるいは塊状化して不均一分散す
る。このため、飲用した後の消化・吸収性に難
を生じるとともに、水性飲料中で不溶性となつ
たものが使用容器に付着し、使用容器の洗浄に
手間がかかる。 2 飲用時に、エチルアルコール可溶プロポリス
成分が直接、口腔内粘膜に触れるために、刺激
感が強い。 3 エチルアルコールアレルギーの人には、食品
として不適当である。 したがつて本発明の目的は、上記1)、2)お
よび3)の問題点を解決したプロポリス食品組成
物およびその製造方法を提供することにある。 [課題を解決するための手段] 本発明は、上記目的を達成すべくなされたもの
で、第1の発明のプロポリス食品組成物は、一価
アルコール可溶プロポリス成分、水素結合し得る
複数個のOH基含有媒体およびポリオール・脂肪
酸エステル系界面活性剤を含み、前記プロポリス
成分と前記OH基含有媒体との総量を100重量部
としたときに、前記ポリオール・脂肪酸エステル
系界面活性剤を0.01〜25重量部含有することを特
徴とするものである。 また、第2の発明のプロポリス食品組成物の製
造方法は、上記第1の発明のプロポリス食品組成
物の製造方法であり、プロポリスの一価アルコー
ル抽出液または該一価アルコール抽出液から得ら
れた一価アルコール可溶プロポリス成分を、ポリ
オール・脂肪酸エステル系界面活性剤が均一溶解
もしくは安定分散された、水素結合し得る複数個
のOH基含有媒体中に存在させて、混合攪拌する
工程を含むことを特徴とするものである。 第3の発明のプロポリス食品組成物は、水素結
合し得る複数個のOH基含有媒体に可溶のプロポ
リス成分、前記OH基含有媒体およびポリオー
ル・脂肪酸エステル系界面活性剤を含み、前記プ
ロポリス成分と前記OH基含有媒体との総量を
100重量部としたときに、前記ポリオール・脂肪
酸エステル系界面活性剤を0.01〜25重量部含有す
ることを特徴とするものである。 さらに、第4の発明のプロポリス食品組成物の
製造方法は、上記第3の発明のプロポリス食品組
成物の製造方法であり、ポリオール・脂肪酸エス
テル系界面活性剤が均一溶解もしくは安定分散さ
れた、水素結合し得る複数個のOH基含有媒体中
にプロポリスを存在させて、50℃以上100℃以下
の温度条件で混合攪拌し、前記OH基含有媒体に
可溶のプロポリス成分の溶液と、前記OH基含有
媒体に不溶のプロポリス残渣とを含むプロポリス
食品組成物原液を得る工程と、前記プロポリス食
品組成物原液から前記プロポリス残渣を分離する
ことにより、前記OH基含有媒体に可溶のプロポ
リス成分の溶液を得る工程とを含むことを特徴と
するものである。 まず、第1の発明のプロポリス食品組成物につ
いて説明すると、このプロポリス食品組成物は、
必須成分として、一価アルコール可溶プロポリス
成分、水素結合し得る複数個のOH基含有媒体お
よびポリオール・脂肪酸エステル系界面活性剤を
含むものである。このうち第1の必須成分である
一価アルコール可溶プロポリス成分は、一価アル
コールとしてエチルアルコールが最も代表的であ
るので、エチルアルコール可溶プロポリス成分を
用いるのが好ましい。 このエチルアルコール可溶プロポリス成分は、
従来公知の方法によりエチルアルコールを用いて
プロポリスの可溶成分を抽出し、該可溶成分を含
有するエチルアルコールを不溶成分から分離した
後、エチルアルコールを蒸散除去することにより
得ることができる。また、エチルアルコール可溶
プロポリス成分を含有するエチルアルコール溶液
を原料として用い、プロポリス食品組成物の製造
過程でエチルアルコールを蒸散除去することによ
り、エチルアルコール可溶プロポリス成分を得て
もよい。なお、上例では一価アルコールとしてエ
チルアルコールを用いたが、一価アルコール可溶
プロポリス成分の取得過程あるいは目的とするプ
ロポリス食品組成物の製造過程において蒸散除去
し得るものでれば、メチルアルコール等の他の一
価アルコールも用いることもできる。 また第2の必須成分である水素結合し得る複数
個のOH基含有媒体は、後述する第3の必須成分
であるポリオール・脂肪酸エステル系界面活性剤
を溶解させ、かつそれ自身の会合状態を呈し得る
液体、もしくはそれ自体液体でなくても、プロポ
リス食品組成物の製造過程において前記特性を有
する液体となり得るものである。このようなOH
基含有媒体としては、グリセリン、エチレングリ
コール、ジエチレングリコール、プロピレングリ
コール、ジプロピレングリコール、グリセリンの
アルキレンオキサイド付加物、エチレングリコー
ルのアルキレンオキサイド付加物、プロピレング
リコールのアルキレンオキサイド付加物、グルコ
ノデルタラクトン、D−キシロース、D−ソルビ
ツト液、グルコン酸液、シヨ糖水溶液、水等を代
表例として挙げることができる。 なお第1の発明のプロポリス食品組成物におい
て用いられる前記OH基含有媒体は、1種であつ
ても、また2種以上の混合物であつてもよい。 第3の必須成分であるポリオール・脂肪酸エス
テル系界面活性剤は、前記水素結合し得る複数個
のOH基含有媒体に均一溶解もしくは安定分散し
てミセルをつくり、かつ疎水性の一価アルコール
可溶プロポリス成分をミセル触媒機構によつてそ
の中に取込んで複合安定化させ得るものとする。
このようなポリオール・脂肪酸エステル系界面活
性剤としては、 グリセリン=モノラウラート、グリセリン=
モノパルミタート、グリセリン=モノステアラ
ート、グリセリン=モノオレアート、グリセリ
ン=モノリノラート、グリセリン=モノリシノ
ラート等の、グリセリンの脂肪酸エステル、 ジグリセリン=モノラウラート、ジグリセリ
ン=モノパルミタート、ジグリセリン=モノス
テアラート、ジグリセリン=モノオレアート、
ジグリセリン=モノリノラート、ジグリセリン
=モノリシノラート、テトラグリセリン=モノ
ラウラート、テトラグリセリン=ジラウラー
ト、テトラグリセリン=モノパルミタート、テ
トラグリセリン=ジパルミタート、テトラグリ
セリン=モノステアラート、テトラグリセリン
=ジステアラート、テトラグリセリン=モノオ
レアート、テトラグリセリン=ジオレアート、
テトラグリセリン=モノリノラート、テトラグ
リセリン=ジリノラート、テトラグリセリン=
モノリシノラート、テトラグリセリン=ジリシ
ノラート、テトラグリセリン=モノベヘナー
ト、テトラグリセリン=ジベヘナート、ペンタ
グリセリン=モノラウラート、ペンタグリセリ
ン=ジラウラート、ペンタグリセリン=モノパ
ルミタート、ペンタグリセリン=ジパルミター
ト、ペンタグリセリン=モノステアラート、ペ
ンタグリセリン=ジステアラート、ペンタグリ
セリン=モノオレアート、ペンタグリセリン=
ジオレアート、ペンタグリセリン=モノリノラ
ート、ペンタグリセリン=ジリノラート、ペン
タグリセリン=モノリシノラート、ペンタグリ
セリン=ジリシノラート、ペンタグリセリン=
モノベヘナート、ペンタグリセリン=ジベヘナ
ート、デカグリセリン=モノラウラート、デカ
グリセリン=ジラウラート、デカグリセリン=
トリラウラート、デカグリセリン=モノパルミ
タート、デカグリセリン=ジパルミタート、デ
カグリセリン=トリパルミタート、デカグリセ
リン=モノステアラート、デカグリセリン=ジ
ステアラート、デカグリセリン=トリステアラ
ート、デカグリセリン=モノオレアート、デカ
グリセリン=ジオレート、デカグリセリン=ト
リオレアート、デカグリセリン=モノリノラー
ト、デカグリセリン=ジリノラート、デカグリ
セリン=トリリノラート、デカグリセリン=モ
ノリシノラート、デカグリセリン=ジリシノラ
ート、デカグリセリン=トリリシノラート、デ
カグリセリン=モノベヘナート、デカグリセリ
ン=ジベヘナート、デカグリセリン=トリベヘ
ナート、デカグリセリン=モノイソステアラー
ト、デカグリセリン=セスキイソステアラー
ト、デカグリセリン=ジイソステアラート、デ
カグリセリン=トリイソステアラート、デカグ
リセリン=モノ(12−ヒドロキシ)ステアラー
ト、デカグリセリン=ジ(12−ヒドロキシ)ス
テアラート、デカグリセリン=トリ(12−ヒド
ロキシ)ステアラート等の、ポリグリセリンの
脂肪酸エステル、 プロピレングリコール=モノラウラート、プ
ロピレングリコール=モノパルミタート、プロ
ピレングリコール=モノステアラート、プロピ
レングリコール=モノオレアート、プロピレン
グリコール=モノリノラート、プロピレングリ
コール=モノリシノラート、プロピレングリコ
ール=モノイソステアラート、プロピレングリ
コール=モノ(12−ヒドロキシ)ステアラート
等の、プロピレングリコールの脂肪酸エステ
ル、 ソルビタン=モノラウラート、ソルビタン=
ジラウラート、ソルビタン=モノパルミター
ト、ソルビタン=ジパルミタート、ソルビタン
=モノステアラート、ソルビタン=ジステアラ
ート、ソルビタン=モノオレアート、ソルビタ
ン=ジオレアート、ソルビタン=モノリノラー
ト、ソルビタン=ジリノラート、ソルビタン=
モノリシノラート、ソルビタン=ジリシノラー
ト、ソルビタン=モノベヘナート、ソルビタン
=ジベヘナート、ソルビタン=モノイソステア
ラート、ソルビタン=ジイソステアラート、ソ
ルビタン=モノ(12−ヒドロキシ)ステアラー
ト、ソルビタン=ジ(12−ヒドロキシ)ステア
ラート等の、ソルビタンの脂肪酸エステル、 シヨ糖=モノラウラート、シヨ糖=ジラウラ
ート、シヨ糖=モノパルミタート、シヨ糖=ジ
パルミタート、シヨ糖=モノステアラート、シ
ヨ糖=ジステアラート、シヨ糖=モレオレアー
ト、シヨ糖=ジオレアート、シヨ糖=モノリノ
ラート、シヨ糖=ジリノラート、シヨ糖=モノ
リシノラート、シヨ糖=ジリシノラート、シヨ
糖=モノイソステアラート、シヨ糖=ジイソス
テアラート、シヨ糖=モノ(12−ヒドロキシ)
ステアラート、シヨ糖=ジ(12−ヒドロキシ)
ステアラート等の、シヨ糖の脂肪酸エステル、 大豆油レシチン等のレシチン、 等が挙げられる。 なお第1の発明のプロポリス食品組成物におい
て用いられるポリオール・脂肪酸エステルは、1
種であつても、また2種以上を同時に用いてもよ
い。 第1の発明のプロポリス食品組成物において
は、一価アルコール可溶プロポリス成分と水素結
合し得る複数個のOH基含有媒体との総量に対す
る一価アルコール可溶プロポリス成分の割合は、
1〜50wt%とすることが好ましい。一価アルコ
ール可溶プロポリス成分の割合が1wt%未満で
は、プロポリスが有する抗菌性物質としての作用
や健康増進物質としての作用を活用することが困
難となるため、また50wt%を超えると、ポリオ
ール・脂肪酸エステル系界面活性剤が均一溶解も
しくは安定分散された、水素結合し得る複数個の
OH基含有媒体中に一価アルコール可溶プロポリ
ス成分を安定に存在させて、一価アルコール可溶
プロポリス成分の溶液を得ることが困難となるた
め、ともに実用上好ましくない。一価アルコール
可溶プロポリス成分の特に好ましい割合は、3〜
35wt%である。 さらに、一価アルコール可溶プロポリス成分と
水素結合し得る複数個のOH基含有媒体との総量
を100重量部としたときの、ポリオール・脂肪酸
エステル系界面活性剤の添加量は、0.01〜25重量
部に限定される。その理由は、0.01重量部未満で
は、一価アルコール可溶プロポリス成分の適切な
溶液を得ることができないため、また25重量部を
超えると液晶相を生じ、プロポリス食品組成物の
製造中に不均一なゲル化を生じるため、ともに実
用上好ましくないからである。この界面活性剤の
特に好ましい添加量は、0.05〜5重量部である。 なお、第1の発明のプロポリス食品組成物にお
いては、付属成分として、麦芽糖、ブドウ糖、デ
キストリン、ゼラチン等の増量剤、あるいはソル
ビン酸、デヒドロ酢酸ナトリウム、各種ビタミン
類等の保存安定剤を含有していても一向に差し支
えない。 第1の発明のプロポリス食品組成物は、第2の
発明のプロポリス食品組成物の製造方法に基づい
て、以下に示すようにして得ることができる。 すなわち、まず水素結合し得る複数個のOH基
含有媒体にポリオール・脂肪酸エステル系界面活
性剤を添加し、このOH基含有媒体の温度を、好
ましくは15〜200℃、特に好ましくは15〜100℃と
して十分に混合攪拌し、水素結合し得る複数個の
OH基含有媒体中にポリオール・脂肪酸エステル
系界面活性剤を均一溶解もしくは安定分散させ
る。 次いで、ポリオール・脂肪酸エステル系界面活
性剤が均一溶解もしくは安定分散した、水素結合
し得る複数個のOH基含有媒体に、従来公知の方
法により得られた、プロポリスの一価アルコール
抽出液または該一価アルコール抽出液から得られ
た一価アルコール可溶プロポリス成分を存在させ
て、このOH基含有媒体の温度を、好ましくは15
〜200℃、特に好ましくは15〜100℃として十分に
混合攪拌する。 これより、第1の発明のプロポリス食品組成物
の一形態である、液状のプロポリス食品組成物を
得ることができる。 この後、必要に応じて増量剤や保存剤を加え
て、飴状、水飴状、ゼリー状等のプロポリス食品
組成物としてもよい。 なお、ポリオール・脂肪酸エステル系界面活性
剤が均一溶解もしくは安定分散した、水素結合し
得る複数個のOH基含有媒体に、前記プロポリス
の一価アルコール抽出液を存在させた場合には、
前記OH基含有媒体の温度を、一価アルコールの
沸点以上に高めることにより、容易に一価アルコ
ールを系外に蒸散除去することができる。 次に、第3の発明のプロポリス食品組成物につ
いて説明すると、このプロポリス食品組成物は、
一価アルコール可溶プロポリス成分の代りに水素
結合し得る複数個のOH基含有媒体に可溶のプロ
ポリス成分を含有する点で、前記第1の発明のプ
ロポリス食品組成物と異なり、用いられる他の2
種の必須成分、すなわち水素結合し得る複数個の
OH基含有媒体およびポリオール・脂肪酸エステ
ル系界面活性剤は前記第1の発明のプロポリス食
品組成物の場合と同様である。したがつて、ここ
ではOH基含有媒体に可溶のプロポリス成分につ
いてのみ説明する。 このOH基含有媒体可溶プロポリス成分は、プ
ロポリス片またはプロポリス粉末を、ポリオー
ル・脂肪酸エステル系界面活性剤が均一溶解もし
くは安定分散された、水素結合し得る複数個の
OH基含有媒体中に存在させ、50〜100℃の温度
条件で混合攪拌することにより得ることができ
る。 なお、第3の発明のプロポリス食品組成物にお
いても、付属成分として第1の発明のプロポリス
食品組成物で例示した増量剤や保存安定剤を含有
させることは一向に差し支えない。 第3の発明のプロポリス食品組成物は、第4の
発明のプロポリス食品組成物の製造方法に基づい
て、以下に示すようにして得ることができる。 すなわち、まず第2の発明のプロポリス食品組
成物の製造方法と同様にして、水素結合し得る複
数個のOH基含有媒体中にポリオール・脂肪酸エ
ステル系界面活性剤を均一溶解もしくは安定分散
させる。 次いで、ポリオール・脂肪酸エステル系界面活
性剤が均一溶解もしくは安定分散した、水素結合
し得る複数個のOH基含有媒体の温度を50〜100
℃、好ましくは60〜75℃としてプロポリスを存在
させ、同温度で十分に混合攪拌して、プロポリス
の軟化および微粒子化と併せてこのOH基含有媒
体との接触を行い、ミセル触媒機構によつて、該
OH基含有媒体可溶プロポリス成分の抽出、可溶
化を図り、該OH基含有媒体可溶プロポリス成分
の溶液と該OH基含有媒体に不溶のプロポリス残
渣とを含むプロポリス食品組成物原液を得る。 この後、同温度範囲で傾斜濾過もしくは濾過
布、金網等を用いた吸引濾過処理を施して、該
OH基含有媒体に不溶のプロポリス残渣を分離す
ることにより、該OH基含有媒体に可溶のプロポ
リス成分の溶液を得る。 これより、第3の発明のプロポリス食品組成物
の一形態である、液状のプロポリス食品組成物を
得ることができる。 この後、必要に応じて増量剤や保存安定剤を加
えて、飴状、水飴状、ゼリー状等のプロポリス食
品組成物としてもよい。 なお、第4の発明のプロポリス食品組成物の製
造方法においては、ポリオール・脂肪酸エステル
系界面活性剤が均一溶解もしくは安定分散した、
水素結合し得る複数個のOH基含有媒体の温度
は、50〜100℃に限定される。その理由は、温度
が50℃未満であると、ミセル触媒効果が極端に減
退して該OH基含有媒体可溶プロポリス成分の溶
液を得ることが困難となるため、また温度が100
℃を超えると、該OH基含有媒体可溶プロポリス
成分をミセル中に安定に存在させることが困難と
なるとともに該OH基含有媒体可溶プロポリス成
分の熱分解を誘発するため、ともに実用上好まし
くないからである。 [作用] 本発明のプロポリス食品組成物においては、ポ
リオール・脂肪酸エステル系界面活性剤が水素結
合し得る複数個のOH基含有媒体中で会合してミ
セルを形成しており、一価アルコール可溶プロポ
リス成分またはOH基含有媒体可溶プロポリス成
分は、ポリオール・脂肪酸エステル系界面活性剤
が形成するミセル中に溶け込んでいる。 このため、本発明のプロポリス食品組成物を水
または水性飲料に添加した場合には、該一価アル
コール可溶プロポリス成分または該OH基含有媒
体可溶プロポリス成分が溶け込んでいるミセルと
水または水性飲料中の自由水との間に、水素結合
し得る複数個のOH基含有媒体によりアイスベル
グ(iceberg)が形成され、ミセルは外側の自由
水と親和しつつ、混和するという希釈過程をもち
安定分散する。 したがつて、該一価アルコール可溶プロポリス
成分または該OH基含有媒体可溶プロポリス成分
の粗大化あるいは塊状化をまねくことなく、水ま
たは水性飲料中へ安定分散させることができる。 また、該一価アルコール可溶プロポリス成分ま
たは該OH基含有媒体可溶プロポリス成分は、ポ
リオール・脂肪酸エステル系界面活性剤が形成す
るミセル中に、前記界面活性剤の単分子膜を吸着
した状態で溶け込んでいるので、飲用時の刺激性
を低減することができる。 さらに飲用後は、ポリオール・脂肪酸エステル
系界面活性剤が呈する界面活性作用により、該一
価アルコール可溶プロポリス成分または該OH基
含有媒体可溶プロポリス成分の微粒子化が促進さ
れるので、消化酵素との接触面積を増大すると同
時に、細胞内への浸透力を強まり、生体内での消
化・吸収に便をもたらす。 [実施例] 以下、本発明の実施例について、パネルテスト
の結果を交えながら説明する。 実施例 1 攪拌器、温度計、滴下漏斗および減圧装置を付
した四つ口フラスコに、水素結合し得る複数個の
OH基含有媒体としてグリセリンを95重量部、ポ
リオール・脂肪酸エステル系界面活性剤としてテ
トラグリセリン=モノオレアートを1重量部、そ
れぞれ仕込み、常圧下、40℃で15分を要して攪拌
し、テトラグリセリン=モノオレアートが均一分
散されたグリセリン溶液を得た。 次いでこのグリセリン溶液に、10wt%ブラジ
ル産プロポリス・エチルアルコール溶液50重量部
を、常圧下、40℃で攪拌しながら滴下した後、加
熱し、温度が80℃に達したところで、減圧装置を
作動させた。 以後、80〜85℃,50〜100mmHgの条件下で、
1時間を要して45重量部のエチルアルコールを除
去し、エチルアルコール可溶プロポリス成分5重
量部、グリセリン95重量部およびテトラグリセリ
ン=モノオレアート1重量部からなる茶褐色液状
態のプロポリス食品組成物を製造した。 実施例 2 攪拌器、温度計置を備えた密閉容器に、水素結
合し得る複数個のOH基含有媒体として85重量部
のグリセリンと10重量部の水との混合液を、また
ポリオール・脂肪酸エステル系界面活性剤として
1.5重量部のテトラグリセリン=モノオレアート
を、それぞれ仕込み、常圧下、60℃で30分を要し
て攪拌し、テトラグリセリン=モノオレアートが
均一分散された、グリセリンと水の混合液を得
た。次いで、このグリセリンと水の混合液にブラ
ジル産プロポリス片15重量部を投入し、常圧下、
60〜70℃で2時間を要して混合攪拌を行い、ブラ
ジル産プロポリス片と上記混合溶液との接触を繰
り返して、グリセリンと水の混合液に可溶なプロ
ポリス成分の溶液と、グリセリンと水の混合液に
不溶のプロポリス残渣とからなるプロポリス食品
組成物原液を得た。 その後、得られたプロポリス食品組成物原液を
常圧下、70℃で保持しつつ、200メツシユの金網
を通して濾過を行い、プロポリス食品組成物原液
中の不溶のプロポリス残渣を分離して、グリセリ
ンと水の混合溶液に可溶なプロポリス成分5重量
部、グリセリン85重量部、水10重量部およびテト
ラグリセリン=モノオレアート1.5重量部からな
る暗緑褐色液状のプロポリス食品組成物を製造し
た。 実施例 3〜10 以下、アルコール可溶プロポリス成分、水素結
合し得る複数個のOH基含有媒体およびポリオー
ル・脂肪酸エステル系界面活性剤の種類ならびに
割合を変えた以外は実施例1もしくは実施例2と
同様にして、8種類のプロポリス食品組成物を製
造した。 これら8種類のプロポリス食品組成物の組成お
よびその割合ならびに製造方法を一覧にして、表
−1に示す。
[Industrial Application Field] The present invention relates to a propolis food composition and a method for producing the same. [Prior art] Propolis is a combination of secondary metabolites such as flavonoids and phenols produced by flowering plants such as poplar and pine, collected by arthropods such as bees, and waxes produced by arthropods. It has been empirically known for a long time as an antibacterial substance and a health-promoting substance. Currently, this propolis is available in Brazil, the United States, China,
It is commercially collected from beehives in Western and Eastern European countries. Propolis is too hard to eat as it is, so generally, the ethyl alcohol-soluble propolis component obtained by extracting propolis with ethyl alcohol is added to various foods and drinks in the form of an ethyl alcohol solution. There is. [Problems to be Solved by the Invention] However, the current ethyl alcohol solution type propolis food compositions have the following problems. 1. Since the ethyl alcohol-soluble propolis component is hydrophobic, when the product is diluted with water, the particles of the ethyl alcohol-soluble propolis component aggregate, become coarse or lumpy, and are unevenly dispersed. This causes difficulty in digestion and absorption after drinking, and the insoluble substances in the aqueous beverage adhere to the container used, making it time-consuming to clean the container used. 2. When drinking, the ethyl alcohol-soluble propolis component comes into direct contact with the oral mucosa, resulting in strong irritation. 3. Not suitable as food for people with ethyl alcohol allergy. Therefore, an object of the present invention is to provide a propolis food composition that solves the problems 1), 2), and 3) above, and a method for producing the same. [Means for Solving the Problems] The present invention has been made to achieve the above object, and the propolis food composition of the first invention comprises a monohydric alcohol-soluble propolis component, a plurality of propolis components capable of hydrogen bonding, It contains an OH group-containing medium and a polyol/fatty acid ester type surfactant, and when the total amount of the propolis component and the OH group-containing medium is 100 parts by weight, the polyol/fatty acid ester type surfactant is contained in an amount of 0.01 to 25 parts by weight. It is characterized by containing part by weight. Further, a method for producing a propolis food composition according to a second invention is a method for producing a propolis food composition according to the first invention, and includes a monohydric alcohol extract of propolis or a propolis food composition obtained from the monohydric alcohol extract. Including the step of mixing and stirring a monohydric alcohol-soluble propolis component in a plurality of OH group-containing media capable of hydrogen bonding, in which a polyol/fatty acid ester surfactant is uniformly dissolved or stably dispersed. It is characterized by: The propolis food composition of the third invention includes a plurality of OH group-containing medium-soluble propolis components capable of hydrogen bonding, the OH group-containing medium, and a polyol/fatty acid ester surfactant, and the propolis component and The total amount of the above OH group-containing medium
It is characterized in that it contains 0.01 to 25 parts by weight of the polyol/fatty acid ester surfactant based on 100 parts by weight. Furthermore, the method for producing the propolis food composition of the fourth invention is the method for producing the propolis food composition of the third invention, in which the polyol/fatty acid ester surfactant is uniformly dissolved or stably dispersed, and hydrogen Propolis is present in a plurality of OH group-containing media that can be bonded, and mixed and stirred at a temperature of 50°C or higher and 100°C or lower, and a solution of propolis components soluble in the OH group-containing medium and the OH group A solution of propolis components soluble in the OH group-containing medium is obtained by separating the propolis residue from the propolis food composition stock solution. The method is characterized in that it includes a step of obtaining. First, to explain the propolis food composition of the first invention, this propolis food composition includes:
The essential components include a monohydric alcohol-soluble propolis component, a medium containing multiple OH groups capable of hydrogen bonding, and a polyol/fatty acid ester surfactant. Among these, the first essential component, the monohydric alcohol-soluble propolis component, is preferably an ethyl alcohol-soluble propolis component, since ethyl alcohol is the most typical monohydric alcohol. This ethyl alcohol-soluble propolis component is
It can be obtained by extracting the soluble components of propolis using ethyl alcohol by a conventionally known method, separating the ethyl alcohol containing the soluble components from the insoluble components, and then removing the ethyl alcohol by transpiration. Alternatively, the ethyl alcohol-soluble propolis component may be obtained by using an ethyl alcohol solution containing the ethyl alcohol-soluble propolis component as a raw material and removing the ethyl alcohol by evaporation during the production process of the propolis food composition. In the above example, ethyl alcohol was used as the monohydric alcohol, but methyl alcohol etc. can be used as long as it can be removed by transpiration during the process of obtaining the monohydric alcohol-soluble propolis component or the process of manufacturing the target propolis food composition. Other monohydric alcohols can also be used. Furthermore, the second essential component, which is a medium containing multiple OH groups capable of hydrogen bonding, dissolves the polyol/fatty acid ester surfactant, which is the third essential component, which will be described later, and exhibits its own association state. Even if the obtained liquid is not a liquid itself, it can become a liquid having the above-mentioned properties during the manufacturing process of the propolis food composition. Like this OH
Group-containing media include glycerin, ethylene glycol, diethylene glycol, propylene glycol, dipropylene glycol, alkylene oxide adducts of glycerin, alkylene oxide adducts of ethylene glycol, alkylene oxide adducts of propylene glycol, glucono delta lactone, D- Representative examples include xylose, D-sorbitol solution, gluconic acid solution, sucrose aqueous solution, and water. Note that the OH group-containing medium used in the propolis food composition of the first invention may be one type or a mixture of two or more types. The third essential component, a polyol/fatty acid ester surfactant, is homogeneously dissolved or stably dispersed in the medium containing multiple OH groups capable of hydrogen bonding to form micelles, and is soluble in hydrophobic monohydric alcohol. The propolis components can be incorporated therein by a micellar catalytic mechanism to achieve complex stabilization.
Such polyol/fatty acid ester surfactants include glycerin = monolaurate, glycerin =
Fatty acid esters of glycerin such as monopalmitate, glycerin monostearate, glycerin monooleate, glycerin monolinolate, glycerin monoricinolate, diglycerin monolaurate, diglycerin monopalmitate, diglycerin monostearate, diglycerin = monooleate,
diglycerin monolinolate, diglycerin monoricinolate, tetraglycerin monolaurate, tetraglycerin dilaurate, tetraglycerin monopalmitate, tetraglycerin dipalmitate, tetraglycerin monostearate, tetraglycerin distearate, tetraglycerin monooleate , tetraglycerin dioleate,
Tetraglycerin monolinolate, tetraglycerin dilinolate, tetraglycerin
Monoricinolate, Tetraglycerin diricinolate, Tetraglycerin monobehenate, Tetraglycerin dibehenate, Pentaglycerin monolaurate, Pentaglycerin dilaurate, Pentaglycerin monopalmitate, Pentaglycerin dipalmitate, Pentaglycerin monostearate, Pentaglycerin distearate , pentaglycerin = monooleate, pentaglycerin =
Dioleate, pentaglycerin monolinolate, pentaglycerin dilinolate, pentaglycerin monoricinolate, pentaglycerin diricinolate, pentaglycerin
Monobehenate, pentaglycerin dibehenate, decaglycerin monolaurate, decaglycerin dilaurate, decaglycerin
Trilaurate, decaglycerin monopalmitate, decaglycerin dipalmitate, decaglycerin tripalmitate, decaglycerin monostearate, decaglycerin distearate, decaglycerin tristearate, decaglycerin monooleate, decaglycerin diolate , decaglycerin trioleate, decaglycerin monolinolate, decaglycerin dilinolate, decaglycerin trilinolate, decaglycerin monoricinolate, decaglycerin diricinolate, decaglycerin triricinolate, decaglycerin monobehenate, decaglycerin dibehenate, decaglycerin tribehenate, decaglycerin monoisostearate, decaglycerin sesquiisostearate, decaglycerin diisostearate, decaglycerin triisostearate, decaglycerin mono(12-hydroxy)stearate, decaglycerin di(12-hydroxy)stearate - fatty acid esters of polyglycerin such as -hydroxy) stearate, decaglycerin tri(12-hydroxy) stearate, propylene glycol monolaurate, propylene glycol monopalmitate, propylene glycol monostearate, propylene glycol monoole fatty acid esters of propylene glycol, such as propylene glycol monolinolate, propylene glycol monoricinolate, propylene glycol monoisostearate, propylene glycol mono(12-hydroxy) stearate, sorbitan monolaurate, sorbitan
Dilaurate, sorbitan monopalmitate, sorbitan dipalmitate, sorbitan monostearate, sorbitan distearate, sorbitan monooleate, sorbitan dioleate, sorbitan monolinolate, sorbitan dilinolate, sorbitan
Monoricinolate, sorbitan diricinolate, sorbitan monobehenate, sorbitan dibehenate, sorbitan monoisostearate, sorbitan diisostearate, sorbitan mono(12-hydroxy) stearate, sorbitan di(12-hydroxy) stearate, etc. , fatty acid ester of sorbitan, sucrose = monolaurate, sucrose = dilaurate, sucrose = monopalmitate, sucrose = dipalmitate, sucrose = monostearate, sucrose = distearate, sucrose = moreoleate, sucrose = dioleate, Sucrose = monolinolate, sucrose = dilinolate, sucrose = monoricinolate, sucrose = diricinolate, sucrose = monoisostearate, sucrose = diisostearate, sucrose = mono(12-hydroxy)
Stearate, sucrose = di(12-hydroxy)
Examples include fatty acid esters of sucrose such as stearate, lecithins such as soybean oil lecithin, and the like. The polyol/fatty acid ester used in the propolis food composition of the first invention is 1
A single species or two or more species may be used simultaneously. In the propolis food composition of the first invention, the ratio of the monohydric alcohol-soluble propolis component to the total amount of the monohydric alcohol-soluble propolis component and the plurality of OH group-containing media capable of hydrogen bonding is:
The content is preferably 1 to 50 wt%. If the proportion of monohydric alcohol-soluble propolis components is less than 1wt%, it will be difficult to utilize the antibacterial and health-promoting effects of propolis, and if it exceeds 50wt%, the polyol Fatty acid ester surfactant is uniformly dissolved or stably dispersed, and contains multiple molecules capable of hydrogen bonding.
Both are unfavorable from a practical standpoint because it becomes difficult to stably exist the monohydric alcohol-soluble propolis component in the OH group-containing medium and obtain a solution of the monohydric alcohol-soluble propolis component. A particularly preferred ratio of the monohydric alcohol-soluble propolis component is 3 to 3.
It is 35wt%. Furthermore, when the total amount of the monohydric alcohol-soluble propolis component and the plurality of OH group-containing media capable of hydrogen bonding is 100 parts by weight, the amount of the polyol/fatty acid ester surfactant added is 0.01 to 25 parts by weight. limited to the department. The reason for this is that if the amount is less than 0.01 parts by weight, it is not possible to obtain an appropriate solution of the monohydric alcohol-soluble propolis component, and if it exceeds 25 parts by weight, a liquid crystal phase will occur, resulting in non-uniformity during the production of the propolis food composition. This is because both of these methods are undesirable from a practical point of view, as they cause severe gelation. A particularly preferred amount of this surfactant added is 0.05 to 5 parts by weight. The propolis food composition of the first invention contains fillers such as maltose, glucose, dextrin, and gelatin, or storage stabilizers such as sorbic acid, sodium dehydroacetate, and various vitamins as accessory ingredients. However, there is absolutely no problem. The propolis food composition of the first invention can be obtained as shown below based on the method for producing the propolis food composition of the second invention. That is, first, a polyol/fatty acid ester surfactant is added to a plurality of OH group-containing media capable of hydrogen bonding, and the temperature of the OH group-containing medium is preferably set to 15 to 200°C, particularly preferably 15 to 100°C. Mix and stir thoroughly as multiple pieces that can form hydrogen bonds.
A polyol/fatty acid ester surfactant is uniformly dissolved or stably dispersed in an OH group-containing medium. Next, a monohydric alcohol extract of propolis obtained by a conventionally known method or a monohydric alcohol extract of propolis obtained by a conventionally known method is added to a medium containing a plurality of OH groups capable of hydrogen bonding, in which a polyol/fatty acid ester surfactant is uniformly dissolved or stably dispersed. In the presence of a monohydric alcohol-soluble propolis component obtained from a hydrolic alcohol extract, the temperature of this OH group-containing medium is preferably increased to 15
Mix and stir thoroughly at ~200°C, particularly preferably at 15~100°C. From this, a liquid propolis food composition, which is one form of the propolis food composition of the first invention, can be obtained. Thereafter, a filler or a preservative may be added as necessary to form a propolis food composition in the form of candy, starch syrup, jelly, or the like. In addition, when the monohydric alcohol extract of propolis is present in a medium containing multiple OH groups capable of hydrogen bonding and in which polyol/fatty acid ester surfactants are uniformly dissolved or stably dispersed,
By raising the temperature of the OH group-containing medium to a temperature higher than the boiling point of the monohydric alcohol, the monohydric alcohol can be easily removed by transpiration out of the system. Next, to explain the propolis food composition of the third invention, this propolis food composition includes:
The propolis food composition of the first invention differs from the propolis food composition of the first invention in that it contains a propolis component soluble in a plurality of OH group-containing media capable of hydrogen bonding instead of a monohydric alcohol-soluble propolis component. 2
essential components of the species, i.e., multiple
The OH group-containing medium and the polyol/fatty acid ester surfactant are the same as in the propolis food composition of the first invention. Therefore, only the propolis components soluble in the OH group-containing medium will be described here. This OH group-containing medium-soluble propolis component is a mixture of propolis pieces or propolis powder, in which a polyol/fatty acid ester surfactant is uniformly dissolved or stably dispersed, and which is capable of hydrogen bonding.
It can be obtained by making it exist in an OH group-containing medium and mixing and stirring at a temperature of 50 to 100°C. The propolis food composition of the third invention may also contain the fillers and storage stabilizers exemplified in the propolis food composition of the first invention as accessory ingredients. The propolis food composition of the third invention can be obtained as shown below based on the method for producing the propolis food composition of the fourth invention. That is, first, in the same manner as the method for producing the propolis food composition of the second invention, a polyol/fatty acid ester surfactant is uniformly dissolved or stably dispersed in a medium containing a plurality of OH groups capable of hydrogen bonding. Next, the temperature of multiple OH group-containing media capable of hydrogen bonding, in which the polyol/fatty acid ester surfactant is uniformly dissolved or stably dispersed, is increased to 50 to 100°C.
℃, preferably 60 to 75℃, and thoroughly mix and stir the propolis at the same temperature to soften and micronize the propolis, as well as contact with this OH group-containing medium. , applicable
The OH group-containing medium-soluble propolis component is extracted and solubilized to obtain a propolis food composition stock solution containing a solution of the OH group-containing medium-soluble propolis component and a propolis residue insoluble in the OH group-containing medium. After that, perform tilt filtration or suction filtration using a filter cloth, wire mesh, etc. in the same temperature range to
By separating the propolis residue insoluble in the OH group-containing medium, a solution of propolis components soluble in the OH group-containing medium is obtained. From this, a liquid propolis food composition, which is one form of the propolis food composition of the third invention, can be obtained. Thereafter, a filler or a storage stabilizer may be added as necessary to form a propolis food composition in the form of candy, starch syrup, jelly, or the like. In addition, in the method for producing a propolis food composition of the fourth invention, the polyol/fatty acid ester surfactant is uniformly dissolved or stably dispersed.
The temperature of the medium containing a plurality of OH groups capable of hydrogen bonding is limited to 50 to 100°C. The reason for this is that if the temperature is below 50°C, the micelle catalytic effect will be extremely reduced, making it difficult to obtain a solution of the OH group-containing medium-soluble propolis component;
If the temperature exceeds ℃, it becomes difficult to stably exist the OH group-containing medium-soluble propolis component in the micelles, and it also induces thermal decomposition of the OH group-containing medium-soluble propolis component, which are both unfavorable in practical terms. It is from. [Function] In the propolis food composition of the present invention, the polyol/fatty acid ester surfactant associates in a plurality of OH group-containing media capable of hydrogen bonding to form micelles, and is soluble in monohydric alcohol. The propolis component or the OH group-containing medium-soluble propolis component is dissolved in micelles formed by the polyol/fatty acid ester surfactant. Therefore, when the propolis food composition of the present invention is added to water or an aqueous beverage, micelles in which the monohydric alcohol-soluble propolis component or the OH group-containing medium-soluble propolis component is dissolved are combined with water or an aqueous beverage. An iceberg is formed between the free water inside and the medium containing multiple OH groups that can form hydrogen bonds, and the micelles have a dilution process in which they become compatible with and mix with the free water outside, resulting in stable dispersion. do. Therefore, the monohydric alcohol-soluble propolis component or the OH group-containing medium-soluble propolis component can be stably dispersed in water or an aqueous beverage without causing coarsening or clumping. Further, the monohydric alcohol-soluble propolis component or the OH group-containing medium-soluble propolis component has a monomolecular film of the surfactant adsorbed in micelles formed by the polyol/fatty acid ester surfactant. Since it is dissolved, the irritation when drinking can be reduced. Furthermore, after drinking, the surfactant effect of the polyol/fatty acid ester surfactant promotes the micronization of the monohydric alcohol-soluble propolis component or the OH group-containing medium-soluble propolis component, so that digestive enzymes and At the same time, it increases the contact area and strengthens the penetration power into the cells, making it easier for digestion and absorption in the body. [Example] Examples of the present invention will be described below along with the results of a panel test. Example 1 A four-necked flask equipped with a stirrer, a thermometer, a dropping funnel, and a vacuum device was equipped with a plurality of hydrogen-bondable
95 parts by weight of glycerin as an OH group-containing medium and 1 part by weight of tetraglycerin monooleate as a polyol/fatty acid ester surfactant were charged, and stirred at 40°C for 15 minutes under normal pressure. A glycerin solution in which glycerin monooleate was uniformly dispersed was obtained. Next, 50 parts by weight of a 10 wt% Brazilian propolis ethyl alcohol solution was added dropwise to this glycerin solution with stirring at 40°C under normal pressure, and then heated, and when the temperature reached 80°C, a pressure reducing device was activated. Ta. After that, under the conditions of 80-85℃ and 50-100mmHg,
It took 1 hour to remove 45 parts by weight of ethyl alcohol, resulting in a brown liquid propolis food composition consisting of 5 parts by weight of ethyl alcohol-soluble propolis component, 95 parts by weight of glycerin, and 1 part by weight of tetraglycerin monooleate. was manufactured. Example 2 In a closed container equipped with a stirrer and a thermometer, a mixed solution of 85 parts by weight of glycerin and 10 parts by weight of water as a medium containing multiple OH groups capable of hydrogen bonding, and a polyol/fatty acid ester were added. As a surfactant
1.5 parts by weight of tetraglycerin monooleate were each charged and stirred at 60°C for 30 minutes under normal pressure to obtain a mixture of glycerin and water in which tetraglycerin monooleate was uniformly dispersed. Ta. Next, 15 parts by weight of Brazilian propolis pieces were added to this glycerin and water mixture, and the mixture was heated under normal pressure.
Mixing and stirring was performed at 60 to 70°C for 2 hours, and the Brazilian propolis pieces were brought into contact with the above mixed solution repeatedly to form a solution of propolis components soluble in the mixture of glycerin and water, and a solution of propolis components soluble in the mixture of glycerin and water. A stock solution of a propolis food composition was obtained, which consisted of a mixed solution of and insoluble propolis residue. Thereafter, the obtained propolis food composition stock solution was maintained at 70°C under normal pressure and filtered through a 200-mesh wire mesh to separate the insoluble propolis residue in the propolis food composition stock solution, and the glycerin and water were separated. A dark greenish-brown liquid propolis food composition was produced, which consisted of 5 parts by weight of propolis components soluble in a mixed solution, 85 parts by weight of glycerin, 10 parts by weight of water, and 1.5 parts by weight of tetraglycerin monooleate. Examples 3 to 10 The following is the same as Example 1 or Example 2 except that the types and proportions of the alcohol-soluble propolis component, the medium containing multiple OH groups capable of hydrogen bonding, and the polyol/fatty acid ester surfactant were changed. Eight types of propolis food compositions were produced in the same manner. The compositions, proportions, and manufacturing methods of these eight types of propolis food compositions are listed in Table 1.

【表】 パネルテスト例 1 25歳から50歳までの男性から無作為に選んだ
110人を対象者として、実施例1〜10で得られた
計10種のプロポリス食品組成物および従来例のプ
ロポリス食品組成物(エチルアルコール可溶プロ
ポリス成分を5wt%含むエチルアルコール溶液)
の食し易さ、食感および飲酒翌日の気分について
のパネルテストを、以下の要領で行つた。 食し易さおよび食感は、各プロポリス食品組成
物の15滴を100mlの常温の水に添加した水性飲料
を作り、1種の水性飲料について10人の対象者に
飲ませて、飲み易さ、刺激性の有無および味の良
否について解答してもらつた。 また、飲酒翌日の気分は、食し易さおよび食感
の調査後、各人それぞれの必要量だけ日本酒(商
品名:月桂冠、1級酒、大倉酒造社製)を飲ま
せ、翌朝の気分について解答したもらつた。 この結果、本発明のプロポリス食品組成物は、
一価アルコール可溶プロポリス成分の濃度あるい
はOH基含有媒体可溶プロポリス成分の濃度の多
少にかかわらず、食し易さ、食感ともに、従来例
のプロポリス食品組成物より優れていることが確
認された。 さらに、二日酔いの防止効果についても優れて
いることが確認された。これは、本発明のプロポ
リス食品組成物の消化・吸収性が従来例のプロポ
リス食品組成物より優れるために、プロポリスの
有する健康増進作用の実効力が向上したためと推
測される。 なお、食し易さ、食感および飲酒翌日の気分に
ついての調査結果を一覧にして、表−2に示す。
[Table] Panel test example 1 Randomly selected from men aged 25 to 50
A total of 10 kinds of propolis food compositions obtained in Examples 1 to 10 and the conventional propolis food composition (ethyl alcohol solution containing 5 wt% of ethyl alcohol-soluble propolis components) were tested on 110 people.
A panel test regarding the ease of eating, texture, and mood the day after drinking was conducted as follows. Ease of eating and texture were determined by adding 15 drops of each propolis food composition to 100 ml of room-temperature water to make an aqueous drink, and having 10 subjects drink each type of aqueous drink. We asked them to answer whether the product was irritating or not, and whether the taste was good or bad. In addition, after investigating the ease of eating and texture, each person was asked to drink the required amount of sake (product name: Gekkeikan, 1st class sake, manufactured by Okura Sake Brewery) and asked questions about their mood the next day after drinking. I got it. As a result, the propolis food composition of the present invention:
Regardless of the concentration of the monohydric alcohol-soluble propolis component or the concentration of the OH group-containing medium-soluble propolis component, it was confirmed that both the ease of eating and texture were superior to conventional propolis food compositions. . Furthermore, it was confirmed that it was also effective in preventing hangovers. This is presumed to be because the propolis food composition of the present invention has better digestibility and absorbability than the conventional propolis food composition, and thus the effective health promoting effect of propolis is improved. Table 2 lists the survey results regarding ease of eating, texture, and mood the day after drinking.

【表】【table】

【表】 パネルテスト例 2 15歳から45歳までの女性から、ゼンソクおよび
花粉アレルギー症の両方の症状を有する女性を無
作為に110人選んで対象者とし、実施例1〜10で
得られた計10種のプロポリス食品組成物およびパ
ネルテスト例1で用いた従来例のプロポリス食品
組成物の食し易さ、食感、使用容器の洗浄の難易
および連続飲用後の身体の様子についてのパネル
テストを、以下の要領で行つた。 食し易さ、食感および使用容器の洗浄の難易
は、各プロポリス食品組成物の15滴を100mlのオ
レンジジユース(ただし、果汁50%)に添加した
水性飲料を作り、1種の水性飲料について10人の
対象者に飲ませて、飲み易さ、刺激性の有無、味
の良否および飲用に際して使用した容器の洗浄の
難易について解答してもらつた。 また、連続飲用後の身体の様子は、各プロポリ
ス食品組成物の15滴を100mlのオレンジジユース
(ただし、果汁50%)に添加した水性飲料を、1
種の水系飲用食物について10人の対象者に1日2
回(午前8時と午後10時)、10日間連続して飲用
させ、連続飲用後のゼンソクおよび花粉アレルギ
ー症の症状が快方に向かつていると感じるか否か
について解答したもらつた。 この結果、本発明のプロポリス食品組成物は、
一価アルコール可溶プロポリス成分の濃度あるい
はOH基含有媒体可溶プロポリス成分の濃度の多
少にかかわらず、食し易さ、食感および使用容器
の洗浄のしやすさのいずれについても、従来例の
プロポリス食品組成物に比べて優れていることが
確認された。 さらに、本発明のプロポリス食品組成物を10日
間連続して飲用した場合には、従来例のプロポリ
ス食品組成物を10日間連続して飲用した場合に比
べ、多くの人がゼンソクおよび花粉アレルギー症
の症状が快方に向かつていると感じている。これ
は、本発明のプロポリス食品組成物の消化・吸収
性が従来例のプロポリス食品組成物より優れるた
めに、プロポリスの有する抗菌作用や健康増進作
用の実効力が向上したためと推測されるる。 なお、食し易さ、食感、使用容器の洗浄の難易
および連続飲用後の身体の様子についての調査結
果を一覧にして、表−2に示す。
[Table] Panel test example 2 110 women between the ages of 15 and 45 with symptoms of both pollen allergy and pollen allergy were randomly selected as subjects, and the results obtained in Examples 1 to 10 were A total of 10 types of propolis food compositions and the conventional propolis food composition used in Panel Test Example 1 were tested on the ease of eating, texture, difficulty in cleaning the containers used, and the state of the body after continuous consumption. , I did it as follows. Ease of eating, texture, and difficulty in cleaning containers used were determined by adding 15 drops of each propolis food composition to 100 ml of orange juice (50% fruit juice) to make an aqueous drink. Human subjects were given a drink and asked to answer questions regarding ease of drinking, presence of irritation, taste, and difficulty in cleaning the container used for drinking. In addition, the state of the body after continuous drinking was determined by adding 15 drops of each propolis food composition to 100 ml of orange juice (50% fruit juice), an aqueous drink.
Seed water-based drinking food for 10 subjects 2 times a day
The subjects were asked to drink the water for 10 consecutive days at 8:00 a.m. and 10:00 p.m., and were asked to answer whether they felt their symptoms of allergy to pollen and allergy were getting better after continuous drinking. As a result, the propolis food composition of the present invention:
Regardless of the concentration of monohydric alcohol-soluble propolis components or the concentration of OH group-containing medium-soluble propolis components, conventional propolis was found to be superior in terms of ease of eating, texture, and ease of cleaning of used containers. It was confirmed that it is superior to food compositions. Furthermore, when people drank the propolis food composition of the present invention for 10 consecutive days, more people suffered from japonica and pollen allergies than when they drank the conventional propolis food composition for 10 consecutive days. I feel that my symptoms are getting better. This is presumed to be because the propolis food composition of the present invention has better digestibility and absorbability than conventional propolis food compositions, which improves the antibacterial and health-promoting effects of propolis. Table 2 shows a list of survey results regarding ease of eating, texture, difficulty in cleaning the container used, and physical condition after continuous drinking.

【表】【table】

【表】 [発明の効果] 以上説明したように、本発明によれば、食し易
さおよび食感に優れるとともに、飲用に際して用
いた容器の洗浄がしやすいプロポリス食品組成物
を得ることができるのみならず、消化・吸収性の
向上したプロポリス食品組成物を得ることができ
る。また、エチルアルコールアレルギーの人でも
容易に飲用することができる。 したがつて、本発明を実施することにより、プ
ロポリスの有している抗菌作用や健康増進作用
を、多くの人が容易に、また十分に活用すること
が可能となる。
[Table] [Effects of the Invention] As explained above, according to the present invention, it is possible to obtain a propolis food composition that is easy to eat and has excellent texture, and the container used for drinking is easy to clean. Therefore, a propolis food composition with improved digestibility and absorbability can be obtained. In addition, it can be easily consumed even by people who are allergic to ethyl alcohol. Therefore, by implementing the present invention, many people can easily and fully utilize the antibacterial and health-promoting effects of propolis.

Claims (1)

【特許請求の範囲】 1 一価アルコール可溶プロポリス成分、水素結
合し得る複数個のOH基含有媒体およびポリオー
ル・脂肪酸エステル系界面活性剤を含み、前記プ
ロポリス成分と前記OH基含有媒体との総量を
100重量部としたときに、前記ポリオール・脂肪
酸エステル系界面活性剤を0.01〜25重量部含有す
ることを特徴とするプロポリス食品組成物。 2 プロポリスの一価アルコール抽出液または該
一価アルコール抽出液から得られた一価アルコー
ル可溶プロポリス成分を、ポリオール・脂肪酸エ
ステル系界面活性剤が均一溶解もしくは安定分散
された、水素結合し得る複数個のOH基含有媒体
中に存在させて、混合攪拌する工程を含むことを
特徴とする請求項1に記載のプロポリス食品組成
物の製造方法。 3 水素結合し得る複数個のOH基含有媒体に可
溶のプロポリス成分、前記OH基含有媒体および
ポリオール・脂肪酸エステル系界面活性剤を含
み、前記プロポリス成分と前記OH基含有媒体と
の総量を100重量部としたときに、前記ポリオー
ル・脂肪酸エステル系界面活性剤を0.01〜25重量
部含有することを特徴とするプロポリス食品組成
物。 4 ポリオール・脂肪酸エステル系界面活性剤が
均一溶解もしくは安定分散された、水素結合し得
る複数個のOH基含有媒体中にプロポリスを存在
させて、50℃以上100℃以下の温度条件で混合攪
拌し、前記OH基含有媒体に可溶のプロポリス成
分の溶液と、前記OH基含有媒体に不溶のプロポ
リス残渣とを含むプロポリス食品組成物原液を得
る工程と、 前記プロポリス食品組成物原液から前記プロポ
リス残渣を分離することにより、前記OH基含有
媒体に可溶のプロポリス成分の溶液を得る工程と
を含むことを特徴とする請求項3に記載のプロポ
リス食品組成物の製造方法。
[Claims] 1. A monohydric alcohol-soluble propolis component, a plurality of OH group-containing media capable of hydrogen bonding, and a polyol/fatty acid ester surfactant, the total amount of the propolis component and the OH group-containing medium of
A propolis food composition containing 0.01 to 25 parts by weight of the polyol/fatty acid ester surfactant based on 100 parts by weight. 2 A monohydric alcohol extract of propolis or a monohydric alcohol-soluble propolis component obtained from the monohydric alcohol extract is mixed with a polyol/fatty acid ester surfactant that is uniformly dissolved or stably dispersed and capable of hydrogen bonding. 2. The method for producing a propolis food composition according to claim 1, comprising the step of mixing and stirring the propolis in a medium containing OH groups. 3. Contains a propolis component soluble in a plurality of OH group-containing media capable of hydrogen bonding, the OH group-containing medium, and a polyol/fatty acid ester surfactant, and the total amount of the propolis component and the OH group-containing medium is 100%. A propolis food composition containing 0.01 to 25 parts by weight of the polyol/fatty acid ester surfactant. 4 Propolis is present in a medium containing multiple OH groups capable of hydrogen bonding, in which a polyol/fatty acid ester surfactant is uniformly dissolved or stably dispersed, and mixed and stirred at a temperature of 50°C or higher and 100°C or lower. , obtaining a propolis food composition stock solution containing a solution of a propolis component soluble in the OH group-containing medium and a propolis residue insoluble in the OH group-containing medium; and extracting the propolis residue from the propolis food composition stock solution. 4. The method for producing a propolis food composition according to claim 3, comprising the step of obtaining a solution of propolis components soluble in the OH group-containing medium by separating the propolis components.
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