JPH0447968B2 - - Google Patents
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- JPH0447968B2 JPH0447968B2 JP59167020A JP16702084A JPH0447968B2 JP H0447968 B2 JPH0447968 B2 JP H0447968B2 JP 59167020 A JP59167020 A JP 59167020A JP 16702084 A JP16702084 A JP 16702084A JP H0447968 B2 JPH0447968 B2 JP H0447968B2
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Landscapes
- Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
- Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(発明の技術分野)
本発明は半導体装置製造用のステツプアンドリ
ピート方式の露光装置、又はステツプアンドリピ
ート方式で順次検査を行なう装置に好適な位置合
せ方法、及び装置に関し、特に露光用の原版とな
るマスクやレチクルと、露光対象である半導体ウ
エハ等との精密な位置合せを行なう方法、及び装
置に関する。
ピート方式の露光装置、又はステツプアンドリピ
ート方式で順次検査を行なう装置に好適な位置合
せ方法、及び装置に関し、特に露光用の原版とな
るマスクやレチクルと、露光対象である半導体ウ
エハ等との精密な位置合せを行なう方法、及び装
置に関する。
(発明の背景)
近年、ICやLSI等の半導体装置は急速に微細
化、高密度化が進み、これを製造する装置、特に
マスクやレチクルの回路パターンを半導体ウエハ
に形成された回路パターンの上に重ね合せて転写
する露光装置にも増々、高精度なものが要求され
てきている。マスクの回路パターンとウエハ上の
回路パターンとは例えば0.1μm以内の精度で重ね
合せることが要求され、このため現在、その種の
露光装置はマスクの回路パターンをウエハ上の局
所領域(例えば1チツプ分)に露光したら、ウエ
ハを一定距離だけ歩進(ステツピング)させては
再びマスクの回路パターンを露光することを繰り
返す、所謂ステツプアンドリピート方式の装置、
特に縮小投影型の露光装置(ステツパー)が主流
になつている。このステツプアンドリピート方式
では、ウエハを2次元移動するステージに載置し
てマスクの回路パターンの投影像に対して位置決
めするため、その投影像とウエハ上の各チツプと
を精密に重ね合せることができる。また縮小投影
型露光装置の場合、マスクやレチクルに設けられ
た位置合せ用のマークと、ウエハ上のチツプに付
随したマークとを投影レンズを介して直接観察又
は検出して位置合せするスルーザレンズ方式のア
ライメント方法と、投影レンズから一定距離だけ
離して設けた位置合せ用の顕微鏡を使つてウエハ
全体の位置合せを行なつた後、そのウエハを投影
レンズの直下に送り込むオフアクシス方式のアラ
イメント方法との2つの方法がある。一般にスル
ーザレンズ方式はウエハ上の各チツプ毎に位置合
せすることから、重ね合せ制度は高くなるものの
1枚のウエハの露光処理時間が長くなるという問
題がある。オフアクシス方式の場合は、一度ウエ
ハ全体の位置合せが完了したら、チツプの配列に
従つてウエハをステツピングさせるだけなので、
露光処理時間は短縮される。しかしながら、各チ
ツプ毎の位置合せを行なわないため、ウエハの伸
縮、ウエハのステージ上の回転誤差、ステージ自
体の移動の直交度等の影響で、必らずしも満足な
重ね合せ精度が得られなかつた。
化、高密度化が進み、これを製造する装置、特に
マスクやレチクルの回路パターンを半導体ウエハ
に形成された回路パターンの上に重ね合せて転写
する露光装置にも増々、高精度なものが要求され
てきている。マスクの回路パターンとウエハ上の
回路パターンとは例えば0.1μm以内の精度で重ね
合せることが要求され、このため現在、その種の
露光装置はマスクの回路パターンをウエハ上の局
所領域(例えば1チツプ分)に露光したら、ウエ
ハを一定距離だけ歩進(ステツピング)させては
再びマスクの回路パターンを露光することを繰り
返す、所謂ステツプアンドリピート方式の装置、
特に縮小投影型の露光装置(ステツパー)が主流
になつている。このステツプアンドリピート方式
では、ウエハを2次元移動するステージに載置し
てマスクの回路パターンの投影像に対して位置決
めするため、その投影像とウエハ上の各チツプと
を精密に重ね合せることができる。また縮小投影
型露光装置の場合、マスクやレチクルに設けられ
た位置合せ用のマークと、ウエハ上のチツプに付
随したマークとを投影レンズを介して直接観察又
は検出して位置合せするスルーザレンズ方式のア
ライメント方法と、投影レンズから一定距離だけ
離して設けた位置合せ用の顕微鏡を使つてウエハ
全体の位置合せを行なつた後、そのウエハを投影
レンズの直下に送り込むオフアクシス方式のアラ
イメント方法との2つの方法がある。一般にスル
ーザレンズ方式はウエハ上の各チツプ毎に位置合
せすることから、重ね合せ制度は高くなるものの
1枚のウエハの露光処理時間が長くなるという問
題がある。オフアクシス方式の場合は、一度ウエ
ハ全体の位置合せが完了したら、チツプの配列に
従つてウエハをステツピングさせるだけなので、
露光処理時間は短縮される。しかしながら、各チ
ツプ毎の位置合せを行なわないため、ウエハの伸
縮、ウエハのステージ上の回転誤差、ステージ自
体の移動の直交度等の影響で、必らずしも満足な
重ね合せ精度が得られなかつた。
(発明の目的)
本発明はステツプアンドリピート方式の位置合
せにおいて、ウエハ等の被処理基板上に配列され
た複数のチツプの全てについて、マスクのパター
ンの投影位置等の基準位置との位置合せをするこ
となく、単にステツピングだけでより精密な位置
合せを可能とする方法を提供することを目的とす
る。
せにおいて、ウエハ等の被処理基板上に配列され
た複数のチツプの全てについて、マスクのパター
ンの投影位置等の基準位置との位置合せをするこ
となく、単にステツピングだけでより精密な位置
合せを可能とする方法を提供することを目的とす
る。
(発明の概要)
本発明の第1発明は、被処理基板(ウエハやフ
オトマスク)に設計上の配列座標αβに沿つて規
則的に整列した複数のチツプパターンの夫々を、
所定の基準位置(露光装置であればマスクやレチ
クルのパターン投影位置、検査装置であれば検査
視野や検査フローブ針等の検査位置)に対してス
テツプアンドリピート方式で順次位置合せする方
法において、チツプパターンの設計上の配列座標
Dxn,Dynに基づいて被処理基板を移動させ、複
数のチツプパターンのいくつかを基準位置に合せ
たときの各位置(,)を実測する工程
(ステツプ103,104,105,106)と、
その設計上の配列座標値とステツプアンドリピー
ト方式で位置合せすべき実際の配列座標値
(Fxn,Fyn)とが所定の誤差パラメータ(ウエ
ハの残存回転θ、ステージの直交度W、ウエハの
線形伸縮Rを含む変換行列Aと、ウエハの2次元
的な位置のオフセツト量の行列O)を含んで一義
的な関係(行列式Fn=A・Dn+O)にあるもの
としたとき、複数の実測値(,)と実際
の配列座標値(Fxn,Fyn)との平均的な偏差
(アドレス誤差Eが最小になるように、誤差パラ
メータA,Oを決定する第1演算工程(ステツプ
107)と、その決定された誤差パラメータA,
Oと設計上の配列座標値Dxn,Dynとに基づい
て、上記一義的な関係式から実際の配列座標値
(Fxn,Fyn)を算出する第2演算工程(ステツ
プ108)、ステツプアンドリピート方式の位置
合せ時に、その算出された実際の配列座標値
(Fxn、Fyn)に応じて、被処理基板を位置決め
する工程(ステツプ109,110,112)と
を含ことを技術的要点としている。
オトマスク)に設計上の配列座標αβに沿つて規
則的に整列した複数のチツプパターンの夫々を、
所定の基準位置(露光装置であればマスクやレチ
クルのパターン投影位置、検査装置であれば検査
視野や検査フローブ針等の検査位置)に対してス
テツプアンドリピート方式で順次位置合せする方
法において、チツプパターンの設計上の配列座標
Dxn,Dynに基づいて被処理基板を移動させ、複
数のチツプパターンのいくつかを基準位置に合せ
たときの各位置(,)を実測する工程
(ステツプ103,104,105,106)と、
その設計上の配列座標値とステツプアンドリピー
ト方式で位置合せすべき実際の配列座標値
(Fxn,Fyn)とが所定の誤差パラメータ(ウエ
ハの残存回転θ、ステージの直交度W、ウエハの
線形伸縮Rを含む変換行列Aと、ウエハの2次元
的な位置のオフセツト量の行列O)を含んで一義
的な関係(行列式Fn=A・Dn+O)にあるもの
としたとき、複数の実測値(,)と実際
の配列座標値(Fxn,Fyn)との平均的な偏差
(アドレス誤差Eが最小になるように、誤差パラ
メータA,Oを決定する第1演算工程(ステツプ
107)と、その決定された誤差パラメータA,
Oと設計上の配列座標値Dxn,Dynとに基づい
て、上記一義的な関係式から実際の配列座標値
(Fxn,Fyn)を算出する第2演算工程(ステツ
プ108)、ステツプアンドリピート方式の位置
合せ時に、その算出された実際の配列座標値
(Fxn、Fyn)に応じて、被処理基板を位置決め
する工程(ステツプ109,110,112)と
を含ことを技術的要点としている。
さらに本願の第2発明、第3発明は、上記第1
発明の方法を使つて、露光等の加工が行なわれる
被加工基板、又は検査が行なわれる被検査基板を
位置合わせする装置に関するものである。
発明の方法を使つて、露光等の加工が行なわれる
被加工基板、又は検査が行なわれる被検査基板を
位置合わせする装置に関するものである。
すなわち、複数の被加工領域又は被検査領域
Cnが2次元に規則的に形成された基板WAを、
前記被加工領域の配列座標(α,β)が予め定め
られた直交座標系(x、y)に対してほぼ平行に
なるように保持し、前記直交座標系内で2次元移
動させるステージ3と、該ステージの座標位置を
計測する位置計測手段9,10と、前記直交座標
系内の所定位置に加工中心点、又は検査中心点
AXを有し、前記ステージ上の基板の領域Cnを加
工する加工手段又は領域Cnを検査する検査手段
R,1と、前記複数の領域の夫々の内部に設定さ
れた特定点の1つが前記加工中心点又は検査中心
点に対して所定の位置関係に導かれるように前記
ステージの移動を制御する制御手段5,6,50
とを備えた位置合せ装置に関するものである。そ
して第2発明、第3発明ではさらに、 (a) 複数の領域Cnの設計上の配列座標(α,β)
に基づいて、複数の領域Cnの各特定点を加工
中心点又は検査中心点AXへ導くようなステー
ジ3の設計上の座標値Dnを記憶する記憶手段
と; (b) 複数の領域Cnのうち互いに異なるm(ただ
し、m<n)個の領域の各特定点の座標位置を
位置計測手段9,10の計測値に基づいて実測
することによつて、m個の領域の各特定点を加
工中心点又は検査中心点AXと一致させるため
のステージ3の座標値を特定する実測手段
30〜38,41〜48,50,103,10
4と; (c) 複数の領域Cnの各特定点を加工中心点又は
検査中心点AXに一致させるためのステージ3
の移動座標値Fnを、設計座標値Dnに基づいて
算出するために、所定の誤差パラメータA,O
を用いて、 Fn=A・Dn+O の演算を行う第1演算手段108と; (d) m個の領域の各実測座標値と、該m個の
領域の夫々に対応した各設計座標値Dnとに基
づいて、各実測座標値と移動座標値Fnとの
偏差をm個以下の実測した領域の夫々で最も小
さくするような誤差パラメータA,Oの値を算
出する第2演算手段107とを設けるように
し、制御手段5,6,50は、算出された誤差
パラメータA,Oの値を用いて第1演算手段1
08で決定される移動座標値Fnにステージ3
を順次移動させるようにした。
Cnが2次元に規則的に形成された基板WAを、
前記被加工領域の配列座標(α,β)が予め定め
られた直交座標系(x、y)に対してほぼ平行に
なるように保持し、前記直交座標系内で2次元移
動させるステージ3と、該ステージの座標位置を
計測する位置計測手段9,10と、前記直交座標
系内の所定位置に加工中心点、又は検査中心点
AXを有し、前記ステージ上の基板の領域Cnを加
工する加工手段又は領域Cnを検査する検査手段
R,1と、前記複数の領域の夫々の内部に設定さ
れた特定点の1つが前記加工中心点又は検査中心
点に対して所定の位置関係に導かれるように前記
ステージの移動を制御する制御手段5,6,50
とを備えた位置合せ装置に関するものである。そ
して第2発明、第3発明ではさらに、 (a) 複数の領域Cnの設計上の配列座標(α,β)
に基づいて、複数の領域Cnの各特定点を加工
中心点又は検査中心点AXへ導くようなステー
ジ3の設計上の座標値Dnを記憶する記憶手段
と; (b) 複数の領域Cnのうち互いに異なるm(ただ
し、m<n)個の領域の各特定点の座標位置を
位置計測手段9,10の計測値に基づいて実測
することによつて、m個の領域の各特定点を加
工中心点又は検査中心点AXと一致させるため
のステージ3の座標値を特定する実測手段
30〜38,41〜48,50,103,10
4と; (c) 複数の領域Cnの各特定点を加工中心点又は
検査中心点AXに一致させるためのステージ3
の移動座標値Fnを、設計座標値Dnに基づいて
算出するために、所定の誤差パラメータA,O
を用いて、 Fn=A・Dn+O の演算を行う第1演算手段108と; (d) m個の領域の各実測座標値と、該m個の
領域の夫々に対応した各設計座標値Dnとに基
づいて、各実測座標値と移動座標値Fnとの
偏差をm個以下の実測した領域の夫々で最も小
さくするような誤差パラメータA,Oの値を算
出する第2演算手段107とを設けるように
し、制御手段5,6,50は、算出された誤差
パラメータA,Oの値を用いて第1演算手段1
08で決定される移動座標値Fnにステージ3
を順次移動させるようにした。
また本願の第4発明は、感光基板上の各シヨ
ツト領域にレチクル等のパターン領域を重ね合
わせて露光するときの位置合わせ装置に関する
ものである。
ツト領域にレチクル等のパターン領域を重ね合
わせて露光するときの位置合わせ装置に関する
ものである。
すなわち、所定の配列座標(α,β)に従つ
て2次元に配列される複数のシヨツト領域Cn
と、該複数のシヨツト領域の夫々に付随して、
各シヨツト領域の中心点と一定の位置関係で配
置されるマークSXn,SYnとが形成された感応
基板WAを、配列座標が所定の直交座標系x,
yとほぼ平行になるように保持し、その直交座
標系内で2次元移動させるステージ3と、該ス
テージの座標位置を計測する位置計測手段9,
10と、直交座標系内の所定位置に露光中心点
を有し、該露光中心点と感応基板上のシヨツト
領域の中心点とが一致したとき、該シヨツト領
域に重なり合うパターン領域Prを露光する露
光手段R,1と、直交座標系内の露光中心点と
一義的な位置に検出中心点を有し、感応基板上
のマークを検出するマーク検出手段30〜3
8、41〜48と、該マーク検出手段によつて
感応基板上の任意のマークが検出されるように
ステージを移動させるとともに、感応基板上の
任意のシヨツト領域の中心点が露光中心点に一
致するようにステージを移動させるための制御
手段5,6,50とを備えた位置合せ装置に関
するものである。そして本願の第4発明ではさ
らに、 (a) 複数のシヨツト領域の各中心点を露光中心
点と一致させるようなステージの設計上の座標
値Dnを記憶する記憶手段; (b) マーク検出手段と位置計測手段とを用いて、
感応基板上のm(ただしm<n)個のシヨツト
領域の夫々に付随したマークが検出中心点と一
致するような前記ステージの座標値を検出する
ことによつて、m個のシヨツト領域の各中心点
を露光中心点と一致させるための前記ステージ
の実測座標値を特定するシヨツト座標実測
手段50,103,104)と; (c) 複数のシヨツト領域の夫々を露光手段のパタ
ーン領域で順次露光するときのステージの移動
座標値Fnを、設計座標値Dnから所定の係数
A,Oを伴つて一義的に表される関係式に基づ
いて算出する第1演算手段108と; (d) m個のシヨツト領域の各実測座標値と、
該m個のシヨツト領域の夫々に対応した移動座
標値Fnとの各偏差がいずれも最小となるよう
に、実測座標値とそれに対応した前記設計
座標値Dnとに基づいて第1演算手段の係数の
値を算出する第2演算手段107とを設けるよ
うにした。
て2次元に配列される複数のシヨツト領域Cn
と、該複数のシヨツト領域の夫々に付随して、
各シヨツト領域の中心点と一定の位置関係で配
置されるマークSXn,SYnとが形成された感応
基板WAを、配列座標が所定の直交座標系x,
yとほぼ平行になるように保持し、その直交座
標系内で2次元移動させるステージ3と、該ス
テージの座標位置を計測する位置計測手段9,
10と、直交座標系内の所定位置に露光中心点
を有し、該露光中心点と感応基板上のシヨツト
領域の中心点とが一致したとき、該シヨツト領
域に重なり合うパターン領域Prを露光する露
光手段R,1と、直交座標系内の露光中心点と
一義的な位置に検出中心点を有し、感応基板上
のマークを検出するマーク検出手段30〜3
8、41〜48と、該マーク検出手段によつて
感応基板上の任意のマークが検出されるように
ステージを移動させるとともに、感応基板上の
任意のシヨツト領域の中心点が露光中心点に一
致するようにステージを移動させるための制御
手段5,6,50とを備えた位置合せ装置に関
するものである。そして本願の第4発明ではさ
らに、 (a) 複数のシヨツト領域の各中心点を露光中心
点と一致させるようなステージの設計上の座標
値Dnを記憶する記憶手段; (b) マーク検出手段と位置計測手段とを用いて、
感応基板上のm(ただしm<n)個のシヨツト
領域の夫々に付随したマークが検出中心点と一
致するような前記ステージの座標値を検出する
ことによつて、m個のシヨツト領域の各中心点
を露光中心点と一致させるための前記ステージ
の実測座標値を特定するシヨツト座標実測
手段50,103,104)と; (c) 複数のシヨツト領域の夫々を露光手段のパタ
ーン領域で順次露光するときのステージの移動
座標値Fnを、設計座標値Dnから所定の係数
A,Oを伴つて一義的に表される関係式に基づ
いて算出する第1演算手段108と; (d) m個のシヨツト領域の各実測座標値と、
該m個のシヨツト領域の夫々に対応した移動座
標値Fnとの各偏差がいずれも最小となるよう
に、実測座標値とそれに対応した前記設計
座標値Dnとに基づいて第1演算手段の係数の
値を算出する第2演算手段107とを設けるよ
うにした。
(実施例)
第1図は本発明の方法を実施実測するのに好適
な縮小投影型露光装置の概略的な構成を示す斜視
図である。投影原版となるレチクルRは、その投
影中心が投影レンズ1の光軸を通るように位置決
めされて、装置に装着される。投影レンズ1はレ
チクルRに描かれた回路パターン像を1/5、又は
1/10に縮小して、ウエハWA上に投影する。ウエ
ハホルダー2はウエハWAを真空吸着するととも
にx方向とy方向に2次元移動するステージ3に
対して微小回転可能に設けられている。駆動モー
タ4はステージ3上に固定され、ウエハホルダー
2を回転させる。またステージ3のx方向の移動
はモータ5の駆動によつて行なわれ、y方向の移
動はモータ6の駆動によつて行なわれる。ステー
ジ3の直交する2辺には、反射平面がy方向に伸
びた反射ミラー7と、反射平面がx方向に伸びた
反射ミラー8とが各々固設されている。レーザ光
波干渉測長器(以下単にレーザ干渉計と呼ぶ)9
は反射ミラー8にレーザ光を投射して、ステージ
3のy方向の位置(又は移動量)を検出し、レー
ザ干渉計10は反射ミラー7にレーザ光を投射し
て、ステージ3のx方向の位置(又は移動量)を
検出する。投影レンズ1の測方には、ウエハWA
上の位置合せ用のマークを検出(又は観察)する
ために、オフアクシス方式のウエハアライメント
顕微鏡(以下、WAMと呼ぶ)20,21が設け
られている。尚、WAM21は第1図では投影レ
ンズ1の後にあり、図示されていない。WAM2
0,21はそれぞれ投影レンズ1の光軸AXと平
行な光軸を有し、x方向に細長く伸びた帯状のレ
ーザスポツト光YSP、θSPをウエハWA上に結像
する。(スポツト光YSPは第1図では図示せず。)
これらスポツト光YSP,θSPはウエハWA上の感
光剤(フオトレジスト)を感光させない波長の光
であり、本実施例では微小な振幅でy方向に振動
している。そしてWAM20,21はマークから
の散乱光や回折光を受光する光電素子と、その光
電信号をスポツト光の振動周期で同期整流する回
路とを有し、スポツト光θSP(YSP)のy方向の
振動中心に対するマークのy方向のずれ量に応じ
たアライメント信号を出力する。従つてWAM2
0,21は所謂スポツト光振動走査型の光電顕微
鏡と同等の構成のものである。
な縮小投影型露光装置の概略的な構成を示す斜視
図である。投影原版となるレチクルRは、その投
影中心が投影レンズ1の光軸を通るように位置決
めされて、装置に装着される。投影レンズ1はレ
チクルRに描かれた回路パターン像を1/5、又は
1/10に縮小して、ウエハWA上に投影する。ウエ
ハホルダー2はウエハWAを真空吸着するととも
にx方向とy方向に2次元移動するステージ3に
対して微小回転可能に設けられている。駆動モー
タ4はステージ3上に固定され、ウエハホルダー
2を回転させる。またステージ3のx方向の移動
はモータ5の駆動によつて行なわれ、y方向の移
動はモータ6の駆動によつて行なわれる。ステー
ジ3の直交する2辺には、反射平面がy方向に伸
びた反射ミラー7と、反射平面がx方向に伸びた
反射ミラー8とが各々固設されている。レーザ光
波干渉測長器(以下単にレーザ干渉計と呼ぶ)9
は反射ミラー8にレーザ光を投射して、ステージ
3のy方向の位置(又は移動量)を検出し、レー
ザ干渉計10は反射ミラー7にレーザ光を投射し
て、ステージ3のx方向の位置(又は移動量)を
検出する。投影レンズ1の測方には、ウエハWA
上の位置合せ用のマークを検出(又は観察)する
ために、オフアクシス方式のウエハアライメント
顕微鏡(以下、WAMと呼ぶ)20,21が設け
られている。尚、WAM21は第1図では投影レ
ンズ1の後にあり、図示されていない。WAM2
0,21はそれぞれ投影レンズ1の光軸AXと平
行な光軸を有し、x方向に細長く伸びた帯状のレ
ーザスポツト光YSP、θSPをウエハWA上に結像
する。(スポツト光YSPは第1図では図示せず。)
これらスポツト光YSP,θSPはウエハWA上の感
光剤(フオトレジスト)を感光させない波長の光
であり、本実施例では微小な振幅でy方向に振動
している。そしてWAM20,21はマークから
の散乱光や回折光を受光する光電素子と、その光
電信号をスポツト光の振動周期で同期整流する回
路とを有し、スポツト光θSP(YSP)のy方向の
振動中心に対するマークのy方向のずれ量に応じ
たアライメント信号を出力する。従つてWAM2
0,21は所謂スポツト光振動走査型の光電顕微
鏡と同等の構成のものである。
さて、本装置には投影レンズ1を介してウエハ
WA上のマークを検出するレーザステツプアライ
メント(以下LSAと呼ぶ)光学系が設けられて
いる。不図示のレーザ光源から発生して、不図示
のエクスパンダー、シリンドリカルレンズ等を通
つてきたレーザ光束LBはフオトレンジストを感
光させない波長の光で、ビームスプリツター30
に入射して2つの光束に分割される。その一方の
レーザ光束はミラー31へ反射され、ビームスプ
リツター32を通過して、結像レンズ群33で、
横断面が帯状のスポツト光になるように、収束さ
れた後、レチクルRと投影レンズ1との間に回路
パターンの投影光路を遮光しないように配置され
た第1折り返しミラー34に入射する。第1折り
返しミラー34はレーザ光束をレチクルRに向け
て上方に反射する。そのレーザ光束はレチクルR
の下側に設けられて、レチクルRの表面と平行な
反射平面を有するミラー35に入射して、投影レ
ンズ1の入射光瞳の中心に向けて反射される。ミ
ラー35からのレーザ光束は投影レンズ1によつ
て収束され、ウエハWA上にx方向に細長く伸び
た帯状のスポツト光LYSとして結像される。ス
ポツト光LYSはウエハWA上でx方向に伸びた回
折格子状のマークを相対的にy方向に走査して、
そのマークの位置を検出するために使われる。ス
ポツト光LYSがマークを照射すると、マークか
らは回折光が生じる。それら光情報は再び投影レ
ンズ1、ミラー35、ミラー34、結像レンズ群
33、及びビームスプリツター34に戻り、ビー
ムスプリツター34で反射されて、集光レンズと
空間フイルターから成る光学素子36に入射す
る。この光学素子36はマークからの回折光(1
次回折光や2次回折光)を透過させ、正反射光
(0次光)を遮断して、その回折光をミラー37
を介して光電素子38の受光面に集光する。光電
素子38は集光した回折光の光量に応じた光電信
号を出力する。以上、ミラー31、ビームスプリ
ツター32、結像レンズ群33、ミラー34,3
5、光学素子36、ミラー37、及び光電素子3
8は、ウエハWA上のマークのy方向の位置を検
出するスルーザレンズ方式のアライメント光学系
(以下、Y−LSA系と呼ぶ)を構成する。
WA上のマークを検出するレーザステツプアライ
メント(以下LSAと呼ぶ)光学系が設けられて
いる。不図示のレーザ光源から発生して、不図示
のエクスパンダー、シリンドリカルレンズ等を通
つてきたレーザ光束LBはフオトレンジストを感
光させない波長の光で、ビームスプリツター30
に入射して2つの光束に分割される。その一方の
レーザ光束はミラー31へ反射され、ビームスプ
リツター32を通過して、結像レンズ群33で、
横断面が帯状のスポツト光になるように、収束さ
れた後、レチクルRと投影レンズ1との間に回路
パターンの投影光路を遮光しないように配置され
た第1折り返しミラー34に入射する。第1折り
返しミラー34はレーザ光束をレチクルRに向け
て上方に反射する。そのレーザ光束はレチクルR
の下側に設けられて、レチクルRの表面と平行な
反射平面を有するミラー35に入射して、投影レ
ンズ1の入射光瞳の中心に向けて反射される。ミ
ラー35からのレーザ光束は投影レンズ1によつ
て収束され、ウエハWA上にx方向に細長く伸び
た帯状のスポツト光LYSとして結像される。ス
ポツト光LYSはウエハWA上でx方向に伸びた回
折格子状のマークを相対的にy方向に走査して、
そのマークの位置を検出するために使われる。ス
ポツト光LYSがマークを照射すると、マークか
らは回折光が生じる。それら光情報は再び投影レ
ンズ1、ミラー35、ミラー34、結像レンズ群
33、及びビームスプリツター34に戻り、ビー
ムスプリツター34で反射されて、集光レンズと
空間フイルターから成る光学素子36に入射す
る。この光学素子36はマークからの回折光(1
次回折光や2次回折光)を透過させ、正反射光
(0次光)を遮断して、その回折光をミラー37
を介して光電素子38の受光面に集光する。光電
素子38は集光した回折光の光量に応じた光電信
号を出力する。以上、ミラー31、ビームスプリ
ツター32、結像レンズ群33、ミラー34,3
5、光学素子36、ミラー37、及び光電素子3
8は、ウエハWA上のマークのy方向の位置を検
出するスルーザレンズ方式のアライメント光学系
(以下、Y−LSA系と呼ぶ)を構成する。
一方、ビームスプリツター30で分割された別
のレーザ光束は、ウエハWA上のマークのx方向
の位置を検出するスルーザレンズ方式のアライメ
ント光学系(以下、X−LSA系と呼ぶ)に入射
する。X−LSA系はY−LSA系と全く同様に、
ミラー41、ビームスプリツター42、結像レン
ズ群43、ミラー44,45、光学素子46、ミ
ラー47、及び光電素子48から構成され、ウエ
ハWA上にy方向に細長く伸びた帯状のスポツト
光LXSを結像する。
のレーザ光束は、ウエハWA上のマークのx方向
の位置を検出するスルーザレンズ方式のアライメ
ント光学系(以下、X−LSA系と呼ぶ)に入射
する。X−LSA系はY−LSA系と全く同様に、
ミラー41、ビームスプリツター42、結像レン
ズ群43、ミラー44,45、光学素子46、ミ
ラー47、及び光電素子48から構成され、ウエ
ハWA上にy方向に細長く伸びた帯状のスポツト
光LXSを結像する。
主制御装置50は、光電素子38,48からの
光電信号、WAM20,21からのアライメント
信号、及びレーザ干渉計9,10からの位置情報
とを入力して、位置合せのための各種演算処理を
行なうとともに、モータ4,5,6を駆動するた
めの指令を出力する。この主制御装置50はマイ
クロコンピユータやミニコンピユータ等の演算処
理部を備えており、その演算処理部にはウエハ
WAに形成された複数のチツプCPの設計位置情
報(ウエハWA上のチツプ配列座標値等)が記憶
されている。
光電信号、WAM20,21からのアライメント
信号、及びレーザ干渉計9,10からの位置情報
とを入力して、位置合せのための各種演算処理を
行なうとともに、モータ4,5,6を駆動するた
めの指令を出力する。この主制御装置50はマイ
クロコンピユータやミニコンピユータ等の演算処
理部を備えており、その演算処理部にはウエハ
WAに形成された複数のチツプCPの設計位置情
報(ウエハWA上のチツプ配列座標値等)が記憶
されている。
第2図は上記WAM20,21とY−LSA系、
X−LSA系によるスポツト光θSP,YSP,LYS,
LXSの投影レンズ1の結像面(ウエハWAの表面
と同一)における配置関係を示す平面図である。
第2図において、光軸AXを原点とする座標系xy
を定めたとき、x軸とy軸はそれぞれステージ3
の移動方向を表わす。第2図中、光軸AXを中心
とする円形の領域はイメージフイールドifであ
り、その内側の矩形の領域はレチクルRの有効パ
ターン領域の投影像Prである。スポツト光LYS
はイメージフイールドif内で投影像Prの外側の位
置で、かつx軸上に一致するように形成され、ス
ポツト光LXSもイメージフイールドif内で投影像
Prの外側の位置で、y軸上に一致するように形
成される。一方、2つのスポツト光θSP,YSPの
振動中心はx軸からy方向に距離Y0だけ離れた
線分(x軸と平行)l上に一致するように、かつ
そのx方向の間隔DxがウエハWAの直径よりも
小さな値になるように定められている。本装置で
はスポツト光θSP,YSPはy軸に対して左右対称
に配置されており、主制御装置50は光軸AXの
投影点に対するスポツト光θSP,YSPの位置に関
する情報を記憶している。また主制御装置50
は、光軸AXの投影点に対するスポツト光LYSの
x方向の中心位置(距離X1)とスポツト光
LXSのy方向の中心位置(距離Y1)に関する
情報も記憶している。
X−LSA系によるスポツト光θSP,YSP,LYS,
LXSの投影レンズ1の結像面(ウエハWAの表面
と同一)における配置関係を示す平面図である。
第2図において、光軸AXを原点とする座標系xy
を定めたとき、x軸とy軸はそれぞれステージ3
の移動方向を表わす。第2図中、光軸AXを中心
とする円形の領域はイメージフイールドifであ
り、その内側の矩形の領域はレチクルRの有効パ
ターン領域の投影像Prである。スポツト光LYS
はイメージフイールドif内で投影像Prの外側の位
置で、かつx軸上に一致するように形成され、ス
ポツト光LXSもイメージフイールドif内で投影像
Prの外側の位置で、y軸上に一致するように形
成される。一方、2つのスポツト光θSP,YSPの
振動中心はx軸からy方向に距離Y0だけ離れた
線分(x軸と平行)l上に一致するように、かつ
そのx方向の間隔DxがウエハWAの直径よりも
小さな値になるように定められている。本装置で
はスポツト光θSP,YSPはy軸に対して左右対称
に配置されており、主制御装置50は光軸AXの
投影点に対するスポツト光θSP,YSPの位置に関
する情報を記憶している。また主制御装置50
は、光軸AXの投影点に対するスポツト光LYSの
x方向の中心位置(距離X1)とスポツト光
LXSのy方向の中心位置(距離Y1)に関する
情報も記憶している。
次に、この装置を使つた本発明による位置合せ
方法を装置の動作とともに第3図のフローチヤー
ト図を使つて説明する。尚、この位置合せはスウ
ハWAの第2層目以降について行なわれるもので
あり、ウエハWA上にはチツプと位置合せ用のマ
ークとがすでに形成されている。
方法を装置の動作とともに第3図のフローチヤー
ト図を使つて説明する。尚、この位置合せはスウ
ハWAの第2層目以降について行なわれるもので
あり、ウエハWA上にはチツプと位置合せ用のマ
ークとがすでに形成されている。
まず、ウエハWAはステツプ100で不図示の
プリアライメント装置を使つて、ウエハWAの直
線的な切欠き(フラツト)が一定の方向に向くよ
うに粗く位置決めされる。ウエハWAのフラツト
は第1図に示したように、x軸と平行になるよう
に位置決めされる。次にステツプ101でウエハ
WAはステージ3のフエハホルダー2上に搬送さ
れ、フラツトがx軸と平行を保つようにウエハホ
ルダー2上に載置され、真空吸着される。そのウ
エハWAには例えば第4図に示すように複数のチ
ツプCnがウエハWA上の直交する配列座標αβに
沿つてマトリツクス状に形成されている。配列座
標αβのα軸はウエハWAのフラツトとほぼ平行で
ある。第4図では複数のチツプCnのうち、代表
して配列座標αβのウエハWAのほぼ中心を通るα
軸上に一列に並んだチツプC0〜C6のみを表わし
てある。各チツプC0〜C6にはそれぞれ4つの位
置合せ用のマークGY,Gθ,SX,SYが付随して
設けられている。今、チツプC0〜C6の中央のチ
ツプC3の中心を配列座標αβの原点としたとき、
α軸上にはα方向に線状に伸びた回折格子状のマ
ークSY0〜SY6が、夫々チツプC0〜C6の右脇に設
けられている。またチツプC3の中心を通るβ軸
上にはβ方向に線状に伸びた回折格子状のマーク
SX3がチツプC3の下方に設けられ、他のチツプ
C0,C1,C2,C4,C5,C6についても同様にチツ
プの中心を通りβ軸と平行な線分上にマークSX0
〜SX2、SX4〜SX6が設けられている。これらマ
ークSYn、SXnはそれぞれスポツト光LYS、
LXSによつて検出されるものである。また各チ
ツプC0〜C6の下方にはウエハWAの全体の位置合
せ(グローバルアライメント)を行なうために使
われるマークGY0〜GY6,Gθ0〜Gθ6が設けられ
ている。これらマークGYnGθnはα軸と平行な線
分上にα方向に線状に伸びた回析格子状のパター
ンで形成されている。さらにα方向に一例に並ん
だチツプC0〜G6のうち、例えば左端のチツプC0
のマークGY0と右端のチツプC6のマークGθ6との
α方向の間隔が、WAN20,21によるスポツ
ト光θSPYSPの間隔DXと一致するように定めら
れている。すなわち本実施例では離れた2ケ所の
マークGY0とマークGθ6を使つてオフアクシス方
式でウエハWAのグローバルアライメントを行な
う。このためその他のマークGY1〜GY6、マーク
Gθ0〜Gθ5は本来不要であり、なくてもよい。要
はウエハWAのα軸と平行な(又は一致した)線
分上にα方向に細長く伸びた2つのマークが間隔
DXだけ離れて存在すればよい。
プリアライメント装置を使つて、ウエハWAの直
線的な切欠き(フラツト)が一定の方向に向くよ
うに粗く位置決めされる。ウエハWAのフラツト
は第1図に示したように、x軸と平行になるよう
に位置決めされる。次にステツプ101でウエハ
WAはステージ3のフエハホルダー2上に搬送さ
れ、フラツトがx軸と平行を保つようにウエハホ
ルダー2上に載置され、真空吸着される。そのウ
エハWAには例えば第4図に示すように複数のチ
ツプCnがウエハWA上の直交する配列座標αβに
沿つてマトリツクス状に形成されている。配列座
標αβのα軸はウエハWAのフラツトとほぼ平行で
ある。第4図では複数のチツプCnのうち、代表
して配列座標αβのウエハWAのほぼ中心を通るα
軸上に一列に並んだチツプC0〜C6のみを表わし
てある。各チツプC0〜C6にはそれぞれ4つの位
置合せ用のマークGY,Gθ,SX,SYが付随して
設けられている。今、チツプC0〜C6の中央のチ
ツプC3の中心を配列座標αβの原点としたとき、
α軸上にはα方向に線状に伸びた回折格子状のマ
ークSY0〜SY6が、夫々チツプC0〜C6の右脇に設
けられている。またチツプC3の中心を通るβ軸
上にはβ方向に線状に伸びた回折格子状のマーク
SX3がチツプC3の下方に設けられ、他のチツプ
C0,C1,C2,C4,C5,C6についても同様にチツ
プの中心を通りβ軸と平行な線分上にマークSX0
〜SX2、SX4〜SX6が設けられている。これらマ
ークSYn、SXnはそれぞれスポツト光LYS、
LXSによつて検出されるものである。また各チ
ツプC0〜C6の下方にはウエハWAの全体の位置合
せ(グローバルアライメント)を行なうために使
われるマークGY0〜GY6,Gθ0〜Gθ6が設けられ
ている。これらマークGYnGθnはα軸と平行な線
分上にα方向に線状に伸びた回析格子状のパター
ンで形成されている。さらにα方向に一例に並ん
だチツプC0〜G6のうち、例えば左端のチツプC0
のマークGY0と右端のチツプC6のマークGθ6との
α方向の間隔が、WAN20,21によるスポツ
ト光θSPYSPの間隔DXと一致するように定めら
れている。すなわち本実施例では離れた2ケ所の
マークGY0とマークGθ6を使つてオフアクシス方
式でウエハWAのグローバルアライメントを行な
う。このためその他のマークGY1〜GY6、マーク
Gθ0〜Gθ5は本来不要であり、なくてもよい。要
はウエハWAのα軸と平行な(又は一致した)線
分上にα方向に細長く伸びた2つのマークが間隔
DXだけ離れて存在すればよい。
さて、主制御装置50プリアライメント装置か
らウエハWAを受け取るときのステージ3の位置
情報、その位置から、マークGY0Gθ0がそれぞれ
WAM21,20の検出(観察)視野内に位置す
るまでのステージ3の移動方向と移動量等の情報
を装置固有の定数として予め記憶している。そこ
で次のステツプ102において、主制御装置50
は、まずモータ5,6を駆動して、マークGY0が
WAM21の検出視野内に位置するように、ステ
ージ3を位置決めする。その後、スポツト光
YSPの振動中心がマークGY0のy方向の中心と
一致するように、主制御装置50はWAM21か
らのアライメント信号とレーザ干渉計9からの位
置情報とに基づいてステージ3をy方向に精密に
位置決めする。スポツト光YSPの振動中心とマ
ークGY0の中心とが一致したら、その状態が維持
されるように主制御装置50はモータ6をWAM
21からのアライメント信号でサーボ(フイード
バツク)制御したまま、マークGθ6がWAN20
のスポツト光θSPによつて検出されるようにモー
タ4を駆動してウエハホルダー2を回転させる。
さらに主制御装置50はスポツト光θSPの振動中
心とマークGθ6のY方向の中心とが一致するよう
に、WAM20からのアライメント信号でモータ
4をサーボ制御する。以上の一連の動作により、
スポツト光YSPとマークGY0が一致し、スポツ
ト光θSPとマークGθ6が一致し、ステージ3の移
動座標系、すなわち座標系xyに対するウエハWA
の配列座標αβの回転ずれが補正されるとともに、
座標系xyと配列座標αβのy方向(β方向)の位
置に関する対応付け(規定)が完了する。次にウ
エハWA上の中心部分に位置するチツプC3のマー
クSX3がX−LSA系のスポツト光LXSによつて
走査されるように、ステージ3を位置決めした
後、x方向に移動させる。この際主制御装置50
は光電素子48からの時系列的な光電信号とレー
ザ干渉計10からの位置情報とに基づいて、マー
クSX3がスポツト光LXSと一致したときのウエハ
WAのx方向の位置を検出して記憶する。これに
よつて、座標系xyと配列座標αβのx方向(α方
向)の位置に関する対応付けが完了する。尚、こ
のx方向の対応付けは、露光動作の直前にX−
LSA系を使う場合は不要である。以上の動作に
より、オフアクシス方式のアライメントを主とし
たウエハWAのグローバルアライメント(配列座
標αβの座標系xyへの対応付け)が終了する。そ
して従来の方法であればウエハWA上の各チツプ
の配列設計値(配列座標αβにおけるチツプの中
心座標値)に基づいて、主制御装置50はレーザ
干渉計9,10からの位置情報を読み取つてレチ
クルRの投影像Prがチツプに重なり合うように
ステージ3のステツプアンドリピート方式による
位置決め(アドレツシング)を行なつた後そのチ
ツプに対して露光(プリント)を行なう。
らウエハWAを受け取るときのステージ3の位置
情報、その位置から、マークGY0Gθ0がそれぞれ
WAM21,20の検出(観察)視野内に位置す
るまでのステージ3の移動方向と移動量等の情報
を装置固有の定数として予め記憶している。そこ
で次のステツプ102において、主制御装置50
は、まずモータ5,6を駆動して、マークGY0が
WAM21の検出視野内に位置するように、ステ
ージ3を位置決めする。その後、スポツト光
YSPの振動中心がマークGY0のy方向の中心と
一致するように、主制御装置50はWAM21か
らのアライメント信号とレーザ干渉計9からの位
置情報とに基づいてステージ3をy方向に精密に
位置決めする。スポツト光YSPの振動中心とマ
ークGY0の中心とが一致したら、その状態が維持
されるように主制御装置50はモータ6をWAM
21からのアライメント信号でサーボ(フイード
バツク)制御したまま、マークGθ6がWAN20
のスポツト光θSPによつて検出されるようにモー
タ4を駆動してウエハホルダー2を回転させる。
さらに主制御装置50はスポツト光θSPの振動中
心とマークGθ6のY方向の中心とが一致するよう
に、WAM20からのアライメント信号でモータ
4をサーボ制御する。以上の一連の動作により、
スポツト光YSPとマークGY0が一致し、スポツ
ト光θSPとマークGθ6が一致し、ステージ3の移
動座標系、すなわち座標系xyに対するウエハWA
の配列座標αβの回転ずれが補正されるとともに、
座標系xyと配列座標αβのy方向(β方向)の位
置に関する対応付け(規定)が完了する。次にウ
エハWA上の中心部分に位置するチツプC3のマー
クSX3がX−LSA系のスポツト光LXSによつて
走査されるように、ステージ3を位置決めした
後、x方向に移動させる。この際主制御装置50
は光電素子48からの時系列的な光電信号とレー
ザ干渉計10からの位置情報とに基づいて、マー
クSX3がスポツト光LXSと一致したときのウエハ
WAのx方向の位置を検出して記憶する。これに
よつて、座標系xyと配列座標αβのx方向(α方
向)の位置に関する対応付けが完了する。尚、こ
のx方向の対応付けは、露光動作の直前にX−
LSA系を使う場合は不要である。以上の動作に
より、オフアクシス方式のアライメントを主とし
たウエハWAのグローバルアライメント(配列座
標αβの座標系xyへの対応付け)が終了する。そ
して従来の方法であればウエハWA上の各チツプ
の配列設計値(配列座標αβにおけるチツプの中
心座標値)に基づいて、主制御装置50はレーザ
干渉計9,10からの位置情報を読み取つてレチ
クルRの投影像Prがチツプに重なり合うように
ステージ3のステツプアンドリピート方式による
位置決め(アドレツシング)を行なつた後そのチ
ツプに対して露光(プリント)を行なう。
ところがグローバルアライメントの完了まで
に、アライメント検出系の精度、各スポツト光の
設定精度、あるいはウエハWA上の各マークの光
学的、形状的な状態(プロセスの影響)による位
置検出精度のばらつき等によつて誤差を生じ、ウ
エハWAのチツプは座標系xyに従つて精密に位置
合せ(アドレツシング)されるとは限らない。そ
こで本発明の実施例においてはその誤差(以下シ
ヨツク・アドレス誤差と呼ぶ)を次の4つの要因
から生じたものとする。
に、アライメント検出系の精度、各スポツト光の
設定精度、あるいはウエハWA上の各マークの光
学的、形状的な状態(プロセスの影響)による位
置検出精度のばらつき等によつて誤差を生じ、ウ
エハWAのチツプは座標系xyに従つて精密に位置
合せ(アドレツシング)されるとは限らない。そ
こで本発明の実施例においてはその誤差(以下シ
ヨツク・アドレス誤差と呼ぶ)を次の4つの要因
から生じたものとする。
(1) ウエハの回転;
これは例えばウエハWAの回転補正する際、
位置合せの基準となる2つのスポツト光YSP
とθSPとの位置関係が正確でなかつたために生
じるものであり、座標系xyに対する配列座標
αβの残存回転誤差量θで表わされる。
位置合せの基準となる2つのスポツト光YSP
とθSPとの位置関係が正確でなかつたために生
じるものであり、座標系xyに対する配列座標
αβの残存回転誤差量θで表わされる。
(2) 座標系xyと直交度;
これはステージ3のモータ5,6による送り
方向が正確に直交していないことにより生じ、
直交度誤差量wで表わされる。
方向が正確に直交していないことにより生じ、
直交度誤差量wで表わされる。
(3) ウエハのx(α)方向とy(β)方向の線形伸
縮; これはウエハWAの加工プロセスによつて、
ウエハWAが全体的に伸縮することである。こ
のためチツプの設計上の配列座標値に対して実
際のチツプ位置がαβ方向の微小量だけずれる
ことになり、特にウエハWAの周辺部で顕著に
なる。このウエハ全体の伸縮量はα(x)方向
とβ(y)方向とについてそれぞれRx,Ryで
表わされる。ただしRxはウエハWA上のx方
向(α方向)の2点間の距離の実測値と設計値
の比、RyはウエハWA上のy方向(β方向)
の2点間の距離の実測値と設計値の比で表わす
ものとする。従つてRx,Ryがともに1のとき
は伸縮なしである。
縮; これはウエハWAの加工プロセスによつて、
ウエハWAが全体的に伸縮することである。こ
のためチツプの設計上の配列座標値に対して実
際のチツプ位置がαβ方向の微小量だけずれる
ことになり、特にウエハWAの周辺部で顕著に
なる。このウエハ全体の伸縮量はα(x)方向
とβ(y)方向とについてそれぞれRx,Ryで
表わされる。ただしRxはウエハWA上のx方
向(α方向)の2点間の距離の実測値と設計値
の比、RyはウエハWA上のy方向(β方向)
の2点間の距離の実測値と設計値の比で表わす
ものとする。従つてRx,Ryがともに1のとき
は伸縮なしである。
(4) x(α)方向、y(β)方向のオフセツト;
これは、アライメント系の検出精度ウエハホ
ルダー2の位置決め精度等、により、ウエハ
WAが全体的にx方向とy方向に微小量だせず
れることにより生じ、オフセツト量Ox,Oyで
表わされる。
ルダー2の位置決め精度等、により、ウエハ
WAが全体的にx方向とy方向に微小量だせず
れることにより生じ、オフセツト量Ox,Oyで
表わされる。
さて、第4図にはウエハWAの残存回転誤差量
θと、ステージ3の直交度誤差量wを誇張して表
わしてある。
θと、ステージ3の直交度誤差量wを誇張して表
わしてある。
この場合、直交座標系xyは実際には微小量w
だけ傾いた斜交座標xy′になり、ウエハWAは直
交座標系xyに対してθだけ回転したものになる。
上記(1)〜(4)の誤差要因が加わつた場合、設計上で
座標位置Dxn,Dynのシヨツト(チツプ)につい
て実際に位置決めすべきシヨツト位置Fxn,Fyn
は以下のように表わされる。ただしnは整数でシ
ヨツト(チツプ)番号を表わす。
だけ傾いた斜交座標xy′になり、ウエハWAは直
交座標系xyに対してθだけ回転したものになる。
上記(1)〜(4)の誤差要因が加わつた場合、設計上で
座標位置Dxn,Dynのシヨツト(チツプ)につい
て実際に位置決めすべきシヨツト位置Fxn,Fyn
は以下のように表わされる。ただしnは整数でシ
ヨツト(チツプ)番号を表わす。
Fxn
Fyn=Rx,O
O,Rycosθ,−sinθ
sinθ,cosθ1,−tanw
0,1Dxn
Dyn
+Ox
Oy=Rx・cosθ,−Rx(cosθtanw+sinθ)
Ry・sinθ,Ry(−sinθtanw+cosθ)Dxn
Dyn+Ox
Oy ……(1)
ここでwはもともと微小量であり、θもグロー
バルアライメントにより微小量に追い込まれてい
るから、一次近似を行なうと式(1)は式(2)で表わさ
れる。
バルアライメントにより微小量に追い込まれてい
るから、一次近似を行なうと式(1)は式(2)で表わさ
れる。
Fxn
Fyn=Rx,−Rx(w+θ)
Ry・θ,RyDxn
Dyn+Ox
Oy ……(2)
この式(2)より、各シヨツト位置における設計値
からの位置ずれ(εxn,εyn)は式(3)で表わされ
る。
からの位置ずれ(εxn,εyn)は式(3)で表わされ
る。
εxn
εyn=Fxn
Fyn−Dxn
Dyn=Rx−1,−Rx(w+θ)
Ry・θ,Ry−1Dxn
Dyn+Ox
Oy ……(3)
さて、式(2)を行列の演算式に書き直すと、以下の
ようになる。
ようになる。
Fn=A・Dn+O ……(4)
ただし、
Fn=Fxn
Fyn ……(5)
A=a11,a12
a21,a22=Rx,−Rx(w+θ)
Ry・θ,Ry
……(6)
Dn=Dxn
Dyn ……(7)
O=Ox
Oy ……(8)
そこで実際のシヨツト(チツプ)位置がマークの
検出により測定され、その実測値がとして検
出されたとき、位置決めすべきシヨツト位置Fn
との位置ずれ、すなわちアドレス誤差En=(−
Fn)を最小にするように誤差パラメータA(変換
行列)、O(オフセツト)を決定する。そこで評価
関数として最小二乗誤差をとるものとすると、ア
ドレス誤差Eは式(9)で表わされる。
検出により測定され、その実測値がとして検
出されたとき、位置決めすべきシヨツト位置Fn
との位置ずれ、すなわちアドレス誤差En=(−
Fn)を最小にするように誤差パラメータA(変換
行列)、O(オフセツト)を決定する。そこで評価
関数として最小二乗誤差をとるものとすると、ア
ドレス誤差Eは式(9)で表わされる。
E=n
〓n=1
(Exn)2+n
〓n=1
(Eyn)2=n
〓n=1
(−Fxn)2+n
〓n=1
(−Fyn)2 ……(9)
そこで、アドレス誤差Eを最小にするように誤
差パラメータA,Oを決定する。
差パラメータA,Oを決定する。
ただし式(9)でmはウエハWAの複数のチツプの
うち実測したチツプ(シヨツト)の数を表わす。
さて誤差パラメータA,Oを求める際に、最小二
乗法を用いるものとすると、このままでは演算量
が多いため、誤差パラメータO(Ox,Oy)は別
に前もつて決めておくものとする。オフセツト量
(Ox,Oy)はウエハWAのグローバルなオフセ
ツト値であるので、ウエハWA上の実測したチツ
プ位置の数mで設計値(Dxn,Dyn)に対す
るアドレス誤差を平均化した値にするとよい。
うち実測したチツプ(シヨツト)の数を表わす。
さて誤差パラメータA,Oを求める際に、最小二
乗法を用いるものとすると、このままでは演算量
が多いため、誤差パラメータO(Ox,Oy)は別
に前もつて決めておくものとする。オフセツト量
(Ox,Oy)はウエハWAのグローバルなオフセ
ツト値であるので、ウエハWA上の実測したチツ
プ位置の数mで設計値(Dxn,Dyn)に対す
るアドレス誤差を平均化した値にするとよい。
ところで位置決めすべきシヨツト位置Fnと実
測値との誤差Enのうち、x方向の成分Exnは、
式(4)〜(8)から、 Exn=−Fxn=−a11Dxn−a12Dyn−Ox
……(12) となり、誤差Enの方向の成分Eynは同様に、 Eyn=−Fyn=−a21Dxn−a22Dyn−Oy
……(13) となる。そこで式(9)の誤差Eを最小にするように
誤差パラメータAを決定すると、要素a11、a12、
a21、a22は以下のようになる。
測値との誤差Enのうち、x方向の成分Exnは、
式(4)〜(8)から、 Exn=−Fxn=−a11Dxn−a12Dyn−Ox
……(12) となり、誤差Enの方向の成分Eynは同様に、 Eyn=−Fyn=−a21Dxn−a22Dyn−Oy
……(13) となる。そこで式(9)の誤差Eを最小にするように
誤差パラメータAを決定すると、要素a11、a12、
a21、a22は以下のようになる。
要素a11、a12、a21、a22が求まれば、式(6)より
線形伸縮量Rx、Ry、残存回転誤差量θ、直交度
誤差量wはただちに求められる。
線形伸縮量Rx、Ry、残存回転誤差量θ、直交度
誤差量wはただちに求められる。
Rx=a11 ……(18)
Ry=a22 ……(19)
θ=a21/Ry=a21/a22 ……(20)
w=−(a21/Ry)−(a12/Ry)=−(a21
/a22)−(a12/a11)……(21) 従つて誤差パラメータA,Oを決定するために
は、グローバルアライメント終了後ウエハWA上
のいくつか(4つ以上)のチツプについて、X−
LSA系、Y−LSA系を用いてマークSXn、SYn
の位置を実測して実測値(、)を求める
とともに、実測したチツプの設計値(Dxn,
Dyn)を使つて、式(10)、(11)、(14)〜(17)の
演算を行なえばよい。
/a22)−(a12/a11)……(21) 従つて誤差パラメータA,Oを決定するために
は、グローバルアライメント終了後ウエハWA上
のいくつか(4つ以上)のチツプについて、X−
LSA系、Y−LSA系を用いてマークSXn、SYn
の位置を実測して実測値(、)を求める
とともに、実測したチツプの設計値(Dxn,
Dyn)を使つて、式(10)、(11)、(14)〜(17)の
演算を行なえばよい。
そこで、第3図のフローチヤート図に戻つて動
作の説明を続ける。主制御装置50はグローバル
アライメントが終了した後、ウエハWAの複数の
チツプの位置を計測する。まずステツプ103で
主制御装置50はX−LSA系のスポツト光LXS
が第4図中の左端のチツプC0に付随したマーク
SX0と平行に並ぶように、配列設計値に基づいて
ステージ3を位置決めした後、マークSX0がスポ
ツト光LXSを横切るようにステージ3をx方向
に一定量だけ移動(走査)する。この移動の間、
主制御装置50は光電素子48の時系列的な光電
信号の波形をレーザ干渉計10からのx方向の位
置情報に対応付けて記憶し、波形状態からマーク
SX0とスポツト光LXSとがx方向に関して一致し
た時点の位置x0を検出する。
作の説明を続ける。主制御装置50はグローバル
アライメントが終了した後、ウエハWAの複数の
チツプの位置を計測する。まずステツプ103で
主制御装置50はX−LSA系のスポツト光LXS
が第4図中の左端のチツプC0に付随したマーク
SX0と平行に並ぶように、配列設計値に基づいて
ステージ3を位置決めした後、マークSX0がスポ
ツト光LXSを横切るようにステージ3をx方向
に一定量だけ移動(走査)する。この移動の間、
主制御装置50は光電素子48の時系列的な光電
信号の波形をレーザ干渉計10からのx方向の位
置情報に対応付けて記憶し、波形状態からマーク
SX0とスポツト光LXSとがx方向に関して一致し
た時点の位置x0を検出する。
次に主制御装置50はステツプ104でY−
LSA系のスポツト光LYSがチツプC0に付随した
マークSY0と平行に並ぶように配列設計値に基づ
いてステージ3を位置決めする。その後、マーク
SY0がスポツト光LYSを横切るようにステージ3
をy方向に一定量だけ移動する。このとき主制御
装置50は光電素子38の時系列的な光電信号の
波形をレーザ干渉計9からのy方向の位置情報と
対応付けて記憶し、波形状態からマークSY0とス
ポツト光LYSとがy方向に関して一致した時点
の位置y0を検出する。そして主制御装置50はス
テツプ105でm個のチツプについて同様の位置
検出を行なつたか否かを判断して、否のときはス
テツプ106に進み、ウエハWA上の別のチツプ
まで配列設計値に基づいてステージ3を移動さ
せ、ステツプ103から再び同様の位置検出動作
を繰り返す。本実施例では例えば第5図に示すよ
うに配列座標αβの各軸上に沿つてウエハWAの中
心からほぼ等距離に位置する4つのチツプC0,
C6,C7,C8と中央のチツプC3の計5つのチツプ
の各々について、ステツプ103,104の位置
検出が行なわれるものとする。従つてステツプ1
05でm=5と判断された時点で主制御装置50
には、5つの実測値(、)が記憶される
ことになる。すなわち、 (1、1)=(x0、y0)…チツプC0 (2、2)=(x3、y3)…チツプC3 (3、3)=(x6、y6)…チツプC6 (4、4)=(x7、y7)…チツプC7 (5、5)=(x8、y8)…チツプC8 の5つの実測値が順次検出される。尚、この5つ
の実測値を検出するとき、あるチツプの実測値が
そのチツプの設計値(Dxn、Dyn)にくらべて大
きく異つていた場合、例えばグローバルアライメ
ントによつて決まる位置決め精度の2倍以上、異
なつていた場合には、そのチツプでの実測値を無
視し、例えばそのチツプの隣りのチツプについて
マーク位置の実測を行なうようにしてもよい。こ
れは実測しようとしたチツプのマークが加工プロ
セスによつてたまたま変形した場合、そのマーク
にゴミが付着していた場合、そのマークの光学像
のコントラスト(回折光の発生強度)が弱く、光
電信号のS/N比が低い場合等に生じる位置計測
の精度劣化を補うためである。尚、位置計測の精
度劣化を補う方法としては、あらかじめ6つ以上
のチツプ、例えば第5図中で配列座標αβの4つ
の現象の各々に位置するチツプを加えて、計9つ
のチツプについて位置計測を行ない、その9つの
実測値の中から各チツプの設計値(Dxn、Dyn)
に最も近い順に5つの実測値を選び出す方法、又
は、単に設計値(Dxn、Dyn)と大きく異なる実
測値(、)を以降の演算処理で使わない
ようにする方法等がある。
LSA系のスポツト光LYSがチツプC0に付随した
マークSY0と平行に並ぶように配列設計値に基づ
いてステージ3を位置決めする。その後、マーク
SY0がスポツト光LYSを横切るようにステージ3
をy方向に一定量だけ移動する。このとき主制御
装置50は光電素子38の時系列的な光電信号の
波形をレーザ干渉計9からのy方向の位置情報と
対応付けて記憶し、波形状態からマークSY0とス
ポツト光LYSとがy方向に関して一致した時点
の位置y0を検出する。そして主制御装置50はス
テツプ105でm個のチツプについて同様の位置
検出を行なつたか否かを判断して、否のときはス
テツプ106に進み、ウエハWA上の別のチツプ
まで配列設計値に基づいてステージ3を移動さ
せ、ステツプ103から再び同様の位置検出動作
を繰り返す。本実施例では例えば第5図に示すよ
うに配列座標αβの各軸上に沿つてウエハWAの中
心からほぼ等距離に位置する4つのチツプC0,
C6,C7,C8と中央のチツプC3の計5つのチツプ
の各々について、ステツプ103,104の位置
検出が行なわれるものとする。従つてステツプ1
05でm=5と判断された時点で主制御装置50
には、5つの実測値(、)が記憶される
ことになる。すなわち、 (1、1)=(x0、y0)…チツプC0 (2、2)=(x3、y3)…チツプC3 (3、3)=(x6、y6)…チツプC6 (4、4)=(x7、y7)…チツプC7 (5、5)=(x8、y8)…チツプC8 の5つの実測値が順次検出される。尚、この5つ
の実測値を検出するとき、あるチツプの実測値が
そのチツプの設計値(Dxn、Dyn)にくらべて大
きく異つていた場合、例えばグローバルアライメ
ントによつて決まる位置決め精度の2倍以上、異
なつていた場合には、そのチツプでの実測値を無
視し、例えばそのチツプの隣りのチツプについて
マーク位置の実測を行なうようにしてもよい。こ
れは実測しようとしたチツプのマークが加工プロ
セスによつてたまたま変形した場合、そのマーク
にゴミが付着していた場合、そのマークの光学像
のコントラスト(回折光の発生強度)が弱く、光
電信号のS/N比が低い場合等に生じる位置計測
の精度劣化を補うためである。尚、位置計測の精
度劣化を補う方法としては、あらかじめ6つ以上
のチツプ、例えば第5図中で配列座標αβの4つ
の現象の各々に位置するチツプを加えて、計9つ
のチツプについて位置計測を行ない、その9つの
実測値の中から各チツプの設計値(Dxn、Dyn)
に最も近い順に5つの実測値を選び出す方法、又
は、単に設計値(Dxn、Dyn)と大きく異なる実
測値(、)を以降の演算処理で使わない
ようにする方法等がある。
次に主制御装置50はステツプ107において
先の式(10)、(11)、及び式(14)〜(17)に基づい
て誤差パラメータA,Oを決定する。この決定に
あたつて、主制御装置50は上記5つの実測値を
検出した各チツプの5つの設計値を予め選出して
おり、その設計値(Dxn、Dyn)を以下のように
記憶しているものとする。
先の式(10)、(11)、及び式(14)〜(17)に基づい
て誤差パラメータA,Oを決定する。この決定に
あたつて、主制御装置50は上記5つの実測値を
検出した各チツプの5つの設計値を予め選出して
おり、その設計値(Dxn、Dyn)を以下のように
記憶しているものとする。
(Dx1、Dy1)=(x0′、y0′)…チツプC0
(Dx2、Dy2)=(x3′、y3′)…チツプC3
(Dx3、Dy3)=(x6′、y6′)…チツプC6
(Dx4、Dy4)=(x7′、y7′)…チツプC7
(Dx5、Dy5)=(x8′、y8′)…チツプC8
また実際の誤差パラメータA,Oの決定に先立
つて、5つのチツプの各位置計測(所謂、ステツ
プアライメント)が終る毎に、例えば第3図のス
テツプ106でステージ3移動している間に、式
(10)、(11)、(14)〜(17)の一部の演算を同時に
実行していくことができる。すなわち、式(10)、
(11)、(14)〜(17)の中で各チツプ毎のデータ
(実測値、設計値)の代数和を表わす演算要素に
ついては、1つのチツプの実測(ステツプアライ
メント)が終了する毎に順次加算する。その演算
要素は以下の通りである。n 〓n=1 Dxn、n 〓n=1 Dyn、n 〓n=1 、n 〓n=1 、n 〓n=1 Dxn2、n 〓n=1 Dyn2、n 〓n=1 Dxn・Dyn、n 〓n=1 Dxn・、n 〓n=1 Dxn・、n 〓n=1 Dyn・、n 〓n=1 Dyn・ (ただし本実施例ではm=5) さらにこれら演算要素のうち、ウエハWA上の
実測すべきチツプが予め決まつていて、変更がな
い場合は、設計値(Dxn、Dyn)のみを含む演算
要素について第3図中のステツプ103,10
4,105,106の実行前に算出しておくこと
もできる。このように実測値の計測動作と並行し
て、一部の演算を行なつていけば、総合的なアラ
イメント時間はそれほど長くならない。そして、
5つの実測値が得られた段階で主制御装置50は
上記演算要素の結果を使つて、式(10)、(11)でオ
フセツト量(Ox、Oy)を算出した後、そのオフ
セツオ値と上記演算要素の結果を使つてさらに式
(14)〜(17)で配列の要素a11、a12、a21、a22を
算出する。以上の演算動作により、誤差パラメー
タA,Oが決定されるので、主制御装置50は次
のステツプ108で先の式(4)を使つて、ウエハ
WAの各チツプについて位置決めすべき位置、す
なわち誤差パラメータによつて補正されたシヨツ
トアドレス(Fxn、Fxy)を算出し、記憶手段
(半導体メモリ)上に、設計値(Dxn、Dyn)に
対して補正されたチツプの配列マツプ(シヨツト
アドレス表)を作成する。この配列マツプは例え
ばチツプC0に対しては位置(Fx0、Fy0)、チツプ
C1に対しては位置(Fx1、Fy1)、……という具合
に、チツプの番号に対応して、各位置データを記
憶している。
つて、5つのチツプの各位置計測(所謂、ステツ
プアライメント)が終る毎に、例えば第3図のス
テツプ106でステージ3移動している間に、式
(10)、(11)、(14)〜(17)の一部の演算を同時に
実行していくことができる。すなわち、式(10)、
(11)、(14)〜(17)の中で各チツプ毎のデータ
(実測値、設計値)の代数和を表わす演算要素に
ついては、1つのチツプの実測(ステツプアライ
メント)が終了する毎に順次加算する。その演算
要素は以下の通りである。n 〓n=1 Dxn、n 〓n=1 Dyn、n 〓n=1 、n 〓n=1 、n 〓n=1 Dxn2、n 〓n=1 Dyn2、n 〓n=1 Dxn・Dyn、n 〓n=1 Dxn・、n 〓n=1 Dxn・、n 〓n=1 Dyn・、n 〓n=1 Dyn・ (ただし本実施例ではm=5) さらにこれら演算要素のうち、ウエハWA上の
実測すべきチツプが予め決まつていて、変更がな
い場合は、設計値(Dxn、Dyn)のみを含む演算
要素について第3図中のステツプ103,10
4,105,106の実行前に算出しておくこと
もできる。このように実測値の計測動作と並行し
て、一部の演算を行なつていけば、総合的なアラ
イメント時間はそれほど長くならない。そして、
5つの実測値が得られた段階で主制御装置50は
上記演算要素の結果を使つて、式(10)、(11)でオ
フセツト量(Ox、Oy)を算出した後、そのオフ
セツオ値と上記演算要素の結果を使つてさらに式
(14)〜(17)で配列の要素a11、a12、a21、a22を
算出する。以上の演算動作により、誤差パラメー
タA,Oが決定されるので、主制御装置50は次
のステツプ108で先の式(4)を使つて、ウエハ
WAの各チツプについて位置決めすべき位置、す
なわち誤差パラメータによつて補正されたシヨツ
トアドレス(Fxn、Fxy)を算出し、記憶手段
(半導体メモリ)上に、設計値(Dxn、Dyn)に
対して補正されたチツプの配列マツプ(シヨツト
アドレス表)を作成する。この配列マツプは例え
ばチツプC0に対しては位置(Fx0、Fy0)、チツプ
C1に対しては位置(Fx1、Fy1)、……という具合
に、チツプの番号に対応して、各位置データを記
憶している。
次に主制御装置50は第3図のステツプ109
において、記憶された配列マツプに従つてステツ
プアンドリヒート方式でステージ3を位置決め
(アドレツシング)する。これによつてウエハ
WA上のチツプとレチクルRの投影像Prとが正確
に重なり合い、次のステツプ110でそのチツプ
に投影像Prを露光(プリント)する。そしてス
テツプ111でウエハWA上の全チツプの露光が
完了していないときは、再びステツプ109から
同様にステツプアンドリピート動作を繰り返す。
このステツプ111でウエハWA上の全チツプの
露光が終了したと判断されたら、次のステツプ1
12でウエハWAのアンロードを行ない、一枚の
ウエハの露光処理が全て完了する。
において、記憶された配列マツプに従つてステツ
プアンドリヒート方式でステージ3を位置決め
(アドレツシング)する。これによつてウエハ
WA上のチツプとレチクルRの投影像Prとが正確
に重なり合い、次のステツプ110でそのチツプ
に投影像Prを露光(プリント)する。そしてス
テツプ111でウエハWA上の全チツプの露光が
完了していないときは、再びステツプ109から
同様にステツプアンドリピート動作を繰り返す。
このステツプ111でウエハWA上の全チツプの
露光が終了したと判断されたら、次のステツプ1
12でウエハWAのアンロードを行ない、一枚の
ウエハの露光処理が全て完了する。
以上、本発明の実施例からも明らかなように、
ウエハWA上でステツプアライメントするチツプ
の数が多い程、計測精度は向上するが、それだけ
計測時間が増大する。そのため計測時間の短縮化
と計測精度の向上との兼ね合いから、ステツプア
ライメントするチツプは第5図に示したような配
置の5つに選ぶことが望しい。しかしながら、重
ね合せ露光する回路パターンの最小線幅がそれほ
ど細くなく(例えば2〜5μm)、あまり計測精度
を上げる必要がない場合等には、ウエハWA上の
互いに離れた3つのチツプ(例えばC0,C6,C7)
についてステツプアライトメント(チツプの位置
計測)を行なえば十分であり、計測時間はより短
縮される。
ウエハWA上でステツプアライメントするチツプ
の数が多い程、計測精度は向上するが、それだけ
計測時間が増大する。そのため計測時間の短縮化
と計測精度の向上との兼ね合いから、ステツプア
ライメントするチツプは第5図に示したような配
置の5つに選ぶことが望しい。しかしながら、重
ね合せ露光する回路パターンの最小線幅がそれほ
ど細くなく(例えば2〜5μm)、あまり計測精度
を上げる必要がない場合等には、ウエハWA上の
互いに離れた3つのチツプ(例えばC0,C6,C7)
についてステツプアライトメント(チツプの位置
計測)を行なえば十分であり、計測時間はより短
縮される。
また、ステツプアライメントの際、各チツプの
x方向とy方向の位置をともに検出するのではな
く、ステツプアライメントする複数のチツプに付
随したマークSXnの夫々を、X−LSA系のスポ
ツト光LXSで一括に相対走査(ステージスキヤ
ン)して、各チツプのx方向の位置のみを検出し
た後、各チツプのマークSYnの夫々をY−LSA
系のスポツト光LYSで一括に相対走査して各チ
ツプのy方向の位置を検出するようにしてもよ
い。このようにすると、チツプの配列上の同一列
又は同一行に実測すべきチツプが複数個存在する
ときは、個々のチツプ毎にx方向とy方向の位置
検を出ともに行なうよりも高速な位置計測が期待
できる。
x方向とy方向の位置をともに検出するのではな
く、ステツプアライメントする複数のチツプに付
随したマークSXnの夫々を、X−LSA系のスポ
ツト光LXSで一括に相対走査(ステージスキヤ
ン)して、各チツプのx方向の位置のみを検出し
た後、各チツプのマークSYnの夫々をY−LSA
系のスポツト光LYSで一括に相対走査して各チ
ツプのy方向の位置を検出するようにしてもよ
い。このようにすると、チツプの配列上の同一列
又は同一行に実測すべきチツプが複数個存在する
ときは、個々のチツプ毎にx方向とy方向の位置
検を出ともに行なうよりも高速な位置計測が期待
できる。
また主制御装置50は不図示のキーボード装置
から、ウエハW上のどのチツプについてステツプ
アライメントするかを任意に選択するようなデー
タを入力するようにすれば、ウエハWAの処理条
件により変化する表面状態(特にマーク形状)に
対して、よりフレキシブルに対応でき、位置計測
の精度向上が期待できる。また、式(10)、(11)を
使つたオフセツト量(Ox、Oy)の決定にあたつ
ては、例えばウエハWAの中心から指定範囲内に
あるチツプの位置計測結果だけを用いるようにし
てもよい。その指定範囲としては例えばウエハ
WAの直径の半分の直径を有する円内に定めた
り、その範囲の大きさをウエハWAにチツプやマ
ークを形成したときの露光装置(縮小投影型、等
倍プロジエクシヨン、プロキシミテイ等のステツ
パー)の精度特性に応じて任意に可変したりする
とよい。
から、ウエハW上のどのチツプについてステツプ
アライメントするかを任意に選択するようなデー
タを入力するようにすれば、ウエハWAの処理条
件により変化する表面状態(特にマーク形状)に
対して、よりフレキシブルに対応でき、位置計測
の精度向上が期待できる。また、式(10)、(11)を
使つたオフセツト量(Ox、Oy)の決定にあたつ
ては、例えばウエハWAの中心から指定範囲内に
あるチツプの位置計測結果だけを用いるようにし
てもよい。その指定範囲としては例えばウエハ
WAの直径の半分の直径を有する円内に定めた
り、その範囲の大きさをウエハWAにチツプやマ
ークを形成したときの露光装置(縮小投影型、等
倍プロジエクシヨン、プロキシミテイ等のステツ
パー)の精度特性に応じて任意に可変したりする
とよい。
また本実施例では、ウエハWAの全チツプにつ
いて式(4)を適用して、ステツプアンドリピート方
式のアドレツシングを行なうようにしたが、ウエ
ハWAの表面をいくつかの領域(ブロツク)に分
割し、個々のブロツク毎に最適なアライメントを
行なう、所謂ブロツクアライメントにおいても全
く同様に式(4)を適用することができる。例えば第
5図において、配列座標αβの各現象内に位置す
る4つのチツプと、図示の5つのチツプC0,C3,
C6,C7,C8との計9つのチツプについてステツ
プアライメントを行なつて、各チツプの位置の実
測値を検出した後、配列座標αβの各象現毎に式
(10)、(11)、(14)〜(17)を使つて誤差パラメー
タA,Oを決定し、さらに式(4)を使つて、位置
(Fxn、Fyn)を算出するようにする。例えば配
列座標αβの第1象現のブロツクについては、第
1象現内の1つのチツプと、チツプC3,C6,C7
との4つのチツプの実測値を使つて式(4)を決定
し、第2象現内のブロツクについては第2象現内
の1つのチツプとチツプC0,C3,C7との4つの
チツプの実測値を使つて式(4)を決定する。そして
実際の露光のときは、各ブロツク毎に決定された
式(4)からのシヨツト位置(Fxn、Fyn)に基づい
て、ウエハWA上のチツプを投影像Prと位置合せ
する。このようにすると、ウエハ上での非線形要
素による位置検出、位置合せの不良が低減すると
ともに、従来のブロツクアライメントとは異な
り、平均化要素を残したままブロツク化できるの
で、各ブロツク内での重ね合せ精度がどのチツプ
でもほぼ平均しているという利点がある。それば
かりでなく、ステツパー以外の露光装置、特にミ
ラー投影露光装置との混用の際にも大きな利点を
得ることができる。一般にミラー投影露光装置で
焼かれたウエハのチツプ配列は、湾曲しているこ
とが多い。そこでステツパーにより、そのウエハ
に重ね合せ露光を行なう場合(混用;ミツクス・
アンド・マツチ)、上記のようなブロツクアライ
メントを行なえば、各ブロツク内ではチツプ配列
の湾曲が無視できる程、小さくなるため、ウエハ
全面に渡つて極めて重ね合せ精度の高い焼き付け
が可能となる。
いて式(4)を適用して、ステツプアンドリピート方
式のアドレツシングを行なうようにしたが、ウエ
ハWAの表面をいくつかの領域(ブロツク)に分
割し、個々のブロツク毎に最適なアライメントを
行なう、所謂ブロツクアライメントにおいても全
く同様に式(4)を適用することができる。例えば第
5図において、配列座標αβの各現象内に位置す
る4つのチツプと、図示の5つのチツプC0,C3,
C6,C7,C8との計9つのチツプについてステツ
プアライメントを行なつて、各チツプの位置の実
測値を検出した後、配列座標αβの各象現毎に式
(10)、(11)、(14)〜(17)を使つて誤差パラメー
タA,Oを決定し、さらに式(4)を使つて、位置
(Fxn、Fyn)を算出するようにする。例えば配
列座標αβの第1象現のブロツクについては、第
1象現内の1つのチツプと、チツプC3,C6,C7
との4つのチツプの実測値を使つて式(4)を決定
し、第2象現内のブロツクについては第2象現内
の1つのチツプとチツプC0,C3,C7との4つの
チツプの実測値を使つて式(4)を決定する。そして
実際の露光のときは、各ブロツク毎に決定された
式(4)からのシヨツト位置(Fxn、Fyn)に基づい
て、ウエハWA上のチツプを投影像Prと位置合せ
する。このようにすると、ウエハ上での非線形要
素による位置検出、位置合せの不良が低減すると
ともに、従来のブロツクアライメントとは異な
り、平均化要素を残したままブロツク化できるの
で、各ブロツク内での重ね合せ精度がどのチツプ
でもほぼ平均しているという利点がある。それば
かりでなく、ステツパー以外の露光装置、特にミ
ラー投影露光装置との混用の際にも大きな利点を
得ることができる。一般にミラー投影露光装置で
焼かれたウエハのチツプ配列は、湾曲しているこ
とが多い。そこでステツパーにより、そのウエハ
に重ね合せ露光を行なう場合(混用;ミツクス・
アンド・マツチ)、上記のようなブロツクアライ
メントを行なえば、各ブロツク内ではチツプ配列
の湾曲が無視できる程、小さくなるため、ウエハ
全面に渡つて極めて重ね合せ精度の高い焼き付け
が可能となる。
以上、本発明の実施例に好適な露光装置におい
ては、レーザのスポツト光をウエハWA上のマー
クに照射して、マーク(チツプ)の位置を検出し
たが、スポツト光をウエハWA上で単振動させた
り、等速直線走査させたりするアライメント系、
又はレチクルR上のマークとウエハWA上のマー
クとを、レチクルRの上方に配置した顕微鏡対物
レンズを介して観察(検出)して位置合せを行な
う、所謂ダイ・バイ・ダイアライメント光学系を
使つた露光装置でも全く同様に実施できる。この
場合、ダイ・バイ・ダイアライメント時にレチク
ルRを位置合せのためにx,y方向に微動させな
いものとすれば、レチクルR上のマークの投影像
が、本実施例のスポツト光LXS、LYSに相当す
ることになる。またレチクルRを微動させる方式
のものでは、まずレチクルRを原点位置に正確に
合わせて設定する。そして複数のチツプのステツ
プアライメント(実測)の際、配列設計値に従つ
てステージをステツピングさせた後、レチクルR
のマークと実測すべきチツプのマークとが所定の
位置関係になるようにレチクルRを微動し、レチ
クルRの原点からのx,y方向への移動量を検出
することによつて、そのチツプの位置の実測値
(、)を算出することができる。
ては、レーザのスポツト光をウエハWA上のマー
クに照射して、マーク(チツプ)の位置を検出し
たが、スポツト光をウエハWA上で単振動させた
り、等速直線走査させたりするアライメント系、
又はレチクルR上のマークとウエハWA上のマー
クとを、レチクルRの上方に配置した顕微鏡対物
レンズを介して観察(検出)して位置合せを行な
う、所謂ダイ・バイ・ダイアライメント光学系を
使つた露光装置でも全く同様に実施できる。この
場合、ダイ・バイ・ダイアライメント時にレチク
ルRを位置合せのためにx,y方向に微動させな
いものとすれば、レチクルR上のマークの投影像
が、本実施例のスポツト光LXS、LYSに相当す
ることになる。またレチクルRを微動させる方式
のものでは、まずレチクルRを原点位置に正確に
合わせて設定する。そして複数のチツプのステツ
プアライメント(実測)の際、配列設計値に従つ
てステージをステツピングさせた後、レチクルR
のマークと実測すべきチツプのマークとが所定の
位置関係になるようにレチクルRを微動し、レチ
クルRの原点からのx,y方向への移動量を検出
することによつて、そのチツプの位置の実測値
(、)を算出することができる。
また本実施例ではオフセツト量(Ox、Oy)を
別に単独に求めるようにして、演算処理の簡素化
を計つたが、次(9)のアドレス誤差Eを最小にする
ような誤差パラメータA,Oを、厳密な演算処理
によつて算出してもよいことは言うまでもない。
別に単独に求めるようにして、演算処理の簡素化
を計つたが、次(9)のアドレス誤差Eを最小にする
ような誤差パラメータA,Oを、厳密な演算処理
によつて算出してもよいことは言うまでもない。
(発明の効果)
以上本発明によれば、ウエハ等の基板上に形成
された複数のチツプパターン(シヨツト領域)の
全てに対して位置合せ誤差が平均的に小さくな
り、1枚の基板から得られる良品チツプの数が多
くなるといつた効果が得られる。また基板上の複
数の領域の夫々を、加工中心点、検査中心点、あ
るいは露光中心点に対して順次位置合せする際は
実測したいくつかの領域の座標位置からの推定値
に基づいてステージを移動させるだけなので、基
板上の各領域毎に座標位置を実測しては位置合せ
を行なうという方法よりもスループツトが高くな
るといつた特徴がある。さらに実測したいくつか
の領域の座標位置を演算して、一義的な関係式
(Fn=A・Dn+O)の係数A,Oを決定してい
るが、実測のときに順次ステージで移動させると
きに発生する機械的、又は電気的なランダムな誤
差が演算によつて平均化されることになり、係数
A,Oはそのようなランダムな成分の影響を受け
にくいといつた利点もある。
された複数のチツプパターン(シヨツト領域)の
全てに対して位置合せ誤差が平均的に小さくな
り、1枚の基板から得られる良品チツプの数が多
くなるといつた効果が得られる。また基板上の複
数の領域の夫々を、加工中心点、検査中心点、あ
るいは露光中心点に対して順次位置合せする際は
実測したいくつかの領域の座標位置からの推定値
に基づいてステージを移動させるだけなので、基
板上の各領域毎に座標位置を実測しては位置合せ
を行なうという方法よりもスループツトが高くな
るといつた特徴がある。さらに実測したいくつか
の領域の座標位置を演算して、一義的な関係式
(Fn=A・Dn+O)の係数A,Oを決定してい
るが、実測のときに順次ステージで移動させると
きに発生する機械的、又は電気的なランダムな誤
差が演算によつて平均化されることになり、係数
A,Oはそのようなランダムな成分の影響を受け
にくいといつた利点もある。
さらに、実施例によれば誤差パラメータの決定
にあたつて最小二乗法を使つているので、いくつ
かのチツプに対するステツプアライメントの精度
のバラツキも抑えることが可能である。尚、本発
明は縮小投影型の露光装置に限らず、ステツプア
ンドリピート方式の露光装置、例えば等倍の投影
型ステツパーやプロキシミテイタイプのステツパ
ー(X線露光装置)等に広く応用できるものであ
る。また露光装置以外でも半導体ウエハや複数の
チツプパターンを有するフオトマスク等を検査す
る装置(欠陥検査、プローバ等)で、各チツプ毎
にステツプアンドリピート方式で検査視野やプロ
ーブ針等の基準位置に対して位置合せするものに
おいても、同様に本発明を実施することができ
る。
にあたつて最小二乗法を使つているので、いくつ
かのチツプに対するステツプアライメントの精度
のバラツキも抑えることが可能である。尚、本発
明は縮小投影型の露光装置に限らず、ステツプア
ンドリピート方式の露光装置、例えば等倍の投影
型ステツパーやプロキシミテイタイプのステツパ
ー(X線露光装置)等に広く応用できるものであ
る。また露光装置以外でも半導体ウエハや複数の
チツプパターンを有するフオトマスク等を検査す
る装置(欠陥検査、プローバ等)で、各チツプ毎
にステツプアンドリピート方式で検査視野やプロ
ーブ針等の基準位置に対して位置合せするものに
おいても、同様に本発明を実施することができ
る。
第1図は本発明の実施例を好適な縮小投影型露
光装置の概略的な構成を示す斜視図、第2図は第
1図の装置におけるアライメント系の各検出中心
の位置関係を示す平面図、第3図は本発明の位置
合せ方法を使つた全体的な動作手順を表わすフロ
ーチヤート図、第4図は第1図の装置を使つて、
位置合せ、及び露光するのに好適なウエハの平面
図、第5図はステツプアライメントするチツプの
位置を示すウエハの平面図である。 〔主要部分の符号の説明〕、WA……ウエハ、
CP,Cn……チツプ、αβ……配列座標、103,
104……ステツプアライメントによ8実測工
程、107……誤差パラメータを決定する工程、
108,109,110,111……補正された
実際のチツプ配列座標に沿つてステツプアンドリ
ピート方式で位置決めする工程。
光装置の概略的な構成を示す斜視図、第2図は第
1図の装置におけるアライメント系の各検出中心
の位置関係を示す平面図、第3図は本発明の位置
合せ方法を使つた全体的な動作手順を表わすフロ
ーチヤート図、第4図は第1図の装置を使つて、
位置合せ、及び露光するのに好適なウエハの平面
図、第5図はステツプアライメントするチツプの
位置を示すウエハの平面図である。 〔主要部分の符号の説明〕、WA……ウエハ、
CP,Cn……チツプ、αβ……配列座標、103,
104……ステツプアライメントによ8実測工
程、107……誤差パラメータを決定する工程、
108,109,110,111……補正された
実際のチツプ配列座標に沿つてステツプアンドリ
ピート方式で位置決めする工程。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 被処理基板に設計上の配列座標に沿つて規則
的に整列した複数のチツプパターンの夫々を、所
定の基準位置に対してステツプアンドリピート方
式で順次位置合せする方法において、該ステツプ
アンドリピート方位の位置合せに先立つて、前記
チツプパターンの設計上の配列座標値に基づいて
前記被処理基板を移動させ、前記複数のチツプパ
ターンのいくつかを前記基準位置に合せたときの
各位置を実測する実測工程と;前記設計上の配列
座標値と前記ステツプアンドリピート方式で位置
合せすべき実際の配列座標とが所定の誤差パラメ
ータを含んで一義的な関係になるものとしたと
き、前記複数の実測値と前記実際の配列座標値と
の平均的な偏差が最小になるように前記誤差パラ
メータを決定する第1演算工程と;該決定された
誤差パラメータと前記設計上の配列座標値とに基
づいて前記実際の配列座標値を算出する第2演算
工程と;ステツプアンドリピート方式の位置合せ
のときに、該第2演算工程で算出された実際の配
列座標値に応じて前記被処理基板を位置決めする
工程とを含むことを特徴とする位置合せ方法。 2 前記被処理基板を複数のブロツク領域に分け
たとき、着目する1つのブロツク領域内に存在す
るいくつかのチツプパターンに対して前記実測工
程、第1演算工程、及び第2演算工程を行い、ス
テツプアンドリピート方式で前記着目するブロツ
ク領域内の各チツプパターンを位置合せするとき
は、該着目する領域内に関して前記第2演算工程
で算出された実際の配列座標値に応じて前記位置
決め工程を行うことを特徴とする特許請求の範囲
第1項に記載の方法。 3 複数の被加工領域Cnが2次元に規則的に形
成された基板WAを、前記被加工領域の配列座標
(α、β)が予め定められた直交座標系x,yに
対してほぼ平行になるように保持し、前記直交座
標系内で2次元移動させるステージ3と、該ステ
ージの座標位置を計測する位置計測手段9,10
と、前記直交座標系内の所定位置に加工中心点
AXを有し、前記ステージ上の基板の被加工領域
を加工する加工手段R,1と、前記複数の被加工
領域の夫々の内部に設定された特定点の1つが前
記加工中心点に対して所定の位置関係に導かれる
ように前記ステージの移動を制御する制御手段
5,6,50とを備えた位置合せ装置において、 (a) 前記複数の被加工領域Cnの設計上の配列座
標(α、β)に基づいて、前記複数の被加工領
域Cnの各特定点を前記加工中心点AXへ導くよ
うな前記ステージ3の設計上の座標値Dnを記
憶する記憶手段と; (b) 前記複数の被加工領域Cnのうち互いに異な
るm(ただし、m<n)個の被加工領域の各特
定点の座標位置を前記位置計測手段9,10の
計測値に基づいて実測することによつて、前記
m個の被加工領域の各特定点を前記加工中心点
AXと一致させるための前記ステージ3の座標
値を特定する実測手段30〜38,41〜
48,50,103,104と; (c) 前記複数の被加工領域Cnの各特定点を前記
加工中心点AXに一致させるための前記ステー
ジ3の移動座標値Fnを、前記設計座標値Dnに
基づいて算出するために、所定の誤差パラメー
タA,Oを用いて、 Fn=A・Dn+O の演算を行う第1演算手段108と; (d) 前記m個の被加工領域の各実測座標値と、
該m個の被加工領域の夫々に対応した各設計座
標値Dnとに基づいて、前記各実測座標値と
前記移動座標値Fnとの偏差を前記m個以下の
実測した被加工領域の夫々で最も小さくするよ
うな前記誤差パラメータA,Oの値を算出する
第2演算手段107とを備え、 前記制御手段は、算出された誤差パラメータ
A,Oの値を用いて前記第1演算手段108で
決定される移動座標値Fnに前記ステージ3を
順次移動させることを特徴とする位置合せ装
置。 4 前記実測手段は、前記複数の被加工領域Cn
のうち、n個未満で3個以上のm個の被加工領域
の各特定点の座標値を実測することを特徴と
する特許請求の範囲第3項に記載の装置。 5 前記第2演算手段は、前記実測されたm個の
被加工領域の各特定点の実測座標値がほぼ正
常に得られたか否かを判定する手段と、正常に得
られなかつた実測座標値を前記誤差パラメータ
A,Oの値の演算から除外する手段とを含むこと
を特徴とする特許請求の範囲第3項又は第4項に
記載の装置。 6 前記実測手段は、前記実測座標値が正常
に得られなかつたと判定されたとき、該正常でな
い実測座標値を検出した被加工領域の近傍に位置
する別の被加工領域について前記実測座標値を検
出することを特徴とする特許請求の範囲第3項又
は第4項に記載の装置。 7 前記加工手段は、前記基板上の1つの被加工
領域に重ね合わせすべきパターン領域Prを備え
たレチクルRを含み、前記ステージと共同して該
レチクルRのパターン領域を前記基板の複数の被
加工領域の夫々にステツプアンドリピート方式で
露光することを特徴とする特許請求の範囲第3項
から第6項のいずれか1項に記載の装置。 8 前記第1演算手段は、前記移動座標値Fnと
設計座標値Dnとを、それぞれ前記直交座標系
(x、y)の各座標軸方向の値に分けてFn=
(Fxn、Fyn)、Dn=(Dxn、Dyn)とし、前記誤
差パラメータA,Oをベクトルとしたとき、 Fxn Fyn=a11 a12 a21 a22Dxn Dyn+Ox Oy の演算を行うとともに、 前記第2演算手段は、前記誤差パラメータのう
ち少なくとも4つの要素a11、a12、a21、a22を最
小二乗法によつて算出することを特徴とする特許
請求の範囲第3項、又は第7項に記載の装置。 9 複数の領域Cnが2次元に規則的に形成され
た基板WAを、前記領域の配列座標(α、β)が
予め定められた直交座標系(x、y)に対してほ
ぼ平行になるように保持し、前記直交座標内で2
次元移動させるステージ3と、該ステージの座標
位置を計測する位置計測手段9,10と、前記直
交座標系内に所定位置に検査中心点AXを有し、
前記ステージ上の基板の領域を検査する検査手段
R,1と、前記複数の領域の夫々の内部に設定さ
れた特定点の1つが前記検査中心点に対して所定
の位置関係に導かれるように前記ステージの移動
を制御する制御手段5,6,50とを備えた位置
合せ装置において、 (a) 前記複数の領域Cnの設計上の配列座標(α、
β)に基づいて、前記複数の領域Cnの各特定
点を前記検査中心点AXへ導くような前記ステ
ージ3の設計上の座標値Dnを記憶する記憶手
段と; (b) 前記複数の領域Cnのうち互いに異なるm(た
だし、m<n)個の領域の各特定点の座標位置
を前記位置計測手段9,10の計測値に基づい
て実測することによつて、前記m個の領域の各
特定点を前記検査中心点AXと一致させるため
の前記ステージ3の座標値を特定する実測
手段30〜38,41〜48,50,103,
104と; (c) 前記複数の領域Cnの各特定点を前記検査中
心点AXに一致させるための前記ステージ3の
移動座標値Fnを、前記設計座標値Dnに基づい
て算出するために、所定の誤差パラメータA,
Oを用いて、 Fn=A・Dn+O の演算を行う第1演算手段108と; (d) 前記m個の領域の各実測座標値と、該m
個の領域の夫々に対応した各設計座標値Dnと
に基づいて、前記各実測座標値と前記移動
座標値Fnとの偏差を前記m個以下の実測した
領域の夫々で最も小さくするような前記誤差パ
ラメータA,Oの値を算出する第2演算手段1
07とを備え、 前記制御手段は、算出された誤差パラメータ
A,Oの値を用いて前記第1演算手段108で
決定される移動座標値Fnに前記ステージ3を
順次移動させることを特徴とする位置合せ装
置。 10 所定の配列座標(α,β)に従つて2次元
に配列される複数のシヨツト領域Cnと、該複数
のシヨツト領域の夫々に付随して、各シヨツト領
域の中心点と一致の位置関係で配置されるマーク
SXn,SYnとが形成された感応基板WAを、前記
配列座標が所定の直交座標系x,yとほぼ平行に
なるように保持し、前記直交座標系内で2次元移
動させるステージ3と、該ステージの座標位置を
計測する位置計測手段9,10と、前記直交座標
系内の所定位置に露光中心点を有し、該露光中心
点と前記感応基板上のシヨツト領域の中心点とが
一致したとき、該シヨツト領域に重なり合うパタ
ーン領域Prを露光する露光手段R,1と、前記
直交座標系内の前記露光中心点と一義的な位置に
検出中心点を有し、前記感応基板上のマークを検
出するマーク検出手段30〜38、41〜48
と、該マーク検出手段によつて前記感応基板上の
任意のマークが検出されるように前記ステージを
移動させるとともに、前記感応基板上に任意のシ
ヨツト領域の中心点が前記露光中心点に一致する
ように前記ステージを移動させるための制御手段
5,6,50とを備えた位置合せ装置において、 (a) 前記複数のシヨツト領域の各中心点を前記露
光中心点と一致させるような前記ステージの設
計上の座標値Dnを記憶する記憶手段と; (b) 前記マーク検出手段と前記位置計測手段とを
用いて、前記感応基板上のm(ただしm<n)
個のシヨツト領域の夫々に付随した前記マーク
が前記検出中心点と一致するような前記ステー
ジの座標値を検出することによつて、前記m個
のシヨツト領域の各中心点を前記露光中心点と
一致させるための前記ステージの実測座標値
Fnを特定するシヨツト座標実測手段50,1
03,104と; (c) 前記複数のシヨツト領域の夫々を前記露光手
段のパターン領域で順次露光するときの前記ス
テージの移動座標値Fnを、前記設計座標値Dn
から所定の係数A,Oを伴つて一義的に表され
る関係式に基づいて算出する第1演算手段10
8と; (d) 前記m個のシヨツト領域の各実測座標値
と、該m個のシヨツト領域の夫々に対応した前
記移動座標値Fnとの各偏差がいずれも最小と
なるように、前記実測座標値とそれに対応
した前記設計座標値Dnとに基づいて前記第1
演算手段の係数の値を算出する第2演算手段1
07とを備えたことを特徴とする位置合せ装
置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59167020A JPS6144429A (ja) | 1984-08-09 | 1984-08-09 | 位置合わせ方法、及び位置合せ装置 |
US06/915,027 US4780617A (en) | 1984-08-09 | 1986-10-03 | Method for successive alignment of chip patterns on a substrate |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59167020A JPS6144429A (ja) | 1984-08-09 | 1984-08-09 | 位置合わせ方法、及び位置合せ装置 |
Related Child Applications (2)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5201725A Division JPH0738376B2 (ja) | 1993-08-13 | 1993-08-13 | 投影露光装置 |
JP6314725A Division JP2638528B2 (ja) | 1994-12-19 | 1994-12-19 | 位置合わせ方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6144429A JPS6144429A (ja) | 1986-03-04 |
JPH0447968B2 true JPH0447968B2 (ja) | 1992-08-05 |
Family
ID=15841900
Family Applications (1)
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