JPH0446387A - 表示装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はパーソナルコンビコータ等の表示部に表示され
た表示文字情報を秘匿させる様にした表示装置に関する
。

〔発明の概要〕

本発明はパーソナルコンビ二一夕等の表示部に表示され
る表示文字情報を秘匿させる様にした表示装置に関し、
複数の映像信号を時分割変換手段を介して表示手段に表
示させると共に遮蔽手段を介して、表示手段に表示され
る映像信号を視る様に成した表示装置に於いて、遮蔽手
段が開かれている時のみ必要な時分割した第１の映像信
号の情報を表示し、遮蔽手段が閉じられている時は不必
要な時分割した第２の映像信号の情報を遮蔽する様に表
示し、遮蔽手段を介さずに表示手段の表示内容を視たと
き必要な時分割した第１の映像信号の映像を］！し得な
い様に表示し、パーソナルコンピュータ等の表示部に表
示された情報内容を第３者に、視えない様にしたもので
ある。

〔従来の技術〕

近時、パーソナルコンビコータは小型化が進み、ラップ
トツブ型、或はブック型等が普及し、携帯に便利となっ
て、電車、喫茶店等の不特定多数の人が集まる場所で使
用することも多く、入力される内容或は表示部に表示さ
れる内容が秘密を要する場合には他の第３者に見られる
様な問題があった。この様な問題を解決するためには第
３者が表示部をみても、解らない様に成せばよい。この
様に所定情報を秘匿して第３者に解らない様にした警視
技術は提案されていないが、本発明に近い技術として立
体視用の表示装置が知られている。

第５図はこの立体視用の表示装置を示すもので（１）及
び（２）は右眼用カメラ及び左眼用のカメラであり、こ
れら両人右眼用カメラ（１）　（２）で撮像した撮像信
号を、例えば右眼用は偶数フィールド、左眼用は奇数フ
ィールドとなる様に時分割変換回路（３）で時分割して
１つのチャンネルにして表示手段（４）に供給し、ＣＲ
Ｔ上に偶数フィールドでは右眼用カメラ（１）で撮像し
た信号を表示し、奇数フィールドでは左眼用カメラ（２
）で撮像した信号を表示する。

一方、この時分割した映像信号に同期した遮蔽手段、例
えば液晶眼鏡（６）を液晶駆動回路（５）を介して開閉
させ、表示手段（４）の画面を視る人は奇数フィールド
及び偶数フィールドの映像を分離して別々に視ることで
２つの像が脳で合成されて奥行感のある立体像を知覚す
る様になされたものである。

液晶眼鏡（６）としては液晶板（８）の両側に互いに格
子方向が直交する偏光板（７）　（９）を配設し、液晶
板（８）は２枚の透明電極（ＩＴＯ）を蒸着したガラス
板間にねじれネマチック（Ｔｗｉｓｔｅｄ　Ｎｅｍａｔ
ｉｃ）　液晶をサンドイッチ状に挟み込んだものである
。

〔発明が解決しようとする課題〕

上述の立体視用の表示装置は所定の左右情報を立体視用
に作成し、第５図で説明した表示装置（４）及び液晶眼
鏡（６）を介して立体視を行なう様に成したものであり
、秘密性の高い表示画面を秘匿させる様に視ようとする
考え方に結ぶ付けることは出来ない。

本発明は秘匿性の高い表示画面の得られる表示装置を簡
単に得ようとするものである。

〔課題を解決するための手段〕

本発明の表示装置はその例が第１図に示されている様に
、複数の映像信号を時分割変換手段（１３）を介して表
示手段（４）に表示させると共に遮蔽手段（６）を介し
て、表示手段（４）に表示される映像信号を視る様に成
した表示装置に於いて、遮蔽手段（６）が開かれている
時のみ必要な時分割した第１の映像信号の情報を表示し
、遮蔽手段（６）が閉じられている時は不必要な時分割
した第２の映像信号の情報を遮蔽する様に表示し、遮蔽
手段（６）を介さずに表示手段（４）の表示内容を視た
とき必要な時分割した第１の映像信号の映像を認識し得
ない様に表示して成るものである。

〔作用〕

本発明の表示装置は特定者だけが表示内容を理解するこ
との出来る表示を行なうことが出来、第３者には表示装
置で表示される表示内容等の秘密を匿くすことの出来る
ものが得られる。更に１台の表示装置で複数の使用者が
異なる別の映像や情報を視ることの出来るものも得られ
る。

〔実施例〕

以下、本発明の表示装置の遮蔽手段として液晶眼鏡を用
いて所定情報のみ表示させるものを第１図及び第２図で
説明する。尚、第５図との対応部分には同一符号を付し
て重複説明を省略する。

第１図で、（１４）はパーソナルコンビニータ、ＶＴＲ
等の映像信号を出力する電子機器であり、この電子機器
（１４）内には、例えばキャラクタジェネレータの如き
、表示手段（４）の表示面に表示させたい映像信号を発
生させる信号発生器（１０）並に同じく、キャラクタジ
ェネレータの如き、擬似の映像信号を発生させる擬似信
号発生器（１１）が配設されている。これらの両信号発
生器（１０）、　（１１）　からの映像信号出力は時分
割変換回路を構成する。例えばマルチプレックサ（１３
）に供給される。マルチプレックサ（１３）は制御信号
発生器（１２）の制御信号によって切換が成され、信号
発生器（１０）からの映像信号出力と擬似信号発生器（
１１）からの擬似映像信号出力がマルチプレックサの出
力端から端子ＴＩを介して表示装置（４）に時分割され
て供給される。

表示装置（４）は図に示す様に例えば、７セグメントの
数字表示装置であるとする。

制御信号発生器（１２）からの制御信号は液晶駆動回路
（５）及び端子Ｔ２　を介して液晶眼鏡（６）の液晶板
（８）の透明電極に供給される。勿論、この液晶眼鏡（
６）の液晶板（８）のガラス基板に接して偏光板（７）
　（９）が設けられ、表示装置（４）の文字認識を行な
う人がこの液晶眼鏡をかけている。

上述の如き本例の表示装置に於ける動作を第２図を用い
て説明する。

第１図の信号発生器（１０）からの映像信号出力で例え
ば、数字のｒ１２３」を表示装置（４）に表示させたい
時は擬似信号発生器（１１）から例えば、任意の「１２
３」を除＜ｒ４５６Ｊと云う映像信号を出力させる。こ
れら両映像信号はマルチプレクサ（１３）で時分割され
、第２図に示す様に「１２３」’４５６Ｊ　　ｒ１２３
」　ｒ４５６」・・・・と交互に端子Ｔ、から表示装置
（４）に供給される。この時に制御信号発生器（１２）
の制御信号は液晶駆動回路（５）と端子Ｔ２　を介して
液晶眼鏡（６）の液晶板（８）に第２図の様に供給され
る。即ち、映像信号の出力が「１２３」の時は液晶板（
８）の透明電極に電圧を印加せずに遮蔽手段（シャッタ
）を開状態にし、擬似映像信号の「４５６」が出力され
た時は液晶板〔８）の透明電極に電圧を印加してシャッ
タを閉状態にする。即ち、制御信号に同期してシャッタ
を開閉させる。勿論、これら液晶板（８）に印加する電
圧は偏光板（７）　（９）が互いに平行なものであれば
上述とは逆に印加することになる。

上述の様に動作させれば液晶眼鏡（６）をかけて表示装
置（４）を視る場合には必要な映像情報「１２３」だけ
を視ることが出来るが、液晶眼鏡をかけていない人が表
示装置（４）の画面を視ればｒ４８８」の様に視えるの
で、秘匿性を必要とするｒｌ　２３Ｊの文字表示を第３
者の眼から匿すことが出来る警視機能を有する表示装置
が得られる。

上述の実施例では液晶眼鏡をシャッタとして用いたが、
表示装置（４）の表示面上に液晶板或はＰＬ２Ｔ等の電
子シャッタを配設し、偏光眼鏡だけを用いて視る様にし
てもよい。この構成によれば偏光眼鏡をかけない人は特
定の表示内容を視ることが出来ないものが得られ、液晶
眼鏡まで制御信号を供給するワイヤーを引きまわす必要
のないものが得られる。

第３図は本発明の表示装置の他の実施例を示すものであ
る。第３図は１台の表示装置で異なった映像情報を視る
様にしたものである。

同図でパーソナルコンビ二一夕の如き電子機器（１４）
内には互いに異なる映像信号を出力する第１乃至第ｎの
信号発生器（１０ａ）　（１０ｂ）　（１０ｃ）　＝　
・−（Ｉｏｎ）の各出力を時分割変換回路を構成するマ
ルチプレックサ（１３）の固定接点す、ｃ、ｄ、ｅに接
続し、可動接片ａを介して時分割した映像信号出力を端
子Ｔ１　を経て表示装置（４）に供給する。マルチプレ
ックサ（１３）の可動接片ａは制御信号発生器（１２）
によって順次す、ｃ、ｄ、ｅ、ｂ、ｃ、ｄ・・−・と切
り換えられる。一方、液晶駆動回路（５）からの駆動信
号はスイッチ（１９）の可動接片ａと複数の固定接点す
、　　ｃ、　　ｄ、　　ｅを介して出力端子Ｔ、、　Ｔ
、、　Ｔ５゜Ｔ６　に接続され、これら出力端子は複数
の人がかけた液晶眼鏡（６ａ）　（６ｂ）　（６ｃ）　
（６ｎ）　０）液晶板ノ透明電極に供給され、スイッチ
（１９）は制御信号発生器（１２）からの制御信号に同
期して順次切換えられる様に成されている。

上述の構成によると、マルチプレクサ（］３）から時分
割された第１の信号発生器（１０ａ）　　の映像信号を
出力している時はスイッチ（１９）は液晶眼鏡（６ａ）
のみにンヤッタロオンＪ「オフ」電圧を供給して、駆動
状態にし、他の液晶眼鏡（６ｂ）　（６ｃ）・・・・（
６ｎ）は非駆動状態であるので液晶眼鏡（６ａ）をかけ
た人だけが表示装置（４）の画面を視ることになる。以
下、次の液晶眼鏡（６ｂ）をかけた人のみ、第２の信号
発生器（１０ｂ）　　からの映像信号の出力を表示装置
（４〕上で視ることが出来ることになる。この様な構成
では複数の人間が１台のデイスプレィで異なる映像画面
を視ることの出来る表示装置が得られる。

第４図は本発明の表示装置の更に他の実施例を示すもの
である。第４図は第３図と路間−の構成であるが、第４
図の場合は第１乃至第ｎの信号発生装置（１０ａ）　（
１０ｂ）　（１０ｃ）　＝　＝　（１０ｎ＞　（Ｄ代わ
りに撮像層の第１乃至第ｎのカメラ（１５）　（１６）
　（１７）　（１８）を設け、被写体く２０）を複数の
カメラで撮像する様にしたものである。例えば麻雀、ポ
ーカ−ゲーム等の他の競技者に自分の手の内が１台のデ
イスプレィでも視えない様に成したもので、第１のカメ
ラ（１５）は第１の被写体（２０ａ）　を第２のカメラ
（１６）は第２の被写体（２０ｂ）　　を、第３のカメ
ラ（１７）は第３の被写体（２０Ｃ）　　を、第ｎのカ
メラ（１８）は第ｎの被写体（２１）ｎ）　を撮像して
いるとすれば表示装置（４）は１台であっても液晶眼鏡
（６ａ＞　（６ｂ）　（６ｃン・・・・（６ｎ）を掛け
ている人々は夫々第１〜第ｎの被写体（２０ａ）（２０
ｂ）　（２０ｃ）　・・−（２Ｏｎ）　　の１つの被写
体だけが視えて、他人の手の内を視ることの出来ない表
示装置が得られる。

上述の各実施例に示した様に本発明によれば特定の人だ
けが秘匿性を必要とする映像を視ることが出来る表示装
置が得られる。更に１台の表示装置を用いて複数の人々
が異なった画像を視ることの出来る表示装置を得られる
。

尚、本発明は叙上の各実施例で限定されることなく、本
発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変更し得ることは明
白である。

〔発明の効果〕

本発明の表示装置によればバーンナルコンピュータ等の
表示部に表示された情報内容が第３者に解らない様にし
たものが得られ、更に１台の表示装置で複数の人々が異
なった画像を視ることの出来るものが得られる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の表示装置の〜実施例を示す構成図、第
２図は第１図の動作説明図のデータａ力を示す図、第３
図及び第４図は本発明の表示装置の他の実施例を示す構
成図、第５図は従来の表示装置の構成図である。 （４）は表示装置、（６）は液晶眼鏡、（８）は液晶板
、（７）（９）は偏光板、（１０）は信号発生器、（１
１）は擬似信号発生器、（１２）は制御信号発生器、（
１３）はマルチプレクサである。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 複数の映像信号を時分割変換手段を介して表示手段に表
   示させると共に遮蔽手段を介して、該表示手段に表示さ
   れる映像信号を視る様に成した表示装置に於いて、 上記遮蔽手段が開かれている時のみ必要な時分割した第
   １の映像信号の情報を表示し、該遮蔽手段が閉じられて
   いる時は不必要な時分割した第２の映像信号の情報を遮
   蔽する様に表示し、上記遮蔽手段を介さずに上記表示手
   段の表示内容を視たときは必要な時分割した第１の映像
   信号の映像を認識し得ない様に表示して成ることを特徴
   とする表示装置。