JPH04305168A - 電気量を誤差補正して測定する方法 - Google Patents
電気量を誤差補正して測定する方法Info
- Publication number
- JPH04305168A JPH04305168A JP9091991A JP9091991A JPH04305168A JP H04305168 A JPH04305168 A JP H04305168A JP 9091991 A JP9091991 A JP 9091991A JP 9091991 A JP9091991 A JP 9091991A JP H04305168 A JPH04305168 A JP H04305168A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- electrical
- value
- amount
- digital
- analog
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 230000005611 electricity Effects 0.000 title claims abstract description 22
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 38
- 238000012937 correction Methods 0.000 claims abstract description 36
- 238000005259 measurement Methods 0.000 claims description 21
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 abstract description 5
- 230000003321 amplification Effects 0.000 description 6
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 6
- 238000003199 nucleic acid amplification method Methods 0.000 description 6
- 238000012545 processing Methods 0.000 description 5
- 238000007689 inspection Methods 0.000 description 4
- 239000000654 additive Substances 0.000 description 3
- 230000000996 additive effect Effects 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000006870 function Effects 0.000 description 2
- 238000002347 injection Methods 0.000 description 2
- 239000007924 injection Substances 0.000 description 2
- 230000033228 biological regulation Effects 0.000 description 1
- 230000001276 controlling effect Effects 0.000 description 1
- 239000006185 dispersion Substances 0.000 description 1
- 230000007774 longterm Effects 0.000 description 1
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 1
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 1
- 230000006641 stabilisation Effects 0.000 description 1
- 238000011105 stabilization Methods 0.000 description 1
- 239000013589 supplement Substances 0.000 description 1
- 238000012360 testing method Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01R—MEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
- G01R19/00—Arrangements for measuring currents or voltages or for indicating presence or sign thereof
- G01R19/25—Arrangements for measuring currents or voltages or for indicating presence or sign thereof using digital measurement techniques
- G01R19/257—Arrangements for measuring currents or voltages or for indicating presence or sign thereof using digital measurement techniques using analogue/digital converters of the type with comparison of different reference values with the value of voltage or current, e.g. using step-by-step method
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Measurement Of Current Or Voltage (AREA)
- Analogue/Digital Conversion (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電気量を誤差補正して
測定する方法、更に詳細には、アナログ電気量、特に電
圧をデジタル値として誤差補正して測定する方法であっ
て、値が既知の電気基礎量とその電気基礎量の測定値と
を比較することにより得られる差を電気量の測定結果の
補正に用いて電気量を測定する方法に関する。
測定する方法、更に詳細には、アナログ電気量、特に電
圧をデジタル値として誤差補正して測定する方法であっ
て、値が既知の電気基礎量とその電気基礎量の測定値と
を比較することにより得られる差を電気量の測定結果の
補正に用いて電気量を測定する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】電子技術の種々の分野では、電気量の絶
対値を求めることが必要になる。この為には、キャリブ
レートされた測定装置を用いることが要求される。この
キャリブレーションは例えば素子の許容誤差により一連
の装置の特性が等しいものとはならないことにより必要
になる。
対値を求めることが必要になる。この為には、キャリブ
レートされた測定装置を用いることが要求される。この
キャリブレーションは例えば素子の許容誤差により一連
の装置の特性が等しいものとはならないことにより必要
になる。
【0003】同様に自動車の電子技術でも電気量を正確
に求めなければならないという問題がある。特にセンサ
により得られる電気量を誤差なく検出する必要がある。 というのはこの電気量を内燃機関の運転に用いなければ
ならないからである。運転パラメータを処理し調節する
ために好ましくは自動車の内燃機関を駆動する制御装置
が用いられる。この制御装置の入力には、とりわけ運転
状態に関係した電気量が入力される。従ってこの電気量
は後の処理を考え、測定誤差なく検出しなければならな
い。測定誤差はとりわけ素子の許容誤差、ドリフト現象
(特に温度に関係した)並びに他のオフセット量により
発生する。この測定誤差をなくするために従来では制御
装置内のハードウェア的な構成によりゲイン並びにオフ
セットの調節が行われている。例えばこの調節は調節抵
抗を設定することにより行われている。しかしこのよう
な方法は大量生産時にはやっかいでありまた複雑であっ
て対応したコストが必要になる。
に求めなければならないという問題がある。特にセンサ
により得られる電気量を誤差なく検出する必要がある。 というのはこの電気量を内燃機関の運転に用いなければ
ならないからである。運転パラメータを処理し調節する
ために好ましくは自動車の内燃機関を駆動する制御装置
が用いられる。この制御装置の入力には、とりわけ運転
状態に関係した電気量が入力される。従ってこの電気量
は後の処理を考え、測定誤差なく検出しなければならな
い。測定誤差はとりわけ素子の許容誤差、ドリフト現象
(特に温度に関係した)並びに他のオフセット量により
発生する。この測定誤差をなくするために従来では制御
装置内のハードウェア的な構成によりゲイン並びにオフ
セットの調節が行われている。例えばこの調節は調節抵
抗を設定することにより行われている。しかしこのよう
な方法は大量生産時にはやっかいでありまた複雑であっ
て対応したコストが必要になる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】DE−OS38443
33には、信号処理時素子の許容誤差を補正する方法が
記載されている。積分器の許容誤差の影響を考慮するた
めに、信号処理を誤差なく行った時既知(理論的)の積
分値になるような信号がマイクロコンピュータにより形
成される。上述した素子の許容誤差により積分器には異
なる積分値が発生する。この実際の積分値と理論的な積
分値を比較することにより誤差量を表す差値が形成され
、この差値が積分値の補正に用いられている。この積分
器の後段にはアナログ/デジタル変換器が接続されるの
で、積分値はデジタル値として得られることになる。
33には、信号処理時素子の許容誤差を補正する方法が
記載されている。積分器の許容誤差の影響を考慮するた
めに、信号処理を誤差なく行った時既知(理論的)の積
分値になるような信号がマイクロコンピュータにより形
成される。上述した素子の許容誤差により積分器には異
なる積分値が発生する。この実際の積分値と理論的な積
分値を比較することにより誤差量を表す差値が形成され
、この差値が積分値の補正に用いられている。この積分
器の後段にはアナログ/デジタル変換器が接続されるの
で、積分値はデジタル値として得られることになる。
【0005】本発明は、このような点に鑑みなされたも
ので、簡単な方法により基準量が測定時不安定であって
も電気量を誤差補正して測定することが可能な測定方法
を提供することを課題とする。
ので、簡単な方法により基準量が測定時不安定であって
も電気量を誤差補正して測定することが可能な測定方法
を提供することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、このような課
題を解決するために、アナログ電気量、特に電圧をデジ
タル値として誤差補正して測定する方法であって、値が
既知の電気基礎量とその電気基礎量の測定された測定値
とを比較することにより得られる差を電気量の測定結果
の補正に用いて電気量を誤差補正して測定する方法にお
いて、電気量並びに値は正確には未知であるがほぼドリ
フトのない電気補助量を順次同一の装置を用いて測定し
、それを電気基準量が印加されるアナログ/デジタル変
換器によりデジタル値に変換し、各デジタル値の比を形
成することにより基準量を除去し、補正値を求めて前記
電気補助量の正確な値を求める構成を採用した。
題を解決するために、アナログ電気量、特に電圧をデジ
タル値として誤差補正して測定する方法であって、値が
既知の電気基礎量とその電気基礎量の測定された測定値
とを比較することにより得られる差を電気量の測定結果
の補正に用いて電気量を誤差補正して測定する方法にお
いて、電気量並びに値は正確には未知であるがほぼドリ
フトのない電気補助量を順次同一の装置を用いて測定し
、それを電気基準量が印加されるアナログ/デジタル変
換器によりデジタル値に変換し、各デジタル値の比を形
成することにより基準量を除去し、補正値を求めて前記
電気補助量の正確な値を求める構成を採用した。
【0007】
【作用】このような構成では、測定に必要なパラメータ
が正確に設定値に対応しておらず、例えばその絶対値が
正確に分かってない場合でも電気量を誤差なく測定する
ことが可能になる。例えば動作中基準量が不安定であり
、前もって数量化ができないドリフト現象を受けている
ような場合でも、本発明の方法によれば電気量を正確に
検出することが可能になる。本発明によれば、電気量と
ドリフトはないが大きさが正確には分かっていない電気
補助量が同一の装置を用いて直接順次測定される。
が正確に設定値に対応しておらず、例えばその絶対値が
正確に分かってない場合でも電気量を誤差なく測定する
ことが可能になる。例えば動作中基準量が不安定であり
、前もって数量化ができないドリフト現象を受けている
ような場合でも、本発明の方法によれば電気量を正確に
検出することが可能になる。本発明によれば、電気量と
ドリフトはないが大きさが正確には分かっていない電気
補助量が同一の装置を用いて直接順次測定される。
【0008】ここで注意しなければならないことは、回
路技術的にドリフトのない電気補助量、例えば安定化さ
れた電圧を得るのは簡単ではあるが、素子の許容誤差に
よりその電気補助量の絶対的な大きさを再現するのが困
難であるということである。大量生産の装置でそれぞれ
の電気補助量が同じ値となるようにするためには、従来
技術で述べた困難な調節方法が必要になる。
路技術的にドリフトのない電気補助量、例えば安定化さ
れた電圧を得るのは簡単ではあるが、素子の許容誤差に
よりその電気補助量の絶対的な大きさを再現するのが困
難であるということである。大量生産の装置でそれぞれ
の電気補助量が同じ値となるようにするためには、従来
技術で述べた困難な調節方法が必要になる。
【0009】本発明による方法では電気補助量にドリフ
トがないという条件が必要なだけでその正確な大きさが
分かっていない時でも正確な測定が十分できるので、こ
の様な調節は不用となる。電気量と電気補助量の測定は
直接前後して行われるので、測定に必要な基準量は、こ
の量の測定時間内では一定であり、従ってドリフトはな
いと考えられる。上述したドリフト現象は通常長い時間
の期間に現れ例えば温度変動によって生じる。
トがないという条件が必要なだけでその正確な大きさが
分かっていない時でも正確な測定が十分できるので、こ
の様な調節は不用となる。電気量と電気補助量の測定は
直接前後して行われるので、測定に必要な基準量は、こ
の量の測定時間内では一定であり、従ってドリフトはな
いと考えられる。上述したドリフト現象は通常長い時間
の期間に現れ例えば温度変動によって生じる。
【0010】上述した基準量(基準パラメータ)は、本
実施例の場合通常比率を求めることにより動作するアナ
ログ/デジタル変換器に入力される。本発明によれば、
この基準量は検出すべき電気量と電気補助量のデジタル
値の比を形成することにより除去される。これは、測定
時間が短い場合には基準量は一定と見なすことができ、
この基準量は、比を形成することにより相殺されること
により可能になる。しかし電気補助量は大量生産の各装
置ごとに必ずしも同じ大きさになるのではなく、上述し
たようにその大きさは正確に分かっておらず、ゲイン並
びにばらつきそれにオフセット誤差により種々の値が発
生するので、電気補助量の正確な値は補正値で補正する
ことにより求められる。この補正値の求め方は公知であ
る(DE−OS3844333)。これは値が分かって
いる電気基礎量を用いその基礎量とその測定値とを比較
することを原理としている。その場合、比較により発生
する差が求められ補正値が形成され、この補正値により
補正すべき量(この場合電気補助量の測定値)が処理さ
れる。
実施例の場合通常比率を求めることにより動作するアナ
ログ/デジタル変換器に入力される。本発明によれば、
この基準量は検出すべき電気量と電気補助量のデジタル
値の比を形成することにより除去される。これは、測定
時間が短い場合には基準量は一定と見なすことができ、
この基準量は、比を形成することにより相殺されること
により可能になる。しかし電気補助量は大量生産の各装
置ごとに必ずしも同じ大きさになるのではなく、上述し
たようにその大きさは正確に分かっておらず、ゲイン並
びにばらつきそれにオフセット誤差により種々の値が発
生するので、電気補助量の正確な値は補正値で補正する
ことにより求められる。この補正値の求め方は公知であ
る(DE−OS3844333)。これは値が分かって
いる電気基礎量を用いその基礎量とその測定値とを比較
することを原理としている。その場合、比較により発生
する差が求められ補正値が形成され、この補正値により
補正すべき量(この場合電気補助量の測定値)が処理さ
れる。
【0011】この様に本発明による方法によれば、ハー
ドウェアを用いた複雑なキャリブレーション方法を用い
ることなく電気量をデジタル値として正確に検出するこ
とが可能になる。その場合必要な基準量が長期間のドリ
フトを受けても測定誤差につながることはない。これに
関して更に電気補助量が必要になるが、その値は正確に
分かっている必要はない。ドリフトがないことが条件で
あるが、これは簡単な回路技術によりほぼ良好に実現す
ることができる。この様なソフトウェアを用いたキャリ
ブレーションは所定の間隔で(自動的に)繰り返すこと
ができる。
ドウェアを用いた複雑なキャリブレーション方法を用い
ることなく電気量をデジタル値として正確に検出するこ
とが可能になる。その場合必要な基準量が長期間のドリ
フトを受けても測定誤差につながることはない。これに
関して更に電気補助量が必要になるが、その値は正確に
分かっている必要はない。ドリフトがないことが条件で
あるが、これは簡単な回路技術によりほぼ良好に実現す
ることができる。この様なソフトウェアを用いたキャリ
ブレーションは所定の間隔で(自動的に)繰り返すこと
ができる。
【0012】本発明の実施例によれば電気量の正確なデ
ジタル値N_iは
ジタル値N_iは
【0013】
【数9】
【0014】の式に従って求められる。但しv_iは正
確な(理想的な)比例係数であり、Nmは電気量のデジ
タル値、NHは電気補助量のデジタル値、2のn乗はア
ナログ/デジタル変換器の分解能を示す。デジタル値N
は0,1...2のn乗ー1の値だけしかとらない。と
り得る値の数、即ちアナログ/デジタル変換器の分解能
はビット数に関係している。例えば8ビットを用いる場
合には256の状態が得られる。各デジタル値には中間
値は有り得ない。上述した記述は以下に述べる全ての同
様な構成の式にあてはまる。
確な(理想的な)比例係数であり、Nmは電気量のデジ
タル値、NHは電気補助量のデジタル値、2のn乗はア
ナログ/デジタル変換器の分解能を示す。デジタル値N
は0,1...2のn乗ー1の値だけしかとらない。と
り得る値の数、即ちアナログ/デジタル変換器の分解能
はビット数に関係している。例えば8ビットを用いる場
合には256の状態が得られる。各デジタル値には中間
値は有り得ない。上述した記述は以下に述べる全ての同
様な構成の式にあてはまる。
【0015】好ましくは電気量のデジタル値は、
【00
16】
16】
【数10】
【0017】また電気補助量のデジタル値は、
【001
8】
8】
【数11】
【0019】により求められる。但しUH_iは電気補
助量の正確な値であり、Uref_rは実際の基準量で
ある。上記において増幅係数、オフセット並びに補正電
圧に関してはとりあえず理想的な関係が成立している。 しかし基準量には誤差が付随している。本出願では、正
確な(ないし理想的な)値は誤差のない値であり、実際
の値は誤差が有り得る値を意味する。
助量の正確な値であり、Uref_rは実際の基準量で
ある。上記において増幅係数、オフセット並びに補正電
圧に関してはとりあえず理想的な関係が成立している。 しかし基準量には誤差が付随している。本出願では、正
確な(ないし理想的な)値は誤差のない値であり、実際
の値は誤差が有り得る値を意味する。
【0020】電気補助量の正確な値を求めるために、ま
ず
ず
【0021】
【数12】
【0022】の式が用いられる。次にこの様にして求め
た値は
た値は
【0023】
【数13】
【0024】の式に従って補正値の補正係数k1、k2
で補正される。但し、v_rは実際の比例係数、UHは
電気補助量(補助電圧)、U_offset_rは実際
のオフセット量である。理想的なオフセット量は「0」
の値となる。比例係数並びにオフセット量により実際の
値が乗算的並びに加算的に補正される。
で補正される。但し、v_rは実際の比例係数、UHは
電気補助量(補助電圧)、U_offset_rは実際
のオフセット量である。理想的なオフセット量は「0」
の値となる。比例係数並びにオフセット量により実際の
値が乗算的並びに加算的に補正される。
【0025】補正値は2つの既知の電圧Um1とUm2
を用いて求められる。これらの既知の電圧のデジタル値
、
を用いて求められる。これらの既知の電圧のデジタル値
、
【0026】
【数14】
【0027】が測定され、これらの既知の正確な値
【0
028】
028】
【数15】
【0029】を用いて補正値
【0030】
【数16】
【0031】
【数17】
【0032】が求められる。但しUref_iは正確な
基準量である。
基準量である。
【0033】好ましくは電気量ないし電気補助量は切り
替えスイッチを介してアナログ/デジタル変換器の入力
に供給される。電気量、電気補助量、基準量は好ましく
は電圧である。
替えスイッチを介してアナログ/デジタル変換器の入力
に供給される。電気量、電気補助量、基準量は好ましく
は電圧である。
【0034】基準量が前もって数量化できないドリフト
現象により不安定である時でも、絶対的な値が必ずしも
正確に分かってはいないがドリフトのない電気補助量を
用いれば、電気量が正確に測定できることが理解される
。量産時個々のばらつきにより常に発生する増幅誤差並
びにオフセット誤差を除去しかつ安定であるがその絶対
的な大きさが正確には分かっていない電気補助量の正確
な値を求めるために、2つの既知の電圧を用いて比較す
る測定により補正値の補正係数が求められる。それによ
りハードウェア的な調節方法を用いることなくアナログ
の電気量をデジタル値として正確に求めることが可能に
なる。
現象により不安定である時でも、絶対的な値が必ずしも
正確に分かってはいないがドリフトのない電気補助量を
用いれば、電気量が正確に測定できることが理解される
。量産時個々のばらつきにより常に発生する増幅誤差並
びにオフセット誤差を除去しかつ安定であるがその絶対
的な大きさが正確には分かっていない電気補助量の正確
な値を求めるために、2つの既知の電圧を用いて比較す
る測定により補正値の補正係数が求められる。それによ
りハードウェア的な調節方法を用いることなくアナログ
の電気量をデジタル値として正確に求めることが可能に
なる。
【0035】
【実施例】以下実施例を用いて本発明を詳細に説明する
。
。
【0036】内燃機関の電子制御装置、例えばディーゼ
ル噴射装置を制御する電子制御装置では、制御装置2の
入力端子1において電気量3を測定する必要がある。と
いうのはこの電気量の絶対値が制御装置2により得られ
る内燃機関の運転パラメータ(例えば噴射時間)を求め
るための制御量として用いられるからである。電気量3
はアナログ電圧Umとして供給される。このアナログ電
圧は保護機能も果たす制御装置2のアダプタ回路4に入
力される。
ル噴射装置を制御する電子制御装置では、制御装置2の
入力端子1において電気量3を測定する必要がある。と
いうのはこの電気量の絶対値が制御装置2により得られ
る内燃機関の運転パラメータ(例えば噴射時間)を求め
るための制御量として用いられるからである。電気量3
はアナログ電圧Umとして供給される。このアナログ電
圧は保護機能も果たす制御装置2のアダプタ回路4に入
力される。
【0037】アダプタ回路4の出力5はアナログ/デジ
タル変換器6に接続される。このアナログ/デジタル変
換器は比率を求めることによって動作する。このアナロ
グ/デジタル変換器6には電気基準量7が入力される。 この基準量は基準電圧Urefにより形成される。アナ
ログ/デジタル変換器の出力8はプログラマブルメモリ
10と接続されたマイクロコンピュータ9に入力される
。 メモリ10は好ましくはEEPROMとして構成される
。データ線11を介してマイクロコンピュータ9が直列
インターフェイス11’に接続され、このインターフェ
イスに外部検査コンピュータ12が接続される。図示し
てないが他の実施例としてこの検査コンピュータ12の
機能をマイクロコンピュータ9により行うことができる
ので、その場合には検査コンピュータ12は省略できる
。
タル変換器6に接続される。このアナログ/デジタル変
換器は比率を求めることによって動作する。このアナロ
グ/デジタル変換器6には電気基準量7が入力される。 この基準量は基準電圧Urefにより形成される。アナ
ログ/デジタル変換器の出力8はプログラマブルメモリ
10と接続されたマイクロコンピュータ9に入力される
。 メモリ10は好ましくはEEPROMとして構成される
。データ線11を介してマイクロコンピュータ9が直列
インターフェイス11’に接続され、このインターフェ
イスに外部検査コンピュータ12が接続される。図示し
てないが他の実施例としてこの検査コンピュータ12の
機能をマイクロコンピュータ9により行うことができる
ので、その場合には検査コンピュータ12は省略できる
。
【0038】図1の回路の動作は以下の通りである。
【0039】アナログ電圧Umを正確に(すなわち誤差
なく)デジタル値として求めるために、測定値が補正値
で補正され、例えば量産時の個々のばらつきに起因して
発生する誤差が除去される。理想的、すなわち誤差がな
い場合には、電圧Umはアダプタ回路4を介してアナロ
グ/デジタル変換器6に入力され、それによりデジタル
値
なく)デジタル値として求めるために、測定値が補正値
で補正され、例えば量産時の個々のばらつきに起因して
発生する誤差が除去される。理想的、すなわち誤差がな
い場合には、電圧Umはアダプタ回路4を介してアナロ
グ/デジタル変換器6に入力され、それによりデジタル
値
【0040】
【数18】
【0041】に変換される。但し、N_i=0、1、2
、…2のn乗ー1である。アナログ/デジタル変換器6
の分解能、すなわちそのビット数に従い可能なデジタル
値の数が定まる。例えば8ビットの場合には、256の
デジタル値が可能になる。上記式でv_iは理想的な比
例係数であり、Uref_iは、理想的な基準量7の絶
対値である。しかし、上述した測定誤差につながる個々
のばらつきがあるので、理想的な値でなく、実際の値を
問題にしなければならない。通常、乗算的並びに加算的
な誤差が発生する。従ってデジタル値N_iは正確でな
く、実際のデジタル値は、
、…2のn乗ー1である。アナログ/デジタル変換器6
の分解能、すなわちそのビット数に従い可能なデジタル
値の数が定まる。例えば8ビットの場合には、256の
デジタル値が可能になる。上記式でv_iは理想的な比
例係数であり、Uref_iは、理想的な基準量7の絶
対値である。しかし、上述した測定誤差につながる個々
のばらつきがあるので、理想的な値でなく、実際の値を
問題にしなければならない。通常、乗算的並びに加算的
な誤差が発生する。従ってデジタル値N_iは正確でな
く、実際のデジタル値は、
【0042】
【数19】
【0043】となる(U_offset_i=0)。乗
算並びに加算的な偏差により測定精度は信頼性のないも
のになる。これまで従来技術では、制御装置2内のハー
ドウェア的な処理により、例えば調節抵抗を設定するこ
とにより増幅並びにオフセット調整を行なってきた。
算並びに加算的な偏差により測定精度は信頼性のないも
のになる。これまで従来技術では、制御装置2内のハー
ドウェア的な処理により、例えば調節抵抗を設定するこ
とにより増幅並びにオフセット調整を行なってきた。
【0044】本発明では、このようなハードウェア的な
処理は不必要になる。このために調節(キャリブレーシ
ョン)モードでは制御装置2の入力1に順次2つの既知
の電圧Um1、Um2が入力される。これらの電圧は、
処理は不必要になる。このために調節(キャリブレーシ
ョン)モードでは制御装置2の入力1に順次2つの既知
の電圧Um1、Um2が入力される。これらの電圧は、
【0045】
【数20】
【0046】のデジタル値に変換される。指標「r」は
、実際の値を意味し、指標「i」は、正確で理想的な値
を意味する。デジタル値N_r1、N_r2に対応する
既知の理想値は、
、実際の値を意味し、指標「i」は、正確で理想的な値
を意味する。デジタル値N_r1、N_r2に対応する
既知の理想値は、
【0047】
【数21】
【0048】となる。実際の値から理想の値を求めるた
めには、補正係数k1、k2からなる補正値をマイクロ
コンピュータ9あるいは検査コンピュータ12を用いて
計算する。これらの補正係数は以下のようになる。
めには、補正係数k1、k2からなる補正値をマイクロ
コンピュータ9あるいは検査コンピュータ12を用いて
計算する。これらの補正係数は以下のようになる。
【0049】
【数22】
【0050】これらの補正係数を求めたら、調節モード
を離れ通常の動作に戻りる。続いて、
を離れ通常の動作に戻りる。続いて、
【0051】
【数23】
【0052】の関係に従って全ての測定値N_rを補正
する。このようにして個々のばらつきの影響を除去する
ことが可能になる。
する。このようにして個々のばらつきの影響を除去する
ことが可能になる。
【0053】基準電圧Urefで形成されるアナログ/
デジタル変換器6に必要な基準量7は、前もって数量化
できないドリフト現象により通常安定していない。しか
し、図2に示した方法により測定すべきアナログの電気
量を正確にデジタル値として求めることができる。この
ためには、図2では、図1に示した構成の他にアダプタ
回路4とアナログ/デジタル変換器6間に切り換えスイ
ッチ13が設けられる。それにより、測定すべき電圧U
mあるいは電気補助量14がアナログ/デジタル変換器
6の入力に印加される。電気補助量14は、好ましくは
補助電圧UHにより形成される。
デジタル変換器6に必要な基準量7は、前もって数量化
できないドリフト現象により通常安定していない。しか
し、図2に示した方法により測定すべきアナログの電気
量を正確にデジタル値として求めることができる。この
ためには、図2では、図1に示した構成の他にアダプタ
回路4とアナログ/デジタル変換器6間に切り換えスイ
ッチ13が設けられる。それにより、測定すべき電圧U
mあるいは電気補助量14がアナログ/デジタル変換器
6の入力に印加される。電気補助量14は、好ましくは
補助電圧UHにより形成される。
【0054】上述した方法は、基準電圧Urefの大き
さが正確であることが前提になっているが、補助電圧U
Hはそうではない。補助電圧UHは、ドリフトがあって
はならないが、その絶対値は必ずしも正確にわかってい
る必要はない。通常は、このような電圧は電圧安定化回
路により簡単に実現できる。このような電圧は、実質的
にドリフトのない絶対値が得られるが、例えば量産時の
素子のばらつきにより必ずしも絶対値は同一にならない
。
さが正確であることが前提になっているが、補助電圧U
Hはそうではない。補助電圧UHは、ドリフトがあって
はならないが、その絶対値は必ずしも正確にわかってい
る必要はない。通常は、このような電圧は電圧安定化回
路により簡単に実現できる。このような電圧は、実質的
にドリフトのない絶対値が得られるが、例えば量産時の
素子のばらつきにより必ずしも絶対値は同一にならない
。
【0055】本方法は、2段に分けて行なわれる。まず
上述したように、電圧Umが測定され、その直後電圧U
Hが測定される。その場合、基準電圧Urefは前後し
て直接行なわれる両測定間で変化しないものとする。増
幅係数、オフセット並びに補助電圧に対する関係が理想
的な場合、絶対的な測定値は、
上述したように、電圧Umが測定され、その直後電圧U
Hが測定される。その場合、基準電圧Urefは前後し
て直接行なわれる両測定間で変化しないものとする。増
幅係数、オフセット並びに補助電圧に対する関係が理想
的な場合、絶対的な測定値は、
【0056】
【数24】
【0057】となる。
【0058】
【数25】
【0059】の測定値(デジタル値)から
【0060】
【数26】
【0061】が得られる。
【0062】量産の場合上述したように個々のばらつき
により増幅並びにオフセット誤差が発生し、また補助電
圧UHは安定であるがその絶対値は必ずしも正確に分か
っていないので、この様にして求めた測定値は、上述し
た測定値Umに対するものと同様に、通常更に対応した
補正値により補正しなければならない。これは、まず調
節モードで対応した補正係数k1、k2を求め、続いて
理想の値を得るために補正が行われることを意味する。
により増幅並びにオフセット誤差が発生し、また補助電
圧UHは安定であるがその絶対値は必ずしも正確に分か
っていないので、この様にして求めた測定値は、上述し
た測定値Umに対するものと同様に、通常更に対応した
補正値により補正しなければならない。これは、まず調
節モードで対応した補正係数k1、k2を求め、続いて
理想の値を得るために補正が行われることを意味する。
【0063】次に本発明の方法を図3の流れ図を参照し
て説明する。開始ステップ15の後ステップ16におい
て調節モード(アルゴリズムモード)Aあるいは通常モ
ードNoで動作を行うかどうかが判断される。調節モー
ドAの場合にはステップ17において値が既知の電圧U
m1が入力される。ステップ18で対応するデジタル値
N_r1が測定される。続いてステップ19で第2の既
知の電圧Um2が制御装置2の入力1に入力される。ス
テップ20で対応するデジタル値N_r2が測定され、
続いてステップ21で補正係数k1、k2が求められる
。補正係数k1、k2はステップ22において制御装置
2のメモリ10に格納される。次に通常の動作Noにな
り、そこでステップ23において実際の値N_rが測定
され、次のステップ24において補正係数k1、k2を
用いることにより補正が行われる。
て説明する。開始ステップ15の後ステップ16におい
て調節モード(アルゴリズムモード)Aあるいは通常モ
ードNoで動作を行うかどうかが判断される。調節モー
ドAの場合にはステップ17において値が既知の電圧U
m1が入力される。ステップ18で対応するデジタル値
N_r1が測定される。続いてステップ19で第2の既
知の電圧Um2が制御装置2の入力1に入力される。ス
テップ20で対応するデジタル値N_r2が測定され、
続いてステップ21で補正係数k1、k2が求められる
。補正係数k1、k2はステップ22において制御装置
2のメモリ10に格納される。次に通常の動作Noにな
り、そこでステップ23において実際の値N_rが測定
され、次のステップ24において補正係数k1、k2を
用いることにより補正が行われる。
【0064】図2の場合のように電気補助量14(補助
電圧UH)を用いて動作する場合には、図3に図示した
ように開始ステップ25に続いて、ステップ26で電圧
Umが入力され、対応するデジタル値Nmがステップ2
7で測定される。その後電圧UHがアナログ/デジタル
変換器6に入力される(ステップ28)。続いてステッ
プ29で対応するデジタル値NHが測定される。上述し
た補助電圧UHの補正は既に説明したステップ17〜2
2に従って行われる。
電圧UH)を用いて動作する場合には、図3に図示した
ように開始ステップ25に続いて、ステップ26で電圧
Umが入力され、対応するデジタル値Nmがステップ2
7で測定される。その後電圧UHがアナログ/デジタル
変換器6に入力される(ステップ28)。続いてステッ
プ29で対応するデジタル値NHが測定される。上述し
た補助電圧UHの補正は既に説明したステップ17〜2
2に従って行われる。
【0065】この様にして上述した方法により、装置の
内部で操作を行う必要のないソフトウェアによる調節が
行われる。この方法は装置製造時に使用できるだけでな
く、例えば後でのキャリブレーションのために保守の時
でもあるいは装置の運転時正確に調べている測定電圧を
有する動作点が得られる場合、例えば測定電圧により制
御回路の位置測定信号が得られ、機械的なストッパーに
より正確に知られる動作点が設定できる場合には、通常
の運転時にも用いることが可能になる。
内部で操作を行う必要のないソフトウェアによる調節が
行われる。この方法は装置製造時に使用できるだけでな
く、例えば後でのキャリブレーションのために保守の時
でもあるいは装置の運転時正確に調べている測定電圧を
有する動作点が得られる場合、例えば測定電圧により制
御回路の位置測定信号が得られ、機械的なストッパーに
より正確に知られる動作点が設定できる場合には、通常
の運転時にも用いることが可能になる。
【0066】この様に本発明によれば比率を求めること
により動作するアナログ/デジタル変換器6並びにマイ
クロコンピュータ9を有する制御装置において絶対的に
測定すべき電圧値を正確に検出することが可能になり、
オフセット並びに増幅誤差はソフトウェア的に実施され
る調節により除去することができる。このために既に説
明したように制御装置2の入力に既知の2つの電圧Um
1とUm2が入力されそれから実際の測定値が求められ
る。対応する理想的な値と比較することにより乗算的並
びに加算的な補正値が求められ、実際の測定値が理想的
な測定値に変換される。補正値の補正係数はプログラム
可能な制御装置2のメモリ10に格納され、以後の測定
値の補正に用いられる。アナログ/デジタル変換器6の
基準電圧Urefにドリフトが現れる場合には、絶対的
な電圧値は正確には分かっていないがドリフトのない補
助電圧源UHが用いられる。この電圧源は簡単な手段で
実現できる。補助電圧の正確な値を求めるために上述し
た方法が用いられ、測定誤差の除去が上述した通りに行
われる。
により動作するアナログ/デジタル変換器6並びにマイ
クロコンピュータ9を有する制御装置において絶対的に
測定すべき電圧値を正確に検出することが可能になり、
オフセット並びに増幅誤差はソフトウェア的に実施され
る調節により除去することができる。このために既に説
明したように制御装置2の入力に既知の2つの電圧Um
1とUm2が入力されそれから実際の測定値が求められ
る。対応する理想的な値と比較することにより乗算的並
びに加算的な補正値が求められ、実際の測定値が理想的
な測定値に変換される。補正値の補正係数はプログラム
可能な制御装置2のメモリ10に格納され、以後の測定
値の補正に用いられる。アナログ/デジタル変換器6の
基準電圧Urefにドリフトが現れる場合には、絶対的
な電圧値は正確には分かっていないがドリフトのない補
助電圧源UHが用いられる。この電圧源は簡単な手段で
実現できる。補助電圧の正確な値を求めるために上述し
た方法が用いられ、測定誤差の除去が上述した通りに行
われる。
【0067】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
、電気量並びに値が正確には未知でほぼドリフトのない
電気補助量を順次同一の装置を用いて測定し、それを電
気基準量が印加されるアナログ/デジタル変換器により
デジタル値に変換し、各デジタル値の比を形成すること
により基準量を除去し、補正値を求めて前記電気補助量
の正確な値を求めるようにしているので、基準量が前も
って数量化できないドリフト現象により不安定である時
でも、絶対的な値が必ずしも正確に分かってはいないが
ドリフトのない電気補助量を用いることにより電気量が
正確に測定できる。
、電気量並びに値が正確には未知でほぼドリフトのない
電気補助量を順次同一の装置を用いて測定し、それを電
気基準量が印加されるアナログ/デジタル変換器により
デジタル値に変換し、各デジタル値の比を形成すること
により基準量を除去し、補正値を求めて前記電気補助量
の正確な値を求めるようにしているので、基準量が前も
って数量化できないドリフト現象により不安定である時
でも、絶対的な値が必ずしも正確に分かってはいないが
ドリフトのない電気補助量を用いることにより電気量が
正確に測定できる。
【図1】図1は、本発明の方法が用いられる装置のブロ
ック図である。
ック図である。
【図2】図2は、本発明の方法が用いられる電気補助量
を用いて動作する装置のブロック図である。
を用いて動作する装置のブロック図である。
【図3】図3は、本発明の方法を説明する流れ図である
。
。
2 制御装置
3 電気量
4 アダプタ回路
7 基準量
9 マイクロコンピュータ
10 メモリ
12 検査コンピュータ
14 電気補助量
Claims (7)
- 【請求項1】 アナログ電気量、特に電圧をデジタル
値として誤差補正して測定する方法であって、値が既知
の電気基礎量とその電気基礎量の測定された測定値とを
比較することにより得られる差を電気量の測定結果の補
正に用いて電気量を誤差補正して測定する方法において
、電気量並びに値は正確には未知であるがほぼドリフト
のない電気補助量を順次同一の装置を用いて測定し、そ
れを電気基準量が印加されるアナログ/デジタル変換器
によりデジタル値に変換し、各デジタル値の比を形成す
ることにより基準量を除去し、補正値を求めて前記電気
補助量の正確な値を求めることを特徴とする電気量を誤
差補正して測定する方法。 - 【請求項2】 v_iを正確な比例係数、Nmを電気
量のデジタル値、NHを電気補助量のデジタル値、2の
n乗をアナログ/デジタル変換器の分解能として、電気
量の正確なデジタル値(N_i)を 【数1】 に従って求めることを特徴とする請求項1に記載の方法
。 - 【請求項3】 UH_iを電気補助量の正確な値、U
ref_rを実際の基準量として、電気量のデジタル値
を【数2】 として求め、また電気補助量のデジタル値を【数3】 として求めることを特徴とする請求項1または2に記載
の方法。 - 【請求項4】 v_rを実際の比例係数、UHを電気
補助量、U_offset_rを実際のオフセット量と
して、電気補助量の正確な値を求めるために、まず【数
4】 に従って、NH_rを求め 【数5】 の式に従い補正係数k1、k2でNH_rを補正するこ
とを特徴とする請求項1から3までのいずれか1項に記
載の方法。 - 【請求項5】 2つの既知の電圧Um1とUm2のデ
ジタル値 【数6】 を求め、Uref_iを正確な基準量としてこれらのデ
ジタル値をその正確な値 【数7】 と比較し、その比較値から補正係数k1、k2【数8】 を求めることを特徴とする請求項1から4までのいずれ
か1項に記載の方法。 - 【請求項6】 電気量ないし補助量が切り換えスイッ
チを介してアナログ/デジタル変換器に入力されること
を特徴とする請求項1から5までのいずれか1項に記載
の方法。 - 【請求項7】 電気量、電気補助量、基準量が電圧で
あることを特徴とする請求項1から6までのいずれか1
項に記載の方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE19904013089 DE4013089A1 (de) | 1990-04-25 | 1990-04-25 | Verfahren zur fehlerkorrigierten messung einer elektrischen groesse |
DE4013089.4 | 1990-04-25 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04305168A true JPH04305168A (ja) | 1992-10-28 |
Family
ID=6405005
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9091991A Pending JPH04305168A (ja) | 1990-04-25 | 1991-04-23 | 電気量を誤差補正して測定する方法 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04305168A (ja) |
DE (1) | DE4013089A1 (ja) |
FR (1) | FR2661504B1 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2712986B1 (fr) * | 1993-11-24 | 1996-02-16 | Siemens Automotive Sa | Procédé de mesure d'une grandeur analogique, à l'aide d'un convertisseur analogique/numérique, travaillant en commutation de tension de référence et dispositif correspondant. |
DE19938779B4 (de) * | 1999-08-16 | 2007-06-21 | Siemens Ag | Schaltung und Verfahren zur Bestimmung des Offsetfehlers bei einer offsetfehlerbehafteten Messung des Spulenstroms eines elektromagnetischen Stellgerätes |
JP3558074B2 (ja) * | 2001-12-10 | 2004-08-25 | 株式会社村田製作所 | 測定誤差の補正方法、電子部品の良否判定方法および電子部品特性測定装置 |
JP4067384B2 (ja) * | 2002-10-30 | 2008-03-26 | 株式会社ミクニ | 燃料噴射方法 |
DE102008001586A1 (de) * | 2008-05-06 | 2009-11-12 | Robert Bosch Gmbh | Verfahren zur Fehlerkorrektur bei einer Strommessung in einem mehrphasigen Stromnetz |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE2630958B2 (de) * | 1976-07-07 | 1978-07-27 | Heliowatt Werke Elektrizitaets-Gesellschaft Mbh, 1000 Berlin | Fehlerkompensationsverfahren |
DE3212611A1 (de) * | 1982-04-05 | 1983-10-06 | Bosch Gmbh Robert | Verfahren zur temperaturkompensation eines sensorsignales |
GB8501689D0 (en) * | 1985-01-23 | 1985-02-27 | Em Electronics Ltd | Low d c potential measurement |
DE3535118C2 (de) * | 1985-10-02 | 1995-05-11 | Bosch Gmbh Robert | Verfahren zur Analog-Digital-Wandlung von analogen Spannungen |
GB2197957B (en) * | 1986-11-22 | 1990-10-17 | Motorola Ltd | Sensor systems |
US4884019A (en) * | 1988-01-29 | 1989-11-28 | In-Situ, Inc. | Accurate analog measurement system |
DE3844333A1 (de) * | 1988-12-30 | 1990-07-05 | Bosch Gmbh Robert | Verfahren und vorrichtung zur korrektur von bauteiltoleranzen bei der verarbeitung von signalen |
-
1990
- 1990-04-25 DE DE19904013089 patent/DE4013089A1/de not_active Ceased
-
1991
- 1991-02-12 FR FR9101597A patent/FR2661504B1/fr not_active Expired - Fee Related
- 1991-04-23 JP JP9091991A patent/JPH04305168A/ja active Pending
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
FR2661504B1 (fr) | 1995-06-23 |
FR2661504A1 (fr) | 1991-10-31 |
DE4013089A1 (de) | 1991-10-31 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5140535A (en) | Process, use of the same and apparatus for lambda value detection | |
US7813885B2 (en) | Method and apparatus for measurement of AC voltages in an HVAC system | |
JPH02136754A (ja) | 微小電気信号を測定する方法と装置 | |
JPH04305168A (ja) | 電気量を誤差補正して測定する方法 | |
JPS61284610A (ja) | 熱線式空気流量計の調整方法及び装置 | |
US11536616B2 (en) | Sensor device and method for operating a sensor device | |
JP3432920B2 (ja) | 温度測定回路 | |
JPH0927749A (ja) | 電圧監視装置 | |
US11876529B2 (en) | Current output module | |
JPH05133997A (ja) | Ic試験装置の較正方法 | |
JP3080450B2 (ja) | 測定装置 | |
JP2001255948A (ja) | コンパレータ基準電圧調整装置 | |
JPH07209343A (ja) | 車両における負荷を流れる電流を表す測定値を求める方法 | |
JPH11118617A (ja) | 温度調節器 | |
JPS61112938A (ja) | 半導体圧力センサの補償回路 | |
US5381102A (en) | Device with a current divider for controlling adjustment of signals from sensors | |
SU1104440A1 (ru) | Способ измерени сопротивлений и устройство дл его осуществлени | |
JPH04370769A (ja) | A/d変換器を用いた電圧・電流信号の補正方法 | |
KR101446759B1 (ko) | 용량성 압력센서의 출력사양 조정장치 | |
JP2000168607A (ja) | 電気式動力舵取装置 | |
JPH08162952A (ja) | Ad変換器のad変換値補正装置 | |
JPH0720155A (ja) | ホール素子の温度係数測定方法および電流検出器の温度補償方法 | |
JPS58122436A (ja) | 電子計算機を用いた高精度自動測温装置 | |
JPS63297749A (ja) | 内燃機関の燃料制御装置 | |
JPH0560621A (ja) | 温度センサのリニアライズ処理方法 |