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JPH04297588A - 金属および金属を含む製品の保存方法と保存形態 - Google Patents

金属および金属を含む製品の保存方法と保存形態

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Publication number
JPH04297588A
JPH04297588A JP3085933A JP8593391A JPH04297588A JP H04297588 A JPH04297588 A JP H04297588A JP 3085933 A JP3085933 A JP 3085933A JP 8593391 A JP8593391 A JP 8593391A JP H04297588 A JPH04297588 A JP H04297588A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
metal
products
fatty acid
transported
unsaturated fatty
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3085933A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiaki Inoue
井上 義彰
Shigeru Murabayashi
茂 村林
Kazuo Fujinami
藤波 一男
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Gas Chemical Co Inc
Original Assignee
Mitsubishi Gas Chemical Co Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Gas Chemical Co Inc filed Critical Mitsubishi Gas Chemical Co Inc
Priority to JP3085933A priority Critical patent/JPH04297588A/ja
Priority to MYPI91000654A priority patent/MY106162A/en
Priority to MYPI94002739A priority patent/MY131565A/en
Priority to EP91303682A priority patent/EP0454437B1/en
Priority to DE69108088T priority patent/DE69108088T2/de
Priority to KR1019910006706A priority patent/KR0148802B1/ko
Publication of JPH04297588A publication Critical patent/JPH04297588A/ja
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Pending legal-status Critical Current

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  • Packages (AREA)
  • Solid-Sorbent Or Filter-Aiding Compositions (AREA)
  • Preventing Corrosion Or Incrustation Of Metals (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は金属および金属を含む製
品(以下単に金属と呼ぶ)を輸送または保管する際の保
存方法および保存形態に関し、特に国外から船や飛行機
で輸送するときの保存方法法および保存形態に関する発
明である。
【0002】
【従来の技術】鉄からなるシャドーマスクとか銅合金お
よび鉄ーニッケル合金の薄板表面の一部または全面に銀
、金がメッキされたリードフレームは空気に暴露すると
表面が錆び、ダストによる汚染や、プリント基板へのハ
ンダ接着性が低下する等の問題が生じる。特に船や飛行
機で国外へ輸送するときの急激な温度、湿度の変化で金
属表面に水分が結露して、錆を促進する。これらの錆発
生を防止する方法として次の方法がある。
【0003】1.保存期間の短縮 各金属の製造工程はそれぞれ違った場所で生産されてお
り、各場所間の輸送と倉庫の保管を短期間に抑える。し
かし、この方法は計画生産が出来ないために過剰な設備
と人員を抱えなければならない。特に金属を海外で生産
し、船や飛行機で輸送する場合に輸送に時間を要し、ま
た輸送中の急激な温度や湿度の変化で金属表面に水分が
結露し、これが錆の原因になっていた。
【0004】2.ガス置換による方法 特開平1ー139370において窒素ガスで容器内の空
気と置換する方法が提案されている。しかし、この方法
も、ガス置換に特別な装置が必要なことや、容器内を効
率よくガス置換することは難しく、大量の窒素ガスを用
いても、目的の達成が困難である、等の問題を有してい
た。
【0005】3.窒素ガス置換と乾燥剤を併用する方法
特開平1ー139380において窒素ガス置換と乾燥剤
を併用する方法が提案されている。しかし、この方法も
前記の2.の場合と同様の問題を有していた。
【0006】また乾燥剤のみによっては、包装材料から
透過してくる水分で系内の湿度が上昇して輸送中の急激
な温度や湿度の変化で金属表面の水分結露を完全に防止
することは困難であった。上記のように、従来の技術で
はいずれも金属の保存目的を完全に達成することができ
ず、リードフレームやシャドーマスクなどの金属を安定
して供給することが困難であり、特に国外から輸送が最
も難しい問題であった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明者らは上記の技
術における問題点に鑑み、特に国外への金属の輸送ある
いは保管を、何ら錆びることなく完全なかたちで実施す
ることを可能ならしめるべく鋭意研究した結果、以下の
発明に到達した。
【0008】
【課題を解決するための手段】すなわち本発明は、金属
を、不飽和脂肪酸化合物および/または不飽和基を有す
る鎖状炭化水素重合物を含む組成物を通気性包装材料に
包装してなる包装体と天然パルプからなる物とともにガ
スバリアー性の容器に密封することである。
【0009】本発明において、不飽和脂肪酸化合物およ
び/または不飽和基を有する鎖状炭化水素重合物とを含
む組成物とは、容器内の酸素、水分、酸性物質を吸収す
るための組成物であり、不飽和脂肪酸化合物および/ま
たは不飽和基を有する鎖状炭化水素重合物の他に乾燥剤
、吸着剤、塩基性物質、触媒の1種または2種以上を含
んだ物である。そしてこの組成物に用いる不飽和脂肪酸
化合物および/または不飽和基を有する鎖状炭化水素重
合物は保存容器内の酸素を吸収するための主剤である。
【0010】また、触媒とは、主剤の不飽和脂肪酸化合
物あるいは不飽和基を有する鎖状炭化水素重合物が酸素
を吸収するのを促進する物であり、遷移金属あるいはそ
の化合物、ラジカル開始剤などがあげられる。
【0011】ここで用いる不飽和脂肪酸化合物とは、炭
素数が10以上で炭素間に二重結合を持った脂肪酸化合
物であり、不飽和脂肪酸やその塩あるいはそのエステル
である。また、不飽和脂肪酸化合物は必ずしも純物質で
ある必要はなく、また不飽和脂肪酸およびその塩、その
エステルには置換基、例えば水酸基、ホルミル基、等が
存在してもよい。
【0012】不飽和脂肪酸とその化合物の例として、オ
レイン酸、リノール酸、リノレン酸、アラキドン酸、パ
リナリン酸、ダイマー酸、リチノレイン酸またはリシノ
ール酸等、およびこれらのエステルを含有する油脂、エ
ステル類、金属塩、があげられる。
【0013】また、不飽和基を有する鎖状炭化水素重合
物とは、炭素数10以上で炭素原子間の二重結合を一つ
以上を有した物およびその誘導体であり、粘度や分子量
を特に限定しない。各誘導体の置換基として、例えば水
酸基、ホルミル基,等が存在してもよい。具体例として
、ブタジエン、イソプレン、ピペリレン、1,3−ペン
タジエンなどの重合体があげられる。
【0014】不飽和基を有する鎖状炭化水素重合物必ず
しも純物質である必要はなく、不飽和脂肪酸およびその
塩、不飽和脂肪族炭化水素あるいはその誘導体の2種以
上の混合物であってもよい。好ましくは、不飽和脂肪酸
の遷移金属塩あるいは不飽和脂肪酸の遷移金属塩と不飽
和脂肪酸の混合物、および/または不飽和脂肪酸の遷移
金属塩あるいは不飽和脂肪酸の遷移金属塩と不飽和脂肪
酸の混合物に、不飽和基を有する炭化水素重合物を加え
た物である。
【0015】本発明の組成物における塩基性物質とは、
保存容器を通して拡散して来る酸性物質や不飽和脂肪酸
化合物および/または不飽和基を有する鎖状炭化水素重
合物と酸素との反応において生成する酸性物質を吸収す
るものであれば特に限定するものでないが、好ましくは
アルカリ金属またはアルカリ土類金属の酸化物、水酸化
物、炭酸塩、有機酸塩及び有機アミン類があげられる。
【0016】吸着物質とは、不飽和脂肪酸化合物および
/または不飽和基を有する鎖状炭化水素重合物をを担持
して、酸素との接触面積を増大させて酸素吸収速度を増
加させかつ、酸性物質と水分の1種または2種以上を吸
収するものであれば特に限定するものでないが、好まし
くは天然パルプ、合成パルプからなる紙や合成紙、シリ
カゲル、活性炭、ゼオライト、活性白土などが例として
あげられる。
【0017】本発明における組成物の構成成分の含有比
率は、特に限定しないが、不飽和脂肪酸化合物および/
または不飽和基を有する鎖状炭化水素重合物  100
重量部に対して、触媒は0.01〜10重量部、塩基性
物質は1〜1000重量部、吸着物質は10〜1000
重量部からなることが好ましい。またこれらの組成物の
形状は特に限定しないが、顆粒状、錠剤状、シート状な
どがあげられる。
【0018】前記の組成物を酸素透過速度1000ml
/m2 ・atm ・Day 以上、透湿度が1g/m
2 ・Day 以上の通気性包装材料で包装する。この
通気性包装材料の構成および材質は特に限定しないが、
具体的にはフイルムまたはシート、さらに紙または不織
布を基材にフイルムを積層したものである。この通気性
包装材料に組成物を充填して、包装材料の周囲をヒート
シール等の方法で接着して、酸素吸収剤包装体とする。
【0019】上記包装体を、さらに酸素透過度1000
ml/m2 ・atm ・Day 以上、透湿度1g/
m2 ・Day以上であり、かつ空気を通過させたとき
の0.3μm以上のダスト捕集効率が50%以上の通気
性包装材料に二重で包装することもある。この包装体の
形状、形態は特に限定しないが例としてパウチ状、シー
ト状、ブリスター包装にしたもの等があげられる。
【0020】本発明におけるガスバリアー性の容器は容
積100ml当たりの酸素透過速度が10ml/Day
 以下、好ましくは5ml/Day 以下であり、かつ
、透湿速度が10g/m2 ・Day 以下、好ましく
は5g/m2 ・Day 以下であればよく、その形状
、材質等は限定しない。例として合成樹脂、金属で作成
した容器があげられる。好ましくは鉄、ブリキ、ステン
レス、アルミニウムからなる金属缶、ポリエチレン、ポ
リプロピレン、ナイロン、ポリエステル、塩化ビニル、
ポリスチレン、ポリカーボネート等の合成樹脂からなる
ケース、塩化ビニル、塩化ビニリデン、アルミニウム箔
、蒸着アルミニウム、蒸着酸化珪素、蒸着酸化セリウム
、ナイロン、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエス
テル等の材料のうち、いくつかの材料の積層により得ら
れる複合フイルムからなる袋をヒートシール等の手段で
密閉した物、などが挙げられる。
【0021】これらの容器に金属とともに密封される酸
素吸収剤包装体は、容器に収納部を設けこれに装填する
とか、金属を紙やプラスチックフイルムにくるんでこれ
に隣接して包装体を装填するとか、容器内に接着固定し
て密封される。この容器に設けられる酸素吸収剤包装体
収納部は酸素透過速度が1000ml/m2 ・atm
 ・Day 以上のフイルムまたはガーレ式透気度が1
00000秒/100ml以下のマイクロポーラスフイ
ルム、紙、不織布を基材にフイルムを積層したものでつ
くられ、金属との隔離用とされる。
【0022】また金属と包装体を容器に密封する場合 
 容器内の空気を窒素ガス等と置換する事もある。さら
に容器内を減圧することもある。また、これらの容器の
材料に静電気防止剤を添加することもある。さらに金属
缶、合成樹脂からなるケースを用いる場合は、ガスバリ
ア性を上げるために、本体と蓋との間にガスケットを入
れることもできる。
【0023】本発明に用いる天然パルプからなる物とは
、雰囲気の温度、湿度が急激に変化して、包装系内の金
属表面が結露する前に余分な水分を吸収しこれを防止す
る物である。また金属間に天然パルプからなる物を挟む
事で隙間にある水分を効率よく、系内から取り除くため
に用いる。この天然パルプからなる物として特に限定し
ないが、クラフトパルプ、サーモメカニカルパルプ等で
あり、好ましくはパルプから抽出した水のpHが4〜1
0、硫黄および塩素の量が100ppm以下でかつパル
プ中の含水量が12%以下のもの、さらに好ましくは水
抽出pHが5.5〜8.5、硫黄および塩素の量が50
ppm以下でかつパルプ中の含水量が6%以下のものが
あげられる。  このパルプからなる物の形状は特に限
定するものでないが、好ましくはシート状である。この
シートは坪量が20〜300g/m2 であり、金属の
間に挟み込むとかあるいは包みこむ形態で使用する。
【0024】本発明における金属および金属を含む製品
の代表的な物としてリードフレームがある。このリード
フレームはICチップと接着するものであり、成形され
た銅合金の表面を研磨(物理研磨および化学研磨)した
物であり、一部に銀、金メッキを施したものである。
【0025】
【実施例】実施例1 大豆油脂肪酸鉄1gと消石灰0.2gと粉末活性炭1.
5gとをカッタ−ミキサーで混合し、25℃で10分間
静置すると塊状になった。この塊を粉砕して顆粒状組成
物を得た。この組成物2.7gとシリカゲル2.5gを
別々に秤量し、通気性包装材料(紙/開孔ポリエチレン
)の小袋(サイズ、5×7.5cm)に充填した後、小
袋の周囲をヒートシールして、酸素吸収剤包装体を製造
した。この包装体を、各種のガスを含んだ空気250m
lと共にポリ塩化ビニリデンコート延伸ナイロン/ポリ
エチレン(KON/PE)製の袋(サイズ、15×24
cm)に封入した。この袋を、35℃・RH80%の雰
囲気下に保存した時の各ガスの濃度の経時変化を測定し
た。結果を表1に示す。
【0026】比較例1 シリカゲル2.5gを実施例−1と同じ方法、材料で乾
燥剤包装体を製造した。実施例1において防錆剤包装体
の代わりに乾燥剤包装体を用いた以外は実施例1と同じ
方法で袋内の各ガス濃度の経時変化を測定した。結果を
表1に示す。
【0027】
【表1】
【0028】実施例2 銅合金薄板(厚み1.27×幅62×長さ200mm)
をプレスで打ち抜き、硫酸と過酸化水素の水溶液で表面
をエッチッグした。このリードフレームのICチップ接
着部に金を装着せしめ、これを50枚毎に3束を束ね、
ポリプロピレンフイルムに包装し、さらに、天然パルプ
で製造したシート(北陽製紙製、商品名NS−150、
水抽出pH7、含水率3%、坪量150g/m2 、幅
300mm、長さ400mm)で包装した。この包装し
た物をポリプロピレン製のケース(幅70×長さ200
×高さ50mm)に実施例1で製造した酸素吸収剤包装
体とともに封入し、これをKON/PEの袋(サイズ1
70×300mm)に密封した。このリードフレームを
密封包装したものを25℃、RH50%の雰囲気下で1
日間保存し、袋内の酸素濃度が0.01%以下になって
いるのを確認後50℃、RH95%で2日間、0℃、R
H100%で5日間を1サイクルとした雰囲気下で保存
した。保存後のリードフレームの銅合金表面を観察した
。 その結果を表2に示す。また、保存中における系内湿度
と系内酸素濃度の経時変化を表3および表4に示す。
【0029】実施例3 天然パルプを使用しない以外は、実施例2と同じ方法で
実施例1で製造した酸素吸収剤包装体をリードフレーム
を密封包装した。このものを実施例2と同じ方法と条件
で保存し、保存後のリードフレームの銅合金表面を観察
した。その結果を表2、表3および表4に示す。
【0030】比較例2 実施例2の酸素吸収剤包装体の代わりに比較例1で製造
した乾燥剤包装体を用いる以外は実施例2と同じ方法で
リードフレームを密封包装した。このものを実施例2と
同じ方法、条件で保存し、リードフレームの銅合金表面
を観察し、結果を表2に示す。また、保存中における系
内湿度と系内酸素濃度の経時変化を表3および表4に示
す。
【0031】比較例3 比較例2においてKON/PE袋に密封する際、窒素ガ
スで酸素濃度が2.7%になるまで袋内の空気を置換す
る以外は比較例2と同じ方法でリードフレームを密封包
装し、保存した。保存後のリードフレーム銅合金表面を
観察した。その結果を表2、表3および表4に示す。
【0032】
【表2】 注1)          合金表面の変色状況−  
          変色無し +            極く薄く変色    ほん
のー部++          極く薄く変色    
面積の半分以上+++        濃く変色   
     面積の半分以上++++      濃く変
色        ほぼ全面に注2)金属表面に水が結
露した形跡があるが、特に目立つ変色はなかった。
【0033】
【表3】
【0034】
【0035】実施例4 銅合金薄板(厚み1.27×幅62×長さ200mm)
をプレスで打ち抜き、硫酸と過酸化水素の水溶液で表面
をエッチッグした。このリードフレームのICチップ接
着部に金を装着せしめ、これを50枚毎に3束を束ね、
ポリプロピレンフイルムに包装し、さらに、天然パルプ
で製造したシート(北陽製紙製、商品名NS−150、
水抽出pH7、含水率3%、坪量150g/m2 、幅
300mm、長さ400mm)で包装した。この包装し
た物をポリプロピレン製のケース(幅70×長さ200
×高さ50mm)に実施例1で製造した防錆剤包装体と
ともに封入し,KON/PEの袋(サイズ170×30
0mm)に密封した。このリードフレームを密封包装し
たものを30℃、RH50%の雰囲気下で1日間保存し
、袋内の酸素濃度が0.01%以下になっているのを確
認後シンガポールから船便で一か月を要して、日本国内
に輸送した。輸送後のリードフレームの銅合金表面を観
察したところ金属表面の結露とか錆による変色がなく、
良好な保存状態であった。
【0036】比較例4 実施例3の酸素吸収剤包装体の代わりに比較例1で製造
した乾燥剤包装体を用いる以外は実施例2と同じ方法で
乾燥剤をリードフレームとともに密封包装した。このも
のを実施例3と同じ方法で保存し、リードフレームの銅
合金表面を観察したところ、全面的に青黒い変色し、一
部に斑点状の結露している部分があり、使用に耐えない
状態であった。
【0037】比較例5 比較例4においてKON/PE袋に密封する際、窒素ガ
スで酸素濃度が2.7%になるまで袋内の空気を置換す
る以外は比較例4と同じ方法でリードフレームを密封包
装し、保存した。保存後のリードフレーム銅合金表面を
観察したところ、全面的に青黒い変色があり、一部に斑
点上の結露している部分があった。
【0038】
【発明の効果】本発明の方法は金属を、飛行機や船によ
る輸送における保存条件(温度と湿度)が急激に変化し
ても金属表面の結露を防止し、錆発生を抑制することで
従来の技術ではできなかった保存を可能とした。この保
存の改良で金属は計画生産ができ、また海外から船や飛
行機で輸送する場合においても、金属を何ら錆びさせる
ことなく完全なかたちで保存できる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  金属および金属を含む製品を、不飽和
    脂肪酸化合物および/または不飽和基を有する鎖状炭化
    水素重合物を含む組成物を通気性包装材料に包装してな
    る包装体と、天然パルプからなる物とともにガスバリア
    ー性の容器に密封することを特徴とする金属および金属
    を含む製品の保存方法と保存形態。
JP3085933A 1990-04-25 1991-03-27 金属および金属を含む製品の保存方法と保存形態 Pending JPH04297588A (ja)

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MYPI91000654A MY106162A (en) 1990-04-25 1991-04-22 Oxygen absorbent composition and method of preserving article with same.
MYPI94002739A MY131565A (en) 1990-04-25 1991-04-22 Oxygen absorbent composition and method of preserving article with same
EP91303682A EP0454437B1 (en) 1990-04-25 1991-04-24 Oxygen absorbent composition and method of preserving article with same
DE69108088T DE69108088T2 (de) 1990-04-25 1991-04-24 Sauerstoffabsorptionsmittel und Verfahren zum Konservieren eines Gegenstandes mit demselben.
KR1019910006706A KR0148802B1 (ko) 1990-04-25 1991-04-25 산소 흡수제 조성물 및 그것으로 물품을 보존하는 방법
US08/154,447 US5378428A (en) 1990-04-25 1993-11-19 Method of preserving article with an oxygen absorbent composition

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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