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JPH0428350Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0428350Y2
JPH0428350Y2 JP1986091166U JP9116686U JPH0428350Y2 JP H0428350 Y2 JPH0428350 Y2 JP H0428350Y2 JP 1986091166 U JP1986091166 U JP 1986091166U JP 9116686 U JP9116686 U JP 9116686U JP H0428350 Y2 JPH0428350 Y2 JP H0428350Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
groove
engagement
eaves
plate
mounting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1986091166U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS62203326U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1986091166U priority Critical patent/JPH0428350Y2/ja
Publication of JPS62203326U publication Critical patent/JPS62203326U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0428350Y2 publication Critical patent/JPH0428350Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

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  • Building Awnings And Sunshades (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> この考案は、殊に既設の建物に設けられる庇ユ
ニツトに関する。
<従来の技術> 出願人は、第3図に示す庇ユニツトを開発し実
用化した。この庇ユニツトは、建物壁6に貫通配
備した締付用ネジ軸61の先端部に締付プレート
7を螺合配備し、一方、庇板8の後壁には、上下
に対向する係合溝81,82を形成して、この係
合溝81,82に前記締付プレート7を上下端縁
を係合してなり、ネジ軸61を軸回転するとき、
締付プレート7がネジ軸61上を移行して庇板8
の後壁の建物壁面に圧着固定する。
<考案が解決しようとする問題点> ところが上記の庇ユニツトの取付け施工に際
し、庇板8の係合溝81,82に前もつて締付プ
レート7の上下端縁を係合し、これを壁面に突設
したネジ軸61に対し螺合する場合、ネジ孔に対
するネジ軸61の位置合わせに手間どり、しかも
庇板8を支持してネジ軸61を操作するため、少
なくとも2人の作業者が必要である。これに代え
て、あらかじめ建物壁6にネジ軸61を貫通して
その先端部に締付プレート7を取り付けた後、こ
の締付プレート7に庇板8の係合溝81,82を
係合することもできるが、この場合は締付プレー
ト7と係合溝81,82とを係合させるには、締
付プレート7に対し庇板8を端部からの挿し込む
必要があるため、建物の構造など、周辺の条件に
よつてはこの挿込み方法を採用することが困難で
ある。
そこで先般、建物外壁に取付板を止着し、この
取付板の上下端縁に対し前方より庇板の後端部の
上下端縁を係合してネジ固定する方式の庇ユニツ
トが提案された(実開昭61−117822号)。
ところがこの庇ユニツトの場合、庇板の上端縁
および下端縁を取付板に単にネジ止めする構造で
あるため、庇板は取付板の圧着されず、取付板と
庇板との結合強度が小さく、しかも庇板の後端部
は下方より支持されていないため、耐荷重性が十
分でない。またネジ止め箇所が多いため、ネジ止
め作業に時間がかかり、また部品点数も多くなる
という問題がある。
この考案では、上記問題を解消するためのもの
であつて、一人の作業者により庇板を簡単に取付
け施工でき、結合強度や耐荷重性に優れ、しかも
ネジ止め作業の簡易化および部品点数の減少を実
現できる庇ユニツトを提供することを目的とす
る。
<問題点を解決するための手段> この考案の庇ユニツトは、建物外壁に止着され
る取付フレーム3と、この取付フレーム3に支持
される庇板4と、前記取付フレーム3に庇板4を
固定する締付ネジ34とから成るものである。
前記取付フレーム3は、取付基板31の上端縁
および下端縁を同一側へ屈曲して上下に対向する
係合溝32,33が形成され、下部の係合溝33
は溝底を取付基板31の側へ低く傾斜させてあ
る。
前記庇板4は、基端部に取付壁42を備え、前
記取付壁42の上部には前記上部の係合溝32に
係合する係合突部43が形成され、前記取付壁4
2の下部には前記下部の係合溝33の溝幅より小
幅であつて、下面に前記係合溝33の溝底と傾斜
方向が一致する傾斜面を備えた係合突部44が形
成されている。
前記締付ネジ34は、前記取付フレーム3の上
部の係合部32の溝底に溝中へ出没可能に配備さ
れ、締付ネジ34を締め付けたとき、ネジ先端が
前記庇板4の係合突部43を下方へ付勢する。
<作用> ボルトや特殊釘などを用いて取付フレーム3を
建物外壁に取付け固定した後、取付フレーム3の
前側に庇板4を対向位置させ、先ず上部の係合突
部43を係合溝32内へ係合し、ついで下部の係
合突部44を下部の係合溝33へ落し込み方式で
係合する。しかる後、締付ネジ34を締め付ける
と、ネジ先端が係合溝32の溝中へ進入して前記
庇板4の係合突部43を下方へ付勢し、庇板4は
傾斜に沿つて取付フレーム3の方へ移行しつつ取
付基板31に圧着される。これにより取付フレー
ム3と庇板4とは強力に結合し、また係合突部4
3が下側の係合溝33に係合した状態で庇板4の
荷重が取付フレーム3により安定支持される。
<実施例> 第1図および第2図は、建物1の窓枠10の上
方にこの考案の一実施例である庇ユニツト2を取
り付けた状態を示している。
図示例の庇ユニツト2は、建物外壁11に止着
される取付フレーム3と、この取付フレーム3に
係合支持された庇板4と、この庇板4の両端部に
係合保持される端板5とから構成されている。
前記取付フレーム3は、例えばアルミニウムの
引抜きまたは押出成形加工により形成された成形
体であつて、庇板4の長さおよび厚みに応じて任
意長さおよび幅を有する取付基板31の上端縁お
よび下端縁に、同一側に直角に屈曲しさらに先端
を内向きに屈曲して、上下に対向する係合溝3
2,33が形成してある。
前記取付基板31は、適所に表裏に貫通する止
め孔が穿設されており、アンカーボルトまたは特
殊釘を用いて取付フレーム3が建物外壁11に取
付け固定される。
前記上部の係合溝32の溝底には、長手方向に
適当間隔を存して複数の締付ネジ34を溝内に出
没可能に設けれており、また下部の係合溝33の
溝底35は、取付基板31の側へ低く傾斜させて
ある。
前記庇板4は、取付フレーム3と同様なアルミ
成形体であつて、庇の幅、厚みに応じて扁平な筒
状に形成されている。この庇板4は、上面に前辺
側へ低く傾斜した庇面41を備え、後端部には垂
直方向の取付壁42が設けられている。この取付
壁42の上端縁および下端縁には、前記各係合溝
32,33に対し上下順番に係合する落込み構造
の係合突部43,44が形成されており、各係合
溝32,33および係合突部43,44は、上部
の係合突部43を対応する係合溝32の溝底まで
係合したとき、下部の係合突部44が対応する係
合溝33に対し前方から係合することが可能な寸
法関係に設定されている。
上部の係合突部43の上端面は、全長間にわた
つて厚みの中央部が低い弯曲面45に形成してあ
り、この弯曲面45にて締付ネジ34のネジ先端
を受止めるようになす。
下部の係合突部44は、対応する係合溝33の
溝幅より僅かに小幅に形成され、下面を係合溝3
3の溝底35の傾斜に一致させている。これによ
り締付ネジ34を締め付けたとき、ネジ先端が係
合溝32の溝中へ進入して前記庇板4の係合突部
43を下方へ付勢し、庇板4が傾斜に沿つて取付
フレーム3の方へ移行しつつ取付基板31に圧着
されることになる。
前記端板5は、アルミニウムなどの鋳造成形体
であつて、庇板4の端面形状と一致する塞ぎ壁5
1の周縁に係合フランジ52が一体に形成された
もので、庇板4の両端に嵌着してビス固定され
る。
なお図示例の庇板4に、必要に応じて、下壁に
対し長手方向に沿うスライド溝を設けてランナー
を係合し、このランナーに対しすだれ、ハンガ
ー、装飾物などを吊り下げることも勿論可能であ
る。
<考案の効果> この考案は上記の如く、取付フレーム3の上下
の係合溝32,33に庇板4の上下の係合突部4
3,44を上下順順に落込み方式にて前方より係
合させた後、締付ネジ34により締付け固定する
ようにしたから、施工部分の側方の条件にかかわ
らず、1人の作業者により簡単に庇板4を取付け
施工できる。
また締付ネジ34の締付けにより、庇板4は傾
斜に沿つて取付フレーム3の方へ移行しつつ取付
基板31に圧着されるから、取付フレーム3と庇
板4との結合強度は大きなものとなる。
さらに係合突部44が下側の係合溝33に係合
した状態で庇板4の荷重が取付フレーム3により
安定支持されるから、十分な耐荷重性も得られる
ことができる。
さらにまた締付ネジ34は庇板4の上端部のみ
に設けられるから、ネジ止め箇所が少なくて済
み、作業時間を短縮でき、また部品点数も少なく
て済むなど、考案目的を達成した顕著な効果を奏
する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案にかかる庇ユニツトを建物に
取り付けた状態を示す斜視図、第2図は第1図
−線に沿う拡大断面図、第3図は従来例の構造
を示す断面図である。 2……庇ユニツト、3……取付フレーム、31
……取付基板、32,33……係合溝、34……
締付ネジ、4……庇板、42……取付壁、43,
44……係合突部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 建物外壁に止着される取付フレーム3と、この
    取付フレーム3に支持される庇板4と、前記取付
    フレーム3に庇板4を固定する締付ネジ34とか
    ら成る庇ユニツトであつて、 前記取付フレーム3は、取付基板31の上端縁
    および下端縁を同一側へ屈曲して上下に対向する
    係合溝32,33が形成され、下部の係合溝33
    は溝底を取付基板31の側へ低く傾斜させてお
    り、 前記庇板4は、基端部に取付壁42を備え、前
    記取付壁42の上部には前記上部の係合溝32に
    係合する係合突部43が形成され、前記取付壁4
    2の下部には前記下部の係合溝33の溝幅より小
    幅であつて、下面に前記係合溝33の溝底と傾斜
    方向が一致する傾斜面を備えた係合突部44が形
    成されており、 前記締付ネジ34を前記取付フレーム3の上部
    の係合部32の溝底に溝中へ出没可能に配備し
    て、締付ネジ34を締め付けたとき、ネジ先端が
    前記庇板4の係合突部43を下方へ付勢するよう
    にして成る庇ユニツト。
JP1986091166U 1986-06-14 1986-06-14 Expired JPH0428350Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986091166U JPH0428350Y2 (ja) 1986-06-14 1986-06-14

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986091166U JPH0428350Y2 (ja) 1986-06-14 1986-06-14

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Publication Number Publication Date
JPS62203326U JPS62203326U (ja) 1987-12-25
JPH0428350Y2 true JPH0428350Y2 (ja) 1992-07-09

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1986091166U Expired JPH0428350Y2 (ja) 1986-06-14 1986-06-14

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JP (1) JPH0428350Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0323461Y2 (ja) * 1984-12-31 1991-05-22

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Publication number Publication date
JPS62203326U (ja) 1987-12-25

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