JPH04262198A - フロ―ト式スチ―ムトラップ - Google Patents
フロ―ト式スチ―ムトラップInfo
- Publication number
- JPH04262198A JPH04262198A JP4418691A JP4418691A JPH04262198A JP H04262198 A JPH04262198 A JP H04262198A JP 4418691 A JP4418691 A JP 4418691A JP 4418691 A JP4418691 A JP 4418691A JP H04262198 A JPH04262198 A JP H04262198A
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- JP
- Japan
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- valve
- valve port
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- Pending
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- 239000012530 fluid Substances 0.000 abstract description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
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- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- 238000007599 discharging Methods 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Details Of Valves (AREA)
- Control Of Fluid Pressure (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は蒸気使用機器や蒸気配管
から自動的に復水のみを器外へ排出するスチ―ムトラッ
プに関し、特に弁室内に自由状態で配置した球形のフロ
―ト弁で直接弁口を開閉するフロ―ト式スチ―ムトラッ
プの弁座部材の改良に関する。
から自動的に復水のみを器外へ排出するスチ―ムトラッ
プに関し、特に弁室内に自由状態で配置した球形のフロ
―ト弁で直接弁口を開閉するフロ―ト式スチ―ムトラッ
プの弁座部材の改良に関する。
【0002】フロ―ト式スチ―ムトラップの弁口の大き
さは排出流量を多くする為に、配置されたフロ―ト弁で
開閉可能な最大値に設計され、そして弁口の下流側の通
路は可能な限り大きく形成される。この場合、弁口部に
於てその一次側と二次側の圧力差が大きくなるために、
フロ―ト弁は排出流と共に弁口方向に吸寄せられ弁口を
形成する弁座部材にに衝撃的に着座し、フロ―ト弁の外
表面に打痕を受けたり、弁室内の水面が波立ち、蒸気が
復水内に巻込まれて弁口から排出するという問題がある
。
さは排出流量を多くする為に、配置されたフロ―ト弁で
開閉可能な最大値に設計され、そして弁口の下流側の通
路は可能な限り大きく形成される。この場合、弁口部に
於てその一次側と二次側の圧力差が大きくなるために、
フロ―ト弁は排出流と共に弁口方向に吸寄せられ弁口を
形成する弁座部材にに衝撃的に着座し、フロ―ト弁の外
表面に打痕を受けたり、弁室内の水面が波立ち、蒸気が
復水内に巻込まれて弁口から排出するという問題がある
。
【0003】
【従来の技術】そこで上記問題を解決するために本出願
人は実願昭 52−154797号の出願に示すような
手段を提案した。これは弁口の一次側と二次側の圧力差
を小さくして、フロ―ト弁が弁口方向に衝撃的に吸寄せ
られるのを防ぐ為に、弁口の下流側に迷路を形成する部
材を配置し、復水の流通を絞るようにしたものである。
人は実願昭 52−154797号の出願に示すような
手段を提案した。これは弁口の一次側と二次側の圧力差
を小さくして、フロ―ト弁が弁口方向に衝撃的に吸寄せ
られるのを防ぐ為に、弁口の下流側に迷路を形成する部
材を配置し、復水の流通を絞るようにしたものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記の手段では確かに
弁口の一次側と二次側の圧力差が小さくなることにより
上記問題は解決したが、これは弁口の二次側の流路抵抗
を単に大きくしただけ故に排出流量が低下するという問
題を有していた。
弁口の一次側と二次側の圧力差が小さくなることにより
上記問題は解決したが、これは弁口の二次側の流路抵抗
を単に大きくしただけ故に排出流量が低下するという問
題を有していた。
【0005】従って本発明の技術的課題は、弁口の二次
側にある程度の流路抵抗を作用せしめて一次側と二次側
の圧力差を小さくし、且つその流路抵抗により排出流量
が低下しないようにすることである。
側にある程度の流路抵抗を作用せしめて一次側と二次側
の圧力差を小さくし、且つその流路抵抗により排出流量
が低下しないようにすることである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の技術的課題を解決
するために講じた本発明の技術的手段は、入口、出口を
有する弁筐体内に弁室を形成し、弁室と出口を連通する
通路に先端が弁室内に突出した弁口を有する弁座部材を
配置し、弁室内に球形のフロ―ト弁を自由状態で配置し
、フロ―ト弁が弁室内に溜る復水の水位に応じて浮上降
下しその外表面で前記弁口を開閉して復水を出口側へ排
出するフロ―ト式スチ―ムトラップに於て、弁口の二次
側で弁座部材の内部通路の内壁面に螺旋状の溝又は凸状
の壁部材を形成したものである。
するために講じた本発明の技術的手段は、入口、出口を
有する弁筐体内に弁室を形成し、弁室と出口を連通する
通路に先端が弁室内に突出した弁口を有する弁座部材を
配置し、弁室内に球形のフロ―ト弁を自由状態で配置し
、フロ―ト弁が弁室内に溜る復水の水位に応じて浮上降
下しその外表面で前記弁口を開閉して復水を出口側へ排
出するフロ―ト式スチ―ムトラップに於て、弁口の二次
側で弁座部材の内部通路の内壁面に螺旋状の溝又は凸状
の壁部材を形成したものである。
【0007】
【作用】上記の技術的手段の作用は下記の通りである。
弁口を通過する排出流は弁口の二次側の通路内に形成さ
れた螺旋状の溝、又は凸状の壁部材により、その流れの
抵抗作用を受けるために弁口の一次側と二次側の圧力差
はその分小さくなる。そして、その流れは螺旋状の溝、
又は凸状の壁部材により回転的に整流せしめられるため
に、従来の単なる流路抵抗を大きくしたものと比較して
排出流量は低下することはない。
れた螺旋状の溝、又は凸状の壁部材により、その流れの
抵抗作用を受けるために弁口の一次側と二次側の圧力差
はその分小さくなる。そして、その流れは螺旋状の溝、
又は凸状の壁部材により回転的に整流せしめられるため
に、従来の単なる流路抵抗を大きくしたものと比較して
排出流量は低下することはない。
【0008】
【実施例】上記の技術的手段の具体例を示す実施例を説
明する(図 1参照)。
明する(図 1参照)。
【0009】入口10、出口12を有する本体 2にガ
スケット 6を介して蓋部材 4をボルト 8で取り付
けてトラップ筐体を形成し、その内部に弁室16を形成
する。蒸気使用機器(図示せず)に配管接続される入口
10と弁室16の間にはスクリ―ン部材14を介在せし
める。弁室16内には中空で球形のフロ―ト弁18を自
由状態で配置する。
スケット 6を介して蓋部材 4をボルト 8で取り付
けてトラップ筐体を形成し、その内部に弁室16を形成
する。蒸気使用機器(図示せず)に配管接続される入口
10と弁室16の間にはスクリ―ン部材14を介在せし
める。弁室16内には中空で球形のフロ―ト弁18を自
由状態で配置する。
【0010】出口12と連通する立上がり通路28と弁
室16を連通する通路に弁座部材22を配置する。弁座
部材22は弁室16内に突出する弁口20が形成され、
そしてその下流側に円筒形の弁通路34が形成されたも
のであり、本体 2の外部から挿入し、プラグ30でガ
スケット36を介して螺着される。26は弁通路34と
立上がり通路28を連通する通孔である。前記弁通路3
4内の内周壁には凸状の螺旋壁32を施す。本実施例で
は凸状の壁であるが、螺旋状の溝を施してもよい。24
はOリングである。
室16を連通する通路に弁座部材22を配置する。弁座
部材22は弁室16内に突出する弁口20が形成され、
そしてその下流側に円筒形の弁通路34が形成されたも
のであり、本体 2の外部から挿入し、プラグ30でガ
スケット36を介して螺着される。26は弁通路34と
立上がり通路28を連通する通孔である。前記弁通路3
4内の内周壁には凸状の螺旋壁32を施す。本実施例で
は凸状の壁であるが、螺旋状の溝を施してもよい。24
はOリングである。
【0011】作用を説明する。フロ―ト弁18は弁室に
溜る復水の水位に応じて浮上降下してその外表面で弁口
20を開閉することにより復水を弁通路34、立上がり
通路28、そして出口12へと排出する。今、フロ―ト
弁18が開弁した状態に於て、弁口20の二次側である
弁通路34が凸状の螺旋壁32でその通路面積が絞られ
ている為にそれが流路抵抗となり、その結果弁口の一次
側と二次側の圧力差は小さくなる。従って圧力差が小さ
くなることにより弁室16内の水位に伴ってフロ―ト弁
18は降下して弁座部材22に静かに着座する。この時
、従来なら単に流路抵抗を大きくしただけ故にその抵抗
により排出流量が低下していたが、本発明の技術の場合
流体の流れが螺旋状に回転せしめられる為にその整流作
用により排出流量は低下することはない。
溜る復水の水位に応じて浮上降下してその外表面で弁口
20を開閉することにより復水を弁通路34、立上がり
通路28、そして出口12へと排出する。今、フロ―ト
弁18が開弁した状態に於て、弁口20の二次側である
弁通路34が凸状の螺旋壁32でその通路面積が絞られ
ている為にそれが流路抵抗となり、その結果弁口の一次
側と二次側の圧力差は小さくなる。従って圧力差が小さ
くなることにより弁室16内の水位に伴ってフロ―ト弁
18は降下して弁座部材22に静かに着座する。この時
、従来なら単に流路抵抗を大きくしただけ故にその抵抗
により排出流量が低下していたが、本発明の技術の場合
流体の流れが螺旋状に回転せしめられる為にその整流作
用により排出流量は低下することはない。
【0012】
【発明の効果】上記技術的手段によれば、弁口の下流側
での流路抵抗により弁口の一次側と二次側の圧力差が小
さくなり、フロ―ト弁の損傷、又は蒸気の巻込み排出が
なくなると共に、排出流が螺旋状に回転せしめることで
その整流作用により排出流量は低下することはない。
での流路抵抗により弁口の一次側と二次側の圧力差が小
さくなり、フロ―ト弁の損傷、又は蒸気の巻込み排出が
なくなると共に、排出流が螺旋状に回転せしめることで
その整流作用により排出流量は低下することはない。
【図1】本発明の実施例のフロ―ト式スチ―ムトラップ
の断面図である。
の断面図である。
2 本体
10 入口
12 出口
16 弁室
18 フロ―ト弁
22 弁座部材
32 螺旋壁
Claims (1)
- 【請求項 1】 入口、出口を有する弁筐体内に弁室
を形成し、弁室と出口を連通する通路に先端が弁室内に
突出した弁口を有する弁座部材を配置し、弁室内に球形
のフロ―ト弁を自由状態で配置し、フロ―ト弁が弁室内
に溜る復水の水位に応じて浮上降下しその外表面で前記
弁口を開閉して復水を出口側へ排出するものに於て、弁
口の二次側で弁座部材の内部通路の内壁面に螺旋状の溝
又は凸状の壁部材を形成したことを特徴とするフロ―ト
式スチ―ムトラップ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4418691A JPH04262198A (ja) | 1991-02-15 | 1991-02-15 | フロ―ト式スチ―ムトラップ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4418691A JPH04262198A (ja) | 1991-02-15 | 1991-02-15 | フロ―ト式スチ―ムトラップ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04262198A true JPH04262198A (ja) | 1992-09-17 |
Family
ID=12684541
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4418691A Pending JPH04262198A (ja) | 1991-02-15 | 1991-02-15 | フロ―ト式スチ―ムトラップ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04262198A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005121088A (ja) * | 2003-10-15 | 2005-05-12 | Tlv Co Ltd | スチームトラップ |
JP2008020047A (ja) * | 2006-07-14 | 2008-01-31 | Tlv Co Ltd | ドレントラップ |
JP2009144824A (ja) * | 2007-12-14 | 2009-07-02 | Tlv Co Ltd | フロート式スチームトラップ |
-
1991
- 1991-02-15 JP JP4418691A patent/JPH04262198A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005121088A (ja) * | 2003-10-15 | 2005-05-12 | Tlv Co Ltd | スチームトラップ |
JP2008020047A (ja) * | 2006-07-14 | 2008-01-31 | Tlv Co Ltd | ドレントラップ |
JP2009144824A (ja) * | 2007-12-14 | 2009-07-02 | Tlv Co Ltd | フロート式スチームトラップ |
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