[go: up one dir, main page]
More Web Proxy on the site http://driver.im/

JPH04225975A - N−[3−(1h−イミダゾール−1−イル)フエニル]−4−(置換)−2−ピリミジナミン合成の改良法 - Google Patents

N−[3−(1h−イミダゾール−1−イル)フエニル]−4−(置換)−2−ピリミジナミン合成の改良法

Info

Publication number
JPH04225975A
JPH04225975A JP3117918A JP11791891A JPH04225975A JP H04225975 A JPH04225975 A JP H04225975A JP 3117918 A JP3117918 A JP 3117918A JP 11791891 A JP11791891 A JP 11791891A JP H04225975 A JPH04225975 A JP H04225975A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
imidazol
phenyl
substituted
pyrimidinamine
pyridinyl
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3117918A
Other languages
English (en)
Inventor
William D Dean
ウイリアム・デニス・デイーン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Wyeth Holdings LLC
Original Assignee
American Cyanamid Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by American Cyanamid Co filed Critical American Cyanamid Co
Publication of JPH04225975A publication Critical patent/JPH04225975A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D403/00Heterocyclic compounds containing two or more hetero rings, having nitrogen atoms as the only ring hetero atoms, not provided for by group C07D401/00
    • C07D403/02Heterocyclic compounds containing two or more hetero rings, having nitrogen atoms as the only ring hetero atoms, not provided for by group C07D401/00 containing two hetero rings
    • C07D403/12Heterocyclic compounds containing two or more hetero rings, having nitrogen atoms as the only ring hetero atoms, not provided for by group C07D401/00 containing two hetero rings linked by a chain containing hetero atoms as chain links
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D401/00Heterocyclic compounds containing two or more hetero rings, having nitrogen atoms as the only ring hetero atoms, at least one ring being a six-membered ring with only one nitrogen atom
    • C07D401/14Heterocyclic compounds containing two or more hetero rings, having nitrogen atoms as the only ring hetero atoms, at least one ring being a six-membered ring with only one nitrogen atom containing three or more hetero rings
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D405/00Heterocyclic compounds containing both one or more hetero rings having oxygen atoms as the only ring hetero atoms, and one or more rings having nitrogen as the only ring hetero atom
    • C07D405/14Heterocyclic compounds containing both one or more hetero rings having oxygen atoms as the only ring hetero atoms, and one or more rings having nitrogen as the only ring hetero atom containing three or more hetero rings
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D409/00Heterocyclic compounds containing two or more hetero rings, at least one ring having sulfur atoms as the only ring hetero atoms
    • C07D409/14Heterocyclic compounds containing two or more hetero rings, at least one ring having sulfur atoms as the only ring hetero atoms containing three or more hetero rings

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Plural Heterocyclic Compounds (AREA)
  • Photoreceptors In Electrophotography (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
  • Heterocyclic Carbon Compounds Containing A Hetero Ring Having Nitrogen And Oxygen As The Only Ring Hetero Atoms (AREA)
  • Pyridine Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の背景】
【0002】
【発明の分野】本発明は置換基を2−ピリジニル、3−
ピリジニル、4−ピリジニル、2−フラニル、及び2−
チエニルから成る群より選んだN−[3−1H−イミダ
ゾール−1−イル)フェニル]−4−(置換)−2−ピ
リミジナミンの大規模製造のための改良法に関する。
【0003】
【先行技術の説明】U.S.特許4,788,195に
記載のとうり、N−[3−1H−イミダゾール−1−イ
ル)フェニル]−4−(置換)−2−ピリミジナミン化
合物は抗−喘息剤として周知である。この特許にはその
ような化合物の、[3−(1H−イミダゾール−1−イ
ル)フェニル]グアニジン及び適したエナミノンからの
製造法も開示されている。
【0004】’195特許には、3−(1H−イミダゾ
ール−1−イル)ベンズアミンをエタノ−ル中のHCl
の溶液に加え、シアナミドを加えて加温してグアニジン
を製造する方法が述べてある。アミンの無機酸塩とシア
ナミドの反応によりグアニジンを製造するこの方法は良
く知られている(J.Medicinal  Chem
istry,1975,vol.18  no.11 
 p1077−10883、及びSynthesis,
Sept.,1986,p777−779  参照)。 これらの参照文献では、グアニジンを形成するアミン、
HCl及びシアナミドの反応中にpHを特定の領域に制
御することについて開示されてもいないし示唆されても
いない。
【0005】’195特許には、粗グアニジンをさらに
精製することなく塩基の存在下で適したエナミノンと反
応させ、所望のN−[3−1H−イミダゾール−1−イ
ル)フェニル]−4−(置換)−2−ピリミジナミンを
製造することが記載されている。所望の生成物は沈澱、
及び再結晶段階により回収する。U.S.特許4,78
8,195の実施例328には、N−[3−1H−イミ
ダゾール−1−イル)フェニル]−4−(2−ピリジニ
ル)−2−ピリミジナミンの収率26%の製造が記載さ
れている。他の関連した実施例には、220、231、
232、及び233が含まれる。これらに記述された方
法及び収率は実験的規模の場合は十分受容できるが、大
規模又は商業的方法に関してはより良い収率が必要であ
ろう。
【0006】
【本発明の概要】ここで:a)[3−1H−イミダゾー
ル−1−イル)フェニル]グアニジンを形成する3−(
1H−イミダゾール−1−イル)ベンズアミンとシアナ
ミドの反応中、HClガスを用いてpHを約2−約3.
5に制御し;b)そのようにして形成した[3−1H−
イミダゾール−1−イル)フェニル]グアニジンをpH
約10.5−約11.5にて適したエナミノンと反応さ
せることにより、より高い収率でN−[3−1H−イミ
ダゾール−1−イル)フェニル]−4−(2−ピリジニ
ル)−2−ピリミジナミンが得られることを見いだした
【0007】[3−(1H−イミダゾール−1−イル)
フェニル]グアニジンの製造において、反応中、pHを
約2−約3.5に保つことにより、予想に反して非常に
高純度及び高収率の生成物が得られることを見いだした
。対照的に周知の先行技術による方法では固定した量の
HClを用いており、それが反応の進行と共に減少して
pHが上がる。そのようなpHの上昇は不完全な反応の
ために収率及び純度を低くする。
【0008】グアニジン及びエナミノンの反応によるN
−[3−1H−イミダゾール−1−イル)フェニル]−
4−(置換)−2−ピリミジナミンの製造においては、
最適pH領域約10.5−約11.5においてこれまで
よりかなり高い収率と純度で生成物が得られることを予
想に反して見いだした。
【0009】本発明による改良のために、分別結晶を必
要とせずに収率は3倍に増加し、反応時間は3日から2
日に短縮され、さらに精製する必要のない純粋な生成物
を得られるようになった。
【0010】
【本発明の詳細な説明】
以下の図Iは本発明による改良法を説明するものである
。図Iにおいて、3−(1H−イミダゾール−1−イル
)ベンズアミン(1)をシアナミドと反応させ、[3−
(1H−イミダゾール−1−イル)フェニル]グアニジ
ン  二塩酸塩(2)を製造し、それをエナミノン(3
)、3−ジメチルアミノ−1−(2−ピリジニル)−2
−プロペン−1−オンと反応させ、生成物(4)、N−
[3−1H−イミダゾール−1−イル)フェニル]−4
−(2−ピリジニル)−2−ピリミジナミンを製造する
【0011】
【化1】
【0012】反応式Iに従い、3−(1H−イミダゾー
ル−1−イル)ベンズアミン(1)の[3−(1H−イ
ミダゾール−1−イル)フェニル]グアニジン  二塩
酸塩(2)への変換は、エタノ−ル中で2当量の固体シ
アナミドを用いて行い、乾燥塩化水素ガスをpH2まで
加え、蒸気浴中で穏やかに5時間還流する。時々pHを
測定し、pHを約2.0−3.5の領域に保つのに十分
な量の乾燥塩化水素ガスを注意深く加えることにより、
還流の間pHを該領域に制御する。もちろん他のpH制
御法も同業者には容易に明らかとなるであろうし、本発
明の方法に有用であると思われる。この改良により純粋
な結晶の[3−(1H−イミダゾール−1−イル)フェ
ニル]グアニジン  二塩酸塩(2)を収率75−90
%で単離することができる。
【0013】U.S.特許4,788,195の実施例
328に記載の条件を用いた3−(1H−イミダゾール
−1−イル)ベンズアミン(1)とシアナミドの反応は
未反応(1)と所望のグアニジン  一塩酸塩の混合物
を茶色油状で与えるのみである。U.S.特許4,78
8,195の方法を用い、塩基として炭酸カリウム及び
溶媒としてメトキシエタノ−ルの存在下で[3−(1H
−イミダゾール−1−イル)フェニル]グアニジン  
一塩酸塩及び3−ジメチルアミノ−1−(2−ピリジニ
ル)−2−プロペン−1−オンを反応させると、黒色副
生成物を与える。ここで3−ジメチルアミノ−1−(2
−ピリジル)−2−プロペン−1−オンは塩基性又は中
性媒体中で安定であり、酸にさらすと急速に分解するこ
とを見いだした。さらに約10.5−約11.5、好ま
しくは約11−約11.5のpHにおいて、所望の生成
物を高収率及び高純度で製造することができることを見
いだした。このpH領域以外では、収率が実質的に悪い
【0014】[3−(1H−イミダゾール−1−イル)
フェニル]グアニジン  二塩酸塩(2)をn−プロパ
ノ−ル還流下で2当量の10N水酸化ナトリウム(pH
11)、続いて当量の3−ジメチルアミノ−1−(2−
ピリジル)−2−プロペン−1−オン(3)で処理する
。 18時間の還流後反応が完結し、所望の生成物、N−[
3−1H−イミダゾール−1−イル)フェニル]−4−
(2−ピリジニル)−2−ピリミジナミン(4)が分解
産物を含まずに単離される。粗物質の精製は、生成物を
水中にて撹拌し、無機物質を除去することにより行う。 上記改良を行うことにより、N−[3−1H−イミダゾ
ール−1−イル)フェニル]−4−(2−ピリジニル)
−2−ピリミジナミン(4)を、U.S.特許4,78
8,195実施例328の方法を用いて得られる全収率
25−30%と比較して、3−(1H−イミダゾール−
1−イル)ベンズアミン(1)に基づいた全収率65−
75%で製造することができる。
【0015】3−ジメチルアミノ−1−(2−ピリジル
)−2−プロペン−1−オン以外のエナミノン(3)を
用いて同様の結果を得ることができる。例えば以下のエ
ナミノンを本発明の方法で使用することができる:3−
ジメチルアミノ−1−(3−ピリジル)−2−プロペン
−1−オン 3−ジメチルアミノ−1−(4−ピリジル)−2−プロ
ペン−1−オン 3−ジメチルアミノ−1−(2−フリル)−2−プロペ
ン−1−オン 3−ジメチルアミノ−1−(2−チエニル)−2−プロ
ペン−1−オン
【0016】
【実施例1】[3−(1H−イミダゾール−1−イル)
フェニル]グアニジン二塩酸塩(2) 160gの3−(1H−イミダゾール−1−イル)ベン
ズアミン(1)を1リットルの無水熱エタノ−ル中に溶
解する。熱溶液に乾燥塩化水素ガスをpH3まで吹き込
み、42gの固体シアナミドを加え、溶液を5分間加熱
する(pH4)。乾燥塩化水素ガスを用いてpHを3に
戻し、42gの固体シアナミドを加え、反応物を蒸気浴
上で5時間加熱し、さらに6gの固体シアナミドを加え
て1.5時間反応を続ける。反応中pHを監視し、乾燥
塩化水素ガスを加えてpH2.5−3.0に保つ。熱反
応混合物を濾過し、固体を集め、200mlの熱エタノ
−ルで3回、続いて500mlのジエチル  エ−テル
で洗う。結晶の固体を終夜空気乾燥し、205g(収率
86%)の所望の生成物を二塩酸塩、融点252−25
4℃、として得る。
【0017】
【実施例2】N−[3−1H−イミダゾール−1−イル
)フェニル]−4−(2−ピリジニル)−2−ピリミジ
ナミン(4) 13.7gの実施例1からの[3−(1H−イミダゾー
ル−1−イル)フェニル]グアニジン  二塩酸塩(2
)、8.8gの3−ジメチルアミノ−1−(2−ピリジ
ル)−2−プロペン−1−オン(3)、50mlのn−
プロパノ−ル、及び10mlの10N水酸ナトリウムを
18時間還流する。反応物を50mlのn−プロパノ−
ルで希釈し、濾過する。集めた黄色の固体を300ml
の水中で0.5時間撹拌し、濾過し、50mlのn−プ
ロパノ−ル、続いて100mlのジエチル  エ−テル
で洗う。固体を終夜乾燥し、13.4g(85%)の所
望の生成物、融点210−211℃を得る。この方法に
よる全収率は73%である。
【0018】
【実施例3−6】[3−(1H−イミダゾール−1−イ
ル)フェニル]グアニジン  二塩酸塩(2)と3−ジ
メチルアミノ−1−(2−ピリジル)−2−プロペン−
1−オン(3)の反応へのpHの影響 0.01モルの[3−(1H−イミダゾール−1−イル
)フェニル]グアニジン  二塩酸塩(2)と0.01
モルの3−ジメチルアミノ−1−(2−ピリジル)−2
−プロペン−1−オン(3)の反応を試験し、生成物N
−[3−1H−イミダゾール−1−イル)フェニル]−
4−(2−ピリジニル)−2−ピリミジナミン(4)の
収率及び純度への反応pHの影響を決定する。固体炭酸
カリウム及び10N水酸化ナトリウム水溶液の2種類の
塩基を使用する。すべての反応は還流n−プロパノ−ル
中で約24時間行う。どの沈澱固体を含む反応混合物も
水中で急冷し、濾過することにより生成物を単離する。 これらの濾過固体を水中に再懸濁させ、無機塩を除去し
、濾過し、空気乾燥し、最終生成物を得る。これらの実
験の結果を表Iに示す。pH=11における反応の場合
(実施例3及び5)、炭酸カリウム又は10N水酸化ナ
トリウムを用いて純粋な生成物が得られる。表Iを参照
すると、生成物の収率及び融点から分かるように、10
N水酸化ナトリウムが炭酸カリウムより働きが良い。 pH=9(実施例4,NaOH)では暗灰色の固体が低
収率で得られ、pH=12(実施例6)では、水溶性の
生成物が形成されたのみである。pH=12ではN−[
3−1H−イミダゾール−1−イル)フェニル]−4−
(2−ピリジニル)−2−ピリミジナミンに類似のどん
な化合物も単離できなかった。これらの実験は、使用す
る塩基に無関係にこの反応に約10.5−約11.5の
最適pH領域があることを明確に示している。
【0019】
【表1】
【0020】
【実施例7】N−[3−1H−イミダゾール−1−イル
)フェニル]−4−(3−ピリジニル)−2−ピリミジ
ナミン 2.73gの実施例1による[3−(1H−イミダゾー
ル−1−イル)フェニル]グアニジン  二塩酸塩(2
)、1.76gの3−ジメチルアミノ−1−(3−ピリ
ジル)−2−プロペン−1−オン、25mlのn−プロ
パノ−ル、及び2当量(2ml)の10NのNaOHを
pH=11で24時間還流する。すべての沈澱固体を含
む反応混合物を水中で急冷して濾過することにより生成
物を単離する。これらの濾過固体を水中に再懸濁して無
機塩を除去し、濾過し、空気乾燥して2.1g(収率6
7%)の所望の生成物、融点95−120℃、を得る。
【0021】
【実施例8】N−[3−1H−イミダゾール−1−イル
)フェニル]−4−(4−ピリジニル)−2−ピリミジ
ナミン 2.73gの実施例1による[3−(1H−イミダゾー
ル−1−イル)フェニル]グアニジン  二塩酸塩(2
)、1.76gの3−ジメチルアミノ−1−(4−ピリ
ジル)−2−プロペン−1−オン、25mlのn−プロ
パノ−ル、及び2当量(2ml)の10NのNaOHを
pH=11で24時間還流する。すべての沈澱固体を含
む反応混合物を水中で急冷して濾過することにより生成
物を単離する。これらの濾過固体を水中に再懸濁して無
機塩を除去し、濾過し、空気乾燥して2.2g(収率7
0%)の所望の生成物、融点244−145℃、を得る
【0022】
【実施例9】4−(2−フラニル)−N−[3−(1H
−イミダゾール−1−イル)フェニル]−2−ピリミジ
ナミン 2.73gの実施例1による[3−(1H−イミダゾー
ル−1−イル)フェニル]グアニジン  二塩酸塩(2
)、1.6gの3−ジメチルアミノ−1−(2−フリル
)−2−メチル−2−プロペン−1−オン、25mlの
n−プロパノ−ル、及び2当量(2ml)の10NのN
aOHをpH=11で24時間還流する。すべての沈澱
固体を含む反応混合物を水中で急冷して濾過することに
より生成物を単離する。これらの濾過固体を水中に再懸
濁して無機塩を除去し、濾過し、空気乾燥して1.35
g(収率44.5%)の所望の生成物、融点175−1
78℃、を得る。
【0023】
【実施例10】N−[3−1H−イミダゾール−1−イ
ル)フェニル]−4−(2−チエニル)−2−ピリミジ
ナミン 2.73gの実施例1による[3−(1H−イミダゾー
ル−1−イル)フェニル]グアニジン  二塩酸塩(2
)、1.81gの3−ジメチルアミノ−1−(2−チエ
ニル)−2−プロペン−1−オン、25mlのn−プロ
パノ−ル、及び2当量(2ml)の10NのNaOHを
pH=11で24時間還流する。すべての沈澱固体を含
む反応混合物を水中で急冷して濾過することにより生成
物を単離する。これらの濾過固体を水中に再懸濁して無
機塩を除去し、濾過し、空気乾燥して1.0g(収率3
1.3%)の所望の生成物、融点192−194℃、を
得る。
【0024】本発明の主たる特徴及び態様は以下のとう
りである。
【0025】1.置換基を2−ピリジニル、3−ピリジ
ニル、4−ピリジニル、2−フラニル、及び2−チエニ
ルから成る群より選んだN−[3−(1H−イミダゾー
ル−1−イル)フェニル−4−(置換)−2−ピリミジ
ナミンの製造法において、 (A)反応のpHを約2−約3.5に制御しながら、3
−(1H−イミダゾール−1−イル)ベンズアミンをシ
アナミド及びハロゲン酸と反応させ、[3−(1H−イ
ミダゾール−1−イル)フェニル]グアニジン  二塩
酸塩を回収し; (B)そのようにして回収した[3−(1H−イミダゾ
ール−1−イル)フェニル]グアニジン  二塩酸塩を
適当な溶媒中、約10.5−11.5のpHにて3−ジ
メチルアミノ−1−(置換)−2−プロペン−1−オン
及び塩基と反応させ、N−[3−1H−イミダゾール−
1−イル)フェニル]−4−(置換)−2−ピリミジナ
ミンを回収することを特徴とする方法。
【0026】2.第1項に記載の方法において、該ハロ
ゲン酸が臭化水素、又は塩化水素から成ることを特徴と
する方法。
【0027】3.第2項に記載の方法において、該ハロ
ゲン酸が気体塩化水素から成ることを特徴とする方法。
【0028】4.第1項に記載の方法において、該塩基
が10NのNaOHから成ることを特徴とする方法。
【0029】5.第1項に記載の方法において、該[3
−(1H−イミダゾール−1−イル)フェニル]グアニ
ジン  二塩酸塩を濾過により回収することを特徴とす
る方法。
【0030】6.第1項に記載の方法において、N−[
3−(1H−イミダゾール−1−イル)フェニル]−4
−(2−ピリジニル)−2−ピリミジナミンを製造する
ことを特徴とする方法。
【0031】7.第1項に記載の方法において、N−[
3−(1H−イミダゾール−1−イル)フェニル]−4
−(3−ピリジニル)−2−ピリミジナミンを製造する
ことを特徴とする方法。
【0032】8.第1項に記載の方法において、N−[
3−(1H−イミダゾール−1−イル)フェニル]−4
−(4−ピリジニル)−2−ピリミジナミンを製造する
ことを特徴とする方法。
【0033】9.第1項に記載の方法において、N−[
3−(1H−イミダゾール−1−イル)フェニル]−4
−(2−フラニル)−2−ピリミジナミンを製造するこ
とを特徴とする方法。
【0034】10.第1項に記載の方法において、N−
[3−(1H−イミダゾール−1−イル)フェニル]−
4−(2−チエニル)−2−ピリミジナミンを製造する
ことを特徴とする方法。
【0035】

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  置換基を2−ピリジニル、3−ピリジ
    ニル、4−ピリジニル、2−フラニル、及び2−チエニ
    ルから成る群より選んだN−[3−(1H−イミダゾー
    ル−1−イル)フェニル−4−(置換)−2−ピリミジ
    ナミンの製造法において、(A)反応のpHを約2−約
    3.5に制御しながら、3−(1H−イミダゾール−1
    −イル)ベンズアミンをシアナミド及びハロゲン酸と反
    応させ、[3−(1H−イミダゾール−1−イル)フェ
    ニル]グアニジン  二塩酸塩を回収し;(B)そのよ
    うにして回収した[3−(1H−イミダゾール−1−イ
    ル)フェニル]グアニジン  二塩酸塩を適当な溶媒中
    、約10.5−11.5のpHにて3−ジメチルアミノ
    −1−(置換)−2−プロペン−1−オン及び塩基と反
    応させ、N−[3−1H−イミダゾール−1−イル)フ
    ェニル]−4−(置換)−2−ピリミジナミンを回収す
    ることを特徴とする方法。
JP3117918A 1990-04-25 1991-04-23 N−[3−(1h−イミダゾール−1−イル)フエニル]−4−(置換)−2−ピリミジナミン合成の改良法 Pending JPH04225975A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US07/514,455 US5064963A (en) 1990-04-25 1990-04-25 Process for the synthesis of n-(3-(1h-imidazol-1-yl)phenyl-4-(substituted)-2-pyrimidinamines
US514455 1990-04-25

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04225975A true JPH04225975A (ja) 1992-08-14

Family

ID=24047219

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3117918A Pending JPH04225975A (ja) 1990-04-25 1991-04-23 N−[3−(1h−イミダゾール−1−イル)フエニル]−4−(置換)−2−ピリミジナミン合成の改良法

Country Status (19)

Country Link
US (1) US5064963A (ja)
EP (1) EP0453731B1 (ja)
JP (1) JPH04225975A (ja)
KR (1) KR0168679B1 (ja)
AT (1) ATE170184T1 (ja)
AU (1) AU630849B2 (ja)
CA (1) CA2041031A1 (ja)
DE (1) DE69130029T2 (ja)
DK (1) DK0453731T3 (ja)
ES (1) ES2121757T3 (ja)
FI (1) FI100533B (ja)
GR (1) GR3027762T3 (ja)
HU (1) HU211774B (ja)
IE (1) IE911366A1 (ja)
NO (1) NO177567C (ja)
NZ (1) NZ237870A (ja)
SG (1) SG47565A1 (ja)
TW (1) TW215087B (ja)
ZA (1) ZA913092B (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010526150A (ja) * 2007-05-04 2010-07-29 アイアールエム・リミテッド・ライアビリティ・カンパニー c−kitおよびPDGFRキナーゼインヒビターとしての化合物および組成物

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5521184A (en) * 1992-04-03 1996-05-28 Ciba-Geigy Corporation Pyrimidine derivatives and processes for the preparation thereof
US5516775A (en) * 1992-08-31 1996-05-14 Ciba-Geigy Corporation Further use of pyrimidine derivatives
DE69943247D1 (de) * 1998-03-27 2011-04-14 Janssen Pharmaceutica Nv HIV hemmende Pyrimidin Derivate
WO2001022938A1 (en) 1999-09-24 2001-04-05 Janssen Pharmaceutica N.V. Antiviral compositions
JP2009519218A (ja) * 2005-11-03 2009-05-14 エスジーエックス ファーマシューティカルズ、インコーポレイテッド ピリミジニル−チオフェンキナーゼモジュレータ
WO2013192128A1 (en) * 2012-06-20 2013-12-27 Merck Sharp & Dohme Corp. Imidazolyl analogs as syk inhibitors
US9242984B2 (en) 2012-06-20 2016-01-26 Merck Sharp & Dohme Corp. Pyrazolyl derivatives as Syk inhibitors
CN110330447B (zh) * 2019-07-16 2022-04-15 北京赛升药业股份有限公司 一种甲磺酸萘莫司他中间体的制备方法及其应用

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
AU5319479A (en) * 1978-12-22 1980-06-26 Ici Australia Limited Pyrimidinyl amino phenoxy carboxylate derivatives
EP0164204A1 (en) * 1984-05-12 1985-12-11 FISONS plc Novel pharmaceutically useful pyrimidines
US4788195A (en) * 1986-01-13 1988-11-29 American Cyanamid Company 4,5,6-substituted-N-(substituted-phenyl)-2-pyrimidinamines

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010526150A (ja) * 2007-05-04 2010-07-29 アイアールエム・リミテッド・ライアビリティ・カンパニー c−kitおよびPDGFRキナーゼインヒビターとしての化合物および組成物

Also Published As

Publication number Publication date
NO177567B (no) 1995-07-03
NZ237870A (en) 1993-05-26
DE69130029T2 (de) 1999-02-18
NO177567C (no) 1995-10-11
AU7590591A (en) 1991-11-07
KR910018375A (ko) 1991-11-30
US5064963A (en) 1991-11-12
EP0453731B1 (en) 1998-08-26
SG47565A1 (en) 1998-04-17
NO911632D0 (no) 1991-04-24
NO911632L (no) 1991-10-28
ZA913092B (en) 1992-02-26
ATE170184T1 (de) 1998-09-15
HUT57719A (en) 1991-12-30
FI911983A (fi) 1991-10-26
HU911373D0 (en) 1991-10-28
CA2041031A1 (en) 1991-10-26
IE911366A1 (en) 1991-11-06
DE69130029D1 (de) 1998-10-01
ES2121757T3 (es) 1998-12-16
FI100533B (fi) 1997-12-31
AU630849B2 (en) 1992-11-05
FI911983A0 (fi) 1991-04-24
TW215087B (ja) 1993-10-21
KR0168679B1 (ko) 1999-01-15
EP0453731A2 (en) 1991-10-30
DK0453731T3 (da) 1999-02-15
EP0453731A3 (en) 1992-09-02
HU211774B (en) 1995-12-28
GR3027762T3 (en) 1998-11-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
NO168770B (no) Analogifremgangsmaate for fremstilling av terapeutisk aktive benzimidazolderivater
HU196990B (en) Process for producing piperazine derivatives with antiarrhythmic effect and pharmaceuticals comprising same
JP5443168B2 (ja) {2−[1−(3,5−ビス−トリフルオロメチル−ベンジル)−5−ピリジン−4−イル−1h−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−ピリジン−3−イル}−(2−クロロフェニル)−メタノンの調製において有用な新規の中間体及び方法
KR20090061068A (ko) 이매티닙의 제조 방법
DD200469A5 (de) Verfahren zur herstellung von als histamin-h tief 2-rezeptor-antagonisten wirkenden pyrimidon-derivaten
JPH04225975A (ja) N−[3−(1h−イミダゾール−1−イル)フエニル]−4−(置換)−2−ピリミジナミン合成の改良法
JP3378016B2 (ja) カルバモイル基を有するイミダゾール誘導体の製造法
JP2015522596A (ja) ダビガトランエテキシラートの合成のための中間体を調製する方法及び該中間体の結晶形
JPH01132579A (ja) インドール誘導体
HU206088B (en) Process for produicng 4(5)-(aminoalkyl)-imidazole derivatives
JPS6296481A (ja) N−スルフアミル−3−(2−グアニジノ−チアゾ−ル−4−イル−メチルチオ)−プロピオンアミジンの製造方法
CN111943930B (zh) Lasmiditan的合成工艺
IL150017A (en) METHOD FOR MAKING 4 - (troaryl-methyl) - halogen -H) 12) - phthalazinones
KR100574350B1 (ko) 2-아미노피리딘 유도체의 제조방법
US6103902A (en) Carbamoylation process
US3370059A (en) 2-diethylaminoethylmercapto and 2-morpholinoethylmercapto-chloropyridines
JPS6317837B2 (ja)
SU1531854A3 (ru) Способ получени ранитидина или его гидрохлорида
JPS62155268A (ja) ナイザチジンの合成法
US3426034A (en) Omega-phenyl-omega-pyridyl alkylamine derivatives
JPS6054312B2 (ja) 2−イソプロピルアミノピリミジンの製造法
KR101260881B1 (ko) 이마티니브의 제조방법
JPH01254670A (ja) 4‐(2’‐シアノエチルチオ)メチル‐2‐グアニジノチアゾールの製造法
JPH07506577A (ja) N−アリル化合物の製法
JPS6360963A (ja) シアノグアニジン誘導体及びその製造法