JPH0416944A - 圧力現像装置 - Google Patents
圧力現像装置Info
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- JPH0416944A JPH0416944A JP12202290A JP12202290A JPH0416944A JP H0416944 A JPH0416944 A JP H0416944A JP 12202290 A JP12202290 A JP 12202290A JP 12202290 A JP12202290 A JP 12202290A JP H0416944 A JPH0416944 A JP H0416944A
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- work rolls
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Landscapes
- Photographic Developing Apparatuses (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、感圧カプセルによって予め潜像が記録された
感圧シートを加圧して現像する圧力現像装置に関わり、
特に、一対のワークロール間で感圧シートを挟圧して送
り出す圧力現像装置の改良に関するものである。
感圧シートを加圧して現像する圧力現像装置に関わり、
特に、一対のワークロール間で感圧シートを挟圧して送
り出す圧力現像装置の改良に関するものである。
従来の技術
感圧シートを用いた複写装置やプリンタ等においては、
一般に、(a)互いに平行な軸まわりの回転可能且つ接
近離間可能に配設された一対のワークロールと、(b)
それら一対のワークロールを相対的に接近させて加圧す
る加圧手段と、(C)上記一対のワークロールの少なく
とも一方を回転駆動する回転駆動手段とを備え、複数種
類の染料前駆物質および感光性物質を内蔵した複数種類
のマイクロカプセルが表面に設けられているとともに予
め感光処理により上記感光性物質が硬度変化させられる
ことによって潜像が記録された感圧シートと、前記染料
前駆物質と発色反応する顕色剤が表面に設けられた顕色
シートとを重ね合わせて、前記加圧手段により前記一対
のワークロールの間で挟圧しつつ前記回転駆動手段によ
り少なくとも一方のワークロールを回転駆動して送り出
すことにより、前記マイクロカプセルの一部を前記感光
性物質の硬度に応じて圧潰して前記潜像を前記顕色シー
トに現像する形式の圧力現像装置が用いられている。
一般に、(a)互いに平行な軸まわりの回転可能且つ接
近離間可能に配設された一対のワークロールと、(b)
それら一対のワークロールを相対的に接近させて加圧す
る加圧手段と、(C)上記一対のワークロールの少なく
とも一方を回転駆動する回転駆動手段とを備え、複数種
類の染料前駆物質および感光性物質を内蔵した複数種類
のマイクロカプセルが表面に設けられているとともに予
め感光処理により上記感光性物質が硬度変化させられる
ことによって潜像が記録された感圧シートと、前記染料
前駆物質と発色反応する顕色剤が表面に設けられた顕色
シートとを重ね合わせて、前記加圧手段により前記一対
のワークロールの間で挟圧しつつ前記回転駆動手段によ
り少なくとも一方のワークロールを回転駆動して送り出
すことにより、前記マイクロカプセルの一部を前記感光
性物質の硬度に応じて圧潰して前記潜像を前記顕色シー
トに現像する形式の圧力現像装置が用いられている。
かかる圧力現像装置においては、加圧手段によって一対
のワークロール間に数ton もの大きな荷重が印加さ
れることから、従来ではそれら一対のワークロールがそ
の大きな荷重に対して必要とされる充分な剛性を備えた
大径ロールにてそれぞれ構成されていたが、ワークロー
ルが大径となる程感圧シートに対する加圧面積が大きく
なり、ワークロール間に加える荷重を大きくする必要が
あった。
のワークロール間に数ton もの大きな荷重が印加さ
れることから、従来ではそれら一対のワークロールがそ
の大きな荷重に対して必要とされる充分な剛性を備えた
大径ロールにてそれぞれ構成されていたが、ワークロー
ルが大径となる程感圧シートに対する加圧面積が大きく
なり、ワークロール間に加える荷重を大きくする必要が
あった。
これに対し、一対のワークロールのうちの一方を小径ロ
ールにて構成し、感圧シートに対する加圧面積を小さく
することが考えられる。この場合には、加圧手段により
比較的小さな荷重を加えるだけで圧力現像に必要な大き
な加圧力が得られるようになる。なお、このように一方
のワークロールが小径ロールにて構成された場合、剛性
が不充分であるその小径ロールを背後からハシクアップ
するハックアンプロールを配設することが望ましい。
ールにて構成し、感圧シートに対する加圧面積を小さく
することが考えられる。この場合には、加圧手段により
比較的小さな荷重を加えるだけで圧力現像に必要な大き
な加圧力が得られるようになる。なお、このように一方
のワークロールが小径ロールにて構成された場合、剛性
が不充分であるその小径ロールを背後からハシクアップ
するハックアンプロールを配設することが望ましい。
発明が解決しようとする課題
しかしながら、上記のように一対のワークロールのうち
の一方が小径ロールにて構成された圧力現像装置におい
て、感圧シートがその小径ロール側に接して加圧される
場合には、その小径ロールが軸方向において波状に撓み
変形することに起因して感圧シートにロール軸方向のス
ラスト力が作用し、これが現像に悪い影響を与えていた
。具体的には、第5図に示すように、比較的硬質の感圧
シート17が小径ロール15側に接触し且つ比較的軟質
の顕色シート19が大径ロール13側に接触して加圧さ
れる場合、小径ロール15に沿って感圧シート17が凸
凹(でこぼこ)に波打つ状態に変形させられる。このと
き、感圧シート17と顕色シート19との接触面には、
ロール間に加えられた荷重による加圧力Fのそれらの接
触面に平行な方向の成分F、(スラスト力)が作用し、
このために顕色シート19の表面にシワが発生したり画
像の再現性が損なわれたりするという問題があった。
の一方が小径ロールにて構成された圧力現像装置におい
て、感圧シートがその小径ロール側に接して加圧される
場合には、その小径ロールが軸方向において波状に撓み
変形することに起因して感圧シートにロール軸方向のス
ラスト力が作用し、これが現像に悪い影響を与えていた
。具体的には、第5図に示すように、比較的硬質の感圧
シート17が小径ロール15側に接触し且つ比較的軟質
の顕色シート19が大径ロール13側に接触して加圧さ
れる場合、小径ロール15に沿って感圧シート17が凸
凹(でこぼこ)に波打つ状態に変形させられる。このと
き、感圧シート17と顕色シート19との接触面には、
ロール間に加えられた荷重による加圧力Fのそれらの接
触面に平行な方向の成分F、(スラスト力)が作用し、
このために顕色シート19の表面にシワが発生したり画
像の再現性が損なわれたりするという問題があった。
本発明はこのような事情を背景として為されたものであ
り、その目的とするところは、大径ロールおよび小径ロ
ールにて一対のワークロールが構成された圧力現像装置
によって現像された画像におけるシワの発生などを防止
することにある。
り、その目的とするところは、大径ロールおよび小径ロ
ールにて一対のワークロールが構成された圧力現像装置
によって現像された画像におけるシワの発生などを防止
することにある。
課題を解決するための手段
かかる目的を達成するため、本発明の要旨とするところ
は、前記(a)一対のワークロールと、(b)加圧手段
と、(C)回転駆動手段とを備え、複数種類の染料前駆
物質および感光性物質を内蔵した複数種類のマイクロカ
プセルが表面に設けられているとともに予め感光処理に
より上記感光性物質が硬度変化させられることによって
潜像が記録された感圧シートと、前記染料前駆物質と発
色反応する顕色剤が表面に設けられた顕色シートとを重
ね合わせて、前記加圧手段により前記一対のワークロル
の間で挟圧しつつ前記回転駆動手段により少なくとも一
方のワークロールを回転駆動して送り出すことにより、
前記マイクロカプセルの一部を前記感光性物質の硬度に
応じて圧潰して前記潜像を前記顕色シートに現像する圧
力現像装置において、前記一対のワークロールを互いに
径寸法が異なる大径ロールおよび小径ロールにて構成す
るとともに、径寸法が大きい大径ロール側に前記感圧シ
ートを位置させてその感圧シートおよび前記顕色シート
を挟圧するようにしたことにある。
は、前記(a)一対のワークロールと、(b)加圧手段
と、(C)回転駆動手段とを備え、複数種類の染料前駆
物質および感光性物質を内蔵した複数種類のマイクロカ
プセルが表面に設けられているとともに予め感光処理に
より上記感光性物質が硬度変化させられることによって
潜像が記録された感圧シートと、前記染料前駆物質と発
色反応する顕色剤が表面に設けられた顕色シートとを重
ね合わせて、前記加圧手段により前記一対のワークロル
の間で挟圧しつつ前記回転駆動手段により少なくとも一
方のワークロールを回転駆動して送り出すことにより、
前記マイクロカプセルの一部を前記感光性物質の硬度に
応じて圧潰して前記潜像を前記顕色シートに現像する圧
力現像装置において、前記一対のワークロールを互いに
径寸法が異なる大径ロールおよび小径ロールにて構成す
るとともに、径寸法が大きい大径ロール側に前記感圧シ
ートを位置させてその感圧シートおよび前記顕色シート
を挟圧するようにしたことにある。
作用および発明の効果
このようにすれば、比較的硬質の感圧シートが径寸法の
大きい大径ロール側に位置させられた状態で顕色シート
と共に挟圧されるので、撓み変形による凸凹が殆どない
大径ロールに感圧シートが沿わされる一方、小径ロール
の凸凹は比較的軟質で厚い顕色シートによって吸収され
、それ等感圧シートと顕色シートとの接触面は大径ロー
ルに沿った滑らかな形状となる。このため、それ等の接
触面に小径ロールの変形に伴うスラスト力が生しること
はなく、顕色シートの表面、すなわち顕色剤が設けられ
て感圧シートに押圧される側の面にシワが発生したり、
画像の再現性が損なわれたりすることなく、一方のワー
クロールが小径ロールにて構成された圧力現像装置にお
いても、高品質の再現画像が得られるようになるのであ
る。
大きい大径ロール側に位置させられた状態で顕色シート
と共に挟圧されるので、撓み変形による凸凹が殆どない
大径ロールに感圧シートが沿わされる一方、小径ロール
の凸凹は比較的軟質で厚い顕色シートによって吸収され
、それ等感圧シートと顕色シートとの接触面は大径ロー
ルに沿った滑らかな形状となる。このため、それ等の接
触面に小径ロールの変形に伴うスラスト力が生しること
はなく、顕色シートの表面、すなわち顕色剤が設けられ
て感圧シートに押圧される側の面にシワが発生したり、
画像の再現性が損なわれたりすることなく、一方のワー
クロールが小径ロールにて構成された圧力現像装置にお
いても、高品質の再現画像が得られるようになるのであ
る。
実施例
以下、本発明の一実施例を図面にダづいて詳細に説明す
る。
る。
第1閲および第2図は、本発明の一実施例である圧力現
像装置10の現像時の状態を示す図であり、第1図はそ
の正面図、第2図は第1図における■−■視断面断面図
る。それぞれの図において12および14は互いに径寸
法の異なる一対のワークロールであり、この一対のワー
クロール12゜14間で感圧シー)16および顕色シー
ト18が挟圧されつつ送られて現像が行われるようにな
っている。ワークロール12および14は、径寸法が軸
心方向において一定の円柱形状を成す大径ロールおよび
小径ロールにてそれぞれ構成されている。
像装置10の現像時の状態を示す図であり、第1図はそ
の正面図、第2図は第1図における■−■視断面断面図
る。それぞれの図において12および14は互いに径寸
法の異なる一対のワークロールであり、この一対のワー
クロール12゜14間で感圧シー)16および顕色シー
ト18が挟圧されつつ送られて現像が行われるようにな
っている。ワークロール12および14は、径寸法が軸
心方向において一定の円柱形状を成す大径ロールおよび
小径ロールにてそれぞれ構成されている。
大径のワークロール12は、その両端部において位置固
定に設けられた固定フレーム20の一対のベースプレー
ト22aおよび22bにヘアリング24aおよび24b
を介して軸心!、まわりの回転可能に配設されている。
定に設けられた固定フレーム20の一対のベースプレー
ト22aおよび22bにヘアリング24aおよび24b
を介して軸心!、まわりの回転可能に配設されている。
上記一対のベースプレート22aおよび22bの内側に
は、一対の可動プレート26aおよび26bが上記軸心
llと平行な軸心i!2まわりに回動可能に配設されて
おり、小径のワークロール14は、その両端部において
その一対の可動プレー)26aおよび26bにヘアリン
グ28aおよび28bを介して上記軸心12と平行な軸
心r3まわりの回転可能に配設されている。このような
一対のワークロール12および14間で感圧シート16
が挟圧される場合においては、ワークロール14が小径
であることから感圧シー)16に対する加圧面積が小さ
く、小さな加圧荷重によっても圧力現像に必要な大きな
加圧力が得られる。
は、一対の可動プレート26aおよび26bが上記軸心
llと平行な軸心i!2まわりに回動可能に配設されて
おり、小径のワークロール14は、その両端部において
その一対の可動プレー)26aおよび26bにヘアリン
グ28aおよび28bを介して上記軸心12と平行な軸
心r3まわりの回転可能に配設されている。このような
一対のワークロール12および14間で感圧シート16
が挟圧される場合においては、ワークロール14が小径
であることから感圧シー)16に対する加圧面積が小さ
く、小さな加圧荷重によっても圧力現像に必要な大きな
加圧力が得られる。
そして、ワークロール14の下側、すなわち前記ワーク
ロール12と反対側の位置には、ワークロール14をワ
ークロール12との間に挟む状態に接触するハックアン
プロール30が、ワークロール14と同様に可動プレー
ト26aおよび26bにヘアリング32aおよび32b
を介して前記軸心r2と平行で且つ第2図において軸心
!!、l と軸心r3とを結ぶ直線上に略位置する軸心
14まわりの回転可能に配設されている。
ロール12と反対側の位置には、ワークロール14をワ
ークロール12との間に挟む状態に接触するハックアン
プロール30が、ワークロール14と同様に可動プレー
ト26aおよび26bにヘアリング32aおよび32b
を介して前記軸心r2と平行で且つ第2図において軸心
!!、l と軸心r3とを結ぶ直線上に略位置する軸心
14まわりの回転可能に配設されている。
バックアップロール30は、軸方向の中央部から両端に
向かうに従って緩やかに小径となるように軸心を含む断
面形状における外形線が湾曲させられた太鼓形状を成し
ており、図に示す現像時の状態において、主としてその
中央部にてワークロール14と接触させられて略鉛直な
方向におけるワークロール14の動きを規制してバック
アップするものである。つまり、前記ワークロール12
は大径であり、充分な剛性を備えている一方、ワークロ
ール14は小径であるため、それ単独では前記感圧シー
ト16および顕色シート18を挟圧する際の加圧反力に
よってその中央部が特に撓み変形させられ易い。しかし
、このハックアンプロール30によっ工支えられること
によりそのワークロール14の撓み変形が抑制されるの
である。
向かうに従って緩やかに小径となるように軸心を含む断
面形状における外形線が湾曲させられた太鼓形状を成し
ており、図に示す現像時の状態において、主としてその
中央部にてワークロール14と接触させられて略鉛直な
方向におけるワークロール14の動きを規制してバック
アップするものである。つまり、前記ワークロール12
は大径であり、充分な剛性を備えている一方、ワークロ
ール14は小径であるため、それ単独では前記感圧シー
ト16および顕色シート18を挟圧する際の加圧反力に
よってその中央部が特に撓み変形させられ易い。しかし
、このハックアンプロール30によっ工支えられること
によりそのワークロール14の撓み変形が抑制されるの
である。
上記固定フレーム20は上記一対のヘースプレ)22a
および22bの上部において補強ロッド34によって連
結されるとともに図示しない固定部材に一体的に固定さ
れている。この固定フレーム20には、それら一対のベ
ースプレート22aおよび22bの下部において、第3
図に示す偏心カム軸36が一対のヘアリング38aおよ
び38bを介して前記軸心1.と平行な軸心25まわり
の回転可能に配設されている。偏心カム軸36は、上記
ベアリング38aおよび38bの内側において軸心が偏
心させられた部分にそれぞれ一対のベアリング40aお
よび40bを備えているとともに、一方の軸端にプーリ
42が相対回転不能に装着されており、ヘースプレート
22bに配設されたステップモータ46によりタイミン
グベルト44を介して回動させられるようになっている
。
および22bの上部において補強ロッド34によって連
結されるとともに図示しない固定部材に一体的に固定さ
れている。この固定フレーム20には、それら一対のベ
ースプレート22aおよび22bの下部において、第3
図に示す偏心カム軸36が一対のヘアリング38aおよ
び38bを介して前記軸心1.と平行な軸心25まわり
の回転可能に配設されている。偏心カム軸36は、上記
ベアリング38aおよび38bの内側において軸心が偏
心させられた部分にそれぞれ一対のベアリング40aお
よび40bを備えているとともに、一方の軸端にプーリ
42が相対回転不能に装着されており、ヘースプレート
22bに配設されたステップモータ46によりタイミン
グベルト44を介して回動させられるようになっている
。
また、第3図からも判るように、ベアリング40aおよ
び40bの軸心は偏心カム軸36の軸心よりも寸法eだ
け偏心させられており、偏心カム軸36が第2図に示す
状態から180°回動した状態、言い換えれば、ベアリ
ング40aおよび40bの軸心が前記軸心!、の水平方
向右側に位置する状態を始点として、上記ステップモー
タ46によって所定の角度だけ偏心カム軸36が回動さ
せられるのに対応じてベアリング40aおよび40bが
移動させられるようになっている。そして、このヘアリ
ング40aおよび40bの水平方向における移動量に基
づいて、次に説明する加圧ユニッ)50aおよび50b
を介して前記一対の可動プレート26aおよび26bが
軸心12まわりに回動させられ、前記ワークロール14
がワークロール12に接近させられ、加圧されるように
なっている。第1図および第2図に示す状態は、ヘアリ
ング40aおよび40bが前記始点から2eのフルスト
ロークを水平移動させられ、ワークロール12および1
4間で前記感圧シート16を加圧している状態である。
び40bの軸心は偏心カム軸36の軸心よりも寸法eだ
け偏心させられており、偏心カム軸36が第2図に示す
状態から180°回動した状態、言い換えれば、ベアリ
ング40aおよび40bの軸心が前記軸心!、の水平方
向右側に位置する状態を始点として、上記ステップモー
タ46によって所定の角度だけ偏心カム軸36が回動さ
せられるのに対応じてベアリング40aおよび40bが
移動させられるようになっている。そして、このヘアリ
ング40aおよび40bの水平方向における移動量に基
づいて、次に説明する加圧ユニッ)50aおよび50b
を介して前記一対の可動プレート26aおよび26bが
軸心12まわりに回動させられ、前記ワークロール14
がワークロール12に接近させられ、加圧されるように
なっている。第1図および第2図に示す状態は、ヘアリ
ング40aおよび40bが前記始点から2eのフルスト
ロークを水平移動させられ、ワークロール12および1
4間で前記感圧シート16を加圧している状態である。
前記一対の可動プレート26aおよび26bは、前記軸
心2□に一致してヘースプレー)22aおよび22bに
それぞれ立設された回動軸48により回動可能にそれぞ
れ支持されており、第2図における右まわりに回動させ
られることにより、前記ワークロール14がワークロー
ル12に接近すせられるようになっている。そして、こ
の一対の可動プレート26aおよび26bの下部には、
対の加圧ユニッt−50aおよび50bがそれぞれ配設
されている。
心2□に一致してヘースプレー)22aおよび22bに
それぞれ立設された回動軸48により回動可能にそれぞ
れ支持されており、第2図における右まわりに回動させ
られることにより、前記ワークロール14がワークロー
ル12に接近すせられるようになっている。そして、こ
の一対の可動プレート26aおよび26bの下部には、
対の加圧ユニッt−50aおよび50bがそれぞれ配設
されている。
加圧ユニッ)50aは、第2図中に詳しく示すように、
軸心が前記偏心カム軸36の軸心l、と略直交する状態
に配設されたボルト52と、そのボルト52が貫通させ
られるとともに圧縮コイルスプリング54が介挿された
一対のフランジ付きスリーブ56および58と、ボルト
52のねし部先端側に螺合させられるとともに前記ヘア
リング40aと当接させられるキャップ60と、ホルト
52に対するスリーブ58の位置を規定する調整ナツト
62、およびキャンプ54の螺合位置を固定するロック
ナツト64とから構成されており、それらが一対のブラ
ケット66および68によって可動プレー)26aの内
側の側面に装着されている。なお、可動プレート26a
には、上記圧縮コイルスプリング54および一対のスリ
ーブ56゜58の収容空間を確保するために、開口窓7
0aが形成されている。また、可動プレート26b側9
加圧ユニツl−50bは、上記加圧ユニット50aと実
質的に全く同し構成で、可動プレート26bの内側の側
面に装着されている。
軸心が前記偏心カム軸36の軸心l、と略直交する状態
に配設されたボルト52と、そのボルト52が貫通させ
られるとともに圧縮コイルスプリング54が介挿された
一対のフランジ付きスリーブ56および58と、ボルト
52のねし部先端側に螺合させられるとともに前記ヘア
リング40aと当接させられるキャップ60と、ホルト
52に対するスリーブ58の位置を規定する調整ナツト
62、およびキャンプ54の螺合位置を固定するロック
ナツト64とから構成されており、それらが一対のブラ
ケット66および68によって可動プレー)26aの内
側の側面に装着されている。なお、可動プレート26a
には、上記圧縮コイルスプリング54および一対のスリ
ーブ56゜58の収容空間を確保するために、開口窓7
0aが形成されている。また、可動プレート26b側9
加圧ユニツl−50bは、上記加圧ユニット50aと実
質的に全く同し構成で、可動プレート26bの内側の側
面に装着されている。
上記加圧ユニット50aおよび50bにおいて、それぞ
れのキャップ60は可動プレート26a26bやワーク
ロール14およびバックアップロール30等の自重によ
って常に前記ヘアリング40aおよび40bのそれぞれ
の外輪外周面に当接させられている。また、それぞれの
圧縮コイルスプリング54は調整ナンド62によりスリ
ーブ58の位置が変更されることによってその予圧縮状
態が調整されるようになっており、キャンプ60がブラ
ケット68内に押し込まれていない状態においては、そ
の縮み量に対応する付勢力にてボルト52が図における
右方向に付勢されてその頭部がスリーブ56のフランジ
と反対側の端面に当接させられるようになっている。ま
た、そのボルト52に対するキャップ60の螺合位置が
適宜変更されることにより、ヘアリング40aおよび4
0bが前記始点に位置している状態における前記ワーク
ロール12とワークロール14との隙間が調整されるよ
うになっている。
れのキャップ60は可動プレート26a26bやワーク
ロール14およびバックアップロール30等の自重によ
って常に前記ヘアリング40aおよび40bのそれぞれ
の外輪外周面に当接させられている。また、それぞれの
圧縮コイルスプリング54は調整ナンド62によりスリ
ーブ58の位置が変更されることによってその予圧縮状
態が調整されるようになっており、キャンプ60がブラ
ケット68内に押し込まれていない状態においては、そ
の縮み量に対応する付勢力にてボルト52が図における
右方向に付勢されてその頭部がスリーブ56のフランジ
と反対側の端面に当接させられるようになっている。ま
た、そのボルト52に対するキャップ60の螺合位置が
適宜変更されることにより、ヘアリング40aおよび4
0bが前記始点に位置している状態における前記ワーク
ロール12とワークロール14との隙間が調整されるよ
うになっている。
このような加圧ユニン)50aおよび50bが配設され
た可動プレート26aおよび26bは、前記偏心カム軸
36の始点からの回動角に対応じて、キャップ60が第
2図における左側へ移動させられ、ワークロール14が
前記感圧シート16および顕色シート18を挟んだ状態
でワークロール12に当接することによりそれら可動プ
レート26aおよび26bの回動が停止させられるまで
は、そのキャップ60と共に右まわりに回動させられる
ようになっている。そして、可動プレート26aおよび
26bの回動が停止させられたあとは、上記キャップ6
0がさらに移動させられる分だけ前記圧縮コイルスプリ
ング54が圧縮変形させられ、その縮み量に対応する付
勢力が可動プレート26 aおよび26bに作用し、そ
の力に前記回動軸48まわりのレバー比を乗した大きさ
の付勢荷重が前記ヘアリング28aおよび28bを介し
てワークロール14に作用するようになっている。
た可動プレート26aおよび26bは、前記偏心カム軸
36の始点からの回動角に対応じて、キャップ60が第
2図における左側へ移動させられ、ワークロール14が
前記感圧シート16および顕色シート18を挟んだ状態
でワークロール12に当接することによりそれら可動プ
レート26aおよび26bの回動が停止させられるまで
は、そのキャップ60と共に右まわりに回動させられる
ようになっている。そして、可動プレート26aおよび
26bの回動が停止させられたあとは、上記キャップ6
0がさらに移動させられる分だけ前記圧縮コイルスプリ
ング54が圧縮変形させられ、その縮み量に対応する付
勢力が可動プレート26 aおよび26bに作用し、そ
の力に前記回動軸48まわりのレバー比を乗した大きさ
の付勢荷重が前記ヘアリング28aおよび28bを介し
てワークロール14に作用するようになっている。
すなわち、偏心カム軸36の回動角が前記ステップモー
タ46の駆動により制御されることによって、感圧シー
ト16を加圧するワークロール14の加圧力が現像に適
した所望の値となるように、具体的にはワークロール1
2および14の軸方向における顕色シート18の幅寸法
に応じて圧縮コイルスプリング54の圧縮変形量が変更
され得るようになっているのである。上記偏心カム軸3
6の回動角度は、顕色シート18のサイズ選択操作によ
って予め設定され、その設定された回動量が得られるよ
うにステップモータ46の作動が制御されるようになっ
ている。本実施例においては、前記ステップモータ46
、偏心カム軸36、および加圧ユニット50aおよび5
0bが、一対のワークロール12および14を相対的に
接近させて現像のために加圧する加圧手段として機能し
ている。
タ46の駆動により制御されることによって、感圧シー
ト16を加圧するワークロール14の加圧力が現像に適
した所望の値となるように、具体的にはワークロール1
2および14の軸方向における顕色シート18の幅寸法
に応じて圧縮コイルスプリング54の圧縮変形量が変更
され得るようになっているのである。上記偏心カム軸3
6の回動角度は、顕色シート18のサイズ選択操作によ
って予め設定され、その設定された回動量が得られるよ
うにステップモータ46の作動が制御されるようになっ
ている。本実施例においては、前記ステップモータ46
、偏心カム軸36、および加圧ユニット50aおよび5
0bが、一対のワークロール12および14を相対的に
接近させて現像のために加圧する加圧手段として機能し
ている。
前記ワークロール12の一方の軸端には、スプロケット
72が相対回転不能に装着されており、ヘースプレート
22aに固定されたモータ76によりチェーン74を介
して第2図における右まわりに回転駆動されるようにな
っている。ワークロール12およびワークロール14間
で挟圧された感圧シート16および顕色シート18は、
本実施例における回転駆動手段である上記モータ76の
駆動により順次圧力現像されつつ送り出されるようにな
っている。
72が相対回転不能に装着されており、ヘースプレート
22aに固定されたモータ76によりチェーン74を介
して第2図における右まわりに回転駆動されるようにな
っている。ワークロール12およびワークロール14間
で挟圧された感圧シート16および顕色シート18は、
本実施例における回転駆動手段である上記モータ76の
駆動により順次圧力現像されつつ送り出されるようにな
っている。
前記感圧シート16は、露光されることにより異なる色
の光に感光して硬化する感光性物質である感光性樹脂、
イエロ、マゼンタ、シアンの各色の染料前駆物質、およ
び重合開始剤等をそれぞれ内蔵した3種類のマイクロカ
プセルがポリエチレンテレフタレート(PET)等の樹
脂製フィルムの表面に均一に塗布されたものであり、露
光されたそれぞれのマイクロカプセルの感光性樹脂の硬
化の差によって潜像が記録されたものである。感圧シー
ト16は、ロール状に巻回されて図示しない遮光容器内
に収容されているとともに、その−端が一対のワークロ
ール12および14間を通され、その出口付近に配設さ
れたガイドユニット78により案内されて図示しない巻
取り装置により巻き取られるようになっている。なお、
この感圧シート16は、上記遮光容器と圧力現像装置1
0との間において露光され、潜像が記録されるようにな
っている。
の光に感光して硬化する感光性物質である感光性樹脂、
イエロ、マゼンタ、シアンの各色の染料前駆物質、およ
び重合開始剤等をそれぞれ内蔵した3種類のマイクロカ
プセルがポリエチレンテレフタレート(PET)等の樹
脂製フィルムの表面に均一に塗布されたものであり、露
光されたそれぞれのマイクロカプセルの感光性樹脂の硬
化の差によって潜像が記録されたものである。感圧シー
ト16は、ロール状に巻回されて図示しない遮光容器内
に収容されているとともに、その−端が一対のワークロ
ール12および14間を通され、その出口付近に配設さ
れたガイドユニット78により案内されて図示しない巻
取り装置により巻き取られるようになっている。なお、
この感圧シート16は、上記遮光容器と圧力現像装置1
0との間において露光され、潜像が記録されるようにな
っている。
また、前記顕色シート18は、軟らかいベース紙の表面
に塗布された顕色剤粒子が前記感圧シート16側の各色
の染料前駆物質と反応じて発色することにより、上記潜
像が可視化された画像がプリントされるものである。顕
色シート18は、各種のサイズに裁断されたものが多数
用意されており、その中から選択されたサイズのものが
一枚ずつ図示しない給紙装置により一対のワークロール
12および14の入口付近に配設された入口シュート8
0へ搬送されるとともに、隙間が形成された状態のワー
クロール12および14間に供給されるようになってい
る。そして、加圧されつつワークロール12および14
から送りだされた後は、前記ガイドユニット78によっ
て感圧シート16と分離され、図示しない受は皿に搬送
されるようになっている。
に塗布された顕色剤粒子が前記感圧シート16側の各色
の染料前駆物質と反応じて発色することにより、上記潜
像が可視化された画像がプリントされるものである。顕
色シート18は、各種のサイズに裁断されたものが多数
用意されており、その中から選択されたサイズのものが
一枚ずつ図示しない給紙装置により一対のワークロール
12および14の入口付近に配設された入口シュート8
0へ搬送されるとともに、隙間が形成された状態のワー
クロール12および14間に供給されるようになってい
る。そして、加圧されつつワークロール12および14
から送りだされた後は、前記ガイドユニット78によっ
て感圧シート16と分離され、図示しない受は皿に搬送
されるようになっている。
ここで、感圧シート16および顕色シート18のワーク
ロール12および14に対する位置関係は、第2図から
も明らかなように、感圧シート16が径寸法の大きいワ
ークロール12側に位置させられ、顕色シート18が径
寸法の小さいワークロール14側に位置させられており
、この状態で感圧シート16および顕色シート18が挟
圧されるようになっている。
ロール12および14に対する位置関係は、第2図から
も明らかなように、感圧シート16が径寸法の大きいワ
ークロール12側に位置させられ、顕色シート18が径
寸法の小さいワークロール14側に位置させられており
、この状態で感圧シート16および顕色シート18が挟
圧されるようになっている。
上記の如く構成された圧力現像装置10は次のように作
動させられる。先ず、前記偏心カム軸36が駆動されて
いない状態において、予め一対のワークロール12およ
び14の隙間に通された感圧シート16が、その潜像部
分が加圧位置の手前に達するまで前記巻取り装置により
巻き取ら九るとともに、その感圧シート16の下面に沿
うように前記入口シュート80を通して顕色シート18
が前記給紙装置によって供給され、感圧シート16と共
にワークロール12および14間に挟まれ得る位置にセ
ットされる。
動させられる。先ず、前記偏心カム軸36が駆動されて
いない状態において、予め一対のワークロール12およ
び14の隙間に通された感圧シート16が、その潜像部
分が加圧位置の手前に達するまで前記巻取り装置により
巻き取ら九るとともに、その感圧シート16の下面に沿
うように前記入口シュート80を通して顕色シート18
が前記給紙装置によって供給され、感圧シート16と共
にワークロール12および14間に挟まれ得る位置にセ
ットされる。
そして、次に偏心カム軸36が前記ステップモータ46
の駆動により所定の角度だけ回動させられることにより
、前記ヘアリング40aおよび40bが前記加圧ユニッ
ト50aおよび50bを介して一対の可動プレート26
aおよび26bを回動させ、ワークロール14およびバ
ックアップロール30をワークロール12側に接近、当
接させるとともに、感圧シート16および顕色シート1
8を所定の加圧力にて加圧する。その後、前記モータ7
6の駆動によりワークロール12が第2図における右ま
わりに回転させられて感圧シート16および顕色シート
18が加圧されつつ左方向へ送り出され、前記ガイドユ
ニット78により互いに分離される。そして、感圧シー
ト16および顕色シート18が所定の長さだけ送られて
現像が終了した時点で上記モータ76が停止させられる
とともに、前記ステップモータ46が逆方向に駆動され
て偏心カム軸36が逆回転させられ、一対の可動プレー
ト26aおよび26bが原位置に復帰させられる。
の駆動により所定の角度だけ回動させられることにより
、前記ヘアリング40aおよび40bが前記加圧ユニッ
ト50aおよび50bを介して一対の可動プレート26
aおよび26bを回動させ、ワークロール14およびバ
ックアップロール30をワークロール12側に接近、当
接させるとともに、感圧シート16および顕色シート1
8を所定の加圧力にて加圧する。その後、前記モータ7
6の駆動によりワークロール12が第2図における右ま
わりに回転させられて感圧シート16および顕色シート
18が加圧されつつ左方向へ送り出され、前記ガイドユ
ニット78により互いに分離される。そして、感圧シー
ト16および顕色シート18が所定の長さだけ送られて
現像が終了した時点で上記モータ76が停止させられる
とともに、前記ステップモータ46が逆方向に駆動され
て偏心カム軸36が逆回転させられ、一対の可動プレー
ト26aおよび26bが原位置に復帰させられる。
ここで、本実施例におけるワークロール12および14
による感圧シート16および顕色シート18の加圧状態
においては、前記したように、感圧シート16が大径の
ワークロール12側に、顕色シー)18が小径のワーク
ロール14側にそれぞれ位置させられて加圧されること
から、第4図に示すように、剛性が高く撓み変形の凸凹
が少ないワークロール12に感圧シート16が沿わされ
る一方、凸凹に波打つ状態に撓み変形させられたワーク
ロール14に対して比較的軟質で厚い顕色シート18が
その凸凹を埋める状態に変形させられる。このため、そ
の波打ち状態の凸凹が顕色シート18の変形によって吸
収され、感圧シート16と顕色シート18との接触面は
ワークロール12の表面に沿った滑らかな形状となるこ
とから、上記接触面の間にワークロール14の変形に伴
うスラスト力が作用することは殆どない。
による感圧シート16および顕色シート18の加圧状態
においては、前記したように、感圧シート16が大径の
ワークロール12側に、顕色シー)18が小径のワーク
ロール14側にそれぞれ位置させられて加圧されること
から、第4図に示すように、剛性が高く撓み変形の凸凹
が少ないワークロール12に感圧シート16が沿わされ
る一方、凸凹に波打つ状態に撓み変形させられたワーク
ロール14に対して比較的軟質で厚い顕色シート18が
その凸凹を埋める状態に変形させられる。このため、そ
の波打ち状態の凸凹が顕色シート18の変形によって吸
収され、感圧シート16と顕色シート18との接触面は
ワークロール12の表面に沿った滑らかな形状となるこ
とから、上記接触面の間にワークロール14の変形に伴
うスラスト力が作用することは殆どない。
なお、第4図は、ハックアップロール30によりワーク
ロール14がハックアップされていない場合の加圧状態
を示したものであるが、バックアップロール30が存在
しても、程度の差はあるものの同様な変形を住するので
ある。また、かかる第4図におけるワークロール14の
撓み変形の状態は理解を容易とするために強調して描か
れており、このことは前記第5図についても同しである
。
ロール14がハックアップされていない場合の加圧状態
を示したものであるが、バックアップロール30が存在
しても、程度の差はあるものの同様な変形を住するので
ある。また、かかる第4図におけるワークロール14の
撓み変形の状態は理解を容易とするために強調して描か
れており、このことは前記第5図についても同しである
。
このように、本実施例によれば、感圧シート16が大径
のワークロール12側乙こ位置させられて感圧ソート1
6および顕色シート18が加圧されるため、それらの接
触面においてスラスト力が作用せず、顕色シート18の
顕色剤側の面にシワが発生したり、画像の再現性が損な
われたりすることなく、一対のワークロールが大径のワ
ークロール12と小径のワークロール14とから構成さ
れている本圧力現像装置10においても、高い品質の再
現画像が得られるのである。
のワークロール12側乙こ位置させられて感圧ソート1
6および顕色シート18が加圧されるため、それらの接
触面においてスラスト力が作用せず、顕色シート18の
顕色剤側の面にシワが発生したり、画像の再現性が損な
われたりすることなく、一対のワークロールが大径のワ
ークロール12と小径のワークロール14とから構成さ
れている本圧力現像装置10においても、高い品質の再
現画像が得られるのである。
また、現像に適した所定の加圧力を得るにあたって、従
来では共に大径の一対のワークロール間で加圧していた
ため、感圧シート16に対する加圧面積が比較的大きく
なり、ワークロール間に大きな荷重を作用させる必要が
あったが、本実施例においては、一方のワークロール1
4が小径であることから、感圧シート16に対する加圧
面積が比較的小さく、圧縮コイルスプリング54により
ワークロール14に加えられる付勢荷重がそれほど大き
くなくても所定の加圧力を得ることができるとともに、
各ロールを支持するヘースプレート22aおよび22b
や可動プレート26aおよび26b等の部材を、小さな
付勢荷重に対応じて軽量且つ簡略に構成し得るのである
。
来では共に大径の一対のワークロール間で加圧していた
ため、感圧シート16に対する加圧面積が比較的大きく
なり、ワークロール間に大きな荷重を作用させる必要が
あったが、本実施例においては、一方のワークロール1
4が小径であることから、感圧シート16に対する加圧
面積が比較的小さく、圧縮コイルスプリング54により
ワークロール14に加えられる付勢荷重がそれほど大き
くなくても所定の加圧力を得ることができるとともに、
各ロールを支持するヘースプレート22aおよび22b
や可動プレート26aおよび26b等の部材を、小さな
付勢荷重に対応じて軽量且つ簡略に構成し得るのである
。
以上、本発明の一実施例を図面に基づいて説明したが、
本発明はその他の態様においても適用され得る。
本発明はその他の態様においても適用され得る。
たとえば、前述の実施例においては、種々のサイズの顕
色シート18に応じて加圧力が変更されるようになって
いるが、一定の大きさの顕色シー)18のみを取り扱う
場合等においては、偏心カム軸36を一定角度だけ回転
駆動して常に一定の荷重を加えて圧力現像するようにし
ても良い。
色シート18に応じて加圧力が変更されるようになって
いるが、一定の大きさの顕色シー)18のみを取り扱う
場合等においては、偏心カム軸36を一定角度だけ回転
駆動して常に一定の荷重を加えて圧力現像するようにし
ても良い。
また、前述の実施例においては、一対の可動プレート2
6aおよび26bが固定フレーム20に対して軸心!2
まわりに回動させられることにより、ワークロール14
がワークロール12に対して接近離間させられるように
構成されていたが、例えば、可動プレート26aおよび
26bが直線的にガイドされてワークロール14がワー
クロール12に対して直線的に接近離間させられるよう
に構成されてもよい。
6aおよび26bが固定フレーム20に対して軸心!2
まわりに回動させられることにより、ワークロール14
がワークロール12に対して接近離間させられるように
構成されていたが、例えば、可動プレート26aおよび
26bが直線的にガイドされてワークロール14がワー
クロール12に対して直線的に接近離間させられるよう
に構成されてもよい。
また、前述の実施例におけるハックアンプロール30は
、軸心を含む断面形状における外形線が湾曲させられた
太鼓形状を成すクラウンロールであったが、これに替え
て、たとえば、ワークロール14とその略全長に亘って
接触する一定径の円柱形状のロールや、ワークロール1
4に対して軸心を傾斜させられてその中央部分が主とし
てワークロール14の中央部分に接触するように配設さ
れるスキューロールなどがハックアップロールとして用
いられてもよい。また、ハックアップロールを必ずしも
設ける必要はなく、省略することも可能である。
、軸心を含む断面形状における外形線が湾曲させられた
太鼓形状を成すクラウンロールであったが、これに替え
て、たとえば、ワークロール14とその略全長に亘って
接触する一定径の円柱形状のロールや、ワークロール1
4に対して軸心を傾斜させられてその中央部分が主とし
てワークロール14の中央部分に接触するように配設さ
れるスキューロールなどがハックアップロールとして用
いられてもよい。また、ハックアップロールを必ずしも
設ける必要はなく、省略することも可能である。
また、前述の実施例においては、ワークロール14をバ
ックアップする1つのハックアップロール30がワーク
ロール12を含めてそれらの軸心が略−直線上に位置す
る状態に配設されていたが、これに替えて、ワークロー
ル12と反対側の広い範囲において複数のバンクアップ
ロールが配設されてもよい。
ックアップする1つのハックアップロール30がワーク
ロール12を含めてそれらの軸心が略−直線上に位置す
る状態に配設されていたが、これに替えて、ワークロー
ル12と反対側の広い範囲において複数のバンクアップ
ロールが配設されてもよい。
また、前述の実施例においては、前記ステ・ンプモーク
46、偏心カム軸36、および加圧ユニット50aおよ
び50bなどにより加圧手段が構成されていたが、これ
に替えて、例えばシリンダとピストンを備えた流体式ア
クチュエータや、クランク機構、歯車−ラック機構等の
よく知られた他の駆動押圧機構によって構成されても差
支えない。
46、偏心カム軸36、および加圧ユニット50aおよ
び50bなどにより加圧手段が構成されていたが、これ
に替えて、例えばシリンダとピストンを備えた流体式ア
クチュエータや、クランク機構、歯車−ラック機構等の
よく知られた他の駆動押圧機構によって構成されても差
支えない。
また、前述の実施例においては、回転駆動手段としての
モータ76がワークロール12を駆動していたが、これ
に替えて、モータ76がワークロール14を駆動したり
、ワークロール12とワークロール14とを周速が一致
するように同期させて共に駆動したりしてもよい。
モータ76がワークロール12を駆動していたが、これ
に替えて、モータ76がワークロール14を駆動したり
、ワークロール12とワークロール14とを周速が一致
するように同期させて共に駆動したりしてもよい。
また、前述の実施例においては、異なる色の光に感光し
て硬化する3種類のマイクロカプセルによりカラー現像
をする場合であったが、光の強度差によって硬化する複
数種類の感圧カプセルにより潜像が記録された感圧シー
トを圧力現像して濃淡画像を得るなどの場合や、光取外
の作用によってそれぞれ硬化させられる複数種類の感圧
カプセルにより潜像が記録された感圧シートを現像する
場合等においても本発明を適用することが可能である。
て硬化する3種類のマイクロカプセルによりカラー現像
をする場合であったが、光の強度差によって硬化する複
数種類の感圧カプセルにより潜像が記録された感圧シー
トを圧力現像して濃淡画像を得るなどの場合や、光取外
の作用によってそれぞれ硬化させられる複数種類の感圧
カプセルにより潜像が記録された感圧シートを現像する
場合等においても本発明を適用することが可能である。
なお、上述したのはあくまで本発明の一実施例であり、
本発明はその精神を逸脱することなく当業者の知識に基
づいて種々の変更、改良を加えた態様で実施することが
できるものである。
本発明はその精神を逸脱することなく当業者の知識に基
づいて種々の変更、改良を加えた態様で実施することが
できるものである。
第1図は、本発明の一実施例である圧力現像装置の正面
図である。第2図は、第1図における■■視断面図であ
る。第3図は、第1図の装置の偏心カム軸等を示す図で
ある。第4図は、第1圓の実施例における感圧シートお
よび顕色シートの加圧状態を説明する図である。第5図
は、感圧シートと顕色シートとの配置が第1図の実施例
の場合とは逆の場合を説明する第4図に相当する図てあ
る。 :圧力現像装置 :ワークロール :ワークロール :感圧シート :偏心カム軸 (大径ロール) (小径ロール) 18:顕色シート ]
図である。第2図は、第1図における■■視断面図であ
る。第3図は、第1図の装置の偏心カム軸等を示す図で
ある。第4図は、第1圓の実施例における感圧シートお
よび顕色シートの加圧状態を説明する図である。第5図
は、感圧シートと顕色シートとの配置が第1図の実施例
の場合とは逆の場合を説明する第4図に相当する図てあ
る。 :圧力現像装置 :ワークロール :ワークロール :感圧シート :偏心カム軸 (大径ロール) (小径ロール) 18:顕色シート ]
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 互いに平行な軸まわりの回転可能且つ接近離間可能に配
設された一対のワークロールと、該一対のワークロール
を相対的に接近させて加圧する加圧手段と、該一対のワ
ークロールの少なくとも一方を回転駆動する回転駆動手
段とを備え、複数種類の染料前駆物質および感光性物質
を内蔵した複数種類のマイクロカプセルが表面に設けら
れているとともに予め感光処理により該感光性物質が硬
度変化させられることによって潜像が記録された感圧シ
ートと、前記染料前駆物質と発色反応する顕色剤が表面
に設けられた顕色シートとを重ね合わせて、前記加圧手
段により前記一対のワークロールの間で挟圧しつつ前記
回転駆動手段により少なくとも一方のワークロールを回
転駆動して送り出すことにより、前記マイクロカプセル
の一部を前記感光性物質の硬度に応じて圧潰して前記潜
像を前記顕色シートに現像する圧力現像装置において、 前記一対のワークロールを互いに径寸法が異なる大径ロ
ールおよび小径ロールにて構成するとともに、径寸法が
大きい大径ロール側に前記感圧シートを位置させて該感
圧シートおよび前記顕色シートを挟圧するようにしたこ
とを特徴とする圧力現像装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12202290A JPH0416944A (ja) | 1990-05-11 | 1990-05-11 | 圧力現像装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12202290A JPH0416944A (ja) | 1990-05-11 | 1990-05-11 | 圧力現像装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0416944A true JPH0416944A (ja) | 1992-01-21 |
Family
ID=14825651
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12202290A Pending JPH0416944A (ja) | 1990-05-11 | 1990-05-11 | 圧力現像装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0416944A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100717656B1 (ko) * | 1999-10-22 | 2007-05-15 | 소니 가부시끼 가이샤 | 기억 매체, 데이터 기억 장치, 데이터 편집 장치, 데이터 기억 방법 및 데이터 편집 방법 |
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1990
- 1990-05-11 JP JP12202290A patent/JPH0416944A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100717656B1 (ko) * | 1999-10-22 | 2007-05-15 | 소니 가부시끼 가이샤 | 기억 매체, 데이터 기억 장치, 데이터 편집 장치, 데이터 기억 방법 및 데이터 편집 방법 |
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